JP2009148196A - 芝刈機 - Google Patents

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Hidesumi Okamura
英澄 岡村
Hironori Ohashi
弘典 大橋
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Abstract

【課題】芝刈機において、長芝が集草用ファンに絡みつくことなく、芝刈り作業の作業効率を向上させることができるようにする。
【解決手段】芝刈機1の芝刈機本体2には、モータ20と、モータ20の回転軸21の下端部にナット31を用いて略水平に固定された集草用ファン30と、ファン30に取り付けられた刃40と、芝刈機本体2の下面側に集草用ファン30を覆うように取り付けられた底板60とを有している。芝刈機1は、モータ20により回転軸と集草用ファン30を共に回動させ、集草用ファン30と共に回動する刃40により底板60の前端部に取り込まれた芝草を刈り取る。集草用ファン30には、集草用ファン30から底板60に向け突設された突起部37が形成されている。長芝がある場合でも、長芝が突起部37に遮られて集草用ファン30の中央部近傍に侵入しにくく、長芝のナット31等への絡みつきを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、刃が取り付けられた集草用ファンを回転させて芝草を刈る芝刈機に関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されているような、芝刈機本体の下面側に略水平に、下方を底板により覆われて配置された集草用ファンを回転させつつ、その集草用ファンに取り付けられた刃により芝草を刈る芝刈機がある。このような芝刈機において、長い芝草(長芝)を刈る場合、集草用ファンとその下方をカバーする底板との間に長芝が侵入し、侵入した長芝が集草用ファンの中央部近傍の突出部位等に絡みつき、集草用ファンの回動が妨げられることがある。芝刈り作業中に長芝の絡みつきが発生すると、その度に作業を停止して、底板を取り外す等して絡みついた長芝を除去しなければならず、作業効率が低下するという問題がある。
ここで、特許文献1には、集草用ファンの上面に設けた突起により刈り取った長芝を効率良く集草部に送り込むことが開示されているが、集草用ファンの下面側に長芝が侵入したときに発生する上記問題点に対し、何ら有効な解決策は開示されていない。
特許3589170号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、長芝が集草用ファンに絡みつくことなく芝刈り作業の作業効率を向上させることができる芝刈機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、芝刈機本体内部に設けられた風洞と、この芝刈機本体の底部に回転自在に設けられた円盤状の集草用ファンと、前記集草用ファンの下部に前記集草用ファンと共に回転するように設けられ芝草を刈る刃と、前記集草用ファンの下方に位置するように芝刈機本体に取り付けられた底板と、を備え、前記集草用ファンを回転させて前記刃により芝草を刈ると共に刈った芝草を前記風洞を介し集めるように構成されている芝刈機において、前記集草用ファン又は底板に設けられ、長芝の前記集草用ファンの中央部近傍への絡みつきを防止する突出部をさらに備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記突出部は、前記集草用ファンから底板に向けて突出形成されているものである。
請求項1の発明によれば、芝刈作業時に、長芝が集草用ファンと底板との隙間に侵入しようとしても、その長芝は突出部に遮られ、突出部が設けられている部位よりも集草用ファンの中央側に侵入しにくくなる。従って、集草用ファンの中央部近傍部位への長芝の絡みつきが発生しにくくなり、長芝がある場合であっても、継続してスムーズに芝刈作業を行い、芝刈り作業の作業効率を向上させることが可能になる。
請求項2の発明によれば、突出部と集草用ファンとの間に隙間がないため、集草用ファンの中央部近傍に長芝がより侵入しにくくなり、より確実に、長芝の絡みつきの発生を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る芝刈機を示す。芝刈機1は、芝刈機本体2と、芝刈機本体2に設けられているハンドル3及びそのハンドル3に設けられたグリップ4と、芝刈機本体2の後部に取り付けられている集草カゴ5とを有している。ハンドル3は、芝刈機本体2の両側面の後上部にそれぞれ設けられた継手3aを介し、芝刈機本体2に対し回転自在に装着されている。グリップ4は、ハンドル3のうち芝刈機本体2に装着された端部とは反対側の端部に設けられている。グリップ4には、ユーザにより操作可能なモータスイッチ6が設けられている。後述するように、芝刈機本体2の内部にはモータ20が配置されており、モータスイッチ6には、このモータ20に電源を供給する電源ケーブル7が接続されている。ユーザは、このモータスイッチ6をオン・オフすることにより、モータ20を駆動させたり停止させたりすることができる。芝刈機本体2の前方両側部には車輪8が配置されており、芝刈機本体2の後部にはローラ9が設けられている。車輪8及びローラ9はそれぞれ芝刈機本体2に対し回転自在に設けられている。ユーザは、これらの車輪8及びローラ9を接地させて、ハンドル3を前方に押すことにより、芝刈機1を前方に容易に移動させることができる。
図3及び図4は、芝刈機本体2の内部構造を示す。図5は、芝刈機本体2の底部を示す。芝刈機本体2は、ハウジング10とハウジング10に被さるように取り付けられたハウジングカバー11とを外郭としている。芝刈機本体2の内部には、モータ(駆動機構)20と、略円盤状の集草用ファン30と、集草用ファン30に取り付けられた芝草を刈る刃40と、後述するようにモータ20と共に連動するように設けられた減速機構50とが配置されている。芝刈機本体2の底面には、集草用ファン30の下方に位置するようにハウジング10に取り付けられた底板60が配置されている。底板60の前端部は、芝刈機1が前方に移動したときに地面に生える芝草を刃40近傍に取り込むように、前方に突出する櫛歯を有する櫛形状に形成されている。芝刈機1は、いわゆるロータリ式のものであり、モータ20により集草用ファン30を回転させながら、集草用ファン30に取り付けられている刃40によって、底板60の前端部の櫛形状の部位に取り込まれた芝草を刈ることができるように構成されている。なお、底板60は図3に図示しており、図4及び図5においては、集草用ファン30等の説明のため底板60の図示を省略している。
ハウジング10は、芝刈機本体2の内部に形成され、モータ20が取り付けられるモータ取付部15を有している。また、ハウジング10は、底板60と共に、モータ取付部15を囲むような風洞16を形成している。風洞16は、底板60の前方から芝刈機本体2の内部に空気を導入し芝刈機本体2の後部に向けてその空気を導くように形成されている。風洞16は、集草用ファン30が空気を導入する方向である、風洞16を流れる空気の風上となる底板60の前端から風下となる芝刈機本体2の後部に向かって、特に高さ方向の寸法が大きく、断面積が大きくなるような形状に形成されている。風洞16の前端部側の部位は、集草用ファン30の回転時に集草用ファン30の側縁が前方から後方に変位する側の芝刈機本体2の一側方に寄るようにして形成されている。それにより、集草用ファン30の回転に応じて、より効率的に風洞16内に空気を導入し、その空気を芝刈機本体2の後部に向けに導くことができる。
モータ20は、例えば板金製のモータ取付台25にモータ取付ネジ26により取り付けられている。モータ20は、モータ取付台25がモータ取付部15に取り付けられることにより、モータ20の回転軸21の長手方向が略垂直方向になるような姿勢でモータ取付部15に配置されている。モータ取付台25は、例えばゴムである弾性体27をモータ取付部15との間に挟むようにして、その弾性体27を貫通するように配されたモータ支持ネジ28によりモータ取付部15に固定されている。このように弾性体27を間に挟んでモータ20をモータ取付部15に取り付けることにより、モータ20の駆動時にモータ20からハウジング10に伝達される振動が小さくなる。
集草用ファン30は、その円盤形状の中心部が、モータ20の回転軸21の下端部にナット31を用いて固定され、回転軸21と共に回動するように略水平に配置されている。集草用ファン30の大部分は、例えば樹脂により形成されている。集草用ファン30の上面には、複数の羽33と突起34が、上方に突出するように集草用ファン30と樹脂により一体に形成されている。集草用ファン30の下面側には、集草用ファン30とは別部材で刃40が取り付けられた刃取付板35が、取付板固定ネジ36により集草用ファン30に固定されて配置されている。
刃40は、例えば金属製の矩形板状に形成されている。刃40の隅部には、鋭利な刃部41が形成されている。刃40は、図4に示すように、刃部41が刃取付板35の外周より外側に突出するように、刃取付ネジ45により刃取付板35に固定されている。刃40は、例えば、刃取付板35の4箇所にそれぞれ1つずつ、モータ20の回転軸21を中心に互いに略等間隔に取り付けられている。
ここで、集草用ファン30の下面側には、集草用ファン30から下方の底板60に向けて突出成形された突出部37が設けられている。図4に示すように、突出部37は、刃40が設けられている部位を除く4箇所に、互いに回転軸21を中心とする環状を成すように形成されている。刃取付板35は、この突出部37が突出する部位を除き、集草用ファン30の下面の大部分を覆うように設けられている。突出部37は、図3に示すように、集草用ファン30が通常の略水平姿勢である状態において、突出部37の下端部が底板60に近接するように形成されている。突出部37は、例えば、樹脂により、集草用ファン30と一体に成型されて設けられている。
減速機構50は、モータ20と共にモータ取付台25に取り付けられたシャフト51と、シャフト51に軸受け52aにより回動自在に軸支された第1プーリ52と、モータ20の回転軸21に固定され回転軸21と共に回動する第2プーリ53と、第1プーリ52と第2プーリ53に共に掛けられた環状のベルト54とを有している。減速機構50は、モータ取付台25がモータ取付部15に取り付けられることによりモータ20と共に芝刈機本体2の内部に固定されている。減速機構50は、例えば、芝刈機本体2の内部のうち、風洞16の前端側の部位が形成されている芝刈機本体2の側部とは反対側の側部近傍に位置するように、芝刈機本体2の左右中心より側方寄りとなる位置に配置されている。これにより、風洞16を空気を導きやすいような形状に形成すると共に、芝刈機本体2を全体として小型化することができる。
図6は、減速機構50を示す。シャフト51は、モータ取付台25から下方に略垂直に突出するように、モータ取付台25に固着されている。第1プーリ52は、モータ取付台25の下方で第2プーリ53と略水平に並ぶように配置されている。ベルト54は、その内面が第1プーリ52及び第2プーリ53に接するように掛けられている。それにより、モータ20の駆動時に回転軸21の回動に伴い第2プーリ53が回動すると、それに連動して第1プーリと共に回動する。
減速機構50は、さらに、アーム55、アイドラ(遊動輪)56、リミットスイッチ58、ばね59を有している。アーム55は、第1プーリ52の近傍でモータ取付台25の下方に配置されている。アーム55は、モータ取付台25に固定された支持軸55aを中心に回動可能に軸支されている。アーム55の他端部には、アーム55から上下に突出する当接軸55bが設けられている。モータ取付台25には、支持軸55aを中心とする円弧状に形成された長穴25aが形成されている。当接軸55bは、長穴25aを貫通しモータ取付台25の上方に突出するように配置されている。アイドラ56は、アーム55の下方で、当接軸55bに回動可能に軸支されている。アイドラ56は、当接軸55bが長穴25aに沿って変位するようにアーム55が回動することにより、変位自在に配置されている。リミットスイッチ58は、モータ取付台25の上面のうち、長穴25aの一端部近傍に固定されて配置されている。リミットスイッチ58は、後述するように、モータ20の電源をオン/オフすることができるように、モータ20への給電回路途中にモータスイッチ6に直列に設けられている。リミットスイッチ58は、その長穴25a側に設けられているスイッチアーム58aをリミットスイッチ58の本体側に変位させることにより、モータ20の電源をオフにするように構成されている。リミットスイッチ58は、スイッチアーム58aに力が加わっていないときには、モータ20に電源を給電可能なオン状態である。ばね59は、例えば捻りばねであり、一端部がモータ取付台25に形成されている切り欠き部25bに固定され、他端部が当接軸55bに当接するように配置されている。ばね59は、当接軸55bがスイッチアーム58aをリミットスイッチ58に押し込むように、アーム55を常に付勢している。ベルト54が第1プーリ52と第2プーリ53に掛けられている状態では、アーム55は、ベルト54の背面にアイドラ56が当接し、当接軸55bがリミットスイッチ58から離れた状態で保持されている。このとき、アイドラ56は、ばね59がアームを付勢する力により、ベルト54の背面に接触するように付勢されており、ベルト54に従動して回動する。
次に、この芝刈機1の動作について説明する。図7(a)、(b)は、モータ20への電源の供給回路を示す。この芝刈機1では、ユーザがモータスイッチ6を操作することにより、図7(a)に示すようにモータ20に電源ケーブル7を介して電源を供給させて駆動させることができる。モータ20が駆動された運転時には、モータ20の駆動力により回転軸21が回動する。回転軸21が回動すると、集草用ファン30と刃40が共に回動し、刃取付板35から外側に突出した刃部41により、底板60の前端部に取り込まれた芝草を刈ることができる。そして、集草用ファン30の回動に伴い羽33が底板60の前端部から風洞16に空気を吸い込む気流を発生させることにより、その気流に乗せて、刈られた芝草を、風洞16の内部に導入し、風洞16を介して集草カゴ5に向けて芝刈機本体2の背部から排出させ、集草カゴ5に集めることができる。なお、このとき、回転軸21と共に第2プーリ53も回動し、それに伴い、ベルト54、第2プーリ52、アイドラ56が従動する。
モータ20が駆動されている状態から、図7(b)に示すようにモータスイッチ6が操作されてモータ20の駆動が停止されると、モータ20の回転軸21及び集草用ファン30は、その慣性力によりしばらく回転し続け、最終的に静止する。ここで、本実施形態において、回転軸21及びシャフト51には、第1プーリ52と第2プーリ53とに掛けられているベルト54の張力が加わっている。そのため、減速機構50が設けられておらず回転軸21の回転に対し抵抗力がほとんど働かない場合と比較し、回転軸21の回動に伴い発生しベルト54を介し回転軸21に伝達される抵抗力が大きくなっている。従って、その抵抗力が、回転軸21にブレーキ負荷として加わることにより、この芝刈機1では、減速機構50が設けられていない場合と比較し、モータ20の駆動が停止されてから回転軸21及び集草用ファン30が静止するまでの時間が大幅に短くなり、より安全性が向上している。また、モータ20の電源をオフとしてから集草用ファン30が静止するまでの時間が短くなるので、安全性を確保しつつ、より速やかに芝刈り作業を終了したり、集草用ファン30や刃40等のメンテナンス作業を行ったりすることができる。
ここで、減速機構50は、ベルト54が寿命やトラブルの発生等により破断したときに、モータ20の駆動を停止させるように構成されている。図8は、ベルト54が破断した状態の減速機構50を示す。また、図9は、ベルト54が破断したときのモータ20への電源の供給回路を示す。アイドラ56に当接することによりアイドラ56を指示していたベルト54が破断すると、ばね59の付勢力により、当接軸55bがアイドラ56と共に長穴25aに沿ってリミットスイッチ58に向けて変位するようにアーム55が回動し、図8に示すように、リミットスイッチ58のスイッチアーム58aがリミットスイッチ58の本体側に向け押し込まれる。スイッチアーム58aが当接軸55bにより押し込まれるので、図9に示すように、リミットスイッチ58はモータ20の電源の供給回路を切断し、モータ20の電源をオフにする。
このように、本実施形態においては、ベルト54の破断時にはモータ20の駆動が停止されるので、上記のように減速機構50によるモータ20の回転軸21に加わる抵抗力が無い状態でモータ20が駆動されることがなくなる。従って、モータ20の駆動停止に伴い速やかに集草用ファン30の回動が停止する状態でのみ芝刈機1を使用することが可能になり、より高い安全性を確保することができる。
また、この芝刈機1では、突出部37が集草用ファン30に設けられていることにより、集草用ファン30の通常の略水平姿勢からの傾きが大きくなると、刃40よりも先に、突出部37が底板60に接触する。図10は、このように通常の姿勢から傾いた状態の集草用ファン30を示す。図において、通常姿勢である集草用ファン30の回転の中心軸を破線で示し、傾斜した集草用ファン30の回転の中心軸を1点差線で示す。図に矢印Dで示すように、例えば芝刈時に発生する振動等により集草用ファン30が傾いても、突出部37が底板60に接触してそれ以上集草用ファン30が傾くことがなくなり、刃40が底板60に接触することがなくなる。従って、集草用ファン30が傾いても刃40が底板60に接触しないので、刃40の寿命を長く保つことができる。また、突出部37は、樹脂により形成されているので、突出部37が底板60に接触しても大きな音が発生せず、硬い金属製の刃40と底板60とが接触して耳障りな金属音が発生することがなくなり、ユーザが安心して芝刈作業を行うことができる。また、突出部37は、集草用ファン30と一体に成型されているので、芝刈機1の製造コストを低くすることができる。
さらにまた、本実施形態においては、長い芝(長芝)が集草用ファン30の中央部の近傍部位、特に中央部で下方に突出するナット31に絡まりにくいという効果がある。すなわち、芝刈作業時に、長芝が底板60の前端部から集草用ファン30と底板60との隙間に侵入しようとしても、その長芝は突出部37に遮られ、突出部37が設けられている部位よりも集草用ファン30の中央側に侵入しにくくなる。長芝が集草用ファン30の中央側に侵入しにくいので、集草用ファン30の中央のナット31等への長芝の絡みつきが発生しにくくなり、長芝がある場合であっても、継続してスムーズに芝刈作業を行い、芝刈り作業の作業効率を向上させることが可能になる。特に、突出部37は集草用ファン30から底板60に向けて突出形成されているので、突出部37と集草用ファン30との間に隙間がなく、集草用ファン30の中央部近傍に長芝がより侵入しにくく、より確実に、長芝の絡みつきを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、駆動機構は、直線的に変位自在にモータ取付台に設けられたアイドラが圧縮ばね等によりベルトに接触するように付勢されるようにして構成されていてもよい。また、ベルトの有無を関知するセンサ等を設け、ベルトの破断時にベルトが無いことを検出することによりモータの電源がスイッチによりオフにされるように構成されていてもよい。
また、突出部は、集草用ファン30とは別体に形成され、集草用ファン30にとりつけられていてもよく、樹脂ではなく、例えば金属等で構成されていてもよい。さらにまた、突出部は、集草用ファンに設けるのではなく、底板から集草用ファンに向け突出するように、底板に設けられていてもよい。この場合も同様に、長芝の集草用ファンの中央部近傍への侵入を突出部により防ぐことができ、長芝の集草用ファンへの絡みつきを防止できる。また、集草用ファンが傾いたときに、刃40が底板に接触するよりも先に突出部が集草用ファンに接触することにより、刃40の底板への接触を防止することができ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る芝刈機の一例を示す側面図。 上記芝刈機の平面図。 上記芝刈機の芝刈機本体を示す側断面図。 上記芝刈機本体を示す下面図。 減速機構を含む平面における上記芝刈機本体を示す側断面図。 上記減速機構を示す斜視図。 (a)は上記芝刈機のモータの電源がオンであるときの給電回路を示す回路図、(b)は同モータの電源がオフである時の給電回路を示す回路図。 ベルトの破断時の上記減速機構を示す斜視図。 上記ベルトの破断時の給電回路を示す回路図。 上記芝刈機本体の集草用ファンが傾斜したときの芝刈機本体を示す側断面図。
符号の説明
1 芝刈機
2 芝刈機本体
16 風洞
30 集草用ファン
37 突出部
40 刃
60 底板

Claims (2)

  1. 芝刈機本体内部に設けられた風洞と、この芝刈機本体の底部に回転自在に設けられた円盤状の集草用ファンと、前記集草用ファンの下部に前記集草用ファンと共に回転するように設けられ芝草を刈る刃と、前記集草用ファンの下方に位置するように芝刈機本体に取り付けられた底板と、を備え、前記集草用ファンを回転させて前記刃により芝草を刈ると共に刈った芝草を前記風洞を介し集めるように構成されている芝刈機において、
    前記集草用ファン又は底板に設けられ、長芝の前記集草用ファンの中央部近傍への絡みつきを防止する突出部をさらに備えたことを特徴とする芝刈機。
  2. 前記突出部は、前記集草用ファンから底板に向けて突出形成されていることを特徴とする請求項1記載の芝刈機。
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