JP2009152289A - レーザーダイシング装置及びダイシング方法 - Google Patents

レーザーダイシング装置及びダイシング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009152289A
JP2009152289A JP2007327251A JP2007327251A JP2009152289A JP 2009152289 A JP2009152289 A JP 2009152289A JP 2007327251 A JP2007327251 A JP 2007327251A JP 2007327251 A JP2007327251 A JP 2007327251A JP 2009152289 A JP2009152289 A JP 2009152289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cleanliness
laser
unit
ffu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007327251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239105B2 (ja
Inventor
Ryosuke Ito
良祐 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP2007327251A priority Critical patent/JP5239105B2/ja
Publication of JP2009152289A publication Critical patent/JP2009152289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239105B2 publication Critical patent/JP5239105B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】改質領域形成加工中に蒸散溶融物の発生の有無について把握することができ、蒸散溶融物の発生によるチップ不良やダイシング精度の低下を防止することが可能なレーザーダイシング装置及びダイシング方法を提供する。
【解決手段】収容部12に収容されたウェーハWにレーザー光を照射するレーザー光学部40を備えるレーザーダイシング装置10に、収容部12の内部の清浄度を測定するパーティクルカウンター50と、収容部12に清浄な気体を導入する吸気FFU54と、収容部12の内部の気体を排出する排気FFU56とを設ける。パーティクルカウンター50により測定された収容部12の内部の清浄度がしきい値を下回ると、吸気FFU54及び排気FFU56が、制御部60の指示に従って、蒸散溶融物で汚染された収容部12の内部の気体を、清浄な気体で置換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェーハを個々のチップに分割するレーザーダイシング装置及びダイシング方法に関する。
ウェーハを個々のチップに分割するダイシング装置として、ウェーハにレーザー光を照射してチップ分割用の改質領域をウェーハに形成するレーザーダイシング装置が知られている。
例えば、特許文献1には、ウェーハに対して透過性を有するレーザー光をウェーハの内部で高密度に集光させることで多光子吸収を誘起して改質領域を形成するレーザーダイシング装置が提案されている。
特許文献1のレーザーダイシング装置によれば、改質領域形成用のレーザー光がウェーハに対して透過性を有するので、ウェーハの表面には熱ダメージを殆ど与えずに、多光子吸収が誘起される焦点近傍において改質領域を形成することができる。このように、レーザー光をウェーハの内部に集光させることにより、ウェーハ表面に熱ダメージを殆ど与えることなくダイシングを行うことができる。
特開2005−175147号公報
しかしながら、特許文献1のレーザーダイシング装置では、レーザー光の焦点がウェーハの表面と一致する場合に、ウェーハの表面でアブレーションが起こり、熱ダメージによる蒸散溶融物(デブリ)が発生する。特に、一般的なウェーハの周端部は面取り加工等が施されており平坦ではないため、レーザー光がウェーハの表面に集光しやすく、結果として、蒸散溶融物が発生しやすい。
図9は、ウェーハの周端部における蒸散溶融物の発生を示す図である。図9に示すように、コンデンスレンズ46を通過した改質領域形成用のレーザー光Lは、ウェーハWの内部に入射して焦点Pにおいて集光する。焦点Pの近傍では、多光子吸収が誘起される結果、ウェーハWが変質し、クラック領域、溶融領域、或いは屈折率変化領域などの改質領域Mが形成される。
レーザー光Lは、加工方向(図9の右から左の方向)に、ウェーハWに対して相対的に走査されるので、焦点Pの軌跡に沿って改質領域Mが連続的に形成される。
加工方向にレーザー光Lが走査されると、焦点PはウェーハWの表面に漸近する。そして、最終的に、レーザー光LがウェーハWの周端部の位置Nまで走査されると、焦点Pはウェーハの表面と一致する。このとき、ウェーハWの表面でアブレーションが起こり、蒸散溶融物Qが発生する。
このようにして発生する蒸散溶融物Qは、個片化されたチップに付着してチップ不良の原因となるだけでなく、コンデンスレンズ46に付着するとダイシング精度を著しく低下させる。
さらに、特許文献1のレーザーダイシング装置では、レーザーダイシング装置からウェーハWを取り出して表面観察してみないと蒸散溶融物Qの発生の有無を把握することは難しい。またウェーハWの表面観察により蒸散溶融物Qの発生が確認されると、ダイシングを中止して、蒸散溶融物Qにより低下したレーザーダイシング装置内部の清浄度が回復するまで長時間待機する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、改質領域形成加工中に蒸散溶融物の発生の有無について把握することができ、蒸散溶融物の発生によるチップ不良やダイシング精度の低下を防止することが可能なレーザーダイシング装置及びダイシング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するレーザーダイシング装置であって、前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定手段と、前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部から塵埃を除去する除去手段とを備えるレーザーダイシング装置に関する。
当該レーザーダイシング装置によれば、測定した清浄度に基づいて、改質領域形成工程の最中に、蒸散溶融物の発生の有無を知ることができる。また、収容部の内部から蒸散溶融物が除去されるので、チップ不良やダイシング精度の低下を防止することができる。
前記除去手段は、塵埃を除去するフィルターと、前記フィルターにより塵埃が除去された気体を前記収容部に導入する気体導入部とを有してもよい。
これにより、塵埃が除去された清浄な気体を収容部に導入して、蒸散溶融物で汚染された収容部の内部の気体と置換することで、収容部の内部を清浄化することができ、チップ不良やダイシング精度の低下が防止される。
上述のレーザーダイシング装置は、前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部の気体を排出する気体排出手段をさらに備えてもよい。
蒸散溶融物で汚染された収容部の内部の気体を積極的に排出することにより、収容部の内部を効率的に清浄化することができる。
また上記目的を達成するため、本発明の一態様は、レーザー光により、収容部の内部に収容されたウェーハに改質領域を形成するレーザーダイシング装置であって、前記収容部の内部に収容された前記ウェーハの加工領域に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段と、前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定手段と、前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記加工領域の範囲を調整する加工領域調整手段とを備えるレーザーダイシング装置に関する。
当該レーザーダイシング装置によれば、測定した清浄度に基づいて、蒸散溶融物の発生の有無を知ることができる。また、蒸散溶融物が発生しないように加工領域の範囲を調整することにより、チップ不良やダイシング精度の低下を防止することができる。なお、「加工領域の範囲を調整する」とは、加工領域(ウェーハのうち、レーザー光を入射する領域)を直接的に調整する場合のみならず、非加工領域(ウェーハのうち、レーザー光を入射しない領域)を調整することにより間接的に加工領域を調整する場合も含む。
また上記目的を達成するために、本発明の一態様は、収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するダイシング方法であって、前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定工程と、前記清浄度測定工程において測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部から塵埃を除去する塵埃除去工程とを含むことを特徴とするダイシング方法に関する。
また上記目的を達成するために、収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するダイシング方法であって、前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定工程と、前記清浄度測定工程において測定された前記清浄度に基づいて、前記加工領域の範囲を調整する加工領域調整工程とを含むダイシング方法に関する。
本発明によれば、改質領域形成加工中に蒸散溶融物の発生の有無について把握して、蒸散溶融物などの塵埃を収容部の内部から除去することで、収容部の内部を清浄に保ち、チップ不良やダイシング精度の低下を防止することができる。また本発明によれば、蒸散溶融物の発生を防止することで、収容部の内部を清浄に保ち、チップ不良やダイシング精度の低下を防止することができる。
以下添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザーダイシング装置10の概略を示す構成図である。
レーザーダイシング装置10は、図1に示すように、制御部60と、ウェーハWを移動させるウェーハ移動部20と、ウェーハWの表面情報を取得する観察光学部30と、ウェーハWにレーザー光を照射するレーザー光学部40と、収容部12の内部の清浄度を測定するパーティクルカウンター50と、収容部12の内部の圧力を測定する圧力計52と、外気を収容部12の内部に導入する吸気FFU54と、収容部12の内部の気体を外部に排出する排気FFU56と、レーザーダイシング装置10の加工条件が入力される入力部62と、メッセージを表示する表示部64とを備える。ウェーハ移動部20、観察光学部30、レーザー光学部40、パーティクルカウンター50、圧力計52、吸気FFU54、排気FFU56、入力部62及び表示部64は、制御部60と接続されている。
収容部12は、ダイシングの対象であるウェーハW、ウェーハ移動部20、観察光学部30、レーザー光学部40、パーティクルカウンター50、圧力計52および制御部60を収容する。収容部12は、収容部12の内部と外部との間で気体の出入りのないような密閉構造であってもよいし、気体の出入りがある非密閉構造であってもよい。
収容部12の内部の清浄度は、後述する制御部60により、清浄度が所定の範囲に含まれるように調節されており、例えば、ISOクラス5(FED−STD−209のクラス100)を満たすように清浄度が調節される。また収容部12の内部の圧力は、外部からの塵埃の進入を防ぐ目的で、制御部60により、陽圧となるように調節される。
図2は、収容部12の内部に収容されるウェーハWの一例を示す図である。ウェーハWは、フレームFにたるみなく張られたダイシングテープSの上に貼り付けられている。
図2のようにダイシングテープSに担持されたウェーハWが、任意の方法により、図1に示す収容部12の内部に搬入されて、収容部12の内部に配置された吸着ステージ24に載置される。例えば、ダイシングテープSに担持されたウェーハWを格納したカセットが、エレベータ(図示せず)により運ばれて、所定の位置まで上下移動する。そして、ダイシングテープSと一体化したウェーハWが、当該カセットから取り出されて、搬送装置(図示せず)に送られ、当該搬送装置により、吸着ステージ24まで搬送される。
図1に示すウェーハ移動部20は、本体ベース26上に設けられたXYZθテーブル22と、ウェーハWが担持されたダイシングテープSを吸着保持する吸着ステージ24とを備え、制御部60の指示に従って、ウェーハWを図1のXYZθ方向に移動させる。
XYZθテーブル22は、不図示のガイドレールを備え、制御部60に制御されて図1に示すXYZθの4方向に可動である。なお、図1に示す例では、XYZの3方向は互いに直交し、このうちX方向およびY方向は水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。またθ方向は、鉛直方向軸(Z軸)を回転軸とする回転方向である。
吸着ステージ24は、XYZθテーブル22に固定されており、ウェーハWが担持されたダイシングテープSを吸着保持する。
図1に示す観察光学部30は、図示しない照明装置及び図示しないCCDカメラを有する。観察光学部30は、制御部60の指示に従って、ウェーハWに照明光を照明装置により照射して、ウェーハWからの反射光をCCDカメラにより電気信号に変換することで、ウェーハWの表面の撮像データを得る。この撮像データは制御部60に送られて、ウェーハWのアライメントに用いられる。
図1に示すレーザー光学部40は、制御部60の指示に従って、ウェーハWにレーザー光を照射する。
図3は、レーザー光学部40の構成を示す図である。レーザー光学部40は、レーザー光を発振するレーザー発振装置42と、レーザー発振装置42により発振されたレーザー光を平行光に揃えるコリメートレンズ44と、コリメートレンズ44を通過したレーザー光を集光するコンデンスレンズ46と、コンデンスレンズ46を光軸上で微小移動させるアクチュエータ48とを備える。レーザー発振装置42、コリメートレンズ44、コンデンスレンズ46及びアクチュエータ48は、レーザー光学部40の本体41に収容されている。
レーザー発振装置42は、制御部60の指示に従って、加工対象のウェーハのドーパント種、ドープ量、或いはウェーハ厚さ等に基づいて、発振するレーザー光のパワーやピーク強度を調節する。例えば、レーザー発振装置42は、パルス幅が1μs以下であって、焦点におけるピークパワー密度が1×10(W/cm)以上となるレーザー光を発振する。
レーザー発振装置42により発振されたレーザー光は、コリメートレンズ44およびコンデンスレンズ46を経て、ウェーハWの内部の焦点Pにおいて集光される。なお焦点Pの鉛直方向位置(Z方向位置)は、制御部60の指示に従って作動するアクチュエータ48の作用により、コンデンスレンズ46がZ方向に微小移動することにより調節される。
本実施形態では、アクチュエータ48として圧電素子を使用している。この圧電素子は、中空の円筒形状であり、上端が本体41に固定されており、下端がコンデンスレンズ46を保持するレンズフレーム(図示せず)に固定されている。このような構成を有するアクチュエータ48は印加電圧に応じて伸縮し、コンデンスレンズ46はアクチュエータ48の伸縮に応じて光軸方向(Z方向)に微小移動する。
焦点Pの近傍では多光子吸収が誘起されて、図3に示す改質領域Mが形成される。レーザー光学部40は、ウェーハWに対して、所定の加工方向(図3の右から左の方向)に相対移動し、改質領域Mが、焦点Pの軌跡に沿って連続的に形成される。このようにして、ウェーハWに改質領域Mを形成する加工(以下、「改質領域形成加工」という。)を行うことにより、ウェーハWは、自然に割断するかあるいは僅かな外力を加えることにより割断される。
図4は、レーザー光学部40により改質領域形成加工が行われるウェーハWの加工領域を示す図である。図4に示す例では、ウェーハWの周端部は面取り加工が施されてウェーハWの厚さが一定ではないため、レーザー光の焦点PがウェーハWの表面と一致しやすく、結果として、蒸散溶融物Qが発生しやすい。
そこで、制御部60は、改質領域Mが形成される加工領域R1の範囲を設定し、レーザー光学部40およびウェーハ移動部20は、制御部60の指示に従って、加工領域R1に改質領域Mを形成する。なお、加工領域R1の範囲は、ウェーハWのうち、改質領域Mが形成されない領域(非加工領域R2)を除く領域を指す。
これにより、例えば、加工領域R1の範囲を、ウェーハWの周端部を除くウェーハWの中央部に設定することで、蒸散溶融物Qの発生を防止することができる。加工領域R1の範囲の調整については後で詳述する。
図1に示すパーティクルカウンター50は、収容部12の内部の清浄度を測定する。パーティクルカウンター50で測定された清浄度は、制御部60に送られる。パーティクルカウンター50は、改質領域形成加工の最中、常に清浄度を測定してもよいし、所定時間ごとに清浄度を測定してもよい。
収容部12の内部で発生した蒸散溶融物による清浄度の低下を適切に把握するため、パーティクルカウンター50は、レーザー光学部40に対して、収容部12の内部の気体の流れの下流側に配置される。図1に示す例では、パーティクルカウンター50は、レーザー光学部40と排気FFU56との間に配置される。これにより、レーザー光学部40の周辺で発生する蒸散溶融物による清浄度の低下を適切に把握することができる。
吸気FFU54は、塵埃を除去するフィルターと、収容部12に気体を導入する吸気ファンとを備えたフィルターファンユニット(Filter Fan Unit)である。このような構成を有する吸気FFU54は、制御部60の指示に従って、送られてきた外気に対して、フィルターを用いて塵埃除去処理を施した後、図1の矢印aで示すように収容部12の内部に当該外気を導入する。吸気FFU54のフィルターとして、例えば、HEPAフィルター又はULPAフィルターなどを使用することができる。
排気FFU56は、塵埃を除去するフィルターと、収容部12の内部の気体を排出する排気ファンとを備えたフィルターファンユニットである。このような構成を有する排気FFU56は、制御部60の指示に従って、送られてきた収容部12の内部の気体に対して、フィルターを用いて塵埃除去処理を施した後、図1の矢印bで示すように収容部12の外部へ当該気体を排出する。このように、排気FFU56にフィルターを設けて、収容部12の内部の気体に対して塵埃除去処理を行ってから当該気体を排出することにより、収容部12の外部の清浄度の低下を防ぐことができる。
高い清浄度を要求するクリーンルームにレーザーダイシング装置10が設置される場合には、排気FFU56のフィルターとして、HEPAフィルター又はULPAフィルターなどの高集塵効率のフィルターを使用することが効果的である。
図1に示すように、吸気FFU54と排気FFU56とは、互いに対向するように配置される。これにより、一方向に流れるスムーズな気流を収容部12の内部に作ることができ、レーザー光学部40の周辺で発生する蒸散溶融物を収容部12の外部に効率的に排出することができる。
図1に示す圧力計52は、収容部12の内部の圧力を測定する。圧力計52により測定された収容部12の内部の圧力は制御部60に送られて、吸気FFU54及び排気FFU56の制御に用いられる。
入力部62は、改質領域形成の加工条件が入力されるユーザーインターフェイスである。入力部62を介して入力された加工条件は、制御部60に送られて、レーザーダイシング装置10の各部の制御に用いられる。加工条件としては、例えば、加工領域R1の範囲(又は非加工領域R2の範囲)、ウェーハWに対するレーザー光の走査速度、レーザー光の入射位置、レーザー光のパワーやパルス幅などが挙げられる。
図1に示す制御部60は、CPU、メモリ及び入出力回路を備え、ウェーハ移動部20と、観察光学部30と、レーザー光学部40と、パーティクルカウンター50と、圧力計52と、吸気FFU54と、排気FFU56と、表示部64とを制御する。
例えば、制御部60は、パーティクルカウンター50により測定された収容部12の内部の圧力に基づいて、吸気FFU54および排気FFU56のオンオフ状態を切り替える。
すなわち、パーティクルカウンター50により測定された収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値を下回ると、制御部60は、吸気FFU54をオン状態にして、塵埃除去処理を施した清浄な気体を収容部12の内部に導入する。これにより、蒸散溶融物で汚染された収容部12の内部の気体を、塵埃除去処理を施した清浄な気体で置換して、収容部12の内部の清浄度を適切な範囲に維持することができる。
併せて、制御部60は、パーティクルカウンター50により測定された収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値を下回ると、排気FFU56をオン状態にして、清浄度が低下した気体を収容部12の外部へ排出する。これにより、蒸散溶融物で汚染された収容部12の内部の気体を積極的に排出して、収容部の内部の気体を効率的に清浄化することができる。
なお制御部60が、吸気FFU54をオン状態にする上記しきい値と、排気FFU56をオン状態にする上記しきい値は、同一の値であってもよいし、異なる値であってもよい。例えば、吸気FFU54をオン状態にするしきい値よりも、排気FFU56をオン状態にするしきい値を高く設定すると、吸気FFU54に比べて、排気FFU56が先にオン状態となる。これにより、蒸散溶融物で汚染された収容部12の内部の気体を、まず収容部12の外部に排出してから、収容部12の内部に清浄な外気を導入することが可能となり、収容部12の内部の清浄度を効率的に回復することができる。
吸気FFU54の単位時間あたりに吸気する風量、及び排気FFU56の単位時間あたりに排気する風量は、収容部12の内部の圧力が陽圧となるように、圧力計52の測定値に基づいて、制御部60により適宜調節される。
また、制御部60は、入力部62を介して入力された加工条件を判定するとともに、ウェーハWの加工領域R1の範囲を調整する。この制御部60の作用(加工条件判定、及び加工領域の範囲調整)について、以下で説明する。
制御部60は、入力部62を介して入力された加工条件の下でウェーハWに改質領域を形成した場合に、蒸散溶融物Qが発生する可能性が高いかを判定するとともに、蒸散溶融物Qが発生する可能性が高い場合には、加工条件の再入力を促すメッセージを表示部64に表示する。例えば、入力部62を介して入力されたレーザー光の入射位置(入射高さ)と、不図示の表面位置測定装置により測定されたウェーハWの表面位置(表面高さ)とを比較することにより、レーザー光の焦点PがウェーハWの表面と略一致するかを判定する。そして、焦点PがウェーハWの表面と略一致する場合は、蒸散溶融物Qの発生を未然に防止するために、レーザー入射位置の再入力を促すメッセージを表示部64に表示する。
また制御部60は、パーティクルカウンター50の測定値に基づいて、レーザー光学部40の加工領域R1を調整する。制御部60による加工領域の範囲の調整について図5及び図6を参照して説明する。
図5は加工領域R1の範囲が比較的広い場合に形成される改質領域Mを示す図である。図6は、制御部60により加工領域R1の範囲が狭められた場合に形成される改質領域Mを示す図である。
図5に示すように、加工領域R1の範囲が比較的広い場合は、ウェーハWの厚さが薄い周端部の位置Nにおいて、レーザー光の焦点PがウェーハWの表面と一致して、蒸散溶融物Qが発生し、結果として、図1の収容部12の内部の清浄度が低下する。そこで、制御部60は、パーティクルカウンター50により測定された収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値を下回ると、図6に示すように加工領域R1の範囲を狭くする。例えば、制御部60は、加工領域R1の範囲を10μmだけ小さくしたり、加工領域R1の範囲を99%に縮小したりする。
図6に示すように、制御部60が加工領域R1の範囲を狭くすると、レーザー光の焦点PはウェーハWの表面と一致しなくなり、蒸散溶融物Qは発生しない。このようにして、制御部60が、ウェーハWの加工領域R1の範囲を調整することにより、蒸散溶融物Qの発生を防止することができ、収容部12の内部の清浄度を所定の範囲に維持することができる。
次にレーザーダイシング装置10を用いたダイシング方法について、図7及び図8を参照して説明する。図7はレーザーダイシング装置10を用いたダイシング方法の全体の流れを示すフローチャートであり、図8は収容部12の内部の清浄度を回復する工程の流れを示すフローチャートである。
まず、入力部62を介して、改質領域を形成するための加工条件が入力される(図7のS10)。
入力部62を介して入力された加工条件は、制御部60により、蒸散溶融物Qを発生させる可能性が高いかについて判定される(S12)。蒸散溶融物Qを発生させる可能性が高い場合は(S12のYES判定)、表示部64に加工条件の再入力を促すメッセージを表示して、再び加工条件が入力される(S10)。例えば、入力部62を介して入力されたレーザー光の入射位置(入射高さ)と、不図示の表面位置測定装置により測定されたウェーハWの表面位置(表面高さ)とを比較することにより、レーザー光の焦点PがウェーハWの表面と略一致するかが判定される。そして、焦点PがウェーハWの表面と略一致する場合は、蒸散溶融物Qの発生を未然に防止するために、レーザー入射位置の再入力を促すメッセージが表示部64に表示される。
一方、蒸散溶融物Qが発生する可能性が低い場合は(S12のNO判定)、パーティクルカウンター50により収容部12の内部の清浄度を監視しながら、改質領域形成加工を開始する(S14)。
パーティクルカウンター50で測定された収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値以上である場合は(S16のYES判定)、改質領域形成加工を継続する(S18)。
一方で、パーティクルカウンター50で測定された収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値を下回った場合は(S16のNO判定)、改質領域形成加工を停止し(図8のS30)、制御部60が、吸気FFU54および排気FFU56をオン状態とすることで、収容部12の内部から塵埃を除去する(S32)。収容部12の内部の清浄度が回復しない場合は(S34のNO判定)、引き続き、吸気FFU54および排気FFU56により、収容部12の内部から塵埃を除去する(S32)。一方、S32における塵埃除去により、収容部12の内部の清浄度が所定のしきい値まで回復した場合は(S34のYES判定)、制御部60が、加工領域R1を狭くして(S36)、改質領域形成加工を再開する(図7のS14)。
このようにして、全てのダイシングストリートについて改質領域形成加工が完了すると(S20のYES判定)、ウェーハWをレーザーダイシング装置10から取り出す。
一方、全てのダイシングストリートについて改質領域形成加工が完了していなければ(S20のNO判定)、次の加工目標のダイシングストリートについて改質領域形成加工を開始して(S14)、全てのダイシングストリートについて改質領域形成加工が完了するまでS14、S16及びS18を繰り返す。
以上説明したように本実施形態によれば、パーティクルカウンター50により、収容部12の内部の清浄度を測定することで、改質領域形成加工の最中に蒸散溶融物Qの発生の有無を知ることができる。
また、パーティクルカウンター50により測定した収容部12の内部の清浄度に基づいて、吸気FFU54及び排気FFU56を作動させることにより、収容部12の内部から蒸散溶融物Qを除去することができる。このため、蒸散溶融物Qの発生に起因するチップ不良やダイシング精度の低下を未然に防止することができ、歩留まりを向上させることができる。また、吸気FFU54及び排気FFU56を作動させることにより、収容部12の内部の清浄度が回復するまでの時間を短縮することができるため、スループットを向上させることができる。なお、改質領域形成加工の最中に測定された清浄度に基づいて、改質領域形成加工を中断することなく、収容部12の内部の清浄度を回復することも可能である。
また、パーティクルカウンター50により測定した収容部12の内部の清浄度に基づいて、制御部60が加工領域R1の範囲を調整することで、蒸散溶融物Qの発生を防止することができる。このため、蒸散溶融物Qの発生に起因するチップ不良やダイシング精度の低下を未然に防止することができ、歩留まりを向上させることができる。また、制御部60が、自動的に加工領域R1の範囲を調整するので、レーザーダイシング装置10のユーザーがパラメータを手動入力する必要がない。
さらに、本実施形態によれば、吸気FFU54と排気FFU56が互いに対向するように配置されるため、一方向に流れるスムーズな気流を収容部12の内部に作ることができ、レーザー光学部40の周辺で発生する蒸散溶融物Qを収容部12の外部に効率的に排出することができる。
本発明の一例について詳細に説明したが、本発明は、これに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
例えば、上述の実施形態では、吸気FFU54を用いて収容部12の内部に外気を導入する例について説明したが、レーザーダイシング装置が設置される環境(収容部12の外部)の清浄度が高い場合は、フィルターを有さないファンのみにより外気を導入してもよい。これにより、レーザーダイシング装置の構成を簡素化できるとともに、フィルターの数を減らすことができ、レーザーダイシング装置の製造コストを抑えることができる。
また、レーザーダイシング装置が設置される環境で高い清浄度が要求されない場合は、排気FFU56を用いて収容部12の内部の気体を排出する代わりに、フィルターのないファンのみにより気体を排出してもよい。これにより、レーザーダイシング装置の構成を簡素化できるとともに、フィルターの数を減らすことによりレーザーダイシング装置の製造コストを抑えることができる。
また、上述の実施形態では、収容部12の外部の気体(外気)が収容部12の内部に導入される例について説明しているが、収容部12に導入される気体は、ボンベなどから供給される、予め塵埃除去処理された清浄な気体であってもよい。
また、上述の実施形態では、吸気FFU54と排気FFU56とを互いに対向するように配置して、一方向に流れるスムーズな気流を収容部12の内部に作る例について説明したが、例えば、吸気FFU54をレーザー光学部40の上方に配置してもよい。これにより、収容部12の内部の気流はレーザー光学部40からウェーハWの表面に向かって流れ、ウェーハWの表面で発生した蒸散溶融物がレーザー光学部40のコンデンスレンズ46に付着するのを防ぐことができる。
また、排気FFU56が排出した気体は、循環されて、吸気FFU54により、収容部12の内部に再び導入される循環型の構成であってもよい。
また、レーザーダイシング装置の稼働状況(加工中、加工終了、非常停止等)を示す表示灯が設けられてもよい。
本発明の一実施形態に係るレーザーダイシング装置の構成図 図1に示すレーザーダイシング装置に搬入されるウェーハを示す斜視図 図1に示すレーザーダイシング装置のレーザー光学部を示す構成図 ウェーハの加工領域に形成される改質領域を示すウェーハの断面図 ウェーハの加工領域の範囲と蒸散溶融物の発生の有無との関係を示すウェーハの断面図 ウェーハの加工領域の範囲と蒸散溶融物の発生の有無との関係を示すウェーハの断面図 図1に示すレーザーダイシング装置を用いたダイシング方法の全体の流れを示すフローチャート 収容部の内部の清浄度を回復する工程の流れを示すフローチャート ウェーハの周端部における蒸散溶融物の発生を示すウェーハの断面図
符号の説明
10…レーザーダイシング装置、12…収容部、20…ウェーハ移動部、22…XYZθテーブル、24…吸着ステージ、26…本体ベース、30…観察光学部、40…レーザー光学部、42…レーザー発振装置、44…コリメートレンズ、46…コンデンスレンズ、48…アクチュエータ、50…パーティクルカウンター、52…圧力計、54…吸気FFU、56…排気FFU、60…制御部、62…入力部、64…表示部

Claims (6)

  1. 収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するレーザーダイシング装置であって、
    前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定手段と、
    前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部から塵埃を除去する除去手段とを備えるレーザーダイシング装置。
  2. 前記除去手段は、塵埃を除去するフィルターと、前記フィルターにより塵埃が除去された気体を前記収容部に導入する気体導入部とを有することを特徴とする請求項1に記載のレーザーダイシング装置。
  3. 前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部の気体を排出する気体排出手段をさらに備える請求項1又は2に記載のレーザーダイシング装置。
  4. レーザー光により、収容部の内部に収容されたウェーハに改質領域を形成するレーザーダイシング装置であって、
    前記収容部の内部に収容された前記ウェーハの加工領域に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段と、
    前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定手段と、
    前記清浄度測定手段により測定された前記清浄度に基づいて、前記加工領域の範囲を調整する加工領域調整手段とを備えるレーザーダイシング装置。
  5. 収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するダイシング方法であって、
    前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定工程と、
    前記清浄度測定工程において測定された前記清浄度に基づいて、前記収容部の内部から塵埃を除去する塵埃除去工程とを含むことを特徴とするダイシング方法。
  6. 収容部の内部に収容されたウェーハにレーザー光を照射して、前記ウェーハに改質領域を形成するダイシング方法であって、
    前記収容部の内部の清浄度を測定する清浄度測定工程と、
    前記清浄度測定工程において測定された前記清浄度に基づいて、前記加工領域の範囲を調整する加工領域調整工程とを含むダイシング方法。
JP2007327251A 2007-12-19 2007-12-19 レーザーダイシング装置及びダイシング方法 Expired - Fee Related JP5239105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007327251A JP5239105B2 (ja) 2007-12-19 2007-12-19 レーザーダイシング装置及びダイシング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007327251A JP5239105B2 (ja) 2007-12-19 2007-12-19 レーザーダイシング装置及びダイシング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009152289A true JP2009152289A (ja) 2009-07-09
JP5239105B2 JP5239105B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=40921114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007327251A Expired - Fee Related JP5239105B2 (ja) 2007-12-19 2007-12-19 レーザーダイシング装置及びダイシング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5239105B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102610542A (zh) * 2011-01-19 2012-07-25 株式会社迪思科 加工装置
JP2013010124A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Disco Corp レーザ加工装置
JP2013010123A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Disco Corp レーザ加工装置
JP2014121718A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2014136238A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164866A (ja) * 1974-12-03 1976-06-04 Nippon Electric Co Handotaisochinoseizohoho
JP2006145347A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Topcon Corp 気中粒子監視装置および真空処理装置
WO2006062017A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Laser Solutions Co., Ltd. 被分割体における分割起点形成方法、被分割体の分割方法、およびパルスレーザー光による被加工物の加工方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164866A (ja) * 1974-12-03 1976-06-04 Nippon Electric Co Handotaisochinoseizohoho
JP2006145347A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Topcon Corp 気中粒子監視装置および真空処理装置
WO2006062017A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Laser Solutions Co., Ltd. 被分割体における分割起点形成方法、被分割体の分割方法、およびパルスレーザー光による被加工物の加工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102610542A (zh) * 2011-01-19 2012-07-25 株式会社迪思科 加工装置
JP2012149813A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Disco Corp 加工装置
JP2013010124A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Disco Corp レーザ加工装置
JP2013010123A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Disco Corp レーザ加工装置
JP2014121718A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2014136238A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5239105B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI706454B (zh) 碳化矽(SiC)基板的分離方法
JP5239105B2 (ja) レーザーダイシング装置及びダイシング方法
JP7106217B2 (ja) ファセット領域の検出方法及び検出装置
JP2018147928A (ja) 半導体インゴットの検査方法、検査装置及びレーザー加工装置
US20140305917A1 (en) Laser processing apparatus and laser processing method
JP6281328B2 (ja) レーザーダイシング装置及びレーザーダイシング方法
KR101461437B1 (ko) 포토마스크 세정 장치 및 이를 이용한 포토마스크 세정 방법
JP4640173B2 (ja) ダイシング装置
JP2008006652A (ja) 硬脆材料板体の分割加工方法
JP2009283753A (ja) ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP2012059907A (ja) 分割方法
JP2009152288A (ja) レーザーダイシング装置及びダイシング方法
JP7214308B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6068074B2 (ja) ゲッタリング層形成方法
JP2007284288A (ja) 基板のスクライブ方法及びスクライブ装置
JP5946307B2 (ja) ウエーハの分割方法
JP7037425B2 (ja) レーザー光線の焦点位置検出方法
JP6985060B2 (ja) ウエーハの加工方法
KR100753859B1 (ko) 레이저빔을 이용하는 프로브카드 니들의 세정방법 및 장치
JP6814588B2 (ja) パルスレーザー光線のスポット形状検出方法
JP6037390B2 (ja) レーザー加工装置
JP6013894B2 (ja) レーザー加工装置
TW202246767A (zh) 晶圓的檢查方法
JP2005109324A (ja) レーザーダイシング装置
JP2004111426A (ja) レーザーダイシング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130317

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5239105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees