JP2002122627A - 電線又はケーブル探査装置及びその方法 - Google Patents

電線又はケーブル探査装置及びその方法

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JP2002122627A
JP2002122627A JP2000314896A JP2000314896A JP2002122627A JP 2002122627 A JP2002122627 A JP 2002122627A JP 2000314896 A JP2000314896 A JP 2000314896A JP 2000314896 A JP2000314896 A JP 2000314896A JP 2002122627 A JP2002122627 A JP 2002122627A
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electric wire
magnetic
magnetic plate
magnetic flux
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JP2000314896A
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Kazuhiko Furuya
一彦 古屋
Fumio Sumiya
文雄 住谷
Michio Ito
美知夫 伊藤
Katsumi Mizuno
克美 水野
Hitoyoshi Ogawa
仁義 小川
Shigeyoshi Sakai
重嘉 酒井
Toshimori Fujieda
俊盛 藤枝
Takeshi Katabuchi
健 片渕
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Kandenko Co Ltd
Togami Electric Mfg Co Ltd
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Kandenko Co Ltd
Togami Electric Mfg Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近接して配線された配線路の中から目的とす
る配線路を識別探査する場合に、接続した配線路と他の
配線路とを区別して確実に識別する。 【解決手段】 検知手段21である磁性板21aを近接
して多条敷設される電線又はケーブル間201(又は2
02〜20n)の狭い隙間に差し込み、探査する電線又
はケーブル201(又は202〜20n)の略全周に巻回
されるので、従来のように電線又はケーブル201(又
は202〜20n)の周囲の磁束のうち一部分を検知す
るのではなく、電線又はケーブル201(又は202〜
20n)の略全周に亘る磁束を透磁させ、近接する他の
電線又はケーブル202〜20nの磁束による影響を極
力なくすことができることから、確実に近接して配線さ
れた電線又はケーブル201〜20nの中から目的とす
る電線又はケーブル201を特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線又はケーブル
に信号電流を流し、その信号によって発生する磁束を検
出し、電線又はケーブルを特定して表示する電線・ケー
ブル探査器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電線又はケーブル探査装
置は実公平5-47426号公報に示すものがあった。
図10は、前記従来の電線又はケーブル探査装置の送信
器と受信器による探査方法を示すブロック図である。前
記従来の電線又はケーブル探査装置は、商用周波数と異
なる周波数の信号電流を配線路201に流す送信器10
と、前記信号電流によって発生する磁束を受信器11先
端部に配置したコイル11aで間接的(非接触)に検知し
て表示する受信器11とで構成される。
【0003】以下、前記構成に基づく従来の電線又はケ
ーブル探査装置の具体的な動作について説明する。ま
ず、配線路201のコンセント211に送信器10の端
子を挿入して、送信器10から配線路201に信号電流
を入力する。送信器10から配線路201に信号電流が
入力された状態で、それぞれの配線路201〜20nを
受信器11によって探査する。受信機11は、送信器1
0から配線路201への信号入力によって発生する磁束
が受信器11先端部に配置したコイル11aに鎖交し、
このコイル11aに誘導起電力が生じ、この誘導起電力
が受信器11に検知されることによって配線路201〜
20n中で該当する配線路201を識別探査するもので
ある。尚、受信器11において、コイル11aに生じた
誘導起電力は、増幅器11bによって増幅され、バンド
パスフィルタ11cでフィルタリングされ、電圧検出表
示器11dに検知されて電圧表示される。この電圧検出
表示器11dにおいて、それぞれの配線路201〜20
nからコイル11aに生じた誘電起電力値に比例した電
圧値に相当するLED11eが点灯する。このLED11eの点
灯表示により該当する配線路201を識別探査するもの
である。
【0004】前記方式の場合、受信器11は分電盤等の
配線過密状態場所での探査に適応するために小型化が条
件となる。このため受信器11のコイル11aとしては
一般的にインダクタを用いるが、小型のインダクタでも
効率よく磁束を検知するために探査信号としては高周波
の電流を用いる。また、上述のように従来の電線又はケ
ーブル探査装置は、受信器11の検知状態を表示手段LE
D11eで検知レベルに応じた点灯表示が一般的であり、
配線路201〜20nに存在するノイズの影響を排除す
るために探査結果は受信器11の規則正しい反応(LED
11eの点灯)と、LED11eの点灯数が多いものが配線
路201〜20n中で該当する配線路201であるとい
った形で判断を行う。その他、従来のこの種の電線又は
ケーブル探査装置は、実公平6-20146号公報や特
開平11-51995号公報に示すものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電線又はケーブ
ル探査装置は以上のように構成されていたことから、受
信器11の先端部に配置したコイル11aで間接的(非接
触)に磁束を検知する方式の為、近接して多条に配線さ
れた電線又はケーブル等の配線路201〜20nを探査
する場合には、求める配線器以外の配線路からの磁界の
影響を避けるために、受信器11の感度を下げて反応範
囲を小さくして探査しなけらばならにという課題を有す
る。しかも実際には、多条の配線路が混線しあうように
よれた状態で近接しており、送信器10を接続した配線
路201〜20nの周囲に発生する磁界は、他の近接す
る配線路201〜20n付近にも存在するため、受信器
11を送信器10を接続した配線路201以外の配線路
202〜20nに当てた場合でも受信器11と送信器1
0を接続した配線路201との距離に反比例して配線路
201からの磁束に対しても受信器11が反応する。
【0006】このような特性から、従来の装置を使用し
て配線探査を行った場合、複数の配線路201〜20n
中で求める配線路201か否かの判定は、受信器11に
配置したLED11eの点灯数が最も多いものが送信器10
を接続した配線路201であるといった判定を行うこと
となる。しかしながら、配線路201に近接した配線路
202〜20nが複数存在するような場合は、各配線路
201〜20nで探査を行った場合の受信器11のLED
11eの点灯数の差が小さく該当する配線路201の特
定が困難になるといった問題点がある。また、この送信
器10を接続した配線路201とこれ以外の配線路20
2〜20nとの間でLED11eの点灯数が明らかに差があ
っても、この配線路201以外の配線路202〜20n
でLED11eが1個でも点灯した場合は、配線路201の
特定を行う場合の信頼度の面で不安が残るといった問題
点がある。
【0007】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、近接して配線された配線路の中から目的とす
る配線路を識別探査する場合に、接続した配線路と他の
配線路とを区別して確実に識別することができる電線又
はケーブル探査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電線又はケ
ーブル探査装置は、近接して多条に配設された任意の電
線又はケーブルに信号電流を流し、その信号電流によっ
て発生する磁束を検出する電線又はケーブル探査装置に
おいて、可撓性を有する帯状の磁性板からなる検知手段
と、前記磁性板の一端側及び他端側間に配設される磁束
検出手段とを備え、前記磁性板を前記電線又はケーブル
に巻回して前記磁性板の一端側と他端側が前記磁束検出
手段を介して閉磁路を構成し、当該電線又はケーブルに
流れる信号電流によって発生する磁束を検知して電線又
はケーブルを識別探査するものである。このように本発
明によれば、検知手段である磁性板を近接して多条敷設
される電線又はケーブル間の狭い隙間に差し込み、探査
する電線又はケーブルの略全周に巻回されるので、従来
のように前記電線又はケーブルの周囲の磁束のうち一部
分を検知するのではなく、前記電線又はケーブルの略全
周に亘る磁束を透磁させ、近接する他の電線又はケーブ
ルの磁束による影響をなくすことができることから、確
実に近接して配線された前記電線又はケーブルの中から
目的とする電線又はケーブルを特定することができる。
【0009】また、本発明に係る電線又はケーブル探査
装置は必要に応じて、前記電線又はケーブルに巻回する
ことにより形成される前記磁性板の環形体における環状
径を可変して、前記磁束検出手段までの磁路長を変化さ
せるものである。このように本発明によれば、前記磁性
板で形成される環形体の形状を巻回する前記電線又はケ
ーブルの形状と同程度に適合させることができ、電線又
はケーブルが交差し複雑に絡んでいる場合等いかなる敷
設方向であっても他の電線又はケーブルの磁束の影響を
最小とすることができる。
【0010】また、本発明に係る電線又はケーブル探査
装置は必要に応じて、前記磁性板が巻き取り及び繰り出
し可能な状態で容器に収納されるものである。このよう
に本発明によれば、前記磁性板の環形体の形状を巻回す
る前記電線又はケーブルの形状と同程度に適合させるこ
とができると共に、巻回した残余の磁性板を巻き取った
状態で収納しているので、探査作業時に残余の磁性体に
作業を阻害されることなく実行でき、また、前記電線又
はケーブルに流す信号電流が微小であっても前記信号電
流によって前記電線又はケーブルの全周に渡って発生す
る磁束を検知できることから、近接して配線された前記
電線又はケーブルの中から目的とする電線又はケーブル
を識別することができる。また、前記磁性板を巻回する
前記電線又はケーブル径の大小にかかわらず、径に適合
させて環形状の形状を設定することができる。また、前
記磁性板を容易に容器に収納できる。
【0011】また、本発明に係る電線又はケーブル探査
装置は必要に応じて、前記磁性板部が前記磁束検出手段
に対して着脱可能であるものである。このように本発明
によれば、前記電線又はケーブルに前記磁性板を巻回す
る際、近接して配線された前記電線又はケーブルであっ
ても巻回が容易にできる。また、前記電線又はケーブル
探査装置を収納する際、検知手段と磁束検出手段を別々
に収納できる。
【0012】また、本発明に係る電線又はケーブル探査
装置は必要に応じて、前記磁性板部が前記磁束検出手段
に対して回転自在に結合するものである。このように本
発明によれば、近接して配線された前記電線又はケーブ
ルが複雑に絡んでいても、近接して配線された前記電線
又はケーブルが交差しいかなる敷設方向であっても、前
記磁性板を前記電線又はケーブルに巻回した後、磁束検
出手段の向きを自在に変えることができ、磁束の検知結
果表示を視認しやすくなる。
【0013】また、本発明に係る電線又はケーブル探査
装置は必要に応じて、近接して多条に配設された任意の
電線又はケーブルに流す信号電流の送信手段が、前記信
号電流の極性を切り換えて送信するものである。このよ
うに本発明によれば、前記電線又はケーブルに流す送信
手段の信号電流の極性を切り換えて送信するようにした
ので、前記磁束検出手段の検出方向に合致するように信
号電流を前記電線又はケーブルに流すことができること
となり、前記磁性板を前記電線又はケーブルに巻回する
際に、巻回方向を気にせず前記磁性板を前記電線又はケ
ーブルに巻回できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以下、
本発明の第1の実施形態に係る死線状態における電線又
はケーブル探査装置の形態を図1に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブル
探査装置の送信器と受信器とによる探査状態接続構成
図、図2(a)は本発明の第1の実施形態に係る電線又は
ケーブル探査装置の受信器の断面図、図2(b)は本発明
の第1の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の受
信器の概略ブロック構成図である。また、図3及び図4
は本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブル探査
装置の受信器の磁性板を電線又はケーブルに巻回する順
序動作説明図である。また、図5は本発明の第1の実施
形態に係る電線又はケーブル探査装置の送信器から電線
又はケーブルに探査信号を入力する際のケーブル充電特
性及び送信器出力パターン及び配線路電荷放電のタイミ
ング図である。
【0015】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケ
ーブル探査装置は、死線状態である配線路201に直流
電圧を一定周期で断続的に印加する送信器1と、配線路
201の周囲に発生する磁束を受信器2に配置した検知
手段21で間接的(非接触)に検知して識別する受信器2
とで構成され、この受信器2の構成は、前記従来の電線
又はケーブル探査装置の受信器11の構成と異なるもの
である。受信器2は、磁束を検知する検知手段21と、
検知手段21によって検知した磁束を検出して表示する
検出部本体22とを備える構成である。尚、配線路20
1〜20nは両端で配線路内蔵シールド層は接地されて
いるが、配線路201は死線状態であり、他の配線路2
02〜20nは活線状態である。
【0016】前記検知手段21は図2(a)、(b)の
ように、可撓性を有する帯状の磁性体で形成される磁性
板21aと、半導体又は金属で製作された平行平板で形
成されるホール素子21bとから構成される。磁性板2
1aは、この一端側2aが検出部本体22内に固定され、
この他端側2bが検出部本体22から脱着自在に取り付
けられる構成である。また、前記ホール素子21bは、
平行平板の一方の平滑面を磁性板21aの一端側2aの内
側面に密着するように配設され、他方の一平滑面を、磁
性板21aの他端側2bの内側面に密着するように配設さ
れ、検出部本体22内部で磁性板21aの一端側2a及び
他端側2b間に介装した状態で配置される。このホール
素子21bは、この内部に電流を流し、この電流に垂直
に磁界を加えると電圧が発生するホール効果を有するも
のである。
【0017】前記検出部本体22は、このケース22a
の外側面に判定ブザー22b、判定表示ランプ22c、電
源スイッチ22d及びロック釦22eが配設されると共
に、前記ケース22aの内部に加圧弾性体22f及び制御
部220が収納される構成である。判定ブザー22b
は、該当する配線路201の信号電流によって発生する
磁束に基づいてホール素子21bが検出する検出電圧の
レベルに対応する音声を発呼する。判定表示ランプ22
cは、前記検出電圧のレベルに対応する光を発光する。
【0018】ロック釦22eと加圧弾性体22fとは、対
向して配設され、その中間に前記磁性板21aの一端側
2a、他端側2b及びホール素子21bが介装するように
構成される。このように対向配設されたロック釦22e
と加圧弾性体22fとは、相互の共働作業によりロック
釦22eが押圧されることによって加圧弾性体22fを収
縮させ、この加圧弾性体22fの反撥力によって磁性板
21aの一端側2a及び他端側2bの内側面にホール素子
21bを挟持固定する構成であり、帯状の磁性板21aと
ホール素子21bとでループ状の閉磁路を形成する構成
である。
【0019】前記制御部220は、配線路201の信号
電流によって発生する磁束をホール素子21bで検出し
てこの検出電圧を演算制御する演算部221と、前記演
算部221の演算結果に基づいて判定ブザー22bを制
御するブザー駆動部222と、前記演算部221の演算
結果に基づいて判定表示ランプ22cを制御するランプ
駆動部223とを備え、演算部221、ブザー駆動部2
22、ランプ駆動部223を基板224上に搭載され
る。
【0020】以下、前記構成に基づく本実施形態の具体
的な動作について説明する。まず、死線状態である配線
路201の芯線の一端201aに送信器1を接続し、配
線路201の芯線の他端201bを接地抵抗1dを介して
大地アース1eに接地する。ここで、送信器1から配線
路201に直流電圧を一定周期で断続的に印加し、配線
路201〜20nのうちの任意の1つに受信器2の磁性
板21aを巻回する。配線路201〜20nが密接して
いる場合の巻回方法は、図3(a)、図3(b)、図4(a)、
図4(b)に示すような順序で行われる。まず、図3(a)に
示すように破線で示される状態で構成される磁性板21
aの他端側2bを一旦検出部本体22の装着孔3bから外
し、実線で示すように磁性板21aを延出させる。次
に、延出させた磁性板21aの他端側2bを図3(b)に示
すように、密接して配線された配線路201〜20nの
中から検出対象となる配線路201と配線路202の隙
間に差し込む。差し込まれた他端側2bを検出対象とな
る配線路201に巻き込み、配線路201に巻き込んだ
状態で図4(a)に示すように検出部本体22の装着孔3b
に他端側2bを挿入する。装着孔3bに他端側2bを挿入
することによって図4(b)に示すような状態となり、こ
の状態からロック釦22eを押圧することによって磁性
板21aの一端側2a及び他端側2bとホール素子21bと
を検出部本体22内で挟持固定する。
【0021】送信器1から直流電圧を一定周期で断続的
に死線状態の配線路201に印加することにより配線路
201に信号電流が流れ、この信号電流により配線路2
01の周囲に発生する磁束が、配線路201に巻回され
た磁性板21aに透過する。この磁性板21aと閉磁路を
形成するホール素子21bに磁束が透過することにより
ホール素子21bに生じる電圧が検出され、この検出電
圧が演算部221に入力される。この演算部221にお
いて、前記検出信号の電圧が、本来送信器1から送信さ
れた信号の信号レベルに基づいて類推される値に達して
いるかどうか演算される。この演算結果に基づいて演算
部221から制御信号が出力され、この制御信号に基づ
いてブザー駆動部222の駆動制御により、判定ブザー
22bを発呼させる。
【0022】また、この演算結果に基づいて演算部22
1から制御信号が出力され、この制御信号に基づいてラ
ンプ駆動部223が駆動制御して判定表示ランプ22c
を発光させる。判定ブザー22b又は判定表示ランプ2
2cのしきい値レベルが複数あった場合、演算部221
がどのレベルに達したかを制御信号として出力する。こ
の演算部221の制御信号の出力レベルに応じて、ブザ
ー駆動部222が判定ブザー22bの音量レベル又は発
呼形態(連続発報、断続発報)等を変化させ、また、ラ
ンプ駆動部223が判定表示ランプ22cの点灯レベル
又は発光形態(連続発光、点滅発光)等を変化させる。
【0023】前記配線路201に対する動作を活線状態
である他の配線路202〜20nについて順次実行し、
このように実行された中で、判定ブザー22b又は判定
表示ランプ22cの反応が確認された配線路(例えば、
201)が、送信器1から直流電圧が一定周期で断続的
に印加された該当配線路(例えば、201)であると識
別探査できることとなる。尚、操作終了後の残留電圧に
よる感電を防止するために送信器1を接続した配線路2
01の一方の配線路と大地間に帯電される電荷を放電し
て終了する。
【0024】さらに、前記実施形態の動作を送信器1か
らの探査信号を所定パルス幅の信号として入力した場合
について詳述する。送信器1は直流電圧Vを直流電源1a
から一定周期で断続的に出力する構成で、切り換えスイ
ッチ1cを切り換えることで出力端子を探査しようとす
るケーブルの一端と大地アース1b間の接続を周期的に
オンオフして前記所定パルス幅の信号を出力する。前記
直流電圧Vは、一定電圧VをT1時間出力したあとT2時間停
止するといった断続出力であり、切り換えスイッチ1c
が実線で示される位置にあるときはT1時間サイクル、切
り換えスイッチ1cが破線で示される位置にあるときはT
2時間サイクルに対応する。出力停止のT2時間サイクル
に入ったと同時に配線の充電部と大地間の静電容量に充
電した充電電流が大地アース1dより放電する。この繰
り返しにより探査ケーブルにはT1時間+放電時間のみ信
号電圧が印加され信号電流が流れる。探査信号としては
直流電圧の連続印加でも問題ないが、探査終了後の残留
電圧による感電防止を考慮しT2サイクルを設ける。概し
て、配線路201充電特性と時間、送信器1から配線路
201への出力特性と時間、配線路201内蔵シールド
層からの電荷放電と時間の関係を表すグラフが図5であ
る。
【0025】本発明の第1の実施形態に係るこの電線又
はケーブル探査装置は、検知手段である磁性板21aが
配線路201(又は202〜20n)の周囲に巻回される
ので、従来のように配線路201(又は202〜20n)
の周囲の磁束のうち一部分を検知するのではなく、配線
路201(又は202〜20n)の全周に亘る磁束を検知
できる為、より確実にに近接して配線された配線路20
1〜20nの中から該当電線201を特定することがで
きる。また、この電線又はケーブル探査装置は、受信器
2の検知手段21を可撓性を有する帯状の磁性板21a
とした為、近接して配線された移動困難な大きな電線又
はケーブル配線でも図3(a)、図3(b)、図4(a)、図4
(b)に示すように配線路の隙間にこの帯状の磁性板21a
を差し込むことができ、近接して配線された配線路20
1〜20nのそれぞれ1つずつの配線路に巻回し、探査
できる。また、この電線又はケーブル探査装置は、探査
信号を直流電流とし、ホール素子21bにて磁束を検出
するようにした為、高圧電線又はケーブルのように多条
接地され、かつ複数の配線路201〜20nが近接して
設置されている中から確実に該当配線路201を特定す
ることができる。また、この電線又はケーブル探査装置
は、探査信号を直流電流とし、ホール素子21bにて磁
束を検出するようにした為、高圧電線又はケーブルのよ
うにケーブル間相互の静電容量が存在する配線が複数本
近接して設置されている中から確実に該当配線路が特定
することができる。
【0026】尚、前記第1の実施形態に係る電線又はケ
ーブル探査装置の形態においては、探査信号を入力する
際の送信器出力パターンを図5に示すような一定周期で
断続的な出力構成としたが、前記送信器出力パターンを
図6に示すような一定周期で極性を切り換える出力構成
とすることもできる。ここで、図6(a)は本発明の第1
の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の出力極性
切り換え方式送信器のブロック図、図6(b)は本発明の
第1の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の出力
極性切り換え方式送信器から電線又はケーブルに探査信
号を入力する際の送信器出力パターン図である。
【0027】本発明の第の実施形態に係る電線又はケー
ブル探査装置の送信器1は、図6(a)のブロック図で示
されるように、図1に記載の送信器1を構成する直流電
源1a、大地アース1bと切り換えスイッチ1cとに加
え、通電ON/OFF回路1fと極性切り換え回路1gとを備え
る構成である。この場合、探査信号を入力する際の送信
器出力パターンを一定周期で極性を切り換える出力特性
は、図6(b)に示されるように一定電圧VをT1時間出力し
たあと出力電圧の極性を変更して一定電圧−VをT2時間
出力するといった出力パターンである。受信器2の磁束
検出素子であるホール素子21aが一方向の磁束のみを
検出するような特性を有する素子の場合、可撓性を有す
る帯状の磁性板21aを配線路201に巻回する場合に
方向性が発生する。したがって送信器1から配線路20
1に印加する電圧の極性を交互に切り換えることにより
磁性板21aの取り付け方向性をなくすことができる。
【0028】また、送信器1は出力極性切り換え方式送
信器である構成の換わりに電圧極性を任意に切り換える
電圧極性切り換えスイッチが備わる構成とし、配線路2
01に直流電圧を一定周期で極性を交互に切り換える出
力構成としてもよい。また、本発明の第1の実施形態に
係る電線又はケーブル探査装置の受信器2は、ホール素
子21aを2個設置し、その2個のホール素子21aを相
互に逆方向に並列に配設して検出するように構成しても
よい。この場合、前記並列に配設された2個のホール素
子21aのいづれかにより電圧を発生して前記信号電流
を検出できることとなり、送信器1の出力電圧を極性変
更しなくてもよい構成となる。
【0029】(本発明の第2の実施形態)以下、本発明の
第2の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の形態
を図7に基づいて説明する。図7は、本発明の第2の実
施形態に係る電線又はケーブル探査装置の断面図であ
る。本発明の第2の実施形態に係る電線又はケーブル探
査装置は、本発明の第1の実施形態に係る電線又はケー
ブル探査装置と同様に、死線状態である配線路201に
直流電圧を一定周期で断続的に印加する送信器1と、配
線路201の周囲に発生する磁束を検知手段21で間接
的(非接触)に検知して識別する受信器2とで構成される
のに加え、配線路201〜20nに巻回することにより
形成される磁性板21aの環形体のおける環状径を可変
して、検出部本体22内部のホール素子21bまでの磁
路長を変化させる構成である。
【0030】本実施形態に係るこの電線又はケーブル探
査装置は、図7に示すように磁性板21aの他端側2bを
矢印方向に検出部本体22内部へ挿入することにより、
破線で示す磁性板21aの環形体を実線で示す環形体の
ように巻回した配線路201〜20nの外形まで縮径す
ることができるので、電線又はケーブルが交差し特に複
雑に絡んでいる場合で明確なブザー判定ができない時に
は、有効である。このため、いかなる敷設方向であって
も他の電線又はケーブルの磁束の影響を最小とすること
ができる。
【0031】(本発明の第3の実施形態)以下、本発明の
第3の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の形態
を図8に基づいて説明する。図8は、本発明の第3の実
施形態に係る電線又はケーブル探査装置の断面図であ
る。本発明の第3の実施形態に係る電線又はケーブル探
査装置は、本発明の第2の実施形態に係る電線又はケー
ブル探査装置と同様の構成であるのに加え、磁性板21
aを巻き取り及び繰り出しができる巻取部22gを検出部
本体22に収納しており、この巻取部22gから繰り出
された長さにより、ホール素子21bと磁性板21aで形
成される環状径の磁路長を変化させる構成である。
【0032】本実施形態に係るこの電線又はケーブル探
査装置は、巻取部22gに巻回した残余の磁性板21aを
巻き取った状態で収納しているので、探査作業時に残余
の磁性体に作業を阻害されることなく実行できる。ま
た、本実施形態に係るこの電線又はケーブル探査装置
は、本発明の第2の実施形態に係るこの電線又はケーブ
ル探査装置の場合と同様に、磁性板21aを巻回した配
線路201〜20nの外形まで縮径することができ、ま
た、ケーブル径が大きい場合にはケーブル径の外形に合
わせるように繰出すことができるので、近接して配線さ
れた他の配線路202〜20nで生じる磁束の影響を極
力抑制してこれらの中から目的とする配線路201を特
定することができる。また、本実施形態に係るこの電線
又はケーブル探査装置は、磁性板21aを容易に検出部
本体22に収納することができる。つまり本実施形態に
係るこの電線又はケーブル探査装置は、本発明の第2の
実施形態に係るこの電線又はケーブル探査装置の場合よ
り、ホール素子21bと磁性板21aで構成する環状径の
磁路長を変化させることができるので、磁性板21aを
巻回する配線路の径の範囲を大きくすることができ、種
々の電線又はケーブルサイズや敷設状態に対応できる。
【0033】(本発明の第4の実施形態)以下、本発明の
第4の実施形態に係る電線又はケーブル探査装置の形態
を図9に基づいて説明する。図9は、本発明の第4の実
施形態に係る電線又はケーブル探査装置の断面図であ
る。本発明の第4の実施形態に係る電線又はケーブル探
査装置は、前記第1ないし第3のいずれかの実施形態に
係る電線又はケーブル探査装置と同様の構成であるのに
加え、磁性板21aを磁束部本体122に対して回転自
在に取付ける取付方向調整部22hを備える構成であ
る。
【0034】この取付方向調整部22hは、磁性板21a
が磁束部本体122に対して回転自在に結合できる構成
である為、検出部本体22の表示側表面を操作者側へ任
意に向けることができ、検出部本体22の表面に配設さ
れる電源スイッチ22d及びロック釦22eの操作性を向
上させると共に、判定表示ランプ22cの視認性を向上
させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明においては、検知手
段である磁性板を近接して多条敷設される電線又はケー
ブル間の狭い隙間に差し込み、探査する電線又はケーブ
ルの略全周に巻回されるので、従来のように前記電線又
はケーブルの周囲の磁束のうち一部分を検知するのでは
なく、前記電線又はケーブルの略全周に亘る磁束を透磁
させ、近接する他の電線又はケーブルの磁束による影響
を極力なくすことができることから、確実に近接して配
線された前記電線又はケーブルの中から目的とする電線
又はケーブルを特定することができるという効果を有す
る。
【0036】また、本発明においては、前記磁性板で形
成される環形体の形状を巻回する前記電線又はケーブル
の形状と同程度に適合させることができ、前記電線又は
ケーブルに流す信号電流が微小であっても前記信号電流
によって発生する磁束を前記電線又はケーブルに密着し
た近接領域で全周に亘って磁束を検知できることから、
確実に近接して配線された前記電線又はケーブルの中か
ら目的とする電線又はケーブルを特定することができる
という効果を有する。
【0037】また、本発明においては、前記磁性板の環
形体の形状を巻回する前記電線又はケーブルの形状と同
程度に適合させることができると共に、巻回した残余の
磁性板を巻き取った状態で収納しているので、探査作業
時に残余の磁性体に作業を阻害されることなく実行で
き、また、前記電線又はケーブルに流す信号電流が微小
であっても前記信号電流によって前記電線又はケーブル
の全周に渡って発生する磁束を検知できることから、近
接して配線された前記電線又はケーブルの中から目的と
する電線又はケーブルを識別することができる。また、
前記磁性板を巻回する前記電線又はケーブル径の大小に
かかわらず、径に適合させて環形状の形状を設定するこ
とができる。また、前記磁性板を容易に容器に収納でき
るという効果を有する。
【0038】また、本発明においては、前記電線又はケ
ーブルに前記磁性板を巻回する際、近接して配線された
前記電線又はケーブルであっても巻回が容易にできる。
また、前記電線又はケーブル探査装置を収納する際、検
知手段と磁束検出手段を別々に収納できるという効果を
有する。また、本発明においては、近接して配線された
前記電線又はケーブルが複雑に絡んでいても、近接して
配線された前記電線又はケーブルがいかなる敷設方向で
あっても、前記磁性板を前記電線又はケーブルに巻回し
た後、磁束検出手段の向きを自在に変えることができ、
磁束の検知結果を視認しやすくなるという効果を有す
る。
【0039】また、本発明においては、前記電線又はケ
ーブルに流す送信手段の信号電流が、前記磁束検出手段
の検出方向に合致するように送信信号出力の極性を切替
えることができるので、前記磁性板を前記電線又はケー
ブルに巻回する際に、巻回方向を気にせず前記磁性板を
前記電線又はケーブルに巻回できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の送信器と受信器とによる探査状態接続構成
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の受信器の断面図(a)及び本発明の第1の実
施形態に係る電線又はケーブル探査装置の受信器の概略
ブロック構成図(b)である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の受信器の磁性板を電線又はケーブルに巻回
する順序動作説明図(a)、(b)である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の受信器の磁性板を電線又はケーブルに巻回
する順序動作説明図(a)、(b)である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の送信器から電線又はケーブルに探査信号を
入力する際のケーブル充電特性及び送信器出力パターン
及び配線路電荷放電のタイミング図である
【図6】本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の出力極性切り換え方式送信器のブロック図
(a)及び本発明の第1の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の出力極性切り換え方式送信器から電線又は
ケーブルに探査信号を入力する際の送信器出力パターン
図(b)である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の断面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る電線又はケーブ
ル探査装置の断面図である。
【図10】従来の電線又はケーブル探査装置の送信器と
受信器による探査方法を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信器 1a 直流電源 1b 大地アース 1c 切り換えスイッチ 1d 接地抵抗 1e 大地アース 1f 通電ON/OFF回路 1g 極性切り換え回路 2 受信器 2a 磁性板21aの一端側 2b 磁性板21aの他端側 3b 装着孔 10 送信器 11 受信器 11a コイル 11b 増幅器 11c バンドパスフィルタ 11d 電圧検出表示器 11e LED 21 検知手段 21a 磁性板 21b ホール素子 22 検出部本体 22a 検出部本体22のケース 22b 判定ブザー 22c 判定表示ランプ 22d 電源スイッチ 22e ロック釦 22f 加圧弾性体 22g 巻取部 22h 取付方向調整部 201〜20n 配線路 201a 配線路201の芯線の一端 201b 配線路201の芯線の他端 211〜21n コンセント 220 制御部 221 演算部 222 ブザー駆動部 223 ランプ駆動部 224 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住谷 文雄 東京都港区芝浦4丁目8−33 株式会社関 電工内 (72)発明者 伊藤 美知夫 東京都港区芝浦4丁目8−33 株式会社関 電工内 (72)発明者 水野 克美 東京都港区芝浦4丁目8−33 株式会社関 電工内 (72)発明者 小川 仁義 東京都港区芝浦4丁目8−33 株式会社関 電工内 (72)発明者 酒井 重嘉 東京都港区芝浦4丁目8−33 株式会社関 電工内 (72)発明者 藤枝 俊盛 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 (72)発明者 片渕 健 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 Fターム(参考) 2G014 AA01 AB38 AC15 AC18 2G025 AA17 AB02 AB14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接して多条に配設された任意の電線又
    はケーブルに信号電流を流し、その信号電流によって発
    生する磁束を検出する電線又はケーブル探査装置におい
    て、 可撓性を有する帯状の磁性板からなる検知手段と、 前記磁性板の一端側及び他端側間に配設される磁束検出
    手段とを備え、 前記磁性板を前記電線又はケーブルに巻回して前記磁性
    板の一端側と他端側が前記磁束検出手段を介して閉磁路
    を構成し、 当該電線又はケーブルに流れる信号電流によって発生す
    る磁束を検知して電線又はケーブルを識別探査すること
    を特徴とする電線又はケーブル探査装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電線又はケーブル
    探査装置において、 前記電線又はケーブルに巻回することにより形成される
    前記磁性板の環形体における環状径を可変して、 前記磁束検出手段までの磁路長を変化させることを特徴
    とする電線又はケーブル探査装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の電線又はケ
    ーブル探査装置において、 前記磁性板が巻き取り及び繰り出し可能な状態で容器に
    収納されることを特徴とする電線又はケーブル探査装
    置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の電線又はケーブル探査装置において、 前記磁性板部が前記磁束検出手段に対して着脱可能であ
    ることを特徴とする電線又はケーブル探査装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    の電線又はケーブル探査装置において、 前記磁性板部が前記磁束検出手段に対して回転自在に結
    合することを特徴とする電線又はケーブル探査装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
    の電線又はケーブル探査装置において、 前記電線又はケーブルに流す信号電流の送信手段が、前
    記信号電流の極性を切り換えて送信することを特徴とす
    る電線又はケーブル探査装置。
  7. 【請求項7】 近接して多条に配設された任意の電線又
    はケーブルに信号電流を流し、その信号電流によって発
    生する磁束を検出する電線又はケーブル探査方法におい
    て、 可撓性を有する帯状の磁性板を任意の前記電線又はケー
    ブルに巻回し、当該巻回した磁性板の一端側と他端側が
    磁束検出手段を介して閉磁路を構成し、 当該電線又はケーブルに信号電流を流し、前記信号電流
    によって発生する磁束を前記磁性板によって検知し、 検知された前記磁束から前記信号電流を流した当該電線
    又はケーブルを識別し、 当該電線又はケーブルを探査することを特徴とする電線
    又はケーブル探査方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108564A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 日置電機株式会社 電流計測装置
JP2016148564A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 中国電力株式会社 電流検出器
JP2017194376A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 メトロ車両株式会社 電流センサー
CN110288812A (zh) * 2019-06-26 2019-09-27 深圳市联讯通讯技术有限公司 一种用于线缆的寻线工具
JP2020076707A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 日置電機株式会社 フレキシブルセンサ及び測定装置
CN114325048A (zh) * 2021-12-27 2022-04-12 南方电网数字电网研究院有限公司 一种自取能的柔性电流测量装置

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