JP2009146192A - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 主たる作業の妨げになることなく並行して複数の情報を表示することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、主たる作業への集中度を判断する判断手段(51)と、前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段(52)と、設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を表示する表示制御手段(53,54)、とを具備する。前記設定手段は、例えば、並行して表示される情報の表示条件として、単位時間当りに読み上げる文字数および読み上げる音声の音量の内、少なくとも一つに基づいて可聴表示条件を設定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主たる作業に並行して読み上げられる電子メールや文書などの音声可聴表示等の複数の情報を表示する情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムに関する。より詳しくは、複数の作業を並行して行うマルチタスク環境において、主たる作業を妨げることなく情報を並行して表示することが可能な情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムに関する。
従来から、複数の情報の同時処理を支援する装置が知られている。
例えば、複数種類の文字情報を同時に処理する際に、一方の文字情報の提示形式を音声に変更して提示することで、複数の情報の認知を容易にさせることが可能となる(たとえば、特許文献1参照)。
また、自動車に搭載された音声出力装置から出力される形式について、運転手の運転負荷に応じて音声出力情報を制御するものが知られている。具体的には、自動車の運転中に電子メールなどの情報を音声で認知する際に、自動車の速度が速いなど運転手の運転負荷が大きい場合は、音声読み上げ速度を遅くすること、あるいは音声読み上げに句読点においてポーズ期間を設けることで、音声出力情報の理解を促進させることができる(たとえば、特許文献2参照)。
さらに、自動車の運転中に電子メールなどの情報を音声で認知する際に、自動車の速度が速いなど運転手の運転負荷が大きい場合に、連続する音声読み上げ時間を短くすること、あるいは音量を大きくすることで、音声読み上げ情報の理解を促進させることができる(たとえば、特許文献3参照)。
特開2007−148654号公報 特開平09−329458号公報 特開2003−099080号公報
しかしながら、複数の作業を並行して行うマルチタスクにおいては、負荷の大きいときに、音量を大きくすることは、音声読み上げ情報の理解を促進させることができても、主たる作業の妨げになる場合がある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたもので、その目的は、主たる作業の妨げになることなく並行して情報を表示することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラムを提供する。
前記課題を解決するために、本発明の第1の実施態様に係る情報処理装置では、主たる作業への集中度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を表示する表示制御手段と、
を具備するものである。これにより、主たる作業(ワーク)の妨げになることなく並行して情報を表示することができる。すなわち、主たる作業の実行を阻害する作用が制御された複数の作業を同時に処理する環境が提供されるので、効率的に複数の作業を処理することが可能となる。
本発明の第2の実施態様に係る情報処理装置では、第1の実施態様に対して、前記設定手段は、並行して表示される情報の表示条件として、単位時間当りに読み上げる文字数および読み上げる音声の音量の内、少なくとも一つに基づいて可聴表示条件を設定することを特徴とする。
本発明の第3の実施態様に係る情報処理装置では、第2の実施態様に対して、前記読み上げる音声の音量は、主たる作業への集中度の増大に応じて小さく設定されることを特徴とするものである。これにより、集中度が高くなっても従たる読み上げる音声に邪魔されることなく、主たる作業(ワーク)を能率よく実行でき、これと並行して従たるワークも主たるワークの集中度に応じて効率的に実行でき、効率的にマルチタスクワーク(多層ワーク)を実行することが出来る。すなわち、作業者の主たる作業に対する処理への阻害を軽減することができる。
本発明の第4の実施態様に係る情報処理装置では、第1の実施態様に対して、前記集中度を、入力装置からの操作信号の入力間隔および視線の移動量および脳波の変化の内、少なくともいずれか一つに基づいて判断することを特徴とするものである。これにより、主たるワークの集中度を多角的に判断することが出来、誤りなく集中度を判断できる。例えば、入力操作等からの判断では、入力量が少なく、表面的には、集中度が低く判断できる場合でも、内面的には、思考的な集中度が高まっている場合もある。この場合に脳波の変化に基づいて判断すれば、集中度が高いことが分かり、表面的な集中度判断の誤りを是正することができる。
本発明の第5の実施態様に係る情報処理装置では、第4の実施態様に対して、前記判断手段は、前記操作信号の入力間隔を、単位時間当りのキー入力量およびウインドウ切替え数およびページスクローク量の内、少なくともいずれか一つに基づいて判断することを特徴とする。
本発明の第6の実施態様に係る情報処理装置では、第4の実施態様に対して、前記判断手段は、前記操作信号の入力間隔に対応する集中度を、主たる作業以外の他の表示情報に対する処理量に基づいて、補正することを特徴とする。これにより、主たる作業以外の他の表示情報、すなわち並行して表示される表示情報に対する従たる作業の処理量から主たる作業への集中度が、容易かつ迅速できる。
本発明の第7の実施態様に係る情報処理装置では、第4の実施態様に対して、前記判断手段は、前記視線の移動量を、主たる作業をする表示画面内で、単位時間において視線により指示された位置の中で、最も遠い2点の距離であるとして集中度を判断することを特徴とする。
本発明の第8の実施態様に係る情報処理装置では、第4の実施態様に対して、前記判断手段は、前記視線の移動量を、主たる作業をする表示画面内で、単位時間において視線により指示された位置の中で、2次元座標の最大値と最小値を持つ4点で形成される面積であるとして集中度を判断することを特徴とする。
なお、第1の実施態様に対して、並行して表示される情報を処理するためのボタン群を備えていても良い。これにより、主たる作業実行中にも円滑な処理を行うことができ、容易かつ迅速に効率的な多層ワークを実行することが可能となる。
前記ボタン群が、フットスイッチでもよい。これにより、主たる作業に対するキー入力やマウス操作を阻害することなく円滑に処理することができ、容易かつ迅速に効率的な多層ワークを実行することが可能となる。
本発明の第9の実施態様に係る情報処理装置では、第1の実施態様に対して、
前記並行して提示される情報の提示内容が、本文、タイトル、送信者、作成者、受信日の内の、少なくとも一つであることを特徴とするものである。これにより、効果的に内容を理解し複数の情報を迅速に処理することができる。
本発明の第10の実施態様に係る情報処理システムでは、主たる作業への集中度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を可聴表示する可聴表示制御手段と、前記主たる作業のための情報を表示画面上に表示する可視表示制御手段と、を具備するものである。これにより、これにより、主たる作業(ワーク)の妨げになることなく並行して情報を表示することができる。
本発明の第11の実施態様に係る情報処理システムでは、第10の実施態様に対して、さらに、前記主たる作業に並行して他の情報を表示画面上に表示する第2の可視表示制御手段を具備する。
本発明の12の実施態様に係る情報処理プログラムでは、主たる作業への集中度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を表示する表示制御手段と、を具備するものである。これにより、主たる作業(ワーク)の妨げになることなく、並行して情報を表示することができる。
本発明によれば、主たる作業(ワーク)の妨げになることなく、並行して、マルチタスクワーク(多層ワーク)などの複数の情報を表示することができ、多層ワークなどを効率的に実行することが可能となる。すなわち、主たる作業の実行を阻害する作用が制御された複数の作業を同時に処理する環境が提供されるので、効率的に複数の作業を処理することが可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。
次に述べる本発明の実施例におけるワーク(作業)は、情報処理装置で行われる主たる作業がPC(パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置)を用いた個人ワークであり、主たる作業に並行して提示(表示)される情報が電子メール又は文書情報である場合について説明する。文書情報とは、主にテキストから構成される一般文書である。情報処理装置として多層ワーク支援装置10で説明する。なお、提示の用語は、画面表示などの可視表示、シートなどへの印刷を行う永久可視表示および音声出力などの可聴表示を含む表示と同様な意味で用いる。
図1は、本発明の実施例に係る多層ワーク支援装置10のハードウエアの外観的構成例を説明する図である。同図に示すように、多層ワーク支援装置10は、3つの表示装置14(14a〜14c)、表示対象を指定する制御用ボタン群が配置された情報アクセス装置(入力装置)16(16a,16b)、及び入出力インターフェイス(IF)22をさらに有する。また、多層ワーク支援装置10は、所定の音を出力する可聴表示用のスピーカ(不図示)等も有する。
表示装置14a〜14cは、装置本体12の正面に設けられており、横方向に配列されている。表示装置14a〜14cは、例えば同一の画面サイズの表示画面を持つ液晶ディスプレイである。表示装置14は、後述する制御装置100により制御されて、所定の情報を表示画面上に表示する可視表示装置である。表示装置の用語には、表示装置の一部として含まれる表示部および表示領域を含む概念として使用する。
なお、表示装置14は、仮想的なコンピュータのディスプレイであってもよい。また、表示装置14は、CRT(カソードレイチューブ)、PDP(プラズマディスプレイパネル)等の上述した液晶表示装置以外の表示装置から構成されてもよく、それぞれが互いに異なる画面サイズであってもよい。この他の表示装置としては、スピーカやヘッドフォンから音声などの音情報を出力する可聴表示装置(不図示)も含み、さらに用紙等のシート状の媒体に情報を印刷するプリンタ等を含んでもよい。
図1では、情報アクセス装置16a,16bは、ユーザに対して表示装置14の手前であって、装置本体12の左側及び右側の双方に設けられているが、左右いずれか一方であっても良い。情報アクセス装置16は、制御装置100により制御されて、所定の情報を表示し、さらに、ユーザからの入力を受け付けて制御装置100に対して出力する。情報アクセス装置16は、キートップの表示が柔軟にできるものが好ましく、例えばタッチパネルが考えられる。さらに、情報アクセス装置16は、制御装置100等からの表示情報を表示する表示画面を持ち、その表示画面上に表示され、キートップの形状や案内表示も自由に変えられ、その案内表示も容易な仮想的なキー入力部としてもよい。
情報アクセス装置16には、複数のボタン18が設けられており、制御用ボタン群は、これらのボタン18により構成される。ボタン18には、表示対象あるいは演算の指定など、所定の動作が割り当てられており、情報アクセス装置16は、ボタン18が押下されることにより、ユーザから所望の指定を受け付ける(後述する)。
情報アクセス装置16a,16bの間には、入力作業等を行う作業台上の中央領域で所定の物を載せて置く載置部20が設けられており、この載置部20の上面には、PC等の入力装置26が載せられてもよい。ここで、入力装置26は、例えば、キーボードやマウス等の位置指示装置等を含み、通信ケーブル24を介して入出力IF22と接続されて、多層ワーク支援装置10の制御装置100と、データを通信する。すなわち、入力装置26は、キー等の操作により、アプリケーションプログラム(ソフトウエア)の実行を指示するための実行指示(コマンド)情報や各種情報をユーザが入力するキーボード、このキーボートと共に表示装置(表示装置14他)と協働してユーザインターフェースを構成するマウスを含み、さらに、原稿に記載された文書等を光学的に読み取る光学式読取装置(スキャナ)を含んでもよい。
図2は、多層ワーク支援装置10において用いられるコンピュータシステム(情報処理装置)のハードウエア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、多層ワーク支援装置10は、制御装置100(100a〜100e)、及び中継装置112を有し、制御装置100a〜100eのそれぞれは、CPU104及びメモリ106を含む処理装置102、通信IF108、及び記憶装置110を有する。
制御装置100において、通信IF108は、中継装置112を介して、他の制御装置100、外部の入力装置26、及びネットワーク2と、所定のデータを通信する。
CPU(Central Processing Unit)104は、メモリ(主記憶装置)106に記憶されたプログラムに従い各部を制御する。
メモリ(主記憶装置)106は、ROMまたはRAMを含み、文書作成編集処理や、集中度判断処理、条件設定処理およびテキスト読み上げ処理などの多層ワーク支援のための処理などの情報処理を行うプログラムやCPU104で演算処理されたデータ等をワーク領域に記憶する。さらに好ましくは、表示装置(104他)にイメージを表示するためのイメージバッファを含む。
記憶装置110は、例えばHDD(ハードディスク駆動)装置で代表される磁気デイスク装置等の磁気記憶装置あるいはCD装置、DVD装置などの光ディスク装置等の光記憶装置であり、データを記憶し及び読み出す(再生)する。さらに、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置で構成されてもよい。さらに、記憶装置110は、ネットワーク等を介して収集された大量のデータを蓄積してもよい。
このように、制御装置100は、プログラムの実行による情報処理、及びネットワークを介して他の制御装置100等との間の通信が可能なコンピュータとしての構成部分を有する。
中継装置112は、制御装置100の間で送信及び受信されるデータを中継し、また、入力装置26及びネットワーク2を介して接続される外部のコンピュータ(不図示)と、入出力IF22を介して通信を行う。なお、この中継装置112は、サーバとして実現してもよく、また、制御装置100がPCなどのネットワークアドレスを有する形で実現される場合には、中継装置112を介さず、直接P to P(ピアツーピア)方式で制御装置同士が接続されてもよい。
また、制御装置100aは、第1の表示装置14aに表示される情報を制御し、制御装置100bは、第2の表示装置14bに表示される情報を制御し、制御装置100cは、第3の表示装置14cに表示される情報を制御する。制御装置100dは、第1の情報アクセス装置16aに表示される情報を制御し、その表示に従う第1の情報アクセス装置16aからの入力を受け付ける。同様に、制御装置100eは、第2の情報アクセス装置16bに表示される情報を制御し、その表示に従う第2の情報アクセス装置16bからの入力を受け付ける。このように、表示装置14a〜14c及び情報アクセス装置16a,16bは、それぞれ異なる制御装置100により制御される。制御装置100は、通常のPCで実現されてもよい。
さらに、制御装置100aは、第2の表示装置14b、第3の表示装置14c、及び情報アクセス装置16a,16bに対して、所定の情報を表示させる。この場合、制御装置100aは、例えば、制御装置100bとデータを通信して、第2の表示装置14bに情報を表示させる。また、制御装置100aは、情報アクセス装置16a,16bから入力されたデータを、制御装置100d,100eを介して受け付ける。制御装置100b〜100eもまた、同様にして、いずれの表示装置14等に対しても情報を表示させ、いずれの情報アクセス装置16からデータを受け付ける。
なお、いずれかの制御装置100が、複数の表示装置14及び情報アクセス装置16を制御してもよいし、これらの全てを制御してもよい。また、1つの制御装置100には、複数のCPU104及びメモリ106が含まれてもよい。
以上のように、情報処理装置の主要部としての制御装置100を、上記のように、複数台を用いて、情報処理装置(コンピュータシステム)を構成してもよいし、今後、マルチプロセッサやマルチコアプロセッサが発達し、一台の制御装置100が多層ワーク支援のための処理能力を十分持てば、1台の制御装置100で情報処理装置を構成してもよい。以下、説明を簡単にするため、1台に機能を集約した制御装置100を持つ制御装置100xで情報処理装置の機能的な構成を説明する(参照符号100のxは1台でも複数台の連携システムでも良い意味を示す)。
図3は本実施例の情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。同図において、制御装置100xは、入力情報のうち、集中度の判断に必要な情報の履歴を記憶して管理する履歴管理部50、履歴管理部50の記憶内容に基づいて作業者の主たる作業への集中度を判断する集中度判断部51、集中度判断部51の判断結果に基づいて並行して表示(提示)される情報の表示条件を設定する条件設定部52、条件設定部52に設定された条件や文書処理部(不図示)による入力情報に従った文書作成処理に基づく文書情報等の情報に基づいて複数の情報の表示制御を行う表示制御部53、および並行して表示されるテキストの読み上げなどの可聴表示制御を行う可聴表示制御部54を含んで構成される。
可視表示部61は、表示制御部53の制御に基づいて表示画面上等に可視情報を表示するもので、前述の多層ワーク支援装置10では、表示装置14(14a〜14c)などの表示画面等に表示する。
可聴表示部62は可聴表示制御部54で例えば並行して表示される文書に含むテキストに対応した読み上げ内容が合成音声情報として作成され、作成された合成音声情報をスピーカまたはヘッドフォンなどにより出力するものである。
永久可視表示部63は、表示制御部53の制御に基づいて記録媒体としてのシート等に情報を印刷するものである。
本実施例の情報処理装置の制御装置100xは、その代表例としての多層ワーク支援装置10で示したように複数の制御装置100の連携で実現してもよし、単一の制御装置100で強力な処理能力の有するマルチプロセッサやマルチコア等によるCPUを含む制御装置により実現してもよい。ここでは、下記のように、機能的に説明する。
主たる作業に並行して提示する情報の制御に必要な処理、即ち(1)主たる作業の集中度の判定処理、(2)並行して提示(表示)する情報の提示(表示)条件の決定処理、(3)並行して提示(表示)される情報の処理について説明する。
まず、集中度判断部51による主たる作業の集中度の判定(判断)処理について説明する。
図4には、主たる作業への作業者の集中度を判定する判定処理の具体例を示す。本情報処理装置は、可視表示部61の表示画面上における作業者の主たる作業実行ウインドウに対して、キーボードやマウスなどの入力デバイス(例えば入力装置26)から行われる操作を、操作ログ(操作履歴)として履歴管理部50に記録している。そして、この操作間隔の大小により主たる作業への集中度を判定する。具体的には、キーボードからのキー入力の間隔が短いほど集中度が高いと判定する。
例えばキー入力の間隔を、1分間に行われる平均入力数(入力速度)で表した場合、集中度を5段階に分類して判定する。このキー入力速度と集中度の関係は、作業内容および作業者のキーボードの操作スキルによって異なるので、作業者は自由に設定を変更することが出来る。
さらに、キー入力速度と、並行して提示される情報の単位時間当たりの処理量(付加情報処理速度)の関係を測定、解析し、自動的に集中度の関係を変更することも出来る。
例えば、図4に示すように、初期の集中度判定の設定が、入力速度100/分で1(集中度;高)、80/分で2(集中度;やや高)、60/分で3(集中度;中)、40/分で4(集中度;やや低)、20/分で5(集中度;低)であったとする。このときの、実際の付加情報処理速度が、1件、1件、1件、3件、10件であった場合、処理量の変化がない水準が無効である、即ち、集中度の水準に対応する入力速度の設定値が大きすぎると判断し、図5に示すように、入力速度60/分で1(集中度;高)、40/分で2(集中度;やや高)、30/分で3(集中度;中)、20/分で4(集中度;やや低)、10/分で5(集中度;低)集中度の水準に対応する入力速度を低速側にシフトさせて、自動的に再設定する。
なお、付加情報の処理速度の判定の詳細は、後述するが、情報を1画面で閲覧できる場合は、対象ウインドウの切り替え数で、また、情報の閲覧にスクロールやページ送りを必要とする場合は画面操作数で計算する。
キーボードの入力に対する指標は、主に単純入力系の作業に有効な判定方法である。一方、資料の閲覧を行っている場合は、キーボードの入力は殆どなく、マウス操作によるページ送りやスクロール、ウインドウ切り替えなどが判定基準に用いられる。この場合、図6に示すようにマウスの操作速度を指標として集中度を決定する。
さらに、メインワークへの集中度は、視線で判定してもよい。視線による集中度の判定には、すでに、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)接続などによる一般的な視線入力装置が知られており、それらを利用することが出来る。視線入力装置を活用する場合は、その入力情報は、履歴管理部50に記録され、集中度判断部51により参照され集中度が判定される。視線の位置をマウスのカーソル位置として認識し、その動きが速いことあるいは広範囲にわたることなど一定の移動パターンにより、集中度の高さを判定する。例えば、図7に示したように、1秒あたりに移動する距離をカーソル位置のXY座標から算出すること、あるいは、図8に示すように、1分間にカーソルが移動した最大面積をXY座標(2次元座標)の最大値と最小値をもつ4点から算出する方法などがある。
作業者の行為が、入力や閲覧よりも思考の割合が増加すると、キー入力、マウス操作などの動作が減少する。この場合、集中度が低下しているのか、思考のために集中度が高まっているのかを適切に判定するために、脳波を活用することも可能である。脳波の測定結果は入力情報として履歴管理部50に記憶され、集中度判断部51により参照され集中度が判断される。例えばα波の全周波数域における含有率などを基準とした評価などが挙げられる。
これらの集中度判定方法は、単独で使用してもよいし、複数を合わせて使用してもよい。また、複数を合わせて使用する場合は、より高い集中度を示した判定方法の水準を用いることや、複数の判定方法における水準の単純平均、あるいは加重平均を用いることなどが可能である。
次に、条件設定部52による、並行して提示(表示)する情報の提示(表示)条件を決定(設定)する決定(設定)処理について述べる。まず、付加的音声情報の提示(表示)において、作業者の主たる作業ウインドウへの集中度に応じた、提示(表示)条件の調節について説明する。
図9に示すように読上げ音声の音量は、標準条件として美術館の騒音レベルにおける音量に設定されており、例えば、40dB(A)程度である。
そして、この標準条件に対して、主たる作業の妨げにならないように、集中度が高くなるにつれて音量は小さく設定されており、例えば集中度2では病室程度の35dB(A)、最も集中度の高い集中度1では非常に静かな事務室程度の30dB(A)などである。一方、集中度が低くなるにつれて音量は大きく設定されており、例えば集中度4では図書閲覧室程度の45dB(A)、最も集中度の低い集中度5ではレストラン程度(1〜2m離れて普通の声で会話できる騒音レベル)の50dB(A)などである。この値は、並行して複数の情報認知を行う場合の設定であり、集中度が最も低い場合の音量の最大値は、一般的な会話の際の騒音レベルとすることが好ましく、例えば60dB(A)以上など、必要以上に大きくすることは作業者が不快に感じる場合が多いので好ましくない。
なお、音量調整はこれらに限定されるものではない。たとえば、集中度が一定以上になった場合に、音声読み上げなどのすべての方法の情報提示を停止することもできる。また、音声読み上げに対応するサブの文書が可視表示部61の画面(例えば、サブウインドウ)に表示される場合は、音声読み上げが停止された際に画面の自動スクロールが行われてもよい。
読上げ音量は、主たる作業への集中度に応じて定期的な調整を行うことが好ましく、例えば5分ごと、より好ましくは1分ごとに調整する。
また、図10に示すように、付加的音声情報の提示は、初期的には通常の文書朗読速度によって行われ、例えば、一般的なかな漢字混合文書に対して、主たる作業ウインドウへの集中度の中間水準3に対応して毎分400文字程度に設定されている。
そして、この標準条件に対して、主たる作業の妨げにならないように、集中度が高くなるにつれて読上げ速度は遅く設定されており、例えば集中度2では毎分300文字、最も集中度が高い集中度1では毎分200文字などである。一方、集中度が低くなるにつれて読上げ速度は速く設定されており、例えば集中度4では毎分500文字、最も集中度が低い集中度5では毎分600文字などである。
なお、ここで示した集中度に対する読上げ速度は1例であり、装置の利用者ごとに異なる設定をすることが出来る。
また、読上げ速度の調整は、単に均一な読上げに対するものではなく、一定量の読上げごとに読上げ休止時間を含むことでも行われる。例えば、図11に示すように、集中度が最低水準5の場合の読上げ条件を、休止なしでの連続読上げとし、集中度が高くなるにつれて、読点の前に読上げ休止時間を設けて、この値を調整する。具体的には、集中度が4の場合は1秒、集中度が3の場合は2秒、集中度が2の場合は4秒、集中度が1の場合は8秒などである。この値は、作業者ごとに自由に設定することが出来る。
そのほか、句点の前に休止時間を挿入することや、段落ごとに休止時間を挿入することなどを行ってもよい。そして、これらは単独で使用してもよいし、複数を組合わせて使用してもよい。例えば、図12に示すように、集中度が最も低い5の場合は、全て意図的な休止時間がない条件とし、集中度が4の場合は段落間の休止を2秒、集中度が3の場合は段落間の休止を2秒と読点前の休止を2秒、集中度が2の場合は段落間の休止を2秒と読点前の休止を2秒と句点前の休止を1秒、集中度が最も高い集中度1の場合は段落間の休止を4秒と読点前の休止を4秒と句点前の休止を1秒などである。
なお、読上げ速度と読上げ音量の調整は、単独で使用してもよいし、複合して使用してもよい。例えば、主たる作業ウインドウにおいてウインドウ切り替えが遅くキー入力が速い場合は、視覚情報を入力するのみであり思考負荷が軽い場合が想定される。このような場合には、図13に示すように、聴覚刺激を処理する能力には一定の余裕があり、内容が既存知識を用いて容易に理解できる情報などは、音量は固定して速度を遅くする方法が挙げられる。逆に、ウインドウ切り替えがなくキー入力が遅い場合は、思考負荷が大きい場合が想定され、読上げ速度は一定で音量を小さくすることが、主たる作業の阻害を低下するために好ましい調整方法となることが考えられる。
また、ウインドウ切り替えが速い場合は、速度を遅くして音量も小さくするなどの調整が好ましく用いられる。
このような付加情報提示(表示)の条件は、基本的には、常に集中度に応じた調整が行われるが、集中度の測定においてその値に変化が見られない場合には、更なる調整が行われる。すなわち、前記判定方法において集中度が高いと判定していたにもかかわらず、実は全く集中していなかった場合など、作業者の集中度を適切に表していない場合も考えられる。そこで、集中度が一定期間変化しない場合、付加的情報提示条件を、集中度を判定値よりも1水準低い条件に変更することもできる。このような調整は、単に適切な集中度への対応を行うのみならず、日常的な、多重ワークの能力開発の効果も期待される。即ち、常にある集中度で同一の付加的情報提示をするだけでなく、より処理量の多い条件で提示することで、多重ワークの能力を高めていく効果を期待できる。
次に、上述の付加的情報の提示(表示)条件の調整に対して、作業者の付加的情報の処理内容を検知して、その提示条件を調整する実施例について説明する。具体的には、表示された付加的情報に対する処理の入力がなくシステムが自動的に未処理と判定した場合、メインワークへの集中度が高いと判断し、以降のサブワークの提示条件は1段階下げる。この処理は、複数の条件を併用して処理する場合は、それらのうちいずれか一つを作用させることも出来るし、複数の条件に作用させることも出来る。図3の情報処理装置の構成例では、例えば、作業者の付加的情報に対する処理状況は、対応する入力情報からその処理状況(履歴)を履歴管理手段50に記憶し、これを集中度判断部51が参照して判断し、判断結果を条件設定部52に通知し、条件設定部52が当該通知に応じて条件を設定する。
このように、条件設定部52で条件が設定されると、設定された条件に基づいて、表示制御部53の可聴表示制御部54で、該当文書のテキストの読み上げ処理等の可聴表示制御が行われる。例えば、まず、表示制御部53の制御により、可視表示部61のメイン画面には、主たる作業用ウインドウが表示されると共に、可視表示部61のサブ画面には、並行してサブの文書(付加的情報)が表示される付加的情報ウインドウ(サブウインドウ)が表示される。多層ワーク支援装置10の一例では、中央の表示装置14cに主たる作業用ウインドウが表示され、右側の表示装置14bに付加的情報ウインドウが表示される(後述する図14参照)。例えば、主たる作業用ウインドウでは、メインの文書の作成や編集等が行われ、付加的情報ウインドウでは、サブの文書として参考文献の閲覧表示や電子メールの表示が行われる。このように可視表示された後、可聴表示制御部54により、サブの文書(付加的情報)の所定のテキスト部分の読み上げ処理がなされ、条件設定部52で設定された条件でテキストから合成音声に変換され、可聴表示部62のスピーカ等から、合成された音声が出力される。
次に、並行して提示(表示)される情報の作業者の入力操作に基づく制御、処理について述べる。
付加的に提示(表示)される情報は、基本的には自動的に提示内容が更新される。例えば、複数の文書資料の閲覧においては、ある資料の読上げが終了すると、次の資料の読上げが開始する。しかし、電子メールのチェックなどのように、認識後に何らかの処理を行う必要がある場合は、本発明の実施例に係る情報処理装置としての多層ワーク支援装置10に具備された入力装置を使用する。
図14には、処理に必要な入力装置としての情報アクセス装置16(16a,16b)の一例を示した。既に図1で説明したように載置部20上に載置され、PCに接続された入力装置26(キーボードやマウス(不図示)を含む)から、ウインドウに対する一般的な操作を行うことが出来る。しかし、これに加え、作業者は付加的に提示(表示)される情報を認知した場合、情報アクセス装置16(16a,16b)で実現される別な各種機能ボタンにより操作を行うことも出来る。情報アクセス装置16(16a,16b)には、作業ボタン群18aと、機能ボタン群18bが表示されている。これらのボタンには、すなわち、図14では、情報アクセス装置16bの機能ボタン群18bとして、スクロールやページ送りに対応する「進む」、「戻る」機能、メールや文書ファイルに対して、「削除」、「保存」機能、未処理のまま前後の資料を提示する「次文書」、「前文書」機能などが設定されている。
さらに図15に示すように、本発明の実施例に係る情報処理装置(多層ワーク支援装置10)は、入力装置26の付加機能として、機能ボタン群18bと同様な機能が設定されたフットスイッチ26fを具備していてもよい。フットスイッチ26fを備えることで、複数の情報を同時に認知するための情報提示(表示)手段に加え、さらに、各種の処理を同時に実行することを支援する機能を加えることも出来る。
本発明の情報表示形式は、基本的には資料全体の読上げである。しかし、メールのようにタイトル、本文、送信者、受信日などの複数の属性情報を有する情報の場合は、特定の属性情報に限定して読み上げを行うことも出来る。たとえば、初期設定はタイトルのみの読上げとしておき、図16に示した機能ボタン群18bにより、読上げ対象を随時自由に変更することも出来る。また、読上げ対象を変更せず、読上げが行われた後に、一時的に対象資料のみについて他の属性情報も続けて読上げる機能が、例えば「詳細」ボタンとして具備されていてもよい。同図では、左側の情報アクセス装置16aの機能ボタン群18bに、「詳細」ボタンを表示している。
以上述べた実施例では、多層ワーク支援に関して述べたが、多層ワークのみには限定されず、並行して複数の情報を表示し、主たる作業を妨げることなく、表示内容を作業者に理解させる必要がある場合にも本発明は適用できる。
本発明は、複数の作業を並行して行うマルチタスク環境などにおいて、主たる作業を妨げることなく情報を並行して表示することが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム等において利用される。
本発明の実施例に係る多層ワーク支援装置の構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る多層ワーク支援装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る集中度の判定処理を説明する図である。 本発明の実施例に係る集中度の判定基準の再設定処理を説明する図である。 本発明の実施例に係る集中度の別の判定処理を説明する図である。 本発明の実施例に係る集中度のさらに別の判定処理を説明する図である。 本発明の実施例に係る集中度の他の判定処理を説明する図である。 音量調節による付加情報表示条件の設定処理を説明する図である。 読み上げ速度調節による付加情報表示条件の設定処理を説明する図である。 読み上げ速度調節による付加情報表示条件の別の設定処理を説明する図である。 読み上げ速度調節による付加情報表示条件のさらに別の設定処理を説明する図である。 複合条件による付加情報表示条件の設定処理を説明する図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置の追加機能を説明する図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置に追加されたフットスイッチ機能を説明する図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置の別の追加機能を説明する図である。
符号の説明
2:ネットワーク
10:多層ワーク支援装置
12:装置本体
14:表示装置
16:情報アクセス装置
18:ボタン
20:載置部
22:入出力IF
24:通信ケーブル
26:入力装置
26f:フットスイッチ
50:履歴管理部
51:集中度判断部
52:条件設定部
53:表示制御部
54:可聴表示制御部
61:可視表示部
62:可聴表示部
63:永久可視表示部
100、100x:制御装置
102:処理装置
104:CPU
106:メモリ
110:記憶装置
112:中継装置

Claims (12)

  1. 主たる作業への集中度を判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を表示する表示制御手段と、
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記設定手段は、並行して表示される情報の表示条件として、単位時間当りに読み上げる文字数および読み上げる音声の音量の内、少なくとも一つに基づいて可聴表示条件を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記読み上げる音声の音量は、主たる作業への集中度の増大に応じて小さく設定されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判断手段は、前記集中度を、入力装置からの操作信号の入力間隔および視線の移動量および脳波の変化の内、少なくともいずれか一つに基づいて判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判断手段は、前記操作信号の入力間隔を、単位時間当りのキー入力量およびウインドウ切替え数およびページスクローク量の内、少なくともいずれか一つに基づいて判断することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判断手段は、前記操作信号の入力間隔に対応する集中度を、主たる作業以外の他の表示情報に対する処理量に基づいて、補正することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記判断手段は、前記視線の移動量を、主たる作業をする表示画面内で、単位時間において視線により指示された位置の中で、最も遠い2点の距離であるとして集中度を判断することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記判断手段は、前記視線の移動量を、主たる作業をする表示画面内で、単位時間において視線により指示された位置の中で、2次元座標の最大値と最小値を持つ4点で形成される面積であるとして集中度を判断することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  9. 前記並行して提示される情報の提示内容が、本文、タイトル、送信者、作成者、受信日の内の、少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 主たる作業への集中度を判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を可聴表示する可聴表示制御手段と、
    前記主たる作業のための情報を表示画面上に表示する可視表示制御手段と、
    を具備する情報処理システム。
  11. さらに、前記主たる作業に並行して他の情報を表示画面上に表示する第2の可視表示制御手段を具備する請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 主たる作業への集中度を判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、並行して表示される情報の表示条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段の設定結果に基づいて、主たる作業に並行して他の情報を表示する表示制御手段と、
    を具備する情報処理プログラム。
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