JPH11313819A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH11313819A JPH11313819A JP10123489A JP12348998A JPH11313819A JP H11313819 A JPH11313819 A JP H11313819A JP 10123489 A JP10123489 A JP 10123489A JP 12348998 A JP12348998 A JP 12348998A JP H11313819 A JPH11313819 A JP H11313819A
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- JP
- Japan
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- range
- ultrasonic diagnostic
- ultrasonic
- image
- ablation
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- Pending
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- Surgical Instruments (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波断層映像の監視下で病変部位を穿刺針
で焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範囲を
得る。 【解決手段】 焼灼範囲算出回路6は、穿刺針を用いて
病変部を焼灼する際の焼灼情報を入力装置5より入力し
焼灼範囲データを算出する演算器11と、焼灼範囲デー
タを一旦記憶するEEPROM12と、画像処理回路1
0が識別した穿刺針の位置座標を取得する座標取得回路
13と、焼灼範囲データと穿刺針の位置座標とにより焼
灼範囲の超音波診断像上の位置座標を算出する座標算出
回路14とを備え、画像処理回路10は、焼灼範囲の超
音波診断像上の位置座標を入力することにより、超音波
診断像に焼灼範囲を重畳させる。
で焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範囲を
得る。 【解決手段】 焼灼範囲算出回路6は、穿刺針を用いて
病変部を焼灼する際の焼灼情報を入力装置5より入力し
焼灼範囲データを算出する演算器11と、焼灼範囲デー
タを一旦記憶するEEPROM12と、画像処理回路1
0が識別した穿刺針の位置座標を取得する座標取得回路
13と、焼灼範囲データと穿刺針の位置座標とにより焼
灼範囲の超音波診断像上の位置座標を算出する座標算出
回路14とを備え、画像処理回路10は、焼灼範囲の超
音波診断像上の位置座標を入力することにより、超音波
診断像に焼灼範囲を重畳させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置、更
に詳しくは穿刺針による焼灼部の超音波診断像上での識
別部分に特徴のある超音波診断装置に関する。
に詳しくは穿刺針による焼灼部の超音波診断像上での識
別部分に特徴のある超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断像の監視下で穿刺針を体内の
目的部位に案内する技術として、超音波診断装置に穿刺
針案内方向に沿った所定の範囲内の超音波診断像の画像
処理を、他の部分と異なる画像処理とする画像処理手段
を設けている。そして、例えば特開昭63−15305
3号公報に記載してあるように、体腔内の患部組織等に
つき、穿刺、細胞診断を行う為の組織の採取、薬液の注
入、組織の焼灼等を行う。
目的部位に案内する技術として、超音波診断装置に穿刺
針案内方向に沿った所定の範囲内の超音波診断像の画像
処理を、他の部分と異なる画像処理とする画像処理手段
を設けている。そして、例えば特開昭63−15305
3号公報に記載してあるように、体腔内の患部組織等に
つき、穿刺、細胞診断を行う為の組織の採取、薬液の注
入、組織の焼灼等を行う。
【0003】一方、上記従来技術のように、超音波診断
像の監視下で穿刺針を使用した診断(例えば生検)や治
療(マイクロ波等を使用した病変部の蒸散又は焼灼)は
周知の技術であり、また、例えば特開昭63−2905
50号公報には、超音波診断像の画像上における穿刺針
の先端位置を確実に識別する技術が提供されている。
像の監視下で穿刺針を使用した診断(例えば生検)や治
療(マイクロ波等を使用した病変部の蒸散又は焼灼)は
周知の技術であり、また、例えば特開昭63−2905
50号公報には、超音波診断像の画像上における穿刺針
の先端位置を確実に識別する技術が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、穿刺針
により病変部位を焼灼した場合、図5に示すように、焼
灼されることで組織が硬質化し焼灼部位51の超音波画
像はハイエコーとなるが、焼灼した焼灼部位以外にも熱
が伝わり、焼灼部位よりは広い範囲の組織が固くなり、
画像 では焼灼部位が識別できないほどの広範囲にわた
る組織52が白くハイエコーとなり、穿刺針を使用した
治療を施した場合、超音波診断像の画像上での穿刺針の
位置は上記技術より確認できたとしても、正確に治療後
の病変部位と周辺組織の情報と区別することができない
といった問題がある。
により病変部位を焼灼した場合、図5に示すように、焼
灼されることで組織が硬質化し焼灼部位51の超音波画
像はハイエコーとなるが、焼灼した焼灼部位以外にも熱
が伝わり、焼灼部位よりは広い範囲の組織が固くなり、
画像 では焼灼部位が識別できないほどの広範囲にわた
る組織52が白くハイエコーとなり、穿刺針を使用した
治療を施した場合、超音波診断像の画像上での穿刺針の
位置は上記技術より確認できたとしても、正確に治療後
の病変部位と周辺組織の情報と区別することができない
といった問題がある。
【0005】また、焼灼部位より奥の部位へは、焼灼に
より組織が固くなるため超音波が伝わらず、 焼灼部位
以下の部分では充分な超音波画像を得ることはできない
という問題もある。
より組織が固くなるため超音波が伝わらず、 焼灼部位
以下の部分では充分な超音波画像を得ることはできない
という問題もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、超音波断層映像の監視下で病変部位を穿刺針で
焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範囲を得
ることのできる超音波診断装置を提供することを目的と
している。
であり、超音波断層映像の監視下で病変部位を穿刺針で
焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範囲を得
ることのできる超音波診断装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断装置
は、病変部位を焼灼する穿刺針を有する超音波診断装置
において、前記穿刺針により焼灼される焼灼範囲を算出
する焼灼範囲算出手段と、前記焼灼範囲算出手段により
算出された前記焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診
断像上に重畳させる焼灼範囲重畳手段とを備えて構成さ
れる。
は、病変部位を焼灼する穿刺針を有する超音波診断装置
において、前記穿刺針により焼灼される焼灼範囲を算出
する焼灼範囲算出手段と、前記焼灼範囲算出手段により
算出された前記焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診
断像上に重畳させる焼灼範囲重畳手段とを備えて構成さ
れる。
【0008】本発明の超音波診断装置では、前記焼灼範
囲重畳手段が前記焼灼範囲算出手段により算出された前
記焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診断像上に重畳
させることで、超音波断層映像の監視下で病変部位を穿
刺針で焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範
囲を得ることを可能とする。
囲重畳手段が前記焼灼範囲算出手段により算出された前
記焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診断像上に重畳
させることで、超音波断層映像の監視下で病変部位を穿
刺針で焼灼する場合において、容易に病変部位の焼灼範
囲を得ることを可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
の実施の形態について述べる。
【0010】図1ないし図4は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は超音波診断装置の構成を示す構成図、図
2は図1の超音波観測装置の構成を示す構成図、図3は
図2の超音波観測装置により得られた焼灼範囲を重畳し
た超音波診断像を示す図、図4は図2の超音波観測装置
により得られた焼灼範囲を重畳した超音波診断像の変形
例を示す図である。
係わり、図1は超音波診断装置の構成を示す構成図、図
2は図1の超音波観測装置の構成を示す構成図、図3は
図2の超音波観測装置により得られた焼灼範囲を重畳し
た超音波診断像を示す図、図4は図2の超音波観測装置
により得られた焼灼範囲を重畳した超音波診断像の変形
例を示す図である。
【0011】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の超音波診断装置1は、複数の超音波探触子を体表面に
接触させ超音波を送受すると共に病変部位を焼灼する穿
刺針(図示せず)を有する超音波プローブ2と、超音波
プローブ2を駆動制御し超音波探触子が体表面より体内
に照射した超音波のエコー信号を信号処理し生体内組織
の情報を映像化した超音波診断像を生成する超音波観測
装置3と、超音波観測装置3が生成した超音波診断像を
表示するモニタ等からなる表示装置4と、超音波観測装
置3に対して種々のデータを入力するキーボード等から
なる入力装置5とを備えて構成される。
の超音波診断装置1は、複数の超音波探触子を体表面に
接触させ超音波を送受すると共に病変部位を焼灼する穿
刺針(図示せず)を有する超音波プローブ2と、超音波
プローブ2を駆動制御し超音波探触子が体表面より体内
に照射した超音波のエコー信号を信号処理し生体内組織
の情報を映像化した超音波診断像を生成する超音波観測
装置3と、超音波観測装置3が生成した超音波診断像を
表示するモニタ等からなる表示装置4と、超音波観測装
置3に対して種々のデータを入力するキーボード等から
なる入力装置5とを備えて構成される。
【0012】超音波観測装置3は、超音波診断装置1に
よる監視下で超音波プローブ2に設けられた穿刺針を用
いて病変部を焼灼する場合の焼灼範囲を算出する焼灼範
囲算出回路6を備えている。なお、超音波診断像を得る
ための画像処理部分は公知であるので詳細な説明は省略
する。
よる監視下で超音波プローブ2に設けられた穿刺針を用
いて病変部を焼灼する場合の焼灼範囲を算出する焼灼範
囲算出回路6を備えている。なお、超音波診断像を得る
ための画像処理部分は公知であるので詳細な説明は省略
する。
【0013】超音波観測装置3において、図2に示すよ
うに、画像処理回路10は、超音波プローブ2を駆動制
御し超音波探触子が体表面より体内に照射した超音波の
エコー信号を信号処理し超音波診断像を得ると共に、例
えば特開昭63−290550号公報に示されるよう
に、超音波診断像の画像上における穿刺針の先端位置を
確実に識別することができるようになっている。
うに、画像処理回路10は、超音波プローブ2を駆動制
御し超音波探触子が体表面より体内に照射した超音波の
エコー信号を信号処理し超音波診断像を得ると共に、例
えば特開昭63−290550号公報に示されるよう
に、超音波診断像の画像上における穿刺針の先端位置を
確実に識別することができるようになっている。
【0014】一方、焼灼範囲算出回路6は、超音波プロ
ーブ2に設けられた穿刺針を用いて病変部を焼灼する際
の焼灼に要する電力や焼灼時間等の焼灼情報を入力装置
5より入力し入力された焼灼情報により焼灼範囲データ
を算出する演算器11と、演算器11が算出した焼灼範
囲データを一旦記憶する電気的に消去可能な不揮発性メ
モリであるEEPROM12と、画像処理回路10が画
像処理し識別した穿刺針の超音波診断像上の位置座標を
取得する座標取得回路13と、EEPROM12に記憶
した焼灼範囲データと座標取得回路13が取得した超音
波診断像上の穿刺針の位置座標とにより焼灼範囲の超音
波診断像上の位置座標を算出する座標算出回路14とを
備えて構成される。
ーブ2に設けられた穿刺針を用いて病変部を焼灼する際
の焼灼に要する電力や焼灼時間等の焼灼情報を入力装置
5より入力し入力された焼灼情報により焼灼範囲データ
を算出する演算器11と、演算器11が算出した焼灼範
囲データを一旦記憶する電気的に消去可能な不揮発性メ
モリであるEEPROM12と、画像処理回路10が画
像処理し識別した穿刺針の超音波診断像上の位置座標を
取得する座標取得回路13と、EEPROM12に記憶
した焼灼範囲データと座標取得回路13が取得した超音
波診断像上の穿刺針の位置座標とにより焼灼範囲の超音
波診断像上の位置座標を算出する座標算出回路14とを
備えて構成される。
【0015】そして、画像処理回路10は、座標算出回
路14からの焼灼範囲の超音波診断像上の位置座標を入
力することにより、超音波診断像に焼灼範囲を重畳させ
表示装置4に表示するようになっている。
路14からの焼灼範囲の超音波診断像上の位置座標を入
力することにより、超音波診断像に焼灼範囲を重畳させ
表示装置4に表示するようになっている。
【0016】(作用)次にこのように構成された本実施
の形態の作用について説明する。
の形態の作用について説明する。
【0017】まず、超音波プローブ2を体表面に接触さ
せ、超音波観測装置3により超音波プローブ2を駆動制
御し超音波探触子が体表面より体内に照射した超音波の
エコー信号を信号処理し生体内組織の情報を映像化した
超音波診断像を生成する。そして、超音波診断像を表示
装置4に表示させることで、観察及び診断を行う。
せ、超音波観測装置3により超音波プローブ2を駆動制
御し超音波探触子が体表面より体内に照射した超音波の
エコー信号を信号処理し生体内組織の情報を映像化した
超音波診断像を生成する。そして、超音波診断像を表示
装置4に表示させることで、観察及び診断を行う。
【0018】次に、超音波診断装置1による監視下で超
音波プローブ2に設けられた穿刺針を用いて病変部を焼
灼する場合について説明する。
音波プローブ2に設けられた穿刺針を用いて病変部を焼
灼する場合について説明する。
【0019】超音波プローブ2に設けられた穿刺針を用
いて病変部を焼灼する際の焼灼に要する電力や焼灼時間
等の焼灼情報が入力装置5より焼灼範囲算出回路6に入
力される。
いて病変部を焼灼する際の焼灼に要する電力や焼灼時間
等の焼灼情報が入力装置5より焼灼範囲算出回路6に入
力される。
【0020】焼灼範囲算出回路6では、演算器11は、
入力された焼灼情報により焼灼範囲データを算出し焼灼
範囲データをEEPROM12に一旦記憶させる。一
方、座標取得回路13は画像処理回路10が画像処理し
識別した超音波診断像上の穿刺針の位置座標を取得す
る。そして、座標算出回路14は、EEPROM12に
記憶した焼灼範囲と座標取得回路13が取得した超音波
診断像上の穿刺針の位置座標とにより焼灼範囲の超音波
診断像上の位置座標を算出する。
入力された焼灼情報により焼灼範囲データを算出し焼灼
範囲データをEEPROM12に一旦記憶させる。一
方、座標取得回路13は画像処理回路10が画像処理し
識別した超音波診断像上の穿刺針の位置座標を取得す
る。そして、座標算出回路14は、EEPROM12に
記憶した焼灼範囲と座標取得回路13が取得した超音波
診断像上の穿刺針の位置座標とにより焼灼範囲の超音波
診断像上の位置座標を算出する。
【0021】このようにして得られた焼灼範囲の超音波
診断像上の位置座標を入力することにより、画像処理回
路10は、図3に示すように、病変部31の位置に、例
えば破線で示される円形の焼灼範囲32を重畳させた超
音波診断像を表示装置4に表示させる。
診断像上の位置座標を入力することにより、画像処理回
路10は、図3に示すように、病変部31の位置に、例
えば破線で示される円形の焼灼範囲32を重畳させた超
音波診断像を表示装置4に表示させる。
【0022】そして、この焼灼範囲32を重畳させた超
音波診断像を観察しながら、超音波プローブ2に設けら
れた穿刺針を用いて病変部を焼灼する。
音波診断像を観察しながら、超音波プローブ2に設けら
れた穿刺針を用いて病変部を焼灼する。
【0023】(効果)このように本実施の形態では、焼
灼治療を施す前におおよその焼灼範囲の検討がつくの
で、治療の効率化が図れる。
灼治療を施す前におおよその焼灼範囲の検討がつくの
で、治療の効率化が図れる。
【0024】また、病変部の焼灼治療後の超音波診断像
では、超音波診断上ではハイエコーとなり、焼灼した周
辺の組織情報と混同し、焼灼された組織の大きさが確認
しづらい点があるが、超音波診断像及び焼灼範囲の表示
を行っているので実際の焼灼範囲が容易に識別できるの
で、より正確な診断が可能となる。
では、超音波診断上ではハイエコーとなり、焼灼した周
辺の組織情報と混同し、焼灼された組織の大きさが確認
しづらい点があるが、超音波診断像及び焼灼範囲の表示
を行っているので実際の焼灼範囲が容易に識別できるの
で、より正確な診断が可能となる。
【0025】さらに、焼灼度が弱いと焼灼部位が断定で
きず、術者はさらに焼灼すべきかどうか判断しづらい場
合があるが、予め焼灼範囲を超音波診断像に表示してい
るので、焼灼をさらに続けるか否かのある程度の目安に
なる。
きず、術者はさらに焼灼すべきかどうか判断しづらい場
合があるが、予め焼灼範囲を超音波診断像に表示してい
るので、焼灼をさらに続けるか否かのある程度の目安に
なる。
【0026】なお、超音波診断像に重畳させる焼灼範囲
32を、破線で示される円形(図3参照)としたが、こ
れに限らず、例えば図4に示すようなハッチング等が施
された実線で示される長方形(あるいは正方形)により
焼灼範囲32を超音波診断像に重畳させてもよい。
32を、破線で示される円形(図3参照)としたが、こ
れに限らず、例えば図4に示すようなハッチング等が施
された実線で示される長方形(あるいは正方形)により
焼灼範囲32を超音波診断像に重畳させてもよい。
【0027】また、例えば入力装置5からの入力情報に
より、焼灼範囲の表示/非表示の切り換えを可能とした
り、焼灼範囲の寸法の表示が可能である。また、焼灼後
の実際の焼灼範囲を画像処理回路10により処理した情
報と合成して、超音波診断像上の焼灼範囲に補正をかけ
ることも可能である。
より、焼灼範囲の表示/非表示の切り換えを可能とした
り、焼灼範囲の寸法の表示が可能である。また、焼灼後
の実際の焼灼範囲を画像処理回路10により処理した情
報と合成して、超音波診断像上の焼灼範囲に補正をかけ
ることも可能である。
【0028】[付記] (付記項1) 病変部位を焼灼する穿刺針を有する超音
波診断装置において、前記穿刺針により焼灼される焼灼
範囲を算出する焼灼範囲算出手段と、前記焼灼範囲算出
手段により算出された前記焼灼範囲を、焼灼する際に予
め超音波診断像上に重畳させる焼灼範囲重畳手段とを備
えたことを特徴とする超音波診断装置。
波診断装置において、前記穿刺針により焼灼される焼灼
範囲を算出する焼灼範囲算出手段と、前記焼灼範囲算出
手段により算出された前記焼灼範囲を、焼灼する際に予
め超音波診断像上に重畳させる焼灼範囲重畳手段とを備
えたことを特徴とする超音波診断装置。
【0029】(付記項2) 前記焼灼範囲算出手段は、
前記穿刺針が焼灼に要する電力及び/または時間により
前記焼灼範囲を算出することを特徴とする付記項1に記
載の超音波診断装置。
前記穿刺針が焼灼に要する電力及び/または時間により
前記焼灼範囲を算出することを特徴とする付記項1に記
載の超音波診断装置。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の超音波診断
装置によれば、焼灼範囲重畳手段が焼灼範囲算出手段に
より算出された焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診
断像上に重畳させるので、超音波断層映像の監視下で病
変部位を穿刺針で焼灼する場合において、容易に病変部
位の焼灼範囲を得ることができるという効果がある。
装置によれば、焼灼範囲重畳手段が焼灼範囲算出手段に
より算出された焼灼範囲を、焼灼する際に予め超音波診
断像上に重畳させるので、超音波断層映像の監視下で病
変部位を穿刺針で焼灼する場合において、容易に病変部
位の焼灼範囲を得ることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態に係る超音波診断装置の
構成を示す構成図
構成を示す構成図
【図2】図1の超音波観測装置の構成を示す構成図
【図3】図2の超音波観測装置により得られた焼灼範囲
を重畳した超音波診断像を示す図
を重畳した超音波診断像を示す図
【図4】図2の超音波観測装置により得られた焼灼範囲
を重畳した超音波診断像の変形例を示す図
を重畳した超音波診断像の変形例を示す図
【図5】焼灼治療における超音波診断像の一例を示す図
【符号の説明】 1…超音波診断装置 2…超音波プローブ 3…超音波観測装置 4…表示装置 5…入力装置 10…画像処理回路 11…演算器 12…EEPROM 13…座標取得回路 14…座標算出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 病変部位を焼灼する穿刺針を有する超音
波診断装置において、 前記穿刺針により焼灼される焼灼範囲を算出する焼灼範
囲算出手段と、 前記焼灼範囲算出手段により算出された前記焼灼範囲
を、焼灼する際に予め超音波診断像上に重畳させる焼灼
範囲重畳手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123489A JPH11313819A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123489A JPH11313819A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313819A true JPH11313819A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14861904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123489A Pending JPH11313819A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313819A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160013A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
JP2013188428A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 調節操作装置、穿刺針、超音波プローブ及び超音波診断装置 |
JP2015123181A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波画像撮像装置及び超音波画像撮像方法 |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP10123489A patent/JPH11313819A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160013A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
JP2013188428A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 調節操作装置、穿刺針、超音波プローブ及び超音波診断装置 |
JP2015123181A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波画像撮像装置及び超音波画像撮像方法 |
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