JP2009152976A - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク統合動作時の前記統合動作時の通信の中断及び通信帯域の減少を防ぐことを目的とする。
【解決手段】本発明の通信装置は、自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみが受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の通信装置は、自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみが受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、UWB(Ultra Wide Band)通信方式の通信装置、通信方法及びプログラムに関するものである。特に、複数のネットワークがお互いに非同期にデータ通信を行う通信装置等に関する。
従来、WiMediaにおいて策定されたUWB通信方式のアクセスプロトコルであるWiMedia−MAC及びWireless−USBによるワイアレス近距離通信が知られている。これらの通信方式では図1に示すように、2つの無線ネットワーク108、109が非同期に動作し、お互いが干渉せずに動作している環境で一方のネットワーク108内の無線端末装置102と通信を行う。このため、新たに別の無線端末装置104が動作を開始した場合、通信を行っていた同一の無線チャンネル(ホッピングパターン)を使用する2つのネットワークは新しく動作を開始した無線端末装置104からの送信信号により図1(b)に示すように干渉を起こす。又、新しく動作を開始した無線端末装置104も通信を行わない側のネットワーク109に属する無線端末装置105、106、107からの送信信号により干渉を受け、安定した通信が維持できなくなる。
前記規格によれば、この干渉を受けた無線端末装置104は自局104の所属する無線端末装置101、102、103に対して干渉を与える他のネットワーク109が存在することを通知する。又、他のネットワーク側109からも干渉関係にあることが認識できるように自局104の所属するネットワークグループ108のビーコン信号を送信する。
この結果、お互いに非同期であった2つの独立した無線ネットワーク108、109はそれぞれの干渉を回避する為にビーコン信号によりフレーム同期をとり、そのネットワークのビーコンタイミングでビーコン信号を生成して送信する。これにより図1(c)に示すように1つのビーコングループ111のネットワークとして統合される。この結果として干渉が回避されることになる。
この結果、お互いに非同期であった2つの独立した無線ネットワーク108、109はそれぞれの干渉を回避する為にビーコン信号によりフレーム同期をとり、そのネットワークのビーコンタイミングでビーコン信号を生成して送信する。これにより図1(c)に示すように1つのビーコングループ111のネットワークとして統合される。この結果として干渉が回避されることになる。
ビーコン信号によるネットワークの統合を図2に示す。独立して動作しているネットワーク201とネットワーク202とは非同期で動作している。このため、ネットワーク201のビーコン信号204とネットワーク202のビーコン信号205とは、それぞれのスーパーフレーム217、218の先頭に分散的に送信される。そして、それぞれ独立した通信用タイムスロットDRP207、211、209、219により通信を行っている。
ここで、図1に示すように無線端末装置104が新しく動作を開始した場合の干渉を回避する為に、ネットワーク201のビーコン信号204をネットワーク202のビーコン信号の後ろ側位置に配置する。これによりそれぞれのネットワーク201、202は同じスーパーフレーム218のタイミング(この場合にはネットワーク201がネットワーク202にタイミングを合わせる)で動作することとなり1つのネットワーク203として統合されることとなる。
図7は、WiMediaによる分散型通信方式のビーコン信号の配置図である。それぞれの無線端末装置はスーパーフレーム701に同期してビーコン送信期間702内に順番にビーコン信号を自立的に送信するよう動作する。
しかしながら、上述した通信方式において、2つのネットワーク201、202を統合する場合、新たにタイムスロット(DRP)を再度確保し直し、DRP208、210、212、214とする必要がある。従って、今までの通信が同じ条件で維持することができないという問題がある。
又、高速伝送を行う為に長いタイムスロットを利用して通信を行っていた無線通信装置はネットワークの統合後、統合前を同様なタイムスロットを確保することができない。従って、図2に示す215、216の部分が再割り当てできない為、再割り当てされたDRP212、214は統合前のDRP211、213より短縮されることになり同一の伝送レートの確保が保証されないことになる。
又、高速伝送を行う為に長いタイムスロットを利用して通信を行っていた無線通信装置はネットワークの統合後、統合前を同様なタイムスロットを確保することができない。従って、図2に示す215、216の部分が再割り当てできない為、再割り当てされたDRP212、214は統合前のDRP211、213より短縮されることになり同一の伝送レートの確保が保証されないことになる。
更に、チャンネルを識別し別のチャンネルで動作している場合でも2つの異なるネットワークで部分的に同一周波数を利用する時間が重なり干渉が発生する。この場合は、2つの独立したネットワークは通信チャンネルが異なる為にネットワークを統合する動作は行なわれず、干渉の為にスループットが低下するという問題がある。又、物理層(PHY)では受信した信号の先頭に配置されたプリアンブル信号を検出し、チャンネルの同期を確保する必要がある為、干渉波信号の影響により正確な検出タイミングが検出できない。更に、同一チャンネルの場合には同一のプリアンブルパターンを利用することとなりプリアンブル検出の為の相関器が異なるタイミングで出力してしまうことがあるため、パケットの開始位置が正確に把握できない場合があるという問題がある。
本発明は、各無線端末より決められたフレーム周期で送信されるビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号に自らの動作タイミングを同期させると共にそのビーコン信号から得られた情報を基に自局の情報を通知する為のビーコン信号を生成し、生成したビーコン信号を前記ビーコン信号と共に送信する手段と、前記ビーコン信号によりフレームに割り当てられたタイムスロットによりTDMA通信を行う手段と、同一方式で非同期の他のフレームに同期したビーコン信号を受信した場合にそのビーコン信号の存在を通知する手段と、同一方式、同一チャンネルで通信する他の無線端末からのビーコン信号を受信した場合に前記2つのビーコングループを1つに統合させる手段と、を有する通信装置において、自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみを受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とする。
本発明は無線通信装置の電源立ち上り時の受信サーチ時に受信感度を段階適に変更することで希望波のみを受信できる状態でそのときの受信感度により推定された送信出力により通信を開始する。これにより、例えばWiMedia−MACのプロトコルによる2つのネットワークを統合する動作が起こらずに目的の無線端末装置(Wireless−USB HOST)と通信が可能となる。従って、ネットワーク統合動作時の前記統合動作時の通信の中断及び通信帯域の減少を防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図3は本実施形態に係るネットワークの動作を示す図である。本実施形態ではネットワーク308及び309はお互いに干渉することなく非同期に独立して動作している。ネットワーク308は無線端末装置301、302、303により構成されている。それぞれの無線端末装置は、ビーコン信号によりお互いのフレーム周期で動作してTDMA通信を行う。更に、無線端末装置302は、上位プロトコルであるWireless−USB層ではホストとして動作し、Wireless−USB上での通信を行うように構成されている。又、ネットワーク309は、携帯のコンピュータ等の無線端末装置305、306、307により構成されている。各無線端末装置は、ビーコン信号によりお互いのフレーム同期を取りながら自らの動作タイミングで動作している。
図3は本実施形態に係るネットワークの動作を示す図である。本実施形態ではネットワーク308及び309はお互いに干渉することなく非同期に独立して動作している。ネットワーク308は無線端末装置301、302、303により構成されている。それぞれの無線端末装置は、ビーコン信号によりお互いのフレーム周期で動作してTDMA通信を行う。更に、無線端末装置302は、上位プロトコルであるWireless−USB層ではホストとして動作し、Wireless−USB上での通信を行うように構成されている。又、ネットワーク309は、携帯のコンピュータ等の無線端末装置305、306、307により構成されている。各無線端末装置は、ビーコン信号によりお互いのフレーム同期を取りながら自らの動作タイミングで動作している。
ここで、まず自局304の通信する相手局302の所属するネットワーク308からのビーコン信号をサーチして情報を取り出す為に受信動作を開始し、受信した信号の中から希望する信号を探し出すように動作する。希望するネットワーク308以外のネットワークからの干渉信号を受信した場合には、この干渉信号と希望波信号との受信信号レベルを比較する。希望波信号の受信信号レベルが干渉波信号レベルより大きい場合には、段階的に受信感度もしくは検出感度を低下させる(図3(b)に示す311、312、310)。
希望波信号のみを受信できた場合には、その受信感度より推定された送信出力レベルで信号を送信し、自局304の送信した信号が他のネットワーク309に妨害波にならない状態で目的のネットワーク308にアソシエーションし、通信を開始する。
希望波信号のみを受信できた場合には、その受信感度より推定された送信出力レベルで信号を送信し、自局304の送信した信号が他のネットワーク309に妨害波にならない状態で目的のネットワーク308にアソシエーションし、通信を開始する。
又、希望波信号レベルが干渉波信号レベルより小さい場合もしくは受信復調信号が希望波のみにならない場合には、図4(a)に示すように、ユーザに対して現在の無線通信装置404の設置位置が不適切である旨を通知する。又、図4(b)に示すように位置変更後、再度同じサーチ動作を行うよう動作することで受信感度410を決定し、動作を開始する。
図5は、本実施形態で使用する無線端末装置の受信部の構成例を示す図である。アンテナから入力された受信信号はバンドパスフィルタを通過後、低雑音増幅器(LNA)501により増幅される。ミキサーにより周波数変換された後、ローパスフィルタを通り可変増幅率増幅器(VGA)502とAGC回路504により基準レベル505で設定された信号レベルにレベル調整された後、復調回路508に入力される。この為、復調回路508には受信信号レベルがある程度変動した場合においても常に一定の信号レベルが維持される。又、信号検出部507は検出基準レベルによりあらかじめ設定された検出閾値レベルとパケット先頭に配置されたプリアンブルと受信信号を比較し、その相関検出出力信号により希望波信号の検出とタイミングの抽出とが行われる。
ここで、希望波信号と干渉波信号とが同一方式、同一ネットワーク、同一チャンネルで同一のプリアンブルパターンにより通信を行っている場合を想定する。この場合、図9に示すように希望波信号901によらず干渉波信号902との合成波形906により908のように誤検出してしまう。これによってパケットの先頭位置の検出が正確にできない。
この為、図5に示す受信構成によれば、AGC基準レベル505を可変することにより受信感度の制御を行うことで図9の907に示すように希望波のみ受信できるようになり正確なパケット先頭位置909の検出が可能となる。
この為、図5に示す受信構成によれば、AGC基準レベル505を可変することにより受信感度の制御を行うことで図9の907に示すように希望波のみ受信できるようになり正確なパケット先頭位置909の検出が可能となる。
図6に示す受信構成によれば信号検出器の基準検出レベル605を制御することで検出感度を低下させ希望波のみが検出できる。その為、図9の希望波信号901によらず干渉波信号902との合成波形903は検出感度を低下させることで、904のようなパケットの先頭位置の誤検出が905に示すように正確なタイミングで検出が可能となる。
希望波レベルが干渉波レベルと比較して低い場合もしくは受信感度、又は検出感度を低く設定したにも係らず干渉波(妨害信号)が消えない場合には干渉状態(混信状況)を表示する手段によりユーザに設置位置の変更を促す。また移動後には再度同じ受信サーチ動作を行う。
希望波レベルが干渉波レベルと比較して低い場合もしくは受信感度、又は検出感度を低く設定したにも係らず干渉波(妨害信号)が消えない場合には干渉状態(混信状況)を表示する手段によりユーザに設置位置の変更を促す。また移動後には再度同じ受信サーチ動作を行う。
次に、フローチャートを用いて動作について説明する。
図8は本実施形態に係る動作フローを示すフローチャートである。まず、ステップS801において、無線端末装置は電源を投入する。次に、ステップS802において、無線端末装置はWireless−USB HOSTの設定をする。次に、ステップS803において、無線端末装置は受信の感度を最大感度に設定する。次に、ステップS804において、無線端末装置は受信動作を開始する。
図8は本実施形態に係る動作フローを示すフローチャートである。まず、ステップS801において、無線端末装置は電源を投入する。次に、ステップS802において、無線端末装置はWireless−USB HOSTの設定をする。次に、ステップS803において、無線端末装置は受信の感度を最大感度に設定する。次に、ステップS804において、無線端末装置は受信動作を開始する。
次に、ステップS805において、無線端末装置は希望波を受信したか否かを判定する。希望波を受信できた場合にはステップS806に処理を進める。希望波を受信できない場合にはステップS812に処理を進める。ステップS812において、無線端末装置は位置の不適切を通知もしくは表示する。次に、ステップS813において、無線端末装置は移動を待つように動作する。
ステップS806において、無線端末装置は更に干渉波を受信したかをチェックする。干渉波がある場合、ステップS814に処理を進める。干渉波がない場合、ステップS810に処理を進める。ステップS810において、無線端末装置は送信出力を設定する。次に、ステップS811において、希望の通信端末にアソシエーションを開始する。
ステップS814において、無線端末装置は希望波と干渉波との受信レベル(信号強度)を比較する。干渉波の受信レベルが希望波の受信レベルより大きい場合には、ステップS812に処理を進める。希望波のレベルが大きい場合にはステップS807に処理を進め、無線端末装置は希望波のみを受信できるまで受信感度を低く設定する。ステップS808において、無線端末装置は希望波を受信したか否かを判定する。希望波を受信できた場合にはステップS809に処理を進める。希望波を受信できない場合にはステップS812に処理を進める。
ステップS809において、無線端末装置は更に干渉波を受信したかをチェックする。干渉波がある場合、ステップS807に処理を進める。干渉波がない場合、ステップS810に処理を進める。ステップS810及びステップS811において、無線端末装置はその設定出力(送信電力)から推定される送信出力で希望無線通信装置にアソシエーションを試みるよう動作する。
上述した本発明の実施形態における通信装置を構成する各手段、並びに通信方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
又、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器からなるシステムに適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
又、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
101、103、105、106、107、301、303、305、306、307、401、403、405 、406 、407:
Wimedia MACを搭載したUWB無線端末装置
102、302、402:
Wireless−UWB HOST機能を搭載したWiMedia−MAC搭載UWB無線端末装置
104、304、404:本発明によるUWB無線端末装置
108、109、308、309、408、409:ネットワーク(ビーコングループ)のサービス範囲
111:ネットワーク統合後のネットワーク(ビーコングループ)のサービス範囲
110:無線端末装置104の受信範囲
310、311、312:無線端末装置304の受信範囲
411、412、410:無線端末装置404の受信範囲
201、202:ネットワーク(ビーコングループ)のフレーム
203:ネットワーク統合後のネットワーク(ビーコングループ)のフレーム
204、205、206、703:ビーコン信号
217、218、701:スーパーフレーム
207、208、211、209、219、212、214:通信用タイムスロット(DRP)
215、216:ネットワーク統合により再割り当てが不可となる部分(帯域)
702:ビーコン信号送信期間
501、601:LNA
502、503、602、603:VGA
504、604:AGC
507、607:検出部
506、606:制御部
508、608:復調部
505、605:基準電圧設定回路
901:希望波信号
902:干渉波信号
903:希望波信号と干渉波信号の合成波
904、905、908、909:検出出力
Wimedia MACを搭載したUWB無線端末装置
102、302、402:
Wireless−UWB HOST機能を搭載したWiMedia−MAC搭載UWB無線端末装置
104、304、404:本発明によるUWB無線端末装置
108、109、308、309、408、409:ネットワーク(ビーコングループ)のサービス範囲
111:ネットワーク統合後のネットワーク(ビーコングループ)のサービス範囲
110:無線端末装置104の受信範囲
310、311、312:無線端末装置304の受信範囲
411、412、410:無線端末装置404の受信範囲
201、202:ネットワーク(ビーコングループ)のフレーム
203:ネットワーク統合後のネットワーク(ビーコングループ)のフレーム
204、205、206、703:ビーコン信号
217、218、701:スーパーフレーム
207、208、211、209、219、212、214:通信用タイムスロット(DRP)
215、216:ネットワーク統合により再割り当てが不可となる部分(帯域)
702:ビーコン信号送信期間
501、601:LNA
502、503、602、603:VGA
504、604:AGC
507、607:検出部
506、606:制御部
508、608:復調部
505、605:基準電圧設定回路
901:希望波信号
902:干渉波信号
903:希望波信号と干渉波信号の合成波
904、905、908、909:検出出力
Claims (8)
- 各無線端末より決められたフレーム周期で送信されるビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号に自らの動作タイミングを同期させると共にそのビーコン信号から得られた情報を基に自局の情報を通知する為のビーコン信号を生成し、生成したビーコン信号を前記ビーコン信号と共に送信する手段と、
前記ビーコン信号によりフレームに割り当てられたタイムスロットによりTDMA通信を行う手段と、
同一方式で非同期の他のフレームに同期したビーコン信号を受信した場合にそのビーコン信号の存在を通知する手段と、
同一方式、同一チャンネルで通信する他の無線端末からのビーコン信号を受信した場合に前記2つのビーコングループを1つに統合させる手段と、を有する通信装置において、
自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみを受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とする通信装置。 - 受信感度を低下させたにも係わらず他のビーコングループからの信号が受信されてしまう場合、表示手段に無線端末の混信状況を通知し、該通信装置の移動を促す手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 通信のためのパケット先頭位置が他の通信からの妨害信号により誤検出されることを防ぐために、自局の受信感度を希望波のみが受信できるまで段階的に低く設定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 検出器の検出基準レベルを段階的に検出感度が低くなるよう可変する手段を有し、この検出感度を基に送信電力を決定し、通信を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
- 受信感度を制御する手段と、
その受信感度から適切な送信電力を推定する手段と、
受信した信号のうち干渉波と希望波とを比較する手段と、
その比較の結果に応じて受信感度を決定する手段と、
比較の結果に応じて干渉波の干渉を回避できない旨を表示し伝える手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。 - 受信感度を制御する手段と、
その受信感度から適切な送信電力を推定する手段と、
受信した信号のうち干渉波と希望波とを比較する手段と、
その比較の結果に応じて受信感度を決定する手段と、
比較の結果に応じて干渉波の信号強度と希望波の信号強度との差を表示する手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。 - 各無線端末より決められたフレーム周期で送信されるビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号に自らの動作タイミングを同期させると共にそのビーコン信号から得られた情報を基に自局の情報を通知する為のビーコン信号を生成し、生成したビーコン信号を前記ビーコン信号と共に送信するステップと、
前記ビーコン信号によりフレームに割り当てられたタイムスロットによりTDMA通信を行うステップと、
同一方式で非同期の他のフレームに同期したビーコン信号を受信した場合にそのビーコン信号の存在を通知するステップと、
同一方式、同一チャンネルで通信する他の無線端末からのビーコン信号を受信した場合に前記2つのビーコングループを1つに統合させるステップと、を有する通信装置の通信方法において、
自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみを受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とする通信方法。 - 各無線端末より決められたフレーム周期で送信されるビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号に自らの動作タイミングを同期させると共にそのビーコン信号から得られた情報を基に自局の情報を通知する為のビーコン信号を生成し、生成したビーコン信号を前記ビーコン信号と共に送信するステップと、
前記ビーコン信号によりフレームに割り当てられたタイムスロットによりTDMA通信を行うステップと、
同一方式で非同期の他のフレームに同期したビーコン信号を受信した場合にそのビーコン信号の存在を通知するステップと、
同一方式、同一チャンネルで通信する他の無線端末からのビーコン信号を受信した場合に前記2つのビーコングループを1つに統合させるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
自局が通信を開始することにより統合動作が開始されることを回避する為に段階的に受信感度を低下させ、自局が通信を行うビーコングループのビーコン信号のみを受信できた場合は、その受信感度から推定された送信電力により通信を開始することを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019198681A1 (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電波環境表示システムおよび電波環境表示方法 |
-
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- 2007-12-21 JP JP2007330197A patent/JP2009152976A/ja active Pending
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