JP2009145425A - 液晶パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のスペーサからなる組が複数配置される液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくする。
【解決手段】液晶の注入進路のそれぞれにスペーサを2つ以上近接して隣接配置しないようにしているので、液晶を注入口11から注入するときの液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】液晶の注入進路のそれぞれにスペーサを2つ以上近接して隣接配置しないようにしているので、液晶を注入口11から注入するときの液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のスペーサからなる組が複数配置される液晶パネルに関し、特に液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくする技術に関する。
従来の液晶パネルでは、例えば、図7に示すように、水平走査方向と垂直走査方向に2つずつの合計4つのスペーサ10からなる組110が2つの基板(不図示)の間に複数配置され、注入口11から基板間に液晶が注入される。図7は、液晶パネルに設定された表示領域を示しており、その表示領域が複数の画素12に区分される。
図8は、注入時における液晶(液晶13という)の様子を示す。ここでは、液晶13は紙面の下から上へ注入進路をとって進み、注入進路にスペーサ10が2つ配置されていることとする。図8に示すように、注入進路にスペーサ10が2つ配置されていると、その2つのスペーサ2の間に気泡15が発生しやすい。
また、液晶パネルに負荷が加わり歪んだ際や、低温時(0度以下など)において液晶の体積が減少した状態で液晶パネルが叩かれる等した際にも、同様に液晶が移動するので、その移動進路にスペーサ10が2つ以上配置されていると、スペーサ2の間に気泡が発生しやすい。なお、気泡の発生を防止する技術は、例えば、下記の特許文献1に記載されている。
特開2003−107492号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、複数のスペーサからなる組が複数配置される液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることにある。
本発明の液晶パネルは、表示領域が複数の画素に区分された対向する2つの基板と、該基板間に注入された液晶を備え、水平走査方向の2つのスペーサからなる組または水平走査方向と垂直走査方向に2つずつの合計4つのスペーサからなる組が前記2つの基板の間に複数配置され、前記組を構成する各スペーサは、少なくとも水平走査方向に対して1画素分以上離間して配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、液晶の注入進路には近接して隣接するスペーサを2つ以上配置しないことで、液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
また、本発明は、さらに、前記スペーサのそれぞれは、隣り合う2つの前記画素に跨って配置され、前記垂直走査方向において隣接する各組の前記スペーサは相互に異なる画素に跨って配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、画素のそれぞれにはスペーサを2つ以上配置しないことで、液晶の注入進路にスペーサを2つ以上配置しないようにでき、液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
また、本発明は、さらに、前記スペーサの組は、少なくとも垂直走査方向において隣接する組相互間で配置位置がずらされて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、液晶の注入時において気泡を発生しにくくすることができる。
本発明によれば、複数のスペーサからなる組が複数組配置される液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
図1は、本発明の一実施の形態における液晶パネルを概略的に示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の液晶パネルでは、水平走査方向と垂直走査方向に2つずつの合計4つのスペーサ10からなる組100が2つの基板(不図示)の間に複数配置され、各基板の周囲部の同一箇所に設けた注入口11から基板間に液晶が注入される。 液晶13(図3参照)はディップ方式または表面張力方式により注入され、注入完了後に注入口11が樹脂などで封止される。基板間の間隔(セルギャップ)は、スペーサ10の高さによって規定される。
図1は、液晶パネルに設定された表示領域を示しており、その表示領域が複数の画素12に区分される。G、B、Rのそれぞれで示す画素12の列には、緑、青、赤のカラーフィルタ(不図示)がストライプ状に配置されている。
スペーサ10のそれぞれは、水平走査方向に隣り合う2つの画素12に跨って配置され、同一の画素12のそれぞれにはスペーサ10が2つ以上配置されないように1画素分以上離間して異なる2つの画素12に跨って配置されるようになっている。また、これらスペーサ10は垂直走査方向に対しては、隣接する2つの画素12間では同じ位置に形成し、4つのスペーサ10によってスペーサ組100が構成される。この組100相互間では水平及び垂直走査方向のいずれについても、その配置位置が各方向共にずらして配置される。
図2は、液晶13の注入時における液晶13の注入進路を模式的に示しており、各矢印に対応する注入進路には、図1に示す隣接する直近のスペーサ10が2つ以上配置されないようになっている。具体的には、隣接する画素12間に形成したスペーサ10をB・R画素12に跨って形成した場合には、同じR画素12と隣接するG画素12に跨ってスペーサ10を形成せずに、G画素12を飛ばして次のB・R画素12間に跨るようにスペーサ10を形成する。換言すれば、G画素12分だけ離間させて同じ組100を構成するスペーサ10を水平走査方向に離間させて配置させる構成を採る。そして、更に各組100が垂直走査方向で重なるように配置しないことで、注入進路方向にスペーサ10を2つ以上隣接して近接配置しないようにしている。なお、図2では、注入進路を直線で3つ示したが、注入進路は液晶13の注入口11の設置場所によって異なり、また、実際には多数の注入進路が存在する。また、注入進路は直線に限られない。よって、各注入進路を正確に求め、その注入進路に近接して隣接するスペーサ10を2つ以上配置しないのが好ましい。
図3は、基板間への液晶13の注入時における液晶13の流入移動の様子を示す。図4、図5、図6は、それぞれ液晶13が図3の位置にあるときの液晶13の流速の分布、基板間における圧力の分布、基板間における負圧の分布を示す。なお、これらは、注入口11の位置が図1の場合の位置と異なるときのものである。
液晶13の基板内の間隔部分への流入状態は、図3に示すように、一般的には注入口11に対して扇状に流入していくが、この流入は均一的に行われるものではない。即ち、図4に示すように、液晶13の流速は、注入済みの領域では遅いのに対し、液晶13が注入されていない未注入領域14に接する先端領域では速い。これにより、図5に示すように、未注入領域14に近い注入液晶13の先頭領域では負圧が生じる。この負圧の分布は、図6に示すようになっており、負圧が高い領域では、気泡が発生しやすい。
そこに、図8においても述べているように、液晶13の注入進路上にスペーサ10が近接して隣接配置されていると、液晶13注入方向手前側のスペーサ10が防波堤の役目を果たしてスペーサ10間に気泡15が発生し易くなっているが、ここに高い負圧が加わると気泡15の発生が助長されることになる。
しかしながら、本実施の形態では、液晶13の注入進路上にスペーサ10を2つ以上近接して隣接配置しないようにしているので、液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。しかも、スペーサ10を組110単位で構成しているので、基板間の間隔を補償する十分な強度を確保することが可能となる。
なお、本実施の形態では、液晶注入時における液晶の注入進路にスペーサ10を2つ以上近接して隣接配置しないようにしているが、液晶パネルに負荷が加わり歪んだ際や、低温時(0度以下など)において液晶の体積が減少した状態で液晶パネルが叩かれる等した際における液晶の移動進路を求め、その移動進路にスペーサ10を2つ以上近接して隣接配置しないようにしてもよい。これにより、液晶パネルが歪んだ際などであっても、液晶パネルにおいて気泡を発生しにくくすることができる。
また、本実施の形態では、水平走査方向と垂直走査方向に2つずつの合計4つのスペーサ10からなる組100をスペーサ10の配置単位としたが、水平走査方向の2つのスペーサ10からなる組をスペーサ10の配置単位としてもよい。つまり、垂直走査方向にはスペーサ10が2つずつ並んでいなくてもよい。
10 スペーサ
11 注入口
12 画素
13 液晶
15 気泡
100 スペーサの組
11 注入口
12 画素
13 液晶
15 気泡
100 スペーサの組
Claims (3)
- 表示領域が複数の画素に区分された対向する2つの基板と、該基板間に注入された液晶を備え、
水平走査方向の2つのスペーサからなる組または水平走査方向と垂直走査方向に2つずつの合計4つのスペーサからなる組が前記2つの基板の間に複数配置され、
前記組を構成する各スペーサは、少なくとも水平走査方向に対して1画素分以上離間して配置されていることを特徴とする液晶パネル。 - 前記スペーサのそれぞれは、隣り合う2つの前記画素に跨って配置され、
前記垂直走査方向において隣接する各組の前記スペーサは相互に異なる画素に跨って配置されていることを特徴とする請求項1記載の液晶パネル。 - 前記スペーサの組は、少なくとも垂直走査方向において隣接する組相互間で配置位置がずらされて配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の液晶パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007320078A JP2009145425A (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 液晶パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007320078A JP2009145425A (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 液晶パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009145425A true JP2009145425A (ja) | 2009-07-02 |
Family
ID=40916125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007320078A Pending JP2009145425A (ja) | 2007-12-11 | 2007-12-11 | 液晶パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009145425A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011081318A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sony Corp | 液晶表示装置およびタッチセンサ内蔵表示装置、並びに電子機器 |
WO2019124231A1 (ja) | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 旭化成株式会社 | 不織布、及びこれを表皮材として用いた複合吸音材 |
WO2020122205A1 (ja) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 旭化成株式会社 | 不織布、該不織布の積層不織布、及びこれらを表皮材として用いた複合吸音材 |
-
2007
- 2007-12-11 JP JP2007320078A patent/JP2009145425A/ja active Pending
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KR20200088443A (ko) | 2017-12-22 | 2020-07-22 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 부직포, 및 이것을 표피재로서 이용한 복합 흡음재 |
WO2020122205A1 (ja) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 旭化成株式会社 | 不織布、該不織布の積層不織布、及びこれらを表皮材として用いた複合吸音材 |
KR20210083351A (ko) | 2018-12-13 | 2021-07-06 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 부직포, 이 부직포의 적층 부직포, 및 이들을 표피재로서 이용한 복합 흡음재 |
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