JP2009160259A - 食器皿洗浄装置 - Google Patents

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晴紀 石野
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Abstract

【課題】食器皿の表裏面の汚れを効果的にブラッシングできるとともに、ブラッシングする回転ブラシの清掃作業を簡単に行うことができる食器皿洗浄装置を提供すること。
【解決手段】食器皿の表裏面に対して略直交する方向を向く回転軸14を中心として回転する回転ブラシ13と、回転軸14の軸心に対して略直交するように配設される駆動軸19を有する駆動源22と、駆動軸19の回転を回転軸14に伝達する中継ユニット17と、を備え、駆動軸19は、駆動源22から仕切壁31を貫通して洗浄部Wまで延設されるとともに、中継ユニット17と仕切壁31との間に分離部33が設けられており、中継ユニット17及び回転ブラシ13は、分離部33を介して駆動源22に対して分離可能に構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、搬送手段により一定方向に搬送される食器皿の洗浄を行う食器皿洗浄装置に関する。
従来の食器皿洗浄装置は、食器皿の両側部下面を支持しながら一対の搬送スクリューによって搬送し、その搬送途中で搬送スクリューに対して水平方向に直行するように搬送スクリューの上下に設けられたドラム状の回転ブラシによって食器皿の上下両面の洗浄を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−148044号公報(第3頁、第2図)
両側部下面が支持された食器皿を一対の搬送スクリューにより搬送し、その搬送途中において、洗浄液を噴射したり、搬送スクリューの上下部に設けた回転ブラシにより、食器皿の上下両面(表裏面)をブラッシングして、食器皿を自動的に洗浄するものであるが、上下の回転ブラシは、いずれも、搬送スクリューと直交する方向を向く水平回転軸により回転させられるドラム状であるため、下面に凹部を有する食器皿においては、その凹部を囲む周壁が障害となって、搬送方向と反対側の凹部内の隅部に効果的にブラシの先端部が接触せず、特にその部分の汚れ落ちが悪くなることがあるという問題があった。
そこで本出願人は、回転ブラシ食器皿の下面に対して略直交する方向を向く回転軸を中心として回転する回転ブラシにより食器皿の下面をブラッシングする装置を開発したが、この回転軸は、その側方に配置されるモータの駆動軸に対して略直交する方向を向くことになるため、ギヤ等を介して回転方向を変換させる必要があった。
しかし、このような回転ブラシをメンテナンス清掃するために筐体から取り外す場合、回転ブラシとこれを駆動するモータ等との連係を解除しなければならないが、ギヤの接続を解除すると、組み付け作業が難しくなるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、食器皿の表裏面の汚れを効果的にブラッシングできるとともに、ブラッシングする回転ブラシの清掃作業を簡単に行うことができる食器皿洗浄装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の食器皿洗浄装置は、
搬送手段により一定方向に搬送される食器皿の洗浄を行う食器皿洗浄装置であって、
前記食器皿の搬送路所定位置に配置され、該食器皿の表裏面に対して略直交する方向を向く回転軸を中心として回転する回転ブラシと、
前記回転軸の軸心に対して略直交するように配設される駆動軸を有する駆動源と、
前記回転軸と前記駆動軸とを連係し、前記駆動軸の回転を前記回転軸に伝達するための伝達手段を有する中継ユニットと、
前記回転ブラシ及び前記中継ユニットが配設される洗浄部と前記駆動源との間を仕切るように筐体内に配設される仕切壁と、
を備え、
前記駆動軸は、前記駆動源から前記仕切壁を貫通して前記洗浄部まで延設されるとともに、前記中継ユニットと前記仕切壁との間に分離部が設けられており、
前記中継ユニット及び前記回転ブラシは、前記分離部を介して前記駆動源に対して分離可能に構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、回転ブラシや中継ユニットの清掃やメンテナンスが必要となった場合、駆動軸を分離部で分離することができるので、回転軸と駆動軸との接続を解除することなく、回転ブラシとともに中継ユニットを洗浄部から取り外して清掃やメンテナンス作業を行うことができる。
本発明の請求項2に記載の食器皿洗浄装置は、請求項1に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記駆動軸は、前記分離部により分離される駆動源側軸部と中継ユニット側軸部とからなり、前記駆動源側軸部または前記中継ユニット側軸部のうち一方の端面には、他方を嵌挿可能な嵌合穴が形成されており、前記嵌合穴に他方の軸部を嵌挿することで、前記駆動源側軸部と前記中継ユニット側軸部とが相対回転不能に接続されるようになっている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、駆動源側軸部または中継ユニット側軸部のうち一方に設けられた嵌合穴に他方の軸部を抜き差しするだけで、両者を簡単に接続及び分離することができるばかりか、嵌合穴に他方の軸部を嵌挿することで中継ユニットの位置決めがなされるため、中継ユニットの取り付けが容易になる。
本発明の請求項3に記載の食器皿洗浄装置は、請求項1または2に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記中継ユニットを載置する載置面を備え、
前記載置面は、前記駆動軸の軸心に対して平行に延設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、中継ユニットを載置面上でスライド移動させることで、嵌合穴への軸部の抜き差しを中継ユニットの荷重がかからない状態で行うことができるため、分離及び接続作業が容易になる。
本発明の請求項4に記載の食器皿洗浄装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の食器皿洗浄装置であって、
前記搬送手段は、前記食器皿の搬送方向に向けて延設され、該食器皿の両側部を支持する一対の支持ロッドを備え、
前記中継ユニットの本体幅は、前記一対の支持ロッド間の幅寸法よりも短寸に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、食器皿洗浄装置の筐体から搬送手段の一部である支持ロッドを取り外したりすることなく、洗浄部内の中継ユニットを一対の支持ロッド間から上方に抜き出すことができる。
本発明に係る食器皿洗浄装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は、本発明の実施例1としての食器皿洗浄装置を示す平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図2のB−B断面図である。図4は、(a)は駆動軸の分離部の分離状態を示す要部拡大断面図であり、(b)は駆動軸の分離部の接続を示す要部拡大断面図である。図5は、洗浄室に載置された中継ユニットを示す平面図である。図6は、(a)(b)は中継ユニットを洗浄室から取り出す一連の工程を示す断面図である。以下、図1、図2、図5の紙面左側及び図3、図4(a)(b)、図6(a)(b)の紙面奥側を食器皿洗浄装置の正面側とし、を食器皿洗浄装置の正面側として説明する。
図1〜図3に示されるように、食器皿洗浄装置(以下洗浄装置と略称する)の筐体1の内部には、食器皿Dを、図1の左方から右方に搬送するための互いに平行をなす搬送手段としての一対の搬送スクリュー2,2が配設されている。筐体1の左方における両搬送スクリュー2,2間の上方には、洗浄前の食器皿Dを1枚ずつ搬送スクリュー2,2間に供給する供給部3が、同じく右方には、洗浄後の食器皿Dを排出する排出案内筒4がそれぞれ設けられている。Pは、洗浄後の食器皿Dを排出案内筒4に押上げる押上げ装置である。
両搬送スクリュー2,2の外周面には、互いに逆向きの螺旋溝5が形成され、これら螺旋溝5に食器皿Dの両側端部下面が係合するようになっている。両搬送スクリュー2,2は、モータM1に連係された複数のギヤ列6を介して反対方向に回転させられ、食器皿Dを左方から右方に搬送するようになっている。
両搬送スクリュー2,2間には、食器皿Dの両側端部下面を摺動可能に支持する一対の支持ロッド7,7と、それらのやや内側上方に、食器皿Dの浮き上がりの上限を規制する一対の押えロッド8,8とが、搬送方向に沿って、すなわち搬送スクリュー2,2と同方向を向いて設けられている。搬送スクリュー2,2の上流側の上下部には、洗浄液を噴射する第1噴射ノズル9a、9bが、同じく下流側の上下部には、すすぎ液を食器皿Dに噴射する第2噴射ノズル10a、10bが、それぞれ設けられている。
両搬送スクリュー2,2の左右方向の中間部の上方には、筐体1に両端部が支持された上部回転ブラシ11が、搬送スクリュー2,2と直交する方向を向く水平回転軸12に固着されている。上部回転ブラシ11は、その植毛11aの幅が、両搬送スクリュー2,2の対向面間の寸法と同等または若干小さいドラム状に形成されている。
また、両搬送スクリュー2,2間の下方には、直線状の植毛13aと、該植毛13aが上面に複数植設された平面視ほぼ円形をなす円盤13bと、からなる下部回転ブラシ13(回転ブラシ)が、上部回転ブラシ11よりも若干上流側位置に設けられている。下部回転ブラシ13の植毛13aの最大幅は、両搬送スクリュー2,2と干渉しないように、その対向面間の寸法より若干小さくされている。また、植毛13aの上端は、両搬送スクリュー2,2の下部よりも上方に入り込むように配置され、食器皿Dの下面に形成されている凹部16(いわゆる糸底)の深さよりも若干上方に位置するようになっている(図3参照)。
下部回転ブラシ13は、上下方向を向く垂直回転軸14の上端に、上方より螺合したネジ15により固着されている。垂直回転軸14は、図3及び図5に示されるように、直方体をなす中空箱状のボックスからなる中継ユニット17の上面板17aに回転自在に支承され、かつ下端部には、従動ベベルギヤ18が固嵌されている。従動ベベルギヤ18には、水平方向を向く駆動軸19の一端部に固嵌された駆動ベベルギヤ20が噛合している。
駆動軸19は、図3及び図4に示されるように、中継ユニット17の側面板17bの内外側面に設けられたベアリング30a,30bからなる軸受30を介して回転自在に支承されるとともに、筐体1内に洗浄部としての洗浄室Wを形成するための仕切壁としての側壁31を貫通して洗浄室Wの外側部まで延出され、その外側に延出された他端部に固着された従動ギヤ21は、筐体1内における洗浄室Wの外側部に配置されたモータ22の駆動ギヤ23と噛合され、モータ22を作動させることにより、下部回転ブラシ13が回転するようになっている。また、駆動ギヤ23は、水平回転軸12に固着された従動ギヤ24にも噛合され、これにより、上部回転ブラシ11と下部回転ブラシ13とは互いに同期して回転するようになっている。
このように筐体1内には、食器皿Dを洗浄する洗浄室Wが、その四方を取り囲むように配置された側壁31により仕切られているとともに、その洗浄室Wの外側方に駆動源としてのモータ22が配置されている、つまり洗浄室Wとモータ22とは仕切壁としての側板31により仕切られているため、洗浄室W内の洗浄液等がモータ22等に飛び散らないようになっている。
駆動軸19は、詳しくは、図4に示されるように、中継ユニット17に回転自在に支持される中継ユニット側軸部19aと、側壁31を貫通するとともに、該側壁31の内外側面に設けられたベアリング32a,32bからなる軸受32を介して回転自在に支承された駆動源側軸部19bと、から構成され、これら中継ユニット側軸部19aと駆動源側軸部19bとは、分離部33を介して分離できるようになっている。
駆動源側軸部19bにおける分離部33側の端面には、中継ユニット側軸部19aの先端を嵌合可能な嵌合穴34が軸心方向に向けて形成されているとともに、該嵌合穴34の内部には、中継ユニット側軸部19aの先端面に凹設された凹溝35が嵌合可能な嵌合棒36が、軸心に対して直交する方向に架設されている。よって、嵌合穴34内に中継ユニット側軸部19aを嵌挿し、凹溝35が嵌合棒36に嵌合することで、中継ユニット側軸部19aと駆動源側軸部19bとが相対回転不能に接続されるようになっている。
中継ユニット17は、前述したように、上面板17aに垂直回転軸14が回転自在に支承されるとともに、側面板17bには駆動軸19の中継ユニット側軸部19aが回転自在に支承され、かつ内部には、これら垂直回転軸14の下端部に設けられた従動ベベルギヤ18と、駆動源側軸部19bの端部に設けられた駆動ベベルギヤ20と、が互いに噛合して設けられている。つまり、従動ベベルギヤ18及び駆動ベベルギヤ20は、水平方向を向く駆動軸19の回転を、上下方向を向く垂直回転軸14に伝達する伝達手段としてのギヤである。
また、中継ユニット17は、ケースの左右側に突設された取付片38,38の取付穴38aに上方から取り付けた4本のボルト39を、洗浄室Wの下部に配設された載置板37の上面である載置面37a上に設けられた挿通孔40に挿通してその下面に固着されたナット41に止着することで固定できるようになっている(図6参照)。
載置板37は、中継ユニット17の前後幅とほぼ同寸の前後幅をなす横長帯状に形成され、その両端を左右の側壁31,31に止着することで、洗浄室Wの下方位置において、食器皿Dの搬送方向に対して直交する方向に向けて、駆動軸19の軸心とほぼ平行をなすように水平に配置されている。
また、図2及び図3に示されるように、載置板37の下方、つまり洗浄室Wの下部には排水空間部Eが設けられており、洗浄液やすすぎ液等を配水管42から排水できるようになっているとともに、排水空間部Eには、厨芥等を受けるパンチングメタル板43が、筐体1の側面の一部を構成する装飾板44とともに外部に引き出し自在に設けられている。
このように、洗浄室Wの下方には排水空間部Eが設けられており、洗浄液やすすぎ液だけでなく、上部回転ブラシ11や下部回転ブラシ13のブラッシングにより厨芥等が洗浄室Wの下方に落下するようになっているため、載置面37a上に多量の厨芥等が蓄積されることがないように、載置板37を極力幅狭にしている。また、載置板37は中継ユニット17の左右側に向けて延設されているため、中継ユニット側軸部19aと駆動源側軸部19bとを相対回転不能に接続する際及び接続を解除するときに、中継ユニット17を分離方向にスライド移動させることができるようになっている。
次に、中継ユニット17及び下部回転ブラシ13を、清掃や交換のため洗浄室Wから取り出す際の作業工程を、図6に基づいて説明する。
まず、図6(a)に示されるように、図示しない筐体1の上面板を開放し、洗浄室Wの上面を開放させる。そして、中継ユニット17から下部回転ブラシ13を外して上方に抜き取る。次いで、中継ユニット17を固定しているボルト39を取り外し、中継ユニット17を図中左側、つまりモータ22の反対側に向けて移動する。この際、載置面37aは駆動軸19の軸心と平行に設けられているため、中継ユニット17を載置面37a上でスライドさせることにより、中継ユニット17の荷重がかからない状態で、嵌合穴34から中継ユニット側軸部19aを離脱させることができる。
嵌合穴34から中継ユニット側軸部19aが完全に離脱したら、中継ユニット17を載置面37a上で水平回転して食器皿Dの搬送方向に向けた状態で押えロッド8,8間下方に位置させ、押えロッド8,8間から上方に取り出す。このように、中継ユニット17の少なくとも一側辺の幅寸法を、その上方に配置される搬送手段を構成する押えロッド8,8、支持ロッド7,7、搬送スクリュー2,2の離間幅よりも幅狭としておくことで、搬送手段の下方位置から上方に簡単に取り出すことができる。
尚、本実施例では、下部回転ブラシ13の円盤13bの直径が、押えロッド8,8の離間幅よりも大寸に形成されているため、中継ユニット17が固定されている状態で先に中継ユニット17から下部回転ブラシ13を取り外していたが、下部回転ブラシ13が中継ユニット17に取り付けられた状態で取り外してもよい。この場合、例えば下部回転ブラシ13が押えロッド8,8間を通過しうるように中継ユニット17を傾けながら取り出せばよい。
また、中継ユニット17及び下部回転ブラシ13を載置板37に取り付ける際には、上記とは逆の工程で作業すればよい。特に、中継ユニット17を所定の取付位置に固定する際に、中継ユニット17を載置面37a上に載置した状態で、中継ユニット側軸部19aを嵌合穴34内に差し込むことで、中継ユニット側軸部19aと駆動源側軸部19bとが相対回転不能に接続されるだけでなく、載置面37aに対する中継ユニット17の左右方向の取付位置が決定され、取付片38の取付穴38aと挿通孔40とが合致するため、取付作業が容易になる。
以上説明したように、本発明の実施例としての食器皿洗浄装置にあっては、両搬送スクリュー2,2により順次搬送されてきた食器皿Dが、上部回転ブラシ11と下部回転ブラシ13の配設位置を通過する際に、食器皿Dの上下両面がブラッシングされる。この際、下部回転ブラシ13は、垂直回転軸14により水平回転するため、下部回転ブラシ13における植毛13aの上端部が、食器皿Dの下面の凹部16内に垂直に入り込むようになる。そのため、凹部16の隅部の全周が効果的にブラッシングされ、その部分の汚れ落ちが向上する。
また、食器皿Dは、下部回転ブラシ13により、支持ロッド7と押えロッド8間において若干浮き上げられ、かつ下部回転ブラシ13の回転力により水平に回転させられるため、食器皿Dの側端部を含む上下両面の全面が、上部回転ブラシ11と下部回転ブラシ13により効果的にブラッシングされ、むらなく汚れ落としがなされる。
また、下部回転ブラシ13や中継ユニット17の清掃やメンテナンスが必要となった場合、駆動軸19を分離部33で分離することができるので、垂直回転軸14と駆動軸19との接続、つまり従動ベベルギヤ18と駆動ベベルギヤ20との噛合状態を解除することなく、下部回転ブラシ13とともに中継ユニット17を洗浄室Wから取り外して清掃やメンテナンス作業を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、回転軸としての垂直回転軸14が上下方向を向くとともに、回転軸の軸心に対して略直交するように配設される駆動軸19が水平方向を向くように配設されていたが、回転軸と駆動軸とが略直交するようになっていれば、回転軸及び駆動軸が斜め方向に傾いて配設されていてもよい。
また、前記実施例では、食器皿Dの表裏面に対して略直交する方向を向く回転軸を中心として回転する回転ブラシとして、食器皿Dの下面をブラッシングする下部回転ブラシ13が適用されていたが、食器皿Dの上面(飲食物載置面)をブラッシングする上部回転ブラシに本発明を適用してもよい。
また、前記実施例では、垂直回転軸14と駆動軸19とを連係し、駆動軸19の回転を垂直回転軸14に伝達するための伝達手段は、従動ベベルギヤ18及び駆動ベベルギヤ20にて構成されていたが、これらベベルギヤに限定されるものではなく、駆動軸の回転方向を変更させることができるものであればよく、種々のギヤに変更可能である。
本発明の実施例1としての食器皿洗浄装置を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 (a)は駆動軸の分離部の分離状態を示す要部拡大断面図であり、(b)は駆動軸の分離部の接続を示す要部拡大断面図である。 洗浄室に載置された中継ユニットを示す平面図である。 (a)(b)は中継ユニットを洗浄室から取り出す一連の工程を示す断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 搬送スクリュー(搬送手段)
7 支持ロッド(搬送手段)
8 押えロッド(搬送手段)
11 上部回転ブラシ
13 下部回転ブラシ(回転ブラシ)
14 垂直回転軸(回転軸)
17 中継ユニット
18 従動ベベルギヤ(伝達手段)
19 駆動軸
19a 中継ユニット側軸部
19b 駆動源側軸部
20 駆動ベベルギヤ(伝達手段)
22 モータ(駆動源)
31 側壁(仕切壁)
33 分離部
37a 載置面
W 洗浄室

Claims (4)

  1. 搬送手段により一定方向に搬送される食器皿の洗浄を行う食器皿洗浄装置であって、
    前記食器皿の搬送路所定位置に配置され、該食器皿の表裏面に対して略直交する方向を向く回転軸を中心として回転する回転ブラシと、
    前記回転軸の軸心に対して略直交するように配設される駆動軸を有する駆動源と、
    前記回転軸と前記駆動軸とを連係し、前記駆動軸の回転を前記回転軸に伝達するための伝達手段を有する中継ユニットと、
    前記回転ブラシ及び前記中継ユニットが配設される洗浄部と前記駆動源との間を仕切るように筐体内に配設される仕切壁と、
    を備え、
    前記駆動軸は、前記駆動源から前記仕切壁を貫通して前記洗浄部まで延設されるとともに、前記中継ユニットと前記仕切壁との間に分離部が設けられており、
    前記中継ユニット及び前記回転ブラシは、前記分離部を介して前記駆動源に対して分離可能に構成されていることを特徴とする食器皿洗浄装置。
  2. 前記駆動軸は、前記分離部により分離される駆動源側軸部と中継ユニット側軸部とからなり、前記駆動源側軸部または前記中継ユニット側軸部のうち一方の端面には、他方を嵌挿可能な嵌合穴が形成されており、前記嵌合穴に他方の軸部を嵌挿することで、前記駆動源側軸部と前記中継ユニット側軸部とが相対回転不能に接続されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の食器皿洗浄装置。
  3. 前記中継ユニットを載置する載置面を備え、
    前記載置面は、前記駆動軸の軸心に対して平行に延設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の食器皿洗浄装置。
  4. 前記搬送手段は、前記食器皿の搬送方向に向けて延設され、該食器皿の両側部を支持する一対の支持ロッドを備え、
    前記中継ユニットの本体幅は、前記一対の支持ロッド間の幅寸法よりも短寸に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器皿洗浄装置。
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