JP2009150659A - ケーブルの探知方法及びケーブル探知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非通電状態にあるケーブルの一端の位置が特定され、他端の位置が未特定であっても、ケーブルの他端及び配線経路を探知することができるケーブルの探知方法及びケーブル探知装置を提供する。
【解決手段】ケーブル探知装置10によるケーブルKの第2端部K2の探知は、ケーブルKの第1端部K1に発振器11を接続し、発振器11が備える発振回路12からケーブルKの芯線Kaに高周波電圧を印加する。ケーブルKから空中を伝播した電磁波を発振器11が備える帰還部16で受信するとともにケーブルKの周囲に磁界を発生させる。検出器21で壁Wの表側から磁界を検出し、検出器21が備える第1〜第5報知部26a〜26eにより検出部23で磁界が検出されたことを報知させてケーブルKの第2端部K2の位置、及び配線経路を探知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける他端の位置、及び建物壁内での配線経路を探知するケーブルの探知方法及びケーブル探知装置に関する。
通信用や電力用のケーブルは、トラフやダクト等を介して装置間に複数本敷設されている。このような複数本のケーブルの中から特定のケーブルを識別するため、例えば、特許文献1に開示の被識別対象物の識別方法及び識別装置が用いられる。特許文献1の被識別対象物の識別方法及び識別装置を用いたケーブルの識別は、以下のように行われる。まず、ケーブルの他端が固定抵抗を介してアースと接続されるとともに、ケーブルの一端に所定周波数を印加する送信器が接続される。そして、受信器をケーブルに接続し、受信器によってケーブルの導体に印加した電圧信号と電流信号を検出することにより複数本のケーブルの中から特定のケーブルの識別を行っている。
特開平10−19956号公報
ところで、建物の建物壁内には各部屋に設置される配線器具に電力を供給するためにケーブルが配線される。このようなケーブルは、建物に設けられた分電盤に一端が接続されるとともに他端が配線器具に接続される。そして、送電線から供給された電力が分電盤によって分岐されてケーブルから各配線器具に電力が供給されるようになっている。これら建物壁内に配線されるケーブルは、施工途中にある状態では、分電盤から建物壁内に送り込まれるとともに非通電状態にあり、他端が建物壁内に配置されただけの状態にある。そして、このようなケーブルの他端に配線器具を接続する段階になったとき、建物壁の表側から建物壁内のケーブルの他端の位置を特定し、建物壁の表側に引き出される。しかし、このケーブルは非通電状態にあるとともに他端の位置が特定されていない。このため、特許文献1の識別方法及び識別装置では、ケーブルの他端を接地することができず、ケーブルの識別を行うことができない。
本発明は、非通電状態にあるケーブルの一端の位置が特定され、他端の位置が未特定であっても、ケーブルの他端の位置及び配線経路を探知することができるケーブルの探知方法及びケーブル探知装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するケーブルの探知方法であって、前記ケーブルの一端における導体に発振器を接続し、前記発振器が備える発振回路から前記導体に高周波電圧を印加し、前記ケーブルから空中を伝播した電磁波を前記発振器が備える帰還部で受信するとともに前記ケーブルの周囲に磁界を発生させ、前記磁界を検出する検出部を備える検出器で前記建物壁の表側から前記磁界を検出し、前記検出器が備える報知部により前記検出部で磁界が検出されたことを報知させて前記ケーブルの他端の位置、及び前記配線経路を探知することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するケーブルの探知方法であって、前記ケーブルの一端における導体に発振器を接続するとともに、該発振器を接地し、前記発振器が備える発振回路から前記導体に高周波電圧を印加し、前記ケーブルから空中を伝播した電磁波の閉ループを前記発振器及び大地の間で形成するとともに前記ケーブルの周囲に磁界を発生させ、前記磁界を検出する検出部を備える検出器で前記建物壁の表側から前記磁界を検出し、前記検出器が備える報知部により前記検出部で磁界が検出されたことを報知させて前記ケーブルの他端の位置、及び前記配線経路を探知することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル探知方法において、前記発振回路は、200〜500kHzで50〜100Vの高周波電圧を前記導体に印加することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するのに用いられるケーブル探知装置であって、前記ケーブルの一端における導体に高周波電圧を印加する発振回路を備える発振器を有し、さらに、前記導体に高周波電圧を印加することで前記ケーブルの周囲に発生した磁界を検出する検出部を備えるとともに、前記検出部で磁界が検出されたことを報知させる報知部を備える検出器を有することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のケーブル探知装置において、前記発振器は、前記ケーブルから空中を伝播する電磁波を受信する帰還部を備えることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載のケーブル探知装置において、前記発振回路は、200〜500kHzで50〜100Vの高周波電圧を前記導体に印加することを要旨とする。
本発明によれば、非通電状態にあるケーブルの一端の位置が特定され、他端の位置が未特定であっても、ケーブルの他端の位置及び配線経路を探知することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。なお、ケーブルKは、導体よりなる芯線Kaと、該芯線Kaを被覆する合成樹脂製の被覆層Kbとからなる。
図1に示すように、ケーブル探知装置10は、前記ケーブルKの芯線Kaに高周波電圧を印加する発振器11、及び高周波電圧の印加によりケーブルKの周囲に発生する磁界を検出する検出器21を有する。
発振器11は、1個の発振回路12を有し、発振回路12は高周波の正弦波電圧(高周波電圧)を芯線Kaに印加可能になっている。なお、印加される高周波電圧における周波数は、高周波電圧が建物壁としての壁W内の金属に反射することによる誤探知を防止するため、1000kHz未満の周波数に設定されるのが好ましい。また、印加される高周波電圧の周波数が小さく、ケーブルKの周囲に発生する磁界が小さくなり、かつケーブルKから空中を伝播する電磁波が小さくなることによるケーブルK探知の困難性を回避するため、高周波電圧の周波数は100kHz以上に設定されるのが好ましい。そして、ケーブルKの的確な探知のために、200〜500kHzの周波数で50〜100V(ボルト)の高周波電圧を芯線Kaに印加するのが好ましい。なお、ケーブル探知装置10は、探知するケーブルKを非通電状態(死線状態)にして探知を行うものである。
発振器11は、前記発振回路12で発振した高周波電圧を出力する出力部13を有し、該出力部13には出力端子14が電気的に接続され、出力端子14は芯線Kaに電気的に接続可能になっている。さらに、図2(b)に示すように、発振器11は、ケーブルKから空中を伝播する電磁波を受信する帰還部16を有し、この帰還部16は細長棒状をなす。
次に、検出器21について説明する。検出器21は、ケーブルKに高周波電圧を印加することによってケーブルKの周囲に発生する磁界を検出する検出アンテナ22を有する。図2(a)に示すように、検出アンテナ22は真っ直ぐに延びる棒状に形成されている。また、図1に示すように、検出器21は、検出部23を有し、この検出部23は検出アンテナ22が磁界を検出すると、検出信号を発生する。さらに、検出器21は、フィルタ回路24を有し、前記検出信号の周波数成分からケーブルKに印加された高周波電圧の周波数成分を選択し、フィルタ信号を発生する。また、検出器21は、増幅回路25を有し、フィルタ信号を増幅し、増幅信号を発生する。
検出器21は、検出アンテナ22がケーブルK周囲の磁界を検出したことを報知する第1〜第5報知部26a〜26eを備え、これら第1〜第5報知部26a〜26eはLEDよりなる。図2(a)に示すように、四角箱状をなす検出器21の一コーナ部には第1報知部26aが配置され、この第1報知部26aから一定距離だけ離れた位置に2つの第2報知部26bが配置されている。さらに、各第2報知部26bから一定距離だけ離れた位置に2つの第3報知部26cが配置され、この第3報知部26cから一定距離だけ離れた位置に2つの第4報知部26dが配置されている。そして、第4報知部26dから一定距離だけ離れた位置に2つの第5報知部26eが配置されている。
検出器21において、増幅回路25から発生した増幅信号の大きさによって点灯する第1〜第5報知部26a〜26eが異なるようになっている。第1〜第5報知部26a〜26eを点灯させる増幅信号の大きさは、報知部毎に所定値が設定されている。なお、第1報知部26aを点灯させる増幅信号の所定値が最も大きく、以下、第2報知部26b、第3報知部26c、第4報知部26d、及び第5報知部26eの順で、点灯させる増幅信号の所定値が小さくなっている。よって、検出するケーブルKに検出アンテナ22が近付くに連れて検出信号、すなわち増幅信号が大きくなるため、点灯する報知部は第5報知部26eから第1報知部26aへと徐々に増えていくようになっている。
次に、上記ケーブル探知装置10によるケーブルKの探知方法について説明する。図1に示すように、ケーブルKは建物壁W(以下、単に壁Wと記載する)内に配線されている。なお、送電線から幹線を介して各建物に供給される電力が、建物内の分電盤に供給され、その分電盤の変圧器からケーブルKを介して配線器具に電力が供給されるようになっている。よって、ケーブルKは、一端たる第1端部K1が分電盤に接続されるとともに、他端たる第2端部K2が壁W内における配線器具の設置位置に配置され、その位置が未特定となっている。
まず、出力端子14をケーブルKの第1端部K1における芯線Kaに接続し、発振器11を芯線Kaに接続する。次に、発振回路12から出力部13及び出力端子14を介して高周波電圧を芯線Kaに印加すると、芯線Kaには高周波電圧に基づく正弦波電圧が印加される。すると、図1の2点鎖線に示すように、ケーブルKから空中を伝播する電磁波が、発振器11が備える帰還部16に受信され、発振器11(発振回路12、出力部13、出力端子14)、ケーブルK、及び帰還部16によって電磁波の伝播する閉ループが形成されるとともに、ケーブルKの周囲には磁界が発生する。
そして、ケーブルKの周囲に発生した磁界を検出器21の検出アンテナ22で検出すると、検出部23は検出信号を発生し、フィルタ回路24が発振回路12からの高周波電圧の周波数成分を選択し、フィルタ信号を発生する。そして、増幅回路25はフィルタ信号を増幅し、増幅信号を発生する。すると、検出器21において、増幅信号の大きさ、すなわち、ケーブルKの軸線から検出アンテナ22の軸線までの距離に応じて第1〜第5報知部26a〜26eのいずれかが点灯する。そして、第1〜第5報知部26a〜26eの全てが点灯するように、検出アンテナ22を壁面に沿って移動させることによりケーブルKの配線位置を特定することができる。さらに、検出アンテナ22は棒状をなすため、第1〜第5報知部26a〜26eを点灯させることでケーブルKの延びる方向を特定することができる。そして、ケーブルKに沿って検出アンテナ22を移動させ、第5報知部26eが消灯した位置が、壁W内に配線されたケーブルK(芯線Ka)の第2端部K2となる。その後、壁Wの表側に透孔を形成し、ケーブルKの第2端部K2を壁Wの表側に引き出し、ケーブルKの第2端部K2(芯線Ka)に配線器具を接続する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ケーブルKの第1端部K1は分電盤に接続されて接地されているが、第2端部K2は壁W内に配置され、接地されていない。しかし、ケーブルKの第1端部K1から高周波電圧を送り込むと、ケーブルKを介して閉ループが形成され、ケーブルKの周囲に磁界を発生させることができる。よって、検出器21の検出アンテナ22によって磁界を検出することで、ケーブルKの第2端部K2が接地されていなくてもケーブルKの配線位置及び第2端部K2の位置を探知することができる。
その結果として、ケーブルKの配線位置が探知、特定できることにより、壁Wにダクト用の貫通孔を形成したり、釘等を打ち込む際に、ケーブルKの配線位置を避けることができ、ケーブルKを断線させたり、傷付けたりしてしまうことを防止することができる。また、ケーブルKの第2端部K2の位置が特定できることにより、壁Wに形成した透孔からケーブルKの第2端部K2を引き出す際に、ケーブルKの第2端部K2を速やかに見つけることができる。
(2)発振器11に帰還部16を設けることで、探知するケーブルKの第2端部K2を接地することが不可能な場所でもケーブルKの配線位置及び第2端部K2の位置を特定することができる。よって、ケーブル探知装置10は、特に、建築途中の建物でケーブルKの配線位置及び第2端部K2の位置を特定するのに好適である。
(3)検出アンテナ22は棒状をなす。このため、検出アンテナ22の延びる方向をケーブルKの延びる方向に沿わせながら第1〜第5報知部26a〜26eを点灯させることで、ケーブルKの延びる方向を特定することができる。
(4)ケーブルKが断線されていても、ケーブルKの断線位置から伝播する電磁波を帰還部16で受信することにより閉ループを形成し、ケーブルKの周囲に磁界を発生させることができる。よって、電磁波を検出器21の検出アンテナ22によって検出することにより、ケーブルKの断線位置(すなわち、第2端部K2)の位置を特定することができる。
(5)発振回路12が発振する高周波信号は、200〜500kHzで50〜100Vの電圧に設定される。このため、高周波電圧の周波数が高すぎることによるケーブルK以外のものの探知や、周波数が低すぎることによってケーブルKから伝播する電磁波が小さくなることによる磁界の未検出を防止して、ケーブルKの配線位置及び第2端部K2の位置を確実に探知することができる。
(6)ケーブル探知装置10は、ケーブルKが非通電状態にあるときに、高周波電圧をケーブルKに印加して、ケーブルKの探知を行う。このため、ケーブルKが通電状態にあるときに高周波電圧を印加することはなく、高周波がケーブルK及び分電盤を介して幹線へ漏洩し、さらに、他の建物や電力供給元にまで漏洩してしまうことがない。よって、ケーブルK探知の際に、広範囲に高周波が伝わることが原因で、他の建物で使用している電子機器等の誤作動を招いてしまうこと等を防止することができる。
(7)また、ケーブル探知装置10は、ケーブルKが非通電状態にあるときに、背景技術に比して高周波の電圧をケーブルKに印加して、ケーブルKの探知を行う。上記(6)に記載のように、ケーブルKが通電状態にあるとき印加できる電圧の周波数には限界があるため、背景技術に比してケーブルKの周囲に発生する磁界が大きくなり、ケーブルKの探知を確実に行うことができる。すなわち、ケーブルKが壁W内に配線された本実施形態や、ケーブルKがトラフ内に収容されていても、ケーブルKの探知を確実に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 建物の完成後や、ケーブルKの配線工事終了後に通電状態となったケーブルKを探知する際には、ケーブルKを非通電状態として探知を行ってもよい。
○ 以下の方法で、ケーブルKの第2端部K2の位置及び配線経路を探知してもよい。なお、この場合、発振器11の帰還部16は削除されるとともに発振器11にアース線が接続されている。そして、発振器11をアース線を介して接地させ、発振器11が備える発振回路12から芯線Kaに高周波電圧を印加し、ケーブルKから空中を伝播した電磁波の閉ループを発振器11及び大地の間で形成するとともにケーブルKの周囲に磁界を発生させる。検出器21の検出部23で磁界を検出し、第1〜第5報知部26a〜26eにより磁界が検出されたことを報知させてケーブルKの第2端部K2の位置及び配線経路を特定する。
このような探知方法であっても、ケーブルKの第1端部K1は分電盤に接続されて接地されているが、第2端部K2は壁W内に配置され、接地されていない。しかし、ケーブルKの第1端部K1から高周波電圧を送り込むと、ケーブルKを介して閉ループが形成され、ケーブルKの周囲に磁界を発生させることができる。よって、検出器21の検出アンテナ22によって磁界を検出することで、ケーブルKの第2端部K2が接地されていなくてもケーブルKの配線位置及び第2端部K2の位置を特定することができる。
○ 発振回路12から発生させる高周波電圧の周波数、電圧は、ケーブルKが配線された建物の構造、周囲の状況等に合わせて適宜変更してもよい。
○ 帰還部16及び検出アンテナ22の少なくとも一方の形状は棒状でなくてもよく、ひも状、渦巻き状、螺旋状等、任意に変更してもよい。
○ 帰還部16は、発振器11内に埋め込んでもよい。
○ 第1〜第5報知部26a〜26eの配置、個数は任意に変更してもよい。
○ 第1〜第5報知部26a〜26eを点灯させるための所定値は任意に変更してもよい。
○ 報知部は、LEDのように点灯表示によって報知するものでなく、ブザー等によって報知するものであってもよい。
○ 報知部を1つのLEDだけで形成し、ケーブルKに近づくに連れてLEDの点滅速度が速くなるように構成してもよい。
実施形態のケーブル探知装置を示す回路図。 (a)はケーブル探知装置の検出器を示す正面図、(b)はケーブル探知装置の発振器を示す正面図。
符号の説明
K…ケーブル、Ka…導体としての芯線、K1…一端としての第1端部、K2…他端としての第2端部、W…建物壁、10…ケーブル探知装置、11…発振器、12…発振回路、16…帰還部、21…検出器、23…検出部、25a〜25e…報知部としての第1〜第5報知部。

Claims (6)

  1. 建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するケーブルの探知方法であって、
    前記ケーブルの一端における導体に発振器を接続し、
    前記発振器が備える発振回路から前記導体に高周波電圧を印加し、
    前記ケーブルから空中を伝播した電磁波を前記発振器が備える帰還部で受信するとともに前記ケーブルの周囲に磁界を発生させ、
    前記磁界を検出する検出部を備える検出器で前記建物壁の表側から前記磁界を検出し、
    前記検出器が備える報知部により前記検出部で磁界が検出されたことを報知させて前記ケーブルの他端の位置、及び前記配線経路を探知するケーブルの探知方法。
  2. 建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するケーブルの探知方法であって、
    前記ケーブルの一端における導体に発振器を接続するとともに、該発振器を接地し、
    前記発振器が備える発振回路から前記導体に高周波電圧を印加し、
    前記ケーブルから空中を伝播した電磁波の閉ループを前記発振器及び大地の間で形成するとともに前記ケーブルの周囲に磁界を発生させ、
    前記磁界を検出する検出部を備える検出器で前記建物壁の表側から前記磁界を検出し、
    前記検出器が備える報知部により前記検出部で磁界が検出されたことを報知させて前記ケーブルの他端の位置、及び前記配線経路を探知するケーブルの探知方法。
  3. 前記発振回路は、200〜500kHzで50〜100Vの高周波電圧を前記導体に印加する請求項1又は請求項2に記載のケーブルの探知方法。
  4. 建物壁内に配線され、一端の位置が特定されるとともに他端の位置が未特定とされた非通電状態のケーブルにおける前記他端の位置、及び前記建物壁内での配線経路を探知するのに用いられるケーブル探知装置であって、
    前記ケーブルの一端における導体に高周波電圧を印加する発振回路を備える発振器を有し、
    さらに、前記導体に高周波電圧を印加することで前記ケーブルの周囲に発生した磁界を検出する検出部を備えるとともに、前記検出部で磁界が検出されたことを報知させる報知部を備える検出器を有するケーブル探知装置。
  5. 前記発振器は、前記ケーブルから空中を伝播する電磁波を受信する帰還部を備える請求項4に記載のケーブル探知装置。
  6. 前記発振回路は、200〜500kHzで50〜100Vの高周波電圧を前記導体に印加する請求項4又は請求項5に記載のケーブル探知装置。
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