JP2009153824A - 生体センサ - Google Patents
生体センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009153824A JP2009153824A JP2007336885A JP2007336885A JP2009153824A JP 2009153824 A JP2009153824 A JP 2009153824A JP 2007336885 A JP2007336885 A JP 2007336885A JP 2007336885 A JP2007336885 A JP 2007336885A JP 2009153824 A JP2009153824 A JP 2009153824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biological information
- biosensor
- detects
- boat
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
【課題】使用者が生体センサの装着の違和感を受けず、生体情報の検出が容易でありかつ生体センサの脱落を抑制すること。
【解決手段】本発明は、耳甲介艇に挿入され保持される保持部40と、保持部40に設けられ耳甲介艇から生体情報を検出する生体情報検出部60と、を具備する生体センサである。本発明によれば、保持部40は耳甲介艇内に保持され、生体センサ10が脱落することを抑制することができる。さらに、生体情報検知部60が耳甲介艇の生体情報を検出するため、生体情報を容易に検出することができる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、耳甲介艇に挿入され保持される保持部40と、保持部40に設けられ耳甲介艇から生体情報を検出する生体情報検出部60と、を具備する生体センサである。本発明によれば、保持部40は耳甲介艇内に保持され、生体センサ10が脱落することを抑制することができる。さらに、生体情報検知部60が耳甲介艇の生体情報を検出するため、生体情報を容易に検出することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、生体センサに関し、特に、耳甲介艇から生体情報を検出する生体センサに関する。
脈拍等の生体に関する情報である生体情報を検出する生体センサは、使用者の生体情報を取得するために用いられている。生体情報を取得する部位として耳介を用いる生体センサが用いられている。特許文献1においては、耳介内の耳甲介腔から生体情報を取得している。
特開平11−178803号公報
特許文献1においては、イヤホンに生体センサが設けられており、音楽を聴取しつつ、生体情報を取得することができる。これにより、生体センサを装着しているという違和感なく生体情報を検出することができる。しかしながら、耳甲介腔から脈拍等の生体情報を検出することは容易ではない。また、生体センサが脱落しやすいという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、使用者が生体センサの装着の違和感を受けず、生体情報の検出が容易でありかつ生体センサの脱落を抑制することを目的とする。
本発明は、耳甲介艇に挿入され保持される保持部と、前記保持部に設けられ前記耳甲介艇から生体情報を検出する生体情報検出部と、を具備する生体センサである。本発明によれば、保持部は耳甲介艇内に保持され、生体センサが脱落することを抑制することができる。さらに、生体情報検知部が耳甲介艇の生体情報を検出するため、生体情報を容易に検出することができる。
上記構成において、保持部を固定する本体部と、前記本体部に固定され、外耳孔内に挿入され保持される発音部と、を具備する構成とすることができ。この構成によれば、保持部に加え発音部でも生体センサを保持することができる。よって、より生体センサの脱落を抑制することができる。また、使用者は発音部より音楽等を聴取できるため、使用者が違和感を受けることなく生体センサが生体情報を取得することができる。
上記構成において、前記生体情報検出部は、前記耳甲介艇から脈波を検出する構成とすることができる。また、上記構成において、前記生体情報検出部は、前記耳甲介艇から脈波を検出する光電センサである構成とすることができる。
本発明によれば、保持部は耳甲介艇内に保持され、生体センサが脱落することを抑制することができる。さらに、生体情報検知部が耳甲介艇の生体情報を検出するため、生体情報を容易に検出することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例について説明する。
図1は実施例1に係る生体センサを有する生体センサシステムのブロック図である。生体センサ10は後述するように生体情報検出部60および発音部30を有している。生体情報検出部60が検出した生体情報(例えば脈波)は、演算部11に出力される。演算部11は、例えばCPUであり、生体情報を演算し結果を表示部12に出力する。表示部12は例えば液晶表示部であり、演算結果を表示する。演算結果は、例えば脈波から演算した脈拍数である。記憶装置13は、例えば不揮発性メモリであり、生体情報または演算結果等の生体情報に関する情報を記憶する。演算部11は、演算結果をさらに判断部14に出力する。
判断部14は、演算結果に基づき使用者の生体状況(例えばリラックス状態や緊張状態)について判断する。判断結果に基づきオーディオアンプ15および音楽プレーヤ等16を制御する。音楽プレーヤ等16は、音楽プレーヤ以外に、ラジオ受信機、携帯ゲームまたは携帯電話等である。オーディオアンプ15は音楽プレーヤ等16から出力された音声情報を増幅し発音部30に出力する。リモコン17はオーディオアンプ15のボリュームおよび音楽プレーヤ等16の操作(例えば選曲)を行う。例えば、判断部14は、使用者の脈拍数が落ち着いている場合、使用者がリラックス状態にあると判断し、音楽プレーヤ等16にゆったりした曲を選択させ、オーディオアンプ15にボリュームを下げさせる。
図2は実施例1に係る生体センサの表側の図、図3は裏側の図、図4は生体センサの側面図、図5は生体センサを耳介に装着した状態の外観図である。図2から図5を参照に、生体センサ10は、本体部20、スピーカ等の発音部30および脱落を抑制する保持部40を有している。
本体部20の中央部には発音部30が取り付けられている。本体部20の一端には突起状の保持部40が取り付けられている。本体部20の他端からはケーブル52が延出されている。ケーブル52は、演算部11を介し記憶装置13およびオーディオアンプ15を介し音楽プレーヤ等16に接続されている。
保持部40の裏側には、耳甲介艇の生体情報を検出するための生体情報検出部60が設けられている。生体情報検出部60は例えば反射型の光電センサである。反射型光電センサは、赤外線出射部と赤外線検出部とを有している。赤外線出射部が出射した赤外線のうち耳甲介艇内で反射した赤外線を赤外線検出部が検出する。これにより、脈拍等を検出するための血液の流れ(脈波)を検出することができる。なお、生体情報検出部60は、例えば静電容量を検出することにより生体情報を検出する静電容量式センサでもよい。
図5を参照に、生体センサ10を装着する際は、耳甲介艇72に保持部40を挿入する。保持部40の幅は耳甲介艇72の上下の幅よりやや大きくことが好ましい。これにより、保持部40は耳甲介艇72内に保持され、生体センサ10が脱落することを抑制することができる。さらに、生体情報検知部60が保持部40の人体側に設けられ、耳甲介艇72の生体情報を検出する。これにより、生体情報を容易に検出することができる。
以下に、耳甲介艇から生体情報のうち脈波が容易に検出できることを示す実験について説明する。図6に示す耳介100のうち耳甲介艇の顔側の部位71、耳甲介艇の中程の部位72、耳甲介腔の下側の部位73、耳甲介腔の後側の部位74、対耳輪脚の顔側の部位75、対耳輪脚の中程の部位76、上側の耳介裏側の部位77、耳道付近の耳介裏側の部位78、および耳珠の裏側の部位79について、脈波の検出のしやすさを調査した。反射式光電センサ(シャープ株式会社製GP2S24)を各部位に当て、波形をオシロスコープで観察し、良好な脈波を容易に得られるかを調べた。
表1は、調査結果を示す表である。被検者2名の各部位に対し、良好な波形が簡単に得られるかを示している。Aは良好な波形が容易に得られたことを示し、Bは良好な波形が得られたことを示し、Cは良好な波形が得ることが難しかったことを示している。表1を参照に、耳甲介艇の中程の部位72においては、良好な波形が容易に得られている。以上より耳甲介艇から生体情報を検出することが有効であることがわかった。
実施例1によれば、生体情報検知部60が保持部40の人体側に設けられ、耳甲介艇の生体情報を検出する。これにより、生体情報を容易に検出することができる。
さらに、生体センサ10は、保持部40を固定する本体部20を有している。発音部30は、本体部20に固定され、外耳孔内に挿入され保持されることが好ましい。これにより、保持部40に加え発音部30でも生体センサ10を保持することができる。よって、より生体センサ10の脱落を抑制することができる。また、使用者は発音部30より音楽等を聴取できるため、使用者が違和感を受けることなく生体センサ10が生体情報を取得することができる。
実施例1においては、生体情報検出部60は、耳介から生体情報として脈波を検出し、脈拍数を演算する場合について説明した。生体情報は、脈波以外の生体情報であってもよい。例えば、心電、脳波または体温を検出することもできる。さらに、生体情報検出部60として、脈波を検出するセンサ61、62以外に体温情報を検出する体温検知部を設けてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 生体センサ
20 本体部
30 発音部
40 保持部
60 生体情報検出部
20 本体部
30 発音部
40 保持部
60 生体情報検出部
Claims (4)
- 耳甲介艇に挿入され保持される保持部と、
前記保持部に設けられ前記耳甲介艇から生体情報を検出する生体情報検出部と、
を具備することを特徴とする生体センサ。 - 保持部を固定する本体部と、
前記本体部に固定され、外耳孔内に挿入され保持される発音部と、を具備することを特徴とする請求項1記載の生体センサ - 前記生体情報検出部は、前記耳甲介艇から脈波を検出することを特徴とする請求項1または2記載の生体サンサ。
- 前記生体情報検出部は、前記耳甲介艇から脈波を検出する光電型センサであることを特徴とする請求項1または2記載の生体センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007336885A JP2009153824A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 生体センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007336885A JP2009153824A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 生体センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009153824A true JP2009153824A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40958475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007336885A Pending JP2009153824A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 生体センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009153824A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013118904A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Rohm Co Ltd | 脈波センサ |
JP2013146371A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Sony Corp | 血流センサ |
JP2018522497A (ja) * | 2015-07-29 | 2018-08-09 | ボーズ・コーポレーションBose Corporation | イヤホンへのセンサの統合 |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007336885A patent/JP2009153824A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013118904A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Rohm Co Ltd | 脈波センサ |
JP2013146371A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Sony Corp | 血流センサ |
JP2018522497A (ja) * | 2015-07-29 | 2018-08-09 | ボーズ・コーポレーションBose Corporation | イヤホンへのセンサの統合 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240121557A1 (en) | Multifunctional earphone system for sports activities | |
US20210027617A1 (en) | Designer control devices | |
JP2008136556A (ja) | イヤホン装置 | |
US10856063B1 (en) | Stand-alone multifunctional earphone for sports activities | |
ES2380881T3 (es) | Aparato y método pde monitorización auditiva del corazón | |
CN110891478B (zh) | 用于测量和夹带呼吸的耳机 | |
US20080132798A1 (en) | Wireless headsets and wireless communication networks for heart rate monitoring | |
US20070258613A1 (en) | Wearable personal sound delivery apparatus | |
GB201207903D0 (en) | Headset and head mountable display | |
CN110944576B (zh) | 用于测量和夹带呼吸的耳机 | |
EP1374763A1 (fr) | Equipement portable destiné à la mesure et/ou la surveillance de la fréquence cardiaque | |
JP2015521424A (ja) | 生理学的センサ付きのイヤホン及び小型イヤホン | |
GB2438324A (en) | Mobile phone with a stethoscope | |
WO2017024689A1 (zh) | 耳机 | |
JP2008161429A (ja) | 脈拍検出機能を備えたヘッドフォン | |
JP2015211227A (ja) | 再生装置及び再生方法 | |
CN102780939B (zh) | 挂戴式多指向性音响装置 | |
JP2009153824A (ja) | 生体センサ | |
JP5915197B2 (ja) | 血流センサ | |
JP2018186934A (ja) | 生体信号検出装置、および、脳波測定方法 | |
JP3212438U (ja) | ヘッドフォン・デバイス | |
KR100914481B1 (ko) | 임산부용 태교 벨트 | |
WO2008067122A1 (en) | Wireless headsets and wireless communication networks for heart rate monitoring | |
KR102368215B1 (ko) | 생체신호 모니터링이 가능한 이어셋 | |
JP2010050532A (ja) | 身体装着型ノイズキャンセリング指向性スピーカ |