JP2009141583A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロストークを精度よく補正し、画像の劣化を防止することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】CCD103上に結像した画像信号は電気信号に変換された後、CCD103の撮像面を2分割した左右の領域毎に読み出され、左半分の領域における出力信号がバッファ104Aへ、右半分の領域における出力信号がバッファ104Bへ出力される。その後、それぞれの出力信号は、A/D変換部106A、106Bでアナログ信号からディジタル信号に変換され、クロストーク補正部107でクロストークを補正された後、2分割した信号が合成部108で合成され、カメラ信号処理109に送られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、撮像素子からの画像信号を複数の領域に分割して読み出す時に生じるクロストークの検出及び補正技術に特徴のある撮像装置に関するものである。
撮像素子の多画素化に伴い、撮像素子の全画素の情報を読み出すためには、より高い周波数で撮像素子を駆動する必要があるが、その結果、S/Nの劣化や消費電力の増大を招いている。
撮像素子の駆動周波数を低く抑えたまま、撮像情報のデータレートを上げる方法の1つとして、撮像面を複数の領域に分割し、それぞれの領域に独立した電荷転送部、増幅器及び出力端子を持たせ、撮像信号を並列に読み出す技術がある(例えば、特許文献1参照)。
このような撮像素子の例を図2に示す。
同図において、撮像素子の撮像面は左右の2領域に分割されている。そして、2つの領域は、それぞれ、画素領域201A、201B、水平転送部202A、202B、読み出しアンプ203A、203B、出力端子204A、204B、OB(オプティカルブラック)部205A、205Bを有する。画素領域201は、光電変換及び垂直転送部として機能する。
このような構造の撮像素子を用いることにより、撮像素子の駆動周波数に対して2倍のデータレートの撮像情報が得られる利点がある。
特開2005−64760号公報
しかしながら、上記従来技術では、各領域の同時刻に読み出す画素の間で電気的干渉が発生し、高輝度被写体が別領域に写り込む現象が発生する。以下、この現象をクロストークと呼ぶ。
図3はクロストークの概念図である。
同図において、水平転送部302A、302B、出力アンプ303A、303Bを示す。
図3に示す画素a(nm)とb(nm)のうち、(nm)が同じ数字の画素は同時刻に読み出される画素である。左半分の領域の画素a(nm)に高輝度被写体304が入ると、右半分領域画素b(nm)に電気的影響を与え、左半分の高輝度被写体304が右半分の画像領域に写り込むクロストーク305が発生する。
上述したクロストーク問題を回避するためには、撮像素子の各チャネル間で電気的分離を完全にすることが根本対策であるが、昨今の基板の集積化が進んだ現状では完全に電気的分離をすることは困難である。
本発明の目的は、クロストークを精度よく補正し、画像の劣化を防止することができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、複数の出力端子に対応する複数の撮像領域を有し、複数の前記撮像領域から異なる画素を同時に読み出す撮像素子を備える撮像装置において、同時に読み出される前記異なる画素の一方に発生するクロストークを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記クロストークを補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、クロストークを精度よく補正し、画像の劣化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
以下、その構成を動作と併せて説明する。
同図において、露光制御部101からレンズ102を通過した画像信号は、撮像素子103上に結像する。本実施の形態では、撮像素子としてCCD(CCDエリアセンサ)を適用する。
CCD103上に結像した画像信号は電気信号に変換された後、CCD103の撮像面を2分割した左右の領域毎に読み出され、左半分の領域における出力信号がバッファ104Aへ、右半分の領域における出力信号がバッファ104Bへ出力される。
バッファ104A、104Bからの出力信号は、それぞれCDS105A、105Bへ出力されて、このCDS105A、105Bで、左右の撮像面におけるCCD出力波形にそれぞれ相関2重サンプルを施すことにより低周波ノイズを除去する。
続いて、それぞれの出力信号は、A/D変換部106A、106Bでアナログ信号からディジタル信号に変換され、クロストーク補正部107でクロストークを補正された後、2分割した信号が合成部108で合成され、カメラ信号処理109に送られる。クロストーク補正部107については後に詳細を記載する。
図2は、図1におけるCCDの具体例を示す概略図である。
CCD103の撮像面は、左半分の画素領域(撮像領域)201Aと右半分の画素領域(撮像領域)201Bとに区分されている。また、CCD103の撮像面の両端にはそれぞれOB部205A、205Bが配設されている。
各画素領域201A、201Bから順次垂直転送されてきた画素(画像信号)は、各領域に設けられた水平転送部202A、202Bにそれぞれ出力される。画像信号は、左半分の画素領域201Aにおける水平転送部202Aでは同図の左方向に、右半分の画素領域201Bにおける水平転送部202Bでは同図の右方向に水平転送された後、領域毎に読み出しアンプ203A、203Bで電圧に変換される。そして、変換された画像信号は、それぞれ出力端子204A、204Bに出力される。
図4は、図1におけるクロストーク補正部の構成を示すブロック図である。
同図において、符号401A、401Bは、A/D変換部106によるA/D変換後の信号入力、符号404A、404Bは後段の合成部108への出力を示す。
クロストークは入力光量に依存するため、クロストーク量補正部403A、403Bにより、入力光量に応じたクロストーク量を反対側の画素に補正することでクロストーク補正が可能となる。
クロストーク補正関数f(x)402A、f´(x)402Bは、後述するCCD103の内部に設けられたクロストーク検出用画素を用いて求める。あるいは、工場出荷時に露光制御部101において、CCD103の撮像面へ入力する光量を変化させ、予めクロストーク補正量を測定し、その結果から決定し、これを記憶しておくものとしてもよい。
図5は、クロストーク補正関数f(x)の具体例を示す図である。
同図において、X軸が入力光量、Y軸が補正すべきクロストーク補正量となる。
図6は、図1の撮像装置によって実行されるクロストーク補正処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1:露光制御部101により、CCD103の撮像面へ入力する光量の輝度を適正露光量にする。
ステップS2:各入力光量の輝度に対するクロストーク量(同時に読み出される異なる画素の一方に発生するクロストーク量)を検出し、クロストーク補正関数f(x)及びf´(x)を求める。
ここで、CCD103の内部に備えられたクロストーク検出用画素を用いて、クロストーク補正関数f(x)及びf´(x)を求める構成について説明する。図7は、クロストーク検出画素を備えた左右2分割CCDの具体例を示す概略図である。
同図において、CCD103は、有効画素領域502の外側にあるクロストーク検出用画素領域501、有効画素領域502、OB領域503を有する。
また図中で黒く塗りつぶされている画素504は、公知のOB領域503と同様に、フォトダイオード部を遮光した遮光画素、黒く塗りつぶされていない画素505は通常画素を示す。
クロストーク検出用画素領域501は、同時刻に読み出される左右の画素領域の画素ペアでそれぞれ通常画素505と遮光画素504が存在する。クロストーク検出用画素領域501のa(nm)、b(nm)のうち、(nm)が同じ数字の画素は同時刻に読み出される画素を示す。
露光制御部101によりCCD103の撮像面に光を照射し、画素a11〜画素a26と画素b11〜画素b26のそれぞれを比較することで、クロストーク補正関数f(x)及びf´(x)を求めることができる。上述したように、クロストークは各領域の同時刻に読み出す画素の間で電気的干渉が発生し、高輝度被写体が別領域に写り込む現象である。よって、同時に読み出される遮光画素である画素b11の出力と、画素a11の輝度から、画素a11における入射光量に対するクロストーク量を求めることができる。同様に、画素a12と画素b12、画素a13と画素b13、・・・、画素a26と画素b26のそれぞれから、離散的な複数の入射光量に対するクロストーク量を求めることができる。
クロストーク補正部107は画素a11〜画素a16と画素b11〜画素b16から得られた離散的なデータを用いて図5に示すクロストーク関数f(x)を求める。同様に、クロストーク補正部107は画素b21〜画素b26と画素a21〜画素a26から得られた離散的なデータを用いてクロストーク関数f´(x)を求める。実際には多数のクロストーク検出用画素領域501が存在し、ノイズの影響を考慮して入射光量毎に複数画素の平均の差を求めてから、クロストーク関数f(x)及びf´(x)を求める。
ステップS3:ステップS2で求められたクロストーク補正関数f(x)及びf´(x)と画素毎の輝度値(入力光量)から、画素毎のクロストーク量を求め、クロストーク補正部107で補正する。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、複数の入力光量の輝度に対するクロストーク量を検出してクロストーク補正関数を求め、このクロストーク補正関数を用いてクロストークを補正することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1におけるCCDの第1の具体例を示す概略図である。 クロストークの概念図である。 図1におけるクロストーク補正部の構成を示すブロック図である。 クロストーク補正関数f(x)の具体例を示す図である。 図1の撮像装置によって実行されるクロストーク補正処理の手順を示すフローチャートである。 図1におけるCCDの第2の具体例を示す概略図である。
符号の説明
101 露光制御部
102 レンズ
103 CCD
104 バッファ
105 CDS
106 A/D変換部
107 クロストーク補正部
108 合成部
109 カメラ信号処理部

Claims (3)

  1. それぞれ出力端子を有する複数の撮像領域を有し、複数の前記撮像領域から異なる画素を同時に読み出す撮像素子を備える撮像装置において、
    同時に読み出される前記異なる画素の一方に発生するクロストークを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記クロストークを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段は、前記撮像素子に入力される複数の入力光量の輝度に対するクロストーク量を検出してクロストーク補正関数を求め、
    前記補正手段は、前記クロストーク補正関数に基づいて前記画素毎に前記クロストークを補正することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子は、有効画素領域の外側に、通常画素と遮光画素の組み合わせを持つクロストーク検出用画素領域を有することを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
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