JP2009163152A - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構造で、シャーシ板の熱をバックカバーに逃がしながら、パネルでの不均一な温度分布の発生を抑えつつ、パネルの温度を低く保ったディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】表示デバイス2と、表示デバイス2を駆動する回路を搭載した回路基板4、5と、一方の面に表示デバイス2を取り付けるとともに他方の面に回路基板4、5を取り付けたシャーシ板6と、シャーシ板6の他方の面にビス19で締結されたバックカバー7とを有し、シャーシ板6に第1の放熱リブ21a、21bを設け、第1の放熱リブ21a、21bと面で接触するようにバックカバー7に第2の放熱リブ22a、22bを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル等の表示デバイスを用いたディスプレイ装置に関する。
近年、テレビ映像等を表示するディスプレイ装置の薄型化が進み、従来のブラウン管に代わって薄型の表示デバイスを用いたディスプレイ装置が主流となっている。以下、表示デバイスとして、プラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」と略記する)を例に説明する。
このようなディスプレイ装置では、シャーシ板の一方の面にパネルが取り付けられ、他方の面に各種の回路基板や部品が取り付けられている。特にパネルを駆動するためのドライバIC等の半導体素子も取り付けられているが、これらのドライバICは発熱するため、放熱板にドライバICが取り付けられ、この放熱板がシャーシ板に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、従来のディスプレイ装置100の構成を示す分解斜視図である。フロントカバー8とバックカバー7とに囲まれたディスプレイ装置100の内部には、パネル2と、シャーシ板6と、電源回路基板4やパネル駆動回路基板5等の回路基板と、ドライバIC9が取り付けられた放熱板13と、チューナーブロック12とが納められている。シャーシ板6の一方の面に熱伝導性の高い樹脂からなる熱伝導シート3を挟んでパネル2を取り付け、他方の面には電源回路基板4やパネル駆動回路基板5等の回路基板およびドライバIC9が取り付けられた放熱板13等が取り付けられている。放熱板13はシャーシ板6に設けられたボス14を利用してシャーシ板6に取り付けられている。
ディスプレイ装置100の後面全体を覆うように設けられたバックカバー7の上部には冷却用のファン11が設置され、バックカバー7の下部には通風孔10が設けられている。そして通風孔10から外気を吸い込み、上部のファン11からディスプレイ装置100内の熱い空気を排出し、ディスプレイ装置100全体を冷却する。このバックカバー7はシャーシ板6に設けたボス17にビス19で固定されている。
このように構成されたディスプレイ装置100では、パネル2自体が放電により発熱することに加えて、消費電力の大きいドライバIC9が大量の熱を放出するためにパネル2の温度が上昇する。しかし、パネル2が高温になるとパネル2の放電特性が変化して、発光すべき画素が発光しない、または発光すべきでない画素が発光する等の誤放電が発生しやすくなり、画像表示品質を低下させる恐れがあった。
この問題を解決するために、例えば特許文献1には、プラズマディスプレイ装置の内部に取り付けられている電子素子に板ばねによって連結された放熱板と、金属製のバックカバーと、このバックカバーと放熱板との間に介装された熱伝導性を有する弾性体とを備え、電子素子で発生した熱をバックカバーに伝導させるプラズマディスプレイ装置の冷却構造が開示されている。
特開2000−338904号公報
上記の冷却構造によれば、ドライバIC等の放熱板を取り付けた電子部品の放熱を行うことができる。しかしながら近年は、パネルの大画面化、高精細度化、高輝度化がますます進み、パネルそのものの放熱効果をさらに高める必要が生じてきた。
またドライバICは、パネルの下辺に沿って横1列に複数個並べて配置されているが、ドライバICを含むこれらの駆動回路の電力もますます増える傾向にある。そしてドライバICから発生した熱のうち半分以上がボスを通じてシャーシ板に伝わり、さらに、シャーシ板から熱伝導シートを通してパネルへと伝わる。このとき、シャーシ板や熱伝導シートは、例えば1〜4mm程度と非常に薄いため、ボスを通じて伝わった熱は、パネルの温度を局所的に上昇させ、パネルに不均一な温度分布を生じさせることになる。
また、バックカバーの上部に取り付けられたファンを駆動することによって、下側の通風孔から空気を吸い込むとともに温度の高い空気を排出し、ディスプレイ装置内部を冷却する構造となっている。しかしながら、チューナーブロックとパネルに挟まれた部分では通気性が悪くなり、ドライバICからの熱が滞留し、ドライバICが設置されている付近のパネルの温度が局所的に高くなるといった問題が起こっている。
上述したように、パネルが高温になると画像表示品質が低下する恐れがあり、加えてパネルに不均一な温度分布を生じるとパネルを破損する恐れもあった。この課題はパネルに限られず、他の表示デバイスにも当てはまる。
本発明はこれらの課題に鑑みなされたものであり、比較的簡単な構造で、シャーシ板の熱をバックカバーに逃がしながら、パネル等の表示デバイスでの不均一な温度分布の発生を抑えつつ、パネル等の表示デバイスの温度を低く保ったディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のディスプレイ装置は、表示デバイスと、表示デバイスを駆動する回路を搭載した回路基板と、一方の面に表示デバイスが取り付けられるとともに他方の面に回路基板が取り付けられたシャーシ板と、シャーシ板の他方の面に設けられたバックカバーとを有し、シャーシ板は第1の放熱リブを有し、バックカバーは第1の放熱リブと面で接触する第2の放熱リブを有することを特徴とする。この構成により、比較的簡単な構造で、シャーシ板の熱をバックカバーに逃がしながら、表示デバイスでの不均一な温度分布の発生を抑えつつ、表示デバイスの温度を低く保ったディスプレイ装置を提供することができる。
また本発明のディスプレイ装置の第1の放熱リブの少なくとも1つ、および第2の放熱リブの少なくとも1つは、鉛直方向に対して傾きを持たせて設けられていてもよい。この構成により、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
また本発明のディスプレイ装置のバックカバーは、シャーシ板にビスで締結されており、第1の放熱リブの少なくとも1つ、および第2の放熱リブの少なくとも1つは、ビスの締結方向に対して傾きを持たせて設けられていてもよい。この構成によっても、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
また本発明のディスプレイ装置の第1の放熱リブと第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、鉛直方向に対して傾いていることが望ましい。この構成により、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
また本発明のディスプレイ装置のバックカバーはシャーシ板にビスで締結されており、第1の放熱リブと第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、ビスの締結方向に対して傾いていることが望ましい。この構成により、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
本発明によれば、比較的簡単な構造で、シャーシ板の熱をバックカバーに逃がしながら、パネルでの不均一な温度分布の発生を抑えつつ、パネルの温度を低く保ったディスプレイ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるディスプレイ装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装置の概略構成を示す分解斜視図である。なお、従来のディスプレイ装置と同等の要素については、図6と同一符号を付している。
ディスプレイ装置1は、パネル2と、熱伝導シート3と、シャーシ板6と、電源回路基板4やパネル駆動回路基板5等の回路基板と、ドライバIC9が取り付けられた放熱板13と、チューナーブロック12とがフロントカバー8とバックカバー7とに囲まれた空間に納められている。
パネル2は、水平方向に長い形状の表示電極対が多数形成された前面ガラス基板と、垂直に長い形状のデータ電極が形成されるとともに赤・青・緑の蛍光体が塗布された背面ガラス基板とを貼り合わせ、これら電極の交点のそれぞれに放電セルを形成して構成されている。1枚のガラス基板はおよそ1.5〜3mmの厚さである。そして表示電極対およびデータ電極に電圧を印加して放電を起こし、発生した紫外線で蛍光体を刺激して発光させ画像を表示させる。パネル2は表示デバイスの一例である。
このように、パネル2の内部で放電を発生させて画像を表示するため、パネル2自体が高温になりやすい。実際、ディスプレイ装置1全体の消費電力は300〜500Wであるのに対し、パネル2の消費電力が200〜300W程度と全体の約半分以上を占めている。従って、パネル2で発生する熱を効率よく逃がし、パネル2を低い温度、例えば70〜80℃に抑えることが重要である。
パネル2は、熱伝導性の高い樹脂からなる熱伝導シート3を介してシャーシ板6に取り付けられている。この熱伝導シート3はパネル2と同様の形状であり、厚みは1〜4mm程度である。熱伝導シート3を介することによって主にガラス基板で構成されたパネル2と金属板で構成されたシャーシ板6とを密着させ、パネル2から発生する熱をシャーシ板6へと効率よく逃がしている。さらに、パネル2とシャーシ板6にある反りを吸収するとともに、外部からの衝撃を緩和する。そのために熱伝導シート3の材料としては、柔軟性と熱伝導性を兼ね備えたシリコン等が用いられる。
シャーシ板6は、大きさがパネル2とほぼ等しく、熱伝導率の高いアルミニウム等を用いた厚みが1.5〜4mm程度の金属板で構成されている。また必要に応じて補強のための折り曲げ加工あるいは補強リブが設けられている。シャーシ板6の一方の面には熱伝導シート3を介してパネル2が取り付けられ、他方の面には各回路基板へ電源を供給するための電源回路基板4や画像信号に基づきパネル2の各電極を駆動する駆動回路等のパネル駆動回路基板5がパネル2と平行になるように取り付けられている。
また、放熱板13はシャーシ板6に設けられたボス14を利用して、パネル2の下辺に対応する位置でシャーシ板6に取り付けられている。複数のドライバIC9は、放熱板13に取り付けられている。さらに、放熱板13に取り付けられた複数個のドライバIC9のうちの一部分を覆うように、チューナーブロック12がシャーシ板6に取り付けられている。
バックカバー7は、厚さ0.5〜2mmの鉄板等の金属板から構成されている。ディスプレイ装置1の後面全体を覆うように設けられたバックカバー7の上部には冷却用のファン11が設置され、バックカバー7の下部には通風孔10が設けられている。
通風孔10は直径3〜5mmの円形の孔であり、バックカバー7の下側の左右方向ほぼ全域にわたって中心間隔6〜8mmピッチで並んでいる。また、通風孔10が形成されている部分全体に対する開口の合計面積の割合として表される開口率としては、30〜60%程度となっている。ファン11は、バックカバー7の上部に複数設けられ、ファン11の吐き出し口にはバックカバー7の下側に設けられた通風孔10と同様の通風孔が設けられている。そして通風孔10から外気を吸い込み、バックカバー7とシャーシ板6との間の空間を通過させて、上部のファン11からディスプレイ装置1内部の熱い空気を排出し、ディスプレイ装置1全体を冷却する。なお、ファン11はシャーシ板6に取り付けられた構造であってもよい。
実施の形態1におけるディスプレイ装置1が従来のディスプレイ装置と異なる点は、シャーシ板6に第1の放熱リブ21a、21bを設け、これら第1の放熱リブ21a、21bのそれぞれと接触するようにバックカバー7に第2の放熱リブ22a、22bを設けた点である。
図2は、本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装置1の第1の放熱リブ21a、21b、および第2の放熱リブ22a、22bの詳細を示す図であり、シャーシ板6および第1の放熱リブ21a、21bを実線で、バックカバー7および第2の放熱リブ22a、22bを破線でそれぞれ示している。以下、第1の放熱リブおよび第2の放熱リブを単に「放熱リブ」とも称する。放熱リブ21a、21bは、回路基板で覆われた箇所等、シャーシ板6の温度が局所的に高くなる場所に設けられている。そして放熱リブ21a、21b、22a、22bは、鉛直方向Gに対して傾きを持たせて設けられており、その傾きはそれぞれ角度θ1、θ2である。また放熱リブ22a、22bは、バックカバー7を組み付けたときに放熱リブ21a、21bのそれぞれの上側に位置し、かつ放熱リブ21a、21bのそれぞれと面で接触する位置に設けられている。
このような放熱リブ22a、22bを備えたバックカバー7をシャーシ板6に組み付けるには、シャーシ板6の放熱リブ21a、21bのそれぞれの上に熱伝導シート23a、23bを置き、その熱伝導シート23a、23bを放熱リブ22a、22bで上から押さえるようにバックカバー7を仮組みする。その後、シャーシ板6に設けたボス17を用いてバックカバー7をビス19で固定する。
このように組み付けることにより、バックカバー7の自重が、放熱リブ22a、22bを介してシャーシ板6に設けられた放熱リブ21a、21bで受け止められるので、これらの面の接触圧が高くなり、シャーシ板6の熱を効率よくバックカバー7に伝えることができる。このように実施の形態1においては、比較的簡単な構造で、シャーシ板6の熱をバックカバー7に逃がしながら、パネル2での不均一な温度分布の発生を抑えつつパネル2の温度を低く保つことができる。
なお、図2に示した実施の形態1においては、放熱リブ21a、放熱リブ21b、および放熱リブ22a、放熱リブ22bは、鉛直方向G上側から下側にいくに従い放熱リブ21aと放熱リブ21b、および放熱リブ22aと放熱リブ22bの間隔が狭くなるように設けられているが、この形状に限定されるものではない。図3は、本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装置1の他の形状の放熱リブ31a、31b、32a、32bの詳細を示す図である。
シャーシ板36の放熱リブ31a、31bおよびバックカバー37の放熱リブ32a、32bは鉛直方向G上側から下側にいくに従い放熱リブ31aと放熱リブ31b、および放熱リブ32aと放熱リブ32bの間隔が広くなるように設けられ、バックカバー37の放熱リブ32a、32bは、バックカバー37を組み付けたときに放熱リブ31a、31bのそれぞれの上側に位置し、かつ放熱リブ31a、31bのそれぞれと面で接触する位置に設けられている。このような構成の放熱リブ31a、31b、32a、32bであっても、バックカバー37の自重が、放熱リブ32a、32bを介してシャーシ板36に設けられた放熱リブ31a、31bで受け止められるので、これらの面の接触圧が高くなり、シャーシ板36の熱を効率よくバックカバー37に伝えることができる。
図4は、本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装置1のさらに他の形状の放熱リブ41a、41b、42a、42bの詳細を示す図である。
シャーシ板46の放熱リブ41a、41bは鉛直方向Gに対してほぼ垂直の方向に設けられ、バックカバー47の放熱リブ42a、42bは、バックカバー47を組み付けたときに放熱リブ41a、41bのそれぞれの上側に位置し、かつ放熱リブ41a、41bのそれぞれと面で接触する位置に設けられている。このような構成の放熱リブ41a、41b、42a、42bであっても、バックカバー47の自重が、放熱リブ42a、42bを介してシャーシ板46に設けられた放熱リブ41a、41bで受け止められるので、これらの面の接触圧が高くなり、シャーシ板46の熱を効率よくバックカバー47に伝えることができる。
このように、シャーシ板に設けられた第1の放熱リブとバックカバーに設けられた第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、鉛直方向に対して傾いていることにより、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
なお、放熱リブ41a、41b、42a、42bに、通気孔を必要に応じて設けてもよい。通気孔を設けると空気の流通をよくして放熱効果を向上させることができる。
また、実施の形態1においては、放熱リブがともに鉛直方向Gに対して傾きを持って設けられていたが、放熱リブのすべてが鉛直方向Gに対して傾きを持つ必要はなく、少なくとも1つの放熱リブが鉛直方向Gに対して傾きを持つように設けられていればよい。
さらに、実施の形態1においては、シャーシ板に2つの放熱リブが設けられているものとして説明したが、放熱リブの数は、1つ、または3つ以上でもよく、ディスプレイ装置の仕様等により最適に設定することが望ましい。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2におけるディスプレイ装置50の断面図であり、放熱リブの詳細を示す図である。なお実施の形態1におけるディスプレイ装置1と同等の要素については、図1と同一符号を付して、説明を省略する。
実施の形態2におけるディスプレイ装置50は、実施の形態1におけるディスプレイ装置1と同様に、シャーシ板56に第1の放熱リブ51a、51bを設け、これら第1の放熱リブ51a、51bのそれぞれと接触するようにバックカバー57に第2の放熱リブ52a、52bを設けている。実施の形態2におけるディスプレイ装置50が実施の形態1におけるディスプレイ装置1と異なる点は、第1の放熱リブ51a、51bおよび第2の放熱リブ52a、52bは、ビス19の締結方向Tに対して傾きを持たせて設けられている点である。以下、第1の放熱リブおよび第2の放熱リブを単に「放熱リブ」とも称する。
放熱リブ51a、51bは、回路基板で覆われた箇所等、シャーシ板56の温度が局所的に高くなる場所に設けられている。そして放熱リブ51a、51bは、ビス19の締結方向Tに対して傾きを持たせて設けられており、その傾きはそれぞれ角度θ3、θ4である。またバックカバー57の放熱リブ52a、52bは、バックカバー57を組み付けたときに放熱リブ51a、51bを押し、かつ放熱リブ51a、51bのそれぞれと面で接触する位置に設けられている。
このような放熱リブ52a、52bを備えたバックカバー57をシャーシ板56に組み付けるには、シャーシ板56の放熱リブ51a、51bのそれぞれのバックカバー57側の面に熱伝導シート53a、53bを置き、その熱伝導シート53a、53bを放熱リブ52a、52bで押さえるようにバックカバー57を仮組みする。その後、シャーシ板56に設けたボス17を用いてバックカバー57をビス19で固定する。
このように組み付けることにより、ビス19でバックカバー57を締結する際に、放熱リブ52a、52bがシャーシ板56に設けられた放熱リブ51a、51bを押すので、放熱リブ51aと放熱リブ52a、および放熱リブ51bと放熱リブ52bの面の接触圧が高くなり、シャーシ板56の熱を効率よくバックカバー57に伝えることができる。このように実施の形態2においても、比較的簡単な構造で、シャーシ板56の熱をバックカバー57に逃がしながら、パネル2での不均一な温度分布の発生を抑えつつパネル2の温度を低く保つことができる。
このように、シャーシ板に設けられた第1の放熱リブとバックカバーに設けられた第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、ビスの締結方向に対して傾いていることが望ましい。この構成により、放熱リブの面の接触圧が高くなり、シャーシ板の熱を効率よくバックカバーに伝えることができる。
なお、実施の形態2においても、放熱リブ51a、51b、52a、52bに、通気孔を必要に応じて設けてもよい。通気孔を設けると空気の流通をよくして放熱効果を向上させることができる。
また、放熱リブのすべてがビス19の締結方向Tに対して傾きを持つ必要はなく、少なくとも1つの放熱リブが鉛直方向Gに対して傾きを持つように設けられていればよい。さらに、放熱リブの数は、1つ、または3つ以上でもよい。
また、表示デバイスとしてプラズマディスプレイパネルを例に説明したが、液晶表示デバイス、有機ELによる表示デバイス、無機ELによる表示デバイス等、他の表示デバイスでもよい。
また、実施の形態1、2において用いた具体的な数値等は、単に一例を挙げたに過ぎず、パネルの特性やディスプレイ装置の仕様等に合わせて、適宜最適な値に設定することが望ましい。
本発明は、平板状の画像を表示する表示デバイスを用いるディスプレイ装置において、装置使用時に発生する熱を効率よく放熱することができ、表示デバイスの温度上昇を防止する効果があり、特にプラズマディスプレイパネルを用いたプラズマディスプレイ装置に有用である。
本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装置の概略構成を示す分解斜視図 同ディスプレイ装置の第1の放熱リブおよび第2の放熱リブの詳細を示す図 同ディスプレイ装置の他の形状の放熱リブの詳細を示す図 同ディスプレイ装置のさらに他の形状の放熱リブの詳細を示す図 本発明の実施の形態2におけるディスプレイ装置の断面図 従来のディスプレイ装置の構成を示す分解斜視図
符号の説明
1,50 ディスプレイ装置
2 パネル(表示デバイス)
3 熱伝導シート
4 電源回路基板
5 パネル駆動回路基板
6,36,46,56 シャーシ板
7,37,47,57 バックカバー
8 フロントカバー
9 ドライバIC
10 通風孔
11 ファン
12 チューナーブロック
13 放熱板
14,17 ボス
19 ビス
21a,21b,31a,31b,41a,41b,51a,51b (第1の)放熱リブ
22a,22b,32a,32b,42a,42b,52a,52b (第2の)放熱リブ
23a,23b,53a,53b 熱伝導シート

Claims (5)

  1. 表示デバイスと、前記表示デバイスを駆動する回路を搭載した回路基板と、一方の面に前記表示デバイスが取り付けられるとともに他方の面に前記回路基板が取り付けられたシャーシ板と、前記シャーシ板の他方の面に設けられたバックカバーとを有し、
    前記シャーシ板は第1の放熱リブを有し、前記バックカバーは前記第1の放熱リブと面で接触する第2の放熱リブを有することを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記第1の放熱リブの少なくとも1つ、および前記第2の放熱リブの少なくとも1つは、鉛直方向に対して傾きを持たせて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記バックカバーは前記シャーシ板にビスで締結されており、
    前記第1の放熱リブの少なくとも1つ、および前記第2の放熱リブの少なくとも1つは、前記ビスの締結方向に対して傾きを持たせて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記第1の放熱リブと前記第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、鉛直方向に対して傾いていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  5. 前記バックカバーは前記シャーシ板にビスで締結されており、
    前記第1の放熱リブと前記第2の放熱リブが接触している面の少なくとも1つは、前記ビスの締結方向に対して傾いていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
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