JP2009147355A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

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貴弘 是成
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Abstract

【課題】特性のばらつきを抑制できる薄膜トランジスタを提供する。
【解決手段】ガラス基板2上に設けられエッチングにより形成された端部5を有する多結晶又は非晶質Siからなる半導体層4と、半導体層4の両側に設けられたソース領域8およびドレイン領域9と、ソース領域8およびドレイン領域9間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域10と、チャネル領域10上にゲート絶縁膜6を介して設けられたゲート電極7と、チャネル領域10のチャネル幅方向のゲート電極7で被覆された端部5に電流が流れないように絶縁化された絶縁膜11とを具備し、ゲート電極7で被覆された端部5がしきい値電圧に寄与しない構造にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば液晶表示装置の液晶パネル等に用いられる薄膜トランジスタに関する。
図7(a)は、従来の薄膜トランジスタの斜視図、(b)は(a)のA−A′切断線における断面図である。
1は薄膜トランジスタ(TFT)、2はガラス基板、3は下地絶縁膜(SiO膜等)、4は例えばシリコン(Si)からなる半導体層、5は半導体層4のチャネル幅方向の端部、6はゲート絶縁膜(SiO膜等)、7はゲート電極、8はソース領域、9はドレイン領域、10はチャネル領域、Lはチャネル長、Wはチャネル幅、WDはチャネル幅方向、図7(b)において、θは半導体層4の端部5のテーパ角である。
図7には、例えばガラス基板2上に下地絶縁膜3を介して半導体層4が形成され、その半導体層4上にゲート絶縁膜6を介してゲート電極7が形成された薄膜トランジスタ1が示されている。
このように、半導体層4上にゲート電極7が形成された薄膜トランジスタ1は、トップゲート型薄膜トランジスタと称される。
図7に示したトップゲート型の薄膜トランジスタ1においては、例えばSiからなる半導体層4を形成する場合、プロセス上、すなわち、半導体層4をフォトリソグラフィ技術によりエッチングしてパターニングする際、図7(b)に示すように、半導体層4のチャネル幅方向WDの端部5は、あるテーパ角(傾斜角)θを有する。
このテーパ角θは、プロセス上、ガラス基板2上の場所によって変動することがあり、薄膜トランジスタ1の特性ばらつきの一要因となる。
チャネル幅(あるいはゲート幅)Wが十分に大きい場合は、ゲート電極7で被覆された半導体層4のチャネル領域10における端部5(ゲートエッジ部と称される)の寄与が相対的に小さいため、該テーパ角θのばらつきは大きな問題とはならない。
しかしながら、チャネル幅Wが例えば1μm程度以下になると、上記テーパ角θのばらつきに起因して薄膜トランジスタ1の特性がばらつくという問題が顕在化する。また、特に液晶表示装置作製用の大きな寸法のガラス基板2を用いる場合において、この問題は大きくなる。
図7に示した薄膜トランジスタ1において、チャネル幅Wは1μm、チャネル長Lは4μm、ゲート絶縁膜6の膜厚は40nm、半導体層4の膜厚は60nmとした。
この構造に対して、三次元デバイスシミュレーションを実行した。図6は三次元デバイスシミュレーションにより計算した結果を示す図で、図6(a)は、テーパ角θが30度、45度、60度の場合におけるゲート電圧に対するドレイン電流の変化(I−V特性)を示す図、図6(b)は、上記テーパ角θがしきい値電圧Vthに与える影響を示す図である。(a)において、ドレイン電圧Vは5Vである。
これらの結果から明らかなように、テーパ角θによってI−V特性が顕著に変化しており、しきい値電圧Vthが変化している。つまり、製造時にテーパ角θが変動した場合に、しきい値電圧Vthの変化として現われることを示している。図6(b)から明らかなように、テーパ角θが60度以下の範囲では、テーパ角θの変化によるしきい値電圧Vthの変化が大きく、テーパ角θが60度以上の範囲では、しきい値電圧Vthの変化が非常に小さく、テーパ角θの制御が重要となることがわかる。
本発明の目的は、チャネル幅方向の半導体層の端部のテーパ角のばらつきに起因する薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制できる薄膜トランジスタを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の薄膜トランジスタは、基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記チャネル領域のチャネル幅方向の前記ゲート電極で被覆された前記端部に電流が流れないように絶縁化された絶縁部とを具備し、前記ゲート電極で被覆された前記端部がしきい値電圧に寄与しない構造にしたことを特徴とする。
また、基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記チャネル領域の前記ゲート電極で被覆されたチャネル幅方向の前記端部に前記ソース領域と前記ドレイン領域に導入した不純物と逆の導電型の不純物が導入された不純物領域とを具備し、前記ゲート電極で被覆された前記チャネル領域におけるチャネル幅方向の端部におけるしきい値電圧を大きくし、前記ゲート電極のゲート電界によるチャネル形成を抑制することを特徴とする。
さらに、基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記チャネル領域の前記ゲート電極で被覆されたチャネル幅方向の前記端部に前記ソース領域と前記ドレイン領域に導入した不純物と同一の導電型の不純物が導入された不純物領域とを具備し、前記ゲート電極で被覆された前記チャネル領域におけるチャネル幅方向の端部におけるしきい値電圧を大きくし、前記ゲート電極のゲート電界によるチャネル形成を抑制することを特徴とする。
本発明によれば、薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制でき、製造歩留りを向上できる。
(a)は本発明の参考例の薄膜トランジスタの斜視図、(b)は(a)のA−A′切断線における断面図である。 本参考例の薄膜トランジスタのレイアウトを示す図である。 (a)は本発明の実施の形態1の薄膜トランジスタの要部断面図、(b)は製造方法を示す要部断面図である。 (a)は本発明の実施の形態2の薄膜トランジスタの要部断面図、(b)は製造方法を示す要部断面図である。 本実施の形態2におけるゲート電圧とドレイン電流との関係を示す図である。 (a)はテーパ角θが30度、45度、60度の場合のゲート電圧とドレイン電流との関係を示す図、(b)はテーパ角θとしきい値電圧Vthとの関係を示す図である。 (a)は従来の薄膜トランジスタの斜視図、(b)は(a)のA−A′切断線における断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
参考例
図1(a)は、本発明の参考例の薄膜トランジスタの斜視図、(b)は(a)のA−A′切断線における断面図である。図2は本参考例の薄膜トランジスタのレイアウトを示す図である。
なお、図7と同一の符号を付したものは同一の部材を示し、説明を省略する。
図2において、13、14、15はそれぞれゲート電極7、ソース領域8、ドレイン領域9のコンタクトホールである。
本参考例の薄膜トランジスタは、例えば、ガラス基板2上に、SiO膜等からなる下地絶縁膜3を介して設けた例えばSiからなる多結晶もしくは非晶質の半導体層4と、半導体層4中の両側に不純物を導入して設けたソース領域8およびドレイン領域9と、半導体層4中のソース領域8とドレイン領域9との間のチャネル領域10と、チャネル領域10の上にSiO膜等からなるゲート絶縁膜6を介して設けたゲート電極7とを有する薄膜トランジスタ1において、少なくともゲート電極7で被覆されたチャネル領域10におけるチャネル幅方向WDの端部5のテーパ角が略60度以上としてある。
本参考例では、前述のように、半導体層4はSiにより構成し、下地絶縁膜3とゲート絶縁膜6は、SiOにより構成した。半導体層4およびその界面は、不純物や結晶の不完全性に起因する欠陥を含む。この構造において、チャネル幅方向WDの半導体層4の端部5に、60度以上のテーパ角θを持たせた。
nチャネル薄膜トランジスタ1の場合、ソース領域8およびドレイン領域9には、体積濃度1×1020cm−3のリンを注入し、チャネル領域10には体積濃度1×1016cm−3のボロンを注入した。半導体層4上を被覆するゲート絶縁膜6は、コンフォーマルモデルによって形成した。なお、チャネル幅Wは1μm、チャネル長Lは4μmとし、ゲート絶縁膜6の膜厚は40nm、半導体層4の膜厚は60nmとした。また、ゲート電極7の膜厚は、200nm〜500nm、例えば300nmとした。
チャネル幅方向WDの半導体層4の端部5のテーパ角θのばらつきに起因する薄膜トランジスタ1の特性のばらつきの問題に対する1つの解決策は、図6に示した結果から、チャネル幅方向の半導体層4の端部5のテーパ角θを略60度以上に設定することである。これは、端部5のテーパ角θの平均値を略60度以上となるように、半導体層4のプロセス条件(エッチング条件)を制御することにより実現可能である。すなわち、端部5のテーパ角θは一般的に、レジスト形状により規定される。つまり、レジスト形状を制御することにより、端部5のテーパ角θを制御することが可能であり、具体的には、感度の良いレジストを使用すること、露光条件を最適化すること、露光時のベーク条件を最適化すること等により制御する。
図6に示した結果からわかるように、テーパ角θの平均値を60度以上に設定することにより、テーパ角θが変動しても、しきい値電圧Vthの変動を抑制することができる。その結果、プロセス上のテーパ角変動が許容され、製造歩留りを向上させることができる。
実施の形態1
図3(a)は、本発明の実施の形態1の薄膜トランジスタの要部断面図(実施の形態1の図1(b)に対応)、(b)は本実施の形態1の薄膜トランジスタの製造方法を示す要部断面図である。
図3において、11はSiO膜からなる絶縁膜、図3(b)において、16はレジスト膜である。
前述のことから、しきい値電圧Vthが変化する原因は、明らかに、ゲート電極7で被覆されたチャネル幅方向WDの半導体層4のチャネル領域10における端部5(ゲートエッジ部)の構造にあり、該端部5に電流が流れないようにすることが上記問題を解決する方策であると考えた。
この解決策を実現するために、本実施の形態2では、図3(a)に示すように、少なくともゲート電極7で被覆されたチャネル領域10におけるチャネル幅方向WDの端部5を絶縁化(不導体化)し、絶縁膜11を形成した。
半導体層4の端部5を選択的に絶縁化する方法としては、例えば、図3(b)に示すように、半導体層4を形成し、パターニングした後、レジスト膜16を用いて端部5以外の領域を被覆し、酸化雰囲気中にさらしたり、あるいはプラズマ酸化等を行って端部5を選択的に酸化する方法がある。
これにより、端部5に電流が流れないようにし、端部5がしきい値電圧Vthに寄与しない構造を形成できるので、端部5のテーパ角θが変動しても、実効的にはテーパ角θが90度の構造が得られ、しきい値電圧Vthの変動を抑制することができる。
なお、前記実施の形態1においては、半導体層4の端部5のテーパ角θを大きくするので、不利益となる場合がある。すなわち、半導体層4上を被覆して形成するゲート絶縁膜6の段切れや、絶縁耐圧の低下等が生じる場合がある。本実施の形態2では、半導体層4の端部5のテーパ角θを大きくしないで、端部5を選択的に絶縁化するので、このような問題を解消できる。
実施の形態2
図4(a)は、本発明の実施の形態2の薄膜トランジスタの要部断面図(実施の形態1の図1(b)に対応)、(b)は本実施の形態2の薄膜トランジスタの製造方法を示す要部断面図である。
図4において、12は不純物が選択的に導入された不純物領域、図4(b)において、17は不純物である。
チャネル幅方向WDの半導体層4の端部5がしきい値電圧Vthに寄与しない構造を形成するための前記実施の形態2と異なる解決策として、本実施の形態3では、少なくともゲート電極7で被覆されたチャネル領域10におけるチャネル幅方向WDの端部5に、ソース領域8とドレイン領域9に導入した不純物と逆の導電型の不純物を導入した。
半導体層4の端部5に選択的に不純物を導入する方法としては、例えば、図4(b)に示すように、半導体層4を形成し、パターニングした後、レジスト膜16を用いて端部5以外の領域を被覆し、公知の方法により不純物17を導入する方法がある。
このように、該端部5に不純物を導入することにより、該端部5におけるチャネルが形成されるしきい値電圧Vthを大きくする。基本的には、チャネル領域10全体にn型またはp型不純物が不純物濃度cで注入されている場合は、該チャネル領域10の端部5に同一導電型の不純物を不純物濃度cよりも高濃度で注入することで目的を達成することができる。この不純物としては、n型薄膜トランジスタの場合には、例えばボロン、p型薄膜トランジスタの場合には、例えばリンである。不純物濃度は、例えば、チャネル領域10の不純物濃度を1017cm−3、端部5の不純物領域12の不純物濃度を1019cm−3とした。
このような構造により、ゲート電極7で被覆されたチャネル領域10におけるチャネル幅方向WDの端部5(ゲートエッジ部)におけるしきい値電圧Vthを大きくし、ゲート電極7のゲート電界によるチャネル形成を抑制することにより、端部5のテーパ角θが変動しても、実効的にはテーパ角θが90度の構造が得られ、しきい値電圧Vthの変動を抑制することができる。
前記実施の形態1や本実施の形態2の構造は、電気的特性は半導体層4の端部5のテーパ角θが90度の構造と等価であり、実現できる効果はテーパ角θが90度の構造と同じである。
本実施の形態2においても、半導体層4の端部5のテーパ角θを大きくしないで、端部5を選択的に高濃度不純物化するので、半導体層4上を被覆して形成するゲート絶縁膜6の段切れや、絶縁耐圧の低下等の問題は生じない。
本実施の形態2を実現した場合に得られる効果を、三次元デバイスシミュレーションにより計算した。図5は、本実施の形態2において、半導体層4の端部5のテーパ角θが30度、60度に形成された場合に、該端部5に上記のように不純物領域12を形成した場合のゲート電圧とドレイン電流との関係を示す図である。この結果から、テーパ角θが30度、60度の場合にしきい値電圧Vthの変動は少なく、テーパ角θの変動にともなうしきい値電圧Vthの変動を抑制することができることがわかる。
以上本発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
1…薄膜トランジスタ
2…ガラス基板
3…下地絶縁膜
4…半導体層
5…端部
6…ゲート絶縁膜
7…ゲート電極
8…ソース領域
9…ドレイン領域
10…チャネル領域
11…絶縁膜
12…不純物領域
13、14、15…コンタクトホール
16…レジスト膜
17…不純物
L…チャネル長
W…チャネル幅
WD…チャネル幅方向
θ…テーパ角

Claims (3)

  1. 基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、
    前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、
    前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、
    前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記チャネル領域のチャネル幅方向の前記ゲート電極で被覆された前記端部に電流が流れないように絶縁化された絶縁部と
    を具備し、
    前記ゲート電極で被覆された前記端部がしきい値電圧に寄与しない構造にしたことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、
    前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、
    前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、
    前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記チャネル領域の前記ゲート電極で被覆されたチャネル幅方向の前記端部に前記ソース領域と前記ドレイン領域に導入した不純物と逆の導電型の不純物が導入された不純物領域と
    を具備し、
    前記ゲート電極で被覆された前記チャネル領域におけるチャネル幅方向の端部におけるしきい値電圧を大きくし、前記ゲート電極のゲート電界によるチャネル形成を抑制することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 基板上に設けられエッチングにより形成された端部を有する多結晶又は非晶質半導体層と、
    前記多結晶又は非晶質半導体層の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域と、
    前記ソース領域およびドレイン領域間に設けられたチャネル幅が1μm以下のチャネル領域と、
    前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記チャネル領域の前記ゲート電極で被覆されたチャネル幅方向の前記端部に前記ソース領域と前記ドレイン領域に導入した不純物と同一の導電型の不純物が導入された不純物領域と
    を具備し、
    前記ゲート電極で被覆された前記チャネル領域におけるチャネル幅方向の端部におけるしきい値電圧を大きくし、前記ゲート電極のゲート電界によるチャネル形成を抑制することを特徴とする薄膜トランジスタ。
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