JP2009141752A - デジタル放送受信装置及びデジタル放送の提示方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置及びデジタル放送の提示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送が中断する際に、選択した他の情報を提示することができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】
デジタル放送による配信情報を受信するデジタル放送受信手段1と、配信情報をデコードするデジタル放送デコード手段2と、デジタル放送に関する放送関連情報を取得する取得手段3と、放送関連情報を記憶する記憶手段4と、配信情報の出力が中断する時刻を判断する中断判断手段5と、中断時刻に基づいて、取得した放送関連情報のうち一の放送関連情報を選択する選択手段6と、選択された放送関連情報を配信情報の中断時に出力手段により出力させる出力制御手段7と、デジタル放送及び放送関連情報を出力する出力手段81とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送の提示が中断される場合に、他の情報を提示するデジタル放送受信装置及びデジタル放送の提示方法に関する。
圧縮符号化された配信情報を受信するデジタル放送受信装置が知られている。この配信情報に含まれる圧縮符合化された映像信号及び音声信号には、時間情報PTS(Presentation Time Stamp) が、その復号・再生の単位ごとに付されている。
このため、受信チャンネルが切り替えられ、映像信号及び音声信号が一時的に途絶えたとしても、時間情報PTSに基づいて、次の提示タイミングに映像信号と音声信号とを同期再生することができる。
ところが、同期再生に際して各信号の出力タイミングを揃えるため、チャンネル切り替えを指示してから新しい受信内容が提示されるまでの間、放送内容が一時的に提示されないという状態が発生する。このように、放送が一時的に途切れると、視聴者に違和感を与えるという不都合があった。
こうした視聴者に対する違和感を低減させるため、チャンネル切り替えを指示してから新しい受信内容が提示されるまでの間、放送番組表(EPG)等の付加情報を提示するデジタルテレビジョン放送受信機が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−339663号公報
しかしながら、前回の装置利用から今回の装置利用までに間隔が空いた場合など、放送番組表(EPG)を取得(記憶)してから長時間が経過した場合には、チャンネル切り替え時に今の放送内容には対応しない古い放送番組表(EPG)が提示され、視聴者に誤解を与えてしまうという問題があった。
本願発明が解決しようとする課題は、装置の起動時やチャンネル切り替え時などの放送内容が一時提示されない場合に、出力が中断される中断時刻に基づいてユーザに有用な情報を提示するデジタル放送受信装置及びデジタル放送の提示方法を提供することである。
本発明は、デジタル放送による配信情報を受信する受信手段と、ユーザに対して出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置に係る発明である。
本発明は以下の解決手段によって上記課題を解決する。
すなわち、本発明は、デジタル放送に関する放送関連情報を取得する取得手段と、配信情報の出力が中断される中断時刻を判断する中断判断手段と、中断判断手段により判断された中断時刻に基づいて、取得した放送関連情報のうち一の放送関連情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された放送関連情報を、配信情報の中断時に出力させる出力制御手段とを備える。
本発明によれば、デジタル放送の出力が中断された場合でも、時間の観点から有用な情報を選択して提示することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態のデジタル放送受信装置は、デジタル放送の受信開始時(装置起動時)、デジタル放送のチャンネルの変更時、表示態様の切り替え時に放送内容の提示に遅れ(タイムラグ)が生じ、配信情報の出力が一時的に中断した場合、選択した他の情報を提示するものである。
図1は本実施形態に係るデジタル放送受信装置のブロック構成を示す図、図2は利用期間が付された放送関連情報の一例を示す図、図3はチャンネルごとに記憶された放送関連情報の一例を示す図、図4は本実施形態の動作手順の全体概要を示すフローチャート図、図5は本実施形態の放送関連情報の選択処理の動作手順を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施形態のデジタル放送受信装置100は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段1と、デジタル放送デコード手段2と、配信情報に含まれる放送関連情報を取得する取得手段3と、配信情報の出力の中断を判断する中断判断手段5と、放送関連情報を選択する選択手段6と、配信情報の出力を制御する出力制御手段7と、放送内容や放送関連情報を出力する出力手段81及びユーザからの入力を受け付ける入力手段82を含む入出力装置8とを備える。また、取得した放送関連情報を記憶する記憶手段4を設けることができる。
以下、各構成について説明する。
受信手段としてのデジタル放送受信手段1は、アンテナ11とチューナー部12とを備え、チューナー部12は、アンテナ11に到達した各種放送信号の中から、ユーザが指定した所定の周波数成分の受信対象となる周波数信号を抽出し、抽出したデジタル放送信号をデジタル放送デコード手段2へ出力する。
また、デジタル放送デコード手段2は、データ処理部21を備え、このデータ処理部21は、チューナー部12が抽出したデジタル放送信号に所定のデジタル復調処理を行い、音声信号とBML(Broadcast Markup Language)などで記述されたデータ信号とに分離する。また、データ処理部21は、分離されたデータ信号を解析し、データ放送画面を作成するとともに、含まれる放送関連情報を抽出する。そして、データ処理部21で分離された音声信号は、出力制御手段7を介して出力手段81のスピーカ811へ出力される一方で、データ処理部21で作成された画像・文字データは、出力制御手段7を介して出力手段81のディスプレイ812に出力される。
また、取得手段3は、デジタル放送受信手段1及びデジタル放送デコード手段2を介してデジタル放送に関する放送関連情報を取得する。放送関連情報は、各チャンネルで放送される番組の放送番組表(EPG)、放送番組に関するイベント情報、放送局のロゴなどを含む。放送関連情報は、テキスト情報、画像情報、動画情報であってもよい。
本実施形態のデジタル放送受信装置100は、デジタル放送受信手段1及びデジタル放送デコード手段2を各1つずつ備える。このため、取得手段3は、ユーザが現在視聴しているチャンネル(以下、CHとも表現する)の配信情報に含まれる放送関連情報を取得する。なお、デジタル放送受信手段1及びデジタル放送デコード手段2を複数設けることも可能であるが、その態様については第2実施形態において説明する。
さらに、本実施形態の取得手段3は、付記情報取得部31を有し、放送関連情報とともに、放送関連情報に付記された、放送関連情報の利用期間や放送関連情報の利用エリアなどの付記情報を取得する。なお、取得手段3は、通信装置200を介してインターネットなどの通信網にアクセスし、放送関連情報、これに付記された利用期間や利用エリアなどの付記情報を取得することができる。取得手段3は、取得した放送関連情報及び付記情報等を記憶手段4に記憶させることができる。
この記憶手段4は、取得手段3が取得した放送関連情報を記憶する放送関連情報記憶部41を有する。本実施形態の放送関連情報記憶部41は、放送関連情報にその放送関連情報の利用期間を付して取得し、これらを関連づけて記憶することができる。本実施形態の利用期間は、放送関連情報が有効に利用できる時間的制限情報である。利用期間は放送関連情報が利用可能な終期を少なくとも含む。もちろん、利用期間に放送関連情報が利用可能となる始期を含ませることもできる。例えば、週毎の放送番組表(放送関連情報)についての利用期間は、放送番組表に掲載された番組の放送日前の所定の日(予告開始の日)から放送終了日までの期間である。また、放送局又は放送番組が開催するイベント情報(放送関連情報)についての利用期間は、イベント開催前の所定の日(広告宣伝開始の日)からイベント開催最終日までの期間である。さらに、デジタル放送の放送局のロゴ(商標)情報(放送関連情報)についても、イベント開催期間やキャンペーン期間に応じて利用期間を定めることができる。
図2に利用期間(利用期間の終期)が付記された放送関連情報の一例を示し、図3にチャンネル番号と対応づけた放送関連情報の一例を示す。
また、放送関連情報記憶部41は、放送関連情報に、その放送関連情報の利用エリアを付して記憶することができる。この利用エリアは放送関連情報が利用可能な地域を行政区画、地図上の座標値により定義する情報である。利用エリアは、放送電波が受信可能な地域の情報であってもよいし、放送に関するイベントが開催される会場を基準に定義された地域の情報であってもよい。利用エリア情報には、利用エリアの中心地点の位置情報、利用エリア内に予め定義された地点の位置情報、利用エリアの外延の位置情報を含めることができる。また、利用エリアは、放送関連情報の対象となる位置(イベント会場)へのアクセス経路(道路地図)を参照し、放送関連情報の対象となる位置までの所要時間が所定時間内となる範囲と定義することもできる。
なお、記憶手段4、放送関連情報記憶部41を別に設けることなく、取得手段3に放送関連情報を記憶するメモリ32を設けてもよい。
本実施形態の中断判断手段5は、タイマー50と、操作情報取得部51とを有し、配信情報の出力の中断の発生及び中断時刻を判断する。本実施形態の中断判断手段5は、予め配信情報の中断原因と、その中断原因を判断するための原因情報とを定義する。例えば、ユーザがチャンネル変更をしたときに配信情報の中断が起こるとした場合、配信情報の中断原因をチャンネル変更と定義するとともに、ユーザのチャンネル選択の入力情報を原因情報として定義する。つまり、中断判断手段5は、チャンネル選択の入力情報を取得した場合、配信情報の出力の中断が発生すると判断することができる。
操作情報取得部51は、ユーザにより入力手段82を介して入力される操作情報(予め原因情報として定義されたチャンネル選択操作情報、起動操作情報、データ更新情報)と、その入力又は取得タイミングを監視する。
ちなみに、本実施形態の入力手段82は、ユーザからの入力情報を受け付ける情報入力部821を備える。情報入力部821は、ユーザからのチャンネル変更の操作入力を受け付けるチャンネル選択入力機能、ユーザからの起動の操作入力を受け付けるON/OFF入力機能、ユーザからのデータ更新の操作入力を受け付けるデータ更新入力機能その他の操作入力機能を備える。
また、操作情報取得部51は、操作情報(原因情報)を取得した場合、その入力のタイミング、又は操作情報の取得のタイミングをタイマー50から得て、そのタイミングに基づいて配信情報の出力が中断する時刻を判断する。操作情報の取得タイミングと配信情報の出力が中断する時刻との関係は予め定義しておくことができる。
具体的に、配信情報の中断原因をチャンネル変更と定義した場合、操作情報取得部51は、ユーザにより入力されたチャンネル選択(変更)の操作情報を取得したら、その操作情報の取得タイミングに基づいて配信情報の出力が中断する中断時刻を判断する。
また、配信情報の中断原因を起動時と定義した場合、操作情報取得部51は、ユーザにより入力された起動の操作情報を取得したら、その操作情報の取得タイミングに基づいて配信情報の出力が中断する時刻を判断する。
さらに、配信情報の中断原因をデータの更新(最新情報の提示)と定義した場合、操作情報取得部51は、ユーザがデータ更新の操作情報を入力したら、その操作情報の取得タイミングに基づいて配信情報の出力が中断する時刻を判断する。判断した中断時刻は、選択手段6へ送出する。
選択手段6は、中断時刻取得部61と、利用期間取得部62と、時刻対比部63を備え、配信情報の出力が中断する時刻に基づいて、取得した放送関連情報の中から一の放送関連情報を選択する。
この中断時刻取得部61は、配信情報の出力が中断する中断時刻を中断判断手段5から取得する。また、利用期間取得部62は、取得手段3の付記情報取得部31を介して利用期間を取得する。そして、時刻対比部63は、放送関連情報に付された利用期間と配信情報の中断時刻とを対比し、この対比結果に基づいて、一の放送関連情報を選択する。例えば、時刻対比部63は、配信情報の中断時刻と利用期間とを対比し、配信情報の中断時刻を含む利用期間が付された放送関連情報を選択することができる。これにより、利用期間内(現在の放送内容と合致した)の有用な放送関連情報を選択し、提示することができる。言い換えると、現在の放送内容とは異なる期限切れの放送関連情報などの無用な情報を出力しないようにすることができる。
また、本実施形態の時刻対比部63は、配信情報の出力が中断する時刻と放送関連情報に付された利用期間の終期とを対比し、配信情報の出力が中断する時刻から利用期間の終期までの時間が最も短い利用期間が付された放送関連情報を選択することができる。これにより、放送関連情報が利用期間中であるとともに、その利用期限(利用期間の終期)までの時間が短く、利用期間後は利用できなくなってしまう(利用可能な時間が短い)放送関連情報を優先的に選択することができる。
さらに、選択手段6は、現在位置取得部65と、利用エリア取得部66と、位置対比部67とを備え、取得したユーザの現在位置に基づいて、一の放送関連情報を選択する。現在位置取得部65は、ナビゲーション装置300により検出された現在位置を直接又は入力手段82を介して取得する。利用エリア取得部66は、取得手段3の付記情報取得部31を介して、利用エリアを取得する。そして位置対比部67は、放送関連情報に付された利用エリアと取得したユーザの現在位置とを対比し、この対比結果に基づいて、一の放送関連情報を選択する。例えば、位置対比部67は、現在位置を含む利用エリア内が付された放送関連情報を選択することができる。こうすると、利用エリア内、すなわち現在位置に近い有用な関連情報を選択し、出力することができる。言い換えると、ユーザの現在位置から遠いイベントに関する放送関連情報といった無用な情報を出力しないようにすることができる。また、位置対比部63は、ユーザの現在位置と放送関連情報に付された利用エリアとを対比し、ユーザの現在位置から利用エリアまでの距離が最も短い利用エリアが付された放送関連情報を選択することができる。現在位置から利用エリアまでの距離は、現在位置から利用エリアの中心点までの距離、現在位置から利用エリア内の予め定義された地点までの距離、又は現在位置から利用エリアの外延までの距離とすることができる。これにより、現在位置が利用エリア内であるとともに、現在位置から近い利用エリアが付された有用な放送関連情報(例えば放送番組のイベントに関する放送関連情報等)を優先的に選択することができる。
また、選択手段6は、配信情報の中断原因がチャンネル変更である場合、変更先のチャンネルに対応づけられた放送関連情報を選択することができる。この場合、放送関連情報は変更先のチャンネルと対応づけて取得、記憶がされている。
本実施形態の出力制御手段7は、選択手段6により選択された放送関連情報を配信情報の中断時に出力手段81を介して出力させる。本実施形態の出力制御手段7は、中断時にデコードされた配信情報の出力と放送関連情報の出力とを切り替えを行う表示切替部71を有する。
本実施形態の入出力手段8の出力手段81は、音声データを出力するスピーカ811と画像・文字データを出力するディスプレイ812とを有する。
図4は、放送関連情報の出力処理を示すフローチャート図である。入力手段82は、ユーザによる操作情報の入力を受け付ける(101)。中断判断手段5は、入力手段82を介して入力された操作情報を取得し、操作情報に基づいて、中断原因と定義された操作情報を参照し、配信情報の出力が中断するか否かを判断する(102)。配信情報の出力が中断されない場合は、配信情報を出力する(103)。他方、ユーザからチャンネル変更やデータ更新、起動等の操作情報が入力され、中断判断手段5が配信情報の出力が中断されると判断した場合、中断判断手段5は、タイマー50を参照し、配信情報の出力が中断する時刻を判断する(104)。
次に、選択手段6は、記憶手段4に記憶された放送関連情報を読み込み(105)、ステップ104にて判断された中断時刻に基づいて、一の放送関連情報を選択する(106)。出力制御手段7は、選択手段6により選択された放送関連情報を、配信情報の中断時に、出力手段81のスピーカ811又はディスプレイ812を介して出力させる(107)。
続いて、図5に基づいて、放送関連情報の選択処理の手順について説明する。選択手段6は、受信手段1を介して現在受信中のチャンネル番号を取得する(201)。また、選択手段6は、記憶手段4の放送関連情報記憶部41に受信中のチャンネルに関する放送関連情報が記憶されているか否かを判断する(202)。受信チャンネルに対応する放送関連情報が記憶されていなければ、ステップ206へ進む。他方、受信チャンネルに対応する放送関連情報が記憶されている場合、選択手段6の中断時刻取得部61は、中断判断手段5により判断された配信情報の出力が中断する時刻(中断時刻)を取得する(203)。さらに、選択手段の利用期間取得部62は、記憶された放送関連情報に付された利用期間を取得する。選択手段6の時刻対比部63は、配信情報の出力が中断する時刻と利用期間とを対比する。そして、選択手段6は、受信中のチャンネルに関する放送関連情報であって、かつ、取得した配信情報の中断時刻が放送関連情報に付された利用期間内の放送関連情報を検索する(204)。そのような情報が複数ある場合、配信情報の中断時刻から利用期間の終期までの時間が最も短い放送関連情報を選択し、出力制御手段7へ送出する。出力制御手段7は、選択手段6が選択した放送関連情報を出力手段81に出力させる(206)。他方、204の条件を満たす放送関連情報が検索できない場合はステップ206へ進む。
その後、デジタル放送受信装置100を含む車載機の電源がオフにされずに(206、207)、受信手段1、デコード手段2を介して出力可能な配信情報が取得できたら、表示切替部71はそれまで出力していた放送関連情報から配信情報へ出力を切り替える。(209)。
その後、車載機の電源オフ(210)、又は、チャンネル変更情報を取得するまで、デジタル放送デコード手段2が出力する配信情報の出力を継続する(212)。選択手段6は、変更後のチャンネル情報を入力手段82から変更先のチャンネル情報を直接取得することもできるし、入力手段82及びデジタル放送受信手段1のチューナー部12を介して変更先のチャンネル情報を取得することもできる。
また、選択手段6は、変更後のチャンネル情報を取得したら(212、213)、変更先チャンネルに関する放送関連情報が記憶手段4の放送関連情報記憶部41にあるかを確認し(202)、変更先のチャンネルの放送関連情報が存在すれば、変更先のチャンネルについて、ステップ202に続くステップ203以降の処理を実行する。
図5に示す例は、中断時刻と放送関連情報に付された利用期間に基づいて放送関連情報を選択したが、本実施形態の選択手段6は、さらに、放送関連情報に付された利用エリアとユーザの現在位置との対比結果に基づいて一の放送関連情報を選択することができる。つまり、図5のステップ202で受信中のチャンネルの放送関連情報が存在しない場合、ステップ204で中断時刻が含まれる利用期間を有する放送関連情報が存在しない場合、又は、中断時刻を含み、かつ、その利用期間の終期までの時間が最も短い情報が存在した場合、さらにユーザの現在位置と放送関連情報に付された利用エリアとに基づいてユーザに有益な放送関連情報を絞り込むことができる。
図6にその処理例を示した。図6に示すように、図5に示すステップ202、204、205の後、選択手段6の現在位置取得部65は入力手段82の現在位置入力機能からユーザの現在位置を取得する(303)。同じく選択手段6の利用エリア取得部66は、記憶手段4に記憶された放送関連情報に付された利用エリアを取得する。そして、選択手段6の位置対比部67は、受信中のチャンネルに関し、現在位置と利用エリアとを対比する。選択手段6は、現在位置が利用エリア内に含まれる放送関連情報を選択する(304)。さらに、現在位置が利用エリア内に含まれる放送関連情報が複数ある場合(304でY)、選択手段6は、現在位置から利用エリアまでの距離が最も短い情報を選択する。その後の処理は、図5に示すステップ206以降と同じである。
以上のように構成され、動作する本実施形態のデジタル放送受信装置及びデジタル放送の提示方法によれば、以下の効果を奏する。
装置の起動時、チャンネル切り替え時、及びデータ更新時など、放送内容が一時的に提示されない、すなわち放送の中断が発生した場合、その中断のタイミングに応じて有用な情報を提示することができる。中断時に画面に何も提示されないというユーザの違和感を減少させることができるとともに、時間の観点から有用な放送関連情報を選択して提示することができる。
すなわち、放送関連情報に利用期間を付すことにより、配信情報が中断する中断時刻と放送関連情報に付された利用期間との対比結果に基づいて、出力する放送関連情報を選択することにより、利用期間を考慮した有用な情報をデジタル放送の中断時に提示することができる。具体的には、放送関連情報の利用期間に配信情報の出力が中断する時刻が含まれる放送関連情報を選択することができるため、中断時において時間的に有効な放送関連情報を選択し、出力することができる。これにより、利用期間を過ぎたような情報を提示することを防止することができる。また、配信情報の出力が中断する時刻から利用期間の終期までの時間が最も短い放送関連情報を選択することにより、利用期間終期までの時間が迫っている情報を優先的に提示することができる。
加えて、放送関連情報に付された利用エリアと取得したユーザの現在位置とを対比し、この対比結果に基づいて、出力する放送関連情報を選択することにより、中断時において、地理的状況の観点から適切な放送関連情報をユーザに提示することができる。具体的には、放送関連情報に利用エリアを付すことにより、放送関連情報の利用エリアにユーザの現在位置が含まれる放送関連情報を選択することができるため、中断時において有効な放送関連情報を選択し、出力することができる。これにより、現在位置から遠い場所に関する情報や、受信領域以外の放送局に関する情報を提示することを防止することができる。
そして、ユーザの現在位置から利用エリアまでの距離が最も短い放送関連情報を選択することにより、ユーザに最も近い、すなわち利用しやすい有用な情報をデジタル放送の中断時に提示することができる。
また、本実施形態では、デジタル放送のチャンネル変更の操作情報により配信情報の出力が中断すると判断するため、チャンネル変更による放送の中断の発生及び発生タイミングを正確に判断し、適切に放送関連情報を提示することができる。チャンネル変更による一時中断は、ユーザにとっては違和感のある状況である。
特に、チャンネル変更時に待機することがないアナログ放送に慣れているユーザにとっては、チャンネル変更操作後に放送が途切れる状態に違和感がある。本実施形態によれば、中断時にすぐに放送関連情報を提示するため、このような違和感をユーザに与えないようにすることができる。
さらに、チャンネル変更時には、変更後のチャンネルに対応づけられた放送関連情報を提示するため、放送が一時中断されてもユーザに違和感を与えることなく、ユーザにとって有用な情報を提示することができる。
なお、本実施形態では、デジタル放送受信手段1とデジタル放送デコード手段2とを各1つずつ設けた例を示した。これらを複数設けることもできるが、1つずつ設けた場合でも装置のコストを上昇させることなく、放送中断時において有用な情報を提示することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図7は本実施形態のブロック構成図である。本実施形態の基本的な構成は第1実施形態の基本的な構成と共通する。ここでは、説明を明瞭にするため、本実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
本実施形態のデジタル放送受信装置110は、2対のデジタル放送受信手段及びデジタル放送デコード手段を有し、取得手段3はいずれか一対のデジタル放送受信手段とデジタル放送デコード手段を介して放送関連情報を取得し、取得した放送関連情報をチャンネル情報と対応づけて記憶手段4に記憶する点を特徴とする。放送関連情報は、第1実施形態の処理手順を示す図4のステップ105において、選択手段6が読み込むことが可能なように記憶される。
図7に示すように、本実施形態のデジタル放送受信装置110は、第1デジタル放送受信手段1(第1受信手段に対応)と及び第1デジタル放送デコード手段2と、第2デジタル放送受信手段9(第2受信手段に対応)及び第2デジタル放送デコード手段10とを有する。第1デジタル放送受信手段1は第1実施形態のデジタル放送受信手段1に対応し、と第1デジタル放送デコード手段2は第1実施形態のデジタル放送デコード手段2に対応する。つまり、本実施形態では、ユーザが選択したチャンネルの配信情報を専ら受信する受信手段1に加えて、他の受信手段9を備える。なお、説明の便宜のため、同様の機能を備えるものには、同じ符号を付した。
また、第2デジタル放送受信手段9は、第1実施形態のデジタル放送受信手段1と共通の機能を備え、第2デジタル放送デコード手段10は、第1実施形態のデジタル放送デコード手段2と共通の機能を備える。ただし、第2デジタル放送受信手段9と第2デジタルデコード手段10は、主に放送関連情報の取得に用いる。
もちろん、第1デジタル放送受信手段1及び第1デジタルデコード手段2も放送関連情報の取得を行うことができる。このように、本実施形態のデジタル放送受信装置110は、二つの受信手段を備えるため、第1デジタル放送受信手段1にユーザが選択したチャンネルの配信情報を受信させ、第2デジタル放送受信手段9にその他の(ユーザが選択したチャンネル以外の)チャンネルの配信情報を受信させる。これにより、受信中のチャンネル以外のチャンネルの放送に関する放送関連情報を予め短い周期で取得しておくことができる。取得した放送関連情報は、放送に係るチャンネル情報と対応づけて記憶手段4の放送関連情報記憶部41に記憶する。つまり放送関連情報記憶部41を参照すれば、チャンネルに応じた放送関連情報を選択することができる。
また、取得手段3は、第1実施形態と同様に付記情報取得部31を備え、この付記情報取得部31は、放送関連情報に付された利用期間、利用エリアを取得する。利用期間、利用エリアの態様は、第1実施形態のそれらと共通する。
本実施形態の取得手段3は、第2デジタル放送受信手段9を介して行う放送関連情報の取得を制御する取得制御部32を備える。さらに、取得制御部32は、取得制御を指示する取得スケジュールを作成する取得スケジュール作成部321を備える。取得制御部32は、取得スケジュール作成部321により作成されたスケジュールに従って放送関連情報を取得するべく、第2デジタル放送受信手段9に受信チャンネルを切り替えさせる。
本実施形態の取得スケジュール作成部321は、ユーザが予め設定したプリセットチャンネル、ユーザの過去のチャンネル選択履歴、又はユーザの過去の視聴履歴に基づいて取得スケジュールを作成する。これらの情報は、入力手段82から取得する。具体的に、ユーザが予め設定したプリセットチャンネルの情報は、情報入力部821のチャンネルプリセット機能を介して取得する。このチャンネルプリセット機能は、ユーザが高い頻度で視聴するチャンネルの入力を受け付け、これを記憶し、起動時には自動的乃至簡易な操作でチャンネルを合わせることができる機能である。また、ユーザの過去のチャンネル選択履歴は、情報入力部821の選択履歴蓄積機能から取得する。この選択履歴蓄積機能は、ユーザが行なったチャンネルの選択操作を経時的に記憶する機能である。さらに、ユーザの過去の視聴履歴は、同じく情報入力部821の視聴時間積算機能から取得する。この視聴時間積算機能は、チャンネルごとにユーザが視聴した時間を積算する機能である。
そして、本実施形態の取得スケジュール作成部321は、予め設定された配信情報のチャンネル情報、いわゆるプリセットチャンネル情報を取得し、この設定された放送用のチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定することができる。
また、本実施形態の取得スケジュール作成部321は、放送用のチャンネルの選択履歴を取得し、選択された回数の多いチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定することができる。
さらに、本実施形態の取得スケジュール作成部321は、配信情報の視聴時間をチャンネルごとに積算し、視聴積算時間の長いチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定することができる。
これら3つの放送関連情報の取得手法について、詳しく説明する。
まず、図8〜11に基づいて、予め設定されたチャンネル(プリセットチャンネル)を優先的に取得するスケジュールに基づいて放送関連情報を取得し、記憶手段4に記憶する処理について説明する。本処理のフローチャートを図8に示した。図8に示すように、まず、取得制御部32の取得スケジュール作成部321は、ユーザの現在地において受信することができる受信可能チャンネル情報を取得する(501)。ユーザの現在位置は入力手段82の現在位置入力機能を介して車載装置のGPSシステム(ナビゲーションシステム)から取得する。また、現在位置に応じた受信可能チャンネル情報の取得手法としては、第2チューナー部92により検索する手法、予め保持された情報を取得する手法、または、地域ごとの受信可能チャンネルリストを有する配信サーバにアクセスして通信を介して取得する方法等を利用することができる。取得した現在位置において取得可能なチャンネルは、図9に示すようなリストとして取得スケジュール作成部321、又は、第2チューナー部92が記憶する。図9に示すように、本例の地域では、81〜88および91〜98の計16チャンネルが受信できる。
また、取得スケジュール作成部321は、デジタル放送受信装置110が予め受け付けた設定チャンネル(プリセットチャンネル)の情報を取得する(502)。設定チャンネルは、ユーザが視聴したいチャンネルであって、入力手段82のチャンネルプリセット機能を介して入力され、入力手段82、又は、第2チューナー部92に記憶される。図10に、プリセットされたチャンネルリストの一例を示した。本例では、82、86、91、92、95、98の計6チャンネルが設定されたプリセットチャンネルとして登録されている。
続いて、取得スケジュール作成部321は、予め設定された配信情報のチャンネルリストに基づいて、この設定されたチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定する(503)。図11にプリセットチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールの一例を示した。図11に示すように、取得順序1〜16には図9に記載した受信可能な全チャンネルが含まれており、そのうちの取得順序1〜6にプリセットチャンネルが割り当てられている。これにより、プリセットチャンネルの放送関連情報は、プリセットされていないチャンネルの放送関連情報に比べて優先して取得される。
本実施形態では、プリセットされたチャンネルであって、かつ、図9に示した現在位置において受信可能なチャンネルの取得順序を高く設定する。
次に、作成された取得スケジュールに基づいて放送関連情報を取得する(504)。第2チューナー部92は、取得手段3の指令に従い、ステップ604で作成された取得スケジュールの取得順序が1番目(N番目)のチャンネルにチャネリング(チャンネル合わせ)し、放送関連情報を取得する(505、506)。このとき、第2チューナー部92で受信しようとするチャンネル(N番目のチャンネル)が、ユーザが視聴中(配信情報を取得中)のチャンネル(第1チューナー部12で受信中のチャンネル)と同じ場合(507でY)、取得スケジュールの次の順番のチャンネル(N+1)にチャネリングする(512)。第2チューナー部92の受信チャンネル(N番目のチャンネル)が第1チューナー部12の受信チャンネルと同じでなければ(507でN)、N番目のチャンネルの放送関連情報の取得を開始する(508)。放送関連情報の取得は第2デジタル放送デコード手段10を介して行われる。聴取中のチャンネルに関する放送関連情報の取得は第1チューナー部12で行い、異なるチャンネルの放送関連情報を第2チューナー部92で行うことにより効率的に放送関連情報を取得できる。
N番目の放送関連情報の取得が終了すると(509でY)、取得手段3は、取得した放送関連情報を、記憶手段4の放送関連情報記憶部41に書き込む(510)。記憶の態様は特に限定されないが、図3に示すように、チャンネル情報と対応づけて記憶することが好ましい。また、取得手段3は、放送関連情報の取得完了の旨を、第2チューナー部92に伝える。第2チューナー部92は、次の取得順位(N+1)のチャンネルの放送関連情報を受信し(512)、先述した506〜512の受信処理を繰り返す。
記憶された放送関連情報は、第1実施形態の図4に示したステップ105において、選択手段6により読み込まれ、図4に示す放送関連情報の出力処理に供される。
これにより、ユーザが予め設定したチャンネルの放送関連情報を優先的に取得することができ、配信情報の中断時に視聴中のチャンネルの放送関連情報を提示することができる。
続いて、図12〜14に基づいて、選択された回数の多いチャンネルを優先的に取得するスケジュールに基づいて放送関連情報を取得し、記憶手段4に記憶する処理について説明する。
本処理を行うデジタル放送受信装置110の入力手段82は、チャンネルの選択履歴蓄積機能を備える。このチャンネルの選択履歴蓄積機能は、操作指令入力機能を介して入力されたチャンネルの選択入力を、経時的に記憶する機能である。蓄積された選択履歴を参照すれば、ユーザがどのチャンネルを多く選択したかを知ることができる。
本処理のフローチャートを図12に示した。本処理のうち、501、505〜511までの処理は図8の対応する処理と共通する。また、記憶された放送関連情報は、第1実施形態の図4に示したステップ105において、選択手段6により読み込まれる。ここでは、共通する処理については説明を省略し、異なる処理について説明する。
図12に示すように、取得スケジュール作成部321が受信可能チャンネル情報を取得した後(501)、取得スケジュール作成部321は、過去におけるユーザのチャンネルの選択履歴を取得する(602)。取得スケジュール作成部321は、選択履歴に基づいて、選択された回数の多いチャンネルを判断する。図13に示すように、取得スケジュール作成部321は、選択回数を比較して選択回数の大小関係に基づいてチャンネルをソートする。取得スケジュール作成部321は、選択回数が多い順に優先順位を高くした取得スケジュールを作成する(603)。このとき、図9に示した現在位置において受信可能なチャンネルであることを付加条件とすることが好ましい。図14に作成した放送関連情報の取得スケジュールの一例を示す。図14に示すように、本例の取得スケジュールは、選択回数の多いチャンネルを高い優先順位に割り振る。
決定された取得スケジュールに基づいて放送関連情報を取得する(604)。第2チューナー部92は、取得スケジュールの優先順位の高い方から降順に、チャンネルを切り替える。ステップ505以降の処理は、図8に示す処理と共通する。
これにより、ユーザが選択する回数の多いチャンネルの放送関連情報を優先的に取得することができ、配信情報の中断時に視聴中のチャンネルの放送関連情報を提示することができる。
最後に、図15及び16に基づいて、視聴時間の長いチャンネルを優先的に取得するスケジュールに基づいて放送関連情報を取得し、記憶手段4に記憶する処理について説明する。
本処理を行うデジタル放送受信装置110の入力手段82は、チャンネルごとの視聴時間積算機能を備える。このチャンネルごとの視聴時間積算機能は、操作指令入力機能を介して選択されたチャンネルの配信情報の受信時間(そのチャンネルの視聴時間)を積算する。積算された視聴時間を参照すれば、ユーザがどのチャンネルを長く(時間)視聴したかを知ることができる。
本処理のフローチャートを図15に示した。本処理のうち、501、505〜511までの処理は図8の対応する処理と共通する。また、記憶された放送関連情報は、第1実施形態の図4に示したステップ105において、選択手段6により読み込まれる。ここでは、共通する処理については説明を省略し、異なる処理について説明する。
図15に示すように、取得スケジュール作成部321が受信可能チャンネル情報を取得した後(501)、取得スケジュール作成部321は、過去におけるユーザのチャンネルごとの視聴積算時間を取得する(702)。取得スケジュール作成部321は、視聴積算時間に基づいて、視聴された時間の長いチャンネルを判断する。本例では、全視聴積算時間に対する各チャンネルXの視聴積算時間を算出し、視聴時間の観点から各チャンネルがどれだけの割合で選択され、視聴されたかを判断する。取得スケジュール作成部321は、図16に示すように、視聴割合を比較して視聴割合の大小関係に基づいてチャンネルをソートする。取得スケジュール作成部321は、視聴割合(視聴時間全体に対してあるチャンネルの配信情報が視聴された時間の割合)が多い順に優先順位を決定した取得スケジュールを作成する(703)。このとき、図9に示した現在位置において受信可能なチャンネルであることを付加条件とすることが好ましい。図17に作成した放送関連情報の取得スケジュールの一例を示す。図17に示す取得スケジュールは、視聴時間の割合(視聴割合)の高いチャンネルを高い優先順位に割り振る。たとえば、チャンネル98は最も高い25%の視聴割合であるので優先順位が一番である。二番目に視聴割合が高い(20%)のチャンネル91は優先順位が二番目である。
決定された取得スケジュールに基づいて放送関連情報を取得する(704)。第2チューナー部92は、取得スケジュールの優先順位の高い方から降順に、チャンネルを切り替える。ステップ505以降の処理は、図8に示す処理と共通する。
これにより、ユーザが比較的長い時間に渡って視聴したチャンネルの放送関連情報を優先的に取得することができ、配信情報の中断時に視聴中のチャンネルの放送関連情報を提示することができる。
本実施形態は以上のように構成され、機能するので、以下の効果を奏する。 本実施形態のデジタル放送受信装置110は、2つの受信手段を備えるため、走行中の限られた時間の中で効率的に放送関連情報を取得することができる。つまり、一の受信手段を配信情報(放送番組)の取得に用い、他方の受信手段を放送関連情報の取得に用いることができるため、受信していないチャンネルの放送関連情報、及び、新しい放送関連情報を取得することができる。具体的には、ユーザが選択したチャンネルを受信しながら、ユーザのチャンネル変更に備えてユーザが選択する可能性の高いチャンネル(プリセットチャンネル、選択回数の多いチャンネル、視聴割合の高いチャンネル)の放送関連情報を予め取得しておくことができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
第1実施形態のデジタル放送受信装置のブロック構成図である。 利用期間が付された放送関連情報の一例を示す図である。 チャンネルごとに記憶された放送関連情報の一例を示すである。 第1実施形態に係るデジタル放送受信装置の動作手順を示すフローチャート図である。 本実施形態の選択処理の動作手順を示すフローチャート図である。 本実施形態の選択処理の動作手順を示す他のフローチャート図である。 第2実施形態のデジタル放送受信装置のブロック構成図である。 第2実施形態に係る放送関連情報の取得手法の第1の動作手順を示すフローチャート図である。 現在位置において受信可能なチャンネルのリスト例を示す図である。 プリセットされたチャンネルのリスト例を示す図である。 プリセットチャンネルを優先した放送関連情報取得スケジュールの一例を示す図である。 第2実施形態に係る放送関連情報の取得手法の第2の動作手順を示すフローチャート図である。 チャンネルの選択回数の大小関係を示す図である。 選択回数の多いチャンネルを優先した放送関連情報取得スケジュールの一例を示す図である。 第2実施形態に係る放送関連情報の取得手法の第3の動作手順を示すフローチャート図である。 チャンネルの視聴割合の大小関係を示す図である。 視聴割合の高いチャンネルを優先した放送関連情報取得スケジュールの一例を示す図である。
符号の説明
100,110…デジタル放送受信装置
1…デジタル放送受信手段、第1デジタル放送受信手段、第1受信手段
2…デジタル放送デコード手段、第2デジタル放送デコード手段
3…取得手段
31…付記情報取得部
32…取得制御部
321…取得スケジュール作成部
4…記憶手段
41…放送関連情報記憶部
5…中断判断手段
6…選択手段
61…中断時刻取得部
62…利用期間取得部
63…時刻対比部
65…現在位置取得部
66…利用エリア取得部
67…位置対比部
7…出力制御手段
8…入出力装置
81…出力手段
811…スピーカ
812…ディスプレイ
82・・・入力手段
821…操作入力部
9…第2デジタル放送受信手段、第2受信手段
10…第2デジタル放送デコード手段
200・・・通信装置
300…ナビゲーション装置
300…出力装置

Claims (12)

  1. デジタル放送による配信情報を受信する受信手段と、前記配信情報を出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置であって、
    前記デジタル放送に関する放送関連情報を取得する取得手段と、
    前記配信情報の出力が中断される中断時刻を判断する中断判断手段と、
    前記中断判断手段により判断された中断時刻に基づいて、前記取得した放送関連情報のうち一の放送関連情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された放送関連情報を、前記配信情報の中断時に出力させる出力制御手段と、を有するデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段は、前記放送関連情報に付された利用期間と前記配信情報の出力が中断する時刻とを対比し、この対比結果に基づいて一の放送関連情報を選択するデジタル放送受信装置。
  3. 請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段は、前記配信情報の中断時刻から前記利用期間の終期までの時間が最も短い放送関連情報を選択するデジタル放送受信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段は、前記放送関連情報に付された利用エリアと取得した前記ユーザの現在位置とを対比し、この対比結果に基づいて一の放送関連情報を選択するデジタル放送受信装置。
  5. 請求項4に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段は、前記ユーザの現在位置から利用エリアまでの距離が最も短い放送関連情報を選択するデジタル放送受信装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記中断判断手段は、前記デジタル放送のチャンネル変更の操作情報を取得した場合、前記配信情報の出力が中断すると判断するデジタル放送受信装置。
  7. 請求項6に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段は、前記チャンネル変更の操作情報に係る変更後のチャンネルに対応づけられた放送関連情報を選択するデジタル放送受信装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記受信手段は第1受信手段と第2受信手段とを有し、
    前記取得手段は、前記第2の受信手段を介して放送関連情報を取得するとともに、取得した前記配信情報に放送用のチャンネルを対応づけて記憶手段に記憶するデジタル放送受信装置。
  9. 請求項8に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記取得手段は、予め設定された前記配信情報のチャンネル情報を取得し、前記設定されたチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定し、決定したスケジュールに従って、前記第2受信手段に配信情報を受信するチャンネルを切り替えさせるデジタル放送受信装置。
  10. 請求項8に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記取得手段は、前記チャンネルの選択履歴を取得し、選択された回数の多いチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定し、決定したスケジュールに従って、前記第2受信手段に受信チャンネルを切り替えさせるデジタル放送受信装置。
  11. 請求項8に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記取得手段は、前記配信情報の視聴時間がチャンネルごとに積算された積算時間を取得し、前記積算時間の長いチャンネルの放送関連情報を優先的に取得する取得スケジュールを決定し、決定したスケジュールに従って、前記第2受信手段に受信チャンネルを切り替えさせるデジタル放送受信装置。
  12. デジタル放送による配信情報を受信し、ユーザに対して出力するデジタル放送の提示方法であって、
    前記配信情報の出力が中断される中断時刻を判断し、
    前記判断した中断時刻に基づいて、先に取得した前記デジタル放送に関する放送関連情報のうち一の放送関連情報を選択し、
    選択された放送関連情報を前記デジタル放送の中断時に出力するデジタル放送の提示方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011082804A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Honda Motor Co Ltd 車両用デジタル放送受信装置
JP2014017861A (ja) * 2013-09-25 2014-01-30 Toshiba Corp 送信装置、送信方法、および通信システム
JP2016134676A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 Kddi株式会社 受信機、表示方法及びプログラム

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