JP2009159273A - 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009159273A
JP2009159273A JP2007334736A JP2007334736A JP2009159273A JP 2009159273 A JP2009159273 A JP 2009159273A JP 2007334736 A JP2007334736 A JP 2007334736A JP 2007334736 A JP2007334736 A JP 2007334736A JP 2009159273 A JP2009159273 A JP 2009159273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
transmission
radio
frame
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007334736A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuma Hirano
竜馬 平野
Toshihisa Nabeya
寿久 鍋谷
Ayako Matsuo
綾子 松尾
Tomoko Adachi
朋子 足立
Kiyoshi Toshimitsu
清 利光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007334736A priority Critical patent/JP2009159273A/ja
Priority to PCT/JP2008/073665 priority patent/WO2009081995A2/en
Priority to US12/438,842 priority patent/US20110122853A1/en
Publication of JP2009159273A publication Critical patent/JP2009159273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0408Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas using two or more beams, i.e. beam diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0617Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal for beam forming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0686Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission
    • H04B7/0695Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission using beam selection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/086Weighted combining using weights depending on external parameters, e.g. direction of arrival [DOA], predetermined weights or beamforming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/08Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access]

Abstract

【課題】特定の方向に対する電波送信のみを控えることによって送信機会を有効に活用するとともに、他の無線通信装置が送信したフレームとの衝突の発生を抑制することが可能とする。
【解決手段】本発明の無線通信装置C1はアンテナ10によって受信された第1電波を第1フレームへ変換する変換手段20と、第1フレームの宛先が他の無線通信装置か否かを判定する判定手段21と、第1フレームの宛先が他の無線通信装置であると判定された場合、前記第1電波が到来した第1方向を推定する推定手段22と、第1方向に対する電波の送信を禁止する第1の禁止手段30と、第1フレームの宛先である第2無線通信装置から、第1フレームの送信元である第1無線通信装置へ第2電波によって第2フレームが送信された場合に、前記第2電波が到来する第2方向を予測する予測手段40と第2方向に対する電波の送信を禁止する第2の禁止手段30とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラムに関するものである。
近年の無線通信装置では、指向性アンテナによって特定の方向にのみ電波を送信し、同一周波数および同一時刻で複数の無線通信装置との無線通信を可能とする空間多重技術が用いられている。このような無線通信装置では、たとえ、他の無線通信装置同士が無線通信を行っていたとしても、その無線通信中の無線通信装置が存在する方向以外へ電波を送信することによって無線通信を行うことができる。このような無線通信装置からなるシステムに対し、例えば、無線信号の衝突を避けるために、IEEE802.11で規定されるNAV(Network Allocation Vector)のように、他の無線通信装置同士が無線通信を行っていることが分かるとNAVを設定し、全方向に対して電波の送信を控えることとすると、送信機会を逸すると言う問題があった。
このような問題を解決するために、方向ごとにNAVを設定するDirectional NAV(DNAV)の技術が報告されている(例えば、特許文献1。)。
この特許文献1で開示されている技術では、無線通信中の無線通信装置が存在する方向に対してのみDNAVを設定することによって当該方向への電波の送信を控えることし、無線通信中の無線通信装置が存在しない方向に対しての電波の送信を可能とする。そのため、他の無線通信装置同士が無線通信を行っている間であっても、他の無線通信装置同士の無線通信を妨げることなく、DNAVが設定されていない方向に存在する無線通信装置との無線通信を可能とし、送信機会を有効に活用できる。
特開2005−64672公報
特許文献1に開示されている技術では、他の無線通信装置Aから送信された他の無線通信装置B宛ての無線信号を受信した場合に、その電波が到来した方向、即ち無線通信装置Aが存在する方向に対してのみDNAVを設定して、電波の送信を控えていた。そのため、DNAVを設定していたとしても、無線通信装置Bが存在する方向への電波の送信が控えているとは言えず、無線通信装置Bが存在する方向へ送信した無線信号と、無線通信装置Bから無線通信装置Aへ送信された無線信号との衝突の発生を抑制できない場合があるという問題点があった。
このような問題は、無線通信装置Aから無線通信装置Bへの一方向の無線信号の送信が繰り返されるバースト通信や、応答するための無線信号を期待しない方式での通信で、より深刻化する。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、特定の方向に対する電波送信のみを控えることによって送信機会を有効に活用するとともに、他の無線通信装置が送信したフレームとの衝突の発生を抑制することを可能とする無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る無線通信装置は、アンテナで受信された第1電波が到来した第1方向を推定する推定手段と、前記第1電波を第1フレームへ変換する変換手段と、前記第1フレームの宛先が自無線通信装置か否かを判定する判定手段と、前記第1フレームの宛先が自無線通信装置でないと判定された場合、前記第1方向に対する電波の送信を禁止する第1の禁止手段と、前記第1フレームの宛先である第2無線通信装置から、第2電波によって前記第1フレームの送信元である第1無線通信装置に対し第2フレームが送信される前に、前記第2電波が到来する第2方向を予測する予測手段と、前記第2方向に対する電波の送信を禁止する第2の禁止手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、特定の方向に対する電波送信のみを控えることによって送信機会を有効に活用するとともに、他の無線通信装置が送信したフレームとの衝突の発生を抑制することを可能とする。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置C1を示す図である。
この無線通信装置C1は、指向性アンテナによって、電波を特定の方向に対してのみ送信する。無線通信装置C1は、周囲360度を均等に60度ごとの6つの無線エリア(セクタ)に分割する。無線通信装置C1は、セクタごとに電波を送信する。無線通信装置C1は、セクタごとにDNAV(Directinal Network Allocation Vector)を設定し、セクタごとに電波の送信の禁止や解除を行う。なお、無線通信装置C1において、セクタ数は6つに限られない。また、無線通信装置C1は、周囲360度を均等に分割する必要はない。
図2は、同一の無線チャネルで複数の組の無線通信装置A1、B1、C1、D1が通信する際のネットワーク構成図を示す。なお、無線通信装置B1、C1、D1は、無線通信装置A1と同様に、周囲360度を均等に60度ごとの無線エリア(セクタ)に分割し、セクタごとに無線通信を行う。この無線通信システムは無線LAN(Local Area Network)として構成され、例えば、IEEE802.11規格に準拠する
無線通信装置A1と無線通信装置B1との組と、無線通信装置C1と無線通信装置D1との組とは、同一の無線チャネルで無線通信を行う。
無線通信装置A1は、無線通信装置B1からの電波を第4の方向から受信し、無線通信装置B1への電波を第4の方向へ送信する。
無線通信装置B1は、無線通信装置A1からの電波を第1の方向から受信し、無線通信装置A1への電波を第1の方向へ送信する。
無線通信装置C1は、無線通信装置D1からの電波を第3の方向から受信し、無線通信装置A1からの電波を第1の方向から受信する。無線通信装置C1は、通信を行っていない無線通信装置A1からも電波を受信する。無線通信装置C1は、第1の方向のセクタにのみDNAVを設定して第1の方向に対する電波の送信のみを禁止し、無線通信装置D1への電波を第3の方向へ送信する。
無線通信装置D1は、無線通信装置C1からの電波を第6の方向から受信し、無線通信装置C1への電波を第6の方向へ送信する。
図3は、無線通信装置C1の構成を示すブロック図である。なお、無線通信装置A1、B1、D1の構成も同様である。
無線通信装置C1は、アンテナ10と、受信部20と、送信禁止テーブル記憶部30と、予測部40と、送信部50とを有する。受信部20は、フレーム解析部21と、到来方向推定部22とを有する。
アンテナ10は、電波を特定の方向に送信でき、受信した電波が到来した方向を推定できる指向性アンテナであれば良く、例えば、セクタ数と同じ数のスイッチ型の指向性アンテナであっても良く、回転式適応型アレーアンテナであっても良い。
受信部20は、アンテナ10で受信された電波の受信処理を行い、電波をフレームへ変換する。受信部20は、受信した電波に対して、周波数変換や低雑音増幅、AD(Analog to Digital)変換などの物理層関連の処理を行う。受信部20は、物理送関連の処理を行った後、受信フレームへ復調処理を行う。
フレーム解析部21は、アンテナ10で受信された電波を変換して得られる受信フレームを解析する。例えば、フレーム解析部21は、受信フレームのMAC(Media Access Control)ヘッダに含まれる送信元のMACアドレスや宛先のMACアドレスを読み出す。また例えば、フレーム解析部21は、受信フレームの送信元である無線通信装置によって無線チャネルが占有される期間を、受信フレームのMACヘッダに含まれるDurationフィールドやPHY(Physical Layer)ヘッダに含まれるSignalヘッダから読み出す。
到来方向推定部22は、アンテナ10で受信された電波が到来した方向を推定する。即ち、到来方向推定部22は、第1の方向から第6の方向の方向ごとに受信電力を測定し、最も受信電力が大きいと判定された方向を電波が到来した方向と推定する。なお、本発明の実施形態では、電波が到来した方向を推定する方法については上記に限るものではない。
図4は、送信禁止テーブル記憶部30の記憶内容の一例を示す図である。
送信禁止テーブル記憶部30は、電波の送信を禁止する方向(送信禁止方向)と、その方向に対して電波の送信を禁止する期間(送信禁止期間)とが関連付けられた送信禁止テーブルを記憶する。図4に示す送信禁止テーブルは、第1の方向に対する電波の送信を100μsecの間禁止し、第3の方向に対する電波の送信を200μsecの間禁止することを示す。
予測部40は、到来方向推定部22によって推定された推定方向に応じて、今後電波が到来する可能性が高い方向を予測する。予測部40は、受信した電波を伝搬途中とみなし、到来方向推定部22によって推定された推定方向に応じて、当該電波が宛先の無線通信端末まで伝搬していく方向、即ちこれから電波が伝搬していく方向を予測する。
送信部50は、DA(Digital to Analog)変換処理や、変調処理、周波数変換処理などの送信フレームの送信処理を行う。送信部50は、送信禁止テーブル記憶部30に記憶されている送信禁止テーブルを読み出し、電波の送信が禁止されていない方向に対する電波の送信によって、送信フレームを送信する。即ち、送信部50は、電波の送信が禁止されている方向に対してNULL点をむけるような電波(ビーム)を形成して送信する。なお、送信部50は、電波の送信が禁止されている方向に対してNULL点をむけるような電波を形成できない場合には、電波の送信を行わないものとする。本発明の実施形態において、送信部50は、上記動作に限らず、例えば、電波の送信が禁止されている方向に対して送信される電波(ビーム)の強さが閾値以下であれば、送信を許可することとしても良い。
図5は、無線通信装置C1の動作を示すフローチャートである。なお、無線通信装置A1、B1、D1の動作も同様である。
まず、無線通信装置C1のアンテナ10で電波が受信される(ステップS101)。受信部20は、アンテナ10で受信した電波に対して受信処理を行い、電波を受信フレームへ変換する。
次に、受信部20のフレーム解析部21は、他の無線通信装置によって無線チャネルが占有される期間(占有期間)を読み出す(ステップS102)。ここで、受信部20のフレーム解析部21は、MACヘッダに含まれるDuration値を占有期間としても良く、PHYヘッダに含まれるSignalヘッダに記載されたフレームのサイズと伝送レートとから占有期間を算出しても良い。受信部20のフレーム解析部21は、読み出した占有期間を送信禁止テーブル記憶部30へ出力する。
次に、到来方向推定部22は、受信フレームに対応する電波が到来した方向を推定する(ステップS103)。到来方向推定部22は、電波が到来した方向と推定された方向(推定方向)を、予測部40へ出力する。
次に、予測部40は、到来方向推定部22によって推定された推定方向に応じて、今後電波が到来する可能性が高い方向、あるいはこれから電波が伝搬していく方向を予測する(ステップS104)。なお、予測部40が予測方向を予測する方法については、後述する。
次に、受信部20のフレーム解析部21は、受信フレームの宛先が、自無線通信装置宛てか、他の無線通信装置宛てかを判定する(ステップS105)。即ち、フレーム解析部21は、受信フレームのMACヘッダに含まれる宛先のMACアドレスが自無線通信装置のMACアドレスと同一か否かによって、受信フレームが自無線通信装置へ送信されたものか、他の無線通信装置へ送信されたものかを判定する。
受信フレームの宛先が自無線通信送置宛てである場合(ステップS105の“はい”)、受信部20は、受信フレームからデータ部分を抽出し、データ部分を上位層へ出力する(ステップS106)。
一方、受信フレームの宛先が自無線通信装置宛てでない場合(ステップS105の“いいえ”)、送信禁止テーブル記憶部30には、フレーム解析部21で解析された占有期間と、到来方向推定部22で推定された推定方向と、予測部40から出力された予測方向とが、入力される。送信禁止テーブル記憶部30は、推定方向に対する電波の送信を占有期間の間禁止するエントリを追加するとともに、予測方向に対する電波の送信を占有期間の間禁止するエントリを追加記憶する(ステップS107)。
図6は、図2に示す無線通信装置A1、B1、C1、D1が移動した結果であって、無線通信装置A1、B1、C1、D1の新たな位置関係を示す図である。
図6に示すように、無線通信装置C1は、無線通信装置A1と無線通信装置B1との間に存在している。そのため、無線通信装置C1は、無線通信装置A1から無線通信装置B1へ送信される電波を第1の方向から受信し、無線通信装置B1から無線通信装置A1へ送信される電波を第4の方向から受信する。
図7は、無線通信装置A1、B1、C1、D1の位置関係が図6に示す位置関係であった場合に、無線通信装置A1、B1、C1のフレーム送受信の様子と動作を示す図である。
図7に示すように、まず、無線通信装置A1は、無線通信装置B1へフレームをバースト的に送信する。次に、無線通信装置B1は、無線通信装置A1によるバースト送信が完了したあと、バースト伝送されたデータに対する応答フレーム(Ack)を無線通信装置A1へ返信する。
無線通信装置A1が無線通信装置B1へフレームのバースト送信が開始されると、無線通信装置C1は、無線通信装置A1から無線通信装置B1へ送信される電波を受信する(図5のステップS101)。無線通信装置C1は無線通信装置B1宛てのフレームを受信したあと、到来方向推定部22によって電波の到来方向を第1の方向と推定し(図5のステップS103)、予測部40によって第1の方向と真逆となる(第1の方向と180度の関係にある)第4の方向が今後電波の到来する可能性が高い方向あるいはこれから電波が伝搬していく方向として予測する(図5のステップS104)。無線通信装置C1の送信禁止テーブル記憶部30には、推定部による推定方向(第1の方向)および予測部40による予測方向(第4の方向)が、電波の送信を禁止する方向として新たに記憶される(図7のステップS201、S202)。
そのため、無線通信装置A1から無線通信装置B1へのフレームのバースト送信がなされていて、無線通信装置C1が第1の方向から到来する電波ばかりを受信していたとしても、無線通信装置C1は第4の方向に対する電波の送信を禁止しているため、無線通信装置B1が無線通信装置A1からのフレームを受信する際に衝突が発生することはない。
また、無線通信装置A1から無線通信装置B1へ応答フレームを期待しないフレーム送信がなされていて、同じく、無線通信装置C1が第1の方向から到来する電波ばかりを受信していたとしても、無線通信装置B1が無線通信装置A1からのフレームを受信する際に無線通信装置C1は第4の方向に対する電波の送信を禁止しているため、衝突が発生することはない。
このように、第1の実施形態に係る無線通信装置によれば、他の無線通信装置宛てのフレームを受信した場合に、電波の到来方向のみならず、今後電波の到来する可能性が高い方向として、電波の到来方向と真逆の方向についても電波の送信を禁止することで、衝突の発生を抑制することができる。衝突の発生を抑制できるため、無線通信装置A1、B1、C1、D1のスループットの総和を向上させることができる。
第1の実施形態に係る無線通信装置の効果は、多数の無線通信装置が一列に並んで位置するほど、より顕著になるものである。例えば、多数の無線通信装置が一列に並びやすい環境として、ITS(Intelligent Transport System)が挙げられ、特に、衝突の発生を抑制することで、スループットの総和を向上させる効果が発揮される。
なお、この無線通信装置A1、B1、C1、D1は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、受信部20、フレーム解析部21、到来方向推定部22、予測部40、および送信部50は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、無線通信装置は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、送信禁止テーブル記憶部30は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することでも可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、複数の無線通信装置が一列に並んでいる場合に、衝突の発生を抑制し、スループットの総和を向上させる効果が得られる。さらに、複数の無線通信装置が一列に並んでいない場合であっても、衝突の発生を抑制し、スループットを向上させる効果が得られることが望ましい。
そこで、第2の実施形態に係る無線通信装置は、第1の他の無線通信装置から第2の他の無線通信装置へ送信された電波の到来方向を記憶する到来方向記憶部をさらに備える。なお、この第2の実施形態に係る無線通信装置と第1の実施形態に係る無線通信装置と同一部分(アンテナ10、到来方向推定部22、送信禁止テーブル記憶部30、送信部50)については、同一番号を付してその説明を省略する。
図8は、この第2の実施形態に係る無線通信装置C2の構成を示すブロック図である。なお、無線通信装置A2、B2、D2についても同様である。
第2の実施形態に係る無線通信装置C2は、第1の他の無線通信装置から第2の他の無線通信装置へ送信された電波の到来方向を記憶する到来方向記憶部141をさらに備える。
図9は、到来方向記憶部141の記憶内容の一例を示す図である。
到来方向記憶部141は、電波が到来する“到来方向”と、その電波の“送信元”および“宛先”を記憶する。なお、第2の実施形態における到来方向記憶部141には、電波が到来する“到来方向”と、その電波の“送信元”および“宛先”との組み合わせがあらかじめ記憶されているものとする。
図9に示す到来方向記憶部141の記憶内容は、無線通信装置A3から無線通信装置B3へ送信される電波は第2の方向から到来し、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信される電波は第3の方向から到来することを示す。
図10は、無線通信装置A2、B2、C2、D2の位置関係を示す図である。
図10に示すように、無線通信装置C2は、無線通信装置A2、B2、D2が並んでいる列とはずれて位置しており、無線通信装置A2と無線通信装置B2との間に存在している。そのため、無線通信装置C2は、無線通信装置A2から無線通信装置B2へ送信される電波を第2の方向から受信し、無線通信装置B2から無線通信装置A2へ送信される電波を第3の方向から受信する。
図11は、無線通信装置A2、B2、C2、D2の位置関係が図10に示す位置関係であった場合に、無線通信装置A2、B2、C2のフレーム送受信の様子と動作を示す図である。なお、以下では、第1の実施形態に係る無線通信装置C1の動作と異なる点を、第2の実施形態に係る無線通信装置C2の動作として、図5を用いて説明する。
図11に示すように、まず、無線通信装置A2は、無線通信装置B2へフレームをバースト的に送信する。次に、無線通信装置B2は、無線通信装置A2によるバースト送信が完了したあと、バースト伝送されたデータに対する応答フレーム(Ack)を無線通信装置A2へ返信する。
まず、無線通信装置C2は、無線通信装置A2が無線通信装置B2へフレームのバースト送信が開始されると、無線通信装置A2から無線通信装置B2へ送信される電波を受信する(図5のステップS101)。
次に、無線通信装置C2のフレーム解析部121は、電波によって受信したフレームに記載された無線チャネルの占有期間を読み出す(図5のステップS102)。
次に、無線通信装置C2の到来方向推定部141は、フレームを受信した方向を第2の方向と推定し、その推定方向(第2の方向)を送信禁止テーブル記憶部30へ出力する(図5のステップS103、図11のステップS301)。
次に、予測部140は、受信フレームの宛先と送信元を通知し、到来方向記憶部141から、受信フレームの宛先である無線通信装置B2から、受信フレームの送信元である無線通信装置A3へ送信される電波が到来する方向(第3の方向)を到来方向記憶部141から読み出し、その方向を予測方向とする(図5のステップS104、図11のステップS302)。
次に、予測部140は、到来方向記憶部141から読み出した第3の方向を、電波の送信を禁止する方向として、送信禁止テーブル記憶部30へ記憶する(図5のステップS107、図11のステップS303)。
このようにして、無線通信装置C2の送信禁止テーブル記憶部30には、到来方向推定部22による推定方向(第2の方向)および予測部140による予測方向(第3の方向)が、電波の送信を禁止する方向として新たに記憶される(図11のステップS301、S303)。
そのため、無線通信装置A2から無線通信装置B2へのフレームのバースト送信がなされていて、無線通信装置C2が第2の方向から到来する電波ばかりを受信していたとしても、無線通信装置C2は第3の方向に対する電波の送信を禁止しているため、衝突が発生することはない。
また、無線通信装置A2から無線通信装置B2へ応答フレームを期待しないフレーム送信がなされていて、同じく、無線通信装置C2が第2の方向から到来する電波ばかりを受信していたとしても、無線通信装置C2は第3の方向に対する電波の送信を禁止しているため、衝突が発生することはない。
このように、第2の実施形態に係る無線通信装置によれば、他の無線通信装置宛てのフレームを受信した場合に、電波の到来方向のみならず、当該フレームの宛先である無線通信装置から、当該フレームの送信元である無線通信装置へ送信される電波の到来方向を到来方向記憶部141から読み出し、読み出した方向に対しての電波の送信を禁止することで、たとえ、無線通信装置が一列にならんでいなくても、衝突の発生を抑制することができる。衝突の発生を抑制できるため、無線通信装置A2、B2、C2、D2のスループットの総和を向上させることができる。
なお、第2の実施形態において、到来方向記憶部141は、“送信元”の無線通信装置から、自無線通信装置以外の無線通信装置へ電波が送信された場合に、“送信元”と“宛先”とその電波が到来する“到来方向”とを記憶するものとしたが、通信を行っている2端末の組み合わせと、その通信が行われた時の電波の到来方向を記憶するものでも良い。
このような場合、到来方向記憶部141には、無線通信装置A2と無線通信装置B2との間で無線通信が双方向に行われた際に送信される電波の到来する方向、即ち、第2の方向および第3の方向が記憶される。そして、無線通信装置A2から無線通信装置B2へ送信された電波を第2の方向から受信した場合に、予測部140は、無線通信装置A2と無線通信装置B2との間で無線通信が行われた際に送信される電波の到来する方向であって、いまだ電波の到来していない方向、即ち第3の方向を予測方向し、第2の方向と第3の方向を電波の送信を禁止する方向として、送信禁止テーブル記憶部30に記憶する。
また、第2の実施形態において、到来方向記憶部141には、“送信元”の無線通信装置から、“宛先”の無線通信装置へ電波が送信された場合における、“送信元”と“宛先”と電波が到来する“到来方向”があらかじめ記憶されているものとした。
しかし、例えば、無線通信装置A2から無線通信装置B2へ送信された電波を第1の方向から受信した場合など、到来方向記憶部141にすでに記憶されている記憶内容と相異した場合に到来方向記憶部141の記憶内容を更新するものとすることができる。
さらに、例えば、無線通信装置D2から無線通信装置A2へ送信された電波を第4の方向から受信した場合など、“送信元”の無線通信装置から、“宛先”の無線通信装置へ電波が送信された場合における、電波が到来する“到来方向”が到来方向記憶部141に記憶されていない場合に、到来方向記憶部141の記憶内容を追加するものとすることができる。
このようにすることで、他の無線通信装置同士で送受信される電波を受信することで、第1の他の無線通信装置から第2の他の無線通信装置へ送信される電波の到来方向についての情報を、最新の状態に保つことができ、より高精度に衝突の発生を抑制することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、他の無線通信装置を宛先とするフレームを受信した場合に、電波が到来した方向のみならず、その電波の宛先端末が存在する可能性の高い方向に対して、電波の送信を禁止することで、衝突の発生を抑制し、スループットの総和を向上させる効果が得られる。さらに、今後電波が到来する可能性の高い方向の予測が誤っていた場合であっても、その誤りを即座に修正し、衝突の発生を抑制し、スループットを向上させる効果が得られることが望ましい。
そこで、第3の実施形態に係る無線通信装置は、送信禁止テーブルに記憶されたエントリのうち、予測部によって予測された予測方向への電波の送信禁止を解除する解除部をさらに備える。なお、この第3の実施形態に係る無線通信装置C3と第1の実施形態に係る無線通信装置C1と同一部分(アンテナ10、到来方向推定部22、送信禁止テーブル記憶部30、予測部40、送信部50)については、同一番号を付してその説明を省略する。また、無線通信装置A3、B3、C3、D3の位置関係は、それぞれ図10に示す通信装置A2、B2、C2、D2の位置関係と同一である。
図12は、第3の実施形態に係る無線通信装置C3の構成を示すブロック図である。なお、無線通信装置A3、B3、D3についても同様である。
第3の実施形態に係る無線通信装置は、予測部40によって予測された予測方向への電波の送信禁止を解除する解除部231をさらに備える。
図13は、無線通信装置A3、B3、C3、D3の位置関係が図10に示す位置関係であった場合に、無線通信装置A3、B3、C3のフレーム送受信の様子と動作を示す図である。なお、以下では、第1の実施形態に係る無線通信装置C1の動作と異なる点を、第3の実施形態に係る無線通信装置C3の動作として、図5を用いて説明する。
図13に示すように、まず、無線通信装置A3は、無線通信装置B3へフレームをバースト的に送信する。次に、無線通信装置B3は、無線通信装置A3によるバースト送信が完了したあと、バースト伝送されたデータに対する応答フレーム(Ack)を無線通信装置A3へ返信する。
まず、無線通信装置C3は、無線通信装置A3が無線通信装置B3へフレームのバースト送信が開始されると、他の無線通信装置A3から他の無線通信装置B3へ送信される電波を受信する(図5のステップS101)。
次に、無線通信装置C3のフレーム解析部221は、電波によって受信したフレームに記載された無線チャネルの占有期間を読み出す(図5のステップS102)。
次に、無線通信装置C3の到来方向推定部22は、フレームを受信した方向を第2の方向と推定し、その推定方向(第2の方向)を送信禁止テーブル記憶部30へ出力する(図5のステップS103、図13のステップS401)。
次に、予測部40は、推定方向(第2の方向)と真逆となる(第1の方向と180度の関係にある)第5の方向が今後電波の到来する可能性が高い方向として予測する(図5のステップS104、図13のステップS402)。即ち、予測部40は、第5の方向を、電波の送信を禁止する方向として、送信禁止テーブル記憶部30へ記憶する。
このようにして、無線通信装置C3の送信禁止テーブル記憶部30には、到来方向推定部22による推定方向(第2の方向)および予測部40による予測方向(第5の方向)が、電波の送信を禁止する方向として新たに記憶される。また、第2の方向および第5の方向に対する電波の送信を禁止する期間は、フレームに記載された他の無線通信装置A3、B3によって無線チャネルが連続して占有される期間(占有期間)である。
ここで、推定方向および予測方向に対する電波の送信を禁止したあと占有期間を経過する前に、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信された電波を予測方向以外の方向(例えば、第3の方向)から受信した場合、無線通信装置C3の解除部231は、予測部40による予測が誤っていたものとして、予測部40による予測方向(第5の方向)に対する電波の送信禁止を解除し(図13のステップS403)、新たに第3の方向に対する電波の送信を禁止する(図13のステップS404)。予測部40は、第3の方向に対する電波の送信禁止期間を、予測部40による予測方向(第5の方向)に対する電波の送信禁止期間と同一に設定する。なお、予測部40は、第3の方向に対する電波の送信禁止期間を、第3の方向から受信したフレームに応じて決定される占有期間と同一に設定しても良い。
このようにすることで、たとえ、予測部40によって予測された、今後電波が到来する可能性の高い方向の予測が間違っていた場合であっても、その誤りを即座に修正し、これから無線通信装置B3から無線通信装置A3へフレームが送信されたとしても、無線通信装置C3は第3の方向に対する電波の送信を禁止しているため、衝突が発生することはない。
このように、第3の実施形態に係る無線通信装置によれば、他の無線通信装置宛てのフレームを受信した場合に、電波の到来方向のみならず、今後電波が到来する可能性の高い方向に対しても電波の送信を禁止した上で、さらにその予測結果(今後電波が到来する可能性の高い方向)が間違っていたとしても、即座に、送信を禁止する方向を修正することで、衝突の発生を抑制することができる。さらに、衝突の発生を抑制できるため、無線通信装置A3、B3、C3、D3のスループットの総和を向上させることができる。
なお、第3の実施形態において、解除部231は、推定方向および予測方向に対する電波の送信を禁止したあと占有期間を経過する前に、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信された電波を予測方向と異なる方向から受信した場合に、予測部40による予測が誤っていたものとして、予測部40による予測方向(第5の方向)に対する電波の送信禁止を解除し、新たに電波が到来した方向に対して電波の送信を禁止するものとした。
しかし、解除部231は、推定方向および予測方向に対する電波の送信を禁止したあと占有期間を経過する前に、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信された応答フレーム(ACK、あるいはCTS(Clear To Send))を予測方向と異なる方向から受信した場合に、予測部40による予測が誤っていたものとして、予測部40による予測方向(第5の方向)に対する電波の送信禁止を解除し、新たに電波が到来した方向に対して電波の送信を禁止するものとすることができる。
このようにすることで、予測部40による予測方向が間違っていたか否かの判定をより正確に行うことができる。
また、第3の実施形態において解除部231は、電波の送信を禁止している期間が終了する前に、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信されたフレームを予測方向と異なる方向から受信した場合に、予測部40による予測が誤っていたものとして、予測部40による予測方向に対する電波の送信禁止を解除し、新たに電波が到来した方向に対して電波の送信を禁止するものとすることができる。
さらにまた、第3の実施形態において解除部231は、他の無線通信装置宛てのフレームの応答フレーム送信期間以内に、無線通信装置B3から無線通信装置A3へ送信されたフレームを予測方向と異なる方向から受信した場合に、予測部40による予測が誤っていたものとして、予測部40による予測方向に対する電波の送信禁止を解除し、新たに電波が到来した方向に対して電波の送信を禁止するものとすることができる。
また、第3の実施形態において、予測部40は、推定方向の真逆の方向を予測方向とすることとしたが、第2の実施形態に記載したように到来方向記憶部141をさらに備えることとして、到来方向記憶部141に記憶された記憶内容に従って、予測方向を決定しても良い。
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、他の無線通信装置同士が無線通信を行うために送信した電波を用いて、今後電波が到来する可能性の高い方向ごとに、電波の送信を禁止することによって、衝突の発生を抑制し、スループットの総和を向上させる効果が得られる。さらに、自無線通信装置が送信したフレームについての情報を用いて、今後電波が到来する可能性の高い方向に対する電波の送信を行えることが望ましい。
そこで、第4の実施形態に係る無線通信装置は、ある特定の方向へ電波を送信することによって、応答要求フレームを送信したが、その応答要求フレームに対応する応答フレームを受信できなかった場合に、当該特定の方向に対する電波の送信を禁止する禁止部をさらに備える。なお、この第4の実施形態に係る無線通信装置と第1の実施形態に係る無線通信装置と同一部分(アンテナ10、到来方向推定部22、送信禁止テーブル記憶部30、予測部40)については、同一番号を付してその説明を省略する。また、無線通信装置A4、B4、C4、D4の位置関係は、それぞれ図10に示す通信装置A2、B2、C2、D2の位置関係と同一である。
図14は、第4の実施形態に係る無線通信装置C4の構成を示すブロック図である。なお、無線通信装置A4、B4、D4についても同様である。
第4の実施形態に係る無線通信装置C4は、ある特定の方向へ電波を送信することによって、応答要求フレームを送信したが、その応答要求フレームに対応する応答フレームを受信できなかった場合に、当該特定の方向に対する電波の送信を禁止する禁止部332をさらに備える。
図15は、無線通信装置A4、B4、C4、D4の位置関係が図9に示す位置関係であった場合に、無線通信装置A4、B4、C4のフレーム送受信の様子と動作を示す図である。なお、以下では、第1の実施形態に係る無線通信装置C1の動作と異なる点を、第4の実施形態に係る無線通信装置C4の動作として、図5を用いて説明する。
図15に示すように、まず、無線通信装置A4は、無線通信装置B4へ応答フレームを期待しないフレームを送信する。
無線通信装置C4は、無線通信装置A4から無線通信装置B4へ送信されたフレームを受信する(図5のステップS101)。
次に、無線通信装置C4の到来方向推定部22は、第2の方向を電波が到来した方向と推定する(図5のステップS103、図15のステップS501)。
また、予測部40は、第2の方向の真逆である第5の方向を、今後電波が到来する可能性が高い方向と予測する(図5のステップS104、図15のステップS502)。
このようにして、無線通信装置C4の送信禁止テーブル記憶部30には、到来方向推定部22による推定方向(第2の方向)および予測部40による予測方向(第5の方向)が、電波の送信を禁止する方向として新たに記憶される。また、第2の方向および第5の方向に対する電波の送信を禁止する期間は、フレームに記載された他の無線通信装置A4、B4によって無線チャネルが連続して占有される期間(占有期間)である。
ここで、無線通信装置C4の送信部350が、第4の方向に対して電波を送信することによって、無線通信装置D4に対して応答要求フレームを送信したものの、所定の応答時間内に応答フレームを受信できなかった場合、即ち、フレーム解析部321から所定の応答時間内に応答フレームを受信した旨の通知が禁止部332へ送信されなかった場合、無線通信装置C4の禁止部332は、第4の方向に対する電波の送信を禁止するために、送信禁止テーブルの送信禁止方向に第4の方向を追加する。
送信部350が送信する応答要求フレームは、応答要求フレームを受信した宛先の無線通信装置が所定の応答期間以内に応答フレームを送信するようなフレームであれば良く、応答要求フレームの例としてRTS(Request To Send)があり、その応答フレームはCTS(Clear To Send)になる。また、送信部350が送信する応答要求フレームのその他の例として、Ackを期待するデータフレームなどがあり、その応答フレームはAckフレームとなる。
なお、無線通信装置C4が電波を送信する際には、これから電波を送信しようとする無線チャネルに対して、受信部320によるDIFS(Distributed Inter Frame Spacing)期間のキャリアセンスを行った結果その無線チャネルがIDLEと判断された上で、Backoff期間だけ待機したあとに、電波を送信する。
ここで、無線通信装置C4の禁止部332は、第4の方向に対する送信禁止期間を、送信禁止テーブルの他の方向の送信禁止期間とする。送信禁止テーブルに電波の送信を禁止する方向が複数含まれる場合には、無線通信装置C4の禁止部332は、それらの送信禁止方向の送信禁止期間のうち最も長い送信禁止期間を、第4の方向に対する送信禁止期間とすることとする。
なお、無線通信装置C4の禁止部332は、第4の方向に隣接する方向(第3の方向あるいは第5の方向)の送信禁止期間を、第4の方向に対する送信禁止期間としてもよい。また、無線通信装置C4の禁止部332は、受信部320および送信部350で無線通信を行うフレームのうち、最もサイズの大きいフレームの送信あるいは受信に要する時間を、第4の方向に対する送信禁止期間としてもよい。
このようにすることで、所定の方向に電波を送信することによって応答要求フレームを送信したにもかかわらず、その応答フレームが所定の応答時間以内に受信できない場合、即ち他の無線通信装置のフレームとの衝突が発生したと予測される場合に、衝突が発生したと予測される所定の方向に対して、電波の送信を禁止することで、他の無線通信装置同士の無線通信を妨げることがなくなる。
このように、第4の実施形態に係る無線通信装置によれば、衝突が発生したと予測される方向に対して電波の送信を禁止することで、他の無線通信装置同士の無線通信を妨げるような衝突の発生を抑制することができる。衝突の発生を抑制できるため、無線通信装置A4、B4、C4、D4のスループットの総和を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る各無線通信装置の位置関係を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る送信禁止テーブル記憶部の記憶内容の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係る各無線通信装置の位置関係を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る各無線通信装置のフレームの送受信とそれに伴う動作を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る到来方向記憶部の記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る各無線通信装置の位置関係を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る各無線通信装置のフレームの送受信とそれに伴う動作を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る各無線通信装置のフレームの送受信とそれに伴う動作を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る各無線通信装置のフレームの送受信とそれに伴う動作を示す図。
符号の説明
A1、A2、B1、B2、C1、C2、C3、C4、D1、D2・・・無線通信装置
10・・・アンテナ
20、120、220、320・・・受信部
21、121、221、321・・・フレーム解析部
22・・・到来方向推定部
30・・・送信禁止テーブル記憶部
231・・・解除部
332・・・禁止部
40、140・・・予測部
141・・・到来方向記憶部
50、350・・・送信部

Claims (20)

  1. アンテナで受信された第1電波が到来した第1方向を推定する推定手段と、
    前記第1電波を第1フレームへ変換する変換手段と、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置か否かを判定する判定手段と、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置でないと判定された場合、前記第1方向に対する電波の送信を禁止する第1の禁止手段と、
    前記第1フレームの宛先である第2無線通信装置から、第2電波によって前記第1フレームの送信元である第1無線通信装置に対し第2フレームが送信される前に、前記第2電波が到来する第2方向を予測する予測手段と、
    前記第2方向に対する電波の送信を禁止する第2の禁止手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1の禁止手段は、前記第1フレーム記載の無線チャネルの占有期間を元に決定された第1の禁止期間だけ、前記第1方向に対する電波の送信を禁止し、
    前記第2の禁止手段は、前記第1フレーム記載の無線チャネルの占有期間を元に決定された第2の禁止期間だけ、前記第1方向に対する電波の送信を禁止することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記予測手段は、前記第1方向と真逆の方向を、前記第2方向と予測することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置へ送信される電波が到来する方向を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第2の無線通信装置から前記第1の無線通信装置へ送信される電波が到来する方向を記憶する第2の記憶手段とをさらに備え、
    前記第1フレームを受信した場合に、前記予測手段は、前記第2の無線通信装置から前記第1の無線通信装置へ送信される電波が到来する方向を前記第2の記憶手段から読み出し、前記第2の記憶手段から読み出した方向を前記第2方向と予測することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1フレームを受信した場合であって、前記推定手段によって推定された前記第1電波が到来した前記第1方向が、前記第1の記憶手段に記憶された方向と異なっていた場合に、前記第1の記憶手段に記憶された方向を、前記第1方向へ更新する更新手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 電波の送信を禁止した方向と当該方向への電波の送信を禁止した期間とが関連付けられた送信禁止テーブルを記憶する第3の記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記送信禁止テーブルに含まれる電波の送信を禁止した方向については、仮想キャリアセンスの結果を他の無線通信装置によって使用中と設定すること特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 前記アンテナは、複数のアンテナ端子からなる指向性アンテナであって、
    前記送信禁止テーブルに電波の送信を禁止した方向とされている方向にNULLを向けた指向性ビームを形成して、電波を送信することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  9. 前記第2の禁止手段が前記第2方向に対する電波の送信を禁止してから、当該電波の送信禁止が解除されるまでに、前記第2方向以外の方向から前記第2電波を受信した場合であって、前記第2電波によって送信されたフレームの送信元が前記第2の無線通信装置であり、かつフレームの宛先が前記第1の無線通信装置であった場合に、前記第2方向に対する電波の送信禁止を解除する第1の解除手段と、
    前記第2電波を受信した方向への電波の送信を禁止する第3の禁止手段とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  10. 前記第2の禁止手段が前記第2方向に対する電波の送信を禁止してから、前記第1フレームの応答期間以内に、前記第2方向以外の方向から前記第2電波を受信した場合であって、前記第2電波によって送信されたフレームの送信元が前記第2の無線通信装置であり、かつフレームの宛先が前記第1の無線通信装置であった場合に、前記第2方向に対する電波の送信禁止を解除する第1の解除手段と、
    前記第2電波を受信した方向への電波の送信を禁止する第3の禁止手段とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  11. 前記第2方向以外の方向から受信した前記第2電波を前記第2のフレームへ変換する第2の変換手段と、
    前記第2のフレームが前記第1フレームの応答フレームである場合に、前記第1の解除手段は、前記第2方向に対する電波の送信禁止を解除することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記第2の禁止手段は、すべての方向に対する電波の送信を禁止し、
    前記第2の禁止手段がすべての方向に対する電波の送信を禁止してから、前記第1フレームに記載されている無線チャネルの占有期間以内に前記第2電波を受信した場合に、前記第2方向以外に対する電波の送信禁止を解除する第2の解除手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  13. 前記第2の禁止手段は、すべての方向に対する電波の送信を禁止し、
    前記第2の禁止手段がすべての方向に対する電波の送信を禁止してから、前記第1フレームの応答期間以内に前記第2電波を受信した場合に、前記第2方向以外に対する電波の送信禁止を解除する第2の解除手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  14. 電波の送信が禁止されていない方向に対して即時応答要求フレームを送信する送信手段と、
    前記即時応答要求フレームに対する応答フレームを受信できなかった場合に、前記送信手段が電波を送信した方向について、電波の送信を禁止する第4の禁止手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  15. 前記第4の禁止手段によって電波の送信が禁止された方向以外の他の方向についても電波の送信が禁止されている場合、前記第4の禁止手段は、前記他の方向に対する電波の送信が禁止されている期間を、電波の送信を禁止する期間とすることを特徴とする請求項14に記載の無線通信装置。
  16. 前記第4の禁止手段によって電波の送信が禁止された方向以外の複数の他の方向についても電波の送信が禁止されている場合、前記第4の禁止手段は、前記複数の他の方向に対する電波の送信が禁止されている期間のうち最も長い期間を、電波の送信を禁止する期間とすることを特徴とする請求項15に記載の無線通信装置。
  17. 前記第4の禁止手段によって電波の送信が禁止された方向と隣接する方向についても電波の送信が禁止されている場合、前記第4の禁止手段は、当該隣接する方向に対する電波の送信が禁止されている期間を、電波の送信を禁止する期間とすることを特徴とする請求項14に記載の無線通信装置。
  18. 前記第4の禁止手段は、最も大きなサイズのフレームを送信するのに要する時間を、電波の送信を禁止する期間とすることを特徴とする請求項14に記載の無線通信装置。
  19. アンテナによって受信された第1電波が到来した第1方向を推定し、
    前記第1電波を第1フレームへ変換し、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置か否かを判定し、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置でないと判定された場合、前記第1方向に対する電波の送信を禁止し、
    前記第1フレームの宛先である第2無線通信装置から、第2電波によって前記第1フレームの送信元である第1無線通信装置に対し第2フレームが送信される前に、前記第2電波が到来する第2方向を予測し、
    前記第2方向に対する電波の送信を禁止することを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  20. コンピュータに、
    アンテナによって受信された第1電波が到来した第1方向を推定する機能と、
    前記第1電波を第1フレームへ変換する機能と、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置か否かを判定する機能と、
    前記第1フレームの宛先が自無線通信装置でないと判定された場合、前記第1方向に対する電波の送信を禁止する機能と、
    前記第1フレームの宛先である第2無線通信装置から、第2電波によって前記第1フレームの送信元である第1無線通信装置に対し第2フレームが送信される前に、前記第2電波が到来する第2方向を予測する機能と、
    前記第2方向に対する電波の送信を禁止する機能とを実現させることを特徴とする無線通信装置の制御プログラム。
    とを実現させることを特徴とする無線通信装置の制御プログラム。
JP2007334736A 2007-12-26 2007-12-26 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム Pending JP2009159273A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334736A JP2009159273A (ja) 2007-12-26 2007-12-26 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム
PCT/JP2008/073665 WO2009081995A2 (en) 2007-12-26 2008-12-18 Multibeam antennas in ad-hoc networks
US12/438,842 US20110122853A1 (en) 2007-12-26 2008-12-18 Radio communication device, control method for radio communication device and program storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334736A JP2009159273A (ja) 2007-12-26 2007-12-26 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009159273A true JP2009159273A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40801649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007334736A Pending JP2009159273A (ja) 2007-12-26 2007-12-26 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110122853A1 (ja)
JP (1) JP2009159273A (ja)
WO (1) WO2009081995A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018067870A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 株式会社デンソー 通信装置及び通信端末装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080273600A1 (en) * 2007-05-01 2008-11-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus of wireless communication of uncompressed video having channel time blocks
US8837435B2 (en) * 2007-10-31 2014-09-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for medium access control in communication networks
US8811420B2 (en) * 2009-01-05 2014-08-19 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for contention-based channel access for peer-to-peer connection in wireless networks
CN104105215A (zh) * 2013-04-02 2014-10-15 中兴通讯股份有限公司 一种数据发送方法和站点设备

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3526196B2 (ja) * 1997-01-07 2004-05-10 株式会社東芝 アダプティブアンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018067870A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 株式会社デンソー 通信装置及び通信端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110122853A1 (en) 2011-05-26
WO2009081995A3 (en) 2009-09-24
WO2009081995A2 (en) 2009-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4762007B2 (ja) 中継装置、通信端末、及び通信システム
JP4777614B2 (ja) 無線媒体で高速チャネル切り替えを実行するためのシステム及び方法
JP4634332B2 (ja) 指向性アンテナを備えた無線局を動作させる新機構
JP5017089B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、無線通信装置および通信プログラム
JP5388137B2 (ja) ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
EP3629636B1 (en) Wireless communication apparatus and wireless communication method
US8121630B2 (en) Device to sense frequency band to share operating frequency bands in heterogeneous communication systems and method thereof
US8583048B2 (en) Multi-hop wireless systems having noise reduction and bandwidth expansion capabilities and the methods of the same
JP2008228298A (ja) 無線ネットワークにおける送信局のグループ分け及びマッピング方法及び装置
WO2016024356A1 (ja) 無線通信システム、無線通信システムの通信方法、アクセスポイント、及び、無線機器
Bazan et al. On the design of opportunistic mac protocols for multihop wireless; networks with beamforming antennas
JP2009159273A (ja) 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム
US11419149B2 (en) Systems and methods for latency reduction in backhaul
US9532231B2 (en) System and method for cooperative scheduling for co-located access points
Jain et al. A cross layer MAC with explicit synchronization through intelligent feedback for multiple beam antennas
US20080170558A1 (en) Techniques for transmission protection for wireless networks
JP2006261984A (ja) 通信方法
JP2008258937A (ja) 伝搬環境推定方法、装置及び通信方法
Jacob et al. Enabling coexistence of ZigBee and WiFi
GB2455792A (en) Allocating resources in networks using directional antennas
JP4821575B2 (ja) 地上通信局、データリンク通信システム及びそれらに用いるアップリンク送信制御方法
JP6247614B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法及び無線通信装置
JP5266474B2 (ja) 無線通信システム、中継局装置及び無線通信方法
Chen et al. A multiple relay‐based medium access control protocol in multirate wireless ad hoc networks with multiple beam antennas
JP6288268B2 (ja) 無線通信デバイス、無線通信方法及びコンピュータプログラム