JP2009160013A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジオ波による焼灼範囲を示す表示の設定を容易に行うことができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波画像におけるラジオ波による焼灼範囲の情報を入力するための入力部13と、ラジオ波を放射する穿刺針の刺入経路を示す穿刺ガイドラインを超音波画像上に表示させるガイドライン設定部及び前記入力部13によって入力された焼灼範囲を示す焼灼範囲表示を含むラジオ波焼灼表示を超音波画像上に表示させるとともに、このラジオ波焼灼表示を経路表示に沿って移動させるラジオ波焼灼表示設定部を有する表示設定部71と、前記ラジオ波焼灼表示設定部によって前記ラジオ波焼灼表示を移動させるため、操作者によって入力された位置変更情報を前記ラジオ波焼灼表示設定部へ出力するポインティングデバイス14と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジオ波による焼灼治療を行う際の超音波画像を表示する超音波診断装置に関する。
被検体における腫瘍などの患部に穿刺針を刺入し、この穿刺針からラジオ波を放射させて患部を焼灼治療することが行われている。このようなラジオ波焼灼治療をするにあたり、超音波診断装置によって患部の超音波画像を観察しながら前記穿刺針を被検体の患部に刺入してラジオ波による焼灼治療を行う場合がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、超音波画像上に前記穿刺針の刺入経路を示す穿刺ガイドラインを表示し、この穿刺ガイドラインに沿って前記穿刺針を刺入している。
ラジオ波焼灼治療を行うにあたっては、予め患部の大きさを測定し、その大きさに基づいて焼灼範囲を決定している。ここで、ラジオ波によって焼灼された部分は、一様に焼灼されているわけではなく、焼灼範囲の中の外縁に近い部分は焼灼度合いが低くなるおそれがある。従って、焼灼範囲は、患部よりもやや大きく設定されている。
前記穿刺針によって焼灼できる範囲は、穿刺針の種類によって決まっている。従って、治療を行う者は、患部の大きさに基づいて決定された焼灼範囲に応じた穿刺針を選び、焼灼治療を行っている。
特開2007−135988号公報
ここで、比較的太い血管が焼灼範囲の中に入っていたりすると、十分に焼灼できず、そればかりか焼灼によって血管を傷つけてしまい好ましくない。従って、焼灼範囲の中に血管など焼灼治療を行う上で好ましくない組織が入っていないかどうかを確認するため、超音波画像上で焼灼範囲を視覚的に確認できることが望まれるようになってきている。
また、焼灼治療にあたっては、患部以外の部分の焼灼範囲ができるだけ小さいことが望ましい。例えば、焼灼範囲が穿刺針の先端を中心にして広がる場合、患部以外の部分の焼灼範囲をできるだけ小さくするためには、患部の中心付近に穿刺針を刺入する必要がある。しかし、患部の位置によっては、血管などが妨げとなり、穿刺針を刺入できる範囲が限られる場合があり、患部の中心付近に穿刺針を刺入できない場合がある。このような場合に、患部以外の部分の焼灼範囲をできるだけ小さくするため、1回の焼灼治療で患部の全体を焼灼するのではなく、比較的小さな範囲を設定して数回に分けて焼灼することになる。このような治療を行う際には、患部全体を焼灼するためにはどれくらいの焼灼範囲で何回焼灼することが必要であるかについての治療計画を立てることが必要になる。治療計画を立てるにあたっては、超音波画像上で焼灼範囲を視覚的に確認できた方が計画を立て易い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ラジオ波による焼灼範囲を示す表示の設定を容易に行うことができる超音波診断装置を提供することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、第1の観点の発明は、超音波画像におけるラジオ波による焼灼範囲の情報を入力するための焼灼範囲入力部と、ラジオ波を放射する穿刺針の刺入経路を示す経路表示を超音波画像上に表示させる経路表示設定部と、前記焼灼範囲入力部によって入力された焼灼範囲を示す焼灼範囲表示を含むラジオ波焼灼表示を超音波画像上に表示させるとともに、このラジオ波焼灼表示を経路表示に沿って移動させるラジオ波焼灼表示設定部と、該ラジオ波焼灼表示設定部によって前記ラジオ波焼灼表示を移動させるため、操作者によって入力された位置変更情報を前記ラジオ波焼灼表示設定部へ出力する位置変更指示部と、を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第2の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記経路表示は、直線状の穿刺ガイドラインであり、前記焼灼範囲表示は、穿刺ガイドラインに対して対称な円、楕円又は多角形であることを特徴とする超音波診断装置である。
第3の観点の発明は、第2の観点の発明において、前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記ラジオ波焼灼表示の一部として、前記穿刺針の針先を合わせるための針先合わせ表示を前記穿刺ガイドライン上に表示させることを特徴とする超音波診断装置である。
第4の観点の発明は、第1〜3の観点の発明において、ラジオ波による焼灼対象を示す焼灼対象表示を超音波画像上に表示させる焼灼対象表示設定部を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第5の観点の発明は、第4の観点の発明において、前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記焼灼対象表示設定部を含むものであり、前記焼灼対象表示が前記ラジオ波焼灼表示の一部として表示されることを特徴とする超音波診断装置である。
第6の観点の発明は、第4,5の観点の発明において、前記焼灼範囲表示で囲まれた部分に表示された前記焼灼対象表示と、前記焼灼範囲表示との間の距離を算出する算出部を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第7の観点の発明は、第6の観点の発明において、前記算出部は、前記焼灼対象表示と前記焼灼範囲表示との間の距離の最大値及び最小値を算出することを特徴とする超音波診断装置である。
第8の観点の発明は、第1〜7のいずれか一の観点の発明において、前記焼灼範囲表示に基づいて、該焼灼範囲表示で囲まれた部分の面積又は焼灼範囲の体積を算出する算出部を備える
ことを特徴とする超音波診断装置である。
第9の観点の発明は、第1〜8のいずれか一の観点の発明において、前記焼灼対象表示に基づいて、該焼灼対象表示で囲まれた部分の面積又は前記焼灼対象の体積を算出する算出部を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第10の観点の発明は、第1〜9のいずれか一の観点の発明において、前記焼灼対象表示又は前記焼灼範囲表示に基づいて、前記焼灼対象表示で囲まれた部分の面積と前記焼灼範囲表示で囲まれた部分の面積との差、又は焼灼対象の体積と焼灼範囲の体積との差を算出する算出部を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第11の観点の発明は、第1〜10のいずれか一の観点の発明において、焼灼範囲の外側に、焼灼によって患部付近の組織に及ぼされる影響の範囲を示す影響範囲表示を表示させる影響範囲表示設定部を備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第12の観点の発明は、第1〜11のいずれか一の観点の発明において、前記経路表示設定部及び前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記経路表示及び前記ラジオ波焼灼表示を複数表示させることを特徴とする超音波診断装置である。
第1の観点の発明によれば、前記焼灼範囲入力部によって焼灼範囲の情報が入力されると、入力された焼灼範囲を示す焼灼範囲表示を含むラジオ波焼灼表示が、前記ラジオ波焼灼表示設定部によって超音波画像上に表示される。そして、操作者が、超音波画像上において、前記焼灼範囲表示の位置が適切な焼灼範囲になるように、前記ラジオ波焼灼表示を移動させるべく、超音波画像を見ながら前記位置変更指示部を操作すると、前記ラジオ波焼灼表示の位置変更情報が前記位置変更指示部から前記ラジオ波焼灼表示設定部へ出力され、このラジオ波焼灼表示設定部は、超音波画像上において、前記ラジオ波焼灼表示を前記経路表示に沿って移動させる。ここで、前記経路表示は、前記穿刺針の刺入経路を示す表示であることから、焼灼範囲は常に前記経路表示付近に位置することになる。従って、前記ラジオ波焼灼表示設定部により、前記ラジオ波焼灼表示を前記経路表示に沿って移動させるようにすることで、無駄な動きをせずに前記焼灼範囲表示を所望の位置に設定することができる。
このように、前記焼灼範囲入力部により焼灼範囲の情報が入力されると、この入力情報に応じた焼灼範囲表示を含むラジオ波焼灼表示を自動的に表示させ、またこのラジオ波焼灼表示を経路表示に沿って移動させるようにして所望の位置に設定するようになっているので、焼灼範囲を示す表示の設定を容易に行うことができる。
第2の観点の発明によれば、穿刺針からのラジオ波の広がり方に対応した焼灼範囲表示とすることができる。
第3の観点の発明によれば、前記穿刺ガイドライン上に前記針先合わせ表示が表示されるので、穿刺を行う者は、前記穿刺ガイドラインに沿って刺入された前記穿刺針の針先と、針先合わせ表示とを位置合わせすることで、ラジオ波を放射するときの前記穿刺針の位置決めを容易に行うことができる。
第4,5の観点の発明によれば、前記焼灼対象表示が表示されることで、焼灼対象を容易に視認することができる。
第6の観点の発明によれば、前記算出部によって前記焼灼対象表示と前記焼灼範囲表示との間の距離が算出されるので、前記焼灼範囲表示が、焼灼対象に対してどれくらい大きく設定されているかを容易に確認することができる。
第7の観点の発明によれば、前記算出部によって前記焼灼対象表示と前記焼灼範囲表示との間の距離の最大値と最小値が算出されるので、前記焼灼範囲表示の位置設定を容易に行うことができる。
第8の観点の発明によれば、焼灼範囲の面積又は体積を算出することができる。
第9の観点の発明によれば、焼灼対象の面積又は体積を算出することができる。
第10の観点の発明によれば、前記焼灼対象表示で囲まれた部分の面積と前記焼灼範囲表示で囲まれた部分の面積との差、又は焼灼対象の体積と焼灼範囲の体積との差が算出されるので、前記焼灼範囲表示が焼灼対象に対してどれくらい大きく設定されているかを容易に確認することができる。
第11の観点の発明によれば、焼灼によって患部付近の組織に及ぼされる影響の範囲を容易に視認することができる。
第12の観点の発明によれば、前記経路表示及び前記焼灼範囲表示が複数表示されるので、ラジオ波による焼灼を複数回に分けて行う場合に、患部全体を焼灼するためにはどれくらいの焼灼範囲で何回焼灼することが必要であるかについての治療計画を立て易くすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
先ず、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る超音波診断診断装置の構成を示すブロック図、図2は、図1に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す超音波診断装置1は、超音波の送受信を行う超音波探触子2と、この超音波探触子2に駆動信号を与えて超音波を送波させるとともに、この超音波探触子2が受波したエコー信号を受信する送受信部3と、この送受信部3における受信信号に基づいて、超音波音線データを生成する信号処理部4と、この信号処理部4からの超音波音線データに基づいて、超音波画像データを生成するDSC(Digital Scan Converter)5と、このDSC5で生成された画像データの画像を表示するCRT(Cathode Ray Tube)などの画像表示装置6とを備えている。
また、さらに前記超音波診断装置1は、付加情報処理部7と、操作部8とを備えている。前記付加情報処理部7は、超音波画像に、付加情報を表示するための表示設定部71を有している。超音波画像に表示させる付加情報は、本例では後述するラジオ波を放射する穿刺針N(図3,8参照)の刺入経路を示す直線状の穿刺ガイドライン9(図3参照)と、ラジオ波焼灼表示10(図3参照)である。前記表示設定部71は、前記穿刺ガイドライン9を表示させるためのガイドライン設定部711と、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させるためのラジオ波焼灼表示設定部712とを有している。
前記ガイドライン設定部711は、破線状の穿刺ガイドライン9を超音波画像上の所定の位置に表示させるようになっている。この穿刺ガイドライン9は、本発明における経路表示の実施の形態の一例であり、前記ガイドライン設定部711は、本発明における経路表示設定部の実施の形態の一例である。
前記ラジオ波焼灼表示10は、焼灼範囲を示す焼灼範囲表示11と、前記穿刺針Nの針先を合わせるための針先合わせ表示12とで形成されている。前記ラジオ波焼灼表示設定部712は、これら焼灼範囲表示11と針先合わせ表示12とをラジオ波焼灼表示10として表示させるようになっている。
本例では、前記ラジオ波焼灼表示設定部712は、範囲設定部7121を有しており、この範囲設定部7121が、前記範囲表示11と針先合わせ表示12とを前記画像表示装置6に表示させるようになっている。
前記針先合わせ表示12は、穿刺ガイドライン9上に表示される。この針先合わせ表示12と前記焼灼範囲表示11との位置関係は、前記針先合わせ表示12に前記穿刺針Nの針先を合わせたときの焼灼範囲に、前記焼灼範囲表示11が位置するような位置関係となっている。
ここで、焼灼範囲の形状、大きさ及び焼灼範囲の前記穿刺針Nに対する位置関係は、前記穿刺針Nの種類によって異なる。従って、前記ラジオ波焼灼表示10は、前記穿刺針Nの種類に応じて形態や大きさが設定される。
前記ラジオ波焼灼表示10の設定及び表示について説明すると、前記超音波診断装置1は、前記ラジオ波焼灼表示10の形態が、複数記憶された記憶部(図示省略)を有している。ここに、ラジオ波焼灼表示10の形態とは、前記焼灼範囲表示11の形状及びこの焼灼範囲表示11に対する針先合わせ表示12の位置を意味し、所定形状の前記焼灼範囲表示11とこの焼灼範囲表示11に対して所定位置に配置された針合わせ表示12とからなるラジオ波焼灼表示10が、複数記憶されている。そして、後述する入力部13によって、前記ラジオ波焼灼表示10の形態が選択され、前記焼灼範囲表示11の大きさが入力されると、前記範囲設定部7121は、入力された形態のラジオ波焼灼表示10を前記記憶部から読み出すとともに、読み出したラジオ波焼灼表示10の焼灼範囲表示11を入力された大きさに設定した後、このラジオ波焼灼表示10を前記画像表示装置6に表示する。
前記ラジオ波焼灼表示10の形態の例について、図3に基づいて説明する。図3は、前記画像表示装置6に表示される超音波画像Gを示す図である。焼灼範囲が前記穿刺針Nの針先を中心とする円である場合は、図3(A)に示すように、前記焼灼範囲表示11が、前記針先合わせ表示12を中心とする円となっている形態を有するラジオ波焼灼表示10が選択される。この場合のラジオ波焼灼表示10にあっては、前記針先合わせ表示12は、焼灼範囲の中心となる。また、焼灼範囲が円ではあるがその中心が前記穿刺針Nの針先ではなく、針先よりも根元の方(前記穿刺針Nの刺入方向とは反対側)である場合は、図3(B)に示すように、前記焼灼範囲表示11が円であり、前記針先合わせ表示12が、前記焼灼範囲表示11の中心に対して、前記穿刺ガイドライン9上における前記穿刺針Nの刺入方向へずれた位置となっている形態を有するラジオ波焼灼表示10が選択される。さらに、焼灼範囲が楕円であり、その楕円が前記穿刺針Nの針先付近から刺入方向へ広がるような場合は、図3(C)に示すように、前記焼灼範囲表示11が楕円であり、前記針先合わせ表示12がこの楕円の長軸(穿刺ガイドライン9と一致)上における穿刺針Nの刺入方向とは反対側の位置となっている形態を有するラジオ波焼灼表示10が選択される。
ここで、前記いずれの場合においても、前記焼灼範囲表示11は、前記穿刺ガイドライン9に対して対称な図形となっている。これは焼灼範囲が前記穿刺針Nに対して対称に広がることを想定したものである。
前記操作部8は、キーボードなどの入力部13と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス14とを有している。そして、前記操作部8は、前記付加情報処理部7と接続され、前記入力部13及びポインティングデバイスからの入力信号が、前記付加情報処理部7へ出力されるようになっている。
前記入力部13により、ラジオ波によって焼灼したい範囲、すなわち焼灼範囲の情報が入力されるようになっている。本例では、前記入力部13による焼灼範囲の情報の入力として、ラジオ波焼灼表示10の形態及び前記焼灼範囲表示11の大きさの入力が行われる。前記入力部13は、本発明における焼灼範囲入力部の実施の形態の一例である。
ラジオ波焼灼表示10の形態の入力は、前記入力部13のキー毎に割り当てられたラジオ波焼灼表示10を、キー操作をすることで選択することにより行われる。あるいは、ラジオ波焼灼表示10の形態の入力は、図示しない操作パネル上にリスト表示されたものを操作パネル上で選択することにより行ってもよい。
また、前記焼灼範囲表示11の大きさは、予め測定された腫瘍の大きさに応じて決まる焼灼範囲の大きさが、前記入力部13によって数値で入力される。
そして、前記ラジオ波焼灼表示10の表示形態及び前記焼灼範囲表示11の大きさの入力が行われ、さらに前記入力部13によって前記ラジオ波焼灼表示10を表示させる操作が行われると、前記範囲設定部7121により、前記画像表示装置6に前記ラジオ波焼灼表示10が表示されるようになっている。
前記ポインティングデバイス14を操作すると、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させるための位置変更情報が前記ラジオ波焼灼表示設定部712へ入力される。このラジオ波焼灼表示設定部712は、前記焼灼範囲表示11及び前記針先合わせ表示12が一体となったラジオ波焼灼表示10を、前記ポインティングデバイス14から入力された位置変更情報に応じた位置に移動させ表示させる。このとき、前記ラジオ波焼灼表示設定部712は、前記針先合わせ表示12が前記穿刺ガイドライン9上を移動するように、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させる。前記ポインティングデバイス14は、本発明における位置変更指示部の実施の形態の一例である。
前記針先合わせ表示12は前記穿刺ガイドライン9上を移動し、前記焼灼範囲表示11は、前記穿刺ガイドライン9に沿った方向にのみ移動するようになっている。ここで、前記穿刺ガイドライン9は、前記穿刺針Nの刺入経路を示す表示であることから、焼灼範囲は常に前記穿刺ガイドライン9付近に位置することになる。従って、前記焼灼範囲表示11を前記穿刺ガイドライン9に沿った方向にのみ移動させるようにすることで、前記焼灼範囲表示11の無駄な動きが防止され、より早く前記焼灼範囲表示11の設定を行うことができるようになっている。
さて、ラジオ波焼灼治療を行うときの前記超音波診断装置1の動作について説明する。図4は、第一実施形態の超音波診断装置1の動作の一例を示すフロー図である。
先ず、ステップS1では、前記超音波探触子2によって超音波を送受信して超音波画像を作成し、これを前記画像表示装置6に表示させる。そして、ステップS2では、操作者は、前記画像表示装置6に表示された超音波画像を見ながら、対象断面を抽出し、前記操作部8を操作して、図5に示すように、超音波画像G上に前記穿刺ガイドライン9を表示させる。超音波画像G上における前記穿刺ガイドライン9の位置は固定であり、操作者は、この穿刺ガイドライン9が、腫瘍Xに対して最適な位置となるように前記超音波探触子2を移動させる。本例では、前記穿刺ガイドライン9は、腫瘍Xの中心を通るように表示されている。
次に、ステップS3では、ラジオ波焼灼表示10を表示させるため、操作者は、焼灼に用いる穿刺針Nの種類に応じ、前記入力部13によって、ラジオ波焼灼表示10の表示形態を選択する。ここでは、前記焼灼範囲表示11が、前記針先合わせ表示12を中心とする円となっているラジオ波焼灼表示10が選択された場合について説明する。この場合、操作者は、前記焼灼範囲表示11の大きさとして、前記入力部13によって前記焼灼範囲表示11の直径を数値で入力する。この焼灼範囲表示11の大きさは、焼灼対象である腫瘍Xの大きさに基づいて医師等により決定される焼灼に用いる穿刺針Nの種類によって設定されるものである。そして、操作者が、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させるように前記入力部13を操作すると、図6に示すように、ラジオ波焼灼表示10として、前記針先合わせ表示12と、この針先合わせ表示12を中心とし、入力された直径を有する前記焼灼範囲表示11が表示される。
次に、ステップS4では、操作者は前記ポインティングデバイス14を操作して、前記焼灼範囲表示11が適切な焼灼範囲に位置するように、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させる。このとき、前記焼灼範囲表示11と前記針先合わせ表示12は一体に移動する。そして、前記針先合わせ表示12は、前記穿刺ガイドライン9上を移動し、前記焼灼範囲表示11は前記穿刺ガイドライン9に沿って移動する。本例においては、操作者は、図7に示すように、前記針先合わせ表示12が腫瘍Xの中心に来るように、前記ポインティングデバイス14を操作し、前記焼灼範囲表示11を適切な焼灼範囲まで移動させる。
以上のようにして前記ラジオ波焼灼表示10の位置設定を終えると、操作者は超音波画像を見ながら、図8に示すように前記穿刺ガイドライン9に沿って前記穿刺針Nを刺入し、針先が前記針先合わせ表示12に合ったところで止める。そして、前記穿刺針Nからラジオ波を放射させ、焼灼治療を行う。
以上説明したように、本例の超音波診断装置1によれば、前記入力部13により焼灼範囲の情報として前記ラジオ波焼灼表示10の形態及び前記焼灼範囲表示11の大きさが入力されると、この入力情報に応じた前記ラジオ波焼灼表示10を自動的に表示させ、また前記焼灼範囲表示11を経路表示に沿って移動させるようにして所望の位置に設定するようになっているので、前記焼灼範囲表示11の設定を容易に行うことができる。
次に、第一実施形態の変形例について、図9に基づいて説明する。図9は、第一実施形態の変形例における超音波画像Gを示す図である。この変形例では、前記穿刺ガイドライン9及び前記ラジオ波焼灼表示10が、同時に2つ表示されている。この変形例は、穿刺針(図9では図示省略)を刺入できる範囲が限られ、前記穿刺ガイドライン9が腫瘍Xの中心付近を通らず、2回に分けて焼灼を行う場合の例である。このように、前記ラジオ波焼灼表示10が複数表示されるようにすることにより、腫瘍Xの全体を焼灼するためにはどれくらいの焼灼範囲で何回焼灼することが必要であるかについての治療計画を立て易くすることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図10は、本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図、図11は、図10に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。図10,11において、第一実施形態と同一の構成については同一の符号を付してあり、以下では第一実施形態と異なる構成について説明する。
図10に示す超音波診断装置20では、前記付加情報処理部7は、前記表示設定部71のほか、距離算出部72及び算出値表示設定部73を有している。また、前記表示設定部71のラジオ波焼灼表示設定部712は、図11に示すように、前記範囲設定部7121のほか、焼灼対象表示設定部7122を有している。
本例では、図12に示すように、超音波画像G上に、前記ラジオ波焼灼表示10として、前記焼灼範囲表示11及び前記針先合わせ表示12のほか、前記焼灼対象表示設定部7122によって焼灼対象表示21が表示されるようになっている。この焼灼対象表示21は、ラジオ波による焼灼対象を示すものであり、前記焼灼範囲表示11の中に表示されている。本例では、この焼灼対象表示21は腫瘍Xを示すためのものであり、前記針先合わせ表示12を中心とする円となっていて、腫瘍Xの直径と同一の直径となっている。そして、前記入力部13により、前記ラジオ波焼灼表示10の形態(前記焼灼範囲表示10の形状及びこの焼灼範囲表示10に対する前記針先合わせ表示12の位置)及び前記焼灼範囲表示11の直径の入力を行い、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させる操作を行うほか、前記焼灼対象表示21の直径を入力すると、前記焼灼範囲表示11及び前記針合わせ表示12とともに、前記焼灼対象表示21が前記焼灼対象表示設定部713によって超音波画像G上に表示されるようになっている。
本例においても、前記ポインティングデバイス14を操作すると、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させるための位置変更情報が前記ラジオ波焼灼表示設定部712へ入力される。このラジオ波焼灼表示設定部712は、前記範囲設定部7121により表示された前記焼灼範囲表示11及び前記針先合わせ表示12と、前記焼灼対象表示設定部7122により表示された前記焼灼対象表示21とが一体となった前記ラジオ波焼灼表示10を、前記ポインティングデバイス14から入力された位置変更情報に応じた位置に移動させ表示させる。
前記距離算出部72は、前記焼灼対象表示21と前記焼灼範囲表示11との距離を算出する。本例では、この距離として、前記入力部13によって入力された前記焼灼範囲表示11の直径及び前記焼灼対象表示21の直径に基づいて、前記焼灼範囲表示11の半径と前記焼灼対象表示21の半径の差が算出されるようになっている。算出値は、前記算出値表示設定部73により、算出値表示22として超音波画像G上に表示される。
本例の超音波診断装置20の動作について説明する。本例の超音波診断装置20の動作フローは、第一実施形態の超音波診断装置1と基本的には同一であるが、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させるときには、前記入力部13により、前記ラジオ波焼灼表示10の形態(前記焼灼範囲表示10の形状及びこの焼灼範囲表示10に対する前記針先合わせ表示12の位置)と、前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21の直径とを入力し、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させる操作を行うと、図12に示すように、前記ラジオ波焼灼表示10として、前記針先合わせ表示12と、この針先合わせ表示12を中心とし、入力された直径を有する同心円状の前記焼灼範囲表示11及び焼灼対象表示21が表示される。
前記距離算出部72は、前記入力部13から前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21の直径が入力されると、前記焼灼範囲表示11の半径と前記焼灼対象表示21の半径の差を算出する。前記算出値表示設定部73は、前記距離算出部72の算出値を、前記算出値表示22として超音波画像G上に表示させる。
超音波画像G上に前記ラジオ波焼灼表示10が表示されると、操作者は前記ポインティングデバイス14を操作して、前記焼灼範囲表示11、前記針先合わせ表示12及び前記焼灼対象表示21が一体となったラジオ波焼灼表示10を移動させる。そして、図13に示すように、前記焼灼対象表示21の位置が腫瘍Xの位置となり、なおかつ前記焼灼範囲表示11の位置が適切な焼灼位置となるように、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させる。
ここで、前記焼灼対象表示21としては、前記入力部13で入力された直径を有する円が表示されるようになっているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、前記焼灼対象表示21を、予め設定された大きさ及び形状で前記画像表示装置6に初期表示させ、操作者が前記ポインティングデバイス14などによって超音波画像上の腫瘍を見ながら、この腫瘍の大きさ及び形状に合わせて前記焼灼対象表示21を変形させるようにしてもよい。
以上説明した本例の超音波診断装置20によれば、第一実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、前記焼灼対象表示21により、焼灼対象である腫瘍Xを容易に視認することができ、また前記焼灼対象表示21と前記焼灼範囲表示11との距離が算出されるので、前記焼灼範囲表示11が、腫瘍Xに対してどれくらい大きく設定されているかを容易に確認することができる。これにより、前記焼灼範囲表示11が、腫瘍Xを確実に焼灼することができる範囲となるように設定されているか否かの確認が容易となる。
次に、第二実施形態の変形例について説明する。図14は、第二実施形態の変形例における超音波画像Gを示す図、図15は、第二実施形態の変形例の超音波診断装置20における表示設定部71の概略構成を示すブロック図である。
この変形例では、図14に示すように、超音波画像G上に前記ラジオ波焼灼表示10として、前記焼灼範囲表示11、前記針先合わせ表示12及び前記焼灼対象表示21のほか、焼灼によって腫瘍X付近の組織に及ぼされる影響の範囲を示す影響範囲表示23が表示されるようになっている。この影響範囲表示23は、前記針先合わせ表示12を中心とし、前記焼灼範囲表示11の外側に表示される円であり、前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21と同心円となっている。
ここで、焼灼によって腫瘍X付近の組織に及ぼされる影響の範囲とは、焼灼範囲の外側に広がり、焼灼はされないが、焼灼によって火傷のような状態になる部分であり、実際に焼灼された部分と同様に超音波画像(Bモード画像)上において輝度が変わる部分である。
この変形例では、前記ラジオ波焼灼表示設定部712は、前記影響範囲表示23を超音波画像Gに表示させる影響範囲表示設定部7123を有している。前記影響範囲表示23の大きさは、焼灼範囲の大きさによって決まるものであり、操作者が、前記入力部13により、前記影響範囲表示23の直径を数値で入力すると、前記影響範囲表示設定部7123は、入力された直径を有する前記影響範囲表示23を表示させる。この影響範囲表示23の表示は、前記焼灼範囲表示11、前記針先合わせ表示12及び前記焼灼対象表示21の表示と同時に行われる。すなわち、前記焼灼範囲表示11、前記焼灼対象表示21及び前記影響範囲表示23の直径とが入力され、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させる操作を行うと、前記焼灼範囲表示11、前記針先合わせ表示12、前記焼灼対象表示21及び前記影響範囲表示23からなるラジオ波焼灼表示10が表示される。このラジオ波焼灼表示10は、前記ポインティングデバイス14を操作することにより、前記焼灼範囲表示11、前記針先合わせ表示12、前記焼灼対象表示21及び前記影響範囲表示23が一体となって移動する。
以上説明した第二実施形態の変形例によれば、前記影響範囲表示23が表示されることにより、焼灼によって腫瘍X付近の組織に及ぼされる影響の範囲を容易に視認することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図16は、本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図、図17は、図16に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。図16,17において、第一,第二実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図16に示す超音波診断装置30は、前記付加情報処理部7が、前記表示設定部71、前記距離算出部72及び前記算出値表示設定部73を有している点で、第二実施形態の超音波診断装置20と同一の構成となっているが、前記表示設定部71の構成が第二実施形態とは異なっている。具体的には、図17に示すように、前記表示設定部71は、前記ガイドライン設定部711及び前記ラジオ波焼灼表示設定部712を有し、さらに焼灼対象表示設定部713を有している。この焼灼対象表示設定部713は、焼灼対象表示21(後述)を表示させるものであるが、第二実施形態とは異なり、前記ラジオ波焼灼表示設定部712とは独立して設けられている。
前記焼灼対象表示21は、本例では前記ポインティングデバイス14を操作することにより移動されるカーソル(図示省略)の軌跡である。後述するように、操作者が前記ポインティングデバイス14により、前記カーソルを腫瘍の輪郭に沿って動かすことにより、このカーソルの軌跡が前記焼灼対象表示21として表示されるようになっている(図20参照)。
ここで、本例では、前記ラジオ波焼灼表示10は、第一実施形態と同様に、前記焼灼範囲表示11と前記針先合わせ表示12とからなるものとし、前記焼灼対象表示21は、前記ラジオ波焼灼表示10に含まれないものとする。
前記距離算出部72は、本例では前記画像表示装置6に表示され、後述するように焼灼位置に移動させた前記焼灼範囲表示11と、前記焼灼対象表示21との距離を算出するものである。詳細については後述する。
本例の超音波診断装置30の動作について説明する。図18は、本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置30の動作の一例を示すフロー図である。
ステップS10及びS11は、第一,第二実施形態のステップS1及びS2と同様であり、図19に示すように、超音波画像を前記画像表示装置6に表示させた後、対象断面を抽出して前記穿刺ガイドライン9を表示させる。次に、ステップS12では、図20に示すように、前記前記ポインティングデバイス14を操作して、カーソル(図示省略)で腫瘍Xの輪郭をなぞり、前記焼灼対象表示21を表示させる。
ステップS13では、第一実施形態のステップS3と同様に、操作者が前記入力部13によって前記ラジオ波焼灼表示10の形態を選択し、前記焼灼範囲表示11の直径を数値で入力し、前記ラジオ波焼灼表示10を表示させるように操作することにより、図21に示すように、前記焼灼範囲表示11及び前記針先合わせ表示12からなるラジオ波焼灼表示10を表示させる。
次に、ステップS14では、第一実施形態のステップS4と同様に、操作者は前記ポインティングデバイス14を操作して、図22に示すように、前記焼灼範囲表示11が適切な焼灼範囲に位置するように、この焼灼範囲表示11及び前記針先合わせ表示12からなる前記ラジオ波焼灼表示10を移動させる。
ステップS14で前記ラジオ波焼灼表示10を適切な焼灼位置に移動させると、ステップS15では、前記距離算出部72が前記焼灼範囲表示11と前記焼灼対象表示21の距離を算出しこれを前記画像表示装置6に表示する。本例では、前記距離算出部72は、前記焼灼範囲表示11と前記焼灼対象表示21の距離のうち、最大値と最小値を算出し、前記算出値表示設定部73は、これら最大値及び最小値を前記算出値表示22として前記画像表示装置6に表示する。
前記距離算出部72による距離算出について、図23に基づいて説明する。前記距離算出部72は、前記焼灼範囲表示11上の任意の点Pと前記焼灼対象表示21の距離を算出する。ここでは、前記距離算出部72は、点Pと前記焼灼対象表示21との距離として、前記焼灼範囲表示11の中心である前記針合わせ表示12と点Pとを結ぶ直線と前記焼灼対象表示21とが交わる点と、点Pとの距離を算出する。そして、前記距離算出部72は、この距離を複数の点Pについて算出し、最も大きかった値と最も小さかった値を、それぞれ最大値及び最小値とする。
ここで、前記ラジオ波焼灼表示10を移動させているときに、前記距離算出部72による最大値と最小値の算出及び前記算出値表示22の表示をリアルタイムで行うようにしてもよい。このようにすることにより、操作者は、前記算出値表示22を見ながらラジオ波焼灼表示10を移動させ、前記算出値表示22として表示されている最大値及び最小値が最適値になった位置で、前記ラジオ波焼灼表示10を停止させることが可能になるので、前記ラジオ波焼灼表示10の位置決めが容易となる。
以上説明した本例の超音波診断装置30によっても、第一、第二実施形態と同様の効果を得ることができる。また、前記焼灼範囲表示11と前記焼灼対象表示21の距離として、最大値と最小値が算出されるので、腫瘍Xの形状が真円ではなく前記焼灼範囲表示11と前記焼灼対象表示21の形状が互いに異なっていても、前記焼灼範囲表示11が、腫瘍Xを確実に焼灼することができる範囲となるように設定されているか否かの確認を容易に行うことができ、前記焼灼範囲表示11の位置設定を容易に行うことができる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、前記焼灼範囲表示11は、上述の説明で例として挙げたもののほか、前記穿刺ガイドライン9に対して対称な多角形であってもよい。
また、前記焼灼対象表示21及び前記影響範囲表示23の形状は、円に限られるものではない。これら焼灼対象表示21及び影響範囲表示23の形状を複数記憶させておき、前記入力部13などによって操作者に選択させるようにしてもよい。
さらに、前記影響範囲表示23を、第一実施形態及び第三実施形態において表示させてもよい。
また、前記付加情報処理部7は、前記焼灼範囲表示11に基づいて、この焼灼範囲表示11で囲まれた部分の面積又は焼灼範囲の体積を算出する算出部を備えていてもよい。また、前記付加情報処理部7は、前記焼灼対象表示21に基づいて、この焼灼対象表示21で囲まれた部分の面積(ある断層面における腫瘍Xなどの焼灼対象の面積)又は焼灼対象の体積を算出する算出部を備えていてもよく、得られた算出値を超音波画像上に表示させるようにしてもよい。ちなみに、体積を算出する場合は、前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21が前記穿刺ガイドライン9に対して対称な図形であるときは、前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21を前記穿刺ガイドライン9を軸にして回転させてそれぞれ得られた立体の体積を求めることにより、焼灼範囲の体積及び焼灼対象の体積をそれぞれ算出する。また、前記焼灼範囲表示11及び前記焼灼対象表示21が前記穿刺ガイドライン9に対して非対称な図形であるときは、3次元のスキャンを行って得られた複数の断層面についての前記焼灼範囲表示11で囲まれる部分の面積及び前記焼灼対象表示21で囲まれる部分の面積のそれぞれの積分演算により、焼灼範囲の体積及び焼灼対象の体積をそれぞれ算出する。
さらに、前記付加情報処理部7は、前記焼灼対象表示21及び前記焼灼範囲表示11に基づいて、前記焼灼対象表示21で囲まれた部分の面積(ある断層面における腫瘍Xなどの焼灼対象の面積)と、前記焼灼範囲表示11で囲まれた部分の面積との差、又は前記焼灼対象表示21で示された焼灼対象の体積と前記焼灼範囲表示11で囲まれた部分の体積との差を算出する算出部を備えていてもよく、得られた算出値を超音波画像上に表示させるようにしてもよい。これにより、前記焼灼範囲表示11が焼灼対象に対してどれくらい大きく設定されているかを容易に確認することができる。
本発明の第一実施形態に係る超音波診断診断装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。 画像表示装置に表示される超音波画像を示す図である。 第一実施形態の超音波診断装置の動作の一例を示すフロー図である。 超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 ラジオ波焼灼表示の設定後に、穿刺針を刺入したときの状態を示す図である。 第一実施形態の変形例における超音波画像を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 図10に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。 第二実施形態におけるラジオ波焼灼表示が表示された超音波画像を示す図である。 第二実施形態におけるラジオ波焼灼表示が表示された超音波画像を示す図である。 第二実施形態の変形例における超音波画像を示す図である。 第二実施形態の変形例の超音波診断装置における表示設定部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 図16に示す超音波診断装置の表示設定部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置の動作の一例を示すフロー図である。 本発明の第三実施形態における超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 本発明の第三実施形態における超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 本発明の第三実施形態における超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 本発明の第三実施形態における超音波画像上へのラジオ波焼灼表示の設定の説明図である。 本発明の第三実施形態における距離算出部による距離算出の説明図である。
符号の説明
1,20,30 超音波診断装置
9 穿刺ガイドライン(経路表示)
10 ラジオ波焼灼表示
11 焼灼範囲表示
12 針先合わせ表示
13 入力部(焼灼範囲入力部)
14 ポインティングデバイス(位置変更指示部)
21 焼灼対象表示
23 影響範囲表示
72 距離算出部
711 ガイドライン設定部(経路表示設定部)
712 ラジオ波焼灼表示設定部
713,7122 焼灼対象表示設定部
7123 影響範囲表示設定部

Claims (12)

  1. 超音波画像におけるラジオ波による焼灼範囲の情報を入力するための焼灼範囲入力部と、
    ラジオ波を放射する穿刺針の刺入経路を示す経路表示を超音波画像上に表示させる経路表示設定部と、
    前記焼灼範囲入力部によって入力された焼灼範囲を示す焼灼範囲表示を含むラジオ波焼灼表示を超音波画像上に表示させるとともに、このラジオ波焼灼表示を経路表示に沿って移動させるラジオ波焼灼表示設定部と、
    該ラジオ波焼灼表示設定部によって前記ラジオ波焼灼表示を移動させるため、操作者によって入力された位置変更情報を前記ラジオ波焼灼表示設定部へ出力する位置変更指示部と、
    を備えることを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記経路表示は、直線状の穿刺ガイドラインであり、前記焼灼範囲表示は、穿刺ガイドラインに対して対称な円、楕円又は多角形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記ラジオ波焼灼表示の一部として、前記穿刺針の針先を合わせるための針先合わせ表示を前記穿刺ガイドライン上に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. ラジオ波による焼灼対象を示す焼灼対象表示を超音波画像上に表示させる焼灼対象表示設定部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  5. 前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記焼灼対象表示設定部を含むものであり、前記焼灼対象表示が前記ラジオ波焼灼表示の一部として表示される
    ことを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
  6. 前記焼灼範囲表示で囲まれた部分に表示された前記焼灼対象表示と、前記焼灼範囲表示との間の距離を算出する算出部を備える
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の超音波診断装置。
  7. 前記算出部は、前記焼灼対象表示と前記焼灼範囲表示との間の距離の最大値及び最小値を算出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の超音波診断装置。
  8. 前記焼灼範囲表示に基づいて、該焼灼範囲表示で囲まれた部分の面積又は焼灼範囲の体積を算出する算出部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  9. 前記焼灼対象表示に基づいて、前記焼灼対象表示で囲まれた部分の面積又は前記焼灼対象の体積を算出する算出部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  10. 前記焼灼対象表示及び前記焼灼範囲表示に基づいて、前記焼灼対象表示で囲まれた部分の面積と前記焼灼範囲表示で囲まれた部分の面積との差、又は焼灼対象の体積と焼灼範囲の体積との差を算出する算出部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  11. 焼灼範囲の外側に、焼灼によって患部付近の組織に及ぼされる影響の範囲を示す影響範囲表示を表示させる影響範囲表示設定部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  12. 前記経路表示設定部及び前記ラジオ波焼灼表示設定部は、前記経路表示及び前記ラジオ波焼灼表示を複数表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
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