JP2009145128A - 表面検査方法および表面検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの微細化が進んでも従来の照明を用いて回折検査が可能な表面検査方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る表面検査方法は、所定の繰り返しパターン11を有したウェハ10の表面を検査する表面検査方法において、繰り返しパターン11の表面もしくは表面近傍に繰り返しパターン11のピッチに対して3倍のピッチを有する遮光性のマスクパターン51を重ねて設ける第1のステップと、マスクパターン51が設けられた状態でウェハ10の表面に照明光を照射する第2のステップと、照明光が照射されたウェハ10の表面からのマスクパターン51のピッチに対応した回折光を検出する第3のステップと、第3のステップで検出した回折光に基づいて繰り返しパターン11における欠陥の有無を検査する第4のステップとを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体ウェハ等の表面を検査する表面検査方法および装置に関する。
半導体ウェハの表面に形成された繰り返しパターンを検査する技術として、ウェハの表面から出射される回折光の強度変化を用いた検査がある(例えば、特許文献1を参照)。このような検査方法によれば、露光装置のデフォーカスやドーズシフトに基づく線幅不良、パターンの断面形状不良、レジスト塗布不良等を、高速かつ高精度で検出することができる。
特許第3669101号公報
しかしながら、半導体ウェハに形成されるパターンの微細化が進むと、波長の短い照明光を使用しても回折光が発生せず、回折光を用いた回折検査ができなくなるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、パターンの微細化が進んでも従来の照明を用いて回折検査が可能な表面検査方法および装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る表面検査方法は、所定の繰り返しパターンを有した被検基板の表面を検査する表面検査方法において、前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍に前記繰り返しパターンのピッチに対して2以上の整数倍のピッチの開口部を有する遮光性のマスクパターンを前記繰り返しパターンが前記開口部と合うように重ねて設ける第1のステップと、前記マスクパターンが設けられた状態で前記被検基板の表面に照明光を照射する第2のステップと、前記照明光が照射された前記被検基板の表面からの前記マスクパターンのピッチに対応した回折光を検出する第3のステップと、前記第3のステップで検出した前記回折光に基づいて前記繰り返しパターンにおける欠陥の有無を検査する第4のステップとを有している。
なお、前記第1のステップにおいて、前記マスクパターンが形成された透明もしくは半透明の薄板を、前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍で、前記マスクパターンが前記繰り返しパターンの表面に重なるように配置することが好ましい。
また、前記第1のステップにおいて、前記マスクパターンを前記繰り返しパターンの表面に重ねて形成し、検査後に、前記マスクパターンを前記繰り返しパターンの表面から除去するようにしてもよい。
また、本発明に係る表面検査装置は、所定の繰り返しパターンを有した被検基板の表面を検査する表面検査装置において、前記繰り返しパターンのピッチに対して2以上の整数倍のピッチの開口部を有する遮光性のマスクパターンが形成された透明もしくは半透明の薄板と、前記薄板を、前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍で、前記マスクパターンの前記開口部と前記繰り返しパターンが合うように前記繰り返しパターンの表面に重なるように保持する保持部と、前記保持部により前記薄板の前記マスクパターンが前記繰り返しパターンの表面に重なるように保持された状態で、前記被検基板の表面に照明光を照射する照明部と、前記照明光が照射された前記被検基板の表面からの前記マスクパターンのピッチに対応した回折光を検出する検出部と、前記検出部で検出した前記回折光に基づいて前記繰り返しパターンにおける欠陥の有無を検査する検査部とを備えている。
本発明によれば、パターンの微細化が進んでも従来の照明を用いて回折検査を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1に本実施形態に係る表面検査装置の一例を示しており、この装置により被検基板である半導体ウェハ10の表面欠陥を検査する。この表面検査装置1は、ウェハ10を載置保持するホルダ5を備え、不図示の搬送装置によって搬送されてくるウェハ10を、ホルダ5の上に載置させるとともに真空吸着によって固定保持する。ホルダ5は、このように固定保持したウェハ10の中心(ホルダ5の中心)を通りウェハ10の表面に垂直な軸AXを回転軸として、ウェハ10を回転(ウェハ10の表面内での回転)可能に保持する。また、ホルダ5は、ウェハ10の表面を通る軸を中心に、ウェハ10をチルト(傾動)させることが可能であり、検査用照明光の入射角を調整できるようになっている。
表面検査装置1はさらに、ホルダ5に固定保持されたウェハ10の表面に検査用照明光を照射する照明光学系20と、検査用照明光の照射を受けたときのウェハ10からの反射光や回折光等を集光する集光光学系30と、集光光学系30により集光された光を受けてウェハ10の表面の像を検出するCCDカメラ40とを備えて構成される。照明光学系20は、ArFレーザ(波長:193nm)やKrFレーザ(波長:248nm)等の光源を有して照明光を射出する照明部21と、照明部21から射出された照明光を反射させる照明系凹面鏡23とを主体に構成される。
照明部21から照明系凹面鏡23へ射出された照明光は、照明系凹面鏡23により平行光束となってホルダ5に保持されたウェハ10の表面に照射される。このとき、ウェハ10の表面に照射される検査用照明光は、ウェハ10の中心を通りウェハ10の表面に垂直な軸AXに対して角度θiを有して照射され、軸AXに対して角度θrを有する光がウェハ10の表面から出射される。これら入射角θiと出射角θrとの関係が、ホルダ5をチルト(傾動)させることにより調整可能である。すなわち、ホルダ5のチルトによりウェハ10の載置角度を変化させて、ウェハ10への光の入射角θiを変化させることができるとともに、ウェハ10からの光の出射角θrを変化させることができる。
ウェハ10の表面からの出射光(回折光)は集光光学系30により集光される。集光光学系30は、軸AXに対して角度θrを有した方向に対向して配設された集光系凹面鏡31を主体に構成され、集光系凹面鏡31により集光された出射光(回折光)はCCDカメラ40の撮像面上に達し、当該撮像面上でウェハ10の像が結像される。この結果、ウェハ10の表面の像がCCDカメラ40の撮像面上に形成される。
CCDカメラ40は、撮像面上に形成されたウェハ10の表面の像を光電変換して画像信号を生成し、画像信号を画像処理検査部41に出力する。画像処理検査部41には、画像表示装置42が電気的に接続されている。画像処理検査部41は、CCDカメラ40から入力されたウェハ10の画像信号に基づいて、ウェハ10の画像を所定のビット(例えば8ビット)のデジタル画像に変換する。また、画像処理検査部41は、ウェハ10の画像(デジタル画像)を生成すると、ウェハ10の画像とメモリに記憶された良品ウェハの画像(図示せず)とを比較して、ウェハ10表面における欠陥の有無を検査する。そして、画像処理検査部41による検査結果およびそのときのウェハ10の画像が画像表示装置42で出力表示される。
ところで、ウェハ10の表面には、図2に示すように、所定の繰り返しパターン11が形成されている。繰り返しパターン11は、複数のライン部11Aがその短手方向に沿って一定のピッチP(例えば、P=80nm)で配列されたレジストパターン(例えば、配線パターン)である。隣り合うライン部11A同士の間は、スペース部11Bである。なお、繰り返しパターン11におけるライン部11Aとスペース部11Bとの線幅の比率を1:1とする。
本実施形態においては、上記のような繰り返しパターン11を、「2回パターニング」や、「2回露光」、「2回現像」、「側壁残し」等と称される技術(以降、ダブルパターニングと称する)により形成している。ダブルパターニングの一例について述べると、まず、図3(a)に示すように、ウェハ10の表面に、ライン部とスペース部との線幅の比率が1:3となるパターンを露光し、現像することで、第1の露光パターン12Aを形成する。次に、ライン部とスペース部との線幅の比率が1:3となるパターンを第1の露光パターン12Aに対して半分のピッチだけずらした位置に露光し、現像することで、図3(b)に示すように、第2の露光パターン12Bを形成する。これにより、第1の露光パターン12Aと第2の露光パターン12Bとを合わせて、各露光パターン12A,12Bの半分の繰り返しピッチを有する繰り返しパターン11が形成される。
このようなウェハ10の表面近傍(上方)には、図1に示すように、遮光性のマスクパターンが形成されたガラス板50が配置される。このガラス板50は、透明もしくは半透明の薄板状に形成され、X軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56により、ウェハ10の表面に沿って平行移動可能に保持されている。なお、X軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56は、ホルダ5の作動に応じて回転およびチルト可能になっており、ウェハ10の表面に対してガラス板50が略平行な状態が常に保たれるようになっている。
ガラス板50に形成されるマスクパターン51は、図4に示すように、複数のライン部51Aがその短手方向に沿って繰り返しパターン11のピッチPの3倍のピッチ(例えば、3P=240nm)で配列されたパターンである。隣り合うライン部51A同士の間は、ピッチPの3倍のピッチで配列されているスペース部(開口部)51Bであり、X軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56によりガラス板50の位置を調整することで、マスクパターン51のライン部51Aおよびスペース部51Bはそれぞれ、繰り返しパターン11のライン部11A上に位置整合して重なるようになっている。なお、マスクパターン51におけるライン部51Aとスペース部51Bとの線幅の比率を2:1とする。これにより、繰り返しパターン11のライン部11Aを3つ置きに露出させることができる。また、マスクパターン51と繰り返しパターン11との隙間(ギャップ)は極力小さい方が望ましく、マスクパターン51が繰り返しパターン11と(変形や押圧等させないように)接する方がより望ましい。
以上のように構成される表面検査装置1を用いた表面検査方法について、図5に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。まず、マスクパターン51が繰り返しパターン11のライン部11A上に位置整合して重なるように、ガラス板50をウェハ10の表面近傍(上方)に配置する(ステップS101)。このとき、X軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56を用いてガラス板50の位置を調整する。
次に、繰り返しパターン11の表面近傍にマスクパターン51を設けた状態で、被検基板であるウェハ10の表面に照明光を照射する(ステップS102)。このとき、照明部21から照明系凹面鏡23へ射出された照明光は、照明系凹面鏡23により平行光束となってホルダ5に保持されたウェハ10の表面に照射される。このとき、パターンのピッチをPとし、ウェハ10の表面に照射する照明光の波長をλとし、照明光の入射角をθiとし、n次回折光の出射角をθrとしたとき、次の(1)式を満足するように設定を行う。
P×{sin(θr)−sin(θi)}=±n×λ …(1)
本実施形態においては、繰り返しパターン11のピッチ(すなわち、第1および第2露光パターン12A,12Bの半分のピッチ)に対して3倍のピッチ(P=3P)を有するパターンに対応したn次回折光をCCDカメラ40が受光するように、検査光の波長λもしくは、入射角θiおよび出射角θr(すなわち、ホルダ5のチルト角)を設定する。これは、繰り返しパターン11の表面近傍にマスクパターン51が設けられて、ウェハ10の表面に、マスクパターン51のライン部51Aとスペース部51Bで露出する繰り返しパターン11のライン部11Aとを組み合わせたパターン(すなわち、繰り返しパターン11のピッチに対して3倍のピッチを有するパターン)が形成されるためであり、このときの検出画像(回折検査画像)では、繰り返しパターン11のライン部11Aを3つ置きに検出することが可能になる。
次に、照明光が照射されたウェハ10の表面から出射される(マスクパターン51のピッチに対応した)回折光(例えば1次回折光)を検出する(ステップS103)。このとき、ウェハ10の表面から出射された回折光は、集光光学系30の集光系凹面鏡31により集光されてCCDカメラ40の撮像面上に結像される。そして、CCDカメラ40は、撮像面上に形成されたウェハ10の表面の回折像を光電変換して画像信号を生成し、画像信号を画像処理検査部41に出力する。
そして、先のステップで検出した回折光に基づいて、繰り返しパターン11における欠陥の有無を検査する(ステップS104)。このとき、画像処理検査部41は、CCDカメラ40から入力された(回折光による)ウェハ10の画像の輝度レベル(実際には、画像の信号強度レベル)を、メモリに記憶された(回折光による)良品ウェハの画像の輝度レベルと比較し、輝度レベルの変化量が予め設定した閾値を超えたとき、欠陥があると判定する。なお、マスクパターン51の位置をずらすことにより、全てのライン部11Aを検査するまでステップS101〜S104を繰り返す。
この結果、本実施形態の表面検査装置1および方法によれば、繰り返しパターン11の表面近傍に繰り返しパターン11のピッチに対して3倍のピッチを有する遮光性のマスクパターン51を重ねて設けるため、繰り返しパターン11の3倍のピッチ有するパターンに対応した繰り返しパターン11からの回折光を検出することが可能になり、パターンの微細化が進んでも従来の照明を用いて回折検査を行うことができる。
また、ガラス板50により、マスクパターン51を繰り返しパターン11の表面に重ねて設けることで、マスクパターン51の位置変更を容易に行うことができる。
次に、表面検査方法の変形例について、図6に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。なお、変形例に係る表面検査方法においては、前述のガラス板50やX軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56を用いない。そこでまず、表面検査装置へ搬送する前に、レジスト塗布、露光現像、およびエッチング等を行って、繰り返しパターン11の表面にマスクパターン51を重ねて形成する(ステップS201)。なお、マスクパターン51の構造は上述の実施形態と同様であり、変形例においては、マスクパターン51が繰り返しパターン11の表面に接することになる。
繰り返しパターン11の表面にマスクパターン51を形成した状態で、前述のステップS102と同様にして、ウェハ10の表面に照明光を照射する(ステップS202)。次に、前述のステップS103と同様にして、照明光が照射されたウェハ10の表面から出射される回折光を検出する(ステップS203)。
そして、前述のステップS104と同様にして、先のステップで検出した回折光に基づいて、繰り返しパターン11における欠陥の有無を検査する(ステップS204)。なお、検査後に、マスクパターン51を繰り返しパターン11の表面から除去することになるが、マスクパターン51の位置をずらすことにより、全てのライン部11Aを検査するまでステップS101〜S104を繰り返す。
このような表面検査方法によっても、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、マスクパターン51を繰り返しパターン11の表面に重ねて形成することで、ガラス板50やX軸マスク駆動系55およびY軸マスク駆動系56を用いることなく、従来の表面検査装置を用いて(微細化されたパターンに対する)回折検査を行うことができる。なおこのとき、照明波長の光を吸収する材料を用いてマスクパターン51を形成することで、検査対象となるパターン以外のマスク部分からの回折光の影響を低減することができ、S/N比の良い検査が可能になる。
なお、上述の実施形態において、繰り返しパターン11の表面もしくは表面近傍に、繰り返しパターン11のピッチに対して3倍のピッチを有するマスクパターン51を重ねて設けているが、これに限られるものではなく、例えば、図7に示すように、繰り返しパターン11のピッチに対して4倍のピッチ(P=4P)を有するマスクパターン51′でもよく、繰り返しパターン11のピッチに対して2以上の整数倍のピッチであればよい。なお、繰り返しパターン11のピッチに対して偶数倍のピッチにすることにより、繰り返しパターン11がダブルパターニングにより形成される場合に、(例えば、図7に示すマスクパターン51′の場合、マスクパターン51′におけるライン部51A′とスペース部51B′との線幅の比率を3:1とすることにより、繰り返しパターン11のライン部11Aを4つ置きに露出させることができるため)第1の露光パターン12Aと第2の露光パターン12B(図3を参照)とを分けて検査することが可能になる。
また、上述の実施形態において、繰り返しパターン11がダブルパターニングにより形成されているが、これに限られるものではなく、ダブルパターニング以外の技術により繰り返しパターンが形成される場合でも、本発明を適用することが可能である。
本発明に係る表面検査装置の全体構成を示す図である。 半導体ウェハの断面図(模式図)である。 ダブルパターニングの一例を示す模式図である。 繰り返しパターンの表面にマスクパターンが設けられた状態を示す模式図である。 本発明に係る表面検査方法を示すフローチャートである。 表面検査方法の変形例を示すフローチャートである。 マスクパターンの変形例を示す模式図である。
符号の説明
1 表面検査装置
10 ウェハ(被検基板) 11 繰り返しパターン
20 照明光学系(照明部)
40 CCDカメラ(検出部) 41 画像処理検査部
50 ガラス板(薄板) 51 マスクパターン
55 X軸マスク駆動系(保持部) 56 Y軸マスク駆動系(保持部)

Claims (4)

  1. 所定の繰り返しパターンを有した被検基板の表面を検査する表面検査方法において、
    前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍に、前記繰り返しパターンのピッチに対して2以上の整数倍のピッチの開口部を有する遮光性のマスクパターンを前記繰り返しパターンが前記開口部と合うように重ねて設ける第1のステップと、
    前記マスクパターンが設けられた状態で前記被検基板の表面に照明光を照射する第2のステップと、
    前記照明光が照射された前記被検基板の表面からの前記マスクパターンのピッチに対応した回折光を検出する第3のステップと、
    前記第3のステップで検出した前記回折光に基づいて前記繰り返しパターンにおける欠陥の有無を検査する第4のステップとを有することを特徴とする表面検査方法。
  2. 前記第1のステップにおいて、前記マスクパターンが形成された透明もしくは半透明の薄板を、前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍で、前記マスクパターンが前記繰り返しパターンの表面に重なるように配置することを特徴とする請求項1に記載の表面検査方法。
  3. 前記第1のステップにおいて、前記マスクパターンを前記繰り返しパターンの表面に重ねて形成し、
    検査後に、前記マスクパターンを前記繰り返しパターンの表面から除去することを特徴とする請求項1に記載の表面検査方法。
  4. 所定の繰り返しパターンを有した被検基板の表面を検査する表面検査装置において、
    前記繰り返しパターンのピッチに対して2以上の整数倍のピッチの開口部を有する遮光性のマスクパターンが形成された透明もしくは半透明の薄板と、
    前記薄板を、前記繰り返しパターンの表面もしくは表面近傍で、前記マスクパターンの前記開口部と前記繰り返しパターンが合うように前記繰り返しパターンの表面に重なるように保持する保持部と、
    前記保持部により前記薄板の前記マスクパターンが前記繰り返しパターンの表面に重なるように保持された状態で、前記被検基板の表面に照明光を照射する照明部と、
    前記照明光が照射された前記被検基板の表面からの前記マスクパターンのピッチに対応した回折光を検出する検出部と、
    前記検出部で検出した前記回折光に基づいて前記繰り返しパターンにおける欠陥の有無を検査する検査部とを備えることを特徴とする表面検査装置。
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