JP2009162788A - つかみ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】材料試験中につかみ具内で発生するすべりに起因するガタを無くす。
【解決手段】一対のつかみ歯2、3に水平方向に離した2個のピン通し孔を設け、向かい合うピン通し孔に2本のピン4、4を通し、このピン4、4を、前後に開通し下方に開口するつかみ具本体5の両サイドに固定する。前記つかみ歯2、3の上部につかみ歯2、3を押える押圧板9、9を配設し、前記つかみ歯2を押し込むつかみ歯押えボルト8と前記押圧板9、9を押し込むピンガタ取りボルト10、10を螺着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は材料試験機に使用されるつかみ具に関し、特に試験時に発生する試験片取付ガタを減らして試験精度を向上させるつかみ具に関する。
従来、材料試験機の引張試験には図7に示すような楔形つかみ具が一般的に用いられている。この楔形つかみ具21は、内側に楔作用面が形成されたつかみ具本体22に、試験片を両側から挟持する左右一対の楔状のつかみ歯23、24を装着し、つかみ歯23、24の後端部を試験機本体に取り付けた支持軸25によって支持するとともに、つかみ具本体22の後端部に設けられたねじ棒部26に螺着される袋ナット27を回転させてつかみ具本体22を支持軸25に沿って上下させることにより間接的につかみ歯23、24に挟持力を与えている(特許文献1参照)。この楔形つかみ具21は、袋ナット27に加える回転トルクが水平方向の挟持力に変換されて伝達されるので、必要な挟持力を保持するためには機構部の形状を大きくして強度を上げる必要があった。このため比較的試験力が小さい小型の引張試験機には図8に示すようなピン式つかみ具30も使用されている。このつかみ具はつかみ具本体31に支持されるピン32を、左右のつかみ歯33、34に形成されたピン通し孔33a、34aに通し、つかみ具本体31に螺着した押しネジ35でつかみ歯33、34を押しネジ35で左右から押し込み試験片TPを挟持するようになっている。
特開平5−232000号公報
上記ピン式つかみ具30では、つかみ歯33、34に形成されたピン通し孔33a、34aとピン32間にスキマが設けられているので、押しネジ35で左右のつかみ歯33、34を押し込み試験片TPを挟持した時、ピン32のまわりにスキマができ、試験を行う過程でこのスキマが狭まることにより生じるつかみ具のガタつきが試験データの突発的な変化を生じるという問題がある。とくに試験片に引張力と圧縮力を加える疲労試験を行う場合に顕著に表れる。
本発明のつかみ具は両側に把持枠を有して形成されたつかみ具本体と、この両把持枠間に配設された2本のピンと、この2本のピンが貫設されるとともに試験片を挟持して把持する一対のつかみ歯と、この両つかみ歯を前記ピンに対して押圧するつかみ歯押圧手段を設けたものである。
また前記つかみ歯押圧手段を前記つかみ歯上部と前記つかみ具本体上部内壁間に配設した押圧板と、つかみ具本体上部内壁に螺着して前記押圧板に下方への押圧力を加えて前記ピン上部と押圧板とのスキマを無くすピンガタ取りボルトで構成したものである。
つかみ歯同士が2本のピンをガイドとして平行に移動して試験片を挟持するので、試験片に偏った力が加えられずに挟持され、また、つかみ歯とピンとの上部のスキマがつかみ歯の上部に設けられたガタ取り部材の押し付けにより除去されるので、試験中に試験データの突発的な変化が見られず試験データの確度が向上するとともに試験片のつかみ具へのセットが簡単に行える。
本発明の実施例によるつかみ具の構成を示す正面図である。 実施例のつかみ具の側面図である。 実施例のつかみ具の上面図である。 つかみ具が用いられる材料試験機の構成図である。 実施例による試験片取付時のピンとつかみ歯部材間のスキマ発生状態図(A)とスキマ除去状態図(B)である。 他の実施例によるつかみ具の構成を示す正面図(A)と側面図(B)である。 従来の楔形つかみ具の構成例を示す図である。 従来のピン式つかみ具の構成例を示す図である。
本発明実施例のつかみ具の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明実施例のつかみ具の構成を示す正面図、図2はつかみ具の側面図、図3はつかみ具の上面図、図4は本つかみ具が用いられる材料試験機の構成図、図5は試験片の取付途中図(A)と取付終了図(B)でつかみ歯とピンとのスキマを示す図である。
本つかみ具1は、試験片TPを挟持する歯面2a、3aを有する左右一対のつかみ歯2、3に2本のピン4、4を貫通させ、つかみ歯2、3をピン4、4にスライド可能にし試験片TPを挟み込んだ状態で押し込み挟持するピン式のつかみ具1である。
本つかみ具1は前後に開通し下方に開口するとともに上部にロードセル18に螺着するためのねじ穴5aを形成した直方形のつかみ具本体5に各構成要素を組み込んでいる。前記ピン4は一端に六角形のヘッド4aを有し、その他端にねじ部4bが形成されている。このねじ部4bをつかみ具本体5の向かって左側面から挿入してつかみ歯2、3及びスペーサ6に通した後、右側面に突出したねじ部4bにナット7を螺着してピン4をつかみ具本体5に固定している。前記スペーサ6は正面から見て試験片TPがつかみ具本体5のほぼ中央で挟持されるような厚さのものを使用する。このスペーサ6は試験片TPの厚さに対応したものをその都度用意するか予め用意しておいたものを選択して使用する。またつかみ具本体5の左サイドには前記つかみ歯2を押し込むためのつかみ歯押えボルト8が螺着され、上部には前記つかみ歯2、3の上部前後に配設された押圧板9、9をつかみ歯2、3に押し付けるためのピンガタ取りボルト10、10が螺着されている。本つかみ具1においてつかみ歯押えボルト8でつかみ歯2を押し込む場合、つかみ具本体5の左サイドに外向きの力が加わるが前記ピン4のヘッド4aとナット7によって両サイドの幅が固定されているので変形が抑制される。これによりつかみ具本体5の材質として鋼鉄やステンレス鋼以外にアルミニウム合金などの軽金属材料を使用することもできる。
本発明のつかみ具1が用いられる材料試験機11は、図4に示すように基台12と、その左右端部に立設する左右一対のネジ支柱13、14と上部ヨーク15からなるネジ支柱組み立て部と、ネジ支柱13、14に螺合して上下するクロスヘッド16と、前記基台12に内設されるモータ、ギヤーからなるネジ支柱駆動部17と、前記ロードセル18からの検出信号を試験力に変換する演算処理部19から構成され、試験力の表示、記録が行われる。
次に、上記材料試験機11のクロスヘッド16に固設されたロードセル18に取り付けたつかみ具1に試験片TPを挟持する手順とそれに伴う動作を図1〜図4を参照しながら以下に説明する。なお、基台12側に固定されるつかみ具1は上下逆に取り付けられるだけであり手順と動作は同様のものである。
まず試験片TPに合ったスペーサ6を用意し、ピン4、4をつかみ歯2、3及び前記スペーサ6に形成された孔に通してナット7を螺着しつかみ具本体5に固定する。次に、つかみ歯押えボルト8を緩めた状態でつかみ歯2、3間に試験片TPを挿入し、つかみ歯押えボルト8をねじ込み試験片TPをつかみ歯2、3で挟持する。この状態では図5(A)に示すようにつかみ歯2とピン4、4上部との間に例えばスキマG1及びスキマG2が生じる。この状態で前記ピンガタ取りボルト10、10を回して押圧板9、9に矢印方向の力Fを加えると、図5(B)に示すようにつかみ歯2、3の上部が揃いその結果ピン4上側のスキマG1、G2が無くなる。次にクロスヘッド16を下降させ、試験片TPの下側を基台12側のつかみ具1のつかみ歯2、3間に挿入した後、上記と同様の手順で試験片TPを挟持する。試験片TP取付完了後、クロスヘッド16を徐々に上昇させて引張試験を行うと、ピン4、4上部とつかみ歯2、3間にスキマが存在しないためピン4、4に対するつかみ歯2、3のすべりが発生しない。これにより試験片TPの動きにガタを発生せずに引張試験が行われる。
本発明のピン式つかみ具は引張力と圧縮力を交互に試験片に加えるような試験、すなわち振動的な負荷を加える疲労試験を行う場合の使用により適している。つかみ具本体とつかみ歯との間に全くガタが存在しないので両振り用のつかみ具として使用することができる。
図6は他の実施例によるつかみ具1Aの構成を示す正面図(A)と側面図(B)である。この引張つかみ具1Aは、スペーサ6の代わりにつかみ具本体5Aの向かって右サイドにもつかみ歯押えボルト8Aを螺着したものである。予め試験片TPの縦中心軸が向かってつかみ具本体5Aのほぼ中心にくるようにつかみ歯押さえボルト8と8Aをねじ込みつかみ歯2、3で試験片TPを挟持する。このつかみ歯押さえボルト8と8Aを使用することによりスペーサ6を省略することができる。
材料試験機のつかみ具に用いられる。
1 つかみ具
1A つかみ具
2 つかみ歯
2a 歯面
3 つかみ歯
3a 歯面
4 ピン
4a ヘッド
4b ねじ部
5 つかみ具本体
5A つかみ具本体
5a ねじ穴
6 スペーサ
7 ナット
8 つかみ歯押えボルト
8A つかみ歯押えボルト
9 押圧板
10 ピンガタ取りボルト
11 材料試験機
12 基台
13 ネジ支柱
14 ネジ支柱
15 上部ヨーク
16 クロスヘッド
17 ネジ支柱駆動部
18 ロードセル
19 演算処理部
21 楔形つかみ具
22 つかみ具本体
23 つかみ歯
24 つかみ歯
25 支持軸
26 ねじ棒部
27 袋ナット
30 ピン式つかみ具
31 つかみ具本体
32 ピン
33 つかみ歯
33a ピン通し孔
34 つかみ歯
34a ピン通し孔
35 押しネジ

Claims (2)

  1. 両側に把持枠を有して形成されたつかみ具本体と、この両把持枠間に配設された2本のピンと、この2本のピンが貫設されるとともに試験片を挟持して把持する一対のつかみ歯と、この両つかみ歯を前記ピンに対して押圧するつかみ歯押圧手段を設けたことを特徴とするつかみ具。
  2. 前記つかみ歯押圧手段を前記つかみ歯上部と前記つかみ具本体上部内壁間に配設した押圧板と、つかみ具本体上部内壁に螺着して前記押圧板に下方への押圧力を加えて前記ピン上部と押圧板とのスキマを無くすピンガタ取りボルトで構成したことを特徴とする請求項1に記載のつかみ具。
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