JP2009157379A - デコヒーレンス化レーザー光生成システム - Google Patents

デコヒーレンス化レーザー光生成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009157379A
JP2009157379A JP2008327646A JP2008327646A JP2009157379A JP 2009157379 A JP2009157379 A JP 2009157379A JP 2008327646 A JP2008327646 A JP 2008327646A JP 2008327646 A JP2008327646 A JP 2008327646A JP 2009157379 A JP2009157379 A JP 2009157379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser light
laser
decohered
generation system
input surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008327646A
Other languages
English (en)
Inventor
John Domm
ジョン・ドム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Christie Digital Systems USA Inc
Original Assignee
Christie Digital Systems USA Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Christie Digital Systems USA Inc filed Critical Christie Digital Systems USA Inc
Publication of JP2009157379A publication Critical patent/JP2009157379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/48Laser speckle optics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3161Modulator illumination systems using laser light sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/005Optical devices external to the laser cavity, specially adapted for lasers, e.g. for homogenisation of the beam or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

【課題】複雑でなくエネルギー効率が高いデコヒーレンス化レーザー光生成システムを提供すること。
【解決手段】 デコヒーレント化光生成システムを提供する。このデコヒーレント化レーザー光生成システムはレーザー源を備える。このシステムはさらに、入力面、出力面、および入力面から出力面に光を伝搬する本体を有するマルチモードファイバーを備え、該入力面はレーザー源から光を受光可能に配置され、本体は一般に、出力面をレーザー光が出射する際、デコヒーレント化可能な長さを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して投射表示装置に係り、特にデコヒーレンス化レーザー光生成システムに関する。
レーザー照明は、色域の潜在性が高いこと、また、エテンデューが低く、さらに使用可能年数が長いことから、投射表示装置として優れた照明技術であることが分かっている。しかしながら、この技術が有する主な欠点は、レーザーのコヒーレンスによって、この投射表示装置のスクリーン上で生成される画像にスペックルが生じることである。例えば、コヒーレント波源(すなわち、同相である波)は干渉パターンを生成することはよく知られている。レーザーは、光線の波成分が定位相微分であるコヒーレント光源である。レーザー光は閲覧用にスクリーン上に投影され、波は互いに強化したり打ち消したりすることによって、干渉パターンを形成する。ビューアにとって、この干渉パターンは投影された画像中にある、多くの光の輝点に囲まれた暗い領域、つまり「スペックル」として知られる効果に見える。実際の光点はスクリーン上ではなく、目の網膜で形成されるようである。この効果はビューアによって認識は異なるが、多くのビューアにとって、それは妨害であるというのが一致した意見である。
スペックルに対応する技術はある。これらの技術は一般的にレーザー、スクリーン、または投影システムの構成要素の振動を使用する際、もしくはマルチファイバー光束を使用する際にコヒーレンスを除去する方法と関係する。しかしながら、これらの技術は複雑で費用がかかるうえ、完全に効果があるとは言えない。
合衆国特許第6625381号は、スペックルが抑制されたレーザー投影システムを開示しており、この中で半導体レーザー及び光ファイバーは光ファイバーに入射する光線の一部が光ファイバーに反射され、かつレーザー発光を誘導して単一モードからマルチモードパターンへ変化させる半導体レーザーへと戻すよう配置される。このマルチモードパターンでの各モードは、異なるスペックルパターンがあり、それらスペックルパターンはスクリーン上に投影されると混合し、認識されるスペックルを減らす。しかし、本発明はレーザーとファイバーの精密な配置に依存するものであり、さらにレーザーとファイバーは一定温度で維持されなければならない。したがって、このアプローチは複雑でエネルギー効率は低く、さらにスペックルの除去は行わないが、ただ単にそれを減らすものである。
合衆国特許第6625381号公報
1つの実施態様における第1の広い局面が求めることは、光源を含むデコヒーレンス化レーザー光生成システムの提供である。このデコヒーレンス化レーザー光生成システムは、入力面、出力面および入力面から出力面へ光を伝搬させるための本体を備えるマルチモードファイバーをさらに備え、入力面は光源からレーザー光を受光するよう配置され、本体はレーザー光が出力面から出射する時に概ねデコヒーレンス化されるのに充分な長さを有する。
第1の広い局面におけるいくつかの実施態様では、レーザー光のNA(「開口数」)がほぼマルチモードファイバーと等しい。
第1の広い局面における他の実施態様では、レーザー光のNAは、マルチモードファイバーのNAより小さい。
第1の広い局面において、また別の実施態様では、マルチモードファイバーのNAは約0.65であり、長さは約1メートルで、入力面の直径は約12mmで、レーザー光のスポットサイズは約8mmである。
第1の広い局面において、さらに別の実施態様では、マルチモードファイバーのNAは、約0.65であり、長さは1メートルより長く、入力面の直径は約12mmで、レーザー光のスポットサイズは約8mmである。
第1の広い局面において、いくつかの実施態様では、マルチモードファイバーのNAは、0.65より小さく、長さは1メートルより長い。
第1の広い局面において、他の実施態様では、マルチモードファイバーのNAは0.65より大きく、長さは1メートルよりも短い。
第1の広い局面においてさらに別の実施態様では、デコヒーレンス化レーザー光生成システムは、さらに入力面上でレーザー光を集束させる少なくとも1つの集束要素を備える。
第1の広い局面において、また別の実施態様では、レーザー光のスポットサイズは一般的に入力面よりも小さい。
第1の広い局面において、前述したレーザー光は一般的に入力面の中央点に衝突している。
第1の広い局面において、他の実施態様では、レーザー光は一般的に入力面に対して垂直に衝突している。
第1の広い局面において、さらに別の実施態様では、前述のレーザーは多波長レーザーを備える。これら実施態様のいくつかにおいて、レーザー光の生成は、光の多重波長を組み合わせるための少なくとも1つのダイクロイックフィルタをさらに備える。
1つの実施態様の第2の広い局面が求めるものは、レーザー源を備えるプロジェクタを提供することである。このプロジェクタは入力面から出力面へ光を伝搬させる入力面、出力面および本体を備えるマルチモードファイバーをさらに備え、前述した入力面はレーザー源からレーザー光を受光するように配置され、本体はレーザー光が一般的に出力面から出射する時にデコヒーレンス化されるのに充分な長さを備える。プロジェクタはインテグレータを備え、インテグレータの入射口は出力面から光を受けるよう配置される。前述のプロジェクタはさらに光エンジンを備え、インテグレータの出射口と光学的に連結し、インテグレータが受けた光で画像を形成する。プロジェクタはスクリーン上に画像を投影するための投影要素をさらに備える。
図1は限定されない実施態様に従って、レーザー光をデコヒーレンス化するシステムを図示する。 図2は、限定されない実施態様に従って、レーザー光をデコヒーレンス化するための光ファイバーを図示する。
実施態様は、以下の図を参照して記述される。
図1は投影装置においてスペックルを減少させるようレーザー光をデコヒーレンス化するシステム100を図示する。システム100はレーザー源110およびマルチモード光ファイバー120を備える。レーザー源およびマルチモード光ファイバー120はレーザー源110から少なくとも一部の光が、法線からはずれた角度でマルチモード光ファイバー120の入力面230(図2で図示)に入射するよう配置される。いくつかの実施態様では、レーザー源110はレーザー源からの光が入力面230に入射するよう配置されてもよい。他の実施態様では、1つの集束要素(または複数の集束要素)が入力面230条のレーザー源を集束するのに使用される場合、入力面230はレーザー源110と直接に接合してもよい。
光ファイバー120の出力面250(図2にも図示)も同様に、投影装置に適合する光エンジン140のインテグレータ130と光学的に連結する。光エンジン140は一般的に、インテグレータ130で受けた光で投影レンズ150を通じスクリーン160に投影される画像を形成する少なくとも1つの画像形成要素(図示せず)を備える。光はレーザー源110から光ファイバー120を通じインテグレータ130へと移動する。光エンジン140は一般的に、インテグレータ130で受けた光で投影レンズ150を通じてスクリーン160上に画像を形成する少なくとも1つの画像形成要素(図示せず)を備える。いくつかの実施態様において、光エンジン140はさらにインテグレータロッドから前述の画像形成要素へ光を中継するための照明リレー光学系を備える。
ここで注目すべきは図2であるが、図2は長さT、直径Dを有する光ファイバー120の縦方向による断面図を図示する。一般的に、光ファイバー120はコア210及びクラッド220を有するマルチモード光ファイバーを備える。このコア210は、屈折率nを持ち、光ファイバーの入力面230へ入射するレーザー源110から例えば光線240a、240bおよび240c(一括して光線群240と称するが一般的には光線240と称する)といった光を伝達するための光学材料を備える。クラッド220は屈折率が一般的にnより小さいnである材料を備える。
一般的にマルチモード光ファイバーは、ファイバーの受光コーンとして知られる、ある一定の円錐内でファイバーの入力面に入射する光を伝搬するだけである。このコーンの半角は受光角、θmaxと呼ばれ、ファイバーのコア及びクラッドの屈折率によって判定される。光ファイバー120に対して、n*sin(θmax)=(n1 2-n2 2)1/2であり、nは空気の屈折率を含む。推定値はn=1であり、sin(θmax)=n1 2-n2 2)1/2である。これは光ファイバー120の開口数(NA)でNA=(n −n 1/2として表すことが可能である。光線は一般的にファイバーの軸に対し、最大でファイバーの受光角θmaxに至る様々な角度で入射する。さらに、縦軸に対して角度θでマルチモード光ファイバに入射する光線は、θが受光角より大きい場合を除き、コア及びクラッドのインタフェースに反射することによってファイバーの長さ分、下方へ移動する。この場合は、光線はただ単にクラッドに吸収される。その上、より狭い角度で入射する光線は、さらに直接経路で移動し、より急角度で入射する光線より早く出力面に到達するが、ファイバーの長さ分を移動する際に、この光線がコアの境界へ反射する回数はさらに多い。
このことは光ファイバー120で明示される。光線240aは、光線240aが長さTを移動する際、A点(縦軸260および入力面230との交点)において受光角θmaxで入力面230に入射し、出力面250を出射するまでにコア210およびクラッド220間でインタフェースから2度跳ね返る。反対に、光線240cはA点において受光角θmaxより小さい角度で入力面230に入射し、光線240aが長さTを移動する時、出力面250を出射する前にコア210およびクラッド220間でインタフェースに1度跳ね返る。仮に光線240aおよび光線240cが入力面230への入射にコヒーレントするレーザー源110からの光線を表す場合、この光線が光ファイバー120を通じ、異なる長さの経路に沿って移動するのに、かかる時間が異なる場合、出力面250を出射する際に出コヒーレント化される。つまり、光線240aおよび240c間の位相差は、これらの光線が長さT下方に反射する際に発生する。全効果としては、入力面230に入射するレーザー源110からの光が、出力面250を出射すると概してデコヒーレンス化される、ということになる。
光線240aおよび光線240cが入力面230に入射する時にA点で集光すると、レーザー源110からの光は一般的に入力面230上のある一点というよりはむしろ、ある領域に亘って当たる。しかしながら、このことは光ファイバー120を通じてレーザー源から光が通過することで導入されるデコヒーレンスがさらに高まる結果につながるだけである。例えば、光線240cは入力面から中心をはずれたB点において、受光角θmax(光線240bと平行)で入力面230に入射する。しかしながら光線240cが移動する経路は、光ファイバー120内を長さTだけ伝播する光線240aの経路とは長さが異なるが、これは入力面230の入射口点が異なるためである。さらに、これはA点で入力面230に入射する光線240(例えば光線240a)と、B点において入力面230に入射する光線240(例えば光線240b)とが平行であっても、光線240が光ファイバー120内を長さTだけ伝播する場合は、両者の位相差を導入する効果も有する。
しかしながら、出力面250を出射する光のデコヒーレンスの程度は、レーザー光のNA(すなわちレーザー光の円錐体)と比べ、光ファイバー120のNAに影響される可能性がある。つまり、光ファイバー120のNAがレーザー光のNAに比べて小さい場合、レーザー光の大部分が光ファイバー120に受光角θmaxより大きい角度で入射する時は、光ファイバー120はレーザー光の一部のみ伝達が可能となる。したがって、レーザー光の円錐体が減少するとデコヒーレンス効果も減少する(すなわちNAの不一致によって光の角度広がりが減少する)。
さらに、出力面250を出射する光のデコヒーレンスの程度は、導入される位相差がより顕著になるにつれて、光が光ファイバー120内をさらに移動する距離が長くなると、光ファイバー120の長さTに影響される度合いが高くなる(すなわち、経路の長さにおいてより動きが激しく、差が大きくなるなど)。その上、光ファイバー120のNAがレーザー光のNAに比べて小さい場合、光ファイバー120がより長くなると、角度広がりの減少でもたらされるデコヒーレンス効果の減少に対処することが望ましい。
しかしながら同様に、コア210がある一定量の光を吸収するため、実施態様の実用的な実装においては、長さTを選択する際に光のデコヒーレンスおよび動力の損失(スクリーン160上の彩度損失など)が考慮される可能性がある。
とにかく、出力面250を出射する光が一般的にインテグレータ130を出射する時にデコヒーレンス化されることが最終的な効果であり、したがって、スクリーン上に投影された画像のスペックルが減少、もしくは除去される。
ここで良好なプロトタイプを説明するが、ここでは光ファイバー120は3M(登録商標)社製の直径12mmでかつNAが0.65のHL(高輝度)マルチモード光ファイバー(55144−1000 ミネソタ州、セントポール 3Mセンター、3M社製)を備える。実施態様を立証するために、0.12mから5.3mまでの範囲で異なる3M(登録商標)社製のHLファイバーをいくつか使用し以下に説明する。
さらに、限定されない実施例において、レーザー源110は赤、緑、および青のレーザー源(94085 カリフォルニア州、サニーベール、1220ミダスウェイ、ノバラックス社製)を備える。この実施例においてレーザー源110は、2列の間隙が1mm、かつ列内の各ビームの間隙が0.3mmで各色が1配列である24ビーム2列で配置された2×24配列の平行ビーム、48個のレーザービームを備える。ダイクロイックフィルタを使用して、共通経路に3色をもたらす。集束要素(レンズなど)を使用して光ファイバー120の入力面230上の平行手段全てを集束し、1mm×8mmでNAが0.65未満の大きさのスポットを生成する。
しかしながら、適切ないずれのマルチモード光ファイバー、および適切ないずれのレーザー源も、本実施態様の範囲内である。厳密に限定されないのであれば、レーザー源は110および光ファイバー120はレーザー源110のNAが一般的に光ファイバー120のNAに等しいか、またはそれより小さいように選択されることが好適である。
加えて、特定の限定されない実施態様において、光エンジン140は投影光エンジンを備えるが、画像を生成するために受光可能であるその他いずれの適切な光エンジンも本発明の範囲内である。
レーザー源110が有する入力電力は、光ファイバーの入力面230で測定され、光ファイバー120の出力電力は、出力面250で測定された。レーザー源の入力電力は2.2ワットと測定された。長さが異なる4本の光ファイバー120の各出力電力も測定された。光ファイバー120から放出される光を視覚的に検査し、それぞれの長さの光ファイバー120がスペックルを生じない水準を確認した。1.0m長さの光ファイバー120から放出される光も同様に、視覚的な調査を行なって非スペックルの水準を確認した。この長さでは、出力電力は特に測定されなかったが、光ファイバー120で他の長さから出力電力を付加して推定することができる。結果は表1の通りである。
Figure 2009157379
直径12mmでかつNAが0.65で長さが約1mの3M(登録商標)社製HLファイバーでは、スペックルは完全に除去されることが分かった。直径12mmでNAが0.65で、さらに長い3M(登録商標)社製HLファイバーもスペックルの除去に使用することができたが、長い光ファイバー120は出力電力の削減にもつながることが表1から分かる。
直径12mmでNAが0.65、長さが約1mの3M(登録商標)社製HLファイバーは、非スペックルと電力損失の釣り合いが適切であり、その他の直径およびNAの数値を有するほかの長さのマルチモードファイバーは、本明細書の範囲内である。例えば、NAが0.65未満で1mより長いマルチモードファイバーも使用可能である。あるいは、NAが0.65より大きく、1m.より短いマルチモードファイバーも使用可能である。
当分野の技術者であれば、前述の実施態様を実装するのに可能となる、さらに代わるべき実装例および変更が存在すること、かつ上記の実装例および実施例は1つまたは複数の実施態様の単なる具体例に他ならないことを充分に理解するものであろう。それゆえ、この範囲は、本明細書に添付の請求項によって限定されるものに他ならない。
110 RGBレーザー源
120 マルチモード光ファイバー
130 インテグレータ
140 光エンジン
150 投影レンズ
160 スクリーン

Claims (14)

  1. デコヒーレント化レーザー光生成システムであって、
    レーザー源と、
    マルチモードファイバーであって、入力面、出力面、および前記入力面から前記出力面へ光を伝搬するための本体を備え、前記入力面は前記レーザー源からレーザー光を受光可能に配置され、前記本体はレーザー光が前記出力面を出射する際に概してデコヒーレンス化されるような長さを備えるファイバーと
    を具備するデコヒーレンス化レーザー光生成システム。
  2. 前記レーザー光のNA(「開口数」)は、前記マルチモードファイバーのNAとほぼ等しいことを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  3. 前記レーザー光のNAは、前記マルチモードファイバーのNAより少ないことを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  4. 前記マルチモードファイバーのNAは約0.65であり、前記長さは約1mであり、前記入力面の直径は約12mmで、かつ前記レーザー光のスポットの大きさは約8mmであることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  5. 前記マルチモードファイバーのNAは約0.65であり、前記長さは1mより長く、前記入力面の直径は約12mmで、かつ前記レーザー光のスポットの大きさは約8mmであることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  6. 前記マルチモードファイバーのNAは0.65より小さく、前記長さは1mよりも長いことを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  7. 前記マルチモードファイバーのNAは0.65より大きく、前記長さは1mより短いことを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  8. 前記レーザー光を前記入力面上に集束するための少なくとも一つの集束要素をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  9. 前記レーザー光のスポットの大きさは、前記入力面より概して小さいことを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  10. 前記レーザー光は、概して前記入力面の中心点に当たることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  11. 前記レーザー光は、概して前記入力面に対して垂直に当たることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  12. 前記レーザーは多波長レーザーを備えることを特徴とする請求項1記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  13. 複数の光の波長を組み合わせるための少なくとも1つのダイクロイックフィルタをさらに備えることを特徴とする請求項10記載のデコヒーレント化レーザー光生成システム。
  14. プロジェクタであって、
    レーザー源と、
    マルチモードファイバーであって、入力面、出力面、および前記入力面から前記出力面へ光を伝搬するための本体を備え、前記入力面は前記レーザー源からレーザー光を受光可能に配置され、前記本体は前記レーザー光が前記出力面を出射する際に概してデコヒーレント化するような長さを備えるファイバーと、
    インテグレータであって、前記インテグレータの入射口は前記出力面からの光を受光可能に配置されるインテグレータと、
    光学的に前記インテグレータの出射口と結合され、前記インテグレータで受光した光を画像に形成するための光エンジンと、
    前記画像をスクリーン上に投影するための投影要素と
    を具備するプロジェクタ。
JP2008327646A 2007-12-26 2008-12-24 デコヒーレンス化レーザー光生成システム Pending JP2009157379A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/964,394 US8059928B2 (en) 2007-12-26 2007-12-26 Decohered laser light production system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009157379A true JP2009157379A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40568561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008327646A Pending JP2009157379A (ja) 2007-12-26 2008-12-24 デコヒーレンス化レーザー光生成システム

Country Status (3)

Country Link
US (2) US8059928B2 (ja)
EP (1) EP2075620A1 (ja)
JP (1) JP2009157379A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100959314B1 (ko) * 2004-11-16 2010-05-20 레노보(베이징)리미티드 멀티스크린의 이음매를 제거하는 방법 및 장치
GB2462444A (en) * 2008-08-06 2010-02-10 Optyka Ltd Image projection apparatus and method
US20100253769A1 (en) * 2008-09-04 2010-10-07 Laser Light Engines Optical System and Assembly Method
US8068267B2 (en) * 2008-09-30 2011-11-29 Texas Instruments Incorporated Speckle reduction in display systems that employ coherent light sources
US10678061B2 (en) 2009-09-03 2020-06-09 Laser Light Engines, Inc. Low etendue illumination
WO2011071921A2 (en) * 2009-12-07 2011-06-16 Barret Lippey Despeckling apparatus and method
US9939653B2 (en) 2009-12-07 2018-04-10 Projection Ventures Inc. Despeckling stability
US20120307349A1 (en) * 2010-12-07 2012-12-06 Laser Light Engines Speckle Reduction Using Multiple Starting Wavelengths
US20130021586A1 (en) * 2010-12-07 2013-01-24 Laser Light Engines Frequency Control of Despeckling
US20130278903A1 (en) * 2010-12-07 2013-10-24 Laser Light Engines, Inc. Short Pulse Despeckling
US20130162952A1 (en) * 2010-12-07 2013-06-27 Laser Light Engines, Inc. Multiple Laser Projection System
US8995061B2 (en) 2011-07-07 2015-03-31 Reald Inc. Speckle reduction using lenslet integrator
US8724218B2 (en) 2011-07-07 2014-05-13 Reald Inc. Speckle reduction using screen vibration techniques and apparatus
US9158063B2 (en) 2011-07-07 2015-10-13 Reald Inc. Apparatus for despeckling laser systems and methods thereof
US9046697B2 (en) 2012-01-02 2015-06-02 Jgm Associates, Inc. Low-speckle light sources and displays employing multimode optical fiber
US9046755B2 (en) 2012-09-06 2015-06-02 Reald Inc. High elastic modulus projection screen substrates
CN109917558A (zh) 2013-06-06 2019-06-21 瑞尔D股份有限公司 用于使屏幕振动以减少散斑的系统和方法
TWI531853B (zh) 2014-08-21 2016-05-01 中強光電股份有限公司 投影機
CA2959734C (en) 2014-09-08 2023-03-14 Reald Inc. Screen vibration for reducing speckle
FR3065344B1 (fr) 2017-04-14 2020-11-06 Xyzed Projecteur de grande puissance a source lumiere laser deportee
US10712640B2 (en) 2018-05-28 2020-07-14 Mcmaster University Speckle reduced laser projection with color gamut optimization
CN113534584B (zh) 2020-04-13 2023-07-04 台达电子工业股份有限公司 远端激光投影装置的操作方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046723A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Sysmex Corp 血小板機能検査方法
JP2000111832A (ja) * 1998-08-07 2000-04-21 Sysmex Corp マルチ光源ユニットおよびそれを用いた光学システム
JP2000121836A (ja) * 1998-10-09 2000-04-28 Sony Corp 光源装置、照明方法及びその装置、並びに、光学装置
WO2007007388A1 (ja) * 2005-07-11 2007-01-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 照明装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5029975A (en) 1990-01-24 1991-07-09 The Mitre Corporation Despeckling screen utilizing optical fibers and method of reducing interference using same
JPH11326826A (ja) * 1998-05-13 1999-11-26 Sony Corp 照明方法及び照明装置
US6625381B2 (en) 2001-02-20 2003-09-23 Eastman Kodak Company Speckle suppressed laser projection system with partial beam reflection
RU2214058C2 (ru) * 2001-04-25 2003-10-10 Общество с ограниченной ответственностью "Подсолнечник Технологии" Способ формирования световых пучков для систем открытой оптической связи
DE10350243A1 (de) 2003-10-27 2005-05-19 Fachhochschule Mannheim Hochschule für Technik und Gestaltung Belichtung für ein In Situ Mikroskop durch induzierte Emission mit verminderten Beugungsstrukturen
NZ534456A (en) 2005-01-29 2007-09-28 Pallenz Plastics Ltd Protective housing for wireless identification tag with coupling means releasably coupled and at least partially surrounded by portable storage device (typically a pallet)
WO2006090857A1 (ja) 2005-02-25 2006-08-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 2次元画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046723A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Sysmex Corp 血小板機能検査方法
JP2000111832A (ja) * 1998-08-07 2000-04-21 Sysmex Corp マルチ光源ユニットおよびそれを用いた光学システム
JP2000121836A (ja) * 1998-10-09 2000-04-28 Sony Corp 光源装置、照明方法及びその装置、並びに、光学装置
WO2007007388A1 (ja) * 2005-07-11 2007-01-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 照明装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014011380; Masaaki IMAI and Yoshihiro OHTSUKA: 'SPECKLE-PATTERN CONTRAST OF SEMICONDUCTOR LASER PROPAGATING IN A MULTIMODE OPTICAL FIBER' OPTICS COMMUNICATIONS Vol. 33, No. 1, 198004, pp. 4 - 8 *

Also Published As

Publication number Publication date
US8059928B2 (en) 2011-11-15
US8965161B2 (en) 2015-02-24
US20120027032A1 (en) 2012-02-02
EP2075620A1 (en) 2009-07-01
US20090168025A1 (en) 2009-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009157379A (ja) デコヒーレンス化レーザー光生成システム
KR20150123064A (ko) 조명장치 및 이를 구비한 투사형 영상표시장치
TWI574098B (zh) 雷射投影光源
JP6394071B2 (ja) 照明装置、照明方法及び内視鏡
TW201316035A (zh) 照明光學系統及影像顯示設備
JP2010078975A (ja) 照明装置および投射型画像表示装置
CN105676478B (zh) 一种用于激光投影系统的静态消散斑装置
CN106569378A (zh) 一种激光消散斑光路及双色激光光源、三色激光光源
TWI459122B (zh) 光學系統
JP2015223463A (ja) 照明装置、照明方法及び内視鏡
CN104583864A (zh) 照明光学系统、投影仪和投影仪系统
JPWO2006112245A1 (ja) 投写型表示装置
US7672550B2 (en) Illumination light source and image display apparatus
JP2007199163A (ja) 導光部材、光学ユニットおよびプロジェクタ
JP2010014816A (ja) 背面投射型表示装置
CN108681096B (zh) 一种散斑消除装置、方法及激光显示投影系统
CN113641066A (zh) 照明系统和激光投影设备
JP2021086135A (ja) 光源光学系、光源装置及び画像表示装置
JP2017032964A (ja) 光学系およびそれを用いた画像表示装置
JP2011180281A (ja) 投写型映像表示装置及び拡散光学素子
JP5804102B2 (ja) レーザ光源装置及び画像投影装置
CN101750854A (zh) 一种光纤激光宽幅投影装置
JP5804101B2 (ja) レーザ光源装置及び画像投影装置
JPH10510638A (ja) ビデオ画像の画素を照射するために設けられ、光導波路に入射される拡散の小さい光束を伝送するための方法及び装置
CN101881853B (zh) 一种用于消除激光相干性的光纤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130709

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130712

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130809

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140708

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140711

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140808

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140819

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140908

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141028