JP2009162926A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 光源と、
   前記光源からの光を検出する受光素子と、
   前記受光素子による検出光量から前記光源の発光状態とは独立した検出成分である測定環境成分を差し引いた正味検出光量を算出する算出手段と、
   前記算出手段により算出された正味検出光量に基づいて、前記光源の制御を行う光源制御手段と
   を備えた光源システム。
2. 前記光源制御手段は、前記光源の点灯期間および発光強度のうちの少なくとも一方を変化させることにより、前記光源の制御を行う
   請求項１に記載の光源システム。
3. 前記測定環境成分が、前記受光素子を含む回路部分の電気的オフセット成分と、この電気的オフセット成分以外の成分であるバックグランド成分とにより構成される
   請求項１または請求項２に記載の光源システム。
4. 前記受光素子を用いた複数の受光モード間の切替制御を行う切替制御手段を備えた
   請求項３に記載の光源システム。
5. 前記切替制御手段は、
   前記光源を点灯状態とすると共に前記受光素子の受光機能を有効状態とすることにより、前記光源からの光による光量成分と前記バックグランド成分と前記電気的オフセット成分の和である第１の検出光量を取得する第１の受光モードと、
   前記光源を消灯状態とすると共に前記受光素子の受光機能を有効状態とすることにより、前記バックグランド成分と前記電気的オフセット成分の和である第２の検出光量を取得する第２の受光モードとの間で切替制御を行う
   請求項４に記載の光源システム。
6. 前記算出手段は、前記第１の受光モードにより得られた前記第１の検出光量から前記第２の受光モードにより得られた前記第２の検出光量を差し引くことにより、前記正味検出光量を算出する
   請求項５に記載の光源システム。
7. 前記切替制御手段は、更に、
   前記第２の受光モードと、前記光源を消灯状態とすると共に前記受光素子の受光機能を無効状態とすることにより前記電気的オフセット成分を取得する第３の受光モードとの間で切替制御を行う
   請求項５または請求項６に記載の光源システム。
8. 前記算出手段は、前記第２の受光モードにより得られた前記第２の検出光量から前記第３の受光モードにより得られた前記電気的オフセット成分を差し引くことにより、前記バックグランド成分を算出し、
   前記光源制御手段は、前記算出手段により算出されたバックグランド成分が所定の閾値以上の光量である場合に、前記光源の制御を一定期間停止する
   請求項７に記載の光源システム。
9. 前記バックグランド成分は、測定環境下の環境光による光量成分を含む
   請求項３ないし請求項８のいずれか１項に記載の光源システム。
10. 前記環境光は、赤外光を含む
    請求項９に記載の光源システム。
11. 前記光源が、互いに独立して制御可能な複数の部分点灯部により構成されている
    請求項１ないし請求項１０のいずれか１項に記載の光源システム。
12. 前記光源制御手段は、前記光源の点灯期間および発光強度のうちの少なくとも一方をそれぞれ変化させることにより、前記光源の輝度および色温度のうちの少なくとも一方を制御する
    請求項１ないし請求項１１のいずれか１項に記載の光源システム。
13. 照明光を発する光源システムと、
    前記光源システムから発せられた照明光を映像信号に基づいて変調する表示部と
    を備え、
    前記光源システムが、
    光源と、
    前記光源からの光を検出する受光素子と、
    前記受光素子による検出光量から前記光源の発光状態とは独立した検出成分である測定環境成分を差し引いた正味検出光量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された正味検出光量に基づいて、前記光源の制御を行う光源制御手段と
    を有する表示装置。