JP2009161175A - 車両用制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用制動装置において、導線の敷設が簡単化され、ケーブル敷設および信頼性が改善されるようにする。
【解決手段】車両用制動装置221が、車室224内に設けられる制動ペダル装置18及び制動装置221を制御する制御装置17を持っている。制御装置17は、車室224外でこの車室を支持する台枠222に設けられている。
【選択図】図12

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の車両用制動装置に関する。
このような公知の制動装置は、制動ペダル及び制動値発信器を持つ制動ペダル装置を持っている。制動ペダルの操作に応答して、制動値発信器が制動要求信号を発生する。更にこのような制動要求信号は電子制御装置を持ち、制動要求信号に応答してこの制御装置が、それぞれの制動装置の少なくとも1つの制動機の制動力を制御するため、特に制動要求信号に関係して制動力を増大、保持又は減少するため、少なくとも1つの制動力制御信号を発生する。こうして制御装置は、制動装置の少なくとも常用制動機能を制御する。この公知の制動装置では、制御装置が、車両の車室内で制動ペダル装置の近くにある中央モジュールに設けられ、この車室内に運転席も設けられている。
従来のように車室内の中央モジュールから制動装置の種々の部品特に後車軸モジュール及び場合によっては前車軸モジュールへ、多数の電気導線が通じており、モジュールが、制動シリンダの空気圧操作のため空気圧力を調整する弁装置を持っている。これらのモジュールは、車両の台枠に取付けられている。これに反しバスはしばしば台枠として一体形車体を持っている。中央モジュールから及び中央モジュールへの多数の電気導線のため、車室から台枠へ太いケーブルが通じている。このようなケーブルの敷設は複雑で費用がかかる。特に台枠に対する車室のはずみ運動のため、又は台枠に対する車室の傾倒のため、車室と台枠との間に通常相対運動が起こるからである。商用車両特にトラックでは、台枠は運転室の下に設けられる機関室へ達するために設けられている。しかし信頼性を損なうことなしに太いケーブルを敷設することは技術的に困難であり、従って費用がかかる。
従って本発明の基礎となっている課題は、公知の制動装置を改善することである。特に導線の敷設が簡単化され、ケーブルの敷設及び信頼性が改善され、開発の費用、作動中における故障し易さ、従って作動中の費用が低減されるようにする。
本発明は、請求項1に記載の制動装置によりこの課題を解決する。即ち最初にあげた種類の制動装置において、制御装置が車室外で台枠に設けられている。これにより車室から台枠にある装置へ至る電気導線の数が著しく減少する。これにより車室と台枠との間のケーブルが著しく細く、従って一層可撓的になり、それによりケーブルの可動性が改善される。
車室から台枠へ(及びその逆)至る電気導線の数の減少は、車室へ又は車室からのケーブルの適当なケーブル貫通部の範囲における車室の密封を簡単にする。従って太いケーブルによる密封の問題は取除かれるか、又は著しく改善される。
車室自体においても、電気導線の数が減少される。これは材料費、保守費及び修理費を少なくする。更に一層短い導線は、制動装置の故障し易さを少なくし、故障に対する安全性を高め、これにより制動装置の安全性も高める。特に車室として傾斜可能なキャブオーバーエンジン運転室を持つトラックでは、台枠に制御装置を設けると、台枠に対する車室の傾倒運動により曲げねばならない電気導線又はデータ導線の数が、従来技術に比べて減少する。更に車室内特に正面小物入れ、計器盤、手袋入れ、又は従来技術による制御装置が通常設けられている制動ペダル装置の範囲において、場所が節約される。
本発明は、台枠に制御装置を設けることが、今やもはや車室へ導く必要のない多数の電気導線のため湿気及び汚物粒子に対する保護の一層高い費用にもかかわらず、有利であり、公知の制動装置を改善することを知った。
制動ペダル装置にある制動値発信器は制動要求信号を発生する。制御装置は、制動要求信号に応じて制動力制御信号を発生し、なるべく同様に台枠に設けられる制御論理装置へ、この制御信号が供給される。制動力制御信号は、制動装置の少なくとも1つの制動機の制動力を制御するアナロク又はディジタルの電気及び/又は光信号である。制動力制御信号は、制動機の操作部材を直接制御するのではなく、制御論理装置を制御する。
制御論理装置は、制動機の操作部材を制動力制御信号の前設定後に制御するように構成されている。このため制御論理装置は制動部品の操作用電力を供給する電力用電子装置部品を持っている。電気空気圧的に操作可能な制動機の場合、制御論理装置は、空気圧力を調整する1つ又は複数の弁を制御し、この空気圧力により制動機の制動シリンダが操作される。電気機械的に操作可能な制動機の場合、制御論理装置は適当な制動機の電気設定部材の操作を制御する。別の方式で操作可能な制動機例えばリターダに対しては、適当に合わされる制御論理装置が設けられている。制御装置は、適当な制御論理装置により、あらゆる種類の制動機を操作することができる。更に制御装置は、制動力又は減速度を制御される制動装置の場合、制動力調整装置又は減速度調整装置を持っている。
制御装置は、水および汚物粒子に対する保護を行うハウジング内にある。特別な実施形態では、ハウジングが内側ハウジングと外側ハウジングにより構成されている。蓋又は開口の範囲で、ハウジングは密封片により密封されている。接続ケーブルは、内側ハウジングにある開口を通って、外側ハウジングへはめ込まれるか又はこの外側ハウジングに設けられている差込みブシュに通している。制御装置との接続は、この差込みブシュへ差込み片の差込みによって行うことができる。
制御装置はなるべく1つ又は複数のモジュールを持ち、このモジュールは、制御装置、及び制御装置の機能特に常用制動機能に加えて、特に駐車制動機能を与える駐車制動調整器、ロック防止機能を与えるロック防止システム、走行動特性又は動的走行安定性を制御する走行運動制御モジュール、及び/又は電子制御される空気処理の機能を含んでいる。この場合制御装置は、場合によっては同時に車両の制動機の駐車制動機能のための空気圧力を調整する駐車制動調整器である後車軸モジュール又は後車軸調整器に統合されているのがよい。更に前車軸調整器、走行運動制御モジュール又はESC(電子的安定性制御)モジュールあるいは電子空気処理モジュール又はEAPU(電子的空気処理装置)モジュールへ制御装置を統合することも可能である。機能を複数のモジュールに分割することも最適に行われる。その場合これらのモジュールは、電気導線又はデータバスを介して制動ペダル装置にかつ/又は互いに接続されている。既存のモジュールへの統合により、費用が低減される。なぜならば、これにより電子制御装置及び電気導線の数、及び密封されて汚れ及び湿気に対して保護されるハウジングの数が著しく減少するからである。
第1のモジュールにある制御装置が第1の制動力制御信号を発生するのがよい。この第1の制動力制御信号に応答して、車両の第1の車軸の少なくとも1つの車輪にある第1の制動機が操作可能である。この第1の車軸は後車軸であり、第1のモジュールが後車軸モジュール又は後車軸の近く又はその範囲に取付けられる後輪モジュールであるのがよい。電気空気圧的制動装置の場合、第1のモジュールは空気圧力を調整する1つ又は複数の弁を持っている。
本発明の展開によれば、第1のモジュールが更にロック防止システム機能を持っている。これに加えて、第1のモジュールにより駆動され、別の車輪とは無関係に回転できる各車輪のために、第1の車輪速度検出手段が設けられている。第1の車輪速度検出手段の信号は第1のモジュールにより処理され、車輪のロック又は増大する滑りが検出され、これに応答して車輪の制動力が減少される。
本発明の展開によれば、制動装置が2つ又は2つより多い第1のモジュールを持っている。これらの第1のモジュールはデータ導線を介して互いに接続されている。この場合CANデータバスの使用が有利である。これらの第1のモジュールの1つだけが制動ペダル装置に接続されている場合、データ接続線を介して、制動ペダル装置からおよびこれらのデータは、1つの第1のモジュールから別の第1のモジュールへ伝送可能である。更に例えば車両の1つの車軸又は異なる車軸の車輪における電子制御される制動介入の同期という別の目的のために、データ接続線を使用することができる。両方の第1のモジュールはなるべく後車軸モジュール又は後輪モジュールである。
制動装置は、少なくとも1つの第1のモジュールのほかになお少なくとも1つの第2のモジュールを持っているのがよく、この第2のモジュールにより、車両の第2の車軸の少なくとも1つの車輪にある第2の制動機が操作される。この第2のモジュールは、第2の制動機の直接駆動を引受ける。空気圧で操作可能な制動機の場合、第2のモジュールは、空気圧力を調整する1つ又は複数の弁を持っている。その場合第2の制動機は、この弁又はこれらの弁により圧縮空気で操作される。
第2の車軸はなるべく車両の前車軸又は付加車軸である。それに応じて第2のモジュールが前車軸モジュールあるいは前輪モジュール又は付加車軸モジュールあるいは付加車輪モジュールである。車輪モジュールにより、1つの車輪にある第2の制動機が操作可能である。これに反し車軸モジュールは、第2の車軸の少なくとも2つの車輪にある第2の制動機を操作する。
制御装置は、第1の変形例では、第1のモジュールに第2の制動力制御信号を発生し、それを制御論理装置へ供給する。この制御論理装置は、これに応答して第2の制動機を操作するか又は1つ又は複数の弁を駆動する信号を第2のモジュールへ送信する。制動過程の制御の際フィードバックのために、第2のモジュールが場合によっては操作の測定信号を第1のモジュールへ戻す。空気圧で操作可能な制動機では、これらの測定信号はこの第2のモジュールにあって弁により出力される空気圧力を測定する圧力センサの圧力信号である。
第1の変形例において、第1のモジュールに設けられている制御論理装置は電力用電子装置部品を持っている。これらの電力用電子装置部品により、第2の車軸の車輪にある第2の制動機の制御部品の操作用電力が供給可能である。この場合制動部品は、電磁弁又は電気機械的操作器である。第1のモジュールと第2のモジュールとの間の電気導線を介して、第2のモジュールにある制動部品が、第1のモジュールにある電力用電子装置部品により直接駆動可能である。従って第2のモジュールに制御電子装置は不要である。
第2の変形例では、制御装置は第1のモジュールに残っている。しかし第2の制動機を操作する制御論理装置は、今や第2のモジュールへ移されている。制御論理装置は、第2の制動機を操作するための制動力制御信号を必要とする。従って第1のモジュールは、特にCANデータバスであってもよりデータ接続線を介して、制動力制御信号を第2のモジュールへ送信し、この制動力制御信号により、第2のモジュールが制動機を操作し、特に第2のモジュールにある1つ又は複数の弁を制御する。
この第2の変形例では、第2のモジュールに設けられている制御論理装置が、第2の車軸の車輪にある第2の制動機の制動部品の操作用電力を供給する電力用電子装置部品を持っている。従って第1のモジュールにある制御装置は、データ接続線を介して、第2のモジュールにある制御論理装置及び電力用電子装置部品を制御し、これらの電力用電子装置部品がこれらの制動部品を駆動する。
本発明の展開によれば、第2の車軸の車輪用のロック防止機能も設けられている。このため第2の車軸のこの車輪は第2の車輪速度検出手段を持っている。この車輪のロック又はスリップの増大は、第1又は第2のモジュールにより検出され、それによりこの車輪の制動力が減少される。
ロック防止機能を実行する第1の変形例では、第2の車輪速度検出手段が第1のモジュールに接続され、信号をこの第1のモジュールへ送信する。この第1のモジュールは第2の車軸にある車輪のロック又は滑りの増大を検出し、この車輪にある第2の制動機の制動力を減少する。このため第1のモジュールは、空気圧で操作可能な制動機の場合、第2のモジュールにある1つ又は複数の弁又は少なくとも1つの別個の弁装置を駆動し、この弁装置が、第2の制動機の制動圧力を減少するため、この第2の制動機へ至る圧縮空気導管を少なくとも一部排気する。
第1のモジュールと第2のモジュールとの間にデータ導線を持ちかつロック防止機能を実行する第2の変形例では、第2の車輪速度検出手段が第2のモジュールに接続されている。第2のモジュールは、データ接続線を介して検出される回転数のデータを第1のモジュールへ送信する。第2の車軸にある車輪のロック又は滑りの増大は第1のモジュールにより検出され、検出されるロック又は滑りの増大に応答して、第1のモジュールが、この車輪にある第2の制動機の制動力を、第1の変形例と同じように減少する。
この第2の変形例とは異なる第3の変形例では、既に第2のモジュールが、検出される回転数に基いて、第2の車軸にある車輪のロック又は滑りの増大を検出する。検出されるロック又は滑りの増大は、データ接続線を介して第1のモジュールへ伝送可能であり、第2の車軸にある車輪の検出されるロック又は増大する滑りに応答して第1のモジュールが、この車輪にある第2の制動機の制動力を、第1の両変形例と同じように減少する。
第4の変形例は、第2の車輪のロック又は滑りの増大を第2のモジュールにおいて検出する。このため第2の車軸の車輪にある第2の車輪速度検出手段が第2のモジュールに接続され、信号をこの第2のモジュールへ伝送する。第2のモジュールは、第2の車軸の車輪の検出されるロック又は滑りの増大に応答して、この車輪にある第2の制動機の制動力を減少する。空気圧で操作可能な制動機の場合、このため第2のモジュールが、第2のモジュールにある1つ又は複数の弁又は少なくとも1つの別個の弁装置を駆動し、この弁装置が第2の制動機へ至る圧縮空気導管を少なくとも一部排気する。
本発明の展開では、制動装置が、第2のモジュールにある制御装置により駆動可能な少なくとも2つの第2のモジュールを持っている。従って第1のモジュール又はただ1つの制御装置により、2つより多い車軸にある制動機も制御可能である。従って例えば3つの車軸を持ちかつ1つの第1のモジュール及び2つの第2のモジュールを持つ車両のために、1つの第1のモジュール又は1つの制御装置しか必要でない。2つ又は2つより多い第2のモジュールを第1のモジュールにより制御する費用が節約される。
制動機を操作するため、制動装置は、空気圧力を電気的に調整するため第1及び/又は第2のモジュールにある1つ又は複数の弁を持っているのがよい。圧縮空気導管を介して、弁装置が制動機の空気圧で操作可能な制動シリンダに接続されている。この制動機のロック防止機能の場合、弁装置が圧縮空気導管に設けられ、これらの弁装置がこの圧縮空気導管を少なくとも一部排気することができる。その代わりに、圧縮空気導管の少なくとも一部の排気は、別個の弁装置なしに直接第1又は第2のモジュールにおいて行うことができる。
有利な展開では、制動装置が電気空気圧的に操作可能な制動機のために空気圧冗長を設けている。この場合制動機を操作する空気圧力は、制動ペダル装置の制動ペダルの操作により直接出力可能である。従って車両は、電子装置が故障する場合にもなお制動可能である。
その代わりに又は加えて、車両の制動機は電気機械的に操作可能である。このため電気機械的操作部材がそれぞれの制動機に設けられている。電気機械的操作部材が空気圧で操作可能な制動シリンダに変わる時に、制動装置の費用の利点が得られる。
有利な展開によれば、モジュールに、制御装置と一緒に、走行状態を検出する少なくとも1つのセンサが統合されている。この場合走行状態とは、特に車両の正又は負の加速度、特に横加速度も意味する。センサは例えば加速度センサ、ヨーレイトセンサ及び/又は傾斜センサであってもよく、自動的な制動介入の場合例えば走行運動制御のために使用される走行状態の検出に役立つ。制御装置と共にモジュールへの統合は、費用を節約する。走行状態のデータは、更に場合によっては制御装置のモジュールの間に存在するデータ接続線を介して伝送することができ、それにより付加的な電気導線又はデータ線従って費用が節約される。
本発明の有利な展開によれば、制御装置が冗長に構成されている。従って車輪を制動する制動力は、多重に電子的に計算される。例えば前車軸モジュール及び後車軸モジュールは、それぞれ第1のモジュールとして、車両の前車軸及び後車軸にある制動機を操作する制動力を計算する。従って第1のモジュールが故障すると、それぞれ他方のモジュールが、車両の前車軸及び後車軸にある制動機を操作する制動力制御信号を依然として発生することができる。
制御装置が四重に構成されているのがよい。特に制動装置が、これらの車輪モジュールに付属する少なくとも4つの車輪用の制動力制御信号をそれぞれ発生するための制御装置を持つ4つの車輪モジュールを持っている。制御装置のこの四重構成により、故障したモジュールの機能欠陥を確実に検出し、このモジュール機能を他の冗長なモジュールにより代えることができる。故障したモジュールの交換は、更に容易かつ安価に製造可能である。なぜならば、冗長なモジュールはすべて同じに構成されているからである。
制動要求信号が、制動ペダル装置から、インタフェース又はゲートウェイ及びこのインタフェースと制動装置との間のデータバス接続線を介して制御装置へ伝送されるのが特に好ましい。この場合インタフェースは車両の車室に設けられている。従ってデータバス接続線は、車室の装置を台枠にある装置に接続する。制御装置を複数のモジュールで構成するか、又は複数のモジュールに複数の制御装置があると、電気導線がインタフェースからこれらのモジュールへ通じている。その代わりに、車室又はなるべく台枠の範囲にあるデータ接続線が、制御装置の複数のモジュール又は制御装置を持つ複数のモジュールへの分岐線を持っていてもよい。その代わりに、1つのモジュールのみがデータバス接続線を介してインタフェースに接続されているのがよい。場合によっては存在する別のモジュールは、この接続されるモジュールへ至るデータバス接続線を介して間接にインタフェースに接続されている。特に傾倒可能な車室を持つ商用車両では、データバス接続線が有利である。なぜならば、このために少数の電気導線を持つ細いケーブルしか必要でなく、車室が傾倒する場合にねじられるか又は他のやり方で損傷しないように機械的に負荷可能だからである。更に故障の場合、データバス接続線を安価に変えることができる。
本発明の展開によれば、インタフェースが制動ペダル装置に統合されている。それにより制動ペダル装置とインタフェースとの間の電気導線及びインタフェース用の別個のハウジングが不要になる。
冗長にするため、制動装置特に制動ペダル装置の複数の装置を二重に構成することができる。特に制動ペダル装置が二重のエネルギ供給装置を持つことができる。更に制動値発信器は、目標値を検出しかつ制動要求信号を発生する2つのセンサを持つことができる。インタフェースと制御装置との間および場合によっては制動ペダル装置と制御装置との間のデータ接続線も、二重に構成することができる。
本発明の展開によれば、インタフェース及びデータバス接続線を介して、車室及び/又は台枠にある別の装置へ又はこれからデータを送ることができる。データのこのまとめにより、電気導線が節約され、それにより費用が低下する。
車室内にあるそれ以外の装置は、それ以外の操作素子又は光及び/又は音の信号を発生する装置であってもよい。
インタフェースを介して制動灯又は音響警報器を制御し、車両にある制動装置の操作素子を読出し、車室にある制動装置の光及び/又は音響信号を発生し、別の補助制動機の制御装置特にリターダを制御し、又は発進用発電装置、ハイブリッド装置又は制動援助装置のように動力伝達系にある電磁部品を制御することができる。インタフェース又は制動ペダル装置は、保守及び故障分析のため、診断端子例えばPCの端子に至るインタフェースを持つことができる。
前車軸モジュールに通常存在する電子装置、特に制動機を操作する電力用電子装置部品を含む制御論理装置は、更に制動ペダル装置に統合可能である。しかし制御装置、制御論理装置および場合によっては常用制動機を操作する空気圧力を調整する1つ又は複数の弁は、すべて車室外に車両の台枠に設けられているのがよい。
それ以外の有利な実施形態は、従属請求項及び図面により説明される実施例から明らかになる。
図1は前車軸12、後車軸14及び制動装置16を持つ2車軸車両10を概略的に示す。制動装置16は制御装置17を持ち、この制御装置により制動力を電子的に計算し、計算された制動力に関係して制動力信号を発生することができる。更に制動装置16は、制動ペダル装置18により操作可能な常用制動機の3つの制動回路をもっている。しかし本発明は2車軸車両に限定されず、特に2つより多い車軸特に複数の後車軸及び/又は複数の前車軸を持つ車両においても使用可能である。ここで車両とは、トラクタ又は牽引機能なしの車両例えばバスも意味する。
車両は台枠及び運転席を持つ車室を持っている。車室は、運転席のほかに、別の座席例えば運転助手席、又はバスでは多数の乗客用座席を持つことができる。トラックでは台枠を梯子枠から形成することができる。バスは、台枠として、なるべく一体形車体を持っているが、車室を支持する枠を持つこともできる。
制動ペダル装置18は、車室内で運転席の近くに設けられているので、運転者の足で操作することができる。本発明によれば、制御装置17は車室外で台枠特に梯子枠に設けられている。従って制御装置17は、運転者及び場合によっては乗客のために設けられる車両10の内部空間にはない。制御装置17は、台枠に取付けられ例えばねじ止めされるか又は別のやり方で車室外において直接に又は間接に台枠に設けられる第1のモジュール19を持っている。この第1のモジュール19は、この実施例では後車軸モジュールである。
図1による実施例は、3つの常用制動回路を持ちかつ圧縮空気で操作される制動装置16を示す。第1の常用制動回路は、前車軸12の車輪20の制動に役立つ。この第1の常用制動回路は、圧縮空気導管26を介して第2のモジュール24に接続される圧縮空気貯蔵容器22を持っている。この実施例では、この第2のモジュール24は前車軸モジュールである。更に各車輪20用の第1の常用制動回路はそれぞれ1つの弁装置28を含み、この弁装置28を介して、圧縮空気を車輪20にある制動機の制動シリンダ30へ供給するか、又はこれから排出することができる。従って弁装置28は圧縮空気導管32を介して前車軸モジュール24に接続され、また圧縮空気導管34を介して制動シリンダ30に接続されている。前車軸モジュール24は1つ又は複数の電磁弁を持ち、この電磁弁により圧縮空気導管32を介して給気又は排気され、またこの電磁弁により場合によっては圧縮空気導管32内の空気圧力が保持される。
弁装置28は更に電気導線36を介して後車軸モジュール19に接続されて、このモジュール19から弁装置28を操作する制御信号を得る。両方の弁装置28を、前車軸モジュール24に有利に統合することができる。
車輪20には更に車輪速度検出手段38が設けられ、電気導線40を介して後車軸モジュール19に接続されている。車輪速度検出手段38はそれぞれの車輪回転速度の検出に役立つ。車輪速度検出手段38はそれぞれ車輪20に相対回転しないように結合される磁極回転子42を持ち、この磁極回転子が能動的又は受動的に動作する車輪センサ44に電磁結合されている。車輪速度検出手段38により、例えば車輪20のロックは滑りが検出され、後車軸モジュール19から弁装置28への適当な制御信号を介して、制動ペダル30への制動圧力が再制御され、特に車輪20がロックする場合減少される。こうして車輪20のロック防止機能が与えられる。
前車軸モジュール24は、更に圧縮空気導管46を介して制動ペダル装置18に接続されている。この圧縮空気導管46は、空気圧的に出力される圧力を冗長圧力として、ペダル装置18から前車軸モジュール24へ導く。このため圧縮空気が、圧縮空気貯蔵容器22から圧縮空気導管46Aを経て制動ペダル装置18へ供給される。最後に前車軸モジュール24は電気エネルギ供給用端子47を持つことができる。
第2の制動回路は、圧縮空気導管50を介して後車軸モジュール19に接続されかつ圧縮空気接続導管52を介して制動ペダル装置18に空気圧的に接続される第2の圧縮空気貯蔵容器48を持っている。制動ペダル装置18により出力される圧力は、電子装置の故障の場合、圧縮空気導管53を経て、冗長圧力として第1のモジュール19へ達する。この第2の制動回路は、更に後車軸14の車輪56にそれぞれ付属する制動シリンダ54を含んでいる。これらの制動シリンダ54は、圧縮空気導管58を経て後車軸モジュール19に接続されている。後車軸モジュール19内には、制動シリンダ54のために制動圧力を配分する1つ又は複数の弁が設けられている。この弁又はこれらの弁は1つ又は複数の電磁弁であり、それにより圧縮空気導管58への給気又はこれからの排気を行うことができ、場合によっては圧縮空気導管58内の空気圧力を保持することができる。
後車軸モジュール19は電気エネルギ供給用端子58Aを持っている。後車軸モジュール19は更に電気導線59を介して前車軸モジュール24に接続されている。この電気導線59を介して、後車軸モジュール19は、制動シリンダ30用の制動圧力を分配する1つ又は複数の弁を制御する前車軸モジュール24へ制御信号を送る。従って後車軸モジュール19は、制御装置17のほかに、前車軸12にある制動機の制動圧力を設定する制御電子装置又は制御論理装置59A、及び後車軸にある制動圧力を設定する制御電子装置又は制御論理装置59Bを持っている。制御論理装置59A及び59Bは制動力制御信号を介して制御装置により制御され、電磁弁又は電気機械的操作器のような制動部品の操作用電力を供給する電力用電子装置部品を持っている。
後車軸14の車輪56にも同様に車輪速度検出手段60が設けられて、それぞれの車輪回転速度の検出を可能にする。一方車輪速度検出手段60は、それぞれ車輪56に相対回転しないように結合される磁極回転子62から成り、この磁極回転子は能動的又は受動的(誘導的)に動作する車輪センサ64に電磁結合されている。車輪速度検出手段60特に車輪センサ64は、電気導線66を介して後車軸モジュール19に接続されている。車輪速度検出手段60により、後車軸14の車輪56のロック又は滑りを検出して、車輪56のロック又はこれらの車輪59の増大する滑りに抗するために、制動シリンダ64への制動圧力分配を変化することができる。
後車軸モジュール19は更に電気導線68を介して制動ペダル装置18に接続され、この電気導線68を介して、制動ペダル装置18の制動値発信器69から制動要求信号を受信する。制動要求信号を考慮して、後車軸モジュール19は、前車軸モジュール24と同様に、制動シリンダ54又は30へ供給すべき制動圧力を設定する。
後車軸モジュール19は、更に電気導線70により、第3の制動回路のトレーラ制御弁72に接続されている。この台3の制動回路は、圧縮空気導管76を介してトレーラ制御弁72に接続される第3の圧縮空気貯蔵容器74を持っている。トレーラ制御弁72は、連結可能なトレーラ(図示せず)の制動圧力制御に役立つ。トレーラ制御弁72は、圧縮空気貯蔵容器74から取出される圧縮空気を、制御信号又は空気圧力に応じて、特に電気導線70を介して後車軸モジュール19から得られる制御信号又は圧縮空気導管77を介して制動ペダル装置18から供給される空気圧力に応じて、圧縮空気接続器78,80を介して、連結可能なトレーラの制動装置へ送出する。従ってトレーラ制御弁72は、間接に後車軸モジュール19を介して、運転者の制動希望を表わす電気信号例えばパルス幅変調される信号を受け、制動ペダル装置18により直接に出力される冗長空気圧力を受ける。
更に給電しかつトレーラ又はこれからデータを伝送するために電気差込み接続器82が設けられている。電気差込み接続器82は、電気導線84を介して制動ペダル装置18に接続されている。
制動ペダル装置18は更に転がり制動信号発生器85に接続され、この信号発生器を介して転がり制動機能を開始又は停止可能である。この転がり制動機能は、転がり制動機能の開始後車両が走行する際、車両が停止するか否かを監視する。運転者による制動操作のため車両の停止が確認されると、弁装置28及び後車軸モジュール19に設けられる弁の操作により自動的に、制動シリンダ30,54及びトレーラ制動装置にそのつど存在する制動圧力又は所定の制動圧力が、運転者により引続き制動ペダルを操作する必要なしに、現在存在するレベル又は所定のレベルに保持される。これにより制動ペダルの釈放後も、車両を適当な車道で停止状態に保つことができる。運転者が車両を発進させようとすることがわかると、車輪制動機及びトレーラ制動装置が自動的に釈放される。
車輪速度検出手段38,60は、更に、転がり制動機が始動されかつまず車両停止が行われる際、車両が転がり始めるか否かを確認するために使用することができる。車両が転がり始める場合、制動シリンダ30,54及び/又は場合によっては存在する電気機械的操作部材が、車輪制動機のために一層大きい操作力を利用可能にすることによって、制動力が増大される。
制動ペダル装置18、前車軸モジュール24及び後車軸モジュール19は、1つ又は複数の電気エネルギ供給装置(図示ぜす)に直接又は間接に接続されている。有利なように制動ペダル装置18が、端子86を介して、端子47を介して前車軸モジュール24にまた端子58Aを介して後車軸モジュール19に給電する第1の電流回路の第1の電気エネルギ供給装置に接続されている。更に有利なように制動ペダル装置18が、端子87を介して、場合によっては駐車制動機制御装置にも給電する第2の電流回路の第2の電気エネルギ供給装置に接続されている。従って制動ペダル装置18は、有利なように両方の電流回路に接続されている。従って制動ペダル装置18は、簡単な故障の場合にもなお制動ペダル装置18の機能を保障するため、少なくとも二重のエネルギ供給装置を持っている。
後車軸モジュール19を制動ペダル装置18に接続する上記の電気導線68は、一次通信導線として設けられている。制動ペダル装置18は更に、データバス特にCANバス用の端子88を持っている。このデータバスは、図示しない入力端を介して制動ペダル装置18を後車軸モジュール19に接続する。データバスは制動ペダル装置18と後車軸モジュール19との間の二次又は冗長通信導線として役立つ。従って冗長性のため1つだけの端子88の代わりに、制動装置の装置特に制御装置17へ至る少なくとも2つのデータ接続線が有利なように設けられている。
同様に冗長性のため制動ペダル装置18は、制動要求信号として出力される制動要求の目標値を検出する少なくとも2つのセンサを持っている。
更に制動ペダル装置18は、特に保守及び故障分析用保守計算機を接続するため、インタフェースを形成する診断端子90を持っている。
制動ペダル装置18は、前記及び次の特徴の1つ又は複数又はすべてを持つことができる。即ち制動ペダル装置18は、制御装置及び車両の制動灯を制御する1つ又は複数の端子を持っている。更に制動装置18は、車両特に運転室又はコックピット内に、場合によっては選択的にのみ存在する制動装置の操作素子を読出す手段特にセンサ又はこのような手段用の端子を持っている。更に制動ペダル装置18は、車室特に運転室又はコックピット内又は車両外に、制動装置の光および/又は音響信号を制御する端子を持っている。
更に制動ペダル装置18は、援助する機関制動を開始するため車両の駆動装置の制御装置への電気接続用の少なくとも1つの端子を持っている。即ち制動ペダル装置18により、援助する機関制動を開始又は制御する信号を発生することができる。
制動ペダル装置18は、更にリターダによる制動作用を生じるためリターダへの電気接続用端子を持っている。
更に制動ペダル装置18は、例えば発進機発電装置、ハイブリッド装置等のように車両の動力伝達系にある電気機械的部品への電気接続用の少なくとも1つの端子を持ち、それにより別の援助制動作用が得られる。即ち制動ペダル装置18は、別の制動作用を生じるこのような電気機械的部品を制御する少なくとも1つの電気信号を発生する。
図示しない実施例では、前車軸12にある制動機を制御しかつ/又は後車軸14の制動機を制御する制御電子装置又は制御論理装置が、制動ペダル装置18に統合されているので、モジュールにある電子装置又は論理装置がなくなる。この場合前車軸モジュール24又は後車軸モジュール19の電気空気圧的弁は、制動ペダル装置18により制御可能である。
従って全体として制動ペダル装置18は、運転者と制動装置16と残りの車両との間のインタフェースを形成する。
図2は同様に前車軸12と後車軸14及び第2の後車軸としての付加車軸94、及び制動ペダル装置18により操作可能な常用制動機の3つの制動回路を持つ制動装置96を持つ3車軸車両92を概略的に示す。この第2の実施例は、大部分において第1の実施例と同じである。特に同じ符号は同じ部分を示す。
第1のモジュール98は、その機能において、前車軸12及び後車軸14の制動機に関して、図1による第1の実施例の後車軸モジュール19と同じである。しかし第1のモジュール98にある制御装置99は更に第1の付加車軸94の制動機用の制動力制御信号を発生し、制御論理装置99Aにより制動力制御信号に関係して、電気導線100を介して、圧縮空気容器48に接続され、圧縮空気導管106を介して圧縮空気導管53に接続され、更に制動ペダル装置18に接続されている。圧縮空気導管104を介して供給される圧縮空気は、圧縮空気導管110を介して制動シリンダ108へ供給される。電気装置が故障する場合、空気圧的冗長性は空気導管106を介して保証される。
第1の付加車軸94の車輪112には、更に車輪速度検出手段114が設けられ、電気導線116を介して第1のモジュール98に接続されている。車輪112の車輪回転速度を検出するため、各車輪112は更に相対回転しないように結合される磁極回転子118を持ち、この磁極回転子が能動的又は受動的に動作する車輪センサ120に電磁的に結合されている。第1のモジュール98は、車輪速度検出手段114により、車輪112のロック又は増大する滑りを検出し、これに応答して制御信号を第2のモジュール102へ送信し、第2のモジュール102にある弁を介して、圧縮空気導管110の圧力を減少し、それにより車輪112の制動力を減少する。こうして車輪112のロック防止機能が与えられる。
電気エネルギを供給するため、第2のモジュール102は電気エネルギに接続するための端子122を持っている。
図3は、本発明の第3実施例による制動装置124を持つ図2の3車軸車両92を概略的に示す。制動装置124は、大体において第2実施例の制動装置96と同じである。同じ符号は再び同じ部分を示している。しかし制動装置124は、後車軸モジュールとして構成される第1のモジュール126及び第1の付加車軸として構成される別の第1のモジュール128に統合される制御装置125を持っている。この場合後車軸モジュール126は第1実施例の後車軸モジュール19と同じである。しかしそれは、更に付加車軸モジュール128とのデータ交換を可能にするデータ接続線130用の端子を持っている。特に制動要求信号は、このデータ接続線130を介して付加車軸モジュール128へ伝送される。しかし例えば車両運動制御装置の制動介入のため制動過程についての別の情報も、データ接続線130を介して交換可能である。付加車軸94にある制動機は、付加車軸モジュール128により、後車軸モジュール126による後車軸14の制動と同じように制御される。特に制動圧力の計算及びロック防止システムの介入の制御は、第2の実施例とは異なり、付加車軸モジュール128において行われる。従って電気導線116は、今や車輪センサ120を付加車軸モジュール128に接続する。後車軸モジュール126は、大体において、それが車軸14又は94の制動機の制御のほかに前車軸モジュール24にある弁も制御し、トレーラ制御弁72を制御するという点において、付加車軸モジュール128とは相違している。付加車軸94用の制御論理装置99Aは、付加車軸モジュール128に設けられている。
図4は、前車軸12、後車軸14、第1の付加車軸94及び第3の後車軸である第2の付加車軸134を持つ4車軸車両132、および制動装置136を示す。この制動装置136は、車軸12,14及び94にある車輪20,56及び112のための常用制動機能に関して、大体において図3による第3実施例の制動装置124と同じである。しかし第1の付加車軸モジュール128の代わりに、第1のモジュール138が第1の付加車軸モジュール又は第2の後車軸モジュールとして構成されて、第2の付加車軸134の車輪140にある制動機を付加的に制御する。制御装置141は両方の第1のモジュール126及び138に統合されている。第1の付加車軸モジュール138による制動機の制御は、後車軸モジュール126による前車軸の制動機の制御と同じように行われる。後車軸モジュール126は、特にそれが更にトレーラ制御弁72の駆動のためにも構成されているという点で、第1の付加車軸モジュール138とは相違している。第1の付加車軸モジュール138は、第1の付加車軸94の制動機用の制御論理装置99A、及び第2の付加車軸134の制動機用の制御論理装置141Aを持っている。
第1の付加車軸モジュール138は、電気導線142を介して、第2の付加車軸モジュール又は第3の後車軸モジュールとしての第2のモジュール144を制御する。特にそれは、第2の付加車軸モジュール144にある1つ又は複数の弁を制御する。第2の付加車軸モジュール144は、圧縮空気導管146を介して圧縮空気貯蔵容器48に接続され、圧縮空気導管148を介して、更に圧縮空気導管106及び53を介して、制動ペダル装置18に接続されている。従って制動シリンダ154へ至る圧縮空気導管150及び152内の圧力は、第2の付加車軸モジュール144にある弁により電気空気圧的に、又は制動ペダル装置18により圧縮空気導管53,106及び148を介して出力可能である。
第2の付加車軸134の車輪140には再び車輪速度検出手段158が設けられ、電気導線160を介して第1の付加車軸モジュール138に接続可能である。車輪速度検出手段158は、それぞれの車輪140に相対回転しないように結合される磁極回転子162を持ち、この磁極回転子が能動的又は受動的に動作する車輪センサ164に電磁結合されている。従って車輪140のロック又は増大する滑りは、第1の付加車軸モジュール138により検出することができる。車輪140の検出されるロック又は増大する滑りに応答して、弁装置166が電気導線168を介して駆動され、それにより圧縮空気導管132が少なくとも一部排気され、従って車輪140の制動力が減少される。
第2の付加車軸モジュール144は更に電気エネルギ供給装置用の端子169を持っている。
図5は、前車軸12及び後車軸14及び第1実施例の制動装置16にほぼ同じ制動装置170を持つ2車軸車両10を概略的に示す。同じ符号は同じ部分を示す。
しかし図1による第1実施例とは異なり、第1のモジュール19と第2のモジュール24との間の電気導線59の代わりに、第1のモジュール174と第2のモジュール176との間にデータ導線172が設けられている。第1の実施例と比較して、付加的な知能即ち制御論理装置59Aが、第1のモジュール174から第2のモジュール176へ移されている。第2のモジュール176にある弁は、今や第2のモジュール176により直接駆動されない。即ち第2のモジュール176はデータ導線172を介してデータを受け、それにより第2のモジュール176にある弁を自動的に制御する。制動圧力の計算及び制動力信号の発生は、引続き第1のモジュール174において、そこに設けられる制御装置17により行われる。
図6は、図5による第5実施例の前車軸12及び後車軸14及び制動装置78を持つ2車軸車両10を概略的に示し、この制動装置は図5による制動装置170とは少しだけ相違している。同じ符号は同じ部分を示す。
図5の第1のモジュール174とは異なり、第1のモジュール180は車輪速度検出手段38に接続されていない。電気導線40は、車輪速度検出手段38を第2のモジュール182に接続し、このため第2のモジュールは適当な端子を持っている。検出される車輪速度のデータは、データ導線172を介して第1のモジュール180へ伝送され、このモジュールが電気導線36を介して弁装置28を制御する。
図7は、第6実施例の前車軸12及び後車軸14及び弁装置28の制御の点で第6実施例の制動装置178とは相違する制動装置184を持つ2車軸車両10を概略的に示す。制動装置184は第1のモジュール186及び第2のモジュール188を持っている。第2のモジュール188は電気導線36を介して弁装置28に接続され、この弁装置28を制御する。その他の点で制動装置184は図6の制動装置176と同じである。この場合同じ符号は同じ部分を示す。
図8は、前車軸12及び後車軸14及び第2の後車軸としての付加車軸94及び制動装置190を持つ図2の第2の実施例の3車軸車両92を概略的に示す。同じ符号は同じ部分を示す。付加車軸94の制動機は前車軸12の制動機と同じように制御される。このため第2のモジュール188′又は付加車軸モジュールが設けられ、前車軸モジュール又は第2のモジュール188のように構成されている。従って後車軸モジュール又は第1のモジュール192は、すべて3つ車軸12,14及び94にある制動機の制動力を計算し、付属する制動力制御信号により制動力を制御する。第2のモジュール188′は、データ導線193を介して第1のモジュール192に接続されている。このデータ導線193を介して第2のモジュール188′はデータを受け、このデータにより第2のモジュール188′にある1つ又は複数の弁を駆動する。出力される圧力は、圧縮空気導管110及び圧縮空気導管194を経て制動シリンダ108へ達する。第2のモジュール188は、車輪112のロック又は増大する滑りを検出し、これに応答して電気導線196を介して、圧縮空気導管194を少なくとも一部排気するため、圧縮空気導管110と194との間の弁装置198を駆動する。
図9は、前車軸12及び後車軸14及び本発明の第9実施例による制動装置200を持つ2車軸車両10を概略的に示す。この実施例は、第2のモジュール24及び弁装置28の代わりに、2つの第2のモジュール202が車輪モジュールとして前車軸12の車輪20に設けられているという点で、図1による第2の実施例と相違している。同じ符号は同じ部分を示す。
第1のモジュール20は、その機能において図1の第1のモジュール19と同じである。しかし電気導線36のほかに、第2のモジュール202への信号伝送のため別の電気導線を設ける必要がない。第1の実施例において電気導線36及び59を介して伝送された電気信号は、今や一緒に電気導線ン36を介して第2のモジュール202へ達することができる。これらの第2のモジュール202は、圧縮空気導管206及び圧縮空気導管26を介して圧縮空気貯蔵容器22に接続されている空気圧的に出力される冗長圧力は、圧縮空気導管46及び圧縮空気導管208を介して第2のモジュール202へ供給される。第2のモジュール202にある弁は、電気導線36を介して第1のモジュール204により直接制御される。第2のモジュール202は、更に電気エネルギ供給用の端子47′をそれぞれ持っている。しかし第2のモジュール202は、固有の知能即ち固有の制御論理装置を持っていない。
図10は、前車軸12及び後車軸14及び本発明の第10の実施例による制動装置210を持つ2車軸車両10を概略的に示す。同じ符号は同じ部分を示す。この第10の実施例は、図9による第9の実施例に対して、図1による第1の実施例に対する図5の実施例のように動作する。第9の実施例のモジュール209と比較して、冗長モジュール又は第2のモジュール212が付加的な知能を持って、1つ又は複数の弁を自動的に駆動できるようにしている。この駆動のための情報を、第2のモジュールはデータ導線172′を介して第2のモジュール214から受けるが、この第1のモジュールはその機能において図5による第5の実施例のモジュール174と同じである。
図11は、12前車軸12及び後車軸14及び本発明の第11実施例による制動装置216を持つ2車軸車両10を概略的に示す。この実施例は、図10による第10の実施例とほぼ同じであり、図5による第5の実施例に対する図7の第7の実施例のように動作する。ここで同じ符号は同じ部分を示す。制動装置216は、後車軸モジュールとしての第2のモジュール218と、前車軸12の車輪20にある車輪モジュールとしての2つの第2のモジュール220を持っている。これらの第2のモジュール220は知能を持ち、この知識により車輪20のロック又は増大する滑りが検出可能であり、これに応答して圧縮空気導管34が少なくとも一部排気可能である。このため車輪速度検出手段38が、電気導線40を介して第2のモジュール220に直接接続されている。制御装置17は第1のモジュール218に設けられている。第2のモジュール220は、第2のモジュール220にある1つ又は複数の弁を駆動する制御論理装置をそれぞれ持っている。
図12は、トラックとして構成されかつ本発明による制動装置221を持つ第1実施例の車両10を側面図で概略的に示す。車両10は台枠222及び車室224を持っている。車室224は、機械又は液圧運転室傾倒装置を持つキャブオーバエンジン運転室として構成され、大枠222により支持されている。この台枠222は梯子枠として構成され、運転室又は車室224のほかにコンテナのような貨物を載せて輸送することができる。台枠222又は梯子枠は前車軸12の車輪20及び後車軸14の車輪56により支持される。
車室224は運転席226及び制動値発信器69を持つ制動ペダル装置18を持っている。制動ペダル装置18にはインタフェース228が統合されている。制動値発信器69により発生される制動要求信号はインタフェース228へ導かれ、車室224にある制動ペダル装置18カデータ接続線230を介して、後車軸モジュール232に統合される制御装置17へ導かれる。制御装置17は、制動要求信号に応答して、前車軸12の車輪20にある制動機及び後車軸14の車輪56にある制動機のために、制動力制御信号により制動力を制御する。
インタフェース228及びデータ接続線230を介して、車室にある装置と台枠にある装置との間で別のデータが交換される。例えば車室内の運転者は、入力装置により、駐車制動機を投入する信号を発生することができる。この信号はインタフェース228へ送られ、このインタフェースがデータをデータ接続線230を介して制御装置17へ伝送する。従って後車軸モジュール232は、常用制動機用制御装置17のほかに、駐車制動調整器も持っている。しかしその代わりに、駐車制動調整器は、別個の装置を形成することもできる。その場合駐車制動機能を制御するデータが後車軸モジュール232又は制御装置17からこの別個の装置へ伝送されるか、又はデータバス接続線230にある分岐又は分配器を介して分岐される。
更にインタフェース228及びデータ接続線230を介して、例えば台枠に設けられる電灯もツ規制可能である。これらの電灯は制動灯、走行灯又は点滅灯であってもよい。従ってデータ接続線230を介して、車室224にある装置と台枠222にある装置との間で通信を行うことができる。
図13は、バスとして構成される車両238にある制動装置236を側面図で概略的に示している。この場合車輪20及び56を持つ車軸12及び14は、台枠24を形成する一体形車体を支持している。車両238は、台枠240又は車体により支持されかつこの車体により囲まれて車体の内部空間を形成する車室242を持っている。車室242は運転席226及び乗客用の多数の座席を持っている。制動ペダル装置18の制動値発信器69により発生される制動要求信号は、電気導線68を介して制御装置244へ供給される。制御装置244は4つの車輪モジュール246に統合されている。車輪モジュール246も同じように構成され、原理的に互いに交換可能である。4つの車輪モジュール246は、データ導線130を介して互いに接続され、これらのデータ導線130を介して、車輪20および56にある制動機を制御するデータを交換する。車輪モジュール246は、車輪20及び56の範囲で、台枠240にある車輪覆いに設けられ、保守作業及び/又は修理作業のため外部からこれらの車輪モジュールへ接近可能である。
従って各車輪モジュール246は1つの車輪20又は56に付属し、1つ又は複数の弁を持ち、この弁又はこれらの弁により、それぞれの車輪20又は56の制動機を操作する制動圧力を制御する。これに反し各車輪モジュール246の制御装置244は、それぞれ四重に構成されている。従って各車輪モジュール246により、各車輪29又は56にある制動機のための制動力制御信号を計算することができる。検出される4つの制動力制御信号の比較により、制御装置における万一の誤動作を自動的に検出し、欠陥のある制御装置が制動動作へ及ぼす影響を回避することができる。即ち車輪モジュール246にある弁は、動作可能であると確認される制御装置244から制動力制御信号を供給される制御論理装置248により制御される。その代わりに、場合によっては4つの車輪モジュール246にある弁を直接駆動できるようにするため、制御論理装置を四重に冗長に構成することもできる。
これとは異なるが図示してない本発明の実施例では、制御装置が二重に構成され、それぞれ2つの車輪モジュール246に代わる2つの車輪モジュールに分布されている。これら2つの車輪モジュールは、それぞれ他方の車輪モジュールの誤動作を確認することはできないが、制御装置の故障の場合故障した制御装置の機能を引受ける。この場合も制御装置又は車輪モジュールは、車軸12及び14にあるそれぞれの車輪覆いに設けられている。
更に別の図示しない実施例では、車輪20及び/又は56にある制動機が、更に又はその代わりに電気機械的に操作可能である。従って場合によっては車輪モジュールにある弁をなくすことができる。空気圧的冗長性は存在していてもよいが、場合によってはなくてもよい。制動装置の多数の部品は、制動装置全体の故障の危険を少なくするため、多重に構成することができる。特にすべての電気部品が2つの給電装置特に2つの電池用の2つの端子を持つことができる。制動値発信器228にある2つのセンサにより、2つの制動要求信号を発生することができる。これらの制動要求信号は、2つの別個の導線を介して制御装置へ導くことができる。従って1つの電池又は1つのエネルギ供給源、制動値発信器69にある1つのセンサ、1つの電気導線68又はデータバス接続線230の故障の場合、又は制御装置の冗長構成の場合、1つの制御装置の故障の場合にも、車両をなお確実に制御し、従って確実に作動させることができる。
図1〜11による実施例は本発明の特に好ましい実施形態を示している。しかしこれらは限定を示すものではない。特に本発明は、任意の数の車軸を持つ車両に拡張される。それぞれ第1又は第2のモジュールは、1つ又は複数の車輪及び/又は車輪にある1つ又は複数の制動機の制御機能を引受けることができる。制御装置は、車両の台枠にある任意のモジュールに分布可能である。この場合制御装置は、常に車両の車室外に設けられている。
特に制御装置の後に接続される制動装置の他の部分は、車室内に設けることもできる。特に例えば図7による第7の実施例における第2のモジュール188従って制御論理装置59Aを、制動ペダル装置18に統合することが可能である。従って制御装置は引続き台枠にある第1のモジュールに設けられ、一方制御論理装置59Aによる1つ又は複数の弁の制御およびこれらの弁による空気圧力の制御は、制動ペダル装置18において行われる。
添付図面に明示されていなくても、本発明による制動装置は、ばね負荷制動シリンダ特に組合せばね負荷ダイヤフラム制動シリンダを持つ駐車制動装置を持ち、駐車制動機能がこれらの制動シリンダの負荷ばね部分により与えられる。この場合駐車制動装置は電気空気圧的駐車制動機として構成されている。それに加えて又はその代わりに、駐車制動機は電気機械的駐車制動機として構成されているので、電気機械的制動部品により駐車制動機能が与えられる。その代わり従来のように駐車制動機能は、電気制御なしで、純空気圧的に作動せしめられる部材で実行することができる。
前記の説明の及び請求項であげたすべての特徴は、本発明による制動装置と個々にも組合わせ可能である。従って本発明は、上述するか請求される特徴の組合わせが開示されているものとみなされる。
本発明の第1の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第2の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第3の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第4の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第5の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第6の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第7の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第8の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第9の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第10の実施例による制動装置の概略図を示す。 本発明の第11の実施例による制動装置の概略図を示す。 トラックとして構成される車両にある制動装置の配置を簡単化した図で示す。 バスとして構成される車両にある制動装置の配置を簡単化した図で示す。
10;92;132;238 車両
16;96;124;136;170;178;184;190;200;210;216 制動装置
17;99;125;141:244 制御装置
222;240 台枠
224;242 車室
226 運転席
69 制動値発信器

Claims (23)

  1. 車両(10;92;132;238)を制動する制動装置であって、台枠(222;240)及び台枠(222;240)により支持されて少なくとも1つの運転席(226)を持つ車室(224;242)を持ち、制動装置(16;96;124;136;170;178;184;190;200;210;216)が、車室(224;242)内に設けられて制動要求信号を発生する制動値発信器(69)を持つ制動ペダル装置(18)を持ち、制動装置(16;96;124;136;170;178;184;190;200;210;216)が、制動装置(16;96;124;136;170;178;184;190;200;210;216)を制御する電子制御装置(17;99;125;141;244)を持ち、制御装置(17;99;125;141;244)の制動要求信号に応答して、制動装置(16;96;124;136;170;178;184;190;200;210;216)の少なくとも1つの制動機の制動力を制御する、特に制動要求信号に関係して増大、保持又は減少する、少なくとも1つの制動力制御信号が発生可能であるものにおいて、制御装置(17;99;125;141;244)が車室(224;242)外で台枠(222;240)に設けられていることを特徴とする、制動装置。
  2. 少なくとも1つの第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)が設けられて、制御装置(17;99;125;141;244)、及びこの制御装置の機能に加えて特に駐車制動調整器、ロック防止システム、車両運動制御装置及び/又は電子制御される空気処理装置の少なくとも1つの機能を持っていることを特徴とする、請求項1に記載の制動装置。
  3. 少なくとも1つの第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)、特に車両(10;92;132;238)の後車軸(19;94)の範囲に取付けられる後車軸モジュール又は、後輪モジュールが、制御装置(17;99;125;141;244)及び更に制御論理装置(59B,99A,248)を持ち、この制御論理装置により制動力制御信号が受信可能であり、かつ制動力制御信号に応答して、車両(10;92;132;238)の第1の車軸(14,94)特に後車軸(14,94)の少なくとも1つの車輪(56,112)にある少なくとも1つの第1の制動機が、第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)に設けられる1つ又は複数の弁の始動により特に電気空気圧的に操作可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の制動装置。
  4. 第1の車軸(14,112)の車輪(56,112)にあって、第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)に接続される第1の車輪速度検出手段(60)、この車輪(56,112)用の第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)のロック防止システム機能が設けられ、車輪(56,112)の検出されるロック又は増大する滑りに応答して、第1のモジュール(19;98;126,128;138;174;180;186;192;204;214;218;232;246)により、この車輪(56,112)にある第1の制動機が少なくとも一部釈放可能であることを特徴とする、請求項3に記載の制動装置。
  5. 2つ又は2つより多い第1のモジュール(126,128;138;246)及びデータ接続線(130)特にCANデータバスが、これらのモジュール(126,128;138;246)の間に設けられていることを特徴とする、請求項3又は4に記載の制動装置。
  6. 第1のモジュール(19;98;126,128;138;204;232;246)が、車両(10;92;132;238)の第2の車軸(12,94,134)特に前車軸又は付加車軸の車輪(20,112,140)にある第2の制動機のためこの第1のモジュールに統合される制御装置(17;99;125;141;244)及び(制御論理装置(59B,99A,141A)を持ち、制動機を操作するため制御論理装置(59B,99A,141A)により発生される信号が、第1のモジュール(19;98;126;138;204;232;246)から第2のモジュール(24;102;144;202)特に前車軸モジュール、付加車軸モジュールまたな付加車輪モジュールへ送信可能であり、第2のモジュール(24;102;144;202)により、第2の車軸(12,94,134)の車輪(20,112,140)にある第2の制動機が、特に第2のモジュール(24;102;144;202)にある1つの弁又は複数の弁により電気空気圧的に、操作可能であり、場合によっては第2のモジュール(24;102;144;202)から、操作の測定信号特に圧力信号が第1のモジュール(19;98;126;138;204;232;246)へ送信可能であることを特徴とする、請求項3〜5の1つに記載の制動装置。
  7. 第1のモジュール(19;98;126;138;204;232;246)に設けられている制御論理装置(59B,99A,141A)が、第2の車軸(12,94,134)の車輪(20,112,140)にある第2の制動機の制動部品特に電磁弁又は電気機械的操作器を操作するための電力を供給する電力用電子装置部品を持ち、これらの電力用電子装置部品が、第1のモジュール(19;98;126,128;138;204;232;246)にある制御論理装置(59B,99A,141A)により制御可能であり、これらの制動部品が、電気導線(59,100,142)を介してこれらの電力用電子装置部品により始動可能であることを特徴とする、請求項6に記載の制動装置。
  8. 制御装置(17;99;125;141;244)を統合される第1のモジュール(174;180;186;192;214;218)、及び車両(10;92;132;238)の第2の車軸(12,94,134)特に前車軸又は付加車軸の車輪(20,112,140)にある第2の制動機のため第2のモジュール(176;182;188,188′;212;220)にある制御論理装置(59B,99A,141A)が設けられ、データ接続線(172,193)特にCANデータバスを介して第1のモジュール(174;180;186;192;214;218)から、制動力制御信号が第2のモジュール(176;182;188,188′;212;220)へ制御論理装置(59B,99A,141A)における処理のため送信可能であり、第2のモジュール(176;182;188,188′;212;220)により、第2の車軸(12,94,132)の車輪(20,112,140)にある第2の制動機が、第2のモジュールにある1つの弁又は複数の弁により特に電気空気圧的に操作可能であることを特徴とする、請求項3〜5の1つに記載の制動装置。
  9. 第2のモジュール(176;182;188,188′;212;220)に設けられている制御論理装置(59B,99A,141A)が第2の車軸(12,94、134)の車輪(20,112,140)にある第2の制動機の制動機部品特に電磁弁又は電気機械的操作器又は操作器の操作用電力を供給する電力用電子装置部品を持ち、これらの電力用電子装置部品が、第2のモジュール(176;182;188,188′;212;220)にある制御論理装置(59B,99A,141A)により制御可能であり、制動部品がこれらの電力用電子装置部品により制御可能であることを特徴とする、請求項8に記載の制動装置。
  10. 第2の車軸(12,94,134)の車輪(20,112,140)にあって第1のモジュール(19;98;126;138;174;204;214;232;246)に接続される第2の車輪速度検出手段(38;114)、及びこの車輪(20,112,140)用のロック防止システム機能が設けられ、検出されるロック又は車輪(20,112,140)の増大する滑りに応答して、第1のモジュール(19;98;126;138;174;204;214;232;246)により、場合によっては少なくとも1つの別の弁装置(28;166)を使用して、この車輪(20,112,140)にある第2の制動機が少なくとも一部釈放可能であることを特徴とする、請求項6〜9の1つに記載の制動装置。
  11. 第2の車軸(12)の車輪(20)にあって第2のモジュール(182)に接続される第2の車輪速度検出手段(38)、及びこの車輪(20)用のロック防止システム機能が設けられ、車輪速度検出手段(38)により車輪(20)の回転数が検出可能であり、検出される回転数のデータが第2のモジュール(182)からデータ接続線(172)を介して第1のモジュール(180)へ送信可能であり、第1のモジュールにより、これらのデータに基いて車輪(20)のロック又は増大する滑りが検出可能であり、第1のモジュール(180)により、場合によっては少なくとも1つの別個の弁装置(28)を使用して、この車輪(20)にある第2の制動機が少なくとも一部釈放可能であることを特徴とする、請求項8または9に記載の制動装置。
  12. 第2の車軸(12)の車輪(20)にあって第2のモジュール(182)に接続される第2の車輪速度検出手段(38)、及びこの車輪(20)用のロック防止システム機能が設けられ、車輪(20)のロック又は増大する滑りが第2のモジュール(182)により検出可能であり、車輪(20)の検出されるロック又は検出される滑りの増大に応答して、第2のモジュール(182)から、制動機を少なくとも一部釈放するためのデータが、データ接続線(172)を介して第1のモジュール(180へ送信可能であり、第1のモジュール(180)により、場合によっては少なくとも1つの別個の弁装置(28)を使用して、この車輪(20)にある第2の制動機が少なくとも一部釈放可能であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の制動装置。
  13. 第2の車軸(19,94)の車輪(20,112)にあって第2のモジュール(188,188′;220)に接続される第2の車輪速度検出手段(38;144)、及びこの車輪(20,112)用のロック防止システム機能が設けられ、車輪(20,112)の検出されるロック又は滑りの増大に応答して、第2のモジュール(188,188′;220)により、場合によっては少なくとも1つの別個の弁装置(28,198)を使用して、この車輪(20,112)にある第2の制動機が少なくとも一部釈放可能であることを特徴とする、請求項8または9に記載の制動装置。
  14. 少なくとも2つの第2のモジュール(24;102;188,188′)が第1のモジュール(98;192)にある制御装置(99)により制御可能であることを特徴とする、請求項6〜13の1つに記載の制動装置。
  15. 空気圧力を電気的に調整する1つ又は複数の弁、この圧力により圧縮空気導管(34,132,194)を介して操作可能な制動シリンダ(30,108,54)、及び場合によっては圧縮空気導管(34,132,194)を排気するための弁装置(28,166,198)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜14の1つに記載の制動装置。
  16. 空気圧冗長が設けられ、制動ペダル装置(18)の制動ペダルの操作により直接に空気圧力が出力可能であることを特徴とする、請求項15に記載の制動装置。
  17. 電気機械的に操作可能な少なくとも1つの制動機が設けられていることを特徴とする、請求項1〜16の1つに記載の制動装置。
  18. 少なくとも1つのセンサ、特に加速度センサ、ヨーレイトセンサ及び/又は傾斜センサが、走行状態を検出するため、制御装置(17;99;125;141;244)と共に、第1のモジュール(19;98;126,128;174;180;186;192;204;218;232;246)に設けられていることを特徴とする、請求項2〜17の1つに記載の制動装置。
  19. 制御装置(244)が冗長に構成され、複数の制御装置(244)により制動機を操作するため複数の制動力制御信号が発生可能であり、これらの制動力制御信号の各々により、特に機能可能なことがわかる制御装置(244)の制動力制御信号により、この制動機が操作可能であることを特徴とする、請求項1〜18の1つに記載の制動装置。
  20. 制御装置(244)が四重構成であり、特に4つの車輪モジュール(246)であることを特徴とする、請求項19に記載の制動装置。
  21. インタフェース(228)及びインタフェース(228)と制御装置(244)との間のデータ接続線(230)が設けられ、インタフェース(228)及びデータ接続線(230)を介して、制動要求信号が制御装置(244)へ送信可能であることを特徴とする、請求項1〜20の1つに記載の制動装置。
  22. インタフェース(228)が制動ペダル装置(18)に統合されていることを特徴とする、請求項21に記載の制動装置。
  23. インタフェース(228)及びデータ接続線(230)を介してデータが、車室(224)および/又は台枠(222)にある別の装置から/又は別の装置へ、特に操作装置及び/又は表示装置から又は操作装置及び/又は表示装置へ送信可能であることを特徴とする、請求項21又は22に記載の制動装置。
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