JP2009165086A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子前面に配される防塵光学部材の表面に着く塵埃の種類や状態に関係なく、その除塵効果を高めることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】振れ防止のために撮像素子を撮像面に沿う平面内で移動させる防振用の第1,第2のリニア型超音波モータを備えることを利用し、撮像素子と一体的な防塵フィルタ33の除塵時には、リニア型超音波モータを作動させて防塵フィルタ33に光軸方向に直交する方向の揺さぶり動作を加えるとともに、圧電素子34を作動させて防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させることで、防塵フィルタ33の表面にふんわりと乗った綿埃等のゴミや防塵フィルタ33の表面に固着した砂等の微小ゴミであっても除塵できるようにした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、CCD等の撮像素子の前面に防塵用の防塵光学部材を備えるデジタルカメラ等の撮像装置に関するものである。
従来より、撮影光学系を透過した被写体からの光束に基づいて形成される被写体像を受けて、これに対応した画像信号を生成するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えたデジタルカメラ等の撮像装置が一般的に実用化され広く普及している。
このような撮像装置においては、撮影動作に先立って撮影対象となる被写体を観察する等のためにファインダ装置を具備するものがある。このファインダ装置の一つとして、例えば撮影光学系により形成される被写体像を観察できるように構成されるとともに、撮影動作時には撮影光学系を透過した被写体光束を撮像素子の撮像面へ導くように構成した一眼レフレックス方式の光学ファインダ装置がある。
そして、近年においては、一眼レフレックス方式のファインダ装置を具備するとともに、カメラ本体に対して撮影光学系を着脱自在に構成し、使用者が所望のときに撮影光学系を任意に着脱し交換することで、単一のカメラ本体において複数種類の撮影光学系を選択的に使用できるように構成したレンズ交換可能な一眼レフレックス方式のデジタルカメラが一般に普及しつつある。
このようなレンズ交換可能なデジタルカメラにおいては、撮影光学系をカメラ本体から取り外した際に、空気中に浮遊する塵埃等がカメラ本体の内部に侵入する可能性がある。また、カメラ本体の内部には、例えばシャッタ機構や絞り機構等、機械的に動作する各種の機構が配設されていることから、これら各種の機構等からは、その動作中に微小ゴミ等が発生する場合もある。
そして、シャッタ機構が開状態になる撮影動作中には、撮影光学系の後方に配置される撮像素子の撮像面がカメラ内部の外気に晒される状態となる。このことから、上述のようにして生じた塵埃や微小ゴミ等が撮像素子の撮像面に付着してしまうことがある。
こうして撮像面に付着した塵埃や微小ゴミ等は、撮像素子によって生成される画像信号により表わされる画像に影を生じさせてしまう等の悪影響を与える可能性がある。
このような事態に対する対策として、撮像素子の前面に防塵用の光学素子を配置するとともに、撮像素子と防塵用の光学素子との間の空間を密閉状態となし、圧電素子等による加振手段を振動させることにより、防塵用の光学素子の前面側表面に付着した塵埃を除去するようにした提案例がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−348104号公報
しかしながら、防塵用の光学素子の表面に付着するゴミとしては、砂などの微小ゴミや綿埃のようなゴミがある。ここで、特許文献1では、加振手段によって防塵用の光学素子に屈曲振動を発生させているだけであり、砂などの比較的小さくて光学素子表面に固着している微小ゴミは落としやすいが、綿埃のように光学素子表面にふんわり乗っているような塵埃は落としにくいものであり、塵埃除去効果が不十分である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撮像素子前面に配される防塵光学部材の表面に着く塵埃の種類や状態に関係なく、その除塵効果を高めることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮影光学系により形成された被写体像を撮像面上で受光し電気信号に変換する撮像素子と、該撮像素子の前記撮像面側に密閉空間を形成するように前記撮像素子を覆う防塵光学部材と、該防塵光学部材に屈曲振動を発生させる加振部材と、前記撮像素子および前記防塵光学部材を囲んで一体に保持する第1の枠と、該第1の枠を囲むように形成されて、前記第1の枠を前記撮像面に沿う第1の方向に移動可能に保持する第2の枠と、該第2の枠を囲むように形成されて、前記第2の枠を前記撮像面に沿い前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能に保持する固定部材と、前記第1の枠に対して押圧されて前記第2の枠に保持され、前記第1の枠を前記第2の枠に対して前記第1の方向に移動させる第1のリニア型超音波モータと、前記第2の枠に対して押圧されて前記固定部材に保持され、前記第2の枠を前記固定部材に対して前記第2の方向に移動させる第2のリニア型超音波モータと、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを作動させる除塵制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記第1のリニア型超音波モータは、屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となる縦屈曲振動が可能な第1の縦屈曲振動子であり、前記第1の枠に対して前記光軸方向に押圧されて配設され、前記第2のリニア型超音波モータは、屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となる縦屈曲振動が可能な第2の縦屈曲振動子であり、前記第2の枠に対して前記光軸方向に押圧されて配設されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを順次作動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを同時に作動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1の縦屈曲振動子を屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となるように作動させるとともに、前記加振部材を作動させることを特徴とする。
本発明にかかる撮像装置は、振れ防止のために撮像素子を撮像面に沿う平面内で移動させる防振用の第1,第2のリニア型超音波モータを備えることを利用し、防塵光学部材の除塵時には、第1のリニア型超音波モータと第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方を作動させるとともに、加振部材を作動させることで、加振部材による防塵光学部材の屈曲振動だけでなく、超音波リニアモータ作動による防塵光学部材の揺さぶり動作或いは光軸方向の叩き動作といった異なる振動や衝撃を加えることで、防塵光学部材の表面にふんわり乗った綿埃等のゴミや防塵光学部材の表面に固着した砂等の微小ゴミであっても除塵することができ、よって、撮像素子前面に配される防塵光学部材の表面に着く塵埃の種類や状態に関係なく、その除塵効果を高めることができるという効果を奏する。
以下、本発明にかかる撮像装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態の撮像装置は、光電変換によって画像信号を得る撮像素子を含む撮像ユニットの手ブレ補正を行うための手ブレ補正機構を搭載するとともに、撮像素子に対する防塵機構を搭載したものであり、ここでは、一例としてレンズ交換可能な一眼レフレックス式デジタルカメラへの適用例として説明する。なお、本発明は、実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。
まず、図1を参照して本実施の形態のカメラのシステム構成例について説明する。図1は、本実施の形態のカメラの主に電気的なシステム構成を概略的に示すブロック図である。本実施の形態のカメラは、カメラ本体としてのボディユニット100と、アクセサリの一つである交換レンズとしてのレンズユニット10とによりシステム構成されている。
レンズユニット10は、ボディユニット100の前面に設けられた図示しないレンズマウントを介して着脱自在である。レンズユニット10の制御は、自身が有するレンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、“Lucom”と称する)5が行う。ボディユニット100の制御は、ボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、“Bucom”と称する)50が行う。これらLucom5とBucom50とは、ボディユニット100にレンズユニット10を装着した状態において通信コネクタ6を介して通信可能に電気的に接続される。そして、カメラシステムとして、Lucom5がBucom50に従属的に協働しながら稼動するように構成されている。
レンズユニット10は、撮影レンズ1と絞り3を備える。撮影レンズ1は、レンズ駆動機構2内に設けられた図示しないDCモータによって駆動される。絞り3は、絞り駆動機構4内に設けられた図示しないステッピングモータによって駆動される。Lucom5は、Bucom50の指令に基づいてこれら各モータを制御する。
ボディユニット100内には、以下のような構成部材が図示の如く配設されている。例えば、撮影光学系としての一眼レフ方式の構成部材(ペンタプリズム12、クイックリターンミラー11、接眼レンズ13、サブミラー11a)と、撮影光軸上のフォーカルプレーン式のシャッタ15と、サブミラー11aからの反射光束を受けてデフォーカス量を検出するためのAFセンサユニット16が設けられている。AFセンサユニット16は、位相差検出方式によるもので、レンズ16aと反射ミラー16bとCCD等による受光素子16cとを備える。
また、AFセンサユニット16の受光素子16cの出力をBucom50側に出力するAF用インターフェイス回路17と、クイックリターンミラー11を駆動制御するミラー駆動回路18と、シャッタ15の先幕と後幕を駆動するばねをチャージするシャッタチャージ機構19と、これら先幕と後幕の動きを制御するシャッタ制御回路20と、ペンタプリズム12からの光束を検出する測光センサ21aに基づき測光処理を行う測光回路21が設けられている。
撮影光軸上には、上述の撮影光学系を通過した被写体像を光電変換するための撮像ユニット30が設けられている。撮像ユニット30は、撮像素子であるCCD31やその前面に配設された光学ローパスフィルタ(LPF)32、防塵光学部材である防塵フィルタ33をユニットとして一体化してなるものである。撮像素子は、CCD31に代えてCMOSセンサ等であってもよい。防塵フィルタ33の周縁部には、加振部材である圧電素子34が取り付けられている。圧電素子34は、2つの電極を有しており、Bucom50による制御の下に駆動回路を含む防塵フィルタ制御回路48によって圧電素子34を所定の周波数で振動させて防塵フィルタ33を屈曲振動させることで、フィルタ表面に付着した塵埃や異物などを除去し得るように構成されている。撮像ユニット30に対しては、後述する手ブレ補正用の防振ユニットが付加されている。
また、本実施の形態のカメラシステムは、CCD31を駆動するタイミングジェネレータを含む駆動回路とノイズ低減やゲインコントロール用のCDS/AGC回路とA/D変換処理を行うA/D変換部等を備えてCCD31に接続されたAFE(Analog Front End)IC回路23と、液晶モニタ24、記憶領域として機能するSDRAM25、Flash ROM26などを利用して画像処理する画像処理コントローラ28とを備え、電子撮像機能とともに電子記録表示機能を提供できるように構成されている。ここで、記録メディア27は、各種のメモリカードや外付けのHDD等の外部記録媒体であり、通信コネクタを介してカメラ本体と通信可能かつ交換可能に装着される。そして、この記録メディア27に撮影により得られた画像データが記録される。その他の記憶領域としては、カメラ制御に必要な所定の制御パラメータを記憶する、例えばEEPROMからなる不揮発性メモリ29がBucom50からアクセス可能に設けられている。
Bucom50には、当該カメラの動作状態を表示出力によってユーザへ告知するための動作表示用LCD51および動作表示用LED51aと、カメラ操作SW52とが設けられている。カメラ操作SW52は、例えばレリーズSW、モード変更SWおよびパワーSWなど、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群である。さらに、電源としての電池54と、電池54の電圧を当該カメラシステムを構成する各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給する電源回路53が設けられ、外部電源からジャックを介して電流が供給されたときの電圧変化を検知する電圧検出回路も設けられている。
上述のように構成されたカメラシステムの各部は、概略的には以下のように稼動する。まず、画像処理コントローラ28は、Bucom50の指令に従ってAFEIC回路23を制御してCCD31から画像データを取り込む。この画像データは画像処理コントローラ28でビデオ信号に変換され、液晶モニタ24で出力表示される。ユーザは、この液晶モニタ24の表示画像から、撮影した画像イメージを確認できる。
SDRAM25は、画像データの一時的保管用メモリであり、画像データが変換される際のワークエリアなどに使用される。また、画像データは、JPEGデータに変換された後、記録メディア27に保管される。
ミラー駆動機構18は、クイックリターンミラー11をアップ位置とダウン位置へ駆動するための機構であり、このクイックリターンミラー11がダウン位置にある時、撮影レンズ1からの光束はAFセンサユニット16側とペンタプリズム12側へと分割されて導かれる。AFセンサユニット16内のAFセンサからの出力は、AFセンサ駆動回路17を介してBucom50へ送信されて周知の測距処理が行われる。一方、ペンタプリズム12を通過した光束の一部は測光回路21内の測光センサ21aへ導かれ、ここで検知された光量に基づき周知の測光処理が行われる。
次に、図2を参照してCCD31を含む撮像ユニット30について説明する。図2は、撮像ユニット30の構成例を示す縦断側面図である。撮像ユニット30は、撮影光学系を透過し撮像面上に照射された光に対応した画像信号を得る撮像素子としてのCCD31と、CCD31の撮像面側に配設され、撮影光学系を透過して照射される被写体光束から高周波成分を取り除く光学ローパスフィルタ(LPF)32と、この光学LPF32の前面側において所定間隔をあけて対向配置された防塵フィルタ33と、この防塵フィルタ33の周縁部に配設されて防塵フィルタ33に対して所定の屈曲振動を与えるための圧電素子34とを備える。
ここで、CCD31のCCDチップ31aは固定板35上に配設されたフレキシブル基板31b上に直接実装され、フレキシブル基板31bの両端から出た接続部31c,31dが主回路基板36に設けられたコネクタ36a,36bを介して主回路基板36側と接続されている。主回路基板36上には、AFEIC回路23が搭載されている。また、CCD31が有する保護ガラス31eは、スペーサ31fを介してフレキシブル基板31b上に固着されている。
また、CCD31と光学LPF32との間には、弾性部材等からなるフィルタ受け部材37が配設されている。このフィルタ受け部材37は、CCD31の前面側周縁部で撮像面の有効範囲を避ける位置に配設され、かつ、光学LPF32の背面側周縁部の近傍に当接することで、CCD31と光学LPF32との間を略気密性が保持されるように構成されている。そして、CCD31と光学LPF32とを気密的に覆うホルダ38が配設されている。ホルダ38は、撮影光軸周りの略中央部分に矩形状の開口38aを有する枠形状に形成され、この開口38aの防塵フィルタ33側の内周縁部には断面が略L字形状の段部38bが形成され、開口38aに対してその後方側から光学LPF32およびCCD31が配設されている。ここで、光学LPF32の前面側周縁部を段部38bに対して略気密的に接触させるように配置することで、光学LPF32は段部38bによって撮影光軸方向における位置規制がなされ、ホルダ38の内部から前面側に対する抜け止めがなされる。
一方、後述の手ブレ補正機構中の第1の枠となるホルダ38の前面側の周縁部には、防塵フィルタ33を光学LPF32の前面に所定間隔あけて保持するために段部38b周りで段部38bよりも前面側に突出させた防塵フィルタ受け部38cが全周に亘って形成されている。全体として円形ないしは多角形の板状に形成された防塵フィルタ33は、板ばね等の弾性体によって形成されてねじ39で防塵フィルタ受け部38cに固定された押圧部材40による押圧状態で防塵フィルタ受け部38cに支持される。ここで、防塵フィルタ33の背面側の外周縁部に配設された圧電素子34部分には、防塵フィルタ受け部38cとの間に環状のシール41が介在され、気密状態が確保され、CCD31の撮像面側との間に密閉空間を形成している。撮像ユニット30は、このようにしてCCD31を搭載する所望の大きさに形成されたホルダ38を備える気密構造に構成されている。
ここで、図3−1を参照して、圧電素子34による防塵フィルタ33の加振動作の原理について説明する。例えば、圧電素子34に負電圧を印加した場合、防塵フィルタ33は図3−1において実線で示すように変形する。一方、圧電素子34に正電圧を印加した場合、防塵フィルタ33は図3−1において点線で示すように変形する。この場合、符号33aで示す振動の節の位置では、実質的に振幅は零になることから、この節33aに対応する位置で防塵フィルタ33を支持することで、振動を阻害することがない。よって、圧電素子34に対して周期的な電圧を印加することで、防塵フィルタ33は屈曲振動し、防塵フィルタ33の表面に付着した塵埃等が除去される。
なお、図3−1は、1次の振動を発生させた場合の例を示しているが、これに限らず、高次の振動を発生させてもよい。図3−2は、防塵フィルタ33に2次振動を発生させた場合の変形の様子を示す動作原理図である。この場合、符号33a,33bで示すように二対の節が存在することになるが、外側に位置する節33aに対応する位置で防塵フィルタ33を支持するようにすればよい。
次に、撮像ユニット30に付加された手ブレ補正機構について説明する。本実施の形態では、撮影光軸の方向をZ軸方向とした場合、撮影光軸に直交するXY平面内(CCD31の撮像面に沿う面内)で直交する第1の方向であるY軸方向および第2の方向であるX軸方向に撮像素子であるCCD31をブレを補償するように変位移動させるものであり、手ブレ補正用の駆動装置を含む防振ユニットは、所定の周波電圧が印加されることにより駆動部に楕円振動を生ずる縦屈曲振動子を駆動源として用い、撮像ユニット30中のCCD31を搭載したホルダ38を移動対象物(第1の枠)として構成される。
まず、本実施の形態の駆動装置で駆動源として用いるリニア型超音波モータの一例をなす縦屈曲振動子の動作原理について説明する。図4は、縦屈曲振動子の動作原理を示す模式図である。縦屈曲振動子200は、所定の大きさで全体的に細長い矩形形状に形成された圧電体201と圧電体201の片面側に片寄らせて中心対称に形成された一対の駆動電極202,203とからなる圧電素子204と、駆動電極202,203に対応する圧電体201の表面位置に圧電素子204の中心軸と平行な仮想軸線に沿って配置された2つの駆動子205,206とを備える。ここで、縦屈曲振動子200に長手方向に伸縮する縦振動のみを発生させると縦振動の節は節面となる。節面は振幅をもたず、圧電体201は、長手方向の端面が最大の振幅となる。一方、縦屈曲振動子200に屈曲振動のみを発生させると、節は節線となる(図4中の紙面表裏方向)。節線は、節面上に存在し、振幅を持たず、圧電体201は、節線回りに回転振動をする。縦屈曲振動子200は、矢印Atで示す振動方向の縦振動と矢印Atに直交する矢印Akで示す振動方向の屈曲振動との合成により駆動子205,206に楕円振動を生ずるものである。
そこで、圧電体201の一方の駆動電極202に所定周波数の正弦波による周波電圧を印加するととともに、他方の駆動電極203に駆動電極202に印加する周波電圧の周波数と同じ周波数で位相のずれた正弦波による周波電圧を印加する。印加する周波電圧の周波数は、圧電体201の中央が屈曲振動の節となり、駆動子205,206部分が屈曲振動の腹となり、かつ、圧電体201の縦振動の節面が屈曲振動の節と一致するような所定の数値に設定する。すると、印加する周波電圧の+,−の変化に伴い、振動子200は、図4(b)に示す状態を含めて、図4(a)〜(c)に示す屈曲振動と縦振動とを繰り返し、駆動子205,206の表面には楕円振動が発生する。よって、振動子200の駆動子205,206側に駆動対象となる移動部材を押圧接触させて配設することで、移動部材は駆動子205,206の表面に生ずる楕円振動の向きに従い移動することとなる。
この際、駆動電極202,203に印加する周波電圧の位相差を変えることで、駆動子204,205の表面に発生する楕円振動の形状を変えることが可能であり、これにより縦屈曲振動子200に駆動されて移動する移動体の移動速度を変えることができる。例えば、周波電圧の位相差が0°であれば速度は0であるが、位相差を増やすと速度は次第に上がり、位相差90°で最大速度となり、また、90°を超えて位相差を大きくすると逆に速度は次第に下がり、位相差180°では再び速度0となる。位相差を負の値にすると、駆動子204,205に発生する楕円振動の回転方向が逆転し、移動体を逆方向に駆動することが可能となる。この場合も、位相差−90°のときに最大速度となる。
つづいて、このような縦屈曲振動子を駆動源として用いる防振ユニットについて図5〜図7を参照して説明する。図5は、防振ユニットの構成例を示す分解斜視図であり、図6は、X軸駆動機構部を抽出して示す概略縦断側面図であり、図7は、そのガイド軸受構造を示す断面図である。
まず、防振ユニット300は、光学LPF32、防塵フィルタ33等ともにCCD31を一体に搭載して第1の枠となるホルダ38をX軸方向およびY軸方向に移動させる最終的な移動対象物とするものであり、撮影光軸周りの開口301aを囲む枠部301bを有する枠形状でホルダ38を第1の方向であるY軸方向に移動可能に搭載するよう所望の大きさに形成されたX枠(第2の枠)301と、撮影光軸周りの開口302aを囲む枠部302bを有する枠形状でX枠301を第2の方向であるX軸方向に移動可能に搭載するよう所望の大きさに形成されて図示しないカメラ本体に固着されたフレーム(固定部材)302と、を備える。
そして、X枠301をフレーム302に対してX軸方向に変位移動させるX軸駆動機構部310xと、ホルダ38をX枠301に対してY軸方向に変位移動させるY軸駆動機構310yとを備え、ホルダ38をX枠301とともにフレーム302に対してX軸方向に変位移動させるとともにX枠301に対してY軸方向に変位移動させることにより、ホルダ38に搭載されたCCD31はXY平面内でX軸方向およびY軸方向にブレを補償するように変位移動される。
ここで、X軸駆動機構部310xの構成について説明する。X軸駆動機構部310xは、X軸振動子(第2のリニア型超音波モータ,第2の縦屈曲振動子)320xと、X枠301に一体に固定されてX枠301とともに駆動対象となる移動体311xを構成する摺動体330xと、X軸振動子320xを摺動体330x側に付勢する押圧機構340xとを備える。
X軸振動子320xは、図4で説明した縦屈曲振動子200の動作原理に従い、所定の周波電圧が印加されることにより楕円振動が発生する駆動子321x,322xを矩形状の圧電体323xの片面に備える。X軸振動子320xは、圧電体323xの駆動子321x,322xと相反する側の中央位置に振動子ホルダ324xを有し、振動子ホルダ324xに形成された突起325xがフレーム302の溝342xに嵌合することで、X軸振動子320xはX軸方向の移動が規制されるように位置決めされて保持されている。このような構成により駆動子321x,322xに生じる楕円振動による駆動力がX軸方向に作用する。
また、摺動体330xは、軸受け(被ガイド部)331x上に摺動板(摺動部)332xを固着してなる。軸受け331xは、X軸振動子320xの駆動子321x,322xが押圧されて摺動板332xに接触する位置でX枠301の一部に対して例えばビス333xにより一体となるように固定されている。なお、X枠301に対する摺動体330xの固定は、ビス止めに限らず、接着等であってもよく、固定方式は、特に問わない。ここで、摺動体330xは、所望の大きさに形成されたX枠301に比して小さな大きさ(X軸振動子320x相当の大きさ)で形成されたものである。また、X枠301が樹脂材料やアルミニウム等により形成されているのに対して、摺動板332xは耐磨耗性を有するセラミックス等を用いて剛性を高めて形成され、軸受け331xは、フェライト系のステンレス等の焼入れ可能な材質に焼入れをして剛性を高めたものである。
また、フレーム302は、フレーム302に形成された開口形状の取付部に配置されて摺動体330xの軸受け331xに対向するようにビス303xで固定された軸受け(ガイド部)304xを備える。この軸受け304xには、図7に示すように、X軸方向に沿わせたV溝305xが、磨耗防止用のV溝板306xを固着して形成されている。軸受け331xには、図7に示すように、軸受け304xのV溝305x(V溝板306x)に対向するV溝334xが形成されている(図6では図示を省略している)。ここで、リテーナ335xで位置決めされた2個のボール336x(転動体)をV溝305x,334x間に挟み込ませることにより、軸受け304x,331xは、X軸方向に沿って1列に配列された2個のボール336xを有する構造とされている。2個のボール336xは、図6等に示すように、駆動子321x,322x直下となる位置付近に位置決めされており、リテーナ335xによりX軸方向の移動が規制されている。なお、転動体としてはボールに限らず、ローラでもよい。
押圧機構340xは、スペーサ343xを介して一端がビス344xによりフレーム302に固定されてX軸振動子320xを保持する押圧板341xと、この押圧板341xの他端側をフレーム302に固定するビス345x周りにスペーサ346xを介して配設されX軸振動子320xの駆動子321x,322xが摺動板332xに押圧接触するように押圧板341xを付勢する押圧ばね347xとを備える。押圧機構340xによる押圧力は、15N(ニュートン)程度の非常に大きな力に設定されている。
なお、軸受け331xはボール336xの中心を通り、V溝334xに平行な軸周りに回転可能であるが、軸受け331xがX枠301に一体化され、軸受け331xからX軸方向とは異なる方向の離れた位置(枠部302b上で最も離れた、ほぼ対角位置)でフレーム302とX枠301との間に1つのボール307x(転動体)が配設されている。このボール307xは、ボール307x近傍でフレーム302の突起部302cとX枠301の突起部301cとの間に係止させたばね308xによる付勢力で挟持状態に維持され、フレーム302に対するX枠301の撮影光軸(Z軸)方向の間隔を維持するように位置決めする。ここで、ばね308xの付勢力は、X軸周りの浮き上がりを防止してボール307xの挟持状態を維持できればよく、押圧ばね347xの付勢力に比して数段弱く設定されている。これにより、X枠301と摺動体330xとからなる移動体311xは、フレーム302に対して2個のボール336xと1個のボール307xとによる3点支持で移動し得る構成とされている。また、ボール307xをボール336xに対して、撮影光軸及び開口301aを挟んで反対側に配することで、ボール307xとボール336xとの距離を離間することができるので、安定した3点支持構造とすることができる。
一方、Y軸駆動機構部310yも、基本構造はX軸駆動機構部310xと同様であり、同一または対応する部分には同一符号に添え字yを付して示し、説明も省略する。なお、Y軸振動子(第1のリニア型超音波モータ,第1の縦屈曲振動子)320yを備えるY軸駆動機構部310yは、X枠301を第2の枠とし、ホルダ38を移動対象となる第1の枠とするものであり、ホルダ38には一体に固定されてホルダ38とともに駆動対象となる移動体(第2の移動体)311yを構成する摺動体330yを備える。
また、防振ユニット300は、ボディユニット100のX軸周りのブレ(ピッチ方向のブレ)を検出するX軸ジャイロ350xとボディユニット100のY軸周りのブレ(ヨー方向のブレ)を検出するY軸ジャイロ350yとがフレーム302に配設されている。また、CCD31の位置を検出する位置検出装置360を備える。位置検出装置360は、図5中に示すように、ホルダ38と一体的なアーム部361の先端に保持された磁石362と、フレーム302の一部に保持されてホルダ38(CCD31)の位置変位に伴う磁石362の磁力変化を検出するホール素子363を有する検出部365とを備える。磁石362とホール素子363は向かい合って対で構成されており、複数個のホール素子363は、平面方向でX軸、Y軸の2次元方向の位置検出可能に配置されている。これにより、位置検出装置360は、CCD31が搭載されたホルダ38が撮影レンズ1の光軸に対して垂直方向の2次元方向にX,Y軸駆動機構310x,310yで移動するときの位置検出を行うことができる。そして、これらX軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350y及び検出部365からの信号に基づきX軸振動子320x、Y軸振動子320yに対する振動子駆動回路354を制御する防振制御回路355を備える。防振制御回路355は、Bucom50からの指示に従い制御動作を実行する。
ここで、手ブレ補正動作について説明する。手ブレ補正動作は、カメラ操作SW52中の図示しない手ブレ補正SWがオンされ、メインSWがオンされている場合に、手ブレ状態に応じて実行される。まず、X軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yによって検出されるボディユニット100のブレ信号を防振制御回路355に取り込む。ここで、X軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yでは、その一方の軸周りのブレを検出する角速度センサから出力された信号が、処理回路で信号増幅後、A/D変換されて防振制御回路355に入力される。
防振制御回路355では、X軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yの出力信号に基づきブレ補正量を演算し、演算されたブレ補正量に応じた信号を振動子駆動回路354に出力する。CCD31を搭載したホルダ38およびX枠301は、振動子駆動回路354によって生成される電気信号によって動作するY軸振動子320y、X軸振動子320xによって駆動される。CCD31(ホルダ38)の駆動位置は、検出部365によって検出され、防振制御回路355に送られフィードバック制御が行われる。
すなわち、防振制御回路355では、入力されたX軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yからの信号(以下、「ブレ信号」または「ブレ角速度信号」ともいう)に基づいて基準値を演算する。基準値の演算は、カメラの主電源を投入してから静止画撮影のための露光を行うまでの間、行う。この演算としては、比較的長時間のブレ信号の移動平均値を算出する方法、またはカットオフ周波数が比較的低いローパスフィルタによりDC成分を求める方法等があり、何れかの方法を用いればよい。この演算により求めた基準値をブレ信号より差分することにより、ブレ信号の低周波成分が除去された信号が得られる。そして、この信号と検出部365の出力信号とに基づいて振動子駆動回路354が制御されて、CCD31(ホルダ38)の位置を、ブレを補償するように移動させる。
ここで、本実施の形態では、後述するように、防塵フィルタ33の除塵動作時に、圧電素子34だけでなく、X軸振動子320xやY軸振動子320yも作動させるものであり、Bucom50、シャッタ制御回路20、振動子駆動回路354並びに防振制御回路355によって本実施の形態の除塵制御手段が構成されている。
次に、X軸駆動機構310xの動作について説明する。X軸振動子320xに所定の周波電圧を印加して駆動子321x,322xに楕円振動を発生させると、X軸振動子320xの駆動子321x,322xが押圧機構340による強い付勢力で摺動板332xに押圧接触しているので、摺動体330xは駆動子321x,322xの楕円振動の回転方向に駆動される。このように摺動体330xが移動すると、摺動体330xが固定されたX枠301も、摺動体330xと一体となってX軸方向に移動する。Y軸駆動機構310yも、X軸駆動機構310xの場合と同様に動作する。
つづいて、Bucom50で稼動する制御プログラムのメインルーチンを図8に例示する。まず、カメラの電源スイッチ(図示せず)がオンされると、Bucom50は稼動を開始し、カメラシステムを起動するための各種の初期設定処理が実行される(ステップS1)。この処理において、電源回路53を制御してカメラシステムを構成する各回路ユニットへ電力を供給するとともに、各回路の初期設定を行う。初期設定動作の後、防塵フィルタ33に付着した塵埃を除去するための除塵動作を実行する(ステップS2)。この除塵動作については、後述する。
除塵動作後、レンズユニット10等のアクセサリの着脱があったか否かについての検出動作を行い(ステップS3)、アクセサリが着脱されたことが検出された場合には(ステップS4;Yes)、防塵フィルタ33に付着した塵埃を除去するための除塵動作を実行する(ステップS5)。この除塵動作は、ステップS2の処理と同様であり、後述する。アクセサリの着脱が検出されなかった場合には(ステップS4;No)、ステップS5の処理をスルーし、カメラ操作SW52中の操作SWの状態を検出する(ステップS6)。ここで、カメラ操作SWの一つである1stレリーズSWが操作された場合であれば(ステップS7:Yes)、測光回路21から被写体の輝度情報を取得し、この情報に基づきCCD31の露光時間(Tv値)と撮影レンズ1の絞り設定値(Av値)を算出する(ステップS8)。
また、AF用インターフェイス回路17を経由してAFセンサユニット16中の受光素子(AFセンサ)16cの検出情報を取得し、この情報に基づき焦点ズレ量を検出する(ステップS9)。そして、検出された焦点ズレ量が許容値以内であるか否かを判定する(ステップS10)。許容値以内に収まっていない場合には(ステップS10;No)、Lucom5に対して焦点ズレ量の情報を送信して、このズレ量に基づく撮影レンズ1の駆動制御を指令する(ステップS11)。
一方、許容値以内に収まっている場合には(ステップS10;Yes)、ステップS11の処理をスルーし、カメラ操作SWの一つである2ndレリーズSWが操作されたか否かを判定する(ステップS12)。2ndレリーズSWが操作された場合であれば(ステップS12;Yes)、撮影動作に移行する。まず、Lucom5へAv値を送信し、絞り3の駆動を指令し、撮影レンズ1の絞り制御を行う(ステップS13)。また、クイックリターンミラー11をアップ位置へ移動させる(ステップS14)。さらに、シャッタオープン制御として、シャッタ15の先幕走行を開始させ(ステップS15)、画像処理コントローラ28等に対して撮像動作の実行を指令する(ステップS16)。
そして、Tv値で示される時間、CCD31の露光が終了すると、シャッタクローズ制御として、シャッタ15の後幕走行を開始させ(ステップS17)、クイックリターンミラー11をダウン位置へ移動させる(ステップS18)。ステップS18では、この処理と並行して、シャッタ15のチャージ動作を行う。そして、Lucom5に対して、絞り3を開放位置へ復帰させるように絞り制御を指令する(ステップS19)。その後、記録メディア27が装備されているか否かを判定し(ステップS20)、装備されていれば(ステップS20;Yes)、画像処理コントローラ28に対して撮影した画像データを記録メディア27へ記録するように指令し(ステップS21)、記録後、再びステップS3に移行する。記録メディア27が装備されていない場合には(ステップS20;No)、液晶モニタ24にその旨の警告表示をして(ステップS22)、再びステップS3に移行する。
また、1stレリーズSWが操作されなかった場合(ステップS7;No)や、2ndレリーズSWが操作されなかった場合(ステップS12;No)には、電源SWの状態を判定し(ステップS23)、電源SWがON状態であればステップS3に移行し、OFF状態であれば、処理を終了する。
つづいて、ステップS2やステップS5に示す除塵動作について説明する。本実施の形態ではステップS2やステップS5に示す防塵フィルタ33の除塵時には、圧電素子34だけでなく、X軸振動子320x(または、Y軸振動子320y)も作動させるものであり、Bucom50、シャッタ制御回路20、振動子駆動回路354並びに防振制御回路355によって除塵動作が制御・実行される。なお、ステップS5の処理はステップS2の処理と同じであるため、以下では、ステップS2の処理例として説明する。
図9−1は、ステップS2の除塵動作の一例を示すサブルーチンであり、図10−1は、図9−1による動作制御例を示す概略タイムチャートであり、図11は、除塵動作例を示す防塵フィルタ33の様子を示す模式図である。
まず、この処理の開始に際して、X軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yの検出信号に基づきCCD31の中心がセンタ位置(撮影光軸上)に位置しているか否かを判定する(ステップS201)。センタ位置に位置していれば(ステップS201;Yes)、そのままとし、センタ位置に位置していなければ(ステップS201;No)、X軸振動子320xやY軸振動子320yを駆動してCCD31をセンタ位置に位置付ける(ステップS202)。すなわち、Bucom50から防振制御回路355に対して、振動子駆動回路354がセンタ位置に位置付ける動作を実行する信号が伝達され、振動子駆動回路354からX軸振動子320xおよびY軸振動子320yに所定の周波電圧が印加され、CCD31の中心がセンタ位置にくるようにX枠301およびホルダ38がX軸方向およびY軸方向に駆動される。
ついで、防振制御回路355および振動子駆動回路354を介してX軸振動子320xを駆動させることでX枠301にX軸方向の往復駆動力を作用させる(ステップS203)。すなわち、図10−1中に示すように、X軸振動子320xの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をX軸振動子320xに印加することで、フレーム302に対してX枠301をX軸方向に所定の振幅で往復移動する。そして、所定時間経過後、X軸振動子320xの駆動をオフさせる(ステップS204)。ここでは、例えば1秒間に4〜5回、X枠301がX軸方向に往復移動させる。このX枠301には、ホルダ38を介して防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33もX軸方向に往復移動することとなる。
このようなX軸振動子320xの作動後、駆動回路を含む防塵フィルタ制御回路48を介して圧電素子34を駆動させることで防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させる(ステップS205)。すなわち、図10−1中に示すように、圧電素子34の共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧を圧電素子34に印加することで、防塵フィルタ33を屈曲振動によって光軸方向に複数回屈曲変位させる。そして、所定時間経過後、圧電素子34の駆動をオフさせる(ステップS206)。ここでは、例えば0.5秒間に2万回、防塵フィルタ33を屈曲変位させる。
すなわち、本実施の形態にあっては、防塵フィルタ33の除塵動作時には、図11中の両矢印で示すように、X軸振動子320xの駆動によって防塵フィルタ33を光軸方向に直交する面内でX軸方向に往復動させて揺さぶった後で、圧電素子34の駆動によって防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させるものである。ここで、防塵フィルタ33の表面上にふんわりと乗ったゴミはX軸方向の揺さぶりにより表面上に浮かした状態となる。この状態で、圧電素子34により防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させることで、防塵フィルタ33の表面に固着した微小ゴミはもちろん、浮かした状態の綿埃等も除去されることとなり、除塵効果の高いものとなる。
ここで、図10−1中に示すX軸振動子320xの駆動と圧電素子34の駆動は、数回繰り返して行わせるようにしてもよい。また、本実施の形態では、除塵動作時において、X軸振動子320xの作動と圧電素子34の作動とを順次行わせるものであるが、両者間の時間Δは、Δ=0として、X軸振動子320xの駆動直後に圧電素子34を駆動させてもよい。また、Δ>0として、所定の遅延時間を持たせてもよい。さらには、Δ<0として、X軸振動子320xの駆動中に圧電素子34を駆動させるようオーバラップさせてもよい。
また、X軸振動子320xの駆動に代えて、Y軸振動子320yを同様に駆動させてもよい。この例を図9−2のステップS211〜S216および図10−2に示す。すなわち、図10−2中に示すように、Y軸振動子320yの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をY軸振動子320yに印加することで、X枠301に対してホルダ38がY軸方向に所定の振幅で往復移動する。このホルダ38には防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33もY軸方向に往復移動することとなる。ここで、上例と組み合わせ、X軸振動子320x駆動→圧電素子34駆動→Y軸振動子320y駆動→圧電素子34駆動の如く、交互に切換えるようにしてもよい。
さらに、X軸振動子320xやY軸振動子320yの単独駆動に代えて、X軸振動子320xおよびY軸振動子320yを同時に駆動させてもよい。この例を図9−3のステップS221〜S226および図10−3に示す。すなわち、図10−3中に示すように、X軸振動子320x、Y軸振動子320yそれぞれの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をX軸振動子320x、Y軸振動子320yにそれぞれ印加することで、フレーム302に対してX枠301がX軸方向に所定の振幅で往復移動するとともに、X枠301に対してホルダ38がY軸方向に所定の振幅で往復移動する。このホルダ38には防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33はX軸方向およびY軸方向に2次元的に往復移動することとなる。よって、この場合、防塵フィルタ33の揺さぶり効果は、さらに大きくなり、ふんわりと乗ったゴミをさらに浮かせやすくすることができる。
また、本実施の形態では、除塵動作時において、X軸振動子320xの作動と圧電素子34の作動とを順次行わせるようにしたが、同時に行わせるようにしてもよい。ここで、同時とは、全く同一タイミングで駆動させる場合はもちろん、一方の作動時間に対して他方の作動時時間を短くして部分的に同一タイミングで駆動させる場合を含む意味である。
図12−1は、ステップS2の除塵動作の他例を示すサブルーチンであり、図13−1は、図12−1による動作制御例を示す概略タイムチャートである。
まず、この処理の開始に際して、X軸ジャイロ350x、Y軸ジャイロ350yの検出信号に基づきCCD31が所定のセンタ位置に位置しているか否かを判定する(ステップS231)。センタ位置に位置していれば(ステップS231;Yes)、そのままとし、センタ位置に位置していなければ(ステップS231;No)、X軸振動子320xやY軸振動子320yを適宜駆動してCCD31をセンタ位置に位置付ける(ステップS232)。
ついで、防振制御回路355および振動子駆動回路354を介してX軸振動子320xを駆動させることでX枠301にX軸方向の往復駆動力を作用させる(ステップS233)。すなわち、図13−1中に示すように、X軸振動子320xの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をX軸振動子320xに印加することで、フレーム302に対してX枠301がX軸方向に所定の振幅で往復移動する。そして、所定時間経過後、X軸振動子320xの駆動をオフさせる(ステップS234)。このX枠301には、ホルダ38を介して防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33もX軸方向に往復移動することとなる。
ここで、ステップS233において、駆動回路を含む防塵フィルタ制御回路48を介して圧電素子34も同時に駆動させることで防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させる。すなわち、図13−1中に示すように、圧電素子34の共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧を圧電素子34に印加することで、防塵フィルタ33を屈曲振動によって光軸方向に複数回屈曲変位させる。そして、所定時間経過後、圧電素子34の駆動をオフさせる(ステップS234)。これらオンタイミングやオフタイミングは、必ずしも同時でなくてもよい。
すなわち、本実施の形態にあっては、防塵フィルタ33の除塵動作時には、図11中の両矢印で示すように、X軸振動子320xの駆動によって防塵フィルタ33を光軸方向に直交する面内でX軸方向に往復動させて揺さぶりながら、同時に圧電素子34の駆動によって防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させるものである。ここで、防塵フィルタ33の表面上にふんわりと乗ったゴミはX軸方向の揺さぶりにより表面上に浮いた状態となる。この状態で、圧電素子34により防塵フィルタ33を光軸方向に屈曲振動させることで、防塵フィルタ33の表面に固着した微小ゴミはもちろん、浮かした状態の綿埃等も除去されることとなり、除塵効果の高いものとなる。特に、X軸振動子320xの駆動と圧電素子34の駆動を同時に行うことで、除塵動作を短時間で済ませることができ、シーケンス制御上、有利となる。
また、X軸振動子320xの駆動に代えて、Y軸振動子320yを同様に駆動させてもよい。この例を図12−2のステップS241〜S244および図13−2に示す。すなわち、図13−2中に示すように、Y軸振動子320yの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をY軸振動子320yに印加することで、X枠301に対してホルダ38がY軸方向に所定の振幅で往復移動する。このホルダ38には防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33もY軸方向に往復移動することとなる。ここで、上例と組み合わせ、X軸振動子320x駆動および圧電素子34駆動→Y軸振動子320y駆動および圧電素子34駆動の如く、交互に切換えるようにしてもよい。
さらに、X軸振動子320xやY軸振動子320yの単独駆動に代えて、X軸振動子320xおよびY軸振動子320yを同時に駆動させてもよい。この例を図12−3のステップS251〜S254および図13−3に示す。すなわち、図13−3中に示すように、X軸振動子320x、Y軸振動子320yそれぞれの共振周波数で決まる所定周波数の交流電圧をX軸振動子320x、Y軸振動子320yにそれぞれ印加することで、フレーム302に対してX枠301がX軸方向に所定の振幅で往復移動するとともに、X枠301に対してホルダ38がY軸方向に所定の振幅で往復移動する。このホルダ38には防塵フィルタ33も搭載されているため、防塵フィルタ33はX軸方向およびY軸方向に2次元的に往復移動することとなる。よって、この場合、防塵フィルタ33の揺さぶり効果は、さらに大きくなり、ふんわりと乗ったゴミをさらに浮かせやすくすることができる。
また、上述の実施の形態並びに変形例では、X軸振動子320xやY軸振動子320yの駆動として、手ブレ防止時と同様に、縦振動と屈曲振動との双方による楕円振動を利用して防塵フィルタ33を光軸方向に直交する面内で揺さぶるようにしたが、ホルダ38に対するY軸振動子320yに光軸方向の屈曲振動のみを発生させ、この屈曲振動を利用し、ホルダ38を介して防塵フィルタ33を光軸方向に叩く衝撃振動を加えるようにしてもよい。
すなわち、図4に示した動作原理に従い、Y軸振動子320yに屈曲振動のみを発生させると、状態1では、図14(a)に示すように、駆動子321y側が伸び、駆動子322y側が縮む。また、状態2では、図14(b)に示すように、駆動子321y側が縮み、駆動子322y側が伸びる。よって、状態1と状態2とを繰り返すようにY軸振動子320yを駆動させることで、駆動子321y,322yはいずれもY軸振動子320yの厚み方向に往復屈曲振動する。よって、Y軸振動子320yがホルダ38に対して光軸方向に押圧されるようにX枠301上に配置させ、このY軸振動子320yを屈曲振動成分の振幅方向が光軸方向となる屈曲振動のみを発生させるように駆動させることで、駆動子321y,322yの2箇所でホルダ38を交互に叩く振動衝撃を作用させることができる。よって、防塵フィルタ33の表面上にふんわりと乗ったゴミは光軸方向の叩き振動衝撃により表面上に浮いた状態となる。
このようなY軸振動子320yの屈曲振動のみを発生させる駆動を、除塵動作時において、図9−2に示した場合と同様に圧電素子34の駆動に先立つタイミングや、図12−2に示した場合と同様に圧電素子34との同時駆動タイミングで行わせることで、防塵フィルタ33の表面に固着した微小ゴミはもちろん、浮かした状態の綿埃等も除去されることとなり、除塵効果の高いものとなる。
また、本実施の形態では、防塵フィルタ33を光軸方向に直交する平面内で往復移動させて揺さぶるために、リニア型超音波モータとして縦屈曲振動子からなる手ブレ防止用のX軸振動子320xやY軸振動子320yを利用するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、特開2006−319824号公報中に示されるような圧電素子を用いる圧電素子形リニアモータを利用してもよい。
本発明の実施の形態のカメラの主に電気的なシステム構成を概略的に示すブロック図である。 撮像ユニットの構成例を示す縦断側面図である。 圧電素子による防塵フィルタの加振動作の原理を示す側面図である。 圧電素子による防塵フィルタの2次振動による加振動作の原理を示す側面図である。 縦屈曲振動子の動作原理を示す模式図である。 防振ユニットの構成例を示す分解斜視図である。 X軸駆動機構部を抽出して示す概略縦断側面図である。 ガイド軸受構造を示す断面図である。 制御プログラムのメインルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の変形例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の別の変形例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 除塵動作の変形例の動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 除塵動作の別の変形例の動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 除塵動作時の防塵フィルタの振動状態を示す側面図である。 除塵動作の他例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の他例の変形例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の他例の別の変形例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 除塵動作の他例の動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 除塵動作の他例の変形例の動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 除塵動作の他例の別の変形例動作制御例の一例を示す概略タイムチャートである。 別の実施の形態を説明するためのY軸振動子の振動形態を示す原理図である。
符号の説明
31 CCD
33 防塵フィルタ
34 圧電素子
38 ホルダ
301 X枠
302 固定部材
320x X軸振動子
320y Y軸振動子

Claims (5)

  1. 撮影光学系により形成された被写体像を撮像面上で受光し電気信号に変換する撮像素子と、
    該撮像素子の前記撮像面側に密閉空間を形成するように前記撮像素子を覆う防塵光学部材と、
    該防塵光学部材に屈曲振動を発生させる加振部材と、
    前記撮像素子および前記防塵光学部材を囲んで一体に保持する第1の枠と、
    該第1の枠を囲むように形成されて、前記第1の枠を前記撮像面に沿う第1の方向に移動可能に保持する第2の枠と、
    該第2の枠を囲むように形成されて、前記第2の枠を前記撮像面に沿い前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能に保持する固定部材と、
    前記第1の枠に対して押圧されて前記第2の枠に保持され、前記第1の枠を前記第2の枠に対して前記第1の方向に移動させる第1のリニア型超音波モータと、
    前記第2の枠に対して押圧されて前記固定部材に保持され、前記第2の枠を前記固定部材に対して前記第2の方向に移動させる第2のリニア型超音波モータと、
    前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを作動させる除塵制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1のリニア型超音波モータは、屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となる縦屈曲振動が可能な第1の縦屈曲振動子であり、前記第1の枠に対して前記光軸方向に押圧されて配設され、
    前記第2のリニア型超音波モータは、屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となる縦屈曲振動が可能な第2の縦屈曲振動子であり、前記第2の枠に対して前記光軸方向に押圧されて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを順次作動させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1のリニア型超音波モータと前記第2のリニア型超音波モータとの少なくとも一方と、前記加振部材とを同時に作動させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記除塵制御手段は、前記防塵光学部材の除塵時に、前記第1の縦屈曲振動子を屈曲振動成分の振幅方向が前記撮影光学系の光軸方向となるように作動させるとともに、前記加振部材を作動させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007277B1 (ko) * 2009-12-29 2011-01-13 지승태 감시카메라 윈도우의 이물질 제거장치
JP2011091776A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Canon Inc 振動装置、該振動装置を有する駆動装置、塵埃除去装置及び光学機器
CN114125185A (zh) * 2020-08-25 2022-03-01 维沃移动通信有限公司 摄像头模组及电子设备

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