JP2009152089A - 回転コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外側ケース11と内側ケース12とが相対的に回転する際に折り返し部分60がスペーサー13をケーブル収納部40内で押し回す押し回し部材90を備え、押し回し部材90は、押し回し部材90とフラットケーブル15の折り返し部分60の間に入った塵埃を回収する塵埃回収部100を有し、折り返し部分60に接触する塵埃回収部100の接触部70〜73は、フラットケーブルの折り返し部分60の曲面とほぼ同等のU字型の滑らかな曲面80を有し、接触部70〜73には、フラットケーブル15に付着した塵埃を取り込む凹型形状部分85が形成されている。
【選択図】図5
Description
特許文献1には、外部からケーブル収容空間に侵入した塵埃が侵入直後に凹部に入って溜められることで、隙間を小さくしないで相対回転部分の間への塵埃の侵入を防止することが開示されている。
特許文献2には、同心円状の2つの環状リブを設けることで、可動体と固定体の摺動用の空隙から埃などがフラットケーブル収容室内へ侵入するのを堰き止めることで、部品点数及び作業工数を増大させずに防塵対策を図っていることが開示されている。
(例えば、特許文献1参照)。
前記外側ケースの内側に配置されて前記外側ケースに対して相対的に回転可能である内側ケースと、
前記外側ケースと前記内側ケースの間に形成されたケーブル収納部に配置されてU字型に折り返されている折り返し部分を有するフラットケーブルと、
前記ケーブル収納部に配置されているスペーサーと、
前記外側ケースと前記内側ケースとが相対的に回転する際に、前記フラットケーブルの前記折り返し部分が前記スペーサーを前記ケーブル収納部内で押し回すために前記スペーサーに設けられた押し回し部材と、を備え、
前記押し回し部材は、前記押し回し部材と前記フラットケーブルの前記折り返し部分との間に入った塵埃を回収する塵埃回収部を有しており、
前記フラットケーブルの前記折り返し部分に接触する前記塵埃回収部の接触部は、前記フラットケーブルの前記折り返し部分の曲面と滑らかに接触する曲面を有しており、
前記塵埃回収部の前記接触部には、前記フラットケーブルに付着した前記塵埃を取り込むための凹型形状部分が形成されていることを特徴とする。
図1は、本発明の回転コネクタ装置の好ましい実施形態を示す平面図である。図2は、図1に示す回転コネクタ装置を示す斜視図である。図3は、図1に示す回転コネクタ装置を別の角度から示す斜視図である。
これにより、ステアリングを回すことにより、内側ケース12は外側ケース11に対して、内側保持壁部24に倣って中心軸Cを中心として、R1方向(時計方向)とその逆のR2方向(反時計方向)に沿って相対的に確実に回転できる。
外側保持壁部21と円筒部31の間には、円環状のケーブル収納部40が形成されている。外側保持壁部21は、フラットケーブル15の第1部分(外側部分)15Bを巻き付かせるための壁部分である。円筒部31は、フラットケーブル15の第2部分(内側部分)15Cを巻き付かせるための壁部分である。円筒部31の肉厚は、強度を確保するために外側保持壁部21の肉厚に比べてやや大きくなっている。
図1に示すフラットケーブル15の第1部分15Bの一端部15Dは、外側ケース11の外側保持壁部21に固定されており、外側保持壁部21から外部の例えばエアバックに対して電気的に接続できる。フラットケーブル15の第1部分15Bは、外側ケース11の外側保持壁部21に対して巻き付かせてある。
内側ケース12が外側ケース11に対して相対的にR1方向に回転する際に、折り返し部分60が、押し回し部材90をR1方向に押すことで、スペーサー13をケーブル収納部40内でR1方向に押し回すことができる。
図5に示すように、押し回し部材90は、押し回し部材90とフラットケーブル15の折り返し部分60との間に入った砂塵などの塵埃を回収してフラットケーブル15から排除するための塵埃回収部100を有している。
なお、外側ケース11と、内側ケース12と、スペーサー13と、複数のローラ45,反転ローラ45Rと、押し回し部材90は、例えば電気絶縁被覆した金属、あるいは電気絶縁性を有するプラスチックで作られている。
図1に示すように、外側ケース11の外側保持壁部21には、フラットケーブル15の第1部分15Bが巻き付かせてあり、内側ケース12の円筒部31にはフラットケーブル15の第2部分15Cが巻き付かせてある。
内側ケース12が外側ケース11に対して中心軸Cを中心としてR1方向に相対的に回転されると、フラットケーブル15の折り返し部分60は、フラットケーブル15の全長方向に関して移動していくが、折り返し部分60は押し回し部材90の塵埃回収部100の接触部70〜73に接触して、押し回し部材90を介してスペーサー13をケーブル収容部40内において、R1方向に押し回すことができる。
また、図1に示す内側ケース12が外側ケース11に対してR1方向とは逆のR2方向に回転する場合には、フラットケーブル15の折り返し部分60は、反転ローラ45RをR2方向に押すことで、スペーサー13をケーブル収容部40内において、R2方向に押し回すことができる。
しかも、押し回し部材90に対して塵埃回収部100を設けるだけで済むので、回転コネクタ装置の大型化を避けて回転コネクタ装置の構造を単純化することができる。
なお、押し回し部材90に設けられた塵埃回収部100は、例えば砂塵を回転コネクタ装置の内部から外部に排出するための砂逃げ構造部とも言うことができる。
例えば、図示例では、1つのフラットケーブルが環状のケーブル収納部内に配置され、この1つのフラットケーブルに対して塵埃回収部が配置されている。しかし、複数のフラットケーブルが環状のケーブル収納部内に配置されていても良い。この場合には、各フラットケーブルに対応して、スペーサーにはそれぞれ塵埃回収部が配置されることで、各フラットケーブルが塵埃により摩耗して断線するのを防ぐことができる。
フラットケーブルは、電気信号や電力を伝送する場合には、電気配線材を電気絶縁材料で被覆することで構成されている。また、フラットケーブルが、光信号を伝送する場合には、光ファイバを被覆材で被覆することで構成されている。
回転コネクタ装置におけるフラットケーブルは、外側ケースと内側ケースとが相対的に回転される際に砂塵などの塵埃が混入しても、フラットケーブルの摩耗を防いで、電気信号又は光信号の伝送、電気信号と光信号の双方の信号の伝送、電力の伝送、あるいはこれらの信号と電力を同時に伝送することができる。
塵埃回収部は、塵埃排出部とも言うことができる。塵埃回収部100は、図示例では3つの凹型形状部分85を有しているが、これに限らず、塵埃回収部100は、1つ又は2つ、あるいは4つ以上の凹型形状部分を有するようにしても良い。
11 外側ケース
12 内側ケース
15 フラットケーブル
40 ケーブル収納部
45 ローラ
45R 反転ローラ
60 フラットケーブルの折り返し部分
80 滑らかな曲面
85 凹型形状部分
88 穴部
90 押し回し部材
100 塵埃回収部
Claims (4)
- 外側ケースと、
前記外側ケースの内側に配置されて前記外側ケースに対して相対的に回転可能である内側ケースと、
前記外側ケースと前記内側ケースの間に形成されたケーブル収納部に配置されてU字型に折り返されている折り返し部分を有するフラットケーブルと、
前記ケーブル収納部に配置されているスペーサーと、
前記外側ケースと前記内側ケースとが相対的に回転する際に、前記フラットケーブルの前記折り返し部分が前記スペーサーを前記ケーブル収納部内で押し回すために前記スペーサーに設けられた押し回し部材と、を備え、
前記押し回し部材は、前記押し回し部材と前記フラットケーブルの前記折り返し部分との間に入った塵埃を回収する塵埃回収部を有しており、
前記フラットケーブルの前記折り返し部分に接触する前記塵埃回収部の接触部は、前記フラットケーブルの前記折り返し部分の曲面と滑らかに接触する曲面を有しており、
前記塵埃回収部の前記接触部には、前記フラットケーブルに付着した前記塵埃を取り込むための凹型形状部分が形成されていることを特徴とする回転コネクタ装置。 - 前記塵埃回収部の前記接触部には、複数の前記凹型形状部分が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転コネクタ装置。
- 前記凹型形状部分には、前記取り込んだ前記塵埃を前記ケーブル収納部内から前記ケーブル収容部外に出すための穴部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転コネクタ装置。
- 前記ケーブル収納部には円環状の前記スペーサーが配置されており、前記塵埃は前記凹型形状部分の前記穴部を通じて、前記ケーブル収納部内から前記スペーサーの外部に排出されることを特徴とする請求項3に記載の回転コネクタ装置。
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