JP2009163524A - 演算処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】関数電卓で行った一連の操作を、他の関数電卓で再現可能にすること。
【解決手段】グラフ関数電卓10において、アプリケーションリスト12aからグラフ描画モードが選択されると、関数式入力画面が表示部16に表示される。ここで関数式が入力され、EXEキー15eが操作されると、対応するグラフが、書き換え設定14aが記憶されている場合はこの書き換え設定14aに従って、記憶されていない場合は初期設定データテーブル12cのグラフ描画モードに関する初期設定データに従って描画される。『プログラム』変換が指示されると、『プログラム』変換プログラム12dに従って設定条件を含む一連の操作が『プログラム』に変換され、『プログラム』データ12eとして記憶される。そして、『プログラム』データ12eは、各種演算処理プログラム12bにより実行されることで、一連の操作を再現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、演算処理装置に関する。
従来から、種々の数式演算機能やグラフ描画機能などを備えた、関数電卓と称する小型の電子機器が広く実用されている。そして、当該関数電卓を教育現場で使用し、種々の数式演算やグラフ描画を行い確認することによる学習が行われている。
また、当該関数電卓の機能として、いわゆる『プログラム』機能といわれるものがある。当該『プログラム』機能は、数式演算やグラフ描画などの演算の一つ一つの命令の集合からなる文字列(以下『プログラム』という)を読み込むことで、それぞれの命令に対応した演算を順次実行する機能である。当該『プログラム』機能を用いることで、複数のステップからなる演算処理を一度に実行することができ、また当該複数の演算処理を一つのファイルとして保存することができる。そして、当該『プログラム』機能を用いた学習が、教育現場において行われている。
ところで、このような多様な機能を備えた関数電卓においては、実行した一連の操作の履歴を残すことが考えられている。例えば特許文献1では、キー入力の履歴を登録し、この履歴に応じた操作手順をガイド表示することで、ユーザがキー操作に迷うことなく所望の演算を実行することを可能にしている。
特開2006−331184号公報
しかしながら、従来の関数電卓における操作履歴機能でガイド表示するには、専用のモードを起動する必要があり、当該モードを備えた関数電卓でしか利用することはできなかった。また、操作履歴の中の一部の操作を別の操作に置き換えたり新たな操作を追加したりすることが困難であった。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、ユーザの行った一連の操作に対応する『プログラム』を作成することで、『プログラム』機能を備えた他の多くの関数電卓で当該一連の操作を再現することのできる、演算処理装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の演算処理装置は、ユーザ操作に応じて所定の演算処理を実行する演算実行手段と、この演算実行手段により実行された一連の演算処理の実行を意味する複数の命令からなる文字列を生成する文字列生成手段と、この文字列生成手段により生成された文字列を記憶する文字列記憶手段と、この文字列記憶手段より文字列を読み取り、当該読み取られた文字列が所定の演算処理の実行を意味する命令からなる場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させる文字列読み取り手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の演算処理装置は、請求項1に記載の演算処理装置であって、前記文字列記憶手段は、記憶された文字列を外部に出力すること、及び外部から文字列を入力すること、が可能であることを特徴としている。
請求項3に記載の演算処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の演算処理装置であって、初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶手段を更に備え、前記文字列生成手段は、前記演算実行手段により前記初期設定情報に対応する演算処理が実行されていない場合に、前記初期設定情報記憶手段より初期設定情報を読み出し、当該初期設定情報を意味する命令を合わせて生成することを特徴としている。
請求項4に記載の演算処理装置は、請求項1乃至請求項3に記載の演算処理装置であって、前記文字列記憶手段に記憶された文字列をユーザ操作に応じて読み出し、当該文字列をユーザ操作に応じて編集し、当該編集された文字列をもとの文字列に上書きして前記文字列記憶手段に記憶する文字列編集手段を更に備え、前記文字列読み取り手段は、前記文字列編集手段により前記文字列記憶手段に上書きされた文字列を読み取り、当該読み取られた文字列が所定の演算処理の実行を意味する命令からなる場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させることを特徴としている。
請求項5に記載の演算処理装置は、請求項1乃至請求項4に記載の演算処理装置であって、前記文字列生成手段は、前記演算実行手段により実行された一連の演算処理の実行を意味する複数の命令からなる文字列を生成する際に、ユーザ操作に応じて当該文字列に含まれる任意の命令に停止命令を付加し、前記文字列読み取り手段は、前記文字列生成手段により生成された文字列を読み取り、当該読み取られた文字列に停止命令が付加された命令が含まれている場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させた後、処理を中断させることを特徴としている。
請求項6に記載の演算処理装置は、請求項3乃至請求項5に記載の演算処理装置であって、前記演算実行手段は、ユーザ操作に応じて関数式に対応するグラフを描画する処理を含む演算処理を実行し、前記初期設定情報記憶手段は、グラフの描画条件を含む初期設定情報を記憶し、前記文字列生成手段は、前記演算実行手段により前記グラフの描画条件の設定に対応する演算処理が実行されていない場合に、前記初期設定情報記憶手段よりグラフの描画条件を読み出し、当該グラフの描画条件の設定命令を合わせて生成することを特徴としている。
本発明によれば、関数電卓で行った一連の操作を、他の多くの関数電卓で再現することのできる演算処理装置を提供できる。
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の演算処理装置の実施形態に係るグラフ関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。本実施形態に係るグラフ関数電卓10は、コンピュータ等からなる制御部(CPU(Central Processing Unit)など)11を備えている。
この制御部11は、入力部15から入力される入力データに応じて、フラッシュROMなどの記憶領域12に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、あるいは外部記憶媒体(メモリ・カードや外部接続されるPC(Personal Computer)など)13に予め記憶されている装置制御用プログラムを前記記憶領域12に読み込ませて起動させ、RAMなどのワークメモリを作業領域14として回路各部の動作制御を行なうものである。
この制御部11には、前記入力部15、記憶領域12、作業領域14、が接続され、また、文字・数式表示エリア16a、『プログラム』表示エリア16b、グラフ表示エリア16cなどの各種演算処理に応じた表示エリア、が必要に応じて設定される表示部16が接続される。
前記記憶領域12には、本グラフ関数電卓10の電子回路における全体の処理を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、本グラフ関数電卓10で演算処理可能なアプリケーションのリストであるアプリケーションリスト12a、グラフ描画モードや『プログラム』編集モードなどの各アプリケーションに対応した演算処理を実行する各種演算処理プログラム12b、この各種演算処理プログラム12bにより各種演算処理が実行される際の設定情報の初期値として用いられる初期設定データテーブル12c、前記各種演算処理プログラム12bにより実行された各種演算処理の内容を『プログラム』に変換する『プログラム』変換プログラム12d、この『プログラム』変換プログラム12dにより変換された『プログラム』またはユーザにより作成された『プログラム』などを記録する『プログラム』データ12e、この『プログラム』データ12eを読み取り前記各種演算処理プログラム12bにより実行可能にする『プログラム』読み取りプログラム12fなどが記憶される。
前記外部記憶媒体13は、前記記憶領域12とデータの授受が可能であり、例えば、前記記憶領域12に記憶された『プログラム』データ12eを『プログラム』データ13aとして記憶することで、本グラフ関数電卓10により作成された『プログラム』データを他のグラフ関数電卓やコンピュータなどで実行させることを可能にする。更に、『プログラム』データ13aを前記記憶領域12に『プログラム』データ12eとして記憶することで、他のグラフ関数電卓やコンピュータなどにより作成された『プログラム』データを本グラフ関数電卓10で実行させることを可能にする。
前記入力部15には、メニューキー15a、各種機能キー15b、文字・数字キー15c、カーソルキー15d、EXEキー15e、EXITキー15fなどが備えられる。
メニューキー15aは、前記記憶領域12に記憶されたアプリケーションリスト12aを読み出し、前記表示部16にリスト表示させる際に操作される。
各種機能キー15bは、アプリケーション実行中に、それぞれのアプリケーションに対応した演算処理を前記記憶領域12に記憶された各種演算処理プログラム12bから読み出し、実行させる際に操作される。
文字・数字キー15cは、ユーザ所望の演算式や関数式、その他文字列などを入力するためにその記号文字や数字を入力するキー群からなる。
カーソルキー15dは、表示部16の表示画面に表示されたカーソルの移動や表示項目の選択、グラフ表示領域の移動などを行う際に操作される。
EXEキー15eは、ユーザ操作により入力されたデータの確定などを行う際に操作される。
EXITキー15fは、操作中の表示画面を終了して、以前の表示画面に戻る際などに操作される。
図2は、前記グラフ関数電卓10の記憶領域12に記憶される初期設定データテーブル12cの一例を示す図である。
初期設定データテーブル12cには、前記記憶領域12に記憶されたアプリケーションリスト12aのアプリケーション名と、それぞれのアプリケーション名に対応した初期設定データとが対応付けて記録されている。例えば、アプリケーション名「Graph Function」(グラフ描画モード)には、初期設定データ「ClrGraph」及び「ViewWindow −6.3,6.3,1、−3.1,3.1,1」が対応付けられており、これらは、グラフ描画モード利用時においてグラフを描画する際に、既に描画されているグラフが存在する場合にはそれを削除することと、横軸(X軸)については−6.3<X<6.3の範囲で目盛りが1刻み、縦軸(Y軸)については−3.1<Y<3.1の範囲で目盛りが1刻み、であることを初期条件とし、特に設定しない場合にはこの条件でグラフ描画することと、を意味する。
ここで、図2においては、初期設定データを前記記憶領域12に記憶された前記『プログラム』読み取りプログラム12fにより読み取り可能な文字列の形式で記載しているが、このような記載形式には限定されず、また初期設定データをユーザが書き換えて保存することも可能である。
次に、前記構成のグラフ関数電卓10による『プログラム』変換処理について、一操作例を用いて説明する。
図3は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理を示すフローチャート(その1)である。
図4は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理を示すフローチャート(その2)である。
図5は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その1)を示す図である。
図6は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その2)を示す図である。
図7は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その3)を示す図である。
図8は、前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その4)を示す図である。
例えば図5(A)に示すように、メニューキー15aの操作に応じて記憶領域12に記憶されたアプリケーションリスト12aが読み出され、表示部16に各アプリケーションに対応したアイコンのリストがメニュー画面として表示される。
このメニュー画面表示状態において、カーソルキー15dの操作に応じてアイコンの選択表示が“GRAPH”と書かれたアイコンに移動され、EXEキー15eの操作に応じてグラフ描画モードが起動され、グラフ描画モードの関数式入力画面が文字・数式表示エリア16aを伴って表示部16に表示される。ここで、文字・数字キー15cの操作に応じて関数式“(Y1=)X2 +2”が入力されると、図5(B)に示すような表示画面が、表示部16に表示される(ステップS1)。
ここで、各種機能キー15bのうちのV−Windowキー15b1(図示せず)の操作に応じて“View Window”画面が呼び出されると、起動中のグラフ描画モード(Graph Function)に対応する初期設定データのうち描画条件に相当するデータ「ViewWindow −6.3,6.3,1,−1,−3.1,3.1,1」が初期設定データテーブル12cから読み出され、図5(C)に示すように、当該データがグラフの描画条件として入力された状態で、画面レンジ設定画面が表示部16に表示される。具体的には、横軸(X軸)については−6.3<X<6.3の範囲で目盛りが1刻み、縦軸(Y軸)については−3.1<Y<3.1の範囲で目盛りが1刻み、であることを示している。このとき、このグラフの描画条件はユーザによる入力部15の操作、特に文字・数字キー15cやカーソルキー15dの操作により、書き換えが可能である(ステップS2(YES)→ステップS3)。
ここで、EXITキー15fの操作に応じて、グラフの描画条件が書き換えられているか否かが判定され(ステップS4(YES)→ステップS5)、書き換えられていないと判定された場合は、図5(B)に示すように、そのまま元の関数式入力画面が表示部16に表示される(ステップS5(NO)→ステップS7)。一方、グラフの描画条件が書き換えられていると判定された場合は、書き換えられた内容が書き換え設定14aとして作業領域14に記憶され、元の関数式入力画面が表示部16に表示される(ステップS5(YES)→ステップS6→ステップS7)。その後、V−Windowキー15b1の再操作に応じて「View Window」画面が再び呼び出され、描画条件が書き換え設定14aに記憶されているときはその描画条件、描画条件が書き換え設定14aに記憶されていないときは初期設定データテーブル12cに記憶された初期設定データのうちグラフ描画モードの描画条件に相当するデータ、が入力された状態で画面レンジ設定画面が表示16に表示される(ステップS2(YES)→ステップS3)。画面レンジ設定画面表示状態における以降の処理は上記と同様であるので説明を省略する。
なお、ここでは描画条件の設定についてのみ説明したが、あくまでこれは例示であり、その他種々の設定に対しても、初期設定データテーブル12cに記憶された初期設定データに対して、対応するデータを作業領域14に書き換え設定14aとして記憶することで同様の処理が行われる。
図5(B)に示すような表示画面が表示部16に表示されているとき、EXEキー15eの操作に応じて、表示されている関数式“Y1=X2 +2”に対応するグラフが、描画条件が書き換え設定14aに記憶されているときはその描画条件、描画条件が書き換え設定14aに記憶されていないときは設定データテーブル12cに記憶された初期設定データのうちグラフ描画モードの描画条件に相当するデータ、にそれぞれ従って描画される。ここでは、描画条件が書き換え設定14aに記憶されていないので、図5(D)に示すように、初期設定データテーブル12cに記憶された初期設定データのうちグラフ描画モードの描画条件に相当するデータに従った描画条件でグラフが描画され、表示部16にグラフ表示エリア16cとして表示される(ステップS2(NO)→ステップS8(YES)→ステップS9)。
ここで、各種機能キー15bやカーソルキー15dなど入力部15の操作に応じて対応する処理が各種演算処理プログラム12bに従って行われ、その内容がグラフ表示エリア16cに表示される。例えば、カーソルキー15dを操作することで、図5(E)に示すように、操作に応じた方向にグラフの表示領域が移動してグラフ表示エリア16cに表示される(ステップS10(YES)→ステップS11)。
ここで更に、各種機能キー15bやカーソルキー15dなど入力部15の操作に応じて、図6(F)に示すようにグラフに対するx=1の地点での接線が描画され(ステップS12(NO)→ステップS10(YES)→ステップS11)、EXITキー15fの操作に応じて“Program Edit? YES/NO”と表示部16に表示される(ステップS12(YES)→ステップS13)。
ここで、文字・数字キー15cの中のYキー(または“YES”を選択。以下同じ)の操作に応じて、グラフモードにおける一連の処理を『プログラム』に変換することが決定され、図6(H)に示すように『プログラム』名を入力する画面が表示部16に表示される(ステップS14(Yキー)→ステップT1)。
ここで、文字・数字キー15cの操作に応じて“TEST1”と入力されると、図6(I)に示すように、『プログラム』名の入力フィールドに“TEST1”と入力された画面が表示部16に表示される。更にEXEキー15eの操作に応じて、“TEST1”が『プログラム』名として作業領域14に記録され、『プログラム』変換プログラム12dに従って、図6(J)に示すように、グラフモードにおける一連の処理一つ一つが対応する命令の集合からなる文字列、すなわち『プログラム』に変換され、先頭の命令“ClrGraph”が反転表示されて以降の命令とともに表示部16に『プログラム』表示エリア16bとして表示される。更にEXEキー15eの操作に応じて、図7(K)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”と表示部16に表示される(ステップT2(YES)→ステップT3→ステップT4)。
なお、ここで表示される『プログラム』には初期設定データも含まれ、描画条件が書き換え設定14aに記憶されているときにはその描画条件、描画条件が書き換え設定14aに記憶されていないときには初期設定データテーブル12cに記憶された初期設定データのうちグラフ描画モードの描画条件に相当するデータ、に対応する命令に変換される。
ここで、文字・数字キー15cの中のNキー(または“NO”を選択。以下同じ)の操作に応じて、図7(L)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”の表示が消え、次の命令が存在すると判定されると、反転表示が次の命令“ViewWindow −6.3,6.3,1,−3.1,3.1,1”に移行する。更にEXEキー15eの操作に応じて、図7(M)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”と表示部16に表示される(ステップT5(Nキー)→ステップT7(YES)→ステップT8)。
同様に、文字・数字キー15cの中のNキーの操作に応じて、図7(N)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”の表示が消え、次の命令が存在すると判定されると、反転表示が次の命令““X2+2”→Y1”に移行する。更にEXEキー15eの操作に応じて、図7(O)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”と表示部16に表示される(ステップT5(Nキー)→ステップT7(YES)→ステップT8)。図8(P)及び図8(Q)についても同様なので説明を省略する。
図8(Q)に示すような表示画面が表示部16に表示されているとき、文字・数字キー15cの中のYキーの操作に応じて、図8(R)に示すように、“DispSTOP? YES/NO”の表示が消え、図8(P)において反転表示されていた命令“DrawGraph”の末尾に停止命令“▲”が付加され、次の命令が存在すると判定されると、反転表示が次の命令“ViewWindow −6.3,6.3,1、−1.9,4.3,1”に移行する(ステップT5(Yキー)→ステップT6→ステップT7(YES)→ステップT8)。
なお、前記停止命令“▲”は、『プログラム』に記述されることで、この『プログラム』が『プログラム』読み取りプログラム12fにより読み取られ各種演算処理プログラム12bにより実行されると、直前の命令で『プログラム』の実行を一時停止させ、EXEキー15eの操作に応じて続きの命令から『プログラム』の実行を再開させる命令である。
ステップT5からステップT8の操作を繰り返し、図8(S)に示すように『プログラム』の中の最後の命令“Tangent Y1,1”が反転表示され、“DispSTOP? YES/NO”と表示されたとき、文字・数字キー15cの中のNキーの操作に応じて、“DispSTOP? YES/NO”の表示が消え、次の命令が存在しないと判定されると、以上の操作で作成された『プログラム』が『プログラム』データ12eとして記憶領域12に記憶される。そして、図8(T)に示すように、図5(B)と同様にグラフ描画モードの関数式入力画面が表示部16に表示される(ステップT5(Nキー)→ステップT7(NO)→ステップT9→RETURN→END)。
なお、停止命令“▲”を付加する手順は、本操作例で示した手順に限られず、例えばカーソルキー15dの操作に応じて所望の命令を選択することで停止命令を付加する構成としても良い。
また、本操作例においては、グラフ関数電卓10のアプリケーションとしてグラフ描画モードが起動された場合について説明したが、本発明はこのモードに限定されるものではなく、例えば数表モード(Table Function)や基本計算モード(Manual Calculation)など、グラフ関数電卓10に搭載された種々のアプリケーションに適用可能である。その場合にも、初期設定データについての取り扱いは、グラフ描画モードにおける取り扱いと同様である。
以上のように、前記構成のグラフ関数電卓10による『プログラム』変換処理によれば、グラフ関数電卓10に記憶されたアプリケーションリスト12aから任意のアプリケーションを選択し、このアプリケーション内において一連の演算処理を各種演算処理プログラム12bにより実行し、『プログラム』変換処理を行うことで、そのアプリケーションにおける一連の演算処理を、初期設定も含めて再現可能な命令の集合からなる文字列である『プログラム』に変換し、『プログラム』データ12eとして記憶することができる。
そして、本操作例において作成された『プログラム』データ12eは、ユーザにより記述された通常の『プログラム』と同様、『プログラム』読み取りプログラム12fにより読み取られ、各種演算処理プログラム12bにより実行されることで、本操作例における一連の操作を再現することができる。従って、例えば生徒がグラフ関数電卓10を用いて行った一連の操作を、特別な操作を新たに覚える必要なく、『プログラム』機能という馴染み深い機能を用いて再現することが可能となる。
更に、この『プログラム』作成時に任意の命令の後に停止命令を付加することで、この『プログラム』を実行する際に、直前の命令で『プログラム』の実行を一時停止させ、EXEキー15eの操作に応じて続きの命令から『プログラム』の実行を再開させることができる。従って、例えば生徒がグラフ関数電卓10を用いて行った一連の操作を、特に確認したい箇所で一時停止させながら、『プログラム』機能を用いて再現することが可能となる。
更に、この『プログラム』データ12eは、各種演算処理プログラム12bにより実行可能な『プログラム』編集モードにより自由に再編集、すなわち『プログラム』データ12eに含まれる任意の命令の書き換え、追加、削除など、が可能である。また、外部記憶媒体13に『プログラム』データ13aとして記憶することで、この外部記憶媒体13を介して他のグラフ関数電卓やコンピュータなどで実行させることが可能である。従って、例えば生徒がグラフ関数電卓10を用いて行った一連の操作を、必要に応じて修正して、『プログラム』機能を用いて再現することが可能となる。また、このように作成された『プログラム』を他の生徒のグラフ関数電卓やコンピュータで用いることで学習効果を高めることができ、更に先生が本発明を用いて作成した『プログラム』をコンピュータや生徒のグラフ関数電卓で用いることで授業の効率を良くすることができる。
なお、本願発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、前記実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の演算処理装置の実施形態に係るグラフ関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記グラフ関数電卓10の記憶領域12に記憶される初期設定データテーブル12cを示す図。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理を示すフローチャート(その1)。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理を示すフローチャート(その2)。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その1)を示す図。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その2)を示す図。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その3)を示す図。 前記グラフ関数電卓10による実施形態のグラフ描画モード利用時における『プログラム』変換処理に伴う操作表示状態(その4)を示す図。
符号の説明
10 …グラフ関数電卓
11 …制御部
12 …記憶領域
12a…アプリケーションリスト
12b…各種演算処理プログラム
12c…初期設定データテーブル
12d…『プログラム』変換プログラム
12e…『プログラム』データ
12f…『プログラム』読み取りプログラム
13 …外部記憶媒体
13a…『プログラム』データ
14 …作業領域
14a…書き換え設定
15 …入力部
15a…メニューキー
15b…各種機能キー
15c…文字・数字キー
15d…カーソルキー
15e…EXEキー
15f…EXITキー
16 …表示部
16a…文字・数式表示エリア
16b…『プログラム』表示エリア
16c…グラフ表示エリア

Claims (6)

  1. ユーザ操作に応じて所定の演算処理を実行する演算実行手段と、
    この演算実行手段により実行された一連の演算処理の実行を意味する複数の命令からなる文字列を生成する文字列生成手段と、
    この文字列生成手段により生成された文字列を記憶する文字列記憶手段と、
    この文字列記憶手段より文字列を読み取り、当該読み取られた文字列が所定の演算処理の実行を意味する命令からなる場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させる文字列読み取り手段と、
    を備えたことを特徴とする演算処理装置。
  2. ユーザ操作に応じて、前記文字列記憶手段に記憶された文字列を外部に出力する文字列出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の演算処理装置。
  3. 初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶手段を更に備え、
    前記文字列生成手段は、
    前記演算実行手段により前記初期設定情報に対応する演算処理が実行されていない場合に、前記初期設定情報記憶手段より初期設定情報を読み出し、当該初期設定情報を意味する命令を合わせて生成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の演算処理装置。
  4. 前記文字列記憶手段に記憶された文字列をユーザ操作に応じて読み出し、当該文字列をユーザ操作に応じて編集し、当該編集された文字列をもとの文字列に上書きして前記文字列記憶手段に記憶する文字列編集手段を更に備え、
    前記文字列読み取り手段は、
    前記文字列編集手段により前記文字列記憶手段に上書きされた文字列を読み取り、当該読み取られた文字列が所定の演算処理の実行を意味する命令からなる場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の演算処理装置。
  5. 前記文字列生成手段は、
    前記演算実行手段により実行された一連の演算処理の実行を意味する複数の命令からなる文字列を生成する際に、ユーザ操作に応じて当該文字列に含まれる任意の命令に停止命令を付加し、
    前記文字列読み取り手段は、
    前記文字列生成手段により生成された文字列を読み取り、当該読み取られた文字列に停止命令が付加された命令が含まれている場合に、この命令に対応する演算処理を前記演算実行手段に実行させた後、処理を中断させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の演算処理装置。
  6. 前記演算実行手段は、
    ユーザ操作に応じて関数式に対応するグラフを描画する処理を含む演算処理を実行し、
    前記初期設定情報記憶手段は、
    グラフの描画条件を含む初期設定情報を記憶し、
    前記文字列生成手段は、
    前記演算実行手段により前記グラフの描画条件の設定に対応する演算処理が実行されていない場合に、前記初期設定情報記憶手段よりグラフの描画条件を読み出し、当該グラフの描画条件の設定命令を合わせて生成する
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5に記載の演算処理装置。
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