JP2009164019A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009164019A
JP2009164019A JP2008001769A JP2008001769A JP2009164019A JP 2009164019 A JP2009164019 A JP 2009164019A JP 2008001769 A JP2008001769 A JP 2008001769A JP 2008001769 A JP2008001769 A JP 2008001769A JP 2009164019 A JP2009164019 A JP 2009164019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
scavenging
temperature
predetermined threshold
cell system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008001769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5276329B2 (ja
Inventor
Junpei Ogawa
純平 小河
Kazuhiro Wake
千大 和氣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008001769A priority Critical patent/JP5276329B2/ja
Publication of JP2009164019A publication Critical patent/JP2009164019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5276329B2 publication Critical patent/JP5276329B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】効率的に掃気を行うことができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供する。
【解決手段】イグニッションオフされた場合には、タイマをスタートさせ(S100)、所定時間s1経過ごとに(S110,Yes)、温度センサ62〜64から温度T1〜T3を検出する(S120)。いずれかの温度T1〜T3が掃気実施閾値T0以下であった場合には(S120,Yes)、ウォータポンプを所定時間s2駆動させる(S150)。所定時間s2駆動後に、再度温度T1〜T3を検出し(S160)、いずれかの温度T1〜T3が掃気実施閾値T0以下である場合には(S160,Yes)、掃気を実施する(S180)。一方、すべての温度T1〜T3が掃気実施閾値T0を超えていた場合には(S160,No)、タイマをリセットして(S170)、タイマを再スタートさせ(S100)。
【選択図】図2

Description

本発明は、発電停止後に燃料電池を掃気する制御を行う燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法に関する。
燃料電池システムでは、燃料電池システムを寒冷地や冬季などの低温環境下で使用すると、発電停止後に発電時の生成水が凍結するという問題がある。そこで、この種の燃料電池システムでは、発電停止後に燃料電池内に掃気ガスを導入して燃料電池内の生成水を排出する掃気制御を行う必要がある。例えば、燃料電池内に残留している水分をできるだけ多く排出するために、燃料電池の温度が所定温度閾値以下まで低下したときに掃気を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−35389号公報(段落0051)
しかしながら、燃料電池や燃料電池周辺の補機は、システム停止中においてウォータポンプが停止しているため、その設置環境や熱マスなどの影響により、温度にバラツキが生じる。このようなバラツキのあるシステムでは、温度センサが温度の比較的低い箇所に設置されると、温度センサの検出値が掃気実行閾値以下になった場合、掃気実行閾値以下になっていない箇所があるにもかかわらず掃気が実行されることになる。すなわち、燃料電池の膜(MEA;膜電極接合体)は温度が高いほど生成水の含水率が高くなるので、そのような状態で掃気しても液滴として排出される量が少ないという問題がある。また、温度が高い状態で掃気された部分は、掃気後の発電停止中に温度が低下することにより再び結露が発生するという問題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、効率的に掃気を行うことができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、反応ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の内部を流通する冷媒を循環させる冷媒循環手段と、前記燃料電池の温度を検出する燃料電池温度検出手段と、前記燃料電池の内部に掃気ガスを導入して掃気制御を行う掃気手段と、前記燃料電池の温度が所定閾値以下となったときに掃気実行判定を行う掃気実行判定手段と、を有する燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させ、駆動完了状態においても前記燃料電池の温度が前記所定閾値以下である場合には掃気を実行することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、反応ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の内部を流通する冷媒を循環させる冷媒循環手段と、前記燃料電池の温度を検出する燃料電池温度検出手段と、前記燃料電池の内部に掃気ガスを導入して掃気制御を行う掃気手段と、を備え、前記燃料電池の温度が所定閾値以下になったときに掃気実行判定を行う燃料電池システムの運転方法において、前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させるステップと、駆動完了状態においても前記燃料電池の温度が前記所定閾値以下である場合には掃気を実行するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項1および請求項5に係る発明によれば、温度にバラツキのある燃料電池(または燃料電池システム)であっても、温度が所定温度(掃気実施温度閾値)以下になったときに、冷媒循環手段を再度駆動するため、燃料電池の温度を均一化することができる。つまり、掃気を実行する際には燃料電池の温度が所定温度以下の均一な状態まで下がっているため、以下の(1)および(2)に示す効果を得ることが可能になる。つまり、(1)MEAの温度が低いため、MEA内の生成水の含有率が少なくなるので、掃気時に液滴として排出される量を増やすことができ、(2)燃料電池の温度が低い温度で掃気されるため、掃気後の発電停止中における結露の度合いを軽くすることができる。
また、従来の燃料電池システムでは、燃料電池周辺のどこかの温度が低くなったら直ちに掃気を行っていたため、無駄に掃気を実行してしまうこともあったが、本発明の手法により燃料電池の温度が全体的に低くなってから掃気が実行されるので、掃気頻度低減による消費エネルギの削減に効果がある。
請求項2に係る発明は、前記燃料電池温度検出手段を複数有し、いずれかの燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させ、駆動完了状態においても、いずれかの前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下である場合には掃気を実行することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記燃料電池温度検出手段を複数有し、いずれかの燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させるステップと、駆動完了状態においても、いずれかの前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下である場合には掃気を実行するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項2および請求項6に係る発明によれば、複数の燃料電池温度検出手段(温度センサ)で検出し、冷媒循環手段の駆動後もいずれかの燃料電池の温度が所定閾値以下となった場合に掃気を実行するため、このような掃気を遅らせるような制御を行ったとしても、MEA等で水分が凍結してしまうことを防止できる。
請求項3に係る発明は、前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に駆動される前記冷媒循環手段の駆動時間を、駆動を繰り返す毎に長くすることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に駆動される前記冷媒循環手段の駆動時間を、駆動を繰り返す毎に長くするステップを含むことを特徴とする。
請求項3および請求項7に係る発明によれば、燃料電池温度検出手段の部分の冷媒とその他の部分の冷媒との温度差が小さい状況でも冷媒循環手段の駆動時間を長くすることにより、冷媒の温度を均一化することができ、燃料電池自体がより低温となるまで掃気を遅らせることが可能になる。
請求項4に係る発明は、前記掃気手段および前記冷媒循環手段に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、を備え、前記蓄電装置の残容量が前記掃気手段による掃気に必要な電力以下になると予測される場合には、前記駆動完了状態において前記燃料電池の温度が所定閾値以下とならない場合でも掃気を実行することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、前記掃気手段および前記冷媒循環手段に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、を備え、前記残容量が前記掃気手段による掃気に必要な電力以下になると予測される場合には、前記駆動完了状態において前記燃料電池の温度が所定閾値以下とならない場合でも掃気を実行するステップを含むことを特徴とする。
請求項4および請求項8に係る発明によれば、蓄電装置の残容量が掃気を行えないほど低下するのを防止でき、確実に掃気を行うことが可能になるため、低温起動性を確実に確保することができる。
本発明によれば、効率的な掃気を行うことができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供できる。
図1は本実施形態の燃料電池システムを示す全体構成図、図2は本実施形態の燃料電池システムにおける掃気制御を示すフローチャート、図3は温度変化に応じたウォータポンプの制御と掃気判断を示すタイムチャート、図4(a)は燃料電池内の温度とMEAの生成水含有率との関係を示すグラフ、(b)は掃気時の燃料電池の温度と発電停止後の燃料電池内の結露水発生量との関係を示すグラフである。なお、以下では、本実施形態の燃料電池システム1を燃料電池自動車(車両)に搭載した場合を例に挙げて説明するが、車両に限定されるものではなく、船舶、航空機などの移動体、または家庭用電源などの定置式のものなどあらゆるものに適用できる。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム1は、燃料電池10、アノード系20、カソード系30、冷却系40、高電圧系50、制御系60などを含んで構成されている。
前記燃料電池10は、例えば、固体高分子からなる電解質膜をアノードとカソードで挟んで膜電極接合体(MEA;Membrane Electrode Assembly)を構成し、この膜電極接合体を導電性のセパレータで挟んでなる単セルを厚み方向に複数積層した構造を有している。また、セパレータには、アノードに対向する面に水素(反応ガス、燃料ガス)が流通する流路が形成され、カソードに対向する面に空気(反応ガス、酸化剤ガス)が流通する流路が形成されている。
前記アノード系20は、水素タンク21、エゼクタ22、パージ弁23、ドレイン弁24、排出弁25、配管a1〜a7などを含んで構成されている。
前記水素タンク21は、高純度の水素を非常に高い圧力で蓄積する容器であり、電磁作動式の遮断弁(図示せず)を備えている。
前記エゼクタ22は、配管a1を介して水素タンク21と接続され、燃料電池10のアノードの出口から配管a3を介して排出された未反応の水素を配管a4を介してエゼクタ22に戻し、そして配管a2を介してアノードの入口に戻して再循環させる真空ポンプの一種である。
前記パージ弁23は、ソレノイドを有する電磁作動式のオン/オフ弁であり、配管a4と接続された配管a5に設けられている。また、パージ弁23は、後記するECU(Electric Control Unit)61によって適宜開弁されて、アノード系20内に蓄積する不純物(窒素、生成水)を外部に排出する機能を有する。
前記ドレイン弁24は、ソレノイドを有する電磁作動式のオン/オフ弁であり、配管a4と接続された配管a6に設けられている。また、ドレイン弁24は、後記するECU(Electric Control Unit)61によって適宜開弁されて、図示しない貯留部に溜まった生成水を外部に排出する機能を有する。
前記排出弁25は、ソレノイドを有する電磁作動式のオン/オフ弁であり、配管a4と接続された配管a7に設けられている。また、排出弁25は、後記するECU(Electric Control Unit)61によってアノード掃気時に開弁されて、アノード系20内に導入された掃気ガスを外部に排出する機能を有する。
また、ドレイン弁24は、パージ弁23よりも流路径が小さく形成され、パージ弁23は、排出弁25よりも流路径が小さく形成されている。つまり、ドレイン弁24では小流量、パージ弁23では中流量、排出弁25では大流量のガスがそれぞれ流れるようになっている。
なお、図示していないが、アノード系20には、水素タンク21から供給される高圧の水素を減圧するためのレギュレータなどが設けられている。
前記カソード系30は、エアコンプレッサ31、背圧制御弁32、配管c1,c2などを含んで構成されている。
前記エアコンプレッサ31は、例えばモータで駆動されるスーパーチャージャなどで構成され、外部から取り込まれた空気を圧縮して配管c1を介して燃料電池10のカソードに供給する機能を有する。
前記背圧制御弁32は、例えばバタフライ弁などの開度調節可能な弁で構成され、燃料電池10のカソードに供給される空気圧を適宜調節する機能を有する。また、背圧制御弁32は、燃料電池10のカソードの出口と配管c2を介して接続されている。
なお、図示していないが、カソード系30には、エアコンプレッサ31から供給される空気を加湿して燃料電池10のカソードに供給するための加湿器などが設けられている。また、パージ弁23、ドレイン弁24、排出弁25の下流と、背圧制御弁32の下流とは希釈器(図示せず)と接続され、アノード系20から排出された水素をカソード系30から排出された空気で希釈して外部(車外)に排出するようになっている。
前記冷却系40は、発電時における燃料電池10を適宜冷却する機能を有し、ラジエータ41、ウォータポンプ42、配管d1〜d3などを含んで構成されている。
前記ラジエータ41は、燃料電池10によって温められた冷媒に対して放熱する機能を有し、配管d1を介して燃料電池10の冷媒の入口と接続されている。
前記ウォータポンプ42は、冷媒を循環させる機能を有し、後記するECU61によってモータの回転速度が制御される。また、ウォータポンプ42は、配管d2を介して燃料電池10の冷媒の出口と接続され、配管d3を介してラジエータ41の入口と接続されている。
また、本実施形態の燃料電池システム1は、掃気用のエア(掃気ガス)をアノード系20に導入する、エア導入配管55、エア導入弁56を備えている。エア導入配管55は、掃気ガスとしての空気をアノード側に導入する流路であり、上流側の一端が配管c1に接続され、下流側の他端が配管a2に接続されている。エア導入弁56は、例えば電磁作動式のON/OFF弁であり、エア導入配管55の途中のアノード寄りに設けられ、後記するECU61によって開閉制御されるようになっている。なお、エア導入配管55の上流は、配管c1に設けられた加湿器(図示せず)の上流側に設けられている。
前記高電圧系50は、蓄電装置51、残容量センサ52、電力分配器53などを含んで構成されている。
前記蓄電装置51は、例えばリチウムイオン、ニッケル水素、キャパシタなどで構成され、燃料電池10からの発電電力を受けて充電可能であると共に放電可能なものである。
前記残容量センサ52は、例えば電流計および電圧計で構成され、蓄電装置51に蓄積されている残容量(充電量)を検出するセンサである。なお、蓄電装置51の残容量は、例えばSOC(State Of Charge)で表されるが、SOCの計算は後記するECU61によって行われる。
前記電力分配器53は、DC/DCコンバータなどを備えて構成され、後記するECU61の制御によって、燃料電池10の発電電力を制御する機能を有する。なお、補機とは、エアコンプレッサ31、ウォータポンプ42、走行モータ(図示せず)などである。
なお、図示していないが、燃料電池10と電力分配器53との間、蓄電装置51と電力分配器53との間には、それぞれ電気的に接続および遮断を行うコンタクタが設けられている。また、蓄電装置51とエアコンプレッサ31とは、例えば3相に変換するインバータ(図示せず)を介して接続され、また蓄電装置51とウォータポンプ42とは、例えば電圧を下げるDC/DCコンバータ(図示せず)を介して接続されている。
前記制御系60は、ECU61、温度センサ62,63,64などを含んで構成されている。なお、これら温度センサ62〜64は、燃料電池10の温度を検出するセンサである。例えば、温度センサ62は、燃料電池10を循環する冷媒の出口に設けられ、温度センサ63は、燃料電池10のアノードの出口に設けられ、温度センサ64は、燃料電池10のカソードの出口に設けられている。
前記ECU61は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、プログラムなどが記録されたROMなどで構成され、掃気実行判定手段を備えている。また、ECU61は、パージ弁23、ドレイン弁24、排出弁25、エア導入弁56を適宜開閉し、背圧制御弁32の開度を調節し、エアコンプレッサ31およびウォータポンプ42のモータの回転速度を制御する。また、掃気実行判定手段は、燃料電池10の温度が掃気実施閾値T0以下(所定閾値以下)であると判定された場合に掃気を実行する判定を行う機能を有する。
次に、本実施形態の燃料電池システム1の動作について図2を参照して説明する。なお、燃料電池システム1の運転時においては、排出弁25およびエア導入弁56が閉じられており、水素タンク21に設けられた図示しない遮断弁が開弁されて燃料電池10のアノードに水素が供給され、エアコンプレッサ31が駆動されて燃料電池10のカソードに空気が供給されて発電が行われる。燃料電池10の発電電力は、エアコンプレッサ31、ウォータポンプ42、走行モータ(図示せず)などに供給されている。また、運転時には、ウォータポンプ42が駆動されることにより、燃料電池10内に冷媒が循環されて、燃料電池10を適宜冷却するようになっている。
図2に示すように、運転者によってイグニッションスイッチ(図示せず)がオフにされると、燃料電池10側の図示しないコンタクタを遮断(OFF)し、水素タンク21の遮断弁を閉じ、エアコンプレッサ31の駆動を停止する。これにより、燃料電池10の発電が停止する。
そして、ステップS100において、ECU61は、内部に有するタイマをスタートする。なお、このタイマは、例えば蓄電装置51とは別に設けられた低電圧のバッテリから電力が供給されて、発電停止中においても作動するようになっている。
ステップS110において、ECU61は、タイマによる計測開始から所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していないと判断した場合には(No)、ステップS110を繰り返し、所定時間が経過したと判断した場合には(Yes)、ステップS120に進む。なお、ここでの所定時間は、予め実験等によって決められる。
ステップS120において、温度センサ62から得られる燃料電池10の温度をT1、温度センサ63から得られる燃料電池10の温度をT2、温度センサ64から得られる燃料電池10の温度をT3としたときに、温度T1,T2,T3のいずれかが掃気実施閾値(T0)以下であるか否かを判断する。ステップS120において、ECU61は、すべての温度T1,T2,T3が掃気実施閾値T0を超えていると判断した場合には(No)、ステップS130において、タイマをリセットする。そして、ステップS100に進み、ECU61は、再度タイマをスタートする。また、ステップS120において、ECU61は、温度T1,T2,T3のいずれかが掃気実施閾値T0以下であると判断した場合には(Yes)、ステップS140に進む。
なお、図示していないが、ステップS120において、ECU61は、温度T1〜T3が氷点下にならないと予想される場合には、図2に示す処理を終了するように制御する。氷点下にならないと予想される場合とは、例えば、測定している温度が上昇している場合などである。
ステップS140において、ECU61は、残容量センサ52から得られる検出値に基づいて蓄電装置51の残容量(SOC;State Of Charge)が所定以上であるか否かを判断する。なお、所定とは、掃気手段(エアコンプレッサ31など)による掃気に必要な電力に相当する値であり、予め実験等に基づいて決定される。
ステップS140において、ECU61は、SOCが所定以上であると判断した場合(Yes)、つまり掃気を行うのに必要な電力が残っていると判断した場合には、ステップS150に進み、ウォータポンプ(W/P)42を所定時間s2駆動する。
ステップS150では、蓄電装置51側のコンタクタ(図示せず)を接続して、蓄電装置51からウォータポンプ42に電力を供給して、ウォータポンプ42を駆動する。ウォータポンプ42を駆動させることにより、冷媒の部分的に熱い場所と冷たい場所とが攪拌されて、燃料電池10内の温度の均一化を図ることが可能になる。なお、ここでの所定時間s2は、予め実験等によって求められる。
ステップS160において、ECU61は、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動させた後、再び温度T1,T2,T3のいずれかが掃気実施閾値(T0)以下であるか否かを判断する。ステップS160において、ECU61は、温度T1〜T3のすべてが掃気実施閾値(T0)を超えていると判断した場合には(No)、ステップS170に進み、ECU61内のタイマをリセットして、ステップS100に戻る。また、ステップS160において、ECU61は、温度T1〜T3のいずれかが掃気実施閾値(T0)以下であると判断した場合には(Yes)、燃料電池10の温度が全体的に均一化され、かつ、燃料電池10の温度が十分に低下した(結露が十分に進んだ)と判断して、ステップS180に進み、掃気を実施する。
ステップS180の掃気では、例えば、ECU61によって、エア導入弁56を閉じたままの状態において、背圧制御弁32が全開にされ、蓄電装置51の電力によってエアコンプレッサ31が駆動される。これにより、エアコンプレッサ31から導入された空気(掃気ガス)は、配管c1、燃料電池10のカソード、配管c2を通り、燃料電池10内のカソードに残留している水が押し出されて外部に排出される。
続いて、ECU61によって、エア導入弁56および排出弁25が開弁された状態で、エアコンプレッサ31が駆動される。これにより、エアコンプレッサ31からの空気(掃気ガス)は、配管c1、エア導入配管55、配管a2、燃料電池10のアノード、配管a3,a7を通り、燃料電池10内のアノードに残留している水が押し出されて外部に排出される。
なお、掃気手順としては、先にカソードを掃気して、その後にアノードを掃気するものに限定されるものではなく、カソードとアノードとを同時に掃気してもよく、アノードを先に掃気して、その後にカソードを掃気してもよい。また、排出弁25を開弁してアノードを掃気する手法に限定されず、例えば、排出弁25とともにパージ弁23およびドレイン弁24を開弁して掃気してもよい。
一方、ステップS140において、SOCが所定以上ではなく、掃気手段による掃気に必要な電力以下になると予測される場合には(No)、ステップS180に進む。つまり、いずれかの温度T1〜T3が掃気実施閾値(T0)以下とならない場合でも掃気を実施する。なお、掃気終了後、タイマの作動を停止する。
さらに、図3のタイムチャートを参照して説明する。すなわち、イグニッションスイッチがオフ(IG−OFF)された場合には(時刻t0)、タイマをスタートさせて(S100)、所定時間s1経過ごとに(S110,Yes)、燃料電池10の温度T1〜T3のいずれかが掃気実施閾値T0以下であるか判断する(S120)。この場合、例えば温度T1が掃気実施閾値T0以下になると(S120,Yes、時刻t1)、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動して冷媒を攪拌する(S150)。ウォータポンプ(W/P)42を所定時間s2駆動後、温度T1が掃気実施閾値T0を超えているので(S160,No)、タイマをリセットして(S170)、再度タイマをスタートさせる(S100、時刻t2)。ちなみに、時刻t1〜t2では、燃料電池10の温度を計測する箇所の温度が低く、その他の箇所が高くなっているので、ウォータポンプ42を駆動して冷媒を攪拌することにより、冷媒の温度が上昇する。
また、所定時間s1経過ごとに(S110,Yes)、燃料電池10の温度T1〜T3のいずれかが掃気実施閾値T0以下であるか判断する(S120)。この場合、温度T1が掃気実施閾値T0以下になったので(S120,Yes、時刻t3)、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動して冷媒を攪拌する(S150)。ウォータポンプ42を所定時間駆動後、再度温度T1が掃気実施閾値T0以下ではないので(S160,No)、タイマをリセットして(S170)、再度タイマをスタートさせる(S100、時刻t4)。
そして、再び、温度T1が掃気実施閾値T0以下になると(S120,Yes、時刻t5)、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動して冷媒を攪拌する(S150)。この場合には、所定時間s2駆動後の温度T1が掃気実施閾値T0以下であるので(S160,Yes)、冷媒の温度が均一化したと判断されて、掃気が実施される(S180)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、温度にバラツキのある燃料電池10(または燃料電池システム1)であっても、いずれかの温度T1〜T3が掃気実施閾値(所定温度)以下になっときに、ウォータポンプ42を駆動(再駆動)するため、冷媒が攪拌されることにより、燃料電池10(または燃料電池システム1)の温度を均一化することが可能になる。つまり、掃気を実施する際には、燃料電池10の温度が均一になり、所定閾値(掃気実施閾値)以下まで下がっている。このため、MEAの温度が低く、MEA内の生成水の含有率が少なくなっているので(図4(a)参照)、MEA内の水分が掃気時に十分な液滴となって排出されるようになる。
また、所定閾値(掃気実施閾値)以下という低い温度で掃気されるので(図4(b)参照)、発電停止中における結露の度合いを低くすることができる。つまり、従来のように燃料電池10の温度検出位置が比較的温度の低い部分に位置していて、燃料電池10の一部の温度が所定閾値以下となったとしても、他の温度の高い部分の存在によってその後の発電停止中に再度温度が上昇して結露が発生する度合いが高まる。しかし、本実施形態では、燃料電池10の温度が全体的に低くなった状態で掃気が実施されるので、掃気後の発電停止中に温度が再度上昇することがないので、発電停止中における結露の度合いを軽くすることが可能になる。
このように、燃料電池10の温度が全体的に低くなってから掃気が実施されるので、掃気回数を低減して、消費エネルギを削減できるようになる。
また、本実施形態によれば、複数の温度センサ62〜64によって温度T1〜T3を検出して、ウォータポンプ42の駆動後もいずれかの温度が所定閾値(掃気実施閾値)以下になった場合に掃気を実行しているため、本実施形態のような掃気を遅らせるような制御を行ったとしても、MEAなどで水分が凍結してしまうのを防止できる。つまり、すべての温度センサ62〜64の温度が所定温度(掃気実施閾値)以下になった場合に掃気を実行すると、燃料電池10が凍結温度まで達してしまい、MEAなどが凍結するおそれがあるが、前記のようにいずれかの温度T1〜T3が所定温度(掃気実施閾値)以下となったときに掃気を実施するので、MEAなどが凍結するのを防止できるようになる。
また、本実施形態によれば、蓄電装置51のSOC(残容量)を検出することにより、SOCが掃気を実行できないほどに低下してしまうのを防止でき、確実に掃気を行うことが可能になる。よって、次回起動する際の低温起動性を確実に確保できるようになる。
図5は本実施形態における別の掃気制御を示すフローチャート、図6は別の掃気制御における温度変化に応じたウォータポンプの制御と掃気判断を示すタイムチャートである。なお、図5および図6に示す実施形態は、前記した実施形態とは掃気制御の一部が異なるのみで、システム図は図1と同様である。また、図2と同じ処理については、同一のステップ符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、ECU61は、ステップS120において、燃料電池10の温度T1〜T3のいずれかが掃気実施閾値T0以下であると判断し(Yes)、かつ、ステップS140において、蓄電装置51のSOCが所定以上であると判断した場合には(Yes)、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動して冷媒を攪拌する(S150)。
所定時間s2駆動後、ステップS155において、ECU61は、所定時間s2に時間αを加算して、ウォータポンプ42を駆動する所定時間として、新たな所定時間s2を設定する。なお、時間αは正数であり、ウォータポンプ42の駆動が繰り返されるごとに、ステップS150における所定時間が長くなるように設定される。
図6に示すように、いずれかの温度T1が掃気実施閾値T0以下になった場合には(S120,Yes、時刻t1)、ウォータポンプ42を所定時間s2駆動して冷媒を攪拌する(S150)。ウォータポンプ(W/P)42を所定時間s2駆動後、再度温度T1が掃気実施閾値T0を超えたので(S160,No)、タイマをリセットして(S170)、再度タイマをスタートさせる(S100、時刻t2)。
また、再度温度T1が掃気実施閾値T0以下になると(S120,Yes、時刻t3)、ウォータポンプ42を所定時間(s2+α)駆動して冷媒を攪拌する(S150)。そして、ウォータポンプ42を所定時間(s2+α)駆動後、再度温度T1が掃気実施閾値T0を超えると(S160,No)、タイマをリセットして(S170)、再度タイマをスタートさせる(S100、時刻t4)。
そして、再び、温度T1が掃気実施閾値T0以下になると(S120,Yes、時刻t5)、ウォータポンプ42を所定時間(s2+2α)駆動して冷媒を攪拌する(S150)。そして、所定時間(s2+2α)駆動後の温度T1が掃気実施閾値T0以下であるので(S160,Yes)、冷媒の温度が均一化したと判断されて、掃気が実施される(S180)。
このように、図5に示す実施形態によれば、前記した実施形態の効果に加えて、温度センサ62の部分の冷媒と、その他の部分の冷媒との温度差が小さい状況であっても、ウォータポンプ42の駆動時間を長くするので、冷媒の温度を均一化することが可能になり、燃料電池10自体がより低温となるまで掃気を遅らせることが可能になる。
なお、本実施形態では、燃料電池10の温度として、冷媒の温度T1、アノードの出口側の温度T2、カソードの出口側の温度T3を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、他の位置のガス温度(アノード側、カソード側)であってもよく、補機の温度で代替して検出してもよい。
また、本実施形態では、ウォータポンプ42の駆動開始温度(S120)と、掃気実施温度(S160)とを、同じ温度(5℃)を例に挙げて説明したが、例えば、ウォータポンプ42の駆動開始温度と10℃とし、掃気実施温度を5℃として、異なる温度に設定してもよい。
また、本実施形態では、3つの温度センサ62〜64を適用した場合を例に挙げて説明したが、単一の温度センサ(例えば、冷媒の温度T1)を適用して、掃気実施時期を判断してもよい。
本実施形態の燃料電池システムを示す全体構成図である。 本実施形態の燃料電池システムにおける掃気制御を示すフローチャートである。 温度変化に応じたウォータポンプの制御と掃気判断を示すタイムチャートである。 (a)は燃料電池内の温度とMEAの生成水含有率との関係を示すグラフ、(b)は掃気時の燃料電池の温度と発電停止後の燃料電池内の結露水発生量との関係を示すグラフである。 本実施形態における別の掃気制御を示すフローチャートである。 別の掃気制御における温度変化に応じたウォータポンプの制御と掃気判断を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池
31 エアコンプレッサ(掃気手段)
42 ウォータポンプ(冷媒循環手段)
51 蓄電装置
52 残容量センサ(残容量検出手段)
55 エア導入配管(掃気手段)
56 エア導入弁(掃気手段)
61 ECU(掃気実行判定手段)
62〜64 温度センサ(燃料電池温度検出手段)

Claims (8)

  1. 反応ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
    前記燃料電池の内部を流通する冷媒を循環させる冷媒循環手段と、
    前記燃料電池の温度を検出する燃料電池温度検出手段と、
    前記燃料電池の内部に掃気ガスを導入して掃気制御を行う掃気手段と、
    前記燃料電池の温度が所定閾値以下となったときに掃気実行判定を行う掃気実行判定手段と、を有する燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させ、駆動完了状態においても前記燃料電池の温度が前記所定閾値以下である場合には掃気を実行することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池温度検出手段を複数有し、いずれかの燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させ、駆動完了状態においても、いずれかの前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下である場合には掃気を実行することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に駆動される前記冷媒循環手段の駆動時間を、駆動を繰り返す毎に長くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記掃気手段および前記冷媒循環手段に電力を供給する蓄電装置と、
    前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、を備え、
    前記蓄電装置の残容量が前記掃気手段による掃気に必要な電力以下になると予測される場合には、前記駆動完了状態において前記燃料電池の温度が所定閾値以下とならない場合でも掃気を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 反応ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
    前記燃料電池の内部を流通する冷媒を循環させる冷媒循環手段と、
    前記燃料電池の温度を検出する燃料電池温度検出手段と、
    前記燃料電池の内部に掃気ガスを導入して掃気制御を行う掃気手段と、を備え、
    前記燃料電池の温度が所定閾値以下になったときに掃気実行判定を行う燃料電池システムの運転方法において、
    前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させるステップと、
    駆動完了状態においても前記燃料電池の温度が前記所定閾値以下である場合には掃気を実行するステップと、を含むことを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
  6. 前記燃料電池温度検出手段を複数有し、
    いずれかの燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に前記冷媒循環手段を所定時間駆動させるステップと、
    駆動完了状態においても、いずれかの前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下である場合には掃気を実行するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システムの運転方法。
  7. 前記燃料電池温度検出手段により検出された前記燃料電池の温度が所定閾値以下になった際に駆動される前記冷媒循環手段の駆動時間を、駆動を繰り返す毎に長くするステップを含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の燃料電池システムの運転方法。
  8. 前記掃気手段および前記冷媒循環手段に電力を供給する蓄電装置と、
    前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、を備え、
    前記残容量が前記掃気手段による掃気に必要な電力以下になると予測される場合には、前記駆動完了状態において前記燃料電池の温度が所定閾値以下とならない場合でも掃気を実行するステップを含むことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池システムの運転方法。
JP2008001769A 2008-01-09 2008-01-09 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 Expired - Fee Related JP5276329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001769A JP5276329B2 (ja) 2008-01-09 2008-01-09 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001769A JP5276329B2 (ja) 2008-01-09 2008-01-09 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009164019A true JP2009164019A (ja) 2009-07-23
JP5276329B2 JP5276329B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=40966409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008001769A Expired - Fee Related JP5276329B2 (ja) 2008-01-09 2008-01-09 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5276329B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232111A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両
JP2011120399A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005302515A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005322527A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2007035389A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびその制御方法
JP2007164998A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Denso Corp 燃料電池システム
JP2007305412A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムのアイドル制御装置及び制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005302515A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005322527A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2007035389A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびその制御方法
JP2007164998A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Denso Corp 燃料電池システム
JP2007305412A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムのアイドル制御装置及び制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232111A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両
JP2011120399A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP5276329B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5382627B2 (ja) 燃料電池システム
US10090539B2 (en) Fuel cell system
JP5273415B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムにおける始動時制御方法
EP2722922B1 (en) Fuel cell system and method for controlling fuel cell system
JP5790705B2 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
JP2007035389A (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
CN109921066B (zh) 一种质子交换膜燃料电池的低温启动方法
JP4801703B2 (ja) 燃料電池システム
JP2020017420A (ja) 燃料電池システム
WO2013132536A1 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
JP2011014429A (ja) 燃料電池システム
US10290880B2 (en) Fuel cell cathode balance of plant freeze strategy
JP5199683B2 (ja) 燃料電池システム
JP5772682B2 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
JP5276329B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
JP2009199751A (ja) 燃料電池システム、および、燃料電池システムの制御方法
JP5757230B2 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
CN110783605B (zh) 燃料电池系统
JP2010198786A (ja) 燃料電池システム
JP5086740B2 (ja) 燃料電池システム
JP2009104955A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2019050167A (ja) 燃料電池システム
JP2010061907A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
JP2012003889A (ja) 燃料電池システム
JP5323392B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5276329

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees