JP2009153116A - 光通信システム、送信器および受信器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信器100に、少なくとも1シンボル期間の中で信号光の光周波数を変化させる光周波数変化部130を具備させ、受信器200に、光周波数変化部130の光周波数変化に応じてデータを同期受信する同期受信部210を具備させる。
【選択図】図1
Description
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の光通信システムにおいて、前記送信器は、前記光周波数変化手段から出力する信号光に対して当該信号光の光周波数に応じて異なる遅延時間を付与する分散手段を具備し、前記受信器は、前記同期受信手段の前段に、受信した信号光に対して前記分散手段および前記伝送路で付与された光周波数毎の遅延時間と逆の遅延時間を付与する逆分散手段を具備する、ことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、前記受信器を、前記信号光の光周波数の変化に同期して光周波数を変化する局発光を用いてコヒーレント検波する同期受信手段を有する受信器に置き換え、該同期受信手段に前記局発光に対して該局発光の光周波数に応じて異なる遅延時間を付与する局発分散手段を具備させた、ことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、前記受信器を、分散による光周波数に応じて異なる遅延時間を付与された前記信号光の光周波数に応じて前記データを同期受信する同期受信手段を有する受信器に置き換えたことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、データに応じて強度変調された光信号を送信する送信器において、前記データの少なくとも1シンボル期間中で前記信号光の光周波数を変化させる光周波数変化手段を備えたことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の送信器において、前記光周波数変化手段は、前記データによって強度変調される際、前、又は後の信号光の光周波数を変化させることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項5に記載の送信器において、前記光周波数変化手段は、前記データを変調した駆動電流を直接レーザダイオードに印加し該レーザダイオードのチャープを用いて前記信号光の光周波数を変化させることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、データの少なくとも1シンボル期間中で光周波数が変化する光信号を受信し光電変換して前記データを再生する受信器であって、前記光周波数の変化に応じて前記データを同期受信する同期受信手段を具備させたことを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記信号光を光周波数に応じて分岐する光分岐手段と、該光分岐手段で分岐した光をそれぞれ検波して電気信号を出力する光検波手段と、該光検波手段の出力電気信号から受信対象とする電気信号を前記光周波数変化手段の光周波数の変化に同期して選択する選択手段とを具備することを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記信号光と前記信号光の光周波数の変化に同期して光周波数を変化する局発光とを混合する第1の混合手段と、該第1の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第2の光検波手段と、該第2の光検波手段から出力する電気信号から中間周波数信号を取り出す第1のバンドパスフィルタと、該第1のバンドパスフィルタの出力信号をコヒーレント検波する第1のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記信号光と前記局発光とを混合する第2の混合手段と、該第2の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第3の光検波手段と、前記信号光と前記局発光との光周波数差の変化に同期して電気信号を変化する第1の信号源と、該第1の信号源で発生した電気信号を入力することにより中心周波数が変化し前記第3の光検波手段から出力する電気信号から中間周波数信号を取り出す第2のバンドパスフィルタと、該第2のバンドパスフィルタの出力信号をコヒーレント検波する第2のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記信号光と前記局発光とを混合する第3の混合手段と、該第3の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第4の光検波手段と、前記信号光と前記局発光との光周波数差の変化に同期して出力する電気信号の周波数を変化する第2の信号源と、前記第4の光検波手段から出力する電気信号と前記第2の信号源で発生した電気信号を乗ずることでコヒーレント検波する第3のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする。
請求項13にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、前記送信器は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された、複数の異なる光周波数の光からなる信号光を送信し、前記受信器の前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生し、前記分岐手段は、それぞれ分岐する複数の光周波数の光同士が、前記光周波数変化手段により変化する光周波数幅以上離れた光を分岐することを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、前記送信器は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された、複数の異なる光周波数の光からなる信号光を送信し、前記受信器の前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ少なくともチップの値が等しい光周波数の光を同期受信の対象として前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生することを特徴とする。
請求項15にかかる発明は、請求項5乃至7のいずれか1つに記載の送信器において、前記周波数変化手段で光周波数が変化する信号光は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された複数の異なる光周波数の光からなることを特徴とする。
請求項16にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生し、前記分岐手段は、それぞれ分岐する複数の光周波数の光同士が、前記光周波数変化手段により変化する光周波数幅以上離れた光を分岐することを特徴とする。
請求項17にかかる発明は、請求項8に記載の受信器において、前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる光信号を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ少なくともチップの値が等しい光周波数の光を同期受信の対象として前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生することを特徴とする。
図1は本発明の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。100は送信器(例えば、ONU)、200は受信器(例えば、OLT)、300は光スプリッタ、400は光ファイバ、500は妨害光を出力する不適合器である。
Tj≒(B/Fs)×Ts
となり、妨害光Cの検出時間Tjはビット期間Tsに比べて極めて短くなるため、妨害光Cの影響は極めて少なくなり、その抑圧比は、「(通過帯域幅B)/(信号光Aの光周波数変動幅Fs)」となる。例えば、信号光Aの通過帯域幅又は信号光を光検波した後の信号の通過帯域幅Bが100MHz、信号光Aの光周波数変動幅Fsが100GHzとすると、妨害光Cの検出時間Tjはビット期間Tsに比べて1/1000となり、妨害光Cの影響を軽減することができる。
Tj≒{(B+Fj)/Fs}×Ts
となる。このときは、検出時間Tjで検出される妨害光Cの強度はB/Fjに軽減される。このため、図2(a)の場合よりも検出時間Tjが長くなるが、妨害光Cの各瞬間の寄与は軽減し、ビット期間全体で図2(a)の場合の{(B+Fj)/Fj}倍となり、抑圧比は、「{(通過帯域幅B)+(妨害光Cの光周波数変動幅Fj)}/(信号光Aの光周波数変動幅Fs)」となる。
図4は送信器100の別の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例において、光周波数変化部140は、周波数変調用の信号を発生させる信号源141と、その信号源141からの周波数変調用の信号と送信データDINを混合する混合器142と、混合器142からの変調信号によって直接発振光を変調する直接変調レーザダイオード143とからなる。混合器142は、送信データDINのビット期間中の「1」のデータを信号源141からの信号によって変調させる。この変調は、図3で説明したように、2ビット以上連続する「1」のデータを1ビットずつランプ波等に変調させても、あるいは前記したように、送信データDINのビット周期と無関係に連続的に変調させてもよい。直接変調レーザダイオード143は、印加電流を送信データDINに応じて変調することで、送信データに応じた強度変調を行うが、印加電流と光出力強度により生じるレーザダイオード内のキャリア変動に応じた屈折率変化を主たる原因として、出力光の周波数が変動するチャープが発生する。ここでは、印加電流を変化させることでこのチャープを積極的に発生させ、信号光の光周波数を変化させる。
図5は送信器100の更なる別の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例において、光周波数変化部150は、送信データDINが入力する波形整形器151と直接変調レーザダイオード152とからなる。波形整形器151は、例えば、NRZ(Non Returun Zero)の送信データDINを入力して1ビット期間の最初と最後が零の値に戻るRZ(Returun to Zero)の信号に変換する変換器と、直接変調レーザダイオード152に対する1ビット当りの印加電流が平坦になる部分を無くするために信号を鈍らせるための、伝送帯域の例えば75%の通過帯域幅をもつローパスフィルタとから構成されている。これによって、1ビット当りの時間幅の矩形波が、ガウシアン等で近似できる強度−時間特性となり、信号光の発光が継続する1ビット期間毎に、連続的に光周波数が変化する。
図6は受信器200の同期受信部210の具体例を示す説明図である。この同期受信部210は、受信した信号光の光周波数に応じて光を分波するプリズム211aと、そのプリズム211aで分波された各光を検出して電気信号に変換する1群の光検出器212aと、その光検出器212aの各出力電気信号を選択する選択器213aとから構成している。選択器213aは、図1の送信器100の信号源131の出力信号、図4の信号源141の出力信号、又は図5の波形整形器151の出力信号の変化に同期して、図1で示した信号源214の出力信号によって、選択動作を行う。なお、プリズム211aは、空間系のプリズムのイメージで記載しているが、ファイバ系や前記した誘電体多層膜あるいはAWG等の構成であってもよい。選択器213aは、メカニカルに選択するイメージで記載しているが、通常では電気的に選択する構成となる。
図7Aは受信器200の別の実施例のコヒーレント検波方式の同期受信部220の構成を示すブロック図である。本実施例においては、同期受信部220は、局発光の変調用の信号源221、その信号源221の出力信号によって発光する局発光の光周波数が変調される局発光源222、局発光源222から出力する局発光と光ファイバ400から受信した信号光とを混合して出力する混合器223、混合器223の出力光を光電変換する際にその2乗検波特性により局発光と信号光のビート成分が発生する光検波器224、光検波器224から出力する電気信号から中間周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ225、およびそのバンドパスフィルタ225の出力信号をコヒーレント検波するコヒーレント検波器226からなる。なお、図では、コヒーレント検波器226は包絡線検波器として示している。
図8は別の実施例の光通信システムの構成を示す図である。本実施例が実施例1の光通信システムと異なる点は、送信器100側の光周波数変化部130の後段に分散器160を配置し、受信器200の同期受信部210の前段に逆分散器230を配置した点である。分散器160および逆分散器230は、伝送中の信号光の時間−光周波数変化の特性を変化させ、光周波数に対する伝播時間を変化させる。例えば、高周波数ほど遅延の大きくなる分散を付与するときは、1ビット期間に信号光の光周波数が低周波数側から高周波数側に変化する場合、1ビットの信号は時間方向に伸張されることになる。これに対し、いずれかが逆であれば、逆に1ビットの信号は時間方向に短縮されることになる。例えば、高周波数ほど遅延の小さくなる分散を付与するときは、1ビット期間に信号光の光周波数が低周波数側から高周波数側に変化する場合、1ビットの信号は時間方向に短縮されることになる。
図9は受信器の別の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例では、受信した信号光に逆分散を与える逆分散器230に代えて、コヒーレント検波型の同期受信部220において、局発分散器227を配置している。この局発分散器227は、信号光と同期して光周波数が変化する局発光源222で発生した局発光に対して、その光周波数に応じて異なる遅延時間を付与する。本実施例では、送信器100側の分散器160と局発分散器227は、光検波器224で得られる中間周波数だけずれた光周波数に同じ遅延時間を付与する。このため、信号光と局発光の周波数関係は図7Aの受信器200を使用する場合と同様となる。
以上では送信器100に分散器160を設置し、受信器200に逆分散器230や局発分散器227を設置したが、送信器100に分散器160を設置するのみでも、信号光と妨害光の光周波数が偶然一致する可能性の軽減を高めることができる。この場合は、受信器200において、送信器100の分散器160および光ファイバ400で分散が付与された遅延時間をもつビットの信号光の光周波数に応じた時間−周波数特性に対応して検出対象(同期用)周波数を変化させてデータを同期受信する同期受信部を使用すればよい。
本実施例が他の実施例と違うところは、スペクトル領域の光符号分割多重信号に特化したところにある。本実施例で特徴的なのは、スペクトル領域の光符号分割多重信号を構成する各光周波数のスペクトルチップは、光周波数変化部による光周波数の変化幅以上離れていることである。
本実施例が実施例9と違うところは、本実施例では、光スペクトルチップの光周波数の間隔が、光周波数変化部130Aでの光周波数変化以下であってもよいことにある。すなわち、実施例9では図12(a)に示すように、スペクトルチップの光周波数間隔が光周波数変化よりも離れていることが必要であったが、本実施例では図12(b)に示すように、スペクトルチップの光周波数間隔が光周波数変化以下であってもよい。このために、本実施例では、実施例9よりもスペクトル利用効率が向上でき、かつスペクトルチップ同士の使用する光周波数を時間を違えて重ね合わせることで、光レイヤでの秘匿性を向上できる効果がある。
ここで、本発明の光通信システムの1つの検証例を図13に示す。送信器100において、直接変調レーザダイオード171をパルスパターン発生器172で駆動し、その直接変調レーザダイオード171の出力光を強度変調器181において別のパルスパターン発生器182で変調することで信号光を作成する。周波数変化部170は、直接変調レーザダイオード171とパルスパターン発生器172で構成される。また、受信器200において、局発光源としての直接変調レーザダイオード241を光周波数変化部170のパルスパターン発生器172で駆動し、その直接変調レーザダイオード241から出力する局発光を信号光と混合器242で混合し、混合器242で得られた混合光を光検波器243で光電変換し、光検波器243の出力する電気信号からバンドパスフィルタ244で中間周波数fIFの電気信号を抽出し、包絡線検波器246に入力させる同期受信部240を備えさせた。さらに、不適合器500として、レーザダイオード501、パルスパターン発生器502、そのパルスパターン発生器502で発生したNRZ信号(データ相当)によってレーザ501の出力光を強度変調する強度変調器503を用いた。
200:受信器、210,220,240:同期受信部、230:逆分散器
Claims (17)
- データに応じて強度変調された信号光を送信する送信器と、該送信器から光伝送路を介して受信した前記信号光を光電変換して前記データを再生する受信器とを備える光通信システムにおいて、
前記送信器に、前記データの少なくとも1シンボル期間の中で前記信号光の光周波数を変化させる光周波数変化手段を具備させ、
前記受信器に、前記信号光の光周波数の変化に応じて前記データを同期受信する同期受信手段を具備させたことを特徴とする光通信システム。 - 請求項1に記載の光通信システムにおいて、
前記送信器は、前記光周波数変化手段から出力する信号光に対して当該信号光の光周波数に応じて異なる遅延時間を付与する分散手段を具備し、
前記受信器は、前記同期受信手段の前段に、受信した信号光に対して前記分散手段および前記伝送路で付与された光周波数毎の遅延時間と逆の遅延時間を付与する逆分散手段を具備する、
ことを特徴とする光通信システム。 - 請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、
前記受信器を、前記信号光の光周波数の変化に同期して光周波数を変化する局発光を用いてコヒーレント検波する同期受信手段を有する受信器に置き換え、該同期受信手段に前記局発光に対して該局発光の光周波数に応じて異なる遅延時間を付与する局発分散手段を具備させた、
ことを特徴とする光通信システム。 - 請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、
前記受信器を、分散による光周波数に応じて異なる遅延時間を付与された前記信号光の光周波数に応じて前記データを同期受信する同期受信手段を有する受信器に置き換えたことを特徴とする光通信システム。 - データに応じて強度変調された光信号を送信する送信器において、前記データの少なくとも1シンボル期間中で前記信号光の光周波数を変化させる光周波数変化手段を備えたことを特徴とする送信器。
- 請求項5に記載の送信器において、
前記光周波数変化手段は、前記データによって強度変調される際、前、又は後の信号光の光周波数を変化させることを特徴とする送信器。 - 請求項5に記載の送信器において、
前記光周波数変化手段は、前記データを変調した駆動電流を直接レーザダイオードに印加し該レーザダイオードのチャープを用いて前記信号光の光周波数を変化させることを特徴とする送信器。 - データの少なくとも1シンボル期間中で光周波数が変化する光信号を受信し光電変換して前記データを再生する受信器であって、前記光周波数の変化に応じて前記データを同期受信する同期受信手段を具備させたことを特徴とする受信器。
- 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記信号光を光周波数に応じて分岐する光分岐手段と、該光分岐手段で分岐した光をそれぞれ検波して電気信号を出力する第1の光検波手段と、該第1の光検波手段の出力電気信号から受信対象とする電気信号を前記信号光の光周波数の変化に同期して選択する選択手段とを具備することを特徴とする受信器。 - 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記信号光と前記信号光の光周波数の変化に同期して光周波数を変化する局発光とを混合する第1の混合手段と、該第1の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第2の光検波手段と、該第2の光検波手段から出力する電気信号から中間周波数信号を取り出す第1のバンドパスフィルタと、該第1のバンドパスフィルタの出力信号をコヒーレント検波する第1のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする受信器。 - 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記信号光と局発光とを混合する第2の混合手段と、該第2の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第3の光検波手段と、前記信号光と前記局発光との光周波数差の変化に同期して電気信号を変化する第1の信号源と、該第1の信号源で発生した電気信号を入力することにより中心周波数が変化し前記第3の光検波手段から出力する電気信号から中間周波数信号を取り出す第2のバンドパスフィルタと、該第2のバンドパスフィルタの出力信号をコヒーレント検波する第2のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする受信器。 - 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記信号光と局発光とを混合する第3の混合手段と、該第3の混合手段で得られた混合光を光検波して電気信号を出力する第4の光検波手段と、前記信号光と前記局発光との光周波数差の変化に同期して出力する電気信号の周波数を変化する第2の信号源と、前記第4の光検波手段から出力する電気信号と前記第2の信号源で発生した電気信号を乗ずることでコヒーレント検波する第3のコヒーレント検波手段とを具備することを特徴とする受信器。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
前記送信器は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された、複数の異なる光周波数の光からなる信号光を送信し、
前記受信器の前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生し、
前記分岐手段は、それぞれ分岐する複数の光周波数の光同士が、前記光周波数変化手段により変化する光周波数幅以上離れた光を分岐することを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
前記送信器は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された、複数の異なる光周波数の光からなる信号光を送信し、
前記受信器の前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ少なくともチップの値が等しい光周波数の光を同期受信の対象として前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生することを特徴とする光通信システム。 - 請求項5乃至7のいずれか1つに記載の送信器において、
前記周波数変化手段で光周波数が変化する信号光は、所定の符号を構成する各チップの値に応じた強度又は強度差又は位相又は位相差で符号化された複数の異なる光周波数の光からなることを特徴とする送信器。 - 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生し、
前記分岐手段は、それぞれ分岐する複数の光周波数の光同士が、前記光周波数変化手段により変化する光周波数幅以上離れた光を分岐する、
ことを特徴とする受信器。 - 請求項8に記載の受信器において、
前記同期受信手段は、前記複数の異なる光周波数の光からなる光信号を光周波数毎に分岐し、又は前記複数の異なる光周波数の光からなる信号光を前記符号を構成するチップの値毎に少なくとも分岐する分岐手段を具備し、該分岐手段の出力をそれぞれ少なくともチップの値が等しい光周波数の光を同期受信の対象として前記信号光の光周波数の変化に応じて同期受信して前記データを再生することを特徴とする受信器。
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