JP2009157830A - シンプトンの検証を可能にするためのコンピュータ・システム、方法及びコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールを含むシンプトンの検証を可能にするためのコンピュータ・システムを提供する。該コンピュータ・システムは、シンプトンを格納するシンプトン・データベースと、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む標本を格納する標本データベースと、新規シンプトンを上記シンプトン・データベースに追加するかどうかを判断するために、該新規シンプトンにより上記標本データベースに格納された標本を解析する解析部とを含む。また、本発明は、所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールを含むシンプトンの検証を可能にするための方法及びコンピュータ・プログラムを提供する。
【選択図】 図5
Description
・イベント
システム・リソース、ネットワーク・リソース又はネットワーク・アプリケーションなどの監視対象リソースの状態の変化である。イベントは、問題、問題の解決又はタスクの正常な完了によって発生することもある。具体的には、ハードウェア又はソフトウェアの故障、停止、性能のボトルネック、ネットワーク構成の不整合、設計不十分による意図せざる結果、コンピュータ・ウィルス等の悪意による被害などを含む。イベントの具体例の一つは、メモリ使用量が閾値を超えたことである。
・コモン・ベース・イベント(Common Base Event)
ある状態の結果として送られ、その後で企業管理アプリケーション又はビジネス・アプリケーションで使用されるイベントの構造を示す標準の形式及びコンテンツの仕様である。IBM(商標)は、共通ログ・フォーマットであるコモン・ベース・イベント(CBE)を策定し、CBEが、標準化団体であるOASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)によってログ・フォーマットの標準として採択されている。コモン・ベース・イベントには、ロギング、トレース、管理、及びビジネスのイベントがある。CBEにおいて、データはXMLで表現されうる。
・ナレッジ(knowledge)
オートノミック・コンピューティング・システムでのナレッジは、プロセス、特に自動化が可能なプロセスを実行するために使用される構造化データ又は構造化情報であれば、ほとんどどんなものでも該当しうる。オートノミック・コンピューティング・システムではナレッジに関するスコープが広いため、ナレッジに含まれるものとして、ログ・ファイルに保存されるデータ、管理エンドポイント(タッチポイント)或いはプロセスに関する状態データ、システムに変更を加えられる時期に関するスケジュール・データまである。ナレッジのタイプとして、例えばソリューション・トポロジー・ナレッジ(例えば、インストール可能ユニット記述子(installable unit descriptor)、ポリシー・ナレッジ、問題判別ナレッジ(例えば、監視対象のデータ又はシンプトン)がある。ナレッジの一般的な形式であるPrologプログラムは、ある主題に関する事実とルールの集合である。オートノミック・コンピューティング・システムにおいて、ナレッジは、オートノミック・マネージャーが使用できるように、ある標準の形式で表現されうる。ナレッジの詳細は、Brent A. Miller、The autonomic computing edge: The role of knowledge in autonomic systems、2005年9月13日(上記非特許文献4)を参照されたい。
・シンプトン(symptom)
シンプトンは、ナレッジの形式の1つであり、1つ以上の管理対象リソースに関する、起こりうる問題又は診断状況を示すデータである。シンプトンは、大きくは3つの構成要素、すなわちシンプトン定義、シンプトン・ルール、シンプトン効果を含む。シンプトン定義は、シンプトンの一般情報(メタデータ)を定義する。シンプトン定義は、XPATH表現(J. Clerk and Steve DeRose、XML Path Language(XPath), version 1.0、1996年11月16日、上記非特許文献5)、正規表現、決定木、依存関係グラフ、Prolog述部、ACTパターン、TECルール、又はニューラル・ネットワークを利用して記述しうる。シンプトン・ルールは、所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールである。シンプトン・ルールは、XPATH表現(上記非特許文献5)などを利用して、或いはプログラム(例えば、Symptoms Reference Specification version 2.0、IBM、2006年、上記非特許文献6)を利用して記述しうる。シンプトン効果は、問題が起こった際に取るべきアクション、必要に応じて該アクションの詳細な説明などを記述する。シンプトンを使用することによって、トリガーとなるイベントの集合、及びイベントの集合のパターンを検出できる。該パターンの例は、イベントの1対1の突き合わせ、複数のイベント(マルチ・イベント)、イベントの出現回数、イベントの順序(イベント・シークエンス)、イベントのタイムフレーム、イベントが出現しないことを検出、及びそれらの組み合わせである。シンプトンは、MAPEループのモニタリングに内部において識別され及びアナライジングで使用される。オートノミック・マネージャーは、シンプトン・カタログを利用して、モニタリング内部で、イベントとシンプトンの関連付けを行う。シンプトンは、監視機能、例えばオートノミック・マネージャーが、コモン・ベース・イベントなど監視対象のデータを相関させることによって作る。シンプトンは好ましくは、XMLで表現される(例えば、上記非特許文献2、第37頁を参照)。シンプトンの詳細は、下記URLで特定される文書に記載されている。
1.Marcelo Perazolo、Symptoms deep dive, Part 1: The autonomic computing symptoms format−Know thy symptoms, heal thyself、2005年10月18日(上記非特許文献7)
2.Marcelo Perazolo、Symptoms deep dive, Part 2: Cool things you can do with symptoms−Use common scenarios and patterns for increased autonomic computing、2005年12月13日(上記非特許文献8)
3.Marcelo Perazolo、Symptoms deep dive, Part 3: Classify your symptoms−Introducing a standard taxonomy of autonomic computing symptoms to help identify situation categories、2006年3月2日(上記非特許文献9)
イベントとシンプトンとの関係は以下の通りである。イベントは、監視対象リソースの状態の変化(例えば、メモリ使用量が512Mになった)である。シンプトンは、起こりうる問題又は診断状況を示すデータである。よって、イベントx(及びイベントy、(及びイベント...))が一定の条件の下で発生した場合の起こりうる問題又は診断状況は、例えばメモリ不足、又はメモリ使用量が設定したリミットを10分間に3回超えたことである。そして上記その問題又は診断状況の際にとるべきアクションは、例えばバッファーサイズを増やすことである(上記非特許文献10を参照)。イベントとシンプトンとの関係については、Jennifer Bloom、LTA for multievent software problem analysis−Using the Log and Trace Analyzer to help diagnose software problems when they span multiple systems、2007年2月20日(上記非特許文献11)も参照されたい。
・オートノミック
オートノミックとは、問題、セキュリティ脅威、及びシステム障害に対して自律的なことをいう。
・オートノミック・コンピューティング
オートノミック・コンピューティングとは、自らを管理し、ビジネス・ポリシー或いはビジネスの目標に併せて、変化に動的に適応することが可能なコンピューティングをいう。
・オートノミック・コンピューティング・システム
オートノミック・コンピューティング・システムとは、オペレーティング環境を検知し、その環境での動作をモデル化し、その環境又は動作を変更するアクションを行うコンピューティング・システムである。オートノミック・コンピューティング・システムには、自己構成、自己修復、自己最適化、及び自己防御という特徴がある。
・オートノミック・マネージャー
オートノミック・マネージャーとは、オートノミック・コンピューティングにおいて、制御ループを使用して他のソフトウェア及びハードウェアを管理するコンポーネントである。オートノミック・マネージャーの制御ループは、モニタリング、アナライジング、プランニング及びエグゼキューティングの各機能から構成されている。
問題判別システムの管理者(101)は、過去の障害事例から、問題が起きた際のエラーメッセージを含むログ・ファイル又はダンプ・ファイルの特徴をナレッジとして抽出し、ナレッジ・データベース(102)に登録する。ナレッジ・データベースは、例えばDB2(商標)を使用して構築することができる。そして、ナレッジからシンプトンが生成される。該シンプトンは、シンプトン・データベース(103)に格納される。シンプトン・データベースは、シンプトン・カタログともいう。一方、ユーザ又はヘルプ・デスク(104)は、ログ・ファイル又はダンプ・ファイル(105)をユーザによって操作されるコンピュータ、例えばクライアント・システムから問題判別システム、例えばサーバ・コンピュータ(100)に送信する。ログ・ファイル又はダンプ・ファイル(105)は、例えばアプリケーション、データベース、アプリケーション・サーバ、サーバ、ストレージ・デバイス、ネットワークのイベントを含む。ログ・ファイル及びダンプ・ファイル(105)の形式は、コンポーネント毎に異なる。そこで、ログ・ファイル又はダンプ・ファイル(105)の形式を統一化するために、サーバ・コンピュータ(100)において、ログ・ファイル又はダンプ・ファイル(105)は、コモン・ベース・イベント(106)(以下、CBE)に変換される。DB2(商標)及びWebSphere(商標)といった主要なIBM製品は、このCBEを直接出力する機能を既に備えている。また、IBMは、既存のログをCBEへ変換するためのツールを無償で提供している。該ツールは、ジェネリック・ログ・アダプター(GLA)と呼ばれる。該ツールは、Eclipseベースの開発ツールである。そして、シンプトン・データベース(103)に蓄積したシンプトンのルールにより上記CBE(106)を解析する。CBEの解析によって、該CBEに含まれるイベントの集合を検出するシンプトンを抽出し(107)、そして該抽出されたシンプトンのシンプトン効果に基づいて障害の内容ないしは解決策を判別する。そして、判別の結果が、ユーザのクライアント・システムに接続された表示装置上に診断結果(108)として提示される。診断結果は、シンプトン・データベース利用による問題解決のヒントを含む。診断結果は、ログ分析ツール、例えばIBM Log Trace Analyzer(LTA)を使用して提示される。このように、あるエラーメッセージとそのメッセージに対する解決方法をシンプトン・データベースとして蓄積することで、同じメッセージが発生した場合に、管理者に対して過去の解決方法をアドバイスすることが可能になる。
図4のシンプトンAは、TCPC0003E、そしてCHFW0029Eの順で特定されるイベントの集合を検出するルールを含む。シンプトンAのルールは例えば、以下の通りに記述できる。下記は、XPath形式のルール記述の例である。
<expression:xpathExpression>/CommonBaseEvent[contains*[msg,'TCPC0003E' and 'CHFW0029E'] or msgData Element/msgId= 'TCPC0003E' and 'CHFW0029E']</expression:xpathExpression>
1.第1の標本
第1の標本は、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む標本である。好ましくは、第1の標本は、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合のみからなる。さらに好ましくは、第1の標本は、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合のみからなり且つ該検出されるイベントの順番が同一である。あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合のみからなり且つ該検出されるイベントの順番が同一であることを、本明細書においてイベントの集合が合致するという。第1の標本は主として、シンプトンの重複定義の発見に使用される。第1の標本は、本明細書においてショート(short)標本ともいう。
2.第2の標本
第2の標本は、上記第1の標本をサブセットとして含む。すなわち、第2の標本は、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合と、その前、後又は前後のイベントの集合(すなわち、あるシンプトンの上記ルールにより検出されないイベントの集合)とを含む標本である。第2の標本は主として、シンプトンの精度を検証するために使用され、特に緩いルール、すなわち精度の低いシンプトンの発見に使用される。第2の標本は、本明細書においてロング(long)標本ともいう。
ショート標本であるかロング標本であるかの区別は例えば、標本内にフラグを設定することによって行われる。
該コンピュータ・システム(500)の管理者(501)が、新規シンプトン(502)を用意する。さらに、管理者(501)は、新規シンプトン(502)に対応する新規標本(503)を用意する。新規標本(503)は好ましくは、新規シンプトン(502)に対応するショート標本及びロング標本を含む。そして、管理者(501)は、新規シンプトン(502)をシンプトン・データベース(509)に追加するかどうかを判断するための作業を行う。
シンプトンの重複定義の検証は、新規シンプトン(502)により標本データベース(510)に格納されたショート標本(既存標本である)を解析すること、及びシンプトン・データベース(509)に格納されたシンプトンにより新規標本(503)、好ましくは新規ショート標本を解析することによって行う。標本データベース(510)に格納されたショート標本の解析によって、新規シンプトン(502)のルールにより検出されるイベントの集合を含むショート標本がヒットし、及び新規標本(503)の解析によって、該新規標本が既存シンプトンのルールによりヒットし、並びにヒットしたショート標本のイベントの集合と該新規標本のイベントの集合が合致することに応じて、新規シンプトン(502)が、シンプトン・データベース(509)に格納されたシンプトンと重複していることが判る。従って、解析結果提示部(511)は、管理者(501)に対して、新規シンプトン(502)がシンプトン・データベース(509)に格納されたシンプトンと重複していることを提示する。管理者(501)は、該提示から、新規シンプトン(502)をシンプトン・データベース(509)に格納しないことを選択しうる。さらに、管理者(501)は、該新規シンプトン(502)に対応する新規標本(503)を標本データベース(510)に格納しないことを選択しうる。
新規シンプトンのルールの検証は、新規シンプトン(502)により標本データベース(510)に格納されたロング標本(既存標本である)を解析することによって行う。標本データベース(510)に格納されたロング標本の解析によって、新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含むロング標本がヒットするかどうかが判定される。ロング標本がヒットすることに応じて、解析結果提示部(511)は、ヒットした既存のロング標本、又はどれだけの数のロング標本が新規シンプトン(502)のルールによりヒットしたかを提示する。さらに必要に応じて、解析結果提示部(511)は、既存標本に基づいて、新規シンプトン(502)の精度が低い可能性があることを提示する。管理者(501)は、該提示から、ヒットした既存のロング標本を検討し、シンプトンと関係のないロング標本がヒットしている場合、新規シンプトン(502)のルールを修正して、該ルールの精度を高くしうる。
既存シンプトンのルールの検証は、シンプトン・データベース(509)に格納されたシンプトン(既存シンプトンである)により、新規標本(503)、好ましくは新規ロング標本を解析することによって行う。新規標本(503)の解析によって、該新規標本が既存シンプトンのルールによりヒットするかどうかが判定される。該新規標本がヒットすることに応じて、解析結果提示部(511)は、該新規標本をヒットするルールを含む既存シンプトンを提示する。さらに、解析結果提示部(511)は、新規標本がどれだけの数の既存シンプトンによりヒットするかを提示する。さらに必要に応じて、解析結果提示部(511)は、新規標本に基づいて、既存シンプトンの精度が低い可能性があることを提示する。管理者(501)は、該提示から、既存シンプトンに記述された問題が起きているかどうかを調査する。実際にその問題が起きている場合に、管理者(501)は、新規標本(503)の不要なイベントの集合を削除し、ヒットしないようにしうる。一方、実際にその問題が起きていない場合に、管理者(501)は、既存シンプトンのルールを修正して、該ルールの精度を高くしうる。
そして、修正された既存シンプトンのルールの検証を行うために好ましくは、引き続き該修正された既存シンプトンにより、新規標本(503)、好ましくは新規ロング標本を解析する。
Claims (23)
- 所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールを含むシンプトンの検証を可能にするためのコンピュータ・システムであって、
シンプトンを格納するシンプトン・データベースと、
あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む標本を格納する標本データベースと、
新規シンプトンを前記シンプトン・データベースに追加するかどうかを判断するために、該新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された標本を解析する解析部と
を含む、前記コンピュータ・システム。 - 前記標本が、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む第1の標本と、前記第1の標本をサブセットとして含む第2の標本とを含む、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
- 前記第1の標本が、前記あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合のみからなる、請求項2に記載のコンピュータ・システム。
- 前記解析部が、前記新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された前記第1の標本を解析し、かつ前記シンプトン・データベースに格納された前記シンプトンにより前記新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む新規標本を解析する、請求項2に記載のコンピュータ・システム。
- 前記第1の標本の解析によって、前記新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む第1の標本がヒットし、及び前記新規標本の解析によって、該新規標本がヒットし、並びに前記ヒットした前記第1の標本のイベントの集合と前記新規標本のイベントの集合が合致することに応じて、前記新規シンプトンが前記シンプトン・データベースに格納された前記シンプトンと重複していることを提示する、請求項4に記載のコンピュータ・システム。
- 前記解析部が、前記新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された前記第2の標本を解析することをさらに含む、請求項2に記載のコンピュータ・システム。
- 前記第2の標本の解析によって、前記新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む第2の標本を提示する、請求項6に記載のコンピュータ・システム。
- 前記解析部が、前記シンプトン・データベースに格納されたシンプトンにより前記新規標本を解析することをさらに含む、請求項2に記載のコンピュータ・システム。
- 前記新規標本の解析によって、前記新規標本をヒットするルールを含むシンプトンを提示する、請求項8に記載のコンピュータ・システム。
- 前記イベントがメッセージ識別子によって特定される、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
- 前記解析の結果を提示する表示装置をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
- 所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールを含むシンプトンの検証を可能にする方法において、コンピュータ・システムに、下記ステップを実行させる方法であって
シンプトンを格納するシンプトン・データベースを用意するステップと、
あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む標本を格納する標本データベースを用意するステップと、
新規シンプトンを前記シンプトン・データベースに追加するかどうかを判断するために、該新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された標本を解析するステップと
を含む、前記方法。 - 前記標本が、あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む第1の標本と、前記第1の標本をサブセットとして含む第2の標本を含む、請求項12に記載の方法。
- 前記第1の標本が、前記あるシンプトンのルールにより検出されるイベントの集合のみからなる、請求項13に記載の方法。
- 前記解析するステップが、前記新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された前記第1の標本を解析し、かつ前記シンプトン・データベースに格納された前記シンプトンにより前記新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む新規標本を解析するステップを含む、請求項13に記載の方法。
- 前記第1の標本の解析によって、前記新規シンプトンのルールにより検出されるイベントの集合を含む第1の標本がヒットし、及び前記新規標本の解析によって該新規標本がヒットし、並びに前記ヒットした前記第1の標本のイベントの集合と前記ヒットした前記新規標本のイベントの集合が合致することに応じて、前記新規シンプトンが前記シンプトン・データベースに格納された前記シンプトンと重複していることを提示するステップを含む、請求項15に記載の方法。
- 前記解析するステップが、前記新規シンプトンにより前記標本データベースに格納された前記第2の標本を解析するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
- 前記第2の標本の解析によって、前記新規シンプトンのルールが前記第2の標本にどれだけヒットするかを提示するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
- 前記解析するステップが、前記シンプトン・データベースに格納されたシンプトンにより前記新規標本を解析するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
- 前記新規標本の解析によって、前記シンプトン・データベースに格納されたシンプトンのルールが前記新規標本にどれだけヒットするかを提示するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
- 前記イベントがメッセージ識別子によって特定される、請求項12に記載の方法。
- 前記解析の結果を提示するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
- 所定の問題に関連するイベントの集合を検出するためのルールを含むシンプトンの検証を可能にするコンピュータ・プログラムであって、コンピュータ・システムに、請求項12〜22のいずれか一項に記載のステップを実行させることを含む、前記コンピュータ・プログラム。
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