JP2009161747A - 燃料体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】家畜糞独特の臭気がなく、牛糞を始めとする家畜糞に由来する着火しやすく火力が強い燃料体とする。
【解決手段】家畜糞を露天で攪拌・切り返しを行いながら天日を利用した乾燥および好気性発酵を行い、得られた完熟発酵資材とバークB・木材の破砕チップ、おが屑、稲わら、麦わら等の植物性物質を混合した後、成形機でペレット状、スティック状、その他ペレットストーブで燃えやすい形状に成形して、固形化された燃料体とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、牛糞を始めとする家畜糞に由来するペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の燃料体及びその製造方法に関するものである。
ペレットストーブは、空気を強制的に送り込み、燃焼室に収容するペレット燃料体を燃焼させる。従来、この燃料体には、木質ペレットが使用されているのがほとんどである(例えば特許文献1、2参照)。木質ペレットは、おが屑及びバークの破砕チップを乾燥し、ペレット成形機でペレットとされる。バークは、燃やすとダイオキシンが発生するので、そのまま燃やすことができないので、ペレットとされペレットストーブの燃料とされている。又、製材所から排出されるバークを木質ペレットとする他の処理・利用方法として、バーク堆肥を作りリサイクルしているが、バーク堆肥を製造するには1年以上かかる。他方、牛舎から排出される牛糞の処理・利用は、牛糞堆肥として畑に施肥することや、乳牛糞の搾汁液を原料とした高効率メタン発酵システムが実用化されている。
特開2004−138257号公報 特開2004−309110号公報
牛舎から排出される牛糞の処理は、牛糞堆肥としての利用・消費では排出量に追いつかないので、畜産地域では山積する牛糞の処理に困っている。又、バーク堆肥としての利用・消費もバークの排出量に追いつかないので、困っている。
本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、家畜糞独特の臭気がなく、牛糞を始めとする家畜糞に由来する着火しやすく火力が強いペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の燃料体及びその製造方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、家畜糞を好気性発酵してなる完熟発酵資材を主成分とし、該完熟発酵資材を固形化してなることを特徴とする。
前記家畜糞が牛糞、又は該牛糞と他の家畜糞の混合物であることを特徴とする。
植物性物質が含まれていることを特徴とする。
前記植物性物質の全部又は一部がリグニンであることを特徴とする。
前記植物性物質の全部又は一部がセルロースであることを特徴とする。
前記植物性物質の全部又は一部が木を由来とするものであることを特徴とする。
ここでいう家畜糞を好気性発酵してなる完熟発酵資材とは、少なくとも、好気性微生物による易分解性有機物の分解が終了し、アンモニア態窒素が少なく臭気がない状態の資材である。この状態の完熟発酵資材は、例えば、一般に完熟堆肥と呼ばれるものと同じものであって、家畜糞独特の臭気(悪臭)がなく、自然の土の匂いの資材である。
ここでいう家畜糞とは、牛糞、鶏糞、豚糞等、大量に飼育され、糞の入手が容易、且つ安価に行える家畜の糞が挙げられる。例示した家畜糞は、飼育の過程で大量に発生する産業廃棄物であるため、容易、且つ安価に入手できる。
ここでいう植物性物質とは、例えば、バークの破砕チップ、木材の破砕チップ、おが屑、稲わら、麦わら、籾殻、麦殻、豆殻等が挙げられる。例示した植物性物質は、製材時や農産物収穫時に大量に発生する産業廃棄物であるため、容易、且つ安価に入手できる。
前記バークの破砕チップ、木材の破砕チップ、おが屑、稲わら、麦わら、籾殻等は、家畜舎において敷料に用いられるものである。この敷料は、季節や家畜により異なるが、牛舎の場合には、冬期間(11月〜3月)で2、3週間隔、夏期間(4月〜10月)は3ケ月間隔で交換され、このサイクルで大量に排出されるものである。一般的には、排出された敷料を堆肥化処理し、再度敷料に使用したり肥料として使用したりしているが、堆肥化処理が敷料を交換するサイクルに追いつかず、排出される敷料がそのまま放置されることが多いため、排出敷料の入手が容易、且つ安価に行える。そして、排出された敷料は家畜糞との混合物であるため、該混合物を好気性発酵することにより、植物性物質(セルロース及びリグニンを含む)を含んだ完熟発酵資材を得ることができる。
完熟発酵資材に含まれる植物性物質(セルロース及びリグニンを含む)が着火材として機能する。又、完熟発酵資材と植物性物質との間に生じる隙間が、燃焼に必要な空気の通気空間や、空気が溜まる空気層となる。又、植物性物質は、固形化する際に完熟発酵資材同士を接着する(つなぐ)接着材(つなぎ)としても機能する。
セルロース及びリグニンは、前記木材や各種わら、更には、植物の種子の皮(殻)に多く含まれる難分解性有機物であって、前記混合物を好気性発酵させて易分解性有機物が完熟発酵した後でも残留し易い物質である。
このような燃料体は、例えば、家畜糞を好気性発酵により完熟発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、得られた完熟発酵資材を固形化する工程と、を含む製造方法により製造できる。
又、家畜糞を好気性発酵により完熟発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、得られた完熟発酵資材に植物性物質を混合する工程と、前記植物性物質が混合された完熟発酵資材を固形化する工程と、を含む製造方法により製造できる。
又、家畜糞と植物性物質の混合物を、該植物性物質に含まれる難分解性有機物が残留する程度に好気性発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、得られた完熟発酵資材を固形化する工程と、を含む製造方法により製造できる。
前記難分解性有機物がセルロース及び/又はリグニンであることを特徴とする。
本発明によると、家畜糞独特の臭気がなく、牛糞を始めとする家畜糞に由来する着火しやすく火力が強いペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の燃料体及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、燃料体の製造方法の工程(1)〜(5)の工程図である。本製造方法では、家畜糞に牛糞を用い、植物性物質にバークを用いている。
(工程1)
完熟発酵資材の原料の一例である牛糞と、植物性物質の一例であるバークを収集する(図1(a)参照)。牛舎や牧場等から牛糞Aを集め、又、製材所等からバークBを集める。牛糞AとバークBは基本的には産業廃棄物であり、堆肥化等により再利用が試みられているが、現在では、この廃棄量に対して堆肥化が追いつかず、未処理の牛糞AとバークBが放置されている。そのため、この放置される牛糞AとバークBの処理の一環として集めることにより、無料、又は安価で集められる。このため、燃料体の原料費用は無料、又は安価で済む。牛糞Aの元は植物であり敷料や農業用残渣物と同源であり、おが屑はバークBと同源である。このため、牛舎や牧場などから集めた牛糞Aは敷料が混ざっていてもよい。
牛舎から排出される敷料には、主にバークの破砕チップ、木材の破砕チップ、おが屑、稲わら、麦わら、籾殻等の植物性物質が用いられているため、該敷料をそのまま完熟発酵資材の原料として使用することができる。更に、農業用残渣物(有機廃棄物)を混ぜても良い。更に、セルロース及びリグニンを多く含む木材等の破砕チップを加えてもよく、この場合、廃材を利用することにより、産業廃棄物の削減やリサイクルに貢献できる。
本発明では、使用する家畜糞について牛糞に限定するものではなく、例えば、鶏糞や豚糞、更には馬糞も使用することができるが、好ましくは、炭素率が高い牛糞である。牛糞は、炭素率(C/N比)が44〜46と高いので、家畜糞の内では、最も燃料に適するものと考えられる。鶏糞、豚糞、馬糞は、牛糞よりも炭素率が低いので、夫々、単独で使用するよりも、牛糞に対して混合して、例えば、増量剤のようにして使用することが好ましい。
他方、牛糞は、生糞の水分が75wt%〜85wt%と高くこのままでは発酵が促進されないので、水分を抜いて残留水分が約60wt%程度となるように調整して発酵を促して発酵温度が70℃以上となるようにすることが好ましい。
(工程2)
牛糞AとバークBとを、5対5の標準割合として混ぜ合せる(図1(b)参照)。牛糞とバークは大量に排出されるので5対5の割合で混ぜ合せることが、牛糞とバークの双方の分解処理を促進できる。ただし、時期によって、牛糞Aの排出量とバークBの排出量とに相違が出てくる場合には、牛糞とバークとを、約7対3〜3対7の割合として混合することが好ましい。この混合割合の数値限界の意義は、排出量の相違を考慮したことに加え、好気性発酵による分解処理期間の長期化回避及び、着火性や燃焼熱量等の確保のためでもある。
牛糞とバークの分解過程において、牛糞及びバークに含まれる易分解性有機物が分解されて完熟発酵したときに、牛糞及びバークに含まれる難分解性有機物であるセルロース又はリグニンのほぼ全部又は一部が分解されず残留する。又、牛糞は、有機物の分解に関与する微生物の培地であるので、牛糞の割合が少ないとバークの分解処理が遅く、バークの割合が少ないと分解処理後のセルロース又はリグニンが少なくなる。
セルロース及びリグニンは、完熟発酵資材を固形化して燃料体にする際の接着剤(つなぎ)として機能する他、燃料体を燃焼させる際の着火材としても機能するとともに、燃焼に必要な空気の通気空間や、空気が溜まる空気層を形成するのにも機能する。すなわち、着火性や燃焼熱量等を確保するには、セルロース又はリグニンがある程度含まれていることが好ましい。又、牛糞を3:バーク7とした際の分解処理では、夏季の露天において攪拌・切り返しを行ったところ、2ヶ月〜3か月で、リグニンが残留した完熟発酵資材を得ることができた。
前記セルロースは、植物性物質の分解過程で出る繊維質の難分解性有機物であり、該セルロースが分解されることによりリグニンとなる。すなわち、牛糞とバークの比率や季節・気温、更には、分解期間によっては、完熟発酵資材にセルロースが残留したり、セルロース及びリグニンが残留したりする場合もある。
この分解処理期間は、季節や気温によって変わるが、牛糞が完熟発酵したときにセルロース及び/又はリグニンが残留していることが条件である。すなわち、牛糞が完熟発酵した後に分解処理を継続すると、難分解性有機物であるセルロース及びリグニンも分解されてしまうため、少なくともセルロース及び/又はリグニンが残留している状態で完熟発酵を終了させる。
又、牛糞とバークの比率が前記の範囲以外の比率で製造した燃料体は、前記範囲の比率で製造した燃料体に比べると、着火性や燃焼熱量が低下する可能性はある。しかしながら、仮に、着火性や燃焼熱量が低下しているとしても、前記範囲の比率で製造した燃料体と混合して使用したり、追加用の燃料体として使用したりすることができる。
(工程3)
本実施の形態の牛糞AとバークBの混合物Cの分解処理は、露天で行う。コンクリート又はアスファルトの上にシートを敷いて、混合物Cを縦断面が山盛り状になるようにして土手状堆積物Dとして、天日を利用して乾燥させ好気性発酵を利用して発酵させる(図2(a)参照)。
土手状堆積物Dとしたら、生糞の水分は75wt%〜85wt%であるので、まず、堆積し、さらに攪拌して牛糞の乾燥を促す。微生物は水の中で生息し増殖する。そのため、基本的には原料の水分量(含水率)は高い方が良いが、水分量が多いと通気性の確保が難しくなってしまうため、堆積放置して乾燥させる。牛糞など高含水率の原料は機械的に圧力を加えて搾り、固液分離を行う場合もあるが、この実施の形態では行わないものとし、天日乾燥を利用する。残留水分が50wt%〜60wt%になると、発酵が盛んに行われ、醗酵温度が70℃を超える。牛糞とバークは、好気性発酵により分解していく。この分解処理では、好気性発酵が行われる。好気性発酵は、第1段階発酵=糖化作用、第2段階発酵=タンパク質分解作用、第3段階発酵=成酸作用、アミノ酸合成作用)の過程を経過する。高温域(50〜65℃)で活性を持つ高温菌群の活性のピークは60℃前後にある。分解の速度は高温域の方が高いため、衛生面からも高温域まで温度を上昇させ、病原細菌、病虫卵、ウイルス、雑草種子を不活性化する。発酵菌が繁殖するとき、牛糞は熱を持ち65℃〜70℃になると、病原菌や寄生虫の卵、雑草の種子などが死滅する。
攪拌直後から、最初の攪拌あるいは切り返しを行って好気性発酵を促し、以後数日経過する毎に攪拌あるいは切り返しを行う。適正な含水率に保つため、水分が少ない場合は加水を行う。良好な分解処理が起きている時、乳酸や酢酸は分解され、又タンパク質はアルカリ性であるアンモニアに分解されるためアルカリ性になる。こうして、合計で十数回の攪拌あるいは切り返しを行うことにより2ヶ月〜3ヶ月間でアンモニア臭が殆どしない完熟発酵資材が実現できる。発酵が進んで半乾燥状態になると、表面はパン状、スポンジ状になり内部にはピンポン球大〜野球のボール球大の塊ができる。さらに2〜3回攪拌しながら乾燥させると茶と黒の混合した粒状の完熟発酵資材となる。第3発酵段階で活躍した酵母菌や乳酸菌は、最終段階では自らが分泌した酸によって死滅していき、代わって放線菌が増殖する。
この実施の形態では特に、完熟発酵資材を作る工程について、図1(b)に示す牛糞とバークとの混合物Cを、図2(a)に示す土手状堆積物Dとし、図2(b)に示すように、攪拌羽根Eで土手状堆積物Dを一端から他端まで攪拌・切り返しを行うと、土手状堆積物Dに対して、短時間に攪拌切り返しが行えて、土手状堆積物Dが大量であっても作業が容易に行える。
攪拌羽根Eを有する攪拌手段は、土手状堆積物Dを跨ぐフレーム(不図示)の両端に車輪を有し、車輪間に水平回転軸を有しこの水平軸に攪拌羽根Eを備え被牽引式攪拌走行装置(不図示)として構成され、トラクタ等の車両に牽引されて走行し、その際に、トラクタ等の車両から延びる回転軸の回転が水平回転軸Cの回転となって伝達される構成とすると、攪拌羽根Eが回転して、土手状堆積物Dの一端から他端まで短時間に攪拌して、攪拌後も土手状の堆積状態を保つことができる。
尚、本発明では、例示したように、露天において前記被牽引式攪拌走行装置を用いた攪拌・切り返しを行いながら天日で乾燥させる分解処理方法に限られず、同様の効果を得られる分解処理方法を採用してもよい。
(工程4)
分解処理を開始して2ヶ月〜3ヶ月経過した完熟発酵資材をビニールハウス内のシート上に移し、薄い厚さに広げ、天日乾燥を利用して残留水分が10wt%〜20wt%となるように乾燥させる。残留水分が少なくすることにより、リグニンが含まれた状態の乾燥した完熟発酵資材Fとなる。
(工程5)
前記完熟発酵資材Fを成形機で、図3(a)に示す粒状G1、図3(b)に示すペレット状G2、図3(c)に示すスティック状G3、その他、ペレットストーブで燃えやすい形状に成形すると、本発明のペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の固形化された燃料体となる。
前記完熟発酵資材Fと未熟発酵資材のアンモニア態窒素の値(ppm)を比較した。その結果、完熟発酵資材Fのアンモニア態窒素がおよそ20ppmであるのに対し、未熟発酵資材のアンモニア態窒素がおよそ420ppmであった。アンモニア態窒素は、臭気成分であり、このアンモニア態窒素の値が高ければ高いほど臭気(悪臭)が強いことになる。
すなわち、前記未熟発酵資材においても、炭素が含まれているため、燃料体の原料として使用することができるものと思われるが、この未熟発酵資材は、前記のように臭気(牛糞独特の臭気)があるため、この未熟発酵資材を原料とした燃料体は、牛糞独特の臭気を有する。例えば、防臭対策を充分にしていないと、燃料体から臭気が周囲に漏れた際に、その臭気を室内に充満させてしまうおそれがある。この燃料体に対して、本実施の形態の完熟発酵資材を原料とした燃料体は、未熟発酵資材を原料とした燃料体のような臭気がないため、特別な防臭対策を行う必要がない。
ちなみに、本実施の形態の完熟発酵資材Fは、好気性発酵により完熟発酵したものであるため、牛糞を主原料とする完熟堆肥とほぼ同様の成分を有している。すなわち、完熟発酵資材Fは、完熟堆肥と同様に自然の土のような匂いである。更に、本実施の形態の燃料体を製造する場合、その原料として、例えば、市販の完熟堆肥を用いても、同様の燃料体となることが期待できる。又、逆にいえば、前記完熟発酵資材を有機肥料として使用することもできる。更に、燃料体を有機肥料として利用できることも期待できる。
又、バークが含まれない牛糞のみの完熟発酵資材をペレット状に成形した燃料体と、乾燥牛生糞をペレット状に成形した燃料体の、炭素分(wt%)、酸素分(wt%)、総発熱量(J/g)を測定し、該測定結果を比較した。これら炭素分(wt%)及び酸素分(wt%)は、燃焼に直接関与するものである。
測定した結果、牛糞のみの完熟発酵資材からなる燃料体は、炭素分が35.2wt%、酸素分が24.6wt%、総発熱量が14340J/gであった。該燃料体に対して乾燥牛生糞からなる燃料体は、炭素分が13.4wt%、酸素分が7.0wt%、総発熱量が4980J/gであった。すなわち、牛糞を完熟発酵資材とすることにより、同じ牛糞であっても燃料としての機能が向上することが認められた。
更に、リグニンが残留している本実施の形態の完熟発酵資材からなる燃料体の総発熱量を測定したところ、16911J/gであった。すなわち、牛糞からなる完熟発酵資材にリグニンが含まれることにより、牛糞のみの完熟発酵資材からなる燃料体の総発熱量よりも高く、燃料としての機能が向上した燃料体となる。
本発明の燃料体は、含まれる植物性物質をリグニンやセルロースに限定するものではなく、バークの破砕チップ、木材の破砕チップ、おが屑、稲わら、麦わら、籾殻、麦殻、豆殻等をそのまま分解処理せず用いてもよい。すなわち、完熟発酵資材同士の接着剤(つなぎ)となるとともに、着火材として機能し、更に燃焼に必要な空気の通気空間や、空気が溜まる空気層を形成することができる植物性物質であればよい。
〔実施例1〕
前記実施の形態で製造されたペレット状の燃料体をペレットストーブに入れて着火時間を測定したところ、4分で着火し、良好に燃えだした。又、成形状態も良好であった。
〔実施例2〕
市販の木質ペレットをペレットストーブに入れて着火時間を測定したところ、4分で着火し、良好に燃えだした。
〔実施例3〕
敷料を多く含む牛糞を集め、水分調整のためにさらに藁を入れて4ヶ月分解処理し、藁が殆ど分解した水分15wt%〜20wt%の完熟発酵資材を作り、さらに、ビニールハウスに薄く広げ、水分15%以下となるように乾燥させ、成形機にてペレット状の燃料体を製造した。この燃料体をペレットストーブに入れて着火時間を測定したところ、6分で着火し燃え出した。実施例1の燃料体に比べると火力が弱く感じられたが、火力に関しては、燃料体の量を増やすことで解決でき、又、使い方として実施例1の燃料体が燃え始めた後に追加する燃料体、あるいは、火力の調整用の燃料体として活用することができる。又、成形状態については、実施例1の燃料体に比べると多少の不良が認められるものの、燃料体として使用する上において特に問題になることはない。牛糞独特の臭気がなく、自然の土の匂いであった。
〔実施例4〕
牛糞とバークを5対5の割合で混ぜて6ヶ月分解処理し、リグニンが分解され残っていない、かつ水分15wt%以下の完熟発酵資材を作り、成形機にてペレット状の燃料体を製造した。この燃料体をペレットストーブに入れて着火時間を測定したところ、6分で着火し燃え出した。実施例1の燃料体に比べると火力が弱く感じられたが、火力に関しては、燃料体の量を増やすことで解決でき、又、使い方として実施例1の燃料体が燃え始めた後に追加する燃料体、あるいは、火力調整用の燃料体として活用することができる。又、成形状態については、実施例1の燃料体に比べると多少の不良が認められるものの、燃料体として使用する上において特に問題になることはない。牛糞独特の臭気がなく、自然の土の匂いであった。
〔実施例5〕
牛糞を3ヶ月分解処理し、かつ水分15wt%以下の完熟発酵資材を作り、該完熟発酵資材にバークの破砕チップを混合した混合物を原料として成形機にてペレット状の燃料体を製造した。燃料体をペレットストーブに入れて着火時間を測定したところ、4分で着火し、良好に燃えだした。又、成形状態も良好であった。すなわち、バークの破砕チップが完熟発酵資材同士の接着剤(つなぎ)となるとともに、着火材として機能し、更に燃焼に必要な空気の通気空間や、空気が溜まる空気層を形成する。牛糞独特の臭気がなく、自然の土の匂いであった。
〔実施例6〕
牛糞を原料とし、水分15wt%以下とした未熟発酵資材を成形機にてペレット状の燃料体を製造した。この燃料体は、着火時間及び火力並びに成形状態に関しては実施例4の燃料体と同等であったが、燃料体自体からの臭気が強く、燃料体をペレットストーブに入れる際に該燃料体の臭気が室内に充満してしまった。すなわち、一般家庭等で使用される暖房の燃料体としては、室内の環境(悪臭)を悪化させてしまう要因となるため不適である。
〔実施例7〕
水分3.2wt%とした乾燥牛生糞を成形機にてペレット状の燃料体を製造した。この燃料体は、着火時間及び火力が極めて弱く、成形状態に関しても不良が多かった。しかも燃料体自体からの臭気が強く、燃料体をペレットストーブに入れる際に該燃料体の臭気が室内に充満してしまった。すなわち、燃料体として使用するには不適である。
本実施の形態の燃料体によれば、
(1)牛糞の独特の臭気がなく、しかも燃え付きやすく火力が強いペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の燃料体を提供できる。
(2)原料である牛糞とバークは、牛舎や牧場などから集めた牛糞と製材所などから集めたバーク、更には、牛舎等から排出される敷料を利用できるので、牧場や製材所における牛糞やバーク、敷料の堆積を解消できる。
(3)製造コストが極めて安く付く。原料の牛糞やバークは、廃棄物であり、牧場や製材所から無料、又は安価に調達できる。製造には、屋外での分解処理の製造工程を経て、その後薄く広げて天日乾燥を利用できるから、攪拌機の稼働に費用がかかる位である。
(4)短期間に大量に製造できる。したがって、畜産地域の牛糞の排出量、製材所のバークの排出量に処理量が十分に追い付き、処分に困っている窮状を解消できる。更に、完熟発酵資材及び燃料体を有機肥料としての利用が期待できる。
(5)ペレットストーブ用、ペレットボイラー用、薪ストーブ用の燃料体であるから、大量消費が保障される。寒冷地の冬季の暖房の全てを灯油や電気エネルギーに替えて賄うことができる大量の燃料体を短期間に製造可能である。
本発明は上記実施の形態にこれに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
本発明の実施の形態1の燃料体の製造方法に係り、(a)は、原料の牛糞とバークの各別の集積状態を示す図であり、(b)は牛糞とバークとの混合物の集積状態を示す図である。 (a)は、図1(b)に示す混合物を土手状堆積物とし攪拌して分解処理し完熟発酵資材とする工程図であり、(b)は、完熟発酵資材を乾燥させて乾燥した完熟発酵資材とする工程図である。 燃料体の異なった形態を示す図である。
符号の説明
A:牛糞 B:バーク C:牛糞とバークの混合堆積物 D:土手状堆積物(完熟発酵資材) E:攪拌羽根 F:乾燥した完熟発酵資材 G1〜G3:燃料体

Claims (10)

  1. 家畜糞を好気性発酵してなる完熟発酵資材を主成分とし、該完熟発酵資材を固形化してなることを特徴とする燃料体。
  2. 前記家畜糞が牛糞、又は該牛糞と他の家畜糞の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の燃料体。
  3. 植物性物質が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料体。
  4. 植物性物質の全部又は一部がリグニンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料体。
  5. 植物性物質の全部又は一部がセルロースであることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料体。
  6. 植物性物質の全部又は一部が木を由来とするものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の燃料体。
  7. 家畜糞を好気性発酵により完熟発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、
    得られた完熟発酵資材を固形化する工程と、
    を含む燃料体の製造方法。
  8. 家畜糞を好気性発酵により完熟発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、
    得られた完熟発酵資材に植物性物質を混合する工程と、
    前記植物性物質が混合された完熟発酵資材を固形化する工程と、
    を含む燃料体の製造方法。
  9. 家畜糞と植物性物質の混合物を、該植物性物質に含まれる難分解性有機物が残留する程度に好気性発酵させて完熟発酵資材を得る工程と、
    得られた完熟発酵資材を固形化する工程と、
    を含む燃料体の製造方法。
  10. 前記難分解性有機物がセルロース又はリグニンであることを特徴とする請求項9に記載の燃料体の製造方法。
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