JP6951216B2 - 芝刈り機 - Google Patents
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Description
本実施形態における芝刈り機は駆動源として電動のモータ30を備えた電動芝刈り機である。図示しない電源コードを備えたタイプであってもよいし、電源コードを備えないタイプであってもよく、従って、充電式のものであってもよい。また、前輪1と後輪2を備えた構成であって、作業者が後側に立ってハンドル3を持って前側に押しながら芝を刈る構成の手押し走行タイプのものである。刃は、水平方向の軸線まわりに回転する構成のものであって、具体的には、左右方向の軸線まわりに回転する構成のものである。刈った芝を集める集草装置としては、図1に二点鎖線で示しているような集草ボックス4を本体6の後部に着脱可能に装着することができる。
刃としては、リール刃とも称されて固定刃10との間で芝を刈る回転刃11や、サッチと称される芝の枯れた根や茎、葉が芝生の中に溜まったものを芝生から除去するためのサッチング刃、芝地に垂直な切込みを入れて古い根や茎を切るための根切り刃等があるが、本実施形態では回転刃11を例に説明する。但し、サッチング刃や根切り刃等であってもよい。また、刃は交換可能であるため、リール刃からサッチング刃等に適宜交換して使用してもよい。芝刈り機は、本体6と該本体6に着脱可能に構成された刃体ユニット7とを備えており、刃体ユニット7が回転刃11と固定刃10とを備えている。従って、刃体ユニット7を着脱することによって回転刃11と固定刃10をセットで着脱でき、またセットで新しいものに交換することができる。そして、サッチング刃の刃体ユニット7や根切り刃の刃体ユニット7にも交換できる。本実施形態における刃体ユニット7はリール刃のタイプであるがサッチング刃のタイプであってもよいし根切り刃のタイプであってもよい。
本体6は、金属製の本体フレームと、該本体フレームの外側を覆うように本体フレームに取り付けられた樹脂製のハウジングと、回転刃11を駆動するための駆動源であるモータ30と、該モータ30の回転を伝達するための駆動側回転体である駆動側プーリ31と、前後方向に回動自在なハンドル3と、本体フレームに取り付けられた前輪1及び後輪2とを備えている。前輪1は左右一対設けられ、後輪2は左右方向に長いローラ状のものが一つ設けられている。前輪1は、ホイールリンク32を介して本体フレームに取り付けられている。刃体ユニット7は、前輪1と後輪2の間に位置する。ハンドル3は、その基端部であって前端部が本体フレームの後部の上部に回動自在に支持されており、作業者はハンドル3の先端部であって後端部を把持して芝刈り機を前側に押していく。
左右のサイドプレート33,34のうち右側のサイドプレート34が刃体ユニット7を揺動可能に支持する。即ち、本体フレームは右側のサイドプレート34において刃体ユニット7の右側の端部を片持ち状に支持する。図14のように右側のサイドプレート34の上下方向略中央部には、前後一対の係合孔39が貫通して形成されている。係合孔39が本体側係合部である。前後の係合孔39は上下方向の位置が同じである。前後の係合孔39はそれぞれ刃体ユニット7の前後の係合ピン24の係合軸部と左右方向に凹凸係合する。即ち、図15(a)のように前後の係合孔39にはそれぞれ刃体ユニット7の前後の係合ピン24の係合軸部が内側から挿入される。前後の係合孔39のうちの一方は丸孔で他方は前後方向に長い長孔となっている。前後の係合孔39は、刃体ユニット7の取付位置を決めるための位置決め孔として機能する。
図4及び図13のように、左側のサイドプレート33の下部中央部には上側に大きく切り欠かれて下側に開口した切欠部45が形成されている。該切欠部45は、刃体ユニット7の従動側プーリ13の軸部との干渉を回避するための逃げ部である。切欠部45に面した前後の切欠縁部には、上下方向に延びる直線部46と、該直線部46の下側に延設され、下側に向けて前後の間隔が徐々に広くなっていく傾斜部47とが設けられている。切欠縁部は刃体ユニット7を装着する際のガイドとして機能する。刃体ユニット7を本体6に装着する際、図3及び図4のように刃体ユニット7の左側の端部に側方に向けて突設された前後一対の被ガイド用突部25,26が、前後の切欠縁部の傾斜部47にそれぞれ案内されて直線部46に到達する。刃体ユニット7が取り付けられた状態において、刃体ユニット7の前側の被ガイド用突部25は前側の切欠縁部の直線部46に後側から当接し、刃体ユニット7の後側の被ガイド用突部26は後側の切欠縁部の直線部46の前側に若干の隙間を介して対峙する。左側のサイドプレート33の外面の略中央部にはカバー取付用のナット48が溶接されている。左側のサイドプレート33の後部の上端部には後述の切替レバー50の回動を止めるためのレバーストッパ49が形成されている。
本体6は、刃体ユニット7の着脱時に切替操作される操作部としての切替レバー50を備えている。切替レバー50は、左側のサイドプレート33に回動可能に支持されている。切替レバー50は、その基端部が左側のサイドプレート33に支持されていて、基端部から先端部にかけて直線状に長く延びた形状となっている。切替レバー50は、左側のサイドプレート33の外側に位置している。切替レバー50は左側のサイドプレート33と平行に回動する。従って、切替レバー50は、水平方向の軸線まわりに回動し、具体的には左右方向の軸線まわりに上下に回動する。切替レバー50の回動中心である回動軸51は回転刃11の回転軸12やモータ30の主軸37と平行である。切替レバー50の回動軸51は回転刃11の回転軸12よりも上側に位置し、モータ30の主軸37よりも若干下側に位置している。また、切替レバー50の回動軸51は、モータ30の主軸37よりも後側に位置すると共に回転刃11の回転軸12よりも後側に位置している。切替レバー50は所定角度範囲内で往復的に回動可能である。切替レバー50の回動可能な角度範囲は360度未満であって、具体的には180度以下であり、本実施形態では略90度〜100度である。
切替レバー50の基端部に押圧カム52が設けられている。押圧カム52は切替レバー50と一体となって回動する。押圧カム52は切替レバー50の基端部に一つの部品として一体的に形成されていてもよいが、本実施形態では押圧カム52は切替レバー50とは別体に構成されている。切替レバー50の回動軸51は左側のサイドプレート33を内側に挿通していて、左側のサイドプレート33の内側において回動軸51にカム部材53がネジ止めされている。従って、切替レバー50とカム部材53と回動軸51は一体となって回動する。カム部材53の周面に押圧カム52が形成されている。
カム部材53には内側即ち右側に向けて落下防止用係止部54が突設されている。落下防止用係止部54は、カム部材53の内面から内側に向けて回動軸51の軸線方向に沿って突出していて、押圧カム52よりも内側に位置している。落下防止用係止部54は、切替レバー50と一体となって回動する。図5及び図9のように切替レバー50が刈り取り作業位置に位置するとき、落下防止用係止部54は、刃体ユニット7の上板16に取り付けられた被係止板27の左側の端部27aの下側に位置し、被係止板27の左側の端部27aと上板16との間に入り込んだ状態となる。回動軸51の中心に近い落下防止用係止部54の側面は被係止板27の左側の端部27aの下側に隙間を介して対峙し、回動軸51の中心から遠い落下防止用係止部54の側面は上板16の上側に隙間を介して対峙する。本体6に刃体ユニット7が取り付けられた状態において万一ベルト8が切断した際には、落下防止用係止部54に被係止板27が係止され、刃体ユニット7の落下が防止される。図8及び図10のように切替レバー50がユニット着脱位置に位置するとき、落下防止用係止部54は被係止板27の左側の端部27aと上板16との間から後側に抜け出して被係止板27から退避した状態となる。
カム部材53は押圧カム52の外側即ち左側の位置に突片部55を備えている。該突片部55は、押圧カム52の外側に隣接して形成されていて押圧カム52よりも径方向外側に突出している。突片部55は、回動軸51の軸線方向に沿って所定の厚さを有しており、その厚さは、左側のサイドプレート33と刃体フレームの左側の側板14との間の離間距離と略等しいかそれよりも若干薄い。図10のように切替レバー50がユニット着脱位置に位置するとき、突片部55は押圧カム52と共に刃体ユニット7から上側に退避している。図9及び図5のように切替レバー50が刈り取り作業位置に位置するとき、突片部55は左側のサイドプレート33と刃体フレームの左側の側板14との間に進入する。突片部55は、左側のサイドプレート33と刃体フレームの左側の側板14との間の隙間を埋めて、左側のサイドプレート33と刃体フレームの左側の側板14との間の所定の離間距離を維持する。これにより、右側のサイドプレート34の係合孔39に挿入された刃体ユニット7の係合ピン24が抜けるのを防ぐと共に刃体ユニット7のガタツキを抑制する。
本体6は本体フレームの外側を覆う樹脂製のハウジングを備えている。本体6の上部はハウジングで覆われている一方、本体6の下部はハウジングで覆われずに開放されている。ハウジングは、ハウジング本体60と外カバー61とを備えている。ハウジング本体60が本体フレームの外側を覆う。外カバー61は、ハウジング本体60の外側に位置している。具体的には、外カバー61は、ハウジング本体60の左側面の外側に位置している。外カバー61は、駆動側プーリ31と従動側プーリ13とベルト8を外側から覆っていると共に、刈り取り作業位置に位置する切替レバー50の基端側の所定範囲も覆っている。刈り取り作業位置に位置する切替レバー50は、その先端側の略半分の領域が外カバー61に覆われずに露出し、その基端側の略半分の領域が外カバー61によって覆われる。
刃体ユニット7を本体6から取り外す際には、本体6の左側面が上を向くように芝刈り機を横に倒すことが好ましい。その状態で、まず工具を用いてネジ62を緩めて外カバー61を取り外す。ネジ62を緩める際、外カバー61の前側の側壁部61bがハウジング本体60の段差部64に後側から当接しているので、外カバー61がネジ62と共に共回りせずに容易にネジ62を緩めて外カバー61を取り外すことができる。また、外カバー61が回転しないので、外カバー61の切欠部63に押されて切替レバー50が上側に勝手に回動するということもない。このようにハウジング本体60の段差部64は外カバー61の回転を防止する回転防止部として機能する。
2 後輪
3 ハンドル
4 集草ボックス
6 本体
7 刃体ユニット
8 ベルト(動力伝達体)
10 固定刃
11 回転刃
12 回転軸
13 従動側プーリ(従動側回転体)
14 左側の側板
15 右側の側板
16 上板
17 支柱
18 固定刃ホルダ
18a 腕部
19 調整ボルト
20 コイルバネ
21 軸受け
22 軸受けホルダ
23 内カバー
24 係合ピン(刃体側係合部)
24a 取付軸部
24b 中間軸部
24c ストレート部
24d テーパ部
25 前側の被ガイド用突部
26 後側の被ガイド用突部
27 被係止板
27a 端部(落下防止用被係止部)
30 モータ
31 駆動側プーリ(駆動側回転体)
32 ホイールリンク
33 左側のサイドプレート
34 右側のサイドプレート
35 連結部材
36 モータホルダ
37 主軸
38 直線
39 係合孔(本体側係合部)
40 前側のガイド用突部
41 後側のガイド用突部
42 ストッパ
45 切欠部
46 直線部
47 傾斜部
48 ナット
49 レバーストッパ
50 切替レバー(操作部)
51 回動軸
52 押圧カム(揺動規制手段、押圧部)
53 カム部材
54 落下防止用係止部
55 突片部
60 ハウジング本体
61 外カバー(カバー)
61a 外壁部
61b 側壁部
62 ネジ
63 切欠部(ロック部)
64 段差部
65 ロック用突起(ロック部)
Claims (3)
- 刃体ユニットが本体に着脱自在に取り付けられた芝刈り機であって、
刃体ユニットは、水平方向に延びる回転軸と、該回転軸と一体に回転する刃と、回転軸の一端部に装着された従動側回転車とを備え、
本体は、刃を駆動するための駆動源と、該駆動源の回転を伝達するための駆動側回転車とを備え、
駆動側回転車と従動側回転車との間には無端状の動力伝達体が巻き掛けられており、
刃体ユニットは、従動側回転車とは反対側の位置に刃体側係合部を備え、本体は、刃体側係合部が回転軸の軸線方向に凹凸係合する本体側係合部を備えており、
駆動側回転車と従動側回転車との間の中心間距離が変化するように、刃体ユニットは、刃体側係合部と本体側係合部との間の隙間によって本体側係合部を支点として本体に揺動可能に支持されており、
本体に対する刃体ユニットの揺動を規制及び規制解除するための揺動規制手段を備えていることを特徴とする芝刈り機。 - 本体側係合部と刃体側係合部のうち、一方は互いに離間した一対の係合ピンであり他方は係合ピンが挿入可能な一対の係合孔である請求項1記載の芝刈り機。
- 揺動規制手段は、前記中心間距離が大きくなるように刃体ユニットを所定方向に押圧する押圧部を備え、該押圧部の押圧力と動力伝達体の張力とのバランスによって刃体ユニットの揺動が規制される請求項1又は2記載の芝刈り機。
Priority Applications (1)
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JP2017228102A JP6951216B2 (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | 芝刈り機 |
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JP2017228102A JP6951216B2 (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | 芝刈り機 |
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Family Applications (1)
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JP2017228102A Active JP6951216B2 (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | 芝刈り機 |
Country Status (1)
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- 2017-11-28 JP JP2017228102A patent/JP6951216B2/ja active Active
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