JP2009158799A - プリント基板、半導体装置、及び半導体素子等の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法 - Google Patents

プリント基板、半導体装置、及び半導体素子等の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品とプリント基板との固定状態が容易に確認でき、電子部品の発熱を伝熱パターンに効率良く伝熱して放熱するプリント基板を提供する。
【解決手段】プリント基板1は、半導体素子等の電子部品としてICチップ10の放熱板13を固定する伝熱面のパターン4を有し、伝熱面のパターン4は、複数の領域14a〜14hに分割されると共に、これらの分割された領域から引き出されたチェック用のパターンCP1、CP2、CP3、CP4を有する。プリント基板1にICチップ10をはんだ15により固定し、チェック用のパターンの導通状態を検出し、伝熱面のパターン4と放熱板13との接続固定状態を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体素子等の電子部品を固定するプリント基板と、電子部品をプリント基板に固定した半導体装置、及び半導体素子等の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法に係り、特に、自己発熱の多い電子部品を固定するプリント基板と、それを備える半導体装置と、その固定状態を検出する方法に関する。
近年、車載用電子制御ユニット(ECU)等に使用される、下面に放熱板を持つ構造の半導体素子(IC)は、その機能向上、機能統合等により、発熱量が大きくなっている。例えば、電源回路(5Vまたは3.3V出力)、通信回路(CAN,K−Lineその他)、センサ制御回路(1または複数)、センサ電源回路(5Vまたは他の電圧出力)、ウォッチドックタイマ機能などを統合したICがある。
これら機能統合され、自己発熱が大きくなったICに対して、放熱のためIC下面に放熱板を持つ構造としたICが利用されるようになってきた。IC下面の放熱板は、はんだ付けによりプリント基板上の伝熱パターンに接続されることにより、放熱経路を形成する。このため、IC下面の放熱板とプリント基板上の伝熱パターンの接続状態を確認する必要がある。IC下面の放熱板とプリント基板のはんだ付け状況は、直接見ることができないため、X線透過装置等で確認する必要がある。
また、この種のプリント配線基板としては、電子部品が実装されるプリント配線基板において、電子部品の熱を伝導する伝熱面と、伝熱面を独立した複数の領域に区分し、複数の領域にそれぞれはんだが付着させられた、はんだ領域とを含むものがある。このプリント配線基板は、伝熱面上のはんだ領域の周囲に、溶融させられた、はんだが流出し得ない幅で、はんだレジストが形成されている。
特開2002−26468号公報
前記の自己発熱の大きいIC下面の放熱板とプリント基板のはんだ付け状況を、X線透過装置で検証する場合、IC内部の放熱板とシリコンチップ間の接続状態が安定していない場合、はんだ付け欠損部がIC内部かICとプリント基板間にあるか判別することが困難であった。
また、前記特許文献1に示されたように、伝熱パターンの分割のみによりIC下面の放熱板との接合を保証する方法では、製造時の不具合(半田未濡れ、はんだペーストのかすれ等)の摘出ができない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、放熱板を有するIC等の電子部品とプリント基板との固定状態が容易に確認でき、安定した固定状態により、電子部品の発熱を伝熱パターンに効率良く伝熱して放熱することで、電子部品の機能を安定させることができるプリント基板を提供することにある。また、半導体素子等の電子部品と、これを固定するプリント基板とから構成される半導体装置と、プリント基板と半導体素子等の電子部品との固定状態を容易に検出できる固定状態検出方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係るプリント基板は、半導体素子等の電子部品の放熱板を固定する伝熱面のパターンを有し、この伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域から引き出されたチェック用のパターンを有することを特徴としている。
前記のごとく構成された本発明のプリント基板は、プリント基板と対向する面に放熱用の放熱板を有する半導体素子等の電子部品を固定する伝熱面のパターンを有し、この伝熱面のパターンが複数の領域に分割されている。そして、このプリント基板に半導体素子等の電子部品をはんだ等の導電性固着材で固定すると、はんだにより複数の領域は導通状態となる。このため、複数の領域から引き出したチェック用のパターンの導通状態を確認することで、放熱板と伝熱面とのはんだの接合状態をチェックでき、良好に接合されているか否かを確認することができる。
本発明に係る半導体装置は、プリント基板に半導体素子等の電子部品がはんだ等の導電性固着材で固定され、前記プリント基板は、前記電子部品の放熱板を固定する伝熱面のパターンを有しており、前記伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域から引き出されたチェック用のパターンを有しており、前記伝熱面のパターンに半導体素子の放熱板が固定されたことを特徴としている。
このように構成された半導体装置では、複数の領域に分割された伝熱面のパターンに、電子部品の放熱板がはんだ等で固定される。そして、はんだの未濡れや、かすれ等が発生し、固定状態が不完全であるとチェック用のパターン同士の導通が得られず、不具合をチェックすることができる。この結果、伝熱面のパターンと放熱板とが確実に固定されるため、半導体装置の機能を安定させることができる。
また、本発明に係る半導体素子等の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法は、放熱板を有する半導体素子等の電子部品と、該放熱板をはんだ等の導電性固着材で固定する伝熱面のパターンを有するプリント基板との固定状態検出方法であって、前記伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域からチェック用のパターンを引き出したものであり、前記チェック用のパターン同士の導通状態を検出して前記伝熱面のパターンと前記放熱板との固定状態を検出することを特徴としている。
このように構成された本発明の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法は、プリント基板の伝熱面のパターンに半導体素子の放熱板をはんだ等の導電性固着材で固定したあと、チェック用のパターン同士の導通状態を検出して放熱板と伝熱面のパターンとの固定状態を容易に確認でき、はんだ等による固定の不具合を容易に検出することができる。この結果、プリント基板と半導体素子等の電子部品との固定状態が安定している半導体装置を得ることができ、半導体装置の機能を安定させることができる。
本発明のプリント基板、及び半導体装置は、プリント基板に固定される半導体素子等の電子部品の放熱板をはんだ等の導電性の固着材により確実に固定したことを検出できるため、電子部品の放熱特性を向上させることができ、機能を安定させることができる。また、本発明の電子部品とプリント基板との固定状態検出方法は、電子部品の放熱板と、プリント基板の伝熱面のパターンとの接続固定状態を容易にチェックすることができ、半導体装置の機能を安定させることができる。
以下、本発明に係るプリント基板の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るプリント基板の平面図、図2は、図1のプリント基板に固定されるICチップを示し、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は右側面図、図3(a)は図1のプリント基板に図2のICチップを固定した状態の平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う拡大断面図である。
図1〜3において、プリント基板1は半導体素子であるICチップ10を固定する基板である。ICチップ10はチップ本体11から両側に複数の端子12,12…が引き出されている。ICチップ10は、プリント基板1のベースとなる基板2の表面に形成された接続端子用の複数のランド3,3…に、はんだ等の導電性固着材により固定されるものである。このICチップ10は高機能化され、自己発熱の多いICチップであり、固定されるプリント基板1と対向する側に放熱板13を備えている。放熱板13は熱伝導率の高い金属板材等が用いられており、その外側の面は複数の端子12,12…の面と同一面となっている。
プリント基板1は、固定されるICチップ10の放熱板13と対向する面に伝熱面のパターン4が形成されている。本実施形態では、放熱板13の矩形状に合わせて伝熱面のパターン4も矩形状となっている。そして、伝熱面のパターン4は8つの領域4a〜4hに分割されている。具体的には、左上の領域4a、4bと、左下の領域4c、4dと、右上の領域4e、4fと、右下の領域4g、4hとから4つのブロックで構成されている。さらに、4つの各ブロックでは、四隅の小矩形の小領域4a,4c,4e,4hが分割され、これらの小領域からそれぞれチェック用のパターンCP1,CP2、CP3,CP4が引き出されている。
したがって、左上のブロックは、チェック用のパターンCP1と、小領域4aと、大領域4bで構成され、左下のブロックは、チェック用のパターンCP2と、小領域4cと、大領域4dで構成され、右上のブロックは、チェック用のパターンCP3と、小領域4eと、大領域4fで構成され、右下のブロックは、チェック用のパターンCP4と、小領域4gと、大領域4hで構成され、これらの4つのパターンと8つの領域により伝熱面のパターン4が形成される。
プリント基板1上の各パターン、すなわち、ICチップ10の接続用の端子12,12…を固定するランド3,3…のパターン、伝熱面のパターン4a〜4h、及びチェック用のパターンCP1,CP2、CP3,CP4は、導電性の材質で形成される。プリント基板1がセラミック製のとき、各パターンは導電性ペーストを焼成して形成すると好ましく、プリント基板1が樹脂製のときは、表面の銅箔をエッチングして形成することができる。このように、絶縁性の基板2上に、導電性の各パターンが形成されていれば、材質については問われない。
プリント基板1は基板2の表面に接続端子用の複数のランド3,3…、伝熱面のパターン4、チェック用のパターンCP1,CP2,CP3,CP4の他に、図示していないが配線用のパターンが形成される。なお、プリント基板は、基板の表面に前記各種のパターンが形成される他に、表裏面に各種のパターンが形成されるものでもよく、さらに多層に各種のパターンが形成された多層基板でもよい。
前記の如く構成された本実施形態のプリント基板1に、半導体素子であるICチップ10を固定する動作について、図3を参照して以下に説明する。プリント基板1にICチップ10を固定して実装するときは、ICチップ10の複数の端子12,12…と複数のランド3,3…、及び放熱板13と伝熱面のパターン4を、はんだ15等の導電性の固着材により固定する。
はんだ15によるICチップの固定は、例えばプリント基板1の複数のランド3,3…と、伝熱面のパターン4にはんだペーストを塗布し、はんだペースト上にICチップ10を、複数のランド3,3…と端子12,12…とが一致するように、また放熱板13と伝熱面のパターン4とが一致するように載置し、電気炉内等で焼成する。この焼成により、はんだペーストは溶融し、複数のランド3,3…と端子12,12…とが導通状態に接続固定され、また放熱板13と伝熱面のパターン4とが導通状態に接続固定され、半導体装置Dが構成される。
本発明では、このように構成された半導体装置DのICチップ10とプリント基板1との固定状態の良否を検出することができる。すなわち、ICチップ10の放熱板13とプリント基板1の伝熱面にパターン4とが、はんだ15により確実に接続固定されていることを検出し、固定状態を確認することができる。固定状態を検出するときは、例えばテスター等の導通状態をチェックすることができる測定器を用いて、チェック用のパターン同士の導通状態を調べる。
例えば、小領域4a、大領域4b、大領域4c、小領域4dの固定状態は、チェック用パターンCP1とCP2とをテスターに接続して導通状態を調べることで確認することができる。導通が確認できれば接続固定状態が安定しており、導通していないときははんだ15による接続固定状態が安定しておらず、ICチップ10を固定する実装段階での不具合、例えばはんだの未濡れや、はんだペーストのかすれ等が考えられる。同様に、小領域4e、大領域4f、大領域4g、小領域4hの固定状態は、チェック用パターンCP3とCP4とをテスターに接続して導通状態を調べることで確認することができる。
このように、チェック用パターンCP1とCP2とを用いて伝熱用のパターンの左半分の領域のはんだ15による接続固定状態を検出することができ、チェック用パターンCP3とCP4とを用いて右半分の領域のはんだ15による接続固定状態を検出することができる。また、チェック用パターンCP1とCP3とを用いて、伝熱用のパターンの上半分の領域のはんだ15による接続固定状態を検出することができ、チェック用パターンCP2とCP4とを用いて、下半分の領域のはんだ15による接続固定状態を検出することができる。
さらに、チェック用パターンCP1とCP4とを用いて、伝熱用のパターンの左上の領域(4a、4b)と右下の領域(4g、4h)とのはんだ15による接続固定状態を検出することができ、チェック用パターンCP2とCP3とを用いて、左下の領域(4c、4d)と右上の領域(4e、4f)とのはんだ15による接続固定状態を検出することができる。すなわち、4つのチェック用パターンCP1、CP2、CP3、CP4のそれぞれの導通状態を調べることで、はんだ15によるICチップ10の放熱板13と、プリント基板1の伝熱用のパターン4との接続固定状態を確実に検出することができる。
このように構成された本実施形態の半導体装置Dでは、ICチップ10の動作中に多量の発熱が発生するが、発生した熱は放熱板13からはんだ15を通してプリント基板1の伝熱面のパターン14に伝導し、基板2を介して効率良く放散される。この結果、ICチップ10等の電子部品は放熱が効率よく行われ、電子部品の機能を安定させることができる。
ICチップ10がプリント基板1に、はんだ15により良好に接合されていないときは、ICチップ10から伝熱される熱の伝導が悪くなるため、ICチップ10が加熱されて、その動作特性が悪くなることが考えられる。このように、チェック用パターンにより導通状態が良好でないとチェックされた場合は、プリント基板1にICチップ10が固定された半導体装置Dを不良として廃棄するか、あるいはICチップ10を外して再接合する必要がある。
本発明の他の実施形態を図4に基づき詳細に説明する。図4は本発明に係るプリント基板の他の実施形態の平面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、複数の領域に分割される伝熱面のパターンの形状が異なることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示される実施形態のプリント基板1Bでは、伝熱面のパターン14は、左上、左下、右上、右下の4つのブロックに分割され、左上のブロックでは小領域14aと大領域14bに分割され、左下のブロックでは小領域14cと大領域14dに分割され、右上のブロックでは小領域14eと大領域14fに分割され、右下のブロックでは小領域14gと大領域14hに分割されている。そして、小領域14aからチェック用のパターンCP1が引き出され、小領域14cからチェック用のパターンCP2が引き出され、小領域14eからチェック用のパターンCP3が引き出され、小領域14gからチェック用のパターンCP4が引き出されている。なお、チェック用パターンは、大領域から引き出すように構成してもよい。
この実施形態においても、伝熱面のパターン14を有するプリント基板1BにICチップ10を、はんだにより固定して実装したとき、4つのチェック用のパターンCP1、CP2、CP3、CP4のそれぞれの導通状態を確認することで、前記の実施形態と同様に、伝熱用のパターン14の複数の領域14a〜14hと、放熱板13との接続固定状態を確認することができる。この結果、プリント基板1BとICチップ10との接続固定状態が完全で、導通が確実に取れていれば、ICチップ10が固定され、ICチップが発熱してもその熱は放熱板から伝熱パターン14に確実に伝導され、ICチップの温度上昇を抑えることができ、機能を安定させることができる。
本発明のさらに他の実施形態を図5に基づき詳細に説明する。図5は本発明に係るプリント基板のさらに他の実施形態の平面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、複数の領域に分割される伝熱面のパターンの形状が異なると共に、分割された複数の領域のすべてからチェック用のパターンが引き出されていることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示される実施形態のプリント基板1Cでは、伝熱面のパターン24は、4つの領域24a、24b、24c、24dに分割され、これら4つの領域は面積の等しい4つ縦長の矩形で形成されている。そして、4つの領域24a、24b、24c、24dのそれぞれの領域からチェック用のパターンCP1、CP2、CP3、CP4が引き出されている。
この実施形態では、伝熱面のパターン24を有するプリント基板1BにICチップ10を、はんだにより固定して実装すると、4つの領域24a、24b、24c、24dから構成される伝熱面のパターン24と放熱板13とがはんだ15により固定されると共に、複数のランド3,3…と複数の端子12,12…とがはんだ15により接続固定される。そして、領域24aと領域24bとの接続状態はチェック用のパターンCP1とCP2との導通状態を検出することで確認でき、領域24cと領域24dとの接続状態はCP3とCP4との導通状態を検出することで確認できる。なお。この実施形態では、CP1とCP4との導通状態を確認すれば、4つの領域が接続されていることを確認でき、ここで導通が確認できないときは、他のチェック用のパターンの導通状態をチェックすることで、どの領域同士が接続されていないかを詳細に検出することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、伝熱面のパターンは8つと、4つに分割する例を示したが、これに限られるものでなく、2つ以上であればよい。また、チェック用のパターンは4つの例を示したが、2つ以上であればよい。
さらに、プリント基板はセラミック製の基板に導体ペーストで配線パターンや電子部品固定用のランド、伝熱面のパターン等を形成したものの他に、樹脂製のプリント基板上にエッチング処理で配線パターンや電子部品固定用のランド、伝熱面のパターン等を形成した等、適宜のものを用いることができる。また、プリント基板の伝熱面のパターンに電子部品を固定する導電性固着材としてはんだの例を示したが、導電ペースト等の導電性を有する他の接着剤を用いることもできる。プリント基板の伝熱面のパターンに固定される電子部品の例としてICチップの例を示したが、LSIチップや、自己発熱する他の素子でもよいことは勿論である。
本発明の活用例として、このプリント基板を用いて車載用電子制御ユニット以外の、例えば電気製品の制御を行う半導体装置に用いるができ、また、パーソナルコンピュータ等のCPUを固定するプリント基板等の用途にも適用できる。
本発明に係るプリント基板の一実施形態の要部平面図。 図1のプリント基板に固定されるICチップを示し、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は右側面図。 (a)は図1のプリント基板に図2のICチップを固定した状態の平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う拡大断面図。 本発明に係るプリント基板の他の実施形態の要部平面図。 本発明に係るプリント基板のさらに他の実施形態の要部平面図。
符号の説明
1,1A,1B:プリント基板、2:基板、3:ランド、4:伝熱面のパターン、4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h:伝熱面の複数の領域、10:ICチップ(半導体素子等の電子部品)11:チップ本体、12:端子、13:放熱板、15:はんだ(導電性固着材)、14:伝熱面のパターン、14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14h:伝熱面の複数の領域、24:伝熱面のパターン、24a、24b、24c、24d、:伝熱面の複数の領域、CP1、CP2、CP3、CP4:チェック用のパターン、D:半導体装置

Claims (3)

  1. 半導体素子等の電子部品の放熱板を固定する伝熱面のパターンを有するプリント基板であって、
    前記伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域から引き出されたチェック用のパターンを有することを特徴とするプリント基板。
  2. プリント基板に半導体素子等の電子部品がはんだ等の導電性固着材で固定された半導体装置であって、
    前記プリント基板は、前記電子部品の放熱板を固定する伝熱面のパターンを有しており、前記伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域から引き出されたチェック用のパターンを有しており、前記伝熱面のパターンに前記電子部品の放熱板が固定されたことを特徴とする半導体装置。
  3. 放熱板を有する半導体素子等の電子部品と、該放熱板をはんだ等の導電性固着材で固定する伝熱面のパターンを有するプリント基板との固定状態検出方法であって、
    前記伝熱面のパターンは、複数の領域に分割されると共に、該分割された領域からチェック用のパターンを引き出したものであり、前記チェック用のパターン同士の導通状態を検出して前記伝熱面のパターンと前記放熱板との固定状態を検出することを特徴とする電子部品とプリント基板との固定状態検出方法。
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