JP2009156218A - 吸気系異常検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気量調整手段の上流側であって空気量センサの下流側に生じた吸気管の破損異常等を簡易に検出する。
【解決手段】エンジン10には、吸気管11に、通過空気量を調整する空気量調整手段としてのスロットルアクチュエータ15が設けられるとともに、スロットルアクチュエータ15の上流側に空気量センサとしてのエアフロメータ13が設けられている。そして、ECU40は、スロットルアクチュエータ15の一部を構成するスロットルバルブ14の開度とエアフロメータ13の検出値とに基づいて、スロットルバルブ14の上流側であってエアフロメータ13の下流側における吸気管11の破損異常を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気系異常検知装置に関するものである。
従来、エンジンの吸気系異常検知装置として種々のものが知られている。その一つとして、例えば、空気量調整手段としてのスロットルアクチュエータの下流にて吸気管内圧力を検出する圧力センサを用いるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、吸気管圧力の検出値とエンジン負荷に対して設定された基準値とを比較し、大きさの異なる複数の負荷における検出値と基準値との差が低負荷側ほど大きい場合に、スロットルアクチュエータの下流に吸気管の破損異常が発生しているものと判定する。
特開2004−100494号公報
ところで、燃料噴射量の制御方式としては、上記特許文献1のようにスロットルアクチュエータ下流において圧力センサにより検出される吸気管圧力とエンジン回転速度とから燃料噴射量を算出するいわゆるD−J方式や、あるいはスロットルアクチュエータ上流において空気量センサにより検出される吸入空気量とエンジン回転速度とから燃料噴射量を算出するいわゆるL−J方式などがある。
空気量センサを用いて吸気管の破損異常を検出する場合、その破損部分が空気量センサの下流側にあるときには、破損部分から入り込んだ空気は空気量センサでは検出されない。このため、空気量センサの下流に破損異常が生じたとしても、空気量センサでは何ら異常値を示さないことから、その破損異常を検出することができない。その結果、破損部分から導入される空気の影響により、空燃比がリーン側へ大きくずれ、排気エミッションの悪化等を引き起こすおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、空気量調整手段の上流側であって空気量センサの下流側に生じた吸気管の破損異常等を簡易に検出することができる吸気系異常検知装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明の吸気系異常検知装置は、吸気管に、流入空気量を調整する空気量調整手段が設けられるとともに、該空気量調整手段の上流側に空気量センサが設けられるエンジンに適用されるものである。また、請求項1に記載の発明では特に、前記空気量調整手段を通過する通過空気量と、前記空気量センサの検出値とに基づいて、前記空気量調整手段の上流側であって前記空気量センサの下流側における前記吸気系の破損異常を判定する。
要するに、例えば吸気管に破損異常が生じると、その破損部分を通じて吸気管内に空気が入り込む。この破損部分が空気量センサの下流側に位置する場合、破損部分から入り込んだ空気は、空気量センサでは検出されない。この点、本発明では、吸気系の破損異常を判定するのにあたり、空気量調整手段における調整量と空気量センサの検出値とに基づいて行う。このとき、空気量調整手段による調整量に対して空気量センサの検出値が過少である場合、吸気系に漏れ異常が発生している旨判定する。したがって、空気量調整手段の上流側であって空気量センサの下流側における吸気系の破損異常を、空気量調整手段における調整量と空気量センサの検出値とにより簡易に検出することができる。
請求項2に記載の発明では、前記空気量調整手段による調整量が基準量よりも多い場合に、前記空気量センサの検出値を空気量異常判定値と比較することにより、前記吸気系の破損異常を判定する。また、本発明では、前記空気量異常判定値は、都度のエンジン回転速度に基づいて可変に設定される。エンジン回転速度が大きいほど、エンジン内に入り込む空気量も多くなる。したがって、エンジン回転速度に応じて空気量異常判定値を可変とすることにより、精度の高い異常判定を実現することができる。このとき、空気量センサの検出値が空気量異常判定値よりも小さい場合に破損異常ありと判定する。
請求項3に記載の発明では、前記空気量調整手段は、スロットル弁の開度を調整するスロットル開度調整手段であり、前記異常判定手段は、前記スロットル開度調整手段のスロットル開度が前記基準量に相当する基準スロットル開度以上の場合に、前記空気量センサの検出値に基づいて前記吸気系の異常を判定するものである。また、本発明では、前記基準スロットル開度は、都度のエンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生するスロットル開度として設定され、前記空気量異常判定値は、都度のエンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生する吸入空気量として設定される。スロットル開度調整手段のスロットル開度が、エンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生可能な開度であるにもかかわらず、空気量センサでの検出値が、その最低限のエンジン出力を発生可能な空気量に見合う値でない場合には、エンジンストール(エンスト)に至る可能性のある破損異常が存在するものと判断することができる。これにより、エンスト発生に至る可能性の高い吸気系の漏れ異常を好適に検出することができる。また、本構成によれば、空気量調整手段の通過空気量をスロットル開度に置き換えて吸気系異常の判定を行うため、都度の通過空気量の推定が容易となり、実用上好ましい構成を実現できる。
請求項4に記載の発明では、車両が減速中又は降坂走行中であることを判定する減速降坂判定手段を備える吸気系異常検知装置であって、前記減速降坂判定手段により前記車両が減速中又は降坂走行中であると判定された場合には前記吸気系における破損異常の判定を禁止する。
車両の減速時又は降坂走行時には、空気量調整手段を開状態から閉状態に急速に戻す動作が行われやすい。この動作が行われると、その直後に吸入空気量がアンダーシュートし、空気量センサの検出値が一時的に減量側に過剰変化することが考えられる。また、車両の降坂走行中には、駆動系の連れ回りにより吸入空気量が低下することも考えられる。これらの場合においては、破損異常の誤検出がなされる可能性がある。請求項4の発明では、車両の減速時又は降坂走行時には吸気系の破損異常の判定を禁止することにより、破損異常の誤判定を好適に回避することができる。
空気量調整手段による調整量に対して空気量センサの検出値が過少である場合としては、空気量センサの断線故障が発生していることも考えられる。そこで、請求項5に記載したように、前記空気量センサの断線故障を判定する判定手段を備える吸気系呼称検知装置において、前記空気量調整手段の通過空気量と前記空気量センサの検出値とに基づく異常判定条件が満たされ、かつ前記空気量センサの断線故障が判定されていない場合に、前記吸気系の破損異常が生じているものと判定するとよい。これにより、吸気系の漏れ異常を正確に検知することができる。また、本発明によれば、吸気系の故障として、空気量センサの断線故障も検知することができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、車載多気筒ガソリンエンジンを対象にエンジン制御システムを構築するものとしている。当該制御システムにおいては、電子制御ユニット(以下、ECUという)を中枢として燃料噴射量の制御や点火時期の制御等を実施することとしている。
図1は、本実施形態におけるエンジン制御システムの全体概略構成図である。図1に示すように、エンジン10には、吸気管11(吸気通路)の最上流部にエアクリーナ12が設けられている。エアクリーナ12の下流側には、吸入空気量を検出するためのエアフロメータ13が設けられ、エアフロメータ13の下流側には、スロットルアクチュエータ15が設けられている。スロットルアクチュエータ15は、DCモータ等と、そのDCモータにより開度調節されるスロットルバルブ14とを含んで構成されている。スロットルバルブ14の開度(スロットル開度)は、スロットルアクチュエータ15に内蔵されたスロットル開度センサにより検出される。
さらに、スロットルバルブ14の下流側にはサージタンク16が設けられている。サージタンク16には、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド18が接続されている。また、吸気マニホールド18において各気筒の吸気ポート近傍には、燃料を噴射供給する電磁駆動式の燃料噴射弁19が取り付けられている。
エンジン10の吸気ポート及び排気ポートにはそれぞれ吸気バルブ21及び排気バルブ22が設けられている。そして、吸気バルブ21の開動作により空気と燃料との混合気が燃焼室23内に導入され、排気バルブ22の開動作により燃焼後の排ガスが排気管24(排気通路)に排出される。
エンジン10のシリンダヘッドには点火プラグ27が取り付けられている。点火プラグ27には、点火コイル等よりなる点火装置(図示略)を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ27の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室23内に導入した混合気が着火され燃焼に供される。
また、エンジン10のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ25や、エンジン10のクランク軸の所定回転角度毎に(例えば30°CA周期で)矩形状のクランク角信号を出力するクランク角度センサ26が取り付けられている。
ECU40は、周知の通りCPU、ROM、RAM、EEPROM等よりなるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)41を主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで、その都度のエンジン運転状態に応じてエンジン10の各種制御を実施する。具体的には、ECU40のマイコン41は、前述した各種センサのほか、車両の速度を検出する車速センサ31や、シフトレバーのポジションを検出するシフトポジションセンサ32、アクセルペダルが踏み込まれているか否かを検出するアイドルスイッチ33、ブレーキペダルが踏み込まれているか否かを検出するブレーキスイッチ34、アクセル操作量を検出するアクセルセンサ36等から各々検出信号を入力する。また、マイコン41は、スロットルアクチュエータ15や燃料噴射弁19、点火装置、エンジン20に異常が発生したことを運転者に報知するエンジンチェックランプ35などに指令信号を出力する。そして、マイコン41は、随時入力される各種の検出信号等に基づいて燃料噴射量や点火時期等を演算し、燃料噴射弁19や点火装置の駆動を制御する。燃料噴射量の制御についてはL−J方式を採用しており、マイコン41は、エアフロメータ13の出力値により算出した吸入空気量とエンジン回転速度とに応じて基本の燃料噴射量を算出する。また、ECU40は、アイドル運転時においてスロットルアクチュエータ15を駆動することにより、アイドル回転速度が目標回転速度になるようアイドル回転速度制御(以下、ISCという)を実行する。
なお、図示は省略するが、本実施形態では、エアフロメータ13の下流側であってスロットルバルブ14の上流側に、多気孔性の外筒と、その外筒の内壁に設けられた樹脂製の振動膜とからなる二重管構造の機能ダクトが配設されている。これにより、吸気管11内における吸気圧力脈動が低減されるようになっている。
ところで、吸気管11に破損異常が発生した場合、破損異常を検知できないまま運転が継続されると、その破損箇所から砂塵などを含む空気がエンジン10内へ入り込んでしまう。この砂塵等がシリンダ壁面を傷つけたりエンジンオイルを汚したりすることで、エンジン10の製品寿命が短縮されてしまうおそれがある。また、吸気管11や吸気バルブ21等に付着した残留燃料やブローバイガスが、エンジン停止中にエアクリーナ12を通過することなく破損箇所から外部へ放出されることも考えられる。
特に、吸気管11における破損面積が大きい場合(例えば2cm角四方の大きさよりも大きい場合)、その破損箇所から大量の空気が流入することにより上記事象が顕著に現れやすい。加えて、破損面積が大きいほどエアフロメータ13の計測値が小さくなるため、実際のエンジン10への吸入空気量に対して燃料噴射量が過小になる。このため、空燃比のリーンずれが過大となり、排気エミッションの悪化やエンストを引き起こすおそれもある。
ここで、本願発明者らの知見によれば、スロットルバルブ14の上流側であってエアフロメータ13の下流側において、吸気管11に面積の大きい破損異常がある場合、エアフロメータ13では吸入空気の流速が小さくなり、その出力値が僅少値(例えば2g/sec程度)となる。この場合、エアフロメータ13では、運転者のアクセル操作によりスロットルバルブ14が開いているにもかかわらず、エンジン回転速度を維持するための最低限のエンジン出力を発生するだけの吸入空気量が計測されないという事象が生ずる。
そこで本実施形態では、上記事象に鑑み、都度のエンジン回転速度において、エンジン10の回転を維持できる最低限のエンジン出力を発生可能なスロットル開度と吸入空気量とを予め規定しておき、これらの規定値とセンサ出力値とを比較することにより、スロットルバルブ14の上流側であってエアフロメータ13の下流側における吸気管11の破損異常を判定する。また、吸気管11の破損異常と併せて、エアフロメータ13の断線故障の判定も行う。このような吸気系の故障検知の処理として、ECU40は、以下に示す吸気系故障検知処理を実行する。
吸気系故障検知処理は、ISC補正量換算処理、減速降坂判定処理及び吸気系故障判定処理から構成されている。ECU40は、これらの3つ処理を、ISC補正量換算処理、減速降坂判定処理、吸気系故障判定処理の順に、所定周期で(例えば200msec毎に)繰り返し実行する。これらの各処理に付き、以下順に説明する。
まず、ISC補正量換算処理について説明する。図2はISC補正量換算処理の手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、スロットルバルブ14の下流側へ導入される空気流量(ISC制御流量)のうち、ISC負荷補正流量に対応するスロットル開度を算出するものである。ここで、ISC負荷補正流量とは、アイドル停車中においてエンジンフリクション補正や暖機性向上、補機類の駆動などを目的として増量された分に相当する空気流量である。
図3に、スロットル開度と吸入空気量との関係を示す。本実施形態では、図3に示すように、スロットル開度(絶対開度)は、ISC相当分であるISCスロットル開度Hiscと、アクセル対応分であるアクセル対応スロットル開度Haccとの和よりなる。そのスロットル開度(絶対開度)によれば、ISC用の吸入空気量(ISC制御流量Qisc)とアクセル対応分の吸入空気量とを足し合わせた空気量がエンジン10に供給される。また、ISCスロットル開度Hiscは、エンジン10の完全暖機後であって補機類が駆動されていない状態(無負荷状態)での空気量である無負荷ISC制御流量Qnと、補機類の駆動を考慮した状態の空気量であるISC負荷補正流量Qkとの和で表される。本実施形態では、異常判定時に規定値と比較するスロットル開度(判定用スロットル開度)Hjとして、アクセル対応スロットル開度Haccに、ISC負荷補正流量Qkに対応するアクセル開度(ISC補正スロットル開度)Hkを足し合わせたものを用いる。
このように、判定用スロットル開度Hjとして、ISC補正スロットル開度Hkを加味する理由としては以下の2つが挙げられる。まず1つ目は、補機類の駆動を考慮した状態の空気量を考慮することにより検出精度を高めるためである。2つ目は、アクセル全閉での冷機始動及びその後のファーストアイドルにおいては、エンジンフリクション増加に対応したISC増量補正分が作用するため、アクセルの全閉状態においてスロットルバルブ14の通過空気量が多くなる。このような場合にも、エアフロメータ13の検出値を規定値と比較することによって吸気系の破損異常の判定を可能とするためである。
図2の処理において、まずステップS101では、ISC実行中であるか否かを判定する。ステップS101においては、車速センサ31で検出される車速が僅少値(例えば2km/h未満)であってアイドルスイッチ33がオンの場合にISC実行中であると判定する。そして、ISC実行中の場合にはステップS102へ移行する。
ステップS102では、ISC負荷補正流量Qkに対応するスロットル開度(ISC補正スロットル開度Hk)を算出する。本実施形態では、ISC負荷補正流量QkとISC補正スロットル開度Hkとの関係をマップとして予め記憶しておき、このマップから、その時々のISC負荷補正流量Qkに対応するISC補正スロットル開度Hkを算出する。
ここで、無負荷ISC制御流量Qnは、スロットルバルブデポジット等に起因するバイパス空気の流量低下の経時変化により、図3の特性線上を大きな値へ向かって徐々に移動する。このため、例えば初期の無負荷ISC制御流量Qnを固定値として用いてISC負荷補正流量Qkを求めると、ISC補正スロットル開度が実際よりも大きく算出されてしまう。この場合には、実際の吸入空気量に対して判定用スロットル開度Hjが大きく算出されるため、吸入空気量が少ないほど(エンジン回転速度が低回転ほど)誤検出しやすくなる。したがって、無負荷ISC制御流量Qnは、経時変化に伴いその値が高くなるよう更新するのが好ましい。
次に、減速降坂判定処理について説明する。図4は減速降坂判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。この処理では、減速判定フラグFdclと降坂判定フラグFdwsとの値を設定する。減速判定フラグFdclとは、出力低下の状態が判定された場合に値1とされるフラグである。また、降坂判定フラグFdwsとは、出力低下の状態及び減速操作が検出されることにより値1だけインクリメントされるカウンタ(降坂減速カウンタCdsl)が所定回数(例えば9回)以上になった場合に値1とされるフラグである。
ここで、車両の減速時又は降坂走行時には、スロットルバルブ14を開状態から閉状態に急速に戻すことにより、その直後に吸入空気量がアンダーシュートすることが考えられる。この場合、エアフロメータ13の計測値が、一時的に、エンジン回転速度を維持可能な最低限のエンジン出力を発生する吸入空気量に近づき、これにより破損異常の誤検出がなされる可能性がある。また、車両の降坂走行中には、駆動系の連れ回りにより吸入空気量が低下することも考えられる。したがって、続いて行う吸気系故障判定処理において、車両の減速時及び降坂走行時に吸気管11の破損異常の判定がなされるのを回避するために、この処理で減速判定フラグFdclと降坂判定フラグFdwsとの値を設定しておく。
図4の処理では、まずステップS201で車両走行中か否かを判定する。車両走行中でない場合、ステップS202へ進み、車両の減速時及び降坂走行時には該当しないものとして減速判定フラグFdcl、降坂判定フラグFdws、降坂減速カウンタCdslび定常状態カウンタCstbをゼロにリセットする。一方、車両走行中の場合には、ステップS203へ移行する。
ステップS203では、出力低下の状態にあるか否かを判定する。出力低下の状態は、例えばスロットル開度及び吸入空気量の減少量に基づいて判断される。本実施形態では、スロットル開度について、図示しない別処理にて算出されるスロットル開度なまし値(例えば、スロットル開度検出値の1/8なまし演算値)と、その時々のスロットル開度検出値との差(=なまし値−検出値)を算出し、それが所定値(例えば5deg)以上であれば、出力低下の状態であると判定する。さらに、吸入空気量について、図示しない別処理にて算出される吸入空気量なまし値(例えば、吸入空気量検出値の1/8なまし演算値)と、その時々の吸入空気量検出値との差(=なまし値−検出値)を算出し、それが所定値(例えば8g/sec)以上であれば、出力低下の状態であると判定する。
ステップS203で出力低下の状態と判定されれば、ステップS204へ進み、減速判定フラグFdclを値1にセットし、降坂減速カウンタCdslを値1だけインクリメントし、定常状態カウンタCstbをゼロにリセットする。その後、ステップS207へ移行する。一方、ステップS203で出力低下の状態と判定されなければ、ステップS205へ進み、出力安定の状態か否かを判定する。出力安定の状態は、例えば、スロットル開度及び吸入空気量の各変化量に基づいて判断される。本実施形態では、スロットル開度なまし値とその時々のスロットル開度検出値との差の絶対値が所定値(例えば3deg)以下であり、かつ、吸入空気量なまし値とその時々の吸入空気量検出値との差の絶対値が所定値(例えば2g/sec)以下であれば、出力安定の状態であると判定する。そして、出力安定の状態であれば、ステップS206で定常状態カウンタCstbを値1だけインクリメントしてステップS207へ移行し、出力安定の状態でなければ、そのままステップS207へ移行する。
ステップS207では、車両の減速動作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、ブレーキスイッチ34のオフからオンへの切り替え、シフトダウン又は燃料カットが行われた場合に車両の減速動作が行われたものと判定する。そして、これらの減速動作のいずれかが検出されたことを条件としてステップ208へ移行する。ステップS208では、降坂減速カウンタCdslを値1だけインクリメントするとともに定常状態カウンタCstbをゼロにリセットする。そして、本処理を繰り返し実行するうちに降坂減速カウンタCdslがカウントアップされていき、減速開始から所定時間(例えば120sec)以内に降坂減速カウンタCdslが所定回数(例えば9回)以上になると、ステップS209で肯定判定がなされ、ステップS210へ進み、降坂判定フラグFdwsを値1にセットする。
その後、ステップS211で、定常状態カウンタCstbが第1の規定時間T1相当のカウンタ値C(10)よりも大きいか否かを判定する。第1の規定時間T1は、出力安定の状態が継続していることを判定できる値であり、例えば10secである。そして、定常状態カウンタCstbがカウンタ値C(10)よりも大きい場合には、減速状態が解除されたものと判断し、ステップS212で減速判定フラグFdclをゼロにリセットし、ステップS213へ進む。
ステップS213では、定常状態カウンタCstbが第2の規定時間T2(例えば60sec)相当のカウンタ値C(60)よりも大きいか、又は減速開始(すなわち降坂減速カウンタCdslのカウントアップ開始)から所定時間(例えば120sec)が経過したか否かを判定する。ステップS213で肯定判定がなされた場合には、次回以降の本処理で降坂判定を再度行うために、ステップS214で降坂減速カウンタCdslをゼロにリセットする。また、ステップS214の後のステップS215では、定常状態カウンタCstbが第3の規定時間T3相当のカウンタ値C(180)よりも大きいか否かを判定する。この第3の規定時間T3は、出力安定の状態が長時間継続しており、もはや降坂走行時に該当しないことを判定できる値であり、例えば180secである。そして、定常状態カウンタCstbがカウンタ値C(180)よりも大きくなると、降坂走行が解除されたものとして、ステップS216で降坂判定フラグFdwsをゼロにリセットし、本処理を終了する。
図5は、減速降坂判定処理による判定開始後における各種フラグ及びカウンタの推移を示すタイムチャートである。図5において、時刻t11では、例えばアクセルペダルが戻されることでスロットル開度が減少する。これにより、出力低下の状態であることが判定され、降坂減速カウンタCdslが値1だけカウントアップされるとともに、減速判定フラグFdclが値1にセットされる。以降、出力低下の状態又は減速動作が判定される毎に降坂減速カウンタCdslが値1ずつカウントアップされていき、所定回数(ここでは9回)以上になると、降坂判定フラグFdwsが値1にセットされる。その後、定常状態カウンタCstbが、第1の規定時間T1相当のカウンタ値C(10)よりも大きくなると、減速判定フラグFdclがゼロにリセットされる。また、定常状態カウンタCstbが、第3の規定時間T3相当のカウンタ値C(180)よりも大きくなると、降坂判定フラグFdwsがゼロにリセットされる。
次に、吸気系故障判定処理の手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。まず、図6のステップS301で、スロットル開度及び吸入空気量の実測値に基づいて吸気管11に破損異常が発生しているか否かを判定するための基準値として、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthを設定する。スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthは、都度のエンジン回転速度を維持できる最低限のエンジン出力を発生可能なスロットル開度、吸入空気量として表されるものであり、エンジン回転速度毎にそれぞれ設定される。スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthを設定するには、例えば図7に示すような、スロットル開度判定値又は吸入空気量判定値とエンジン回転速度との関係(マップ又はテーブル)を用いる。図7において、(a)はスロットル開度判定値Hthとエンジン回転速度との関係を示し、(b)は吸入空気量判定値Qthとエンジン回転速度との関係を示す。図7の関係によると、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthは、無負荷運転時におけるアイドル回転速度でのスロットル開度及び吸入空気量を基準に、エンジン回転速度毎に設定される。また、この関係では、エンジン回転速度が大きいほどスロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthが大きい値に設定される。そして、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthは、それぞれ所定回転速度毎(ここでは500rpm毎)の値が予めROMに記憶されており、ECU40によりその都度のエンジン回転速度に応じた値が算出される。
続いてステップS302で、アクセル対応スロットル開度HaccとISC補正スロットル開度Hkとに基づいて判定用スロットル開度Hjを算出する。本実施形態では、アクセル対応スロットル開度Haccを算出し、その算出した値に、図2のISC制御量換算処理で算出したISC補正スロットル開度Hkを加算することにより判定用スロットル開度Hjを算出する(図3参照)。前述したように、判定用スロットル開度HjにおいてISC補正スロットル開度Hkを考慮することで、エンジン始動直後のアクセル全閉でのファーストアイドル中でも故障検出を可能にしている。なお、本実施形態において、アクセル対応スロットル開度Haccは、例えばアクセル操作量とスロットル開度とが関連づけられたマップ等を用い、これにアクセルセンサ36で検出されたアクセル操作量を対応させることで算出される。
その後のステップS303では、異常検知を行うための前提条件が成立しているか否かを判定する。ここでいう前提条件としては、車両が減速時及び降坂走行時でないこと(すなわち減速判定フラグFdclがゼロであって降坂判定フラグFdwsがゼロであること)、及びスロットル開度の安定時であること(すなわち車速が所定速度(例えば120km/h)未満であってスロットル開度なまし値とその検出値との差が所定値(例えば3deg)以下であること)とする。そして、これらの前提条件が成立していることを条件として、ステップS304へ進み、判定用スロットル開度Hj及びエアフロメータ14の出力値Qjに基づいて吸気管11の破損異常を判定する。
この異常判定として、ステップS304では、判定用スロットル開度Hjが、スロットル開度判定値Hth以上であるか否かを判定するとともに、エアフロメータ14の出力値(吸入空気量)Qjが吸入空気量判定値Qth以下であるか否かを判定する。これらの両条件を満たさない場合には、ステップS305へ進み、仮異常カウンタCerr及び本異常フラグFerrをゼロにリセットする。
一方、判定用スロットル開度Hjがスロットル開度判定値Hth以上であって、かつ吸入空気量Qjが吸入空気量判定値Qth未満の場合には、スロットルバルブ14が基準スロットル開度以上であるにもかかわらず、最低限のエンジン出力を発生する吸入空気量が検出されないことから、吸気系に何らかの異常が発生しているものと判断する。そして、ステップS306へ移行し、吸入空気量Qjがゼロよりも大きいか否かを判定する。このとき、吸入空気量Qjがゼロであれば、ステップS308で、その吸気系の異常はエアフロメータ14の出力断線による故障と判断し、ステップS311へ進む。ステップS311では、エンジンチェックランプ35を点灯してフェイルセーフ処理に移行する。フェイルセーフ処理では、燃料噴射量の算出方法として、例えばスロットル開度とエンジン回転速度とを用いることにより燃料噴射制御を行う。これにより、エアフロメータ13の故障が発生した場合には、エアフロメータ13の出力値を用いずに別の方法で燃焼噴射制御を行うことにより、退避走行が可能となる。
これに対し、吸入空気量Qjがゼロよりも大きい場合には、エアフロメータ14の出力断線に相当する空気量(0g/sec)よりも多い吸入空気量がエアフロメータ13で計測されている。したがって、その吸気系の異常は、エアフロメータ14の出力断線による異常ではなく、吸気管11の破損異常である可能性が高いものと判断する。すなわち、スロットルバルブ14が基準スロットル開度に対して開状態ではあるが、最低限のエンジン出力を発生する吸入空気量以上の値が検出されなければ、エアフロメータ13とスロットルバルブ14との間の吸気管11には、エンジンストールに至る可能性があるほど破損面積の大きな破損異常が発生しているものと判定できる。その後、ステップS307で仮異常カウンタCerrを値1だけインクリメントする。
そして、本処理を繰り返し実行することにより仮異常カウンタCerrが所定回数(例えば3回)以上になると、ステップS309で肯定判定がなされ、ステップS310へ進み、本異常フラグFerrを値1にセットする。その後ステップS311へ進み、フェイルセーフ処理に移行する。これにより、吸気管11に破損異常が生じた場合に退避走行を行うことが可能になる。
以上説明した実施の形態によれば、次の優れた効果が得られる。
上記実施形態では、判定用スロットル開度Hjとエアフロメータ13の検出値Qjとに基づいて吸気系異常を判定するため、エアフロメータ13の下流側であってスロットルバルブ14の上流側に発生した吸気系異常を簡易に検知することができる。また、吸気系異常として、吸気管11の漏れ異常とエアフロメータ13の出力断線による異常とを区別して検知することができる。
スロットル開度がエンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生可能な開度以上であるにもかかわらず、エアフロメータ13の出力値が、その最低限のエンジン出力を発生可能な空気量に見合う値でない場合には、エンストに至る可能性のある破損異常が存在するものと判断できる。この点を鑑み、本実施形態では、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthが、都度のエンジン回転速度を維持できる最低限のエンジン出力を発生可能なスロットル開度、吸入空気量に設定されているため、エンスト発生に至る可能性の高い吸気管異常を好適に検出することができる。また、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthが、エンジン回転速度に応じて可変に設定されているため、精度の高い異常判定を行うことができる。
車両の減速時及び降坂走行時には吸気系の異常判定を禁止するため、エアフロメータ13の検出値におけるアンダーシュート等を原因とした異常判定を回避することができる。これにより、破損異常の誤判定を好適に回避することができる。
判定用スロットル開度Hjとして、アクセル操作量に対応するスロットル開度HaccにISC補正スロットル開度Hkを足し合わせた値を用いるため、吸気系異常の判定の精度を高めることができる点で好適である。
スロットルバルブ14の上流側であってスロットルバルブ13の下流側に、多気孔性の外筒と樹脂製の薄膜からなる振動膜とで構成される機能ダクトが設けられている場合、一般的な膜厚のゴム材料で形成された吸気管11と比較して、振動膜の破損により吸気管11と外部とが連通しやすいことが考えられる。この点、本実施形態では、当該箇所における破損異常を高い精度で検出できることから、このような機能ダクトに好適に適用できる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
上記実施形態では、吸気系異常の判定条件として、判定用スロットル開度Hjがスロットル開度判定値Hth以上であること、及びエアフロメータ14の出力値Qjが吸入空気量判定値Qth未満であることとしたが、更なる判定条件として、エンジンストールが発生したことを追加して吸気系異常を判定してもよい。こうすることで、面積の大きい漏れ異常を確実に検出することができる。
上記実施形態では、車両が減速中又は降坂走行中であることを図4の減速降坂判定処理により判定したが、これ以外の方法により判定してもよい。例えば、減速中か否かについては、車速センサ31の出力値を用いて行ってもよい。また、降坂走行中か否かについては、車両に勾配センサが設けられている場合にはこの勾配センサを用いて行ってもよい。
上記実施形態では、図2のISC補正量換算処理で算出されたISC負荷補正流量Qkに基づいてISC補正スロットル開度Hkを算出し、これにアクセル対応スロットル開度Haccを加えたものを判定用スロットル開度Hjとして用いたが、判定用スロットル開度Hjの算出方法はこれに限定しない。例えば、スロットルバルブ14の都度の絶対開度から、無負荷運転時におけるアイドル回転速度でのスロットル開度を差し引いた値を、判定用スロットル開度Hjとしてもよい。あるいは、スロットルバルブ14の都度の絶対開度を判定用スロットル開度Hjとしてもよい。
上記実施形態では、スロットル開度判定値Hth及び吸入空気量判定値Qthをエンジン回転速度毎に設定したが、エンジン回転速度にかかわらず一定値であってもよい。
上記実施形態では、空気量調整手段としてスロットルバルブ14を適用したが、これに限定せず、エンジン内へ導入される空気量を調整可能なものであればよい。
エンジン制御システムの全体概略構成図。 ISC補正量換算処理を示すフローチャート。 スロットル開度と吸入空気量との関係を示す図。 減速降坂判定処理を示すフローチャート。 減速降坂判定処理での各種フラグ及びカウンタの推移を示すタイムチャート。 吸気管故障判定処理を示すフローチャート。 スロットル開度判定値及び吸入空気量判定値を示す図。
符号の説明
10…エンジン、11…吸気管、13…エアフロメータ、14…スロットルバルブ、…、15…スロットルアクチュエータ、40…ECU。

Claims (5)

  1. 吸気管に、流入空気量を調整する空気量調整手段が設けられるとともに、該空気量調整手段の上流側に空気量センサが設けられるエンジンに適用され、
    前記空気量調整手段を通過する通過空気量と、前記空気量センサの検出値とに基づいて、前記空気量調整手段の上流側であって前記空気量センサの下流側における吸気系の破損異常を判定する異常判定手段を備えることを特徴とする吸気系異常検知装置。
  2. 前記異常判定手段は、前記空気量調整手段の通過空気量が基準量よりも多い場合に、前記空気量センサの検出値を空気量異常判定値と比較することにより、前記吸気系の破損異常を判定するものであり、
    前記空気量異常判定値は、都度のエンジン回転速度に基づいて可変に設定されることを特徴とする請求項1に記載の吸気系異常検知装置。
  3. 前記空気量調整手段は、スロットル弁の開度を調整するスロットル開度調整手段であり、
    前記異常判定手段は、前記スロットル開度調整手段のスロットル開度が前記基準量に相当する基準スロットル開度以上の場合に、前記空気量センサの検出値に基づいて前記吸気系の異常を判定するものであり、
    前記基準スロットル開度は、都度のエンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生するスロットル開度として設定され、
    前記空気量異常判定値は、都度のエンジン回転速度を維持するのに必要な最低限のエンジン出力を発生する吸入空気量として設定されることを特徴とする請求項2に記載の吸気系異常検知装置。
  4. 車両が減速中又は降坂走行中であることを判定する減速降坂判定手段を備え、
    前記異常判定手段は、前記減速降坂判定手段により前記車両が減速中又は降坂走行中であると判定された場合には前記吸気系における破損異常の判定を禁止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吸気系異常検知装置。
  5. 前記空気量センサの断線故障を判定する判定手段を備え、
    前記異常判定手段は、前記空気量調整手段の通過空気量と前記空気量センサの検出値とに基づく異常判定条件が満たされ、かつ前記空気量センサの断線故障が判定されていない場合に、前記吸気系の破損異常が生じているものと判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の吸気系異常検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020168926A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびその異常診断方法

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