JP2009141827A - 音声会議用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】リソース量に限りがあるような場合であっても、十分なエコーキャンセル効果が得られる音声会議用システムを提供する。
【解決手段】PC2は、自装置によるエコーキャンセル部が選択されると、放収音装置1へ同期出力制御信号を送信する。放収音装置1は、同期出力制御信号を受信すると、エコーキャンセル部122の機能を停止し、収音制御部14からの収音ビーム信号MBと放音用音声信号FE1〜FE3とを同期させてなる放収音同期済信号SSを生成して、PC2へ送信する。PC2は、放収音同期済信号SSから収音ビーム信号MBと放音用音声信号FE1〜FE3とを、同期状態を維持したまま分離してソフトエコーキャンセル部212へ与える。PC2のソフトエコーキャンセル部212は、収音ビーム信号MBと放音用音声信号FE1〜FE3とによりエコーキャンセルを行い、PC側エコキャン収音ビーム信号MBe2を生成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、エコーキャンセル機能を有する音声会議用システムに関する。
従来、音声会議用装置やシステムが各種考案されている。例えば、特許文献1には、入力される放音用音声信号毎に収音信号に対するエコーキャンセル部を備えた装置が開示されている。すなわち、音声会議装置には、当該音声会議装置にネットワーク等を介して接続する他の音声会議装置の数量分のエコーキャンセル部が備えられている。
特開2005−347957号公報
このような音声会議装置のエコーキャンセル部では、複雑な信号処理を行うため、リソース量を多く取らなくてはならない。ましてや、複数のエコーキャンセル部を備える場合には、さらに多くのリソース量を取らなくてはならない。このため、音声会議装置自体を小型化するような場合や、コスト的に高処理能力のDSP等を搭載できない場合のようにリソース量に限りがある場合には、十分なエコーキャンセル効果を有する処理を行えない。
したがって、この発明の目的は、リソース量に限りがあるような場合であっても、十分なエコーキャンセル効果が得られる音声会議用システムを提供することにある。
この発明は、放収音装置と情報処理装置とから音声会議用システムが構成される。放収音装置は、放音用音声信号をスピーカから放音させる放音制御手段と、マイクでの収音に基づいて収音信号を生成する収音制御手段と、前記放音用音声信号に基づく疑似回帰音信号を生成し、該疑似回帰音信号に基づいて収音信号のエコーキャンセルを行う第1のエコーキャンセル手段と、情報処理装置との間での通信を制御する第1通信制御手段と、を備える。情報処理装置は、第1通信制御手段との通信、およびネットワークとの通信を制御する第2通信制御手段と、音声会議に関する各種の情報処理を実行する情報処理手段とを備えた情報処理装置と、を備える。
そして、情報処理装置の情報処理手段は、第1のエコーキャンセル手段よりも処理能力の高い第2のエコーキャンセル手段を備え、該第2のエコーキャンセル手段が選択されると、放収音装置に対して、放音用音声信号と収音信号とを同期させて出力する同期出力制御を行う。これに対して、放収音装置は、同期出力制御を受け付けると、収音制御手段から出力されるエコーキャンセル処理されていない収音信号と放音用音声信号とを同期させて出力する。そして、情報処理装置の第2エコーキャンセル手段は、同期された放音用音声信号と収音信号とに基づいて、エコーキャンセルを行う。
このような構成では、放収音装置から情報処理装置へ送信される同期された放音用音声信号と収音信号との遅延関係は常に一致する。これにより、放収音装置とは別体である情報処理装置でエコーキャンセル処理を行う場合でも、疑似回帰音信号の最適化が可能となり、最適なエコーキャンセル効果が得られる。この際、情報処理装置の第2のエコーキャンセル手段は、第1のエコーキャンセル手段よりも高性能なものであるので、第1のエコーキャンセル手段を用いる場合よりも、高精度且つ高速なエコーキャンセルが実現される。
また、この発明の音声会議用システムの放収音装置は、放音用音声信号と収音信号とを同期させて出力する同期出力手段と、収音制御手段からの収音信号の出力経路が直接同期出力手段に接続する第1経路と、第1のエコーキャンセル手段を介して接続する第2経路と、を備える。そして、音声会議用システムの放収音装置は、同期出力制御を受け付けると、第1のエコーキャンセル手段を無効にするとともに、同期出力手段が第1経路を介して入力される収音信号を用いる。
この構成では、上述の放収音装置の具体的構成として、同期出力手段には、二つの収音信号の入力経路が存在する。一つは収音制御手段から直接エコーキャンセルされずに入力する経路であり、もう一つは第1のエコーキャンセル手段によりエコーキャンセルされて入力する経路である。そして、情報処理装置の第2のエコーキャンセル手段が選択された場合には、エコーキャンセルされずに直接入力される経路が選択される。
また、この発明の音声会議用システムの情報処理装置の第2のエコーキャンセル手段は、記憶手段に記憶されたエコーキャンセルプログラムと、該エコーキャンセルプログラムを実行する演算処理手段とで構成される。
この構成では、第2のエコーキャンセル手段がソフトエコーキャンセルであり、情報処理装置の性能が向上すれば、これに応じてエコーキャンセル精度および速度も向上する。
この発明によれば、放収音装置が小型である等の理由によりリソースが制限されるような状況であっても、当該放収音装置に接続する情報処理装置のエコーキャンセルを利用することで、十分なエコーキャンセル効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る音声会議用システムについて図を参照して説明する。
図1は、本実施形態の音声会議用システムの主要構成を示すブロック図である。
図2は放収音装置1のエコーキャンセル部122を選択した場合の各信号の流れを示す図であり、図3はPC2のエコーキャンセル部212を選択した場合の各信号の流れを示す図である。
図1に示すように、音声会議用システム100は、放収音装置1と情報処理装置であるPC(パーソナルコンピュータ)2とを備え、放収音装置1とPC2とはUSBケーブル901により接続されている。
放収音装置1は、メイン制御部10、通信制御部11、音声信号処理部12、放音制御部13、収音制御部14、操作部15を備える。また、放収音装置1は、アレイ化された複数のスピーカSPと、同様にアレイ化された複数のマイクMICとを備える。
メイン制御部10は、放収音装置10の全体制御をするとともに、PC2から同期出力制御信号を受け付けると、音声信号処理部12へ同期出力制御を行う。また、操作部15を介してボリューム操作やミュート操作を受け付けると、音声信号処理部12へボリューム制御やミュート制御を行う。
通信制御部11は、少なくともオーディオ入出力端子とUSB端子とを備え、オーディオ入出力端子でアナログ音声信号ライン902に接続し、USB端子でUSBケーブル901に接続する。通信制御部11は、USBケーブル901を介して受信したPC2からの通信信号の内、制御系の信号をメイン制御部10に与え、放音用音声信号FE1〜FE3を音声信号処理部12のボリューム制御部121に与える。また、通信制御部11は、音声信号処理部12の出力信号生成部124から受け付けた放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1もしくは放収音同期済信号SSを、USBケーブル901を介してPC2へ送信する。また、通信制御部11は、メイン制御部10からの制御系信号、例えば、収音方向データやミュート情報等を、USBケーブル901を介してPC2へ送信する。
音声信号処理部12は、ボリューム制御部121、本発明の第1のエコーキャンセル手段に相当するエコーキャンセル部122、ミュート処理部123、および、本発明の同期出力手段の機能を有する出力信号生成部124を備える。この音声信号処理部12は、例えば一つのDSP等のICチップにより形成される。
ボリューム制御部121は、メイン制御部10からのボリューム制御内容に準じて放音用音声信号FE1〜FE3のボリュームすなわち音声信号レベルを調整する。ボリューム調整された放音用音声信号FE1〜FE3は、エコーキャンセル部122を介して、放音制御部13へ出力される。
エコーキャンセル部122は、適応型フィルタを備え、ボリューム制御部121からの放音用音声信号に基づいて疑似回帰音信号を生成し、収音制御部14から出力される収音ビーム信号MBに対して差分を行うことで、エコーキャンセルを行う。エコーキャンセルされた放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1は、ミュート処理部123へ出力される。
ミュート処理部123は、メイン制御部10からミュート処理制御に準じて放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1に対してミュート処理を行う。すなわち、操作部15によりミュートが選択されれば、放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1を出力信号生成部124へ出力しない。
出力信号生成部124には、収音制御部14で生成された収音ビーム信号MBと、エコーキャンセル部122でエコーキャンセルされた放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1と、ボリューム制御部121でボリューム調整された放音用音声信号FE1〜FE3とが入力される。
出力信号生成部124は、メイン制御部10から同期出力制御を受け付けていれば、収音ビーム信号MBと放音用音声信号FE1〜FE3とを同期させてなる放収音同期済信号SSを生成して、通信制御部11へ与える。一方、同期出力制御を受け付けていなければ、放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1を通信制御部11へ出力する。
放音制御部13は、予めメイン制御部10から受け付けた放音指向性情報に基づいて、放音用音声信号FE1〜FE3の遅延、振幅制御を行うことで、各スピーカSPへの放音駆動信号を生成する。各スピーカSPは、放音駆動信号を受けて放音する。
各マイクMICは、放収音装置1周囲から収音することで、それぞれに収音信号を生成して、収音制御部14へ与える。収音制御部14は、各マイクMICの収音信号に対してそれぞれ異なるパターンからなる複数の遅延制御を行って加算処理を行うことで、それぞれに異なる収音指向性からなる複数の収音ビーム信号を生成する。収音制御部14は、例えば複数の収音ビーム信号の内で最も信号レベルの高い信号を、収音ビーム信号MBとして出力する。出力された収音ビーム信号MBは、エコーキャンセル部122と出力信号生成部124とに入力される。
PC2は、情報処理部21、通信制御部22、記憶装置23、操作部24を備える。
通信制御部22は、USB端子とネットワーク接続端子とを備え、USB端子を介してUSBケーブル901に接続し、ネットワーク接続端子を介してLANケーブル等のネットワークケーブル900に接続する。通信制御部22は、USBケーブル901を介して、放収音装置1へ放音用音声信号FE1〜FE3や制御系の信号を送信するとともに、放収音装置1からの放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1や放収音同期済信号SSを受信する。また、通信制御部22は、ネットワークケーブル900を介して、外部ネットワークに接続する他の音声会議用システムとの間で、各種の音声信号および制御系の信号を送受信する。通信制御部22で受信された各信号は、情報処理部21へ与えられる。
情報処理部21は、CPU等の情報処理演算素子からなり、記憶装置23に記憶されているアプリケーションプログラムを読み出して実行することで、信号分離部211、および本発明の第2のエコーキャンセル手段に相当するソフトエコーキャンセル部212として機能する。この情報処理部21は、放収音装置1の音声信号処理部12の処理能力よりも高い性能からなる演算素子で実現されており、さらに記憶装置23を演算処理用領域に利用することも可能としている。これにより、ソフトエコーキャンセル部212のリソースおよび処理能力は、放収音装置1のエコーキャンセル部122のリソースおよび処理能力を大幅に上回るものとなる。
情報処理部21は、操作部24の操作等により装置が起動すると、音声会議用APIおよび放収音APIを起動し、ネットワークに接続された他の音声会議用装置との通信確立処理やソフトエコーキャンセルを実行するための疑似放収音処理や、信号分離部211の実行可能化処理を行う。
情報処理部21は、操作部24の選択等により、PC2のエコーキャンセルを実行するように選択されると、記憶装置23に記憶されたエコーキャンセルAPIを読み出して、ソフトエコーキャンセル部212の機能を実行する。
信号分離部211は、通信制御部22から放収音同期済信号SSを受け付けると、同期状態を維持したままで、ソフトエコーキャンセル部212へ放音用音声信号FE1〜FE3と収音ビーム信号MBとを与える。
ソフトエコーキャンセル部212は、放音用音声信号FE1〜FE3に基づいて予め設定された伝搬係数等を用いて疑似回帰音信号を生成する。そして、収音ビーム信号MBから疑似回帰音信号を差分することで、PC側エコキャン収音ビーム信号MBe2を生成する。
本実施形態の音声会議用システムは、上述の構成を用いて、放収音装置1のエコーキャンセル部122またはPC2のエコーキャンセル部212のいずれかを選択してエコーキャンセル処理を行う。
次に、それぞれのエコーキャンセル部を用いた場合の信号処理について説明する。
(1)放収音装置1のエコーキャンセル部122が選択された場合(図2の場合)
放収音装置1のエコーキャンセル部122が選択されると、PC2の情報処理部21は、記憶装置23から音声会議用APIのみを読み出して、信号分離部211およびソフトエコーキャンセル部212の機能を実行しない。
この場合、PC2は、ネットワークケーブル900を介して受信した外部からの放音用音声信号FE1〜FE3および放音指向性データ等を含む制御系信号を、USBケーブル901を介して放収音装置1へ与える。
放収音装置1は、受信した放音用音声信号FE1〜FE3に対して、放音指向性データ等の制御系信号に基づいて上述のような放音指向性制御を行い、各スピーカSPから放音する。また、放収音装置1は、各マイクMICでの収音信号に基づく収音ビーム信号MBに対して、エコーキャンセル部122でエコーキャンセル処理を行い、放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1を生成する。放収音装置1は、放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1を、収音指向性データ等を含む制御信号とともに、USBケーブル901を介してPC2へ送信し、PC2は、受信した放収音装置側エコキャン収音ビーム信号MBe1と制御信号とを、ネットワークケーブル900を介して、外部の音声会議装置へ送信する。
(2)PC2のエコーキャンセル部212が選択された場合(図3の場合)
PC2のソフトエコーキャンセル部212の実行が操作部24の操作入力等により選択されると、PC2の情報処理部21は、記憶装置23から音声会議用API、放収音API、およびエコーキャンセルAPIを読み出して、信号分離部211およびソフトエコーキャンセル部212の機能を起動する。そして、PC2は、放収音装置1に対して同期出力制御信号を、USBケーブル901を介して送信する。また、PC2は、ネットワークケーブル900を介して受信した外部からの放音用音声信号FE1〜FE3および放音指向性データ等を含む制御系信号を、USBケーブル901を介して放収音装置1へ与える。
放収音装置1は、同期出力制御信号を受信すると、音声信号処理部12のエコーキャンセル部122の機能を停止する。
放収音装置1は、受信した放音用音声信号FE1〜FE3に対して、放音指向性データ等の制御系信号に基づいて上述のような放音指向性制御を行い、各スピーカSPから放音する。放収音装置1は、各マイクMICでの収音信号に基づく収音ビーム信号MBを生成する。放収音装置1は、この収音ビーム信号MBと放音用音声信号FE1〜FE3とを同期させてなる放収音同期済信号SSを生成し、収音指向性データ等を含む制御系信号とともに、USBケーブル901を介してPC2へ送信する。
PC2は、受信した放収音同期済信号SSを、放音用音声信号FE1〜FE3と収音ビーム信号MBとに分離して、ソフトエコーキャンセル部212でエコーキャンセル処理をすることで、PC側エコキャン収音ビーム信号MBe2を生成する。PC2は、このPC側エコキャン収音ビーム信号MBe2と放収音装置1からの制御系信号とを関連付けして、ネットワークケーブル900を介して、外部の音声会議装置へ送信する。
このような構成および処理を行うことで、放収音装置1のエコーキャンセル部122のリソースが制限されているような状況であっても、放収音装置1のエコーキャンセル部122よりも高い処理能力を有するPC2の情報処理部21でエコーキャンセルが行われる。これにより、放収音装置1のエコーキャンセル部122を用いる場合よりも、高精度で且つ高速にエコーキャンセルを行うことができる。この結果、放収音装置1の小型化や低コスト化の理由によりエコーキャンセル部122のリソースが制限されることがあっても、十分なエコーキャンセル効果を得ることができる。
さらに、PC2でソフトエコーキャンセルを採用することで、PC2の処理能力すなわち情報処理部21の処理能力が向上すれば、この処理能力の向上に応じて、さらに高精度且つ高速なエコーキャンセル処理を実現することができる。
なお、上述の実施形態では、情報処理部21としてPCを用いた例を示したが、他の情報処理装置であっても良い。また、放収音装置1とPC2とをUSBで接続する場合を示したが、他の通信形式であってもよい。
また、上述の実施形態では、三つの放音用音声信号FE1〜FE3を放音する場合を例に示したが、他の個数であっても良い。
さらに、収音制御部14から出力される収音ビーム信号MBを一つとした例を示したが、所定閾値以上のレベルを有する収音ビーム信号を選択する場合にも、上述の構成を適用することができる。このように、収音ビーム信号数や放音用音声信号数が増加すると、さらに多いリソース量および高い処理性能が要求されるので、本願の構成による効果がさらに明確に得られる。
本発明の実施形態の音声会議用システムの主要構成を示すブロック図である。 放収音装置1のエコーキャンセル部122を選択した場合の各信号の流れを示す図である。 PC2のエコーキャンセル部212を選択した場合の各信号の流れを示す図である。
符号の説明
100−音声会議用システム、1−放収音装置、10−メイン制御部、11−通信制御部、12−音声信号処理部、121−Vol制御部、122−エコーキャンセル部、123−ミュート処理部、124−出力信号生成部、13−放音制御部、14−収音制御部、15−操作部、
2−PC、21−情報処理部、211−信号分離部、212−ソフトエコーキャンセル部、22−通信制御部、23−記憶装置、24−操作部

Claims (3)

  1. 放音用音声信号をスピーカから放音させる放音制御手段と、マイクでの収音に基づいて収音信号を生成する収音制御手段と、前記放音用音声信号に基づく疑似回帰音信号を生成し、該疑似回帰音信号に基づいて収音信号のエコーキャンセルを行う第1のエコーキャンセル手段と、情報処理装置との間での通信を制御する第1通信制御手段と、を備えた放収音装置と、
    前記第1通信制御手段との通信、およびネットワークとの通信を制御する第2通信制御手段と、音声会議に関する各種の情報処理を実行する情報処理手段とを備えた情報処理装置と、を備えた音声会議用システムであって、
    前記情報処理装置の前記情報処理手段は、前記第1のエコーキャンセル手段よりも処理能力の高い第2のエコーキャンセル手段を備え、該第2のエコーキャンセル手段が選択されると、前記放収音装置に対して、前記放音用音声信号と前記収音信号とを同期させて出力する同期出力制御を行い、
    前記放収音装置は、前記同期出力制御を受け付けると、前記収音制御手段から出力されるエコーキャンセル処理されていない収音信号と前記放音用音声信号とを同期させて出力し、
    前記情報処理装置の前記第2エコーキャンセル手段は、前記同期された放音用音声信号と収音信号とに基づいて、エコーキャンセルを行う、音声会議用システム。
  2. 前記放収音装置は、
    放音用音声信号と収音信号とを同期させて出力する同期出力手段と、
    前記収音制御手段からの前記収音信号の出力経路が直接前記同期出力手段に接続する第1経路と、前記第1のエコーキャンセル手段を介して接続する第2経路と、を備え、
    前記同期出力制御を受け付けると、前記第1のエコーキャンセル手段を無効にするとともに、前記同期出力手段は、前記第1経路を介して入力される収音信号を用いる、請求項1に記載の音声会議用システム。
  3. 前記第2のエコーキャンセル手段は、記憶手段に記憶されたエコーキャンセルプログラムと、該エコーキャンセルプログラムを実行する演算処理手段とで構成される、請求項1または請求項2に記載の音声会議用システム。
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