JP2009150216A - 作業車両のエンジンの負荷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可変容量型油圧ポンプに、吸収トルクを変化させる吸収トルク変化手段が設けられる。走行負荷計測手段では、走行負荷が所定のしきい値以上である場合に走行負荷が高いと判断し、油圧ポンプの吸収トルクを低下させる制御を実行する。この制御は、例えば、パワーモードスイッチによって「パワーモード」が選択されていることを条件に、実行される。
【選択図】図2
Description
エンジン(1)の出力が駆動輪(5)に伝達されるとともに、エンジン(1)の出力が可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)を介して作業機に伝達される作業車両のエンジンの負荷制御装置であって、
可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを変化させる吸収トルク変化手段(19、22)と、
駆動輪(5)に伝達される走行負荷を計測する走行負荷計測手段(18)と、
走行負荷計測手段によって計測された走行負荷が所定のしきい値以上である場合に、走行負荷が高いと判断して、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御手段(18)と
を備えた作業エンジンの負荷制御装置であることを特徴とする。
エンジン(1)の出力がトルクコンバータ(2)、トランスミッション(3)を介して駆動輪(5)に伝達される作業車両のエンジンの負荷制御装置であって、
走行負荷計測手段(18)が、
トルクコンバータ(2)の入力軸回転数と、トランスミッション(3)の出力軸回転数と、トランスミッション(3)で現在選択されている速度段とに基づいて走行負荷を演算するものであること
を特徴とする。
第1発明又は第2発明に記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置において、
高い走行負荷で走行するパワーモードを選択する選択手段(31)をさらに備え、
前記走行負荷計測手段(18)によって、走行負荷が高いと判断された場合、前記選択手段(31)によってパワーモードが選択されていることを、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御を実行する条件とすること
を特徴とする。
複数の走行モードを選択する選択手段(31)をさらに備え、
走行モード選択手段(31)で選択された走行モードの種類に応じて、前記しきい値を、選択された作業モードに対応づけられた大きさに変化させること
を特徴とする。
エンジン(1)の出力が走行用油圧ポンプを介して駆動輪(5)に伝達されることを特徴とする。
走行負荷が高いと判断され、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させているとき、ブレーキが操作された場合に、可変容量型油圧ポンプの吸収トルクを低下させる制御を解除することを特徴とする。
ブレーキが操作された場合、ブレーキの操作量が所定のしきい値を超えた場合に可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御を解除することを特徴とする。
本実施例では、可変容量型油圧ポンプ7、8、9に、吸収トルクを変化させる吸収トルク変化手段が設けられる。コントローラ18では、走行負荷が高い状態であるか否かが判断され、走行負荷が高い状態であると判断された場合に、可変容量型油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを低下させる制御を実行する。この制御は、パワーモードスイッチ31によって「パワーモード」が選択されていることを条件に、実行される。
Q=c・A・√(ΔP)
で表される。差圧ΔPは、LS弁22により一定になるのでポンプ流量Qは制御弁12のスプールの開口面積Aによってのみ変化する。
第1実施例では、走行負荷が高い状態であると判断された場合に、油圧ポンプの吸収トルクを小さくして、相対的にトルコン吸収トルクを大きくしているが、走行負荷が高い状態であるとの判断は、ホイールローダ100が加速状態にあることを判断することによって、行うことができる。
第1実施例では、走行負荷が高い状態であると判断された場合に、油圧ポンプの吸収トルクを小さくして、相対的にトルコン吸収トルクを大きくしているが、走行負荷が高い状態であるとの判断は、駆動輪5に伝達される走行負荷を実際に計測し、計測された走行負荷が所定のしきい値以上であることを判断することによって、行うことができる。
以上の実施例では、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくする制御を実行する条件について説明したが、逆に、車体が減速状態であるか否かを判断し、車体が減速状態にあると判断された場合に、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくする制御を解除してもよい。すなわち、車体が減速状態にあると判断されると、図4において、油圧ポンプの最大吸収トルクを矢印D方向に低下させる制御を解除するか、図5において、油圧ポンプの容量を矢印E方向に低下させる制御を解除して、図2に示すように、作業油圧負荷が小さくなる(走行負荷が大きくなる)マッチング点V3から、作業油圧負荷が大きくなる(走行負荷が小さくなる)マッチング点V2に戻すようにする。
上述した第1実施例〜第4実施例では、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくする制御を、パワーモードスイッチ31によって「パワーモード」が選択されていることを条件に、実行するものとして説明した。しかし、パワーモードスイッチ31によって「パワーモード」が選択されていない場合であっても(「通常モード」が選択されている場合であっても)、走行負荷が高い状態であると判断されれば(車体が加速状態にあると判断されるか、あるいは計測した走行負荷が高いと判断されれば)、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを低下させるようにしてもよい。
上述した第2実施例、第3実施例では、しきい値以上になったことをもって、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくする制御を実行するようにしているが、しきい値の大きさは、選択した走行モードの種類に応じて変更してもよい。
以上説明した実施例では、走行負荷が高い状態であると判断された場合(車体が加速状態にあると判断された場合あるいは計測した走行負荷が高いと判断された場合)に、はじめて、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくして、相対的に、トルコン吸収トルクを大きくする制御を実行するものとして説明したが、このような判断自体を省略して、操作盤30上のスイッチ操作のみで、油圧ポンプ7、8、9の吸収トルクを小さくする制御を実行してもよい。
Claims (7)
- エンジン(1)の出力が駆動輪(5)に伝達されるとともに、エンジン(1)の出力が可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)を介して作業機に伝達される作業車両のエンジンの負荷制御装置であって、
可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを変化させる吸収トルク変化手段(19、22)と、
駆動輪(5)に伝達される走行負荷を計測する走行負荷計測手段(18)と、
走行負荷計測手段によって計測された走行負荷が所定のしきい値以上である場合に、走行負荷が高いと判断して、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御手段(18)と
を備えたことを特徴とする作業エンジンの負荷制御装置。 - エンジン(1)の出力がトルクコンバータ(2)、トランスミッション(3)を介して駆動輪(5)に伝達される請求項1に記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置であって、
走行負荷計測手段(18)が、
トルクコンバータ(2)の入力軸回転数と、トランスミッション(3)の出力軸回転数と、トランスミッション(3)で現在選択されている速度段とに基づいて走行負荷を演算するものであること
を特徴とする作業車両のエンジンの負荷制御装置。 - 請求項1又は2に記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置において、
高い走行負荷で走行するパワーモードを選択する選択手段(31)をさらに備え、
前記走行負荷計測手段(18)によって、走行負荷が高いと判断された場合、前記選択手段(31)によってパワーモードが選択されていることを、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御を実行する条件とすること
を特徴とする作業車両のエンジンの負荷制御装置。 - 請求項2に記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置において、
複数の走行モードを選択する選択手段(31)をさらに備え、
走行モード選択手段(31)で選択された走行モードの種類に応じて、前記しきい値を、選択された作業モードに対応づけられた大きさに変化させること
を特徴とする作業車両のエンジンの負荷制御装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の作業車両のエンジン負荷制御装置であって、
エンジン(1)の出力が走行用油圧ポンプを介して駆動輪(5)に伝達されることを特徴とする作業車両のエンジンの負荷制御装置。 - 走行負荷が高いと判断され、可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させているとき、ブレーキが操作された場合に、可変容量型油圧ポンプの吸収トルクを低下させる制御を解除することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置。
- ブレーキが操作された場合、ブレーキの操作量が所定のしきい値を超えた場合に可変容量型油圧ポンプ(7、8、9)の吸収トルクを低下させる制御を解除することを特徴とする請求項6に記載の作業車両のエンジンの負荷制御装置。
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