JP2009154250A - バンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法及びバンドナイフ式スライサー - Google Patents

バンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法及びバンドナイフ式スライサー Download PDF

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Abstract

【課題】化学的機械的研磨に用いるスライス厚み精度および平滑性に優れた研磨パッドを得るためのバンドナイフ式スライサーおよびその刃位置調整方法の提供。
【解決手段】バンドナイフ3の熱膨張の増減を調整することによってバンドナイフの刃先の位置を制御するため、バンドナイフへ温度調整された液体を噴射する噴射ノズル2を設ける。被加工物を一対のニップロール6,6’により挟持しつつバンドナイフへ送り出しながらシート状にスライスするに際し、バンドナイフに液体を噴射してバンドナイフの熱膨張の増減を調整することにより、バンドナイフの刃先の位置を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、バンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法及びバンドナイフ式スライサーに関する。
従来、化学的機械的研磨法(Chemical Mechanical Polishing)による研磨パッド製造プロセスにおいて、ポリウレタン樹脂からなるブロック材からシート状の研磨パッドを切り出すために、バンドナイフ式スライス方法が用いられている。
バンドナイフ式スライサーは、前縁に刃を形成した帯状でエンドレスのバンドナイフを一対のプーリに緊張状態で懸掛けしたスライス装置であって、バンドナイフを回転させつつ、前述した刃に被切断物を押し付けることによりこれを上下にスライスするものである。このとき、平滑性や厚み精度に優れた研磨パッドを得るには、スライス時におけるスライスポイントの安定化、すなわちバンドナイフの刃先の位置変動を如何にして抑制するかが最も重要なポイントである。そのため特許文献1〜3には、ブロック材を均一にかつ効率良くスライスする具体的な手法が提案されている。
たとえば、特許文献1には、プーリ外周面に突起部を設け、該突起部に、バンドナイフに設けられた穿孔部を噛み合わさることで、バンドナイフとプーリ外周面との滑りを無くすことを狙った手法が開示されている。しかしながら、バンドナイフのスライス摩耗や摩耗した刃先の再研削により、スライスの厚み精度を左右するバンドナイフの刃先の位置が経時的に徐々に後退し変化するため、目標とする平滑性や厚み精度が得にくく、研磨パッドが必要とする高精度なスライス性を十分に満足するものではなかった。
また、特許文献2には、バンドナイフの走行方向に対して回転軸を傾斜し圧接した調整ロールを設け、該調整ロールの傾斜角をバンドナイフの刃先の変動に対応して変化させることで、バンドナイフの刃先の位置をコントロールすることを狙った手法が開示され、特許文献3には、プーリ表面にゴムをライニングし、その外周面に溝加工をすることにより、バンドナイフとプーリ外周面の接触面における摩擦を増やし、相互の滑りを抑制することを狙った手法が開示されている。
しかしながら、バンドナイフ式スライサーに用いられるバンドナイフは、金属からなるベルトであり、その巾方向の前後に張力差がある場合、張力が低い側に進行する性質がある。バンドナイフ式スライサーを用いる場合、被加工物は通常スライスし易いように軟化させるため、オーブンにより予備加熱された被加工物からの熱伝達やスライス時の摩擦熱等により、バンドナイフには熱膨張が起こる。その結果、バンドナイフの張力は、その巾方向に於いて、スライス時に被加工物と接触する刃先側が緩むことになり、上述した張力の低い側に移動するという金属ベルトの性質により、スライスが進むと供に、バンドナイフは徐々に被加工物の投入方向とは逆側に進もうとする。
よって、バンドナイフの刃先の位置を調整ロールにより無理矢理調整したり、バンドナイフとプーリの接触摩擦を大きくし滑りを抑制しようとしても、上述した様に、巾方向において張力が低い側に移動するという金属ベルトが持つ本質的問題により、バンドナイフの刃先の位置が変動し、研磨パッドが要求する様な高精度なスライスが難しい。加えてバンドナイフの進行がより進むと、バンドナイフがニップロールと被加工物の間に挟まれ動かなくなり、装置が停止する事態を招くことにもなり得る。
実開昭62−130815号公報 特開昭63−120018号公報 実開平04−005910号公報
本発明の目的は、近年の化学的機械的研磨法に用いられる研磨パッドの様に、厚み精度および平滑性に優れた研磨パッド等を製造する際に適用することが可能なバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法及びバンドナイフ式スライサーを提供することにある。
上述した目的を達成する本発明のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法は(1)の方法からなる。
(1)一方の端面に刃を形成した帯状で金属からなるエンドレス状のバンドナイフと、該バンドナイフを緊張状態に巻き付けた一対のプーリとを用い、該プーリの少なくとも一方を駆動させて前記バンドナイフを走行させるとともに、被加工物を一対のニップロールにより挟持し、前記バンドナイフへ送り出しながらシート状にスライスするに際し、前記バンドナイフに液体を噴射し、前記バンドナイフの熱膨張の増減を調整することで、前記バンドナイフの刃先の位置を制御することを特徴とするバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
(2)前記バンドナイフの巾方向において、前記液体を前記バンドナイフの先端部或いは後端部のいずれか一方に噴射することを特徴とする、前記(1)に記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
(3)前記バンドナイフの巾方向において、前記液体を少なくとも2箇所から噴射することを特徴とする、前記(1)または(2)に記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
(4)前記液体の温度を一体に或いは噴射する場所の数に応じ個別に調整し、前記バンドナイフに噴射することを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
(5)前記被加工物をシート状にスライスしている最中の前記バンドナイフに対して、前記被加工物を通過し終えた直後の位置に前記液体を噴射することを特徴とする、前記(1)〜(4)のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
(6)一方の端面に刃を持った帯状で金属からなるエンドレス状のバンドナイフと、前記バンドナイフを緊張状態に巻き付けた一対のプーリと、該プーリの少なくとも一方を駆動するプーリ駆動手段と、被加工物を挟持する一対のニップロールと、該ニップロールの少なくとも一方を駆動して前記被加工物を前記バンドナイフへ送り出すロール駆動手段とを有し、さらに、前記バンドナイフの熱膨張の増減を調整し該バンドナイフの刃先の位置を制御するため、前記バンドナイフへ液体を噴射する噴射ノズルを有することを特徴とするバンドナイフ式スライサー。
(7)前記バンドナイフの巾方向に前記噴射ノズルを少なくとも2個有することを特徴とする、前記(6)に記載のバンドナイフ式スライサー。
(8)前記噴射ノズルに供給される前記液体の温度を一体に或いは個別にコントロールする温度調整手段を有していることを特徴とする、前記(6)または(7)に記載のバンドナイフ式スライサー。
(9)前記噴射ノズルは、前記被加工物をシート状にスライスしている最中の前記バンドナイフの、前記被加工物を通過し終えた直後の位置に、設けられていることを特徴とする、前記(6)〜(8)のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサー。
(10)前記(1)〜(5)のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法または前記(6)〜(9)のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーを用いてスライスされた研磨パッド。
請求項1にかかる本発明によれば、優れたスライス性を有する新規なバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法が提供されるので、特に化学的機械的研磨法で使用するのに好適な、厚み精度および平滑性に優れた研磨パッド等を提供することができる。
また、請求項6にかかる本発明によれば、優れたスライス性を有する新規なバンドナイフ式スライサーが提供されるので、特に化学的機械的研磨法で使用するのに好適な、厚み精度や平滑性に優れた研磨パッド等を製造することができる。
以下、更に詳しく本発明について、説明する。
図1は、本発明にかかるスライサーの構造を示した概略図であり、スライサー1は、一方の端面に刃を持った帯状で金属からなるエンドレス状のバンドナイフ3、バンドナイフ3を緊張状態に巻き付けた一対のプーリ4、4’、被加工物を挟持する一対のニップロール6、6’ 等からなっている。さらにプーリ4、4’ の少なくとも一方を駆動するプーリ駆動手段5、及びニップロール6、6’ の少なくとも一方を駆動して被加工物を前記バンドナイフへ送り出すロール駆動手段7等も備えている。
図2は図1に示した概略図のZ−Z断面を示した概略図であり、バンドナイフ3はニップロール6,6’の中心線CLと刃先Qとの間隔Lを保ちながらナイフ把持部9により走行可能な状態で把持されるととともに、押しボルト10及びロッド11により、バンドナイフ3の巾方向における後端位置を走行自在に規制している。なお、巾方向における後端とは、バンドナイフの被加工物に接触する側とは反対側をいう。
上記図1、2において、8は被加工物としてのプラスチック樹脂からなるブロック材で、ニップロール6、6’により挟持されながらバンドナイフ側へ送り出されることで、プーリ4、4’に緊張状態で把持されながら走行するバンドナイフ3により、上下にシート状にスライスされる。
このような装置で被加工物をシート状にスライスするに際し、本発明においては、バンドナイフ3に液体を噴射し、バンドナイフ3の熱膨張の増減を調整することで、バンドナイフ3の刃先の位置を制御する。
図3は、上記図1、2において、本発明にかかる刃位置調整方法を示すバンドナイフ式スライサーの斜視図であり、2は、ブロック材8をシート状にスライスしている最中のバンドナイフ3に向け、該バンドナイフ先端部の温度より低い液体を噴射する噴射ノズルで、前記バンドナイフ3がブロック材8を通過し終えた直後の位置に備えられている。かかる噴射ノズル2の内部構造を図4に示すが、噴射ノズル2によれば、給水管201から供給された液体と、空気導入管202から停留部203を介し噴射孔204から噴射された圧縮空気とが混合部205で混ざり合い、霧状となって噴射される。
噴射ノズル2から噴射された液体の冷却効果により、バンドナイフ3の先端部が熱膨張することを抑制することができるので、上記先端部の張力低下を抑えることが可能となる。その結果、バンドナイフ3がブロック8進行方向に対して逆の方向に進行することを防ぎ、スライス時における刃先の位置変動を制御することができるので、非常に厚み精度に優れた研磨パッドが得られる。
また、図5に、本発明にかかる別の刃位置調整方法を示す。この態様では、上記図3と逆の効果を狙い、噴射ノズル2からバンドナイフ3の後端部に向け高温の液体を噴射し、後端部を積極的に加熱し膨張させる。スライスによる摩擦熱でバンドナイフ3の先端部に熱膨張が生じるが、それに合わせてバンドナイフ3の後端部も積極的に熱膨張させ、張力をバンドナイフ3の巾方向に均一化することができる。その結果、バンドナイフ3がブロック8進行方向に対して逆の方向に進行することを防ぐことができ、バンドナイフ3の刃先の位置が安定し、非常に高精度なスライスが可能となる。
さらに、図6に示す態様も可能である。すなわち、上記図3及び図5の双方の組み合わせの効果を狙い、バンドナイフ3の巾方向において複数個の噴射ノズル2を設けることの好ましい。上記図3、5の態様のものを各々単独で実施した場合に比べ、その相乗的効果により、非常に厚み精度に優れたスライスが可能となる。
また、図7に示すように、バンドナイフ3を噴射ノズル2で挟む様にして両面から噴射することで、更に効率の良いスライスが実現できる。
本発明において使用される液体は、水、潤滑油、切削油、アルコールなど特に限定されるもではなく、上記効果が得られるものであれば、如何なる態様のもので合っても構わない。かかる液体は、温度を一体に或いは噴射する場所の数に応じ個別に調整することが好ましい。その手段としては、液体温度の測定器と、測定した液体の温度に対応して加熱温度を設定できる熱交換機およびコントローラなどを例示できる。
図8に、被加工物に対するバンドナイフ3の刃位置を自動的に調整する方法を示す。23は、タンク26に貯蔵された液体を噴射ノズル2へ送液するためのポンプであり、21は、送液中の液体の温度をコントロールする熱交換機である。また、27は、タンク26へ水を供給するためのハンドバルブであり、24は、位置検出センサー25により検出されるバンドナイフ3の刃先の位置の変化量と温度測定器22により測定した液体の温度に対応し、熱交換機21の加熱温度を設定するためのコントローラである。
ポンプ23においては、ギアポンプ、モーノポンプ、ダイヤフラムポンプ、チューブポンプなど液体を送液できるものであれば如何なる構造のものであっても良く、更に液体の送りを計量しながら送液できるものであればより好ましい。32は圧縮空気を製造する圧縮空気製造手段であり、製造された圧縮空気は減圧弁31にて適正な圧力に減圧され、ポンプ23により送液された液体と供に、噴射ノズル2から噴霧上に噴射される。また、33は減圧弁31で減圧された圧力を表示する圧力計である。
なお、ポンプ23は、噴射ノズル2の構造が、圧縮空気を噴射することで発生する吸引力により、タンク26から液体を直接吸引できることが可能であれば省くことができる。その場合の噴射する液体の送液量は、減圧弁31により噴射ノズル2へ送る圧縮空気の圧力を変更し、発生する吸引力を調整することにより、コントロールすることが可能である。
上記のような構成の本発明によれば、ハンドナイフ3の前後の位置を精密に制御することができるので、生産性に優れた極めてきめ細やかな高精度なスライスが可能となる。
以下、実施例に基づき、本発明のバンドナイフ式スライサーおよび刃位置調整方法の、具体的構成、効果について説明をする。
図1〜図3に示した構成のバンドナイフ式スライサー(実施例1)及び図8に示した構成のバンドナイフ式スライサー(実施例2)を用いて、ポリウレタン樹脂からなる巾1000mm、長さ1000mm、厚み20mmのブロックをスライスし、厚み2mmの研磨パッドを製造した。
スライス条件は、ニップロール6によるウレタン樹脂のニップ代を0.2mmに、ニップロール6,6’の中心線CLと刃先Qとの間隔Lを3mmに設定し、ニップロール6の送り速度を1m/分に、またバンドナイフの切削速度を8m/分とした。また、噴射ノズル2から噴射する液体としては水を使用し、かかる水のポンプ23による送液量を60cc/分に、減圧弁31による圧縮空気の噴射圧力を150KPaに設定し、バンドナイフ3の幅方向先端側に向け噴射した。
また、比較のために、図1〜図3に示した構成のバンドナイフ式スライサーで噴射ノズル2を用いなかった以外は同様にして研磨パッドを製造した(比較例)。
評価は、スライス時におけるバンドナイフ3の刃先の位置(ニップロール6,6’の中心線CLから刃先Qまでの距離)と供に、スライスしている状態が区別できる様に、スライス時におけるモータの消費電流も併せ測定し、結果をレコーダーに出力させその変化を比較した。
図9にそれらの結果を示す。この図からも明らかの様に、噴射ノズルを用いずにスライスを実施した比較例においては、スライスが進むと供に、バンドナイフ3の刃先の位置がブロック材8の進行方向とは逆方向に大きく動くのに比べ、実施例1の態様によれば、噴射ノズル2からバンドナイフ3の先端部に向け液体を噴射し、スライスによる熱膨張を抑制することすることができるので、その動きを遙かに小さくできる。更に、実施例2の態様によれば、バンドナイフ3の刃先の位置変動を抑制するため、バンドナイフ3の刃先の位置を検出し、刃先の位置の変動量に応じて、噴射ノズル2に送る液体の温度をコントロールすることで、バンドナイフ3の刃先がほとんど動かなくなる。その結果、厚み精度、平滑性に優れたスライスが実現できると供に、スライス時の消費電流についても、小刻みな変動が抑制され、極めて安定したスライスが可能になる。
本発明にかかるバンドナイフ式スライサーの構成例をモデル的に示した概略図である。 図1に示した本発明にかかるバンドナイフ式スライサーのZ−Z断面における概略図である。 図2における噴射ノズル2近傍の構成例をモデル的に示した概略斜視図である。 本発明にかかるバンドナイフ式スライサーで使用する噴射ノズル2の構造を模式的に示した概略断面図である。 図2において液体をバンドナイフの後端部に向け噴射する場合の構成例をモデル的に示した概略斜視図である。 図2において液体をバンドナイフの全巾に渡り噴射する場合の構成例をモデル的に示した概略斜視図である。 本発明にかかるバンドナイフ式スライサーの構成例の別の態様をモデル的に示した概略図である。 バンドナイフの位置を検知しコントロールする構成を示した概略図である。 実施例および比較例における刃先位置およびモータの電流値を示す図である。
符号の説明
1 スライサー
2 噴射ノズル
3 バンドナイフ
4、4’ プーリ
5 プーリ駆動手段
6、6’ ニップロール
7 ロール駆動手段
8 ブロック材
9 ナイフ把持部
10 押しボルト
11 ロッド
21 熱交換機
22 温度測定器
23 ポンプ
24 コントローラ
25 位置検出センサ
26 タンク
27 ハンドバルブ
31 減圧弁
32 圧縮空気製造手段
33 圧力計
201 給水管
202 空気導入管
203 停留部
204 噴射孔
205 混合部
CL ニップロールの中心線
Q 刃先

Claims (10)

  1. 一方の端面に刃を形成した帯状で金属からなるエンドレス状のバンドナイフと、該バンドナイフを緊張状態に巻き付けた一対のプーリとを用い、該プーリの少なくとも一方を駆動させて前記バンドナイフを走行させるとともに、被加工物を一対のニップロールにより挟持し、前記バンドナイフへ送り出しながらシート状にスライスするに際し、前記バンドナイフに液体を噴射し、前記バンドナイフの熱膨張の増減を調整することで、前記バンドナイフの刃先の位置を制御することを特徴とするバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
  2. 前記バンドナイフの巾方向において、前記液体を前記バンドナイフの先端部或いは後端部のいずれか一方に噴射することを特徴とする請求項1に記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
  3. 前記バンドナイフの巾方向において、前記液体を少なくとも2箇所から噴射することを特徴とする請求項1または2に記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
  4. 前記液体の温度を一体に或いは噴射する場所の数に応じ個別に調整し、前記バンドナイフに噴射することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
  5. 前記被加工物をシート状にスライスしている最中の前記バンドナイフに対して、前記被加工物を通過し終えた直後の位置に前記液体を噴射することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法。
  6. 一方の端面に刃を持った帯状で金属からなるエンドレス状のバンドナイフと、前記バンドナイフを緊張状態に巻き付けた一対のプーリと、該プーリの少なくとも一方を駆動するプーリ駆動手段と、被加工物を挟持する一対のニップロールと、該ニップロールの少なくとも一方を駆動して前記被加工物を前記バンドナイフへ送り出すロール駆動手段とを有し、さらに、前記バンドナイフの熱膨張の増減を調整し該バンドナイフの刃先の位置を制御するため、前記バンドナイフへ液体を噴射する噴射ノズルを有することを特徴とするバンドナイフ式スライサー。
  7. 前記バンドナイフの巾方向に前記噴射ノズルを少なくとも2個有することを特徴とする請求項6に記載のバンドナイフ式スライサー。
  8. 前記噴射ノズルに供給される前記液体の温度を一体に或いは個別にコントロールする温度調整手段を有していることを特徴とする請求項6または7に記載のバンドナイフ式スライサー。
  9. 前記噴射ノズルは、前記被加工物をシート状にスライスしている最中の前記バンドナイフの、前記被加工物を通過し終えた直後の位置に、設けられていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサー。
  10. 請求項1〜5のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーの刃位置調整方法または請求項6〜9のいずれかに記載のバンドナイフ式スライサーを用いてスライスされた研磨パッド。
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