JP2009144348A - 杭と上部構造物の支持構造 - Google Patents

杭と上部構造物の支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009144348A
JP2009144348A JP2007320149A JP2007320149A JP2009144348A JP 2009144348 A JP2009144348 A JP 2009144348A JP 2007320149 A JP2007320149 A JP 2007320149A JP 2007320149 A JP2007320149 A JP 2007320149A JP 2009144348 A JP2009144348 A JP 2009144348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
head cap
pile head
outer periphery
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2007320149A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Nishimura
新吾 西村
Naoto Tanaka
直人 田中
Hitoshi Kuwamura
仁 桑村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
University of Tokyo NUC
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
University of Tokyo NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, University of Tokyo NUC filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2007320149A priority Critical patent/JP2009144348A/ja
Publication of JP2009144348A publication Critical patent/JP2009144348A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Abstract

【課題】 杭の上端部に杭頭キャップの下部を嵌め込み、杭頭キャップの下部を杭の上端開口に対しあらゆる方向に傾動可能にして杭頭キャップの上面を水平になるように設置可能にする構造において、杭に対する杭頭キャップの不安定なぐらつきを防止すること。
【解決手段】 筒状の杭10の上端部に、下部が円錐形状、又は円錐台形状、又は部分球形状をした杭頭キャップ20の下部が嵌め込まれ、杭頭キャップ20の蓋板22の上面に上部構造物が支持される杭10と上部構造物の支持構造であって、杭10の上端側の外周に転び防止治具70を固定し、転び防止治具70の本体70Aに螺着されて上方に突き出る3本以上のボルト73により杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持するもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は杭と上部構造物の支持構造に関する。
従来、杭に建物等の上部構造物を支持する構造として、特許文献1に記載の如く、管状の杭の上端部に、下部が円錐形状、又は円錐台形状、又は部分球形状をした杭頭キャップの下部が嵌め込まれて固定され、杭頭キャップの上面に上部構造物が支持されるものが提案されている。
特許文献1では、杭の上端部に杭頭キャップの下部を嵌め込んだとき、杭頭キャップの下部は杭の上端開口の周縁部との全体的な接触を維持したまま、あらゆる方向に傾動させることができるから、杭が仮に傾斜していても、杭頭キャップの上面を水平になるように設置することができる。杭頭キャップの上面が水平になったら杭頭キャップと杭とを溶接し、この杭頭キャップの上面に上部構造物を支持させるものである。
特開2006-132174
しかしながら、特許文献1では、杭頭キャップと杭とを溶接する前段階で、杭頭キャップが過大な水平力の作用により杭に対して不安定にぐらつくおそれがある。
尚、杭の上端部に杭頭キャップの下部を嵌め込み、杭頭キャップの下部を柱の上端開口に対しあらゆる方向に傾動可能にして杭頭キャップの上面を水平になるように設置した後、杭頭キャップと杭とを溶接することなしに自由に傾動できるように接合(ピンジョイント)し、この杭頭キャップの上面に上部構造物を支持させて用いることができる。これによれば、杭頭キャップの上面に建物等の上部構造物を支持させた施工後の地震時等に、杭や建物に作用するモーメントを低減させることができる。
ところが、建物及び杭頭キャップを杭に対してこのようにピンジョイントしたときには、建物及び杭頭キャップが杭に対して乗っているだけで固定されていないため、建物据付完了段階で、地震等による過大な水平力が建物に作用すると、杭頭キャップが杭に対して不安定にぐらつくおそれがある。
本発明の課題は、杭の上端部に杭頭キャップの下部を嵌め込み、杭頭キャップの下部を杭の上端開口に対しあらゆる方向に傾動可能にして杭頭キャップの上面を水平になるように設置可能にする構造において、杭に対する杭頭キャップの不安定なぐらつきを防止することにある。
請求項1の発明は、筒状の杭の上端部に、下部が円錐形状、又は円錐台形状、又は部分球形状をした杭頭キャップの下部が嵌め込まれ、杭頭キャップの蓋板の上面に上部構造物が支持される杭と上部構造物の支持構造であって、杭の上端側の外周に転び防止治具を固定し、転び防止治具の本体に螺着されて上方に突き出る3本以上のボルトにより杭頭キャップの蓋板の下面を担持するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記転び防止治具の本体が杭の上端側の外周を挟んで締結される2個の相対する半割ホルダからなり、一方の半割ホルダに少なくとも1本のボルトを設け、他方の半割ホルダに残余のボルトを設けてなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において更に、前記転び防止治具の本体が杭の外周に配置され、該杭の外周に設けられている回転用金具の上端面に載置されるホルダからなり、ホルダに3本以上のボルトを設けてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)杭の上端側の外周に転び防止治具を固定し、転び防止治具の本体に螺着されて上方に突き出る3本以上のボルトにより杭頭キャップの蓋板の下面を担持させた。従って、杭の上端部に杭頭キャップの下部を嵌め込み、杭頭キャップの下部を杭の上端開口に対しあらゆる方向に傾動可能にして杭頭キャップの上面を水平になるように設置した施工時、又はこの杭頭キャップの上面に上部構造物を支持させた施工後に、杭頭キャップに過大な水平力が作用しても、杭頭キャップは蓋板の下面を転び防止治具の3本以上のボルトにより担持されていて、不安定にぐらつくことがない。
(請求項2)
(b)転び防止治具の本体が杭の上端側の外周を挟んで締結される2個の相対する半割ホルダからなり、一方の半割ホルダに少なくとも1本のボルトを設け、他方の半割ホルダに残余のボルトを設けてなるものにした。従って、転び防止治具を杭の上端側の外周に簡易かつ確実に設け、杭頭キャップの蓋板の下面を安定的に担持できる。
(請求項3)
(c)転び防止治具の本体が杭の外周に配置され、該杭の外周に設けられている回転用金具の上端面に載置されるホルダからなり、ホルダに3本以上のボルトを設けてなるものにした。従って、転び防止治具を杭の上端側の外周に簡易かつ確実に設け、杭頭キャップの蓋板の下面を安定的に担持できる。
図1は杭と上部構造物の接合手順の前半工程を示す模式図、図2は杭と上部構造物の接合手順の後半工程を模式図、図3は実施例1の転び防止治具の適用状態を示す側面図、図4は図3のIV−IV線に沿う矢視図、図5は転び防止治具を示す側面図、図6は図5の下面図、図7は実施例2の転び防止治具の適用状態を示す側面図、図8は図7のVIII−VIII線に沿う矢視図、図9は転び防止治具を示す側面図、図10は図9の下面図、図11は杭頭キャップの変形例を示す模式図、図12は杭頭キャップの変形例を示す模式図である。
(実施例1)(図1〜図6)
図1〜図4では、鋼管杭10の上端部に、杭頭キャップ20が固定され、杭頭キャップ20の上面に、H形鋼を横置きしてなる縦断面エ型の接合具30を載置し、接合具30の上下2枚の平行な板31、32の一方の下板32が杭頭キャップ20の上面に4本のボルト40により固定され、接合具30の上板32の上面に上部構造物としての建物ユニットAが1本のボルト50により固定される。接合具30は、2枚の平行な板である上下のフランジ31、32と、残る1枚の板であるウエブ33を有するH形鋼である。
杭頭キャップ20は、キャップ本体21の上端面に四角蓋板22を溶接して構成される。キャップ本体21は、杭頭キャップ20の下部を構成し、円錐台形状をなす。杭頭キャップ20は、杭10の上端部の内孔に円錐台形状のキャップ本体21の高さ方向の概ね中間部程度までを嵌め込んだまま、キャップ本体21の円錐台面を杭10の内孔端面に対し滑り移動させて蓋板22を杭10の杭心の傾きによらず、水平となるように調整される。蓋板22には予めボルト40のための4個のボルト孔22A(図4)が穿設されている。
しかるに、建物ユニットAの接合手順は以下の通りになる。
(1)杭10の打設と杭頭処理(図1(A))
杭10を地面100に打設し、杭頭を地面100から所定高さ(h)に揃える。
杭10の上端外周の周囲に、図3、図4に示す如く、補強メタル60を被着することができる。補強メタル60は下向きに拡径するテーパ状内周61を備え、このテーパ状内周61を杭10の上端外周エッジに着座させる。補強メタル60は、杭頭キャップ20のキャップ本体21を杭10の上端の内孔に嵌めこんだ後、杭10の上端開口が建物ユニットAの荷重を支えるときに開き変形しないように、杭10の上端外周を緊締する。
(2)杭位置測定(図1(B))
杭10の杭心の水平方向位置(x)、傾き(θ)を測定する。
(3)転び防止治具70の取付け(図1(B)、図3〜図6)
杭10の上端側の外周に転び防止治具70を固定し、転び防止治具70の本体70Aに螺着されて上方に突き出る3本以上、本実施例では4本の支持ボルト73の上端部により杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持する。
転び防止治具70は、図5、図6に示す如く、杭10の上端側の外周を挟んで締結される2個の相対する半割ホルダ71、71を本体70Aとする。半割ホルダ70は、杭10の外周の半周部分に脱着可能に被着される円弧状ホルダ部71Aと、ホルダ部71Aの両側に延出するアーム部71Bを備える。両半割ホルダ71のホルダ部71Aを杭10の外周の各半周部分に当て、両半割ホルダ71の両側アーム部71B同士を締結ボルト72により連結する。
転び防止治具70は、図5、図6に示す如く、一方の半割ホルダ71に少なくとも1本、本実施例では2本の支持ボルト73を螺合し、他方の半割ホルダ71に残余、本実施例では2本の支持ボルト73を螺合する。各支持ボルト73は半割ホルダ71に対し螺動されてその上端部を適宜の高さ位置に調整でき、杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持できる。
(4)杭頭キャップ20の取付け(図1(C))
杭10の上端部の内孔に杭頭キャップ20の円錐台形状の高さ方向の概ね中間部程度までを嵌め込み、更にキャップ本体21の円錐台面を杭10の内孔端面に対し滑り移動させて蓋板22を杭10の杭心の傾きによらず、水平となるように調整する。
このとき、支持ボルト73はその上端部が蓋板22の下面より下位に離隔するように半割ホルダ71に螺着される(図1(B)、(C)、図2(B))。そして、杭頭キャップ20の水平な蓋板22の上に後述する如くに接合具30を介して建物ユニットAを支持した段階で、支持ボルト73はその上端部が蓋板22の下面に当接して蓋板22の下面を担持する位置まで螺動される(図2(C)、図3)。
(5)接合具30の加工(図2(A))
接合具30の下フランジ32に、杭頭キャップ20の蓋板22と接合するボルト40のための4個のボルト孔40Aを現地施工にて穿設する。尚、接合具30の上フランジ31はボルト50のための1個のボルト孔50Aを予め穿設されている。
(6)接合具30の取付け(図2(B))
杭頭キャップ20の蓋板22に、接合具30の下フランジ32を載せてボルト40により固定する。杭10の上端部の高さにばらつきがあるときには、杭頭キャップ20の蓋板22の上に高さ調整用ライナを介し、このライナの上に接合具30の下フランジ32を載せることにより、杭10の上端部の高さのばらつきを吸収する。
(7)建物ユニットAの設置(図2(C))
接合具30の上フランジ31に建物ユニットAの柱1を載置し、柱1に取付けられているジョイントピース2の下片、ジョイントピース2の下片に重ねられている床梁3の下片を、ボルト50により上フランジ31に固定する。
建物ユニットAをこのようにして杭頭キャップ20の水平な蓋板22の上に接合具30を介して支持した段階で、前述の如く、支持ボルト73を螺動して支持ボルト73の上端部で蓋板22の下面を担持する。
杭10に対する建物ユニットAの固定をコンクリートによらず杭頭キャップ20、接合具30、ボルト40、50を用いて行なうことで、コンクリートの固化を待つ必要がなくて工事期間を短縮できるし、不等沈下現象が生じても、ボルト50を取外して容易に不陸修正できる。
本実施例では、上述(4)で杭10の上端部に杭頭キャップ20のキャップ本体21を嵌め込み、杭頭キャップ20の蓋板22を水平になるように設置した後、杭頭キャップ20と杭10とを溶接することなしに自由に傾動できるように接合(ピンジョイント)し、この杭頭キャップ20の蓋板22に接合具30を介して建物ユニットAを支持するようにした。従って、地震時等に、杭10や建物ユニットAに作用するモーメントを低減させることができる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)杭10の上端側の外周に転び防止治具70を固定し、転び防止治具70の本体70Aに螺着されて上方に突き出る3本以上の支持ボルト73により杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持させた。従って、杭10の上端部に杭頭キャップ20の下部を嵌め込み、杭頭キャップ20の下部を杭10の上端開口に対しあらゆる方向に傾動可能にして杭頭キャップ20の上面を水平になるように設置した施工時、又はこの杭頭キャップ20の上面に建物ユニットAを支持させた施工後に、杭頭キャップ20に過大な水平力が作用しても、杭頭キャップ20は蓋板22の下面を転び防止治具70の3本以上の支持ボルト73により担持されていて、不安定にぐらつくことがない。
(b)転び防止治具70の本体70Aが杭10の上端側の外周を挟んで締結される2個の相対する半割ホルダ71からなり、一方の半割ホルダ71に少なくとも1本の支持ボルト73を設け、他方の半割ホルダ71に残余の支持ボルト73を設けてなるものにした。従って、転び防止治具70を杭10の上端側の外周に簡易かつ確実に設け、杭頭キャップ20の蓋板22の下面を安定的に担持できる。
(実施例2)(図7〜図10)
実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1の転び防止治具70に代わる転び防止治具80を用いたことにある。
転び防止治具80は、図7、図8に示す如く、転び防止治具70と同様に、杭10の上端側の外周に固定され、本体80Aに螺着されて上方に突出する3本以上、本実施例では4本の支持ボルト82の上端部により杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持するものである。
転び防止治具80は、図9、図10に示す如く、杭10の外周に配置され、杭10の外周(直径上の2位置)に設けられている回転用金具11の上端面に載置されるホルダ81を本体80Aとする。ホルダ81は、2枚の互いに蝶番にてヒンジ結合されて杭10の外周の各半周部分に対して脱着可能に被着できる矩形状の上半割ホルダプレート81A、81Aと、2枚の互いに蝶番にてヒンジ結合されて杭10の外周の各半周部分に対して脱着可能に被着できる矩形状の下半割ホルダプレート81B、81Bとからなり、上半割ホルダプレート81A、81Aと、下半割ホルダプレート81B、81Bを上下に積層し、かつ上半割ホルダプレート81A、81Aの半割面と下半割ホルダプレート81B、81Bの半割面を互いに直交配置する状態で、上下に相対する上半割ホルダプレート81Aと下半割ホルダプレート81Bを支持ボルト82により締結して構成される。このとき、上半割ホルダプレート81Aの上面に固定ナット83が溶接され、下半割ホルダプレート81Bの下側から挿通される支持ボルト82を固定ナット83に螺着する。そして、この固定ナット83と、下半割ホルダプレート81Bの下側で支持ボルト82に螺着されるロックナット84により、上下の半割ホルダプレート81A、81Bを挟着する。
転び防止治具80は、図9、図10に示す如く、ホルダ81の上下の半割ホルダプレート81A、81Bに3本以上、本実施例では4本の前述した支持ボルト82を螺合してある。各支持ボルト82はホルダ81に対して移動されてその上端部を適宜の高さ位置に調整でき、杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持できる。この支持ボルト82により杭頭キャップ20の蓋板22の下面を担持する。
本実施例によれば、転び防止治具80の本体80Aが杭10の外周に配置され、該杭10の外周に設けられている回転用金具11の上端面に載置されるホルダ81からなり、ホルダ81に3本以上の支持ボルト82を設けてなるものにした。従って、転び防止治具80を杭10の上端側の外周に簡易かつ確実に設け、杭頭キャップ20の蓋板22の下面を安定的に担持できる。
図11の杭頭キャップ20は、キャップ本体21を円錐形状からなるものにしたものである。杭頭キャップ20は、杭10の上端部の内孔に円錐形状のキャップ本体21の高さ方向の概ね中間部程度までを嵌め込み、更にキャップ本体21の円錐面を杭10の内孔端面に対し滑り移動させて蓋板22を杭10の杭心の傾きによらず水平となるように調整される。杭10の上端側の外周に固定される転び防止治具70(転び防止治具80でも可)の本体70Aに螺着された支持ボルト73により蓋板22の下面を担持する。
図12の杭頭キャップ20は、キャップ本体21を部分球形状からなるものにしたものである。杭頭キャップ20は、杭10の上端部の内孔に球形状のキャップ本体21の高さ方向の概ね中間部程度までを嵌め込み、更にキャップ本体21の球面を杭10の内孔端面に対し滑り移動させて蓋板22を杭10の杭心の傾きによらず、水平となるように調整される。杭10の上端側の外周に固定される転び防止治具70(転び防止治具80でも可)の本体70Aに螺着された支持ボルト73により蓋板22の下面を担持する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、前述(4)で杭頭キャップ20の蓋板22が水平になったら、杭10の上端外周にキャップ本体21の円錐台面(円錐面、球面でも可)を溶接するものであっても良い。
図1は杭と上部構造物の接合手順の前半工程を示す模式図である。 図2は杭と上部構造物の接合手順の後半工程を模式図である。 図3は実施例1の転び防止治具の適用状態を示す側面図である。 図4は図3のIV−IV線に沿う矢視図である。 図5は転び防止治具を示す側面図である。 図6は図5の下面図である。 図7は実施例2の転び防止治具の適用状態を示す側面図である。 図8は図7のVIII−VIII線に沿う矢視図である。 図9は転び防止治具を示す側面図である。 図10は図9の下面図である。 図11は杭頭キャップの変形例を示す模式図である。 図12は杭頭キャップの変形例を示す模式図である。
符号の説明
10 杭
20 杭頭キャップ
22 蓋板
70 転び防止治具
70A 本体
71 半割ホルダ
73 支持ボルト
80 転び防止治具
80A 本体
81 ホルダ
82 支持ボルト

Claims (3)

  1. 筒状の杭の上端部に、下部が円錐形状、又は円錐台形状、又は部分球形状をした杭頭キャップの下部が嵌め込まれ、杭頭キャップの蓋板の上面に上部構造物が支持される杭と上部構造物の支持構造であって、
    杭の上端側の外周に転び防止治具を固定し、転び防止治具の本体に螺着されて上方に突き出る3本以上のボルトにより杭頭キャップの蓋板の下面を担持する杭と上部構造物の支持構造。
  2. 前記転び防止治具の本体が杭の上端側の外周を挟んで締結される2個の相対する半割ホルダからなり、
    一方の半割ホルダに少なくとも1本のボルトを設け、他方の半割ホルダに残余のボルトを設けてなる請求項1に記載の杭と上部構造物の支持構造。
  3. 前記転び防止治具の本体が杭の外周に配置され、該杭の外周に設けられている回転用金具の上端面に載置されるホルダからなり、
    ホルダに3本以上のボルトを設けてなる請求項1に記載の杭と上部構造物の支持構造。
JP2007320149A 2007-12-11 2007-12-11 杭と上部構造物の支持構造 Ceased JP2009144348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007320149A JP2009144348A (ja) 2007-12-11 2007-12-11 杭と上部構造物の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007320149A JP2009144348A (ja) 2007-12-11 2007-12-11 杭と上部構造物の支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009144348A true JP2009144348A (ja) 2009-07-02

Family

ID=40915273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007320149A Ceased JP2009144348A (ja) 2007-12-11 2007-12-11 杭と上部構造物の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009144348A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009192A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Tama Engineering Kk 構造物の支持装置
JP2005060998A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Tama Engineering Kk 木造建築物の支持装置および同支持装置を用いた木造建築物の施工方法
JP2006132174A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Univ Of Tokyo 接合具及びこれを用いた接合構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009192A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Tama Engineering Kk 構造物の支持装置
JP2005060998A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Tama Engineering Kk 木造建築物の支持装置および同支持装置を用いた木造建築物の施工方法
JP2006132174A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Univ Of Tokyo 接合具及びこれを用いた接合構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8851800B2 (en) Concentrically loaded, adjustable piering system
JP5054576B2 (ja) 接合構造
KR101556232B1 (ko) 지지대를 구비한 하이브리드 받침철물
JP6940870B2 (ja) 支保工
JP2009144348A (ja) 杭と上部構造物の支持構造
JP2000291262A (ja) 柱建方用エレクションピース及び柱建方方法
JP3609083B1 (ja) 建屋基礎の施工法及び建屋基礎の施工用ジョイント盤
JP4448526B2 (ja) ベースプレートの据え付け構造
JP7098079B1 (ja) 鋼材の接合構造
JP4677390B2 (ja) サポートパイプの支持装置
JP4863982B2 (ja) 杭と上部構造物の支持構造
JPH11303406A (ja) 鉄骨柱を正しい姿勢に修正する方法
JP2006063581A (ja) 支承取付構造及び支承取付方法
JP2008240243A (ja) プレキャストコンクリート製の腰壁の取付け方法
JP2012102598A (ja) 鋼材定着金物及び屋根構造体
JP5968667B2 (ja) 軽量建屋基礎の施工法
JP4611695B2 (ja) 構造物の据付方法および構造物
JP2019183383A (ja) 支柱固定装置及びこれを用いたフェンス
JP2007126956A (ja) 木造建築用アンカーパック、及びこれを用いた木造建築構造
JP2017025594A (ja) 支柱固定具
JP6917653B1 (ja) 支保工
JP7492406B2 (ja) 柱脚構造とその杭頭接合施工時に用いられる治具、および杭頭接合方法
JP6322057B2 (ja) 回転圧入鋼管杭の接続金具
JP2007255004A (ja) 足場支持治具
JP2002194897A (ja) 鉄骨柱の目違い修正用治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090729

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20110301

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20110726