JP2009162386A - 管用回転自在継ぎ手 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、接続するホース等の捩れを容易に解消することができ、部品点数が少なく、製作時や組立時の作業性に優れるとともに、簡単な構造で著しく生産性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の管用回転自在継ぎ手は、略筒形状に形成され外周面に係止用環状溝部を有する基端固定管と、略筒形状に形成され一端にフランジを有し前記基端固定管に外嵌された回転管と、前記回転管の前記フランジの内縁側に舌片状に連設された係止部本体と、前記係止部本体の先端内側に突設され前記係止用環状溝部に抜け止め状に係止される係止爪部と、を備えた構成を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、散水ノズルと家庭用ホースとの接続等に使用でき、継ぎ手を軸線と直交する方向に対して回転自在にすることでホース等の捩れを防止することのできる管用回転自在継ぎ手に関するものである。
近年、散水ノズルは、家庭用ホースを使用して庭に散水する場合に手元で散水弁の開閉を行うことができ、さらに散水の形状をシャワー状、霧状、ストレート状など手元で自在にかえることができ大変便利なため一般的に用いられている。
しかし、従来の散水ノズルは以下のような問題を有していた。
(1)散水ノズルを持ち歩いていろんな向きで繰り返し使用すると接続したホースに捩れが生じてホースがつぶれるため、ホースの管路が閉塞されて散水ノズルから水が出ない。
(2)ホースが捩れたままホース巻取機に巻き取ると、捩れを解消しないまま巻き取られるため、ホースを均一に巻き取ることが出来ない。
(3)均一にホースを巻き取るには散水ノズルを捩れと逆方向に回転させてホースの捩れを解消しながらホース巻取機に巻き取らなければならないため、作業性に劣り、ホース内に残っていた水が周囲に飛散する。
そこで、これらの問題を解決するために、管用回転自在継ぎ手が研究されている。
例えば、(特許文献1)には、「ノズル本体の基端部に、周面に環状溝部を有する基端固定管を連結すると共に、基端固定管の外側には、連結リングを介して回転管を回転自在に遊嵌し、回転管の下端は、ホースの先端を取り外し自在に連結可能とし、更には、連結リングには、回転管の外周面に形成された嵌入溝部に嵌入自在の爪部を内方に向かって複数個突設すると共に、該爪部は基端固定管の環状溝部に摺動自在に嵌着すべく構成することにより、連結リングと回転管とを一体に、基端固定管の外周で回転可能に構成したもの」が開示されている。
また、(特許文献2)には、「先端側に、基端筒部の外径より外径が大きい先端筒部を備えた雄継ぎ手を、その先端筒部の外周にリング状パッキングを設けてその先端筒部を雌継ぎ手に挿入することによって該雌継ぎ手に対して前記雄継ぎ手が軸線回りに回転自在に接続される構造をなし、散水ノズル等とホース等との接続に用いられる管用回転自在継ぎ手であって、前記雌継ぎ手は、内周面に凹部が形成された筒状をなす雌継ぎ手本体と、適度の弾性を有してリング状をなし弾性変形により縮径されることによって前記雌継ぎ手本体の内側に挿入され、拡径して前記雌継ぎ手本体の凹部に抜け止め状に嵌着される凸部を備えると共に内側に曲げられてなる係止片を有する係止部材とを有してなり、該係止部材は、その凸部が前記雌継ぎ手本体の凹部に嵌着された際において該係止片のなす最小内径が、挿入される前記雄継ぎ手の先端筒部の外径より小径となるとともに、該先端筒部が挿入されることによって拡径され、かつ該先端筒部が前記雌継ぎ手の係止片を越えて先端側に位置することによって該係止片が前記雄継ぎ手の基端筒部の外周面側において縮径してその先端筒部の後端面側に抜け止め状に係止する構成をなすようにしたもの」が開示されている。
特開平4−78458号公報 特開平10−238678号公報
しかしながら上記従来の技術は、以下のような課題を有していた。
(1)別途製作した連結リング又は係止部材を必要とするので部品点数が多く生産性に欠ける。
(2)連結リング又は係止部材を別途本体に取付けねばならず、作業が煩雑で作業性に欠けるとともに、工数を多く要するので、生産性に欠ける。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、接続するホース等の捩れを容易に解消することができ、部品点数が少なく、製作時や組立時の作業性に優れるとともに、簡単な構造で著しく生産性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の管用回転自在継ぎ手は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の管用回転自在継ぎ手は、略筒形状に形成され外周面に係止用環状溝部を有する基端固定管と、略筒形状に形成され一端にフランジを有し前記基端固定管に外嵌された回転管と、前記回転管の前記フランジの内縁側に舌片状に連設された係止部本体と、前記係止部本体の先端内側に突設され前記係止用環状溝部に抜け止め状に係止される係止爪部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成したので、従来のように係止手段を別途必要とせず部品点数を減らすことができる。
(2)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成しているので、従来のように係止手段を別途組込む作業を必要とせず製作及び取付の工数を減らすことができる。
(3)基端固定管に回転管を挿入するだけで係止部本体の弾性により係止爪部が係止用環状溝部に遊嵌し係止され抜けることがないので組立作業性を著しく向上させることができる。
ここで、基端固定管及び回転管の材質としては、合成樹脂、特にABS等の樹脂は軽量で成形性に優れているため、好適に用いられる。また、耐油性の合成樹脂は、水のみでなく、油脂成分の混入した水や油脂そのものを基端固定管に流すことができ耐久性に優れるため、好適に用いられる。
係止部本体は、回転管に1及至複数箇所形成され、係止部本体の形状は、軸線方向に長い長方形、軸線方向に短い長方形、正方形、三角形などが用いられる。特に、軸線方向に長い長方形は、内方からの力に対する外側への反りが大きく取れることから係止爪部を係止用環状溝部に係止する際に係止部本体が反りに耐えられなくなって折れたりすることが無く耐久性に優れるため、好適に用いられる。
係止部本体の断面の形状は、両面とも平板状、両面とも回転管の形状に合わせた曲面板状、外側の面は平板状で内側の面が回転管の形状に合わせた曲面板状、外側の面が回転管の形状に合わせた曲面板状で内側の面が平板状などが用いられる。特に、両面とも回転管の形状に合わせた曲面板状は、厚さが均一であり耐久性に優れ、また基端固定管と係止部本体との隙間が無くなることで荷重が均一にかかるようになるため、好適に用いられる。
基端固定管及び回転管の内部には、必要に応じて補強リブを設けることができる。これにより、基端固定管及び回転管の強度を高めることができ、好ましい。補強リブの向きは、軸方向に平行、軸方向に垂直に形成してもよいが、軸方向に平行であるほうが、水流に対する抵抗が小さく均一に補強することができるので、好ましい。
基端固定管及び回転管の外周にも、必要に応じて補強リブを設けることができる。これにより、基端固定管及び回転管の強度を高めることができるので、好ましい。補強リブの向きは、軸方向に平行、軸方向に垂直に形成してもよいが、軸方向に垂直であるほうが、周方向に均一に補強することができるため、好ましい。
係止爪部の形状は、基端固定管の外周に合わせて円弧状に形成するのが好ましい。これにより、係止爪部が係止用環状溝部へ係止する際にスムーズに入れることができ、係止爪部への荷重を均一にすることができる。
また、係止爪部は、係止部本体の端部に係止用環状溝部に平行して直線状に形成する方法、係止部本体の端部に係止用環状溝部に平行して複数箇所形成する方法などが用いられる。特に、係止部本体の端部に係止用環状溝部に平行して直線状に形成する方法は、係止部本体への荷重が均一にかかるようになるため、好適に用いられる。
また、係止爪部の断面形状としては、三角形状、台形状、片側が垂直な台形状、方形状、半円状、円弧状などが用いられる。特に、断面形状が、基端固定管を挿入する側の端面が傾斜をなしもう一方の係止爪部の端面が垂直である台形状は、係止爪部を係止する際には容易に入れることができ、また、いったん係止すると今度は逆側が垂直であることでより外れにくくなるため、好適に用いられる。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管用回転自在継ぎ手であって、前記回転管が、前記フランジに一辺が連設され前記回転管の周面に開設された係止部用窓部と、前記フランジに連設され前記係止部本体の両側部に前記係止部用窓部の枠部を構成する窓補強リブと、を備えており、
前記係止部本体が、前記フランジに連設して前記係止部用窓部の枠部内に形成されている構成を有している。
この構成により、請求項1に記載の作用に加えて以下のような作用が得られる。
(1)フランジに係止部本体が連設され、更に係止部本体の両側部に係止部用窓部の枠部を構成する窓補強リブがフランジに連設されているので係止部本体の強度が高めることができる。
(2)係止部用窓部の内側に係止部本体が形成されることで、製作時及び組立時に引っ掛けたりする事故が防止できる。
ここで、係止部用窓部の枠部に環状の補強リブを設けることにより回転管の強度を補強することができる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の管用回転自在継ぎ手であって、前記回転管が、前記回転管の外周側に前記係止部用窓部と連設されたカバー体挿着フランジを有し、略筒形状に形成され内側に突設され前記カバー体挿着フランジに係止されるカバー体挿着用突部を有し前記係止部本体に外嵌されるカバー体と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2に記載の作用に加えて以下のような作用が得られる。
(1)カバー体を係止部本体に外嵌することにより係止部本体に外部から荷重がかかるのを防ぎ保護することができる。
(2)カバー体挿着フランジにカバー体挿着用突部を係止することで係止部本体をカバー体で保護すると共にカバー体が脱落するのを防ぐことができる。
ここで、カバー体挿着用突部の形状は、カバー体挿着フランジの端部に当接する部分は軸線に垂直で回転管を挿入する側の端面は傾斜面に形成される。これにより、カバー体を係止するときには容易に挿入でき、反対には容易に外れないため、好適に用いられる。
カバー体の材質については、プラスチックが成形に優れ、耐久性に優れるため、好適に用いられる。
カバー体の外周面は、凹凸を設けるなどすることができ、これによりカバー体の組立作業が容易になり、作業性及び運用性に優れる。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1及至3の内いずれか1項に記載の管用回転自在継ぎ手であって、前記係止部本体が、前記係止部本体の外側に円弧状又は矩形状に1以上突設された外れ防止突部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1及至3に記載の作用に加えて以下のような作用が得られる。
(1)組立時に係止部本体の係止爪部の係止不足があった場合外れ防止突部が外側に出っ張った状態となり、カバー体を本来の嵌めこみ位置まできちんと外嵌できないため、組立作業者が容易に基端固定管と回転管との係止不足を検出することができるため、作業性に優れる。
(2)カバー体を係止部本体に外嵌させることで、回転管が抜け方向に強く引っ張られた際に係止爪部に外方へ向かう力がかかった場合でも、外れ防止突部がカバー体内壁により規制される為、係止爪部が係止用環状突部から外れることが無く、部品結合度の信頼性に優れる。
ここで、外れ防止突部の形状は係止爪部の前述のものと同様なものが用いられる。係止爪部の係止用環状突部との当接面は軸線方向に対して凸に傾斜して形成されるのが好ましい。
また、外れ防止突部の高さは、カバー体挿着フランジと同一か少し低く形成される。これによりカバー体の挿着を容易に行うことができる。
以上のように、本発明の管用回転自在継ぎ手は、請求項1に記載の発明によれば、以下のような有利な効果が得られる。
(1)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成したので、従来のように係止手段を別途必要とせず部品点数を減らすことができ、省資源性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
(2)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成しているので、従来のように係止手段を別途組込む作業を必要とせず製作及び取付の工数を減らすことができ、作業性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
(3)基端固定管に回転管を挿入するだけで係止部本体の弾性により係止爪部が係止用環状溝部に遊嵌し係止され抜けることがないので、組立時の作業性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加えて以下のような有利な効果が得られる。
(1)フランジに係止部本体が連設され、更に係止部本体の両側部に係止部用窓部の枠部を構成する窓補強リブがフランジに連設されているので係止部本体の強度が高めることができるため、耐久性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
(2)係止部用窓部の内側に係止部本体が形成されることで、製作時及び組立時に引っ掛けたりする事故が防止できるため、作業性及び耐久性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の効果に加えて以下のような有利な効果が得られる。
(1)カバー体を係止部本体に外嵌することにより係止部本体に外部から荷重がかかるのを防ぎ保護することができるため、耐久性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
(2)カバー体挿着フランジにカバー体挿着用突部を係止することで係止部本体をカバー体で保護すると共にカバー体が脱落するのを防ぐことができるため、利便性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1及至3のいずれかに記載の効果に加えて以下のような有利な効果が得られる。
(1)組立時に係止部本体の係止爪部の係止不足があった場合外れ防止突部が外側に出っ張った状態となり、カバー体を本来の嵌めこみ位置まできちんと外嵌できないため、組立作業者が容易に基端固定管と回転管との係止不足を検出することができ、作業性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
(2)カバー体を係止部本体に外嵌させることで、回転管が抜け方向に強く引っ張られた際に係止爪部に外方へ向かう力がかかった場合でも、外れ防止突部がカバー体内壁により規制される為、係止爪部が係止用環状突部から外れることが無く、部品結合度の信頼性に優れた管用回転自在継ぎ手を提供することができる。
散水ノズルに実施の形態1における管用回転自在継ぎ手を装着した状態を示す断面端面図 管用回転自在継ぎ手の要部断面図 (a)管用回転自在継ぎ手の回転管の斜視図、(b)管用回転自在継ぎ手の回転管の側面図 図2のA−A矢視断面図 図2のB−B矢視断面図 (a)実施の形態1における管用回転自在継ぎ手の組立前の分解斜視図、(b)実施の形態1における管用回転自在継ぎ手の組立前の分解側面図 基端固定管に回転管を外嵌する際の模式図
以下、本発明の実施の形態を、図1又至図7を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は散水ノズルに実施の形態1における管用回転自在継ぎ手を装着した状態を示す断面端面図である。図1において、1は実施の形態1における管用回転自在継ぎ手であって、基端固定管2は一端部に散水ノズルと連結する連結手段3を有している。また、101は散水ノズルであって、ピストル型に形成されたノズル本体102とノズル本体102の端部にめねじを施した連結手段103とから形成されており、連結手段103により基端固定管2の連結手段3と連結されている。
次に、実施の形態1の管用回転自在継ぎ手の各部の詳細について図面を用いて説明する。
図2は管用回転自在継ぎ手の要部断面図であり、図3(a)は管用回転自在継ぎ手の回転管の斜視図であり、図3(b)はその側面図であり、図4は図2のA−A矢視断面図であり、図5は図2のB−B矢視断面図であり、図6(a)は実施の形態1における管用回転自在継ぎ手の組立前の分解斜視図であり、図6(b)は実施の形態1における管用回転自在継ぎ手の組立前の分解側面図である。
図2及至図6において、2は基端固定管であって、ABS等の合成樹脂等で成形され基端筒部2aと中央筒部2bと先端筒部2cにより同芯の異径円筒形状に形成され、基端筒部2aの外周面におねじを施した連結手段3が形成されている。そして、基端固定管2には、中央筒部2bの外周面に基端筒部2a側から順に、基端フランジ部4、環状リブ5がそれぞれ軸線方向に垂直に環状に突設され、係止用環状溝部6が軸線方向に垂直に周設され、さらに係止用環状突部7が先端筒部2c側に適度の角度の傾斜を有して軸線方向に垂直に環状に突設されている。また、先端筒部2cの外周面にはO−リング用溝部8が軸線方向に垂直に周設され、このO−リング用溝部8に水密用のO−リング9が嵌着されている。なお、係止用環状溝部6の外径D1は、先端筒部2cの外径D2より小さく形成されている。
また、10は基端固定管2の一端に端部側が挿着された回転管であって、前述の合成樹脂等で成形されフランジ11を端部に有し、管部がカバー体挿着フランジ13側から基端固定管2の先端筒部2cを挿着する先端筒部挿着部12a、小径筒部12b及びホースHが外嵌されるホース嵌着部12cにより同芯の異径円筒形状に形成されている。小径筒部12bの外周面は延設されホースHの先端部を嵌合する嵌合凹部12dを開けてロックナット螺合部12eが形成されている。尚、嵌合凹部12dの底壁にはロックナット螺合部12eを補強する補強リブ12fが形成されている。
先端筒部挿着部12aの基部の外周に形成されたカバー体挿着フランジ13とフランジ11との間の対向する2箇所に一辺がフランジ11に連設され回転管10の周面に開設された係止部用窓部14を有している。係止部用窓部14の側部には各々窓補強リブ14a,14bがカバー体挿着フランジ13と同一の高さでフランジ11に連設して立設され枠部を形成している。係止部用窓部14の枠部内に基部がフランジ11の内縁側に舌片状に連設された係止部本体15を備えている。係止部本体15の端部には、内側に円弧状又は矩形状に突設され基端固定管2の係止用環状突部7の係止用環状溝部6側の周壁に当接し抜け止め状に係止される係止爪部15aと、外側に係止爪部15aが係止用環状突部7から外れるのを防止する外れ防止突部15bが形成されている。係止爪部15aはフランジ11側が係止部本体15の弾性率に応じた角度で傾斜して形成された傾斜面15a'を有し、カバー体挿着フランジ13側には当接面15a"が形成されている。各窓用補強リブ14bの外側にはガイドレール部16を挟んでガイドレール用リブ17が各々形成されている。カバー体挿着フランジ13とフランジ11との間の外周面に外れ防止突部15bと同一線上で後述するカバー体を保持するカバー体保持リブ18が周設されている。カバー体保持リブ18の高さは、カバー体挿着フランジ13と同一高さでかつカバー体挿着フランジ13と平行に設けられている。カバー体保持リブ18の両端は窓補強リブ14aとガイドレール用リブ17に連設するか離して形成してもよい。ガイドレール部16の端部のカバー体挿着フランジ13は切り欠かれガイド挿入部19が形成されている。また、ロックナット螺合部12eの螺子部12e'はガイドレール部16の延長線上で後述するガイド部を嵌通させるため切り欠き形成されたガイド嵌通部20が形成されている。
カバー体21の内周壁にはカバー体21の基端固定管2側の一端に少し拡径した段差部22と、段差部22の周端面より軸線方向に突条又は数個の突起状に形成されたガイド部23と、ガイド部23の端部にガイド部23と同一高さでT字形になるように形成されたガイド補強部24を有している。カバー体21の他端側内周壁にはガイド部23から周方向へ所定の間隔で回転管10の環状段差部13aに係止する1以上のカバー体挿着用突部25が突設されている。フランジ11は段差部22と嵌合するためカバー保持リブ18などよりも少し高く形成され、カバー体21を外嵌したときにカバー体21の端面が基端フランジ部4の外周面と略面一になるように形成されている。これにより、基端固定管2の偏荷重による破損を防止できる。
ガイド補強部24はガイド部23とT字型になるように一体に又は不連続で形成されている。これによりカバー体21に回転力がかかっても回転管10とカバー体21とが空回りすることがない為、カバー体21を手で固定した状態で回転管10と後述するロックナット27の緊締具螺合部28と螺合でき、ホースHの取付け時の操作性を向上できる。カバー体挿着用突部25はカバー体挿着フランジ13の外周側に厚み方向に浅く形成された環状段差部13aに当接される。
ホース嵌着部12cにはホースHが外嵌される。ホースHの外周面は緊締具26で緊締されている。緊締具26は円錐台状に形成されホース先端側の一端側から線状切り欠き部26a,他端側から線状切り欠き部26bが形成され伸縮自在に形成されている。また、他端側の内周には爪部26cが形成されホースHに爪部26cが食い込みホースHの抜け防止が図られている。
緊締具26はロックナット27を緊締具26に外嵌させ、ロックナット27の緊締具螺合部28とロックナット螺合部12eとを螺着させることにより爪部26cがホースHに食い込むように形成されている。
なお、回転管10のホース嵌着部12cの内周面に軸方向に対して平行に回転管内補強リブ12gが、放射状に等間隔で突設されている。これにより回転管10の耐久性を向上させることができる。
以上のように構成された実施の形態1の管用回転自在継ぎ手1について、以下組立方法を図1及至図7を参照しながら説明する。図7は基端固定管に回転管を外嵌する際の模式図である。
O−リング9を基端固定管2のO−リング用溝部8に嵌着させる。次いで、図7に示すように回転管10を基端固定管2の先端筒部2c側から奥へと押しこむと係止爪部15aが基端固定管2の係止用環状突部7の角に接触する。次いで、さらに奥へ押しこむことで、係止爪部15aが進行方向に対して傾斜を有しているため係止爪部15aに対して外側に向かう力がかかり、それにより点線で示すように係止部本体15が外側に向かって反りを生じて奥へと押しこまれるようになる。次いで、さらに奥に押しこむことで図2に示すように係止爪部15aが係止用環状溝部6に嵌入し、当接面15a"が係止用環状突部7の係止用環状溝部6側の周壁に当接し抜け止め状に係止される。いったん係止された後には、回転管10を抜く方向の引っ張る力に対しては、係止部本体15の弾性力で撓み係止爪部15aが係止用環状溝部6の奥に入り当接面15a"が広く当接し、これにより回転管10を基端固定管2に強固に係止することができる。また、回転管10は基端固定管2の軸線周りの方向へは係止爪部15aの当接面15a"が摺動可能なので自由に回転することができる。
次いで、図6に示すカバー体21のガイド部23を回転管10のガイドレール部16へと合わせて押しこみ、ガイド挿入部19にガイド補強部24が嵌着されると、同時にカバー体21のカバー体挿着用突部25が図2に示すようにカバー体挿着フランジ13の環状段差部13aに係止されることによりカバー体21がカバー体挿着フランジ13に強固に係止され、カバー体21を回転管10に外嵌させることができる。また、この時カバー体21の段差部22は回転管10のフランジ11と嵌合している。これにより、回転管10を抜く方向の引っ張る力に対しては係止部本体15の弾性力で撓み係止爪部15aが係止用環状溝部6の奥に入り当接面15a"が広く当接し、これにより回転管10を基端固定管2に強固に係止することができる。さらに強く、回転管10を抜く方向に引っ張る力がかけられた場合には、係止爪部15aが係止用環状溝部6から外れる方向に係止部本体15が撓むが、カバー体21に外れ防止突部15bが当接し係止爪部15aが係止用環状突部7から外れるのを防止することができるため、回転管10が基端固定管2から外れるのを防止することができる。また、外れ防止突部15bを設けている為、組立段階で係止爪部15aが係止用環状溝部6への係止不足があった場合に外れ防止突部15bが本来嵌めこむ位置に届かず、その後組立てるカバー体21が外嵌できないことから係止爪部15aの係止不足を見分けることができるため、作業性に優れる。
次いで、図2に示すようにホースHにロックナット27、緊締具26の順に外嵌した後、ホースHを回転管10のホース嵌着部12cに外嵌させ、次いで、緊締具26をホースHの外周面に外嵌させ、ロックナット27をロックナット螺合部12eに螺着し緊締具26をホースHの外周面に緊締する。これにより、緊締具26の爪部26cがホースHに食い込み、ホースHが抜けるのを防止できる。
以上のように実施の形態1における管用回転自在継ぎ手は構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成したので、従来のように係止手段を別途必要とせず部品点数を減らすことができる。
(2)係止部本体と係止爪部と回転管とを一体に形成しているので、従来のように係止手段を別途組込む作業を必要とせず製作及び取付の工数を減らすことができる。
(3)基端固定管に回転管を挿入するだけで係止部本体の弾性により係止爪部が係止用環状溝部に遊嵌し係止され抜けることがないので組立作業性を著しく向上させることができる。
(4)フランジに係止部本体が連設され、更に係止部本体の両側部に係止部用窓部の枠部を構成する窓補強リブがフランジに連設されているので係止部本体の強度が高めることができる。
(5)係止部用窓部の内側に係止部本体が形成されることで、製作時及び組立時に引っ掛けたりする事故が防止できる。
(6)カバー体を係止部本体に外嵌することにより係止部本体に外部から荷重がかかるのを防ぎ保護することができる。
(7)カバー体挿着フランジにカバー体挿着用突部を係止することで係止部本体をカバー体で保護すると共にカバー体が脱落するのを防ぐことができる。
(8)組立時に係止部本体の係止爪部の係止不足があった場合外れ防止突部が外側に出っ張った状態となり、カバー体を本来の嵌めこみ位置まできちんと外嵌できないため、組立作業者が容易に基端固定管と回転管との係止不足を検出することができるため、作業性に優れる。
(9)カバー体を係止部本体に外嵌させることで、回転管が抜け方向に強く引っ張られた際に係止爪部に外方へ向かう力がかかった場合でも、外れ防止突部がカバー体内壁により規制される為、係止爪部が係止用環状突部から外れることが無く、部品結合度の信頼性に優れる。
(10)回転管が回転自在であるため、ホース等を接続した場合に捩れが生じなく作業性に優れる。
(11)任意の方向に回転させたい時にカバー体を回転させると同時に回転管を回転することができるため、利便性に優れる。
1 実施の形態1における管用回転自在継ぎ手
2 基端固定管
2a 基端筒部
2b 中央筒部
2c 先端筒部
3 連結手段
4 基端フランジ部
5 環状リブ
6 係止用環状溝部
7 係止用環状突部
8 O−リング用溝部
9 O−リング
10 回転管
11 フランジ
12a 先端筒部挿着部
12b 小径筒部
12c ホース嵌着部
12d 嵌合凹部
12e ロックナット螺合部
12e' 螺子部
12f 補強リブ
12g 回転管内補強リブ
13 カバー体挿着フランジ
13a 環状段差部
14 係止部用窓部
14a,14b 窓補強リブ
15 係止部本体
15a 係止爪部
15b 外れ防止突部
15a' 傾斜面
15a" 当接面
16 ガイドレール部
17 ガイドレール用リブ
18 カバー体保持リブ
19 ガイド挿入部
20 ガイド嵌通部
21 カバー体
22 段差部
23 ガイド部
24 ガイド補強部
25 カバー体挿着用突部
26 緊締具
26a,26b 線状切り欠き部
26c 爪部
27 ロックナット
28 緊締具螺合部
101 散水ノズル
102 ノズル本体
103 連結手段
H ホース
D1 係止用環状溝部の外径
D2 先端筒部の外径

Claims (4)

  1. 略筒形状に形成され外周面に係止用環状溝部を有する基端固定管と、略筒形状に形成され一端にフランジを有し前記基端固定管に外嵌された回転管と、前記回転管の前記フランジの内縁側に舌片状に連設された係止部本体と、前記係止部本体の先端内側に突設され前記係止用環状溝部に抜け止め状に係止される係止爪部と、を備えていることを特徴とする管用回転自在継ぎ手。
  2. 前記回転管が、前記フランジに一辺が連設され前記回転管の周面に開設された係止部用窓部と、前記フランジに連設され前記係止部本体の両側部に前記係止部用窓部の枠部を構成する窓補強リブと、を備えており、
    前記係止部本体が、前記フランジに連設して前記係止部用窓部の枠部内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管用回転自在継ぎ手。
  3. 前記回転管が、前記回転管の外周側に前記係止部用窓部と連設されたカバー体挿着フランジを有し、略筒形状に形成され内側に突設され前記カバー体挿着フランジに係止されるカバー体挿着用突部を有し前記係止部本体に外嵌されるカバー体と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管用回転自在継ぎ手。
  4. 前記係止部本体が、前記係止部本体の外側に円弧状又は矩形状に1以上突設された外れ防止突部を備えていることを特徴とする請求項1及至3の内いずれか1項に記載の管用回転自在継ぎ手。
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