JP2009150992A - 画像加熱装置 - Google Patents

画像加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009150992A
JP2009150992A JP2007327342A JP2007327342A JP2009150992A JP 2009150992 A JP2009150992 A JP 2009150992A JP 2007327342 A JP2007327342 A JP 2007327342A JP 2007327342 A JP2007327342 A JP 2007327342A JP 2009150992 A JP2009150992 A JP 2009150992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
sheet
roller
contact
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007327342A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Hosoi
慎一郎 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007327342A priority Critical patent/JP2009150992A/ja
Publication of JP2009150992A publication Critical patent/JP2009150992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ベルトが循環搬送されるベルト搬送装置において、ベルトの傷を目立たなくさせること。
【解決手段】第一回転体と、第二回転体と、前記第一回転体と前記第二回転体とを圧接することで形成される圧接部と、を有し、前記第一回転体と前記第二回転体との間にシートを挿通させて搬送させる搬送装置において、前記第一回転体又は前記第二回転体の表面に当接し、前記第一回転体又は前記第二回転体へのシートの巻き込みを防止する分離手段を有し、前記分離手段は、第一回転体又は前記第二回転体との当接する部分の曲率半径Rが、0.01≦R≦0.03であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベルトを循環搬送して対象物を搬送する搬送装置を有する画像加熱装置に関する。
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置においては、シート上にトナー像を形成し、これを加熱・加圧する画像加熱装置を用いて定着させることにより、画像を形成している。
このような定着装置として、定着ローラに加圧ベルトを圧接して定着ニップを形成し、これら両者間でシートを挟持搬送しながら定着を行うベルト定着方式が採用されている。
上記方式によるベルト定着装置においては、薄紙や余白の少ない画像においてはシートがベルトから分離しきれず、ベルトへの巻きつきが発生するため、接触式の分離方式が採用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
この接触式の分離方式とは、ニップの搬送下流領域に耐熱性の部材をベルト外面に接触させてベルトからシートを分離させる方式である(例えば特許文献2参照)。
特開2006−317881 特開平10−48991
しかしながら、上記に見られるベルトは樹脂製の基材の表層にコーティングを施している構成で、従来の加圧ローラと比較して弾性層が薄いのが特徴である。従って、上記ベルトと接触分離方式を同時に採用した画像形成装置の場合、分離爪の接触により、ベルトが長手を往復動する領域においてベルトに傷が発生し、スジ状の画像が発生するという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ベルトが循環搬送されるベルト搬送装置において、ベルトの傷を目立たなくさせることを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、
シート上のトナー像をニップ部にて加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトに当接してシートを分離させる分離部材と、前記エンドレスベルトをその幅方向に往復動させる手段と、を有する画像加熱装置において、
前記分離部材が前記ベルトに当接する部位の曲率半径を0.01mm以上0.03mm以下とし、前記分離部材が前記ベルトと共に往復動するように構成したことを特徴とする。
本発明は、上述の如き構成により、ベルトが循環搬送されるベルト搬送装置において、ベルトの傷を目立たなくさせることができる。
以下に、実施形態を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施形態は、本発明を適用可能な一例ではあるものの、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
〔第1実施形態〕
(画像形成装置)
まず、画像形成装置の構成及び動作の概略を説明する。図1は画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。
図1に示すように、画像形成動作においては、まず、画像情報に基づいて変調されたレーザビームLを光学走査装置131から出射し、感光体ドラム(像担持体)132上を走査する。これにより、感光体ドラム132上に潜像を形成する。この潜像は一次帯電器133によって一様に帯電している感光体ドラム132の面上に形成される。
この潜像を現像器134の現像剤(トナー)によって可視像化する。その後、感光体ドラム132の面上に形成されたトナー像が順に転写ローラ135によって、転写ニップ部に挿通・搬送されたシートP上に転写され、シートP上にトナー像が形成される。シートP上に形成された画像が定着装置10によって熱定着された後、シートPは排出ローラ138等によって装置外に出力される。
(定着装置)
次に画像加熱装置としての定着装置10について説明する。図2は定着装置の構成の説明図である。
定着装置10は、加熱ローラ(第一回転体)11と、ベルト(第二回転体)13と、を有する搬送装置40を有する。加熱ローラ11とベルト13とは圧接させられ、圧接部を構成する。
加熱ローラ11は、内部にハロゲンヒータ(加熱手段)12を有し、ハロゲンヒータ12が発する熱を、加熱ローラ11とベルト13との間の圧接部に搬送されるシートP上のトナーTに付与する。
また、ベルト搬送装置40は、ベルト13と、ベルト13表面からシートPを分離する分離爪30とを有する。各構成について詳細に説明する。
ベルト13は、無端状ベルト(エンドレスベルト)であり、複数の(本実施形態では2個)懸架手段に架け渡される。即ち、ベルト13は、加圧ローラ14とベルトテンションを付与する機能を有するテンションローラ15との間に循環回転可能に、且つ、所定の張力(例えば100N)で掛け渡される。
加熱ローラ11とベルト13とのニップ域の入口側(加圧ローラ14の上流側)に対応するベルト13の内側には、加圧パッド18が配設される。加圧パッド18は加熱ローラ11に押し当てられており加圧ローラ14とともにニップを形成する。加圧パッド18は例えばシリコンゴムで形成され、加熱ローラ11には所定圧(例えば400N)で押し当てられる。
加圧ローラ14は、例えば中実ステンレスによって外径がφ20に形成されたベルト13を懸架するローラである。加圧ローラ14は、加熱ローラ11とベルト13とのニップ域の出口側に配設され、加熱ローラ11の弾性層を所定量弾性的に歪ませ、ベルト13を加熱ローラ11方向に加圧する。加圧ローラ14内部にはハロゲンヒータ(加熱手段)14aが配置されており、加圧ローラ14を介してベルト13を温めている。
テンションローラ15は、例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとしても働く。ここで、テンションローラ15には、ベルトの寄りを規制する手段を有する。テンションローラ15にベルト寄り規制手段を有するため、ベルト13の寄りが規制される。尚、ベルト寄り制御手段は、必ずしもテンションローラ15のみに付帯されなくともよい。
オイル塗布部材16は、ベルト13内面と内面に配置された部材との間の摺動抵抗を低減させるための潤滑剤供給部材である。
ここで、ベルト13としては、耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えなく、本実施形態においては内径が40mmで、厚みが75μmのポリイミドを基層とし、基層の外周には弾性層が300μmの厚みで設けられる。弾性層の材料としては、公知の弾性材料を使用することができ、例えば、シリコンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。更に弾性層の外周には、表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。
本実施形態の分離手段は、ベルト13に当接してシートを分離させる分離爪(分離部材)30を有し、また、定着枠33、溝34、突き当て部材35等から構成される蛇行制御手段とを有する。
分離爪30は、耐熱樹脂の上にポリイミドなど離形性と耐熱性に優れた材料をコーティングしたものである。分離爪30は、ベルト13の長手方向に複数個配置されている。
図3は図2のA−A断面での長手方向におけるベルトと爪の当接部拡大図である。図2に示すように、分離爪30は爪先端付近においてベルトと当接している。分離爪30は、ベルト13と当接するベルト13の当接面に対して、三角形の頂点にて接触する形状になっている。
ここで、図3に示すように、分離爪30がベルト13に当接する部分である当接部30aの曲率半径Rを0.01〜0.03〔mm〕としている。この理由としては、R0.01〔mm〕より小さくするとバリのような鋭利さになってしまい、かえってベルトにスジをつけてしまうことがある。一方、R0.03〔mm〕より大きくするとするとベルトとの当接状態が不安定になることがある。このため、Rの値は0.01〔mm〕以上0.03〔mm〕以下(0.01≦R≦0.03)という設定値とした。
図4はステイ31の長手移動機構を示す図である。図4に示すように、複数の分離爪30(本実施形態では4個)は、ステイ31によって保持される。ステイ31は、長手方向の幅がベルト幅と等しく、分離爪30を保持する面とは反対の面から突起32が突出した形状である。この突起32が、図4に示すように、定着装置外殻を形成する定着枠33に形成された溝34と係合する。溝34は突起32の幅よりも広くなっており、ステイ31を長手方向に対して移動させることを可能にしている。
図2に示す突き当て部材35は板状部材で、一方端がステイ31に固体され、他端がベルト13と突き当たっており、長手両端部に配置される。これにより、ベルト13が長手で蛇行するのに伴い、ステイ31と分離爪30も連動して長手方向に移動を行うことができる。
上記構成にすることで、分離爪30は、長手方向におけるベルトとの当接位置を変えることなく作用させることができる。このため、ベルトが蛇行していても従来のような摺擦スジの発生を防止することができる。
本発明によれば、分離部材がベルトに当接する部位の曲率半径を0.01mm以上0.03mm以下とし、分離部材がベルトと共に幅方向に往復動するように構成した。これにより、分離部材が接触することによるベルト傷の発生を押さえることが出来、スジ画像のない高品位な画像を提供することが可能となる。さらには、定着装置の耐久性や信頼性を向上させることが可能となる。
〔他の実施形態〕
本実施形態において、回転体としてのベルト13から分離爪30によってシートPを分離したが、これに限るものではない。即ち、回転体としてローラであってもよい。
また、分離爪は、必ずしもベルト13にのみ当接する必要はない。例えば、加熱ローラ11側に当接して、シートPの加熱ローラ11からの分離をすることとしてもよい。
また、前述の実施形態では、第一回転体をローラとし、第二回転体をベルトとしたが、これに限るものではない。第一回転体をベルトとし、第二回転体をローラとしてもよい。
画像形成装置の構成を説明する概略断面図。 定着装置の構成の説明図。 図2のA−A断面での長手方向におけるベルトと爪の当接部拡大図。 ステイの長手移動機構を示す図。
符号の説明
P…シート、T…トナー、11…加熱ローラ、13…ベルト、14…加圧ローラ、14a…ハロゲンヒータ、15…テンションローラ、16…オイル塗布部材、18…加圧パッド、30…分離爪、30a…当接部、31…ステイ、32…突起、33…定着枠、34…溝、35…突き当て部材、40…搬送装置

Claims (1)

  1. シート上のトナー像をニップ部にて加熱するエンドレスベルトと、前記ベルトに当接してシートを分離させる分離部材と、前記ベルトをその幅方向に往復動させる手段と、を有する画像加熱装置において、
    前記分離部材が前記ベルトに当接する部位の曲率半径を0.01mm以上0.03mm以下とし、前記分離部材が前記ベルトと共に往復動するように構成したことを特徴とする画像加熱装置。
JP2007327342A 2007-12-19 2007-12-19 画像加熱装置 Pending JP2009150992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007327342A JP2009150992A (ja) 2007-12-19 2007-12-19 画像加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007327342A JP2009150992A (ja) 2007-12-19 2007-12-19 画像加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009150992A true JP2009150992A (ja) 2009-07-09

Family

ID=40920210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007327342A Pending JP2009150992A (ja) 2007-12-19 2007-12-19 画像加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009150992A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194988A (ja) * 1992-12-09 1994-07-15 Ntn Corp 分離爪
JP2002014565A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Canon Inc 定着装置
JP2003084613A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2004086202A (ja) * 2002-08-06 2004-03-18 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真用定着部品、電子写真用定着エンドレスベルト、及び加熱ロール・ベルト型定着装置
JP2005037829A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 循環体および定着装置
JP2006317881A (ja) * 2005-04-15 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194988A (ja) * 1992-12-09 1994-07-15 Ntn Corp 分離爪
JP2002014565A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Canon Inc 定着装置
JP2003084613A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2004086202A (ja) * 2002-08-06 2004-03-18 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真用定着部品、電子写真用定着エンドレスベルト、及び加熱ロール・ベルト型定着装置
JP2005037829A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 循環体および定着装置
JP2006317881A (ja) * 2005-04-15 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5556236B2 (ja) 定着装置、及び、これを備える画像形成装置
KR100741840B1 (ko) 정착 장치 및 화상 형성 장치
JP4695976B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP6111657B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2006309060A (ja) 画像加熱装置
JP2007241180A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5034874B2 (ja) 定着装置
JP2006243497A (ja) 定着装置
US20080038031A1 (en) Image forming apparatus
JP2010128299A (ja) 加熱定着装置
JP2021099409A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6171563B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009169030A (ja) 定着装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP5028838B2 (ja) 画像定着装置および画像形成装置
JP2005084484A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009223291A (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP2008139775A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4428030B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2007240622A (ja) 画像加熱装置
JP2005156918A (ja) 定着装置
JP2009109931A (ja) 定着装置
JP2010139984A (ja) 定着装置およびこれを備える画像形成装置
JP2009150992A (ja) 画像加熱装置
JP2006126536A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2005249992A (ja) 定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Effective date: 20121010

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121127

A02 Decision of refusal

Effective date: 20130423

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02