JP2009159721A - スイッチング電源装置および二次側制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】同期整流型スイッチング電源装置において、ダイオードに製造ばらつきや温度変化に伴う特性変化があっても検出タイミングにずれが生じることがなく、同期整流スイッチの正確なオン、オフ制御を行なえるようにする。
【解決手段】同期整流スイッチ(SW2)の端子電圧もしくは二次側コイル(L2)の端子電圧を参照電圧と比較してクロスポイントを検出するコンパレータを含む電圧検出回路(50)と、前記端子電圧をダイオード(Dc)を介してサンプルホールドする手段(SW3,Cs)とを備え、サンプルホールド手段は同期整流スイッチがオンされた後の端子電圧をサンプルホールドし、コンパレータはホールドされた電圧を参照電圧としてクロスポイントを検出しその検出信号を二次側制御回路へ供給し、制御回路は、検出信号に基いて同期整流スイッチをオン、オフ制御する制御信号(S2)の立上がりまたは立下がりのタイミングを決定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源電圧を発生するスイッチング電源装置さらにはトランスを使用した絶縁型AC−DCコンバータに関し、特に二次側回路における整流を同期整流制御によって行う同期整流型のAC−DCコンバータおよび二次側制御回路に適用して有効な技術に関する。
トランスを使用して入力電圧を変換して異なる電位の直流電圧を出力する回路として、絶縁型DC−DCコンバータがある。また、絶縁型DC−DCコンバータには、二次側コイルから流れる電流を整流するためにダイオードを使用するものと、スイッチング素子を使用するものとがある。このうち、ダイオードを使用して整流するものは、回路構成が簡単であるがダイオードの順方向電圧Vfとダイオードに流れる電流Iにより整流損失Vf・Iが発生するという欠点がある。
そこで、ダイオードをスイッチング素子(MOSFETなどのトランジスタ)に置き換え、同期制御でこのスイッチング素子(以下、同期整流スイッチと称する)をオン、オフ制御することによって、整流を行うようにした同期整流型のDC−DCコンバータが知られている(例えば特許文献1)。かかる同期整流型のDC−DCコンバータにおいては、同期整流スイッチのオン・オフタイミングを知るため、同期整流スイッチのドレイン端子電圧を検出するため、図6に示すように参照電圧Vrefを比較電圧とするコンパレータからなる検出回路を設けることが多い。
ただし、二次側コイルの電圧は制御回路や検出回路の5V程度の電源電圧に比べて高い数10〜数100Vになることがあるため、図6に示すように、同期整流スイッチSW2と検出回路50との間に高電圧をカットする耐圧保護用のダイオードDcを設け、このダイオードを介して同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧を検出するようにしている(例えば、STマイクロ社2004年1月発行、製品STSR30のデータシート「SYNCHRONOUS RECTFIER SMART DRIVER FOR FLYBACK」の5/10頁、Figure2参照)。
特表2001−508999号公報
図6に示すように、耐圧保護用のダイオードDcを介して同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧を検出する場合、検出したい期間で同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧は負電圧となってダイオードDcが導通するため、実際には検出したい電圧よりもダイオードの順方向電圧Vf分だけ高い電圧を検出することとなる。
ここで、この耐圧保護用ダイオードDcの順方向電圧Vfが一定であれば、コンパレータで検出電圧と比較する参照電圧VrefをVf分だけ高く設定しておくことで所望のタイミング(ゼロクロス点)を検出することができる。しかるに、ダイオードの順方向電圧Vfは、製造ばらつきによる誤差があるとともに、温度変化によっても変化する。そのため、ばらつきや周囲温度によって検出タイミングにずれが生じ、同期整流スイッチの正確なオン、オフ制御が困難になるという課題があることが明らかになった。
この発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、同期整流スイッチの端子電圧をダイオードを介して検出する検出回路を備えた同期整流型のスイッチング電源装置において、ダイオードに製造ばらつきや温度変化に伴う特性変化があっても検出タイミングにずれが生じることがなく、同期整流スイッチの正確なオン、オフ制御を行なえるようにすることにある。
本発明は、上記目的を達成するため、電圧変換用のトランスと、該トランスの一次側コイルに電流を流すスイッチング素子と、該スイッチング素子をオン、オフ制御する一次側制御回路と、前記トランスの二次側コイルの電流を整流するスイッチング素子(同期整流スイッチ)と、該スイッチング素子をオン、オフ制御する二次側制御回路とを備えた同期整流型スイッチング電源装置において、前記二次側スイッチング素子の端子電圧もしくは前記二次側コイルの端子電圧を参照電圧と比較してクロスポイントを検出するコンパレータを含む電圧検出回路と、前記端子電圧をダイオードを介してサンプルホールドする手段と、を備え、前記サンプルホールド手段は前記二次側スイッチング素子がオンされた後の前記端子電圧をサンプルホールドし、前記コンパレータは前記ホールドされた電圧を参照電圧としてクロスポイントを検出しその検出信号を前記二次側制御回路へ供給し、前記二次側制御回路は、前記検出信号に基いて前記二次側スイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングを決定するように構成したものである。
これにより、検出対象の端子電圧が検出回路の電源電圧よりかなり高くなってもダイオードによってその高電圧から検出回路を保護できるとともに、ダイオードに製造ばらつきがあったり周囲温度が変化して特性(順方向電圧など)が変化したりしても検出タイミングにずれが生じることがなく、同期整流スイッチの正確なオン、オフ制御を行なえるようになる。
ここで、望ましくは、前記二次側制御回路から出力される前記制御信号の立ち上がりを検出して所定のパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス生成回路を設け、前記サンプルホールド手段は前記パルス信号によってサンプルホールド動作するように構成する。これにより、例えばワンショットパルス生成回路のような比較的簡単な回路の追加により、最適なタイミングでサンプルホールド手段を動作させる信号を生成することが可能になる。
また、前記サンプルホールド手段を動作させる信号を遅延させる信号遅延手段を設け、前記サンプルホールド手段は前記信号遅延手段により遅延された信号によりサンプルホールド動作するように構成すると良い。これにより、同期整流スイッチがオンされた直後に、前記端子電圧がリンギングを起こしてもそれを回避して誤差の少ない電圧をサンプルホールドして参照電圧として検出回路のコンパレータに供給できるようになる。
本発明に従うと、耐圧保護用のダイオードを介して同期整流スイッチの端子電圧を検出する検出回路を備えた同期整流型のスイッチング電源装置において、耐圧保護用ダイオードに製造ばらつきや温度変化に伴う特性変化があっても検出タイミングにずれが生じることがなく、同期整流スイッチの正確なオン、オフ制御を行なえるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を適用した同期整流型AC−DCコンバータの一実施形態を示す。
本実施形態の同期整流型AC−DCコンバータは、特に限定されるものではないが、交流電源10からのAC電圧をDC電圧に変換するダイオードブリッジ回路20および平滑用コンデンサC1と、変換されたDC電圧が一次側コイルL1に入力され異なる直流電圧を二次コイル側に発生させて電圧を変換するトランス30を備える。このトランス30の一次側コイルL1の他方の端子はMOSFET(電界効果型トランジスタ)などのトランジスタからなるスイッチング素子SW1を介して接地点に接続され、このスイッチング素子SW1は一次側制御回路40によって例えばPWM制御方式でオン、オフ制御される。
トランス30の二次側コイルL2の一方の端子はMOSFETからなる同期整流用のスイッチング素子SW2(以下、同期整流スイッチと記す)を介して接地点に接続されている。また、二次側コイルL2の他方の端子と接地点との間には平滑用コンデンサC2が接続されている。さらに、同期整流スイッチSW2のドレイン端子には、耐圧保護用のダイオードDcを介して電圧検出回路50が接続され、二次側制御回路60がこの電圧検出回路50からの検出信号に基いて同期整流スイッチSW2をオン、オフ制御するように構成されている。耐圧保護用ダイオードDcは、電圧検出回路50から同期整流スイッチSW2に向かって順方向となるように、つまりカソード端子がSW2のドレイン端子に接続されている。
また、耐圧保護用ダイオードDcのアノード端子と電源電圧Vccとの間には、耐圧保護用のダイオードDcがオフしているときにノードNaの電位を定めるためのプルアップ抵抗R1が接続されている。Vccは電圧検出回路50や二次側制御回路60と共通の電源電圧(例えば5V)でよい。コンデンサC2と並列に接続されているRLは負荷である。平滑用コンデンサC2の端子電圧は、フォトカプラPCなどを介して一次側制御回路40にフィードバックされ、一次側制御回路40はフィードバック電圧VFBに応じてスイッチング・トランジスタSW1のオン時間を制御する。
電圧検出回路50は、非反転入力端子に上記ダイオードDcを介して同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧Vdsが入力されるコンパレータCMPと、該コンパレータCMPの反転入力端子と接地点との間に接続されたサンプリング容量Csと、該サンプリング容量Csと上記ダイオードDcとの間に設けられたサンプリング・スイッチSW3とにより構成されている。
また、サンプリング・スイッチSW3をオン、オフ制御するため、上記二次側制御回路60から同期整流スイッチSW2のゲート端子に供給されるオン、オフ制御信号S2を入力とするワンショットパルス生成回路70が設けられている。このパルス生成回路70は、制御信号S2の立ち上がりを検出してサンプリング容量Csを充電させるのに充分な時間だけハイレベルになるサンプリングパルスSPを生成し、このサンプリングパルスSPによってサンプリング・スイッチSW3を、同期整流スイッチSW2のオン動作に同期して一時的にオンさせて、ドレイン端子電圧Vdsを容量Csにサンプリングしホールドさせるように構成されている。
なお、図1の回路にあっては、同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧VdsはコイルL2の端子電圧と同一であり、見方によってはスイッチSW3および容量Csからなるサンプルホールド回路はコイルL2の端子電圧をサンプルホールドする回路とみなすことができる。
次に、上記のような構成を有するAC−DCコンバータの二次側制御回路60および電圧検出回路50の動作を、図2の波形図を参照しながら説明する。図2は、同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧Vdsの変化を示したものである。
同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧Vdsは、一次側スイッチSW1がオフされるとSW2の基体ダイオードDsの導通に伴なって立ち下がり始め、Vcc−Vf(VfはDcの順方向電圧降下)以下になると抵抗R1および耐圧保護用ダイオードDcを通してSW2のドレイン端子側へ電流が流れ、抵抗R1と耐圧保護用ダイオードDcの接続ノードNaの電位Vaは、SW2のドレイン端子電圧VdsよりもダイオードDcの順方向電圧Vf分だけ高い電位となる。この電位と既にサンプリング容量Csに保持されている電位(検出スレッショールド)VdetとがコンパレータCMPで比較されることで、Dsの導通すなわち二次側の導通開始(タイミングt1)が検出され、コンパレータCMPの出力が反転し二次側制御回路60がそれを検知する。
すると、二次側制御回路60はSW2の制御信号S2をロウレベルからハイレベルへ立ち上げ、同期整流スイッチSW2をオンさせる(タイミングt2)。そして、制御信号S2がロウレベルからハイレベルへ変化すると、ワンショットパルス生成回路70がこれを検出してサンプリングパルスSPを生成し、サンプリング・スイッチSW3をオンさせてそのときのノードNaの電位Vaをサンプリング容量Csにホールドさせる(タイミングt3)。これにより、同期整流スイッチSW2のオンにより接地点に接続された直後のノードNaの電位Vaがサンプリング容量Csにホールドされる。なお、ここでは、同期整流スイッチSW2として制御信号S2がハイレベルの期間だけオン状態になるものを使用しているが、制御信号S2がロウレベルの期間だけオン状態になる素子であっても良い。
二次側制御回路60は、同期整流スイッチSW2をオンさせた後、例えば特許文献1などに記載されているような公知の予測法で予測したオフタイミングになると、制御信号S2をハイレベルからロウレベルへ変化させてSW2をオフさせる(タイミングt4)。すると、同期整流スイッチSW2のドレイン端子電圧Vdsは再び立ち下がり始め、接地電位以下になるとSW2の基体ダイオードDsを通して接地点からドレイン端子へ電流が流れる(t5)。そして、ドレイン端子電圧Vdsは二次側に流れる電流の減少とともに上昇し始め、電流がゼロとなる時点(t6)で基体ダイオードDsが導通状態から非導通状態に変化する。
この間、サンプリング・スイッチSW3はずっとオフされたままであるため、スイッチSW2がオフする点(t5)とDsが非導通となる点(t6)を、ノードNaの電位Vaとサンプリング容量Csにホールドされている電位(Vdet)とをコンパレータCMPが比較することで検出し、二次側制御回路60へ知らせる。
二次側制御回路60はその検出信号から次のサイクルにおける同期整流スイッチSW2のオフタイミング予測を行ない、SW2の基体ダイオードDsを通して電流が流れる時間を短くするように制御信号S2を生成することで損失を減らすことができる。また、サンプリング容量Csにホールドされている電位は、次のサイクルで同期整流スイッチSW2がオンされる直前まで保持され、二次側回路の導通開始タイミング(t1)の検出に利用される。
ドレイン端子電圧Vdsの検出を行なうコンパレータの比較電圧として参照電圧Vrefを使用していた図6のような回路では、耐圧保護用ダイオードDcの順方向電圧Vfが製造ばらつきで誤差を有していたり、周囲温度の変化でVfが変化したりすると正確なゼロクロス点の検出が行なえなかった。これに対し、本実施形態においては、コンパレータCMPが電圧Vdsとサンプリング容量Csにホールドされている電位とを比較する構成であるため、耐圧保護用ダイオードDcの順方向電圧Vfに製造ばらつきがあったり、周囲温度の変化でVfが変化したとしても、正確なゼロクロス点の検出が保証されるようになる。
なお、図1の回路全体はAC−DCコンバータであるが、ダイオードブリッジ回路20よりも右側の回路に着目すると、入力直流電圧を変換して異なる電位の直流電圧を出力するDC−DCコンバータであることから、本発明はダイオードブリッジ回路を持たず電池などの直流電源からの直流電圧を変換するDC−DCコンバータにも適用できることは明らかである。
図3は、上記実施形態のAC−DCコンバータの変形例を示す。この変形例は、二次側制御回路60とワンショットパルス生成回路70との間に遅延回路DLYを設けて、サンプリングパルスSPによるスイッチSW3のオフタイミングを遅らせるようにしたものである。
遅延回路DLYとしては、例えば図4に示すように、定電流源I1と、該定電流源I1と直列に接続された容量C3と、該容量C3の充電電荷をリセットするためのスイッチSW4と、定電流源I1と容量C3との接続ノードNbに接続された波形整形用のバッファBFFとからなる回路が考えられる。
この回路によれば、図5に示すように、同期整流スイッチSW2の制御信号S2が立ち上がるとスイッチSW4がオフされて定電流源I1による容量C3の充電が開始され、ノードNbの電位Vbが徐々に高くなってバッファBFFのしきい値電圧Vthを越えるとバッファBFFの出力Qがハイレベルに変化するため、サンプリング・スイッチSW3のオフタイミングすなわちドレイン端子電圧Vdsのホールドタイミングが△tだけ遅れるようになる。なお、制御信号S2が立ち下がるとスイッチSW4がオンされて、容量C3の充電電荷がリセットされ、ノードNbの電位Vbが立ち下がりバッファBFFの出力Qがロウレベルに変化する。
遅延回路DLYのない図1のような構成の場合、図2のタイミングt2で同期整流スイッチSW2をオンさせることによりドレイン端子電圧Vdsが接地電位近くまで上昇したときにリンギングを起こし、それによってサンプリング容量Csにホールドされる電位が所望の電位からずれるおそれがある。本変形例では、遅延回路DLYを設けることでそのようなリンギングの後の電位あるいはリンギングが小さくなった時点の電位をサンプリング容量Csにホールドすることができ、より正確な検出および制御が可能となる。
なお、遅延回路DLYにおける遅延時間の長さは、リンギングの大きさすなわちスイッチSW2に寄生する容量の大きさ、配線抵抗などに依存するので一概にどのくらいが良いかは言えないが、電圧Vdsは徐々に上昇するためあまり長くし過ぎると、二次側に許容される導通時間を越えるため、SW2のオン時間にするのが望ましい。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、前記実施形態においては、トランス30の二次側のコイルが1つであるAC−DCコンバータに適用したものを説明したが、トランス30の二次側に2つのコイルを有し、各コイルに対応した2つの整流用スイッチング素子を設けたAC−DCコンバータにも適用することができる。
また、前記実施形態のAC−DCコンバータにおいては、出力電圧をフォトカプラを介して一次側制御回路にフィードバック電圧として入力させているが、出力端子と接地点との間に直列抵抗を設け、この直列抵抗で分圧された電圧をフォトカプラを介して一次側制御回路にフィードバックさせるように構成してもよい。
以上の説明では、本発明をフライバック型のコンバータに適用した例を説明したが、本発明にそれに限定されるものではなく、フォワード型、プッシュプル型、共振型のDC−DCコンバータあるいはAC−DCコンバータなど同期整流制御を行なう絶縁型スイッチング電源装置に適用することができる。
本発明を適用した同期整流型のAC−DCコンバータの一実施形態を示すシステム構成図である。 図1の二次側回路内の同期整流スイッチのコイル側の端子電圧の変化の様子とスイッチのオン、オフタイミングを示す波形図である。 図1の実施形態のAC−DCコンバータの変形例を示すブロック図である。 図3における遅延回路の具体例を示す回路図である。 図4の遅延回路の動作を示すタイムチャートである。 従来の同期整流型AC−DCコンバータの構成例を示すシステム構成図である。
符号の説明
10 直流電源
20 ダイオードブリッジ回路
30 トランス
40 一次側制御回路
50 電圧検出回路
60 二次側制御回路
70 パルス生成回路
SW1 一次側スイッチング素子(第1のスイッチング素子)
SW2 二次側スイッチング素子(第2のスイッチング素子、同期整流スイッチ)
Dc 耐圧保護用ダイオード
CMP コンパレータ
SW3 サンプリング・スイッチ
Cs サンプリング容量
DLY 遅延回路

Claims (5)

  1. 電圧変換用のトランスと、該トランスの一次側コイルに電流を流す一次側スイッチング素子と、該一次側スイッチング素子をオン、オフ制御する一次側制御回路と、前記トランスの二次側コイルの電流を整流する二次側スイッチング素子と、該二次側スイッチング素子をオン、オフ制御する二次側制御回路とを備えた同期整流型スイッチング電源装置であって、
    前記二次側スイッチング素子の端子電圧もしくは前記二次側コイルの端子電圧を参照電圧と比較してクロスポイントを検出するコンパレータを含む電圧検出回路と、前記端子電圧をダイオードを介してサンプルホールドする手段と、を備え、
    前記サンプルホールド手段は前記二次側スイッチング素子がオンされた後の前記端子電圧をサンプルホールドし、前記コンパレータは前記ホールドされた電圧を参照電圧としてクロスポイントを検出しその検出信号を前記二次側制御回路へ供給し、
    前記二次側制御回路は、前記検出信号に基いて前記二次側スイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングを決定するように構成されていることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記二次側制御回路から出力される前記制御信号の立ち上がりまたは立ち下がりを検出して所定のパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス生成回路を備え、前記サンプルホールド手段は前記パルス信号によってサンプルホールド動作するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記サンプルホールド手段を動作させる信号を遅延させる信号遅延手段を備え、前記サンプルホールド手段は前記信号遅延手段により遅延された信号によりサンプルホールド動作するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記二次側スイッチング素子は電界効果型トランジスタであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 第1のスイッチング素子によりトランスの一次側コイルに間歇的に電流を流し、それにより前記トランスの二次側コイルに誘起される電流を第2のスイッチング素子のオン、オフ制御により整流して二次側電圧を生成する同期整流型スイッチング電源装置を構成する二次側制御回路であって、
    前記第2のスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を生成する制御信号生成回路と、
    前記第2のスイッチング素子の端子電圧もしくは前記二次側コイルの端子電圧を参照電圧と比較してクロスポイントを検出するコンパレータを含む電圧検出回路と、前記端子電圧をダイオードを介してサンプルホールドする手段と、を備え、
    前記サンプルホールド手段は前記第2のスイッチング素子がオンされた後の前記端子電圧をサンプルホールドし、前記コンパレータは前記ホールドされた電圧を参照電圧としてクロスポイントを検出しその検出信号を前記制御信号生成回路へ供給し、
    前記制御信号生成回路は、前記検出信号に基いて前記第2のスイッチング素子のオン、オフ制御信号を生成するように構成されていることを特徴とするスイッチング電源装置の二次側制御回路。
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