JP2009148496A - デスク - Google Patents

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Abstract

【課題】デスクトップパネル等の机上オプションを天板に対して着脱するにあたり、その取付部分を、作業性を損なうことなくカバー体によって化粧できるようにしたデスクを提供する。
【解決手段】天板4を支持するフレーム構造体Aの一部を台座5とし、この台座5に設定した取付領域B1に上方から机上オプションであるデスクトップパネル6の基端を取り付け可能とするとともに、台座5を、デスクトップパネル6などの机上オプションの種類やその有無に応じて形態を変化させ得るカバー体Cによって覆うように構成するにあたり、カバー体Cを、少なくとも机上オプションであるデスクトップパネル6の取付領域B1を避けた位置で台座5に固定し、その取付領域B1を途中狭めることなく上方に開放した状態をとり得るように構成することとした。
【選択図】図4

Description

本発明は、デスクトップパネル等の机上オプションを天板に対して着脱するにあたり、その取付部分を、作業性を損なうことなくカバー体によって化粧できるようにしたデスクに関するものである。
従来より、デスクトップパネル等の机上オプションを天板に付帯させて取り付ける場合には、天板を支持する構造体の一部に机上オプションの基端を設置し、支柱を挿し通す開口部を有したカバーをその上から基端を覆うように装着して、そのカバーを構造体にボルトで止着するようにしているのが通例である。このような構造自体は周知のものであるが、これを開示した特許文献は特に見当たらない。
しかしながら、かかるカバーの取付構造であると、デスクトップパネル等の机上オプションを着脱する際に必ずボルトの締着を解除してカバーを外さなければならない。このため、作業性が極めて悪いという問題がある。逆に、カバーを簡単に装着できる構造にすると、使用中に簡単に外れるおそれがあるため、カバー本来の機能が損なわれ易くなる。更に、天板を増連する場合等には、デスクトップパネル等の机上オプションは天板の境界部分に支柱が位置することになり、従来では全く別異のカバーを用いなければならない不具合もある。
本発明は、このような課題を解決し、デスクトップパネル等の机上オプションの着脱に際してカバーの取り扱いを容易ならしめたデスクを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のデスクは、天板を支持する構造体の一部を台座とし、この台座に設定した取付領域に所定方向から机上オプションの基端を取り付け可能とするとともに、前記台座を、机上オプションの有無に応じて形態を変化させ得るカバー体によって覆うようにしたものであって、前記カバー体は、少なくとも机上オプションの取付領域を避けた位置で台座に固定され、その取付領域を途中狭めることなく前記所定方向に開放した状態をとり得るように構成していることを特徴とする。
このように構成すれば、カバー体の少なくとも一部を台座に固定状態で残したままで、カバー体と干渉させることなく机上オプションの基端を所定方向に通過させて台座に対して着脱することができるので、机上オプションの着脱の度にカバー体全体をボルトで止めたり外したりする場合に比して、作業性を有効に向上させることができる。
カバー体の適切な固定状態と、机上オプションを着脱する際の作業性とを好適に両立させるためには、カバー体が、台座に止着具を介して固定されるベース部と、台座から離間した位置で前記ベース部に着脱可能に取り付けられて前記止着具を遮蔽するキャップ部とを具備し、ベース部は取付領域を所定方向に開放し、キャップ部が取り付けられることによって取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成しているものが有効となる。
机上オプションが、支柱の基端に拡開した取付部を有するものである場合には、ベース部にその取付部の通過を許容する凹部を所定方向に沿って形成するとともに、キャップ部に取付部よりも小さく支柱よりも大きい開口窓を開閉可能に設けていることが好適である。
種々の机上オプションに対して共通のカバー体を有効に適用可能とするためには、キャップ部は、形態の異なる複数の開口窓を形成し得るように構成されていることが好ましい。
構造体上、天板幅方向へ離間した位置に存する台座に一対のカバー体を固定し、これらカバー体の間にダクトカバーを取り付ける場合には、ダクトカバーが両端に突起を有し、カバー体にこの突起を支持する凹所を設けて、凹所をベース部に対するキャップ部の着脱を通じて開閉可能としておくことが望ましい。
特にダクトカバーの着脱容易性とともに良好な使い勝手も同時に実現するためには、突起が軸であり、凹所が軸受を構成するものであることが好ましい。
構造体が端部脚の間に中間脚を有し、端部脚と中間脚の間、あるいは中間脚同士の間をビームを介して連結したものである場合には、台座がビームの両端近傍の上向面に設けられ、中間脚を挟んで隣接する台座は各々別個の机上オプションの基端を取り付けるための第1の取付領域、及び、隣接する台座とともに共通の机上オプションの基端を取り付けるための第2の取付領域を設定されたものであり、各々の台座を覆うカバー体は、個別に第1の取付領域を途中狭めることなく上方に開放した状態と、協働して第2の取付領域を途中狭めることなく上方に開放した状態とをとり得るように構成されていることが好都合である。
この場合、一対のカバー体は、台座に止着具を介して固定されるベース部と、このベース部に着脱可能に取り付けられて前記止着具を遮蔽するキャップ部とをそれぞれ具備し、各ベース部は、第1の取付領域を上方に開放し、キャップ部が取り付けられることによって第1の取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成されるとともに、両ベース部は、協働して第2の取付領域を上方に開放し、各々キャップ部が取り付けられることによって第2の取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成されていればよい。
本発明は、以上説明した構成であるから、デスクトップパネル等の机上オプションを天板に対して着脱するにあたり、その取付部分を覆うカバー体を都度、ボルトを締めたり緩めたりして作業を行うことを不要にし、しかも机上オプションに対する適切な化粧機能を担保して、デスクの設置や移動、レイアウト変更等に有効に対応できるようにした、新規有用なデスクを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態は、図1に示すように、一対の端部脚1,1の間に中間脚2を設け、隣り合う端部脚1と中間脚2との間をビーム3で連結してフレーム構造体Aを構成するとともに、このフレーム構造体Aの端部脚1と中間脚2とにまたがって天板4を、奥行き方向に対面使用可能なように各一対に載せ置き、全体として大型のデスクを構成している。
端部脚1は図2に示すように全体がパネル状をなすものであり、中間脚2は図3に示すように支持体21の上端にステー部22を設けた概略T字状のものであって、ビーム3はこれら端部脚1及び中間脚2の奥行き方向中央部における上端部間を連結する位置に取り付けられる。ビーム3の内部は上方に開放されたコードダクト空間Sを形成している。
そして、ビーム3によって自立させられた端部脚1及び中間脚2の天板受け13、23にそれぞれ天板4の対応する側縁近傍の下面を載せ置き、天板受け13、23に下方から挿通した図示しないねじを天板4の下面に止着することによって、天板4を端部脚1と中間脚2とに固定するようにしている。天板取付状態において、奥行き方向に対面する天板4の反使用縁4a,4a間にはビーム3のコードダクト空間Sが上方に開放した状態となる。
このような構成において、本実施形態は、天板4を支持する前記フレーム構造体Aの一部であるビーム3の両端部近傍に、図2及び図3に示すように座板51を取り付けて台座5とし、これらの台座5に同図中網掛けで示すようなT字状をなす第1の取付領域B1を設定して、その第1の取付領域B1に図4〜図6に例示するように上方から机上オプションであるデスクトップパネル6に付帯する支柱61の基端を取り付け可能とするとともに、前記台座5を、デスクトップパネル6の有無に応じて形態を変化させ得るカバー体Cによって覆うようにしている。
デスクトップパネル6は、パネル本体60の両端部近傍が前記支柱61に支持され、支柱61の下端に取付部であるT字状のブラケット62が一部重合させて取り付けられたもので、支柱61から拡開して天板の奥行き方向に延出するブラケット先端部にはボルト通過孔63が設けてある。図示例のデスクトップパネル6は、1枚の天板巾に対応する巾寸法を有している。
一方、台座5を構成する座板51には、図2及び図4等に示すように、天板幅方向の内側よりに位置づけて前記ブラケット62のボルト通過孔63に対応する第1のねじ孔5aが設けられ、天板幅方向の外側よりに位置づけてカバー体Cを取り付けるための対をなす第2のねじ孔5bが設けられている。図中符号5dで示すものは台座取付用の孔である。
他方、カバー体Cは、図4及び図5等に示すように、台座5に止着具であるボルトv1を介して固定されるベース部7と、このベース部7に着脱可能に取り付けられるキャップ部8とを具備している。
ベース部7は、前記ブラケット62が取り付けられる第1の取付領域B1を避けて台座5上に載せ置かれる一対の底壁71と、同じく第1の取付領域B1を避けて底壁71から立ち上がる立壁72とからなる。底壁71は、座板51に設けた第2のねじ孔5bを覆う位置に対をなして配置されたもので、この底壁71には前記第2のねじ孔5bに連続する位置にボルト通過孔71bが設けられているとともに、これらの底壁71b同士を立壁72によって接続した構造をなしている。立壁72は、平面視した場合にブラケットの外縁をほぼ包囲するような内壁72aを形成し、外側は天板4の反使用縁4aに平行な第1の外壁72bと、天板4の外側端部に略合致する第2の外壁72cと、コードダクト空間S側に位置する第3の外壁72dとを少なくとも形成している。内壁72aの内側に形成される凹部Pはほぼ等断面のまま上方に開放されているとともに、その凹部Pは第2の外壁72cの一部に設けた開口72c1を介して外方に開放されている。第3の外壁72dの上方近傍には後述するダクトカバー9の端部付近を載せ置くための上向き面72eが設定され、この上向き面72eの隣接位置には天板幅方向に延びて内側に開口する凹所72fが形成されている。このベース部7の一部にはキャップ部8を着脱可能に係り合わせるための被係合部7a、7bが設定されている。
キャップ部8は、キャップ本体81と、このキャップ本体81に着脱される補助キャップ82,83,84とから構成され、補助キャップ82,83,84を全てキャップ本体81に装着した状態で、平面視において前記ベース部7の上方をほぼ蓋封するような形状をなしている。そして、前記ベース部7の被係合部7a、7bに係り合う係合部8a、8bを有するとともに、その内側下面に、前記ベース部7の凹所72fに対応して天板幅方向に延び内側に開口する凹所82fが形成してある。これらの凹所72f、82fは突き合うことによって軸穴を形成する。キャップ本体81は平面視コ字形をなして中央から外側に抜ける第1の開口窓81xが設けてあり、補助キャップ82はこの第1の開口窓81xを開閉する位置に着脱可能に取り付けられる。補助キャップ82には更に、内側に開口する第2の開口窓82yと、外側に開口する第3の開口窓82zとが設けてあり、これら第2、第3の開口窓82y、82zを閉止する位置に、一層小さい補助キャップ83、84が着脱可能に取り付けられている。各開口窓81x、82y、82zは開成時にそれぞれ断面形状の異なる支柱を挿通させるべく、各々対応する支柱よりも大きく取付領域B1よりも小さい寸法に設定されている。
このようなカバー体Cを併用して台座5にデスクトップ6を取り付けるには、先ず図4に示すようにカバー体Cのベース部7に設けたボルト通過孔71bに上方からボルトv1を挿入して台座5に設けた第2のねじ孔5bに締着し、ベース部7を台座5上に固定する。この状態で台座5の第1の取付領域B1はベース部7の上方から見える状態に開放されているので、図4→図5に示すようにベース部7を外さずに上方から支柱61とともにT字状をなすブラケット62を挿入して台座5上に載せ置くことができる。そして、ブラケット62のボルト通過孔63にボルトV2を挿入して台座5に設けた第1のねじ孔5aに締着する。このようにした後、上記ダクト空間Sを閉止する形状に設けたダクトカバー9を、その側端に突設した突起である軸部91をベース部7の凹所72fに上方から係合させて端部周辺を上向き面72e上に載せ置き、内側からキャップ本体81を、外側から補助キャップ83を取り除いた残りの補助キャップ82,84を、それぞれ両側から支柱61を挟むようにして嵌め合わせつつ、キャップ本体81をベース部7に取り付ける。そして、図6に矢印で示すように上方からパネル本体60を落としこんで図示しない取付孔を支柱61に挿入することによって、支柱61の基端を目隠しした状態でベース部7をキャップ部8によって蓋封し、第2の開口窓82yに密接に支柱61を貫通させると同時にダクトカバー9を取り付けた状態を実現することができる。
また、このデスクは、図10に示すように、天板巾方向に複数の天板4,4にまたがって1枚のデスクトップパネル106が取り付けられる場合がある。この場合は、図7に網掛けで示すように中間脚2を跨いで隣接する両台座5,5に設定した矩形状の第2の取付領域B2が利用される。前記カバー体Cを構成するベース部7は、図8に示すように底壁71及び立壁である内壁72a及び外壁72b、72c、72dがこの第2の取付領域B2をも避けた状態で取り付けてあり、第2の取付領域B2は上方から見える状態に開放されていて、パネル本体160の中間部を支持する、前記支柱61とは異なる断面の支柱161が中間脚2の真上に位置した状態で取り付けられる。そのために、支柱161の下端には前記とは異なる形状の取付部である短冊状のブラケット162が一部重合させて取り付けられており、支柱161から天板巾方向に拡開して延出するブラケット先端部にボルト通過孔163が設けてある。
一方、図7等に示す台座5の中央には、前記ボルト通過孔163に対応させて、第1のねじ孔5aと第2のねじ孔5bの中間位置に第3のねじ孔5cが設けてある。
このようなデスクトップパネル106を、前述したカバー体Cをそのまま利用して台座5に取り付けるには、先ず図8に示すようにカバー体Cのベース部7に設けたボルト通過孔71bに上方からボルトv1を挿入して台座5に設けた第2のねじ孔5bに締着し、ベース部7を台座5上に固定する。既にカバー体Cが台座5に取り付けられている場合にはこの作業は不要である。この状態で台座5の第2の取付領域B2はベース部7の上方から見える状態に開放されているので、図8→図9に示すようにベース部7を外さずに上方から支柱161とともに短冊状をなすブラケット162を挿入して台座5上に載せ置くことができる。そして、ブラケット162のボルト通過孔163にボルトを挿入して台座5に設けた第3のねじ孔5cに締着する。このようにした後、上記ダクト空間Sを閉止する形状に設けたダクトカバー9を、その側端に突設した軸部91をベース部7の凹所72fに上方から係合させて上向き面72e上に載せ置き、両側からキャップ本体81を、補助キャップ82,83を付帯させ補助キャップ81を取り除いた状態で支柱61を挟みつつベース部7に取り付けるとともに、図10に矢印で示すように上方からパネル本体160を落としこんで図示しない取付孔を支柱161に挿入することによって、支柱161の基端を目隠しした状態でベース部7をキャップ部8によって蓋封し、第3の開口窓82z同士が連通した更に大きな開口窓に支柱161を密接に貫通させると同時にダクトカバー9を取り付けた状態を実現することができる。
なお、第1の開口窓81xは、上記支柱61,161よりも断面の大きい支柱に対して適用されるものであり、本明細書ではこのような態様の説明は省略している。
以上のように、カバー体Cは、台座5に取り付けられる机上オプションであるデスクトップパネル6,106の支柱61,161の形状に応じて形態を変化させることができるほか、デスクトップパネル6,106等の机上オプションを取り付けない場合はキャップ本体81に全ての補助キャップ82,83,84を装着して完全にキャップ部8でベース部7を閉止した状態をとり得るものである。
このように、本実施形態のデスクは、天板4を支持するフレーム構造体Aの一部を台座5とし、この台座5に設定した取付領域B1、B2に上方から机上オプションであるデスクトップパネル6,106の基端を取り付け可能とするとともに、台座5を、デスクトップパネル6,106などの机上オプションの種類やその有無に応じて形態を変化させ得るカバー体Cによって覆うようにしたものである。
そして、カバー体Cを、少なくとも机上オプションであるデスクトップパネル6,106の取付領域B1、B2を避けた位置で台座5に固定し、その取付領域B1,B2を途中狭めることなく上方に開放した状態をとり得るように構成している。
このため、カバー体Cの少なくとも一部を台座5に固定状態で残したままで、カバー体Cと干渉させることなく机上オプションであるデスクトップパネル6,106の基端を上下方向に通過させて台座5に対して着脱することができ、デスクトップパネル6,106の着脱の度にカバー体Cの全体を付けたり外したりする場合に比して、作業性を有効に向上させることができる。
また、カバー体Cを、台座5に止着具であるボルトv1を介して固定されるベース部7と、台座5から上方へ離間した位置において前記ベース部7に着脱可能に取り付けられて前記止着具であるボルトv1を遮蔽するキャップ部8とを具備してなるものにし、ベース部7は取付領域B1,B2を上方に開放し、キャップ部Cが取り付けられることによって支柱6,106とともに取付領域B1,B2のほぼ全部が閉止され得るように構成している。
このように、ベース部7に対してキャップ部8を着脱するようにすれば、デスクトップパネル6,106等の机上オプションの有無に応じてカバー体Cの形態を有効に変化させることができる。しかも、カバー体Cを台座5に的確に固定する機能と、デスクトップパネル6,106等の机上オプションの有無に応じて容易に形態を変化させ得る機能とを、それぞれベース部7及びキャップ部8に分担させたので、的確な固定状態と容易な形態変更という相容れない課題を有効に解決することができ、共通のベース部7上に異なる構造のキャップ部8を取り付けることで仕様の多様化も図れ、樹脂成形等をする場合にも最小限の部品の成形のみにて容易に対応することができる。
さらに、机上オプションであるデスクトップパネル6,106は、支柱61,161の基端に拡開した取付部たるブラケット62、162を有するものであり、ベース部7に、そのブラケット62,162の通過を許容する凹部Pを上方に向かって開放した状態で形成するとともに、キャップ部8にブラケット62,162よりも小さく支柱61、161よりも大きい開口窓82y、82zを開閉可能に設けている。窓81xにおいても同様である。
このため、ベース部7の凹部Pの内壁に沿って支柱61,161がブラケット62、162を介して案内され、凹部Pは支柱61,161の基端部を着脱する際のガイドとして有効利用することができ、キャップ部8には支柱61,161の取付部を的確に閉止する形態を有効に付与することができる。
さらに、キャップ部8は、形態の異なる複数の開口窓81x、82y、82zを形成し得るように構成されているので、様々の机上オプションに対して共通のカバー体Cを有効に適用することができる。
また、このデスクは、フレーム構造体A上、天板幅方向へ離間した位置に存する台座5,5に一対のカバー体Cを固定し、これらカバー体C,Cの間にダクトカバー9を取り付けるようにしたものであり、ダクトカバー9は両端に突起である軸部91を有し、カバー体Cにはこの軸部91を支持する凹所72f、82fが設けられて、凹所72f、82fはベース部7に対するキャップ部8の着脱を通じて開閉可能とされているので、ベース部7に対するキャップ部8の着脱に伴ってダクトカバー9の着脱も同時に行うことができ、ダクトカバー9の保持もカバー体Cによって有効に行うことができる。
また、突起91が軸であり、凹所72f、82fが突き合って軸受を構成するものであるので、ダクトカバー9の着脱容易性とともにその良好な使い勝手も同時に実現することができる。
具体的にこのデスクは、フレーム構造体Aが端部脚1の間に中間脚2を有し、端部脚1と中間脚2の間、あるいは中間脚2,2同士の間をビーム3を介して連結したものであって、台座5がビーム3の両端近傍の上向面に設けられ、中間脚2を挟んで隣接する台座5,5は図2〜図6に示すように各々別個の机上オプションであるデスクトップパネル6の基端を取り付けるための第1の取付領域B1、及び、図7〜図10に示すように隣接する台座5,5とともに共通の机上オプションであるデスクトップパネル106の基端を取り付けるための第2の取付領域B2を設定されたものであり、各々の台座5,5を覆うカバー体Cは、個別に第1の取付領域B1を途中狭めることなく上方に開放した状態と、協働して第2の取付領域B2を途中狭めることなく上方に開放した状態とをとり得るように構成されているので、共通の台座5、共通のカバー体Cを用いて、机上オプションであるデスクトップパネル6,106の何れの支柱61,161にも有効に対応することができる。
この場合、一対のカバー体C,Cは、台座5に止着具たるボルトv1を介して固定されるベース部7と、このベース部7に着脱可能に取り付けられて前記ボルトv1を遮蔽するキャップ部8とをそれぞれ具備し、各ベース部7は、第1の取付領域B1を上方に開放し、キャップ部8が取り付けられることによって支柱6とともに第1の取付領域B1のほぼ全部が閉止され得るように構成されるとともに、両ベース部7,7は、協働して第2の取付領域B2を上方に開放し、各々キャップ部8,8が取り付けられることによって支柱106とともに第2の取付領域B1のほぼ全部が閉止され得るように構成されているので、カバー体Cのベース部7を固定したままで机上オプションであるデスクトップパネル6、106の基端を着脱するという効果を、机上オプションであるデスクトップパネル6,106の何れの支柱61,161に対しても有効に得ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な形状や構造は図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
また、机上オプションとしては、棚など他の種々のものを対象とすることができ、取付領域の開放方向は上方以外に設定しても構わない。
本発明の一実施形態に係るデスクの天板を透視した全体斜視図。 同実施形態における端部脚側の台座上に設定した第1の取付領域を周辺構造とともに示す分解斜視図。 同実施形態における中間脚側の台座上に設定した第1の取付領域を周辺構造とともに示す分解斜視図。 同実施形態におけるデスクトップパネルの取付手順をカバー体とともに示す斜視図。 同実施形態におけるデスクトップパネルの取付手順をカバー体とともに示す斜視図。 同実施形態におけるデスクトップパネルの取付状態をカバー体とともに示す斜視図。 実施形態における中間脚側の台座上に設定した第1の取付領域を周辺構造とともに示す分解斜視図。 同実施形態における他のデスクトップパネルの取付手順をカバー体とともに示す斜視図。 同実施形態における他のデスクトップパネルの取付手順をカバー体とともに示す斜視図。 同実施形態におけるデスクトップパネルの取付状態をカバー体とともに示す斜視図。
符号の説明
1…端部脚
2…中間脚
3…ビーム
4…天板
5…台座
6,106…机上オプション(デスクトップパネル)
7…ベース部
8…キャップ部
9…ダクトカバー
61、161…支柱
62、162…取付部(ブラケット)
81x…第1の開口窓
82y…第2の開口窓
82z…第3の開口窓
91…突起
72f、82f…凹所
A…フレーム構造体
B1…第1の取付領域
B2…第2の取付領域
C…カバー体
P…凹部
v1…止着具(ボルト)

Claims (8)

  1. 天板を支持する構造体の一部を台座とし、この台座に設定した取付領域に所定方向から机上オプションの基端を取り付け可能とするとともに、前記台座を、机上オプションの有無に応じて形態を変化させ得るカバー体によって覆うようにしたものであって、
    前記カバー体は、少なくとも机上オプションの取付領域を避けた位置で台座に固定され、その取付領域を途中狭めることなく前記所定方向に開放した状態をとり得るように構成していることを特徴とするデスク。
  2. カバー体は、台座に止着具を介して固定されるベース部と、台座から離間した位置で前記ベース部に着脱可能に取り付けられて前記止着具を遮蔽するキャップ部とを具備し、ベース部は取付領域を所定方向に開放し、キャップ部が取り付けられることによって取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成している請求項1記載のデスク。
  3. 机上オプションは、支柱の基端に拡開した取付部を有するものであり、ベース部にその取付部の通過を許容する凹部を所定方向に沿って形成するとともに、キャップ部に取付部よりも小さく支柱よりも大きい開口窓を開閉可能に設けている請求項2記載のデスク。
  4. キャップ部は、形態の異なる複数の開口窓を形成し得るように構成されている請求項3記載のデスク。
  5. 構造体上、天板幅方向へ離間した位置に存する台座に一対のカバー体を固定し、これらカバー体の間にダクトカバーを取り付けるようにしたものであって、ダクトカバーは両端に突起を有し、カバー体にはこの突起を支持する凹所が設けられて、凹所はベース部に対するキャップ部の着脱を通じて開閉可能とされている請求項2〜4記載のデスク。
  6. 突起が軸であり、凹所が軸受を構成するものである請求項5記載のデスク。
  7. 構造体が端部脚の間に中間脚を有し、端部脚と中間脚の間、あるいは中間脚同士の間をビームを介して連結したものであって、台座がビームの両端近傍の上向面に設けられ、中間脚を挟んで隣接する台座は各々別個の机上オプションの基端を取り付けるための第1の取付領域、及び、隣接する台座とともに共通の机上オプションの基端を取り付けるための第2の取付領域を設定されたものであり、各々の台座を覆うカバー体は、個別に第1の取付領域を途中狭めることなく上方に開放した状態と、協働して第2の取付領域を途中狭めることなく上方に開放した状態とをとり得るように構成されている請求項1〜6記載のデスク。
  8. 一対のカバー体は、台座に止着具を介して固定されるベース部と、このベース部に着脱可能に取り付けられて前記止着具を遮蔽するキャップ部とをそれぞれ具備し、各ベース部は、第1の取付領域を上方に開放し、キャップ部が取り付けられることによって第1の取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成されるとともに、両ベース部は、協働して第2の取付領域を上方に開放し、各々キャップ部が取り付けられることによって第2の取付領域の全部又は一部が閉止され得るように構成されている請求項7記載のデスク。


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