JP2009149118A - 車両の横加速度設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スリップし易い路面状況や異径タイヤが装着されている場合であっても、車輪速検出手段で検出した車輪速に基づいて、実際の横加速度に近い推定横加速度を設定できるようにする。
【解決手段】前側左右輪の車輪速差に基づいて前輪側推定横加速度GFを設定し、後側左右輪の車輪速差に基づいて後輪側推定横加速度GRを設定し、この前輪側推定横加速度と後輪側推定横加速度とに基づいて前後輪平均推定横加速度GAを設定する(S2)。次いで前輪側推定横加速度GFと後輪側推定横加速度GRとの差の絶対値と第1の設定値Aとを比較する(S4)。そして、|GF−GR|<Aの場合、後輪側推定横加速度GRと前後輪平均推定横加速度GAとを比較し、何れか大きい値を推定横加速度Gyとして設定する(S7)。
【選択図】図2

Description

本発明は、各車輪の車輪速から推定横加速度を設定する車両の横加速度設定装置に関する。
従来、自動制動制御等、車両の挙動を制御する場合、車体の横方向に作用する加速度(横加速度)を検出して制御用情報とする技術が知られている。この横加速度は、横加速度センサを用いて検出する場合が多い。しかし、加速度センサを用いることはコスト高となるため、ABS(アンチロックブレーキ)装置等に組み込まれている車輪速センサを用いて横加速度を推定する技術が知られている。
例えば特許文献1(特開2007−30771号公報)には、4つの車輪にそれぞれ配設されている車輪速センサで検出した車輪速に基づいて横加速度を推定する技術が開示されている。すなわち、先ず左後輪と右後輪との各車輪速に基づいて仮横加速度を算出し、又、左側と右側との各前後輪の車輪速差を算出する。更に、4輪の車輪速の平均から推定車体速度を算出し、更に、この推定車体速度に基づき推定車輪速差をマップ参照により設定する。そして、左側と右側との各前後輪の車輪速差が、推定車輪速差の範囲内に収まっていない場合、仮横加速度を減少方向に補正して、推定横加速度を設定する技術が開示されている。
又、特許文献2(特開2007−30770号公報)には、左後輪と右後輪との各車輪速に基づいて仮横加速度を算出し、ブレーキ作動中は、この仮横加速度を所定減算量で補正して推定横加速度を設定する技術が開示されている。更に、特許文献3(特開2007−30748号公報)には、左後輪と右後輪との各車輪速に基づいて仮横加速度を算出し、この仮横加速度を、左後輪と右後輪との各車輪速の変化に基づいて算出した車輪減速度で補正して推定横加速度を設定する技術が開示されている。又、特許文献4(特開2007−30735号公報)には、左後輪と右後輪との各車輪速に基づいて仮横加速度を算出し、又、各車輪の車輪速に基づいて各車輪の径差に起因する径差起因横加速度を算出し、仮横加速度を径差起因横加速度で減少補正して推定横加速度を設定する技術が開示されている。
特開2007−30771号公報 特開2007−30770号公報 特開2007−30748号公報 特開2007−30735号公報
ところで、上述した各文献に開示されている技術に基づいて算出した推定横加速度は、ドライ路面等、タイヤのグリップ力が充分に発揮される路面状況では、横加速センサで検出した実際の横加速度とほぼ同じ値が算出される。
しかし、以下に示すような状況下では、推定横加速度が横加速センサで検出した実際の横加速度に対し、大きく異なる値を示してしまう場合がある。
(1)タイヤのグリップ限界を超えた走行では、スリップ発生の影響で推定横加速度が異常な値を示す。
(2)不整路等の走行において4輪車輪速が乱れる走行では、各車輪速の乱れにより推定横加速度が大きな振れを示す。
(3)雪路等の低μ路であって、タイヤスリップが発生しやすい路面の走行では、スリップ発生のより推定横加速度が異常な値を示す。
(4)左右輪が異径である場合、定常的に横加速度が検出されてしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、車輪速検出手段で検出した車輪速に基づいて推定横加速度を求めるに際し、スリップし易い路面状況や異径タイヤが装着されている場合であっても、実際の横加速度に近く、しかも安定した値を設定することのできる車両の横加速度設定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明による車両の横加速度設定装置は、車両の各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、前側左右輪の車輪速差に基づいて前輪側推定横加速度を設定する前輪側推定横加速度設定手段と、後側左右輪の車輪速差に基づいて後輪側推定横加速度を設定する後輪側推定横加速度設定手段と、前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度とに基づいて前後輪平均推定横加速度を設定する前後輪平均推定横加速度設定手段と、前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度との差の絶対値が第1の設定値未満の場合、該後輪側推定横加速度と前記前輪側推定横加速度との何れか一方と前記前後輪平均推定横加速度とを比較し、何れか大きい値を推定横加速度として設定する推定横加速度設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車輪速検出手段で検出した車輪速に基づいて推定横加速度を求めるに際し、スリップし易い路面状況や異径タイヤが装着されている場合であっても、実際の横加速度に近く、しかも安定した値を設定することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1に横加速度設定装置を備えた車両の構成図を示す。
図1に示す車両1は、前後左右の各車輪3FL,3FR,3RL,3RRに、この各車輪3FL,3FR,3RL,3RRと一体回転するシグナルロータ4が設けられ、この各シグナルロータ4に、電磁ピックアップ等からなる車輪速センサ5FL,5FR,5RL,5RRが対設されている。
この各車輪速センサ5FL,5FR,5RL,5RRが電子制御装置(ECU)6に接続されている。ECU6はコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性記憶手段等を備えている。ECU6では、後左右輪3RL,3RRの車輪速VRL,VRRの速度差(車輪速差)に基づき後輪側推定横加速度GRを求め、又、前左右輪3FL,3FRの車輪速VFL,VFRの速度差(車輪速差)に基づいて前輪側推定横加速度GFを求める。更に、この両推定横加速度GR,GFに基づき前後輪平均推定横加速度GA(GA←(GR+GF)/2)を求める。そして、この各推定横加速度GR,GF,GAに基づき推定横加速度Gy[m/s2]を設定する。
ECU6で設定される推定横加速度Gyは、具体的には、図2に示す推定横加速度設定ルーチンに従って実行される。
このルーチンは、イグニッションスイッチをONした後、設定演算周期毎に実行され、先ず、ステップS1で、4つの車輪3FL,3FR,3RL,3RRに併設されている車輪速センサ5FL,5FR,5RL,5RRで検出した信号に基づいて算出した車輪速VFL,VFR,VRL,VRRを読込む。
次いで、ステップS2で、後左右輪3RL,3RRの車輪速VRL,VRRに基づき後輪側推定横加速度GRを求め、又、前左右輪3FL,3FRの車輪速VFL,VFRに基づいて前輪側推定横加速度GFを求める。更に、この両推定横加速度GR,GFに基づき前後輪平均推定横加速度GAを求める。尚、このステップS2での処理が、後輪側推定横加速度設定手段、前輪側推定横加速度設定手段、及び前後輪平均推定横加速度設定手段に対応している。
ここで、旋回円上での後左右輪3FL,3FRに発生する内外輪差を用いて、車両1の車体にかかる横加速度Gを近似的に演算する方法について説明する。
図3に示すように、定常円旋回時における旋回半径をr[m]とした場合、微小時間dtにおける車両の微小移動距離dL [m](旋回円弧の長さ)は、
dL=r・dθ…(1)
となる。ここで、旋回半径rは一定とする。又、dθは微小旋回角[rad]である。
車両が微小移動距離dL[m]だけ移動した場合、非定常円旋回時の旋回半径変化を無視すると、
r≒rn−1…(2)
となる。尚、rn−1[m]は計測開始時の旋回半径である。
又、旋回中の車速は、
dL/dt=r(dθ/dt)…(3)
となる。
更に、後右輪3RRの車輪速VRR[m/s]、及び後左輪3RLの車輪速VRL[m/s]を、(3)式に代入して、dθ/dt を角速度ω[rad/s]で表すと、
VRR =(r + td/2)ω…(4)
VRL =(r − td/2)ω…(5)
となる。ここで、td[m]はトレッドである。
次いで、(4),(5)式から旋回半径r[m]、及び角速度ω[rad/s]を算出すると、
r=(td/2)・( VRR + VRL)/(VRR − VRL)…(6)
ω=(1/td)・(VRR − VRL)…(7)
となる。
そして、この(6),(7)式を、GR=rω2 に代入して、後輪側推定横加速度GR[m/s]を、
GR=(1/2td)・(VRR − VRL)…(8)
から求める。ここで、(1/2td)は固定値であるため、後輪側推定横加速度GRは、車輪速VRL,VRRの車輪速差に基づいて設定されることになる。
尚、前輪側推定横加速度GFは、後右輪3RRの車輪速VRRと後左輪3RLの車輪速VRLとを、前右輪3FRの車輪速VFRと前左輪3FLの車輪速VFLに置き換えて求める。更に、前後輪平均推定横加速度GAは、(GR+GF)/2から算出する。
次いで、ステップS3へ進むと、各推定横加速度GR,GF,GAをフィルタ処理して、ノイズ成分を除去した後、ステップS4へ進む。ステップS4では、前輪側推定横加速度GFと後輪側推定横加速度GRとの差分の絶対値から切換判定値|GF−GR|を算出する。その後、ステップS5,S6で、運転条件を判定する。すなわち、ステップS5では、切換判定値|GF−GR|と第1の設定値Aとを比較し、又、ステップS6では、切換判定値|GF−GR|と第2の設定値Bとを比較する。ここで、第1の設定値A,Bは、A<Bの関係にある。
後輪側推定横加速度GRは、ドライ路面等、タイヤのグリップ状態が良好な場合は横加速度センサで検出した実際の横加速度と殆ど同じ値を示すが、後左右輪3RL,3RRの少なくとも一方にスリップが発生した場合、実際の横加速度と異なる値を示してしまう。そのため、本実施形態では、ステップS5,6において運転条件を判定し、運転条件に応じて、推定横加速度GR,GF,GAの何れかを選択し、安定した推定横加速度Gyを求める。
そして、ステップS5で、|GF−GR|<Aと判定された場合、ステップS7へ進み、又、|GF−GR|≧Aと判定された場合は、ステップS6へ分岐する。
ステップS7へ進むと、後輪側推定横加速度GRと前後輪平均推定横加速度GAを比較し、いずれか大きい値を推定横加速度Gyとして設定し(Gy←MAX[GR,GA])、ステップS10へ進む。すなわち、|GF−GR|<Aの左右輪差が小さい状況では、弱いタイヤスリップの影響で、後輪側推定横加速度GRが実際の横加速度よりも小さくなっている可能性がある。従って、このような状況では、後輪側推定横加速度GRと前後輪平均推定横加速度GAの何れか大きい値を推定横加速度Gyとして設定することで、比較的弱いタイヤスリップが発生した場合であっても、前輪側推定横加速度GFを加味した値で補正され、安定した推定横加速度Gyを設定することができるばかりでなく、実際の横加速度に近い値を設定することができる。
尚、ステップS7での処理が推定横加速度設定手段に対応している。又、この場合、後輪側推定横加速度GRに代えて前輪側推定横加速度GFを適用し、この前輪側推定横加速度GFと前後輪平均推定横加速度GAとの何れか大きい値を、推定横加速度Gyとして設定するようにしても良い。
一方、ステップS6へ進むと、切換判定値|GF−GR|と第2の設定値Bとを比較し、|GF−GR|<Bのときは、ステップS8へ進み、又、|GF−GR|≧Bのときは、推定不良と判定しステップS9へ進む。
ステップS8へ進むと、後輪側推定横加速度GRと前後輪平均推定横加速度GAと前輪側推定横加速度GFとを比較し、最小値を示すものを推定横加速度Gyとして設定し(Gy←MIN[GR,GA,GF])、ステップS10へ進む。すなわち、|GF−GR|<Bの前輪側推定横加速度GFと後輪側推定横加速度GRとの差分が比較的大きい状況では、4つの車輪3FL,3FR,3RL,3RRの何れかに異径タイヤが装着されている可能性がある。そのため、後輪側推定横加速度GRと前後輪平均推定横加速度GAと前輪側推定横加速度GFとを比較し、最も小さい値を示すものを推定横加速度Gyとして設定することで、実際の横加速度に対して推定横加速度Gyが異常偏差や異常発散を示すことを未然に防止することができる。尚、ステップS8での処理が推定横加速度設定手段に対応している。
又、ステップS9へ進むと、推定横加速度Gyをクリアして(Gy←0)、ステップS10へ進む。|GF−GR|≧Bでは、4つの車輪3FL,3FR,3RL,3RRの中で、対角線上の2輪に異径タイヤが装着されている可能性、或いは1つの車輪に大異径タイヤが装着されている可能性がある。すなわち、対角線上の2輪に異径タイヤが装着されている場合は、前輪側推定横加速度GFと後輪側推定横加速度GRとの方向が逆向きとなり、その結果、切換判定値|GF−GR|が大きな値を示すことになる。一方、1つタイヤが大異径の場合は、定常的に推定横加速度が検出されてしまう等、明らかな異常状態であり、このような状況では、推定横加速度Gyを0とすることで、推定横加速度Gyを使用した制御の誤判定を未然に防止する。尚、このステップS9での処理が推定横加速度設定手段に対応している。又、ステップS5において、|GF−GR|≧Aと判定された場合であっても、その値が一時的なものである場合は、次の演算時において、|GF−GR|<Aとなり自動的にステップS7へ遷移する。
このように、本実施形態では、車輪速VRL,VRR,VFL,VFRに基づき、後輪側推定横加速度GR、前輪側推定横加速度GF、及び前後輪平均推定横加速度GAをそれぞれ算出し、この各推定横加速度GR,GF,GAを、走行状況に応じて選択して、推定横加速度Gyを得るようにしたので、種々の道路状況や、装着タイヤによる影響が最小限となり、安定した推定横加速度Gyを設定することができる。
そして、ステップS7〜S9の何れかからステップS10へ進むと、推定横加速度Gyのフィルタ処理を行う。尚、当該ステップでの処理がフィルタ処理手段に対応している。
推定横加速度Gyの出力フィルタ処理は、外乱やステップS7〜S9で設定される推定横加速度Gyの切りかわりによるステップ的な変動を抑制するものである。以下に、本実施形態で採用するフィルタ処理について説明する。
本実施形態では、フィルタ処理を、変化量制限と一次遅れフィルタ処理によって行う。すなわち、先ず、推定横加速度下限値Gyminを、推定横加速度Gyと重力加速度1G[m/s2]を比較し、何れか小さい値で設定する(Gymin←MIN[Gy,1G])。次に、この推定横加速度下限値Gyminに基づいて時定数の変化量制限値を設定する。
続いて、推定横加速度下限値Gyminの変化量が変化量制限値を超えた場合、変化量制限値を超えない上限値に推定横加速度Gyを設定し、超えない場合は推定横加速度下限値Gyminに推定横加速度Gyを設定する。 又、推定横加速度下限値Gyminに基づき、図4に示すフィルタ時定数設定テーブルを参照してフィルタ時定数Tを設定する。
そして、このフィルタ時定数Tに基づき推定横加速度Gyを一次遅れフィルタ処理し、ステップS11へ進む。
Gy←Gy・1/(1+T・S)…(9)
ここで、Tはフィルタ時定数 、Sはラプラス演算子である。図5に示すように、本実施形態では、推定横加速度Gyを一次遅れフィルタ処理しているので、推定横加速度Gyのステップ的な変動が抑制され、安定した推定横加速度Gyを設定することができる。
そして、ステップS11で今回の設定した推定横加速度Gyを、RAM等の一時記憶手段に記憶してルーチンを抜ける。この一時記憶手段に記憶されている推定横加速度Gyは、自動制動制御装置や駆動力制御装置を代表とする車両の挙動制御を行う際に読込まれる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば適用できる車両は4輪駆動車、2輪駆動車の何れであっても良い。
横加速度設定装置を備えた車両の構成図 推定横加速度設定ルーチンを示すフローチャート 定常円旋回時における車両の微小移動状態を示す模式図 フィルタ時定数設定テーブルの説明図 推定横加速度を一次遅れフィルタ処理する際の説明図
符号の説明
1…車両、
3FL,3FR,3RL,3RR…車輪、
5FL,5FR,5RL,5RR…車輪速センサ、
ω…角速度、
A,B…設定値、
GA…前後輪平均推定横加速度、
GF…前輪側推定横加速度、
GR…後輪側推定横加速度、
Gy…推定横加速度、
T…フィルタ時定数、
VFL,VFR,VRL,VRR…車輪速、
dL…微小移動距離、
dt…微小時間、
r…旋回半径

Claims (5)

  1. 車両の各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、
    前側左右輪の車輪速差に基づいて前輪側推定横加速度を設定する前輪側推定横加速度設定手段と、
    後側左右輪の車輪速差に基づいて後輪側推定横加速度を設定する後輪側推定横加速度設定手段と、
    前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度とに基づいて前後輪平均推定横加速度を設定する前後輪平均推定横加速度設定手段と、
    前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度との差の絶対値が第1の設定値未満の場合、該後輪側推定横加速度と前記前輪側推定横加速度との何れか一方と前記前後輪平均推定横加速度とを比較し、何れか大きい値を推定横加速度として設定する推定横加速度設定手段と
    を備えることを特徴とする車両の横加速度設定装置。
  2. 前記推定横加速度設定手段は、前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度との差の絶対値が前記第1の設定値より大きく且つ、該第1の設定値より大きな値の第2の設定値より小さい場合、前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度と前記前後輪平均推定横加速度とを比較し、最も小さい値を推定横加速度として設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の横加速度設定装置。
  3. 前記推定横加速度設定手段は、前記前輪側推定横加速度と前記後輪側推定横加速度との差の絶対値が前記第2の設定値より大きい場合、前記推定横加速度を0に設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の車両の横加速度設定装置。
  4. 前記推定横加速度設定手段で設定した推定横加速度に対し、所定のフィルタ時定数を有する一次遅れフィルタ処理を施すフィルタ処理手段
    を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の横加速度設定装置。
  5. 前記フィルタ時定数は前記推定横加速度に基づいて設定する
    ことを特徴とする請求項4記載の車両の横加速度設定装置。
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