JP2009142560A - 可撓性ホース - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気掃除機などに使用される可撓性ホースにおいて、負圧が作用した際の耐縮み性を向上させる。
【解決手段】 可撓性条帯を螺旋状に捲回しその側縁同士を接着一体化してホース壁を構成し、その内面に螺旋状補強体を添着した可撓性ホースにおいて、隣り合う硬質補強体の間の区間のホース壁が、ホース軸方向に沿った断面において、硬質補強体に隣接しホース軸方向に沿った2つの第1厚肉部と、前記区間の略中央部に位置する第2厚肉部を有するとともに、第1厚肉部と第2厚肉部が薄肉部によって接続される断面となるようにした。第1厚肉部を第2厚肉部よりも肉厚に形成しても良く、さらに第1厚肉部が硬質補強体と隣接する部分のホース内側部分に、第1厚肉部のホース内側への倒れこみを防止する変形阻止部を設けても良い。
【選択図】 図3

Description

本発明は、蛇腹状に形成され可撓性に優れた合成樹脂製の可撓性ホース、特に電気掃除機用ホースに関するものである。
そのような可撓性ホースとしては、特許文献1に開示されるようなものが知られており、この種のホースとして、熱成形性に優れる熱可塑性樹脂を主体に形成されたものが汎用されており、例えば、硬鋼線を熱可塑性樹脂により被覆した樹脂被覆補強線材をマンドレルの外周に螺旋状に捲回し、この樹脂被覆補強線材(硬質補強体)の外側に、軟質熱可塑性樹脂よりなるチューブを被覆したり、軟質熱可塑性樹脂よりなるテープを螺旋状に捲回してホース壁を形成するとともに、マンドレルから抜き取って成形される、ホース壁と樹脂被覆補強線材を接着一体化した構造のものが知られている。また特許文献2には、可撓性条帯を螺旋状にホース成形軸に捲回し、隣接する側縁同士を硬質樹脂補強体により接合一体化してなる、いわゆるスパイラル成形法により成形された可撓性ホースが開示されている。
特開平2002−139180号公報 特開2002−39451号公報
このような可撓性ホースには、強度、耐久性のみならず、柔軟性(可撓性)が求められると共に、扱いやすいように軽量化も求められている。さらに、電気掃除機に使用する場合には、掃除機の吸引により発生する負圧によってホースが長さ方向に縮んでしまわないよう、適度な耐縮み性を有することが要求されている。
しかしながら、可撓性ホースの可撓性と耐縮み性を両立させることは容易な事ではなかった。特に、近年では、軽量化や省資源化や材料節減の観点からも、ホース壁の薄肉化が進む一方で、掃除機の高出力化が進んできており、軽量化して薄肉化したホースが使用時に縮みやすくなってしまうという問題があった。また、ホースが縮みにくいようにホース壁の肉厚を増やすと、重くなるだけでなく、ホースの柔軟性が失われてしまう傾向があった。
したがって、本発明は、可撓性に富むとともに耐縮み性に優れた可撓性ホースを提供することを目的とする。
発明者らは鋭意検討の結果、ホース壁として硬質補強体の間で特定の断面形状を有するものを採用すると、耐縮み性が向上し、ホースに要求される諸特性を両立できる優れた可撓性ホースが得られることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、所定断面に形成された軟質合成樹脂からなる可撓性条帯を螺旋状に捲回してその隣接する側縁同士を接着一体化してホース壁とするとともに、ホース壁の内側に螺旋状に捲回された硬質補強体を添着してなる可撓性ホースであって、隣り合う硬質補強体の間の区間のホース壁が、ホース軸方向に沿った断面において、硬質補強体に隣接する2つの第1厚肉部と、前記区間の略中央部に位置する第2厚肉部と、これら厚肉部の間を接続する2つの薄肉部によって構成される断面を有することを特徴とする可撓性ホースである。
第1厚肉部を第2厚肉部よりも厚肉とすることが好ましく(請求項2)、ホース壁の第1部分が硬質補強体と隣接する部分のホース内側部分に、ホース内側に向けて突出する凸条を硬質補強体に沿って設け、第1部分のホース内側への倒れこみを防止する変形阻止部を形成することが好ましい(請求項3)。
本発明によれば、電気掃除機などによって負圧が与えられた際の耐縮み性を効果的に向上させたホースが得られ、可撓性などのホースの諸特性をバランスよく向上させることができる。
さらに、本発明の好ましい様態として、第1厚肉部を第2厚肉部よりも厚肉としたり、ホース壁の第1厚肉部の硬質補強体との隣接部に変形阻止部を設けたりした場合には、さらに効果的にホースの耐縮み性を向上できるという効果が得られる。
以下、図面に基づいて、本発明の可撓性ホースの実施形態を、一例として示す電気掃除機用ホースについて説明する。図中、図1は電気掃除機の全体の外観を示し、図2は本発明の実施形態の可撓性ホースの部分断面図、図3は図2に示すホースのホース壁一部拡大断面図、図4はホース壁を構成する可撓性条帯の一例を示した図である。
図1において、電気掃除機用ホースAは、掃除機本体10に設けられた吸気口に接続パイプ11を介してホースAの一端が接続され、ホースAの他端は手元操作部12に接続され、手元操作部12に連続して延長管13、続いて床用ノズル14が接続されて電気掃除機が構成されている。
電気掃除機用ホースAは、図2に示すように、柔軟性を有するホース壁1が全体として蛇腹形状に軟質合成樹脂によって形成され、ホース壁の内周面には、ホースを保形補強し、負圧によるホースのつぶれを防止する硬質補強体6が螺旋状に添着されている。軟質合成樹脂製のホース壁1は、図3に示すような断面形状を有する。図3は図示下側をホース内側として示す。
本発明のホース壁を構成する軟質合成樹脂としては、例えば、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)や、軟質塩化ビニル樹脂(PVC)や低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)や熱可塑性ウレタン系エラストマー(TPU)などの軟質合成樹脂材料が使用できる。後述するように、ホース壁を構成する可撓性条帯を押出成形により形成したり、熱溶着により接着できる利点があるので、特に熱可塑性樹脂を使用することが望ましいが、それに限定されるものではない。
本発明の硬質補強体6には、スチール線や硬鋼線などの金属線や、それらに樹脂被覆をした樹脂被覆金属線、あるいはポリプロピレン樹脂や高密度ポリエチレン樹脂やポリアミド樹脂などの硬質樹脂を線状に押出成形した硬質樹脂線が使用できる。硬質補強体は、ホース壁に添着するので、使用する接着剤との接着性が良いものや、熱溶着可能なものを選択することが好ましい。図3には、樹脂被覆62を施したスチール線61を硬質補強体6として使用した例を示す。
以下に、本発明の可撓性ホースのホース壁特有の構成である、ホース壁の断面形状について説明する。図3にはホース壁1と硬質補強体6の、ホース軸方向に沿った部分断面図を示す。すなわち、ホース壁1は、硬質補強体6のホース外周側を覆い包むように形成された添着部7、7を有し、添着部7において硬質補強体6と接着されている。また、隣接する硬質補強体6,6の間の区間において、ホース壁1は、硬質補強体6、6に隣接しホース軸方向に沿った断面を有する2つの第1厚肉部2,2と、当該区間の略中央部に位置しホース軸方向に沿った断面を有する第2厚肉部3と、両厚肉部の間を接続する2つの薄肉部8,8によって構成されている。ここで、厚肉、薄肉とは、ホース壁の内部から外部に向かう方向の肉厚において、厚肉部が薄肉部に対し相対的に肉厚に設けられていることを意味する。本実施の形態においては、第2厚肉部3、第1厚肉部2,2及び薄肉部8,8は、ホース内面が平滑な面となるように略直線状に設けられており、ホース壁1のホース外面側には、薄肉部8,8に対応する溝が存在する。第1厚肉部と第2厚肉部の間を接続する薄肉部8,8は本実施形態においては、概ねホース軸方向に直線状に延びる断面を有する形態を示したが、湾曲した断面形状であっても良い。
また、第1厚肉部2の硬質補強体6に隣接する側のホース内側部分には、第1厚肉部2や添着部7のホース内周面からホース内側に向かって硬質補強体6の表面に沿うように突出する変形阻止部4が設けられている。本実施の形態においては、変形阻止部4は硬質補強体6に沿って螺旋状に連続した凸条として設けられている。このような変形阻止部4は、後述する押出成形による可撓性条帯の製造によって製造することができる。
本発明の可撓性ホースは、いわゆるスパイラル成形方法により、以下のようにして製造することができる。即ち、公知のホース成形軸に対して、硬質補強体6を構成する線材を螺旋状に捲回する。一方で、所定断面を有する押出ダイを備える押出成形機から高温の熱可塑性樹脂を押出し、図4に示すような断面を有する可撓性条帯5を成形する。押出成形された可撓性条帯を、ホース成形軸に捲回された硬質補強体6を覆うように螺旋状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯5の側縁部5a、5bを硬質補強体6のホース外周側で重ね合わせて接着一体化してホース壁1とするとともに、ホース壁1と硬質補強体6を添着する。線材と可撓性条帯5を連続的にホース成形軸に供給しながら、以上の工程を連続して行うことにより、不定長の可撓性ホースAを得ることができる。可撓性条帯5の側縁部の接着一体化や硬質補強体6への添着は、熱融着により行うこともでき、その場合は、押出成形された可撓性条帯がまだ熱い間に捲回し一体化することが好ましい。また、熱可塑性接着剤や溶剤系の接着剤を使用しても良い。
本発明の作用効果を説明する。本発明では、上記ホース壁の断面形状とすることによって、ホースの可撓性を維持しながら、ホースの耐縮み性を向上できる。以下に、掃除機の吸引等によりホースに負圧が作用して縮もうとする際の挙動に着目して、ホースの耐縮み性が向上するメカニズムを説明する。
図5には、特許文献1に示されるような均一な肉厚を有する従来のホース壁を有する可撓性ホースに、掃除機などの吸引により負圧pとホースを圧縮させる圧縮力Fが作用した際のホース壁1’の変形状態を示す模式図である。
負圧や圧縮力がかからない際には略直線状であったホース壁1’は、負圧pの作用により、ホース内側(図では下側)に引っ張られ、図示したような湾曲した形状となる。この状態で更にホースを圧縮する圧縮力Fが作用すると、圧縮力Fが作用する作用線mとホース壁1’の中央部分1cとが互いに離間しているため(オフセット量d’)、ホース壁中央部分1cには、大きな曲げモーメント(F*d’)が作用することになり、その結果、ホース壁1’は更にホース内側に湾曲するように変形することになる。以上のように、従来のホース壁においては、略直線状のホース壁1’が、負圧pと圧縮力Fの相乗的な作用によって、たやすくホース内側にたわんでしまい、その結果、耐縮み性が低いものとなっていた。
一方、本発明の可撓性ホースに負圧pと圧縮力Fが作用した際のホース壁1の変形状態の模式図を図6に示す。負圧pの作用によって、ホース壁1はホース内側に引っ張られ、ホース内側に向けて湾曲した図示形状となる。すなわち、本発明においては、ホース壁1が、2つの第1厚肉部2と、第2厚肉部3と、その間の薄肉部8によって構成されているため、負圧pに対して変形するホース壁の形状が、ホース壁1が主に薄肉部8の位置で折れ曲がるようになった台形状の変形形状となる。本発明においてはホース壁の変形が特に薄肉部において発生して、このような変形形状となるので、ホース壁中央部(本発明の第2厚肉部)がホース内側に大きく曲がって入り込んでしまうことを防止できる。その結果、圧縮力Fが作用する作用線mと第2厚肉部3との間の離間量dを小さくすることができる。したがって、圧縮力Fによって第2厚肉部3に作用する曲げモーメント(F*d)を小さくすることができ、ホース壁1がホース内側に向けて曲がろうとする作用が小さくなる。従って、本発明の可撓性ホースによれば、従来の可撓性ホースに比べて耐縮み性を向上させることができる。また、本発明においては、ホース壁の可撓性が特に薄肉部において決定される傾向が強くなるので、薄肉部によってホースの可撓性を調整することができ、従来のホースよりもホースの可撓性を高めることもできる。
また、図3の本発明実施の形態に示したように、本発明においては、第1厚肉部2の肉厚を第2厚肉部3の肉厚よりも厚肉にすることが好ましい。そうすることによって、第1厚肉部2が負圧pによってホース内側に倒れこんでしまうことを防止でき、第2厚肉部3と圧縮力Fの作用線mの離間距離dが大きくなることをさらに効果的に防止できる。
更に、本実施の形態においては、第1厚肉部2の硬質補強体6に隣接する側のホース内側部分に変形阻止部4を設けているので、ホース壁1がホース内側に向けて変形しようとする際に、変形阻止部4が硬質補強体6に接触することによって、第1厚肉部2がホース内側に向かって倒れこむように変形することを防止できるので、圧縮力Fが作用する作用線mと第2厚肉部3との間の離間量dを更に小さくすることができ、耐縮み性を向上できる。
また、本発明においては、図3に示したように、第1厚肉部2のホース軸方向に沿った長さL1と、第2厚肉部3のホース軸方向に沿った長さL2を、ほぼ同じ長さとなるようにすることが、ホースの柔軟性と耐縮み性を両立するためには好ましい。より好ましくは、L1<L2となるようにすることが好ましく、更に好ましくは、2*L1<L2となるようにすることが好ましい。これらの長さ関係をとることによって、前記離間量dを効果的に小さくすることができる。なお、薄肉部8のホース軸方向に沿った長さは、L1やL2に比べ小さくすることが、負圧作用時のホース壁の変形形状を的確に制御する目的から好ましい。
図7には本発明第2の実施形態を示す。本実施の形態においては、第1厚肉部2が、硬質補強体6に隣接する側で厚肉であり、薄肉部8に隣接する側に向かうにつれて徐々に薄肉になるようなテーパ状の断面を持ち、薄肉部8と第1厚肉部2とがほぼ同じ肉厚で接続されている。このように厚肉部と薄肉部の境界部分が必ずしも明瞭でない断面であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を発揮することができる。即ち、本発明において、第1厚肉部2と第2厚肉部3がホース壁1に設けられておりその間を薄肉部8が接続しているとは、ホース壁が当該部分において肉厚の厚い部分から薄い部分を経て再び厚い部分に変化していることを特定する概念であり、図7の第2実施形態に示したような、厚肉部と薄肉部の間で肉厚が徐変しているような形態をも包含する概念である。なお、このように厚さが徐変する実施形態においては、第1厚肉部の硬質補強体6に隣接する側を厚肉とするのが特に好ましく、第2厚肉部の中央部分を厚肉とするのが好ましい。
以上、本発明における実施の形態を示したが、本願発明は上記実施形態に制限されるものではなく、その性質を大きく変えない範囲で、各要素を改変したものも包含するものである。例えば、変形阻止部4は上記形状(連続した凸条)に限定されるものでなく、突起状の変形阻止部が断続的に設けられるようにしても良い。
また、変形阻止部4の断面形状は、図8や図9に示した例のようにしても良い。即ち図8では、変形阻止部4’が、硬質補強体6を被覆する樹脂被覆62をホース内側及び第1部分2に向かって盛り上げることによって形成されており、図9では、ホース壁に設けられた変形阻止部4’ ’が、硬質補強体6の側面部との間に若干の隙間を有するように設けられている。図8や図9に示した変形阻止部の形状としても、負圧作用時に第1部分2がホース内側に倒れこむのを防止する作用がある。また、図9に示したように、隙間を有するように変形阻止部4’ ’を設けると、ホースの可撓性・柔軟性を高めやすいという効果が得られ、かつ、負圧が作用する際には、この隙間部分が密着して、変形阻止機能を発揮する。
また、ホース壁を構成する可撓性条帯5の製造方法は押出成形に限定されるものではなく、別途成形した平板断面形状の軟質樹脂性可撓性テープを加熱した賦形ローラで挟むなどして、本願発明に必要な断面形状を与えて製造してもよい。
また、上記実施形態において、ホース壁の添着部7は、硬質補強体6のホース外側からホース内側に至る側面部分を覆うように設けられ、添着されているが、添着部7と硬質補強体6とは、ホース外側部分だけで接着一体化されていることが特に好ましい。硬質補強体の側面部分が接着されていないことによって、添着部7と硬質補強体6の側面部とが互いに離間することができるようになるので、ホースの柔軟性・可撓性を高めることができる。また、添着される硬質補強体6は必ずしも添着部7に接着される必要はなく、非接着であっても良い。
また、上記実施形態においては、硬質補強体6の条数が1条であるものを示したが、硬質補強体の条数は2条であってもそれ以上の条数であってもよく、それに応じて可撓性条帯の形状を変更すればよい。また、上記実施形態においては、可撓性条帯の隣接する側縁部を、添着部7、即ち硬質補強体6との接着部分において接着一体化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1厚肉部や第2厚肉部で接着するようにしても良い。
以上のとおり、本発明によれば、電気掃除機などにおいて負圧が作用した際の耐縮み性を向上することができるので、可撓性と耐縮み性に優れた可撓性ホースを得ることができる。
本発明が適用される電気掃除機の外観を示す図 本発明の実施形態の可撓性ホースの部分断面図 本発明の実施形態の可撓性ホースのホース壁部分の拡大断面図 ホース壁を構成する可撓性条帯の実施形態を示す図 従来の可撓性ホースに負圧が作用した際の変形模式図 本発明の可撓性ホースに負圧が作用した際の変形模式図 本発明の第2実施形態のホース壁部分の拡大断面図 変形阻止部の他の例を示す図 変形阻止部の他の例を示す図
符号の説明
A 可撓性ホース
1、1’ ホース壁
2 第1厚肉部
3 第2厚肉部
4 変形阻止部
5 可撓性条帯
6 硬質補強体
7 添着部
8 薄肉部

Claims (3)

  1. 所定断面に形成された軟質合成樹脂からなる可撓性条帯を螺旋状に捲回してその隣接する側縁同士を接着一体化してホース壁とするとともに、ホース壁の内側に螺旋状に捲回された硬質補強体を添着してなる可撓性ホースであって、
    隣り合う硬質補強体の間の区間のホース壁が、ホース軸方向に沿った断面において、
    硬質補強体に隣接する2つの第1厚肉部と、
    前記区間の略中央部に位置する第2厚肉部と、
    これら厚肉部の間を接続する2つの薄肉部によって構成される断面を有することを特徴とする可撓性ホース。
  2. 第1厚肉部を第2厚肉部よりも厚肉としたことを特徴とする請求項1に記載の可撓性ホース。
  3. ホース壁の第1部分が硬質補強体と隣接する部分のホース内側部分に、ホース内側に向けて突出する凸条を硬質補強体に沿って設け、第1部分のホース内側への倒れこみを防止する変形阻止部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の可撓性ホース。
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