JP2009141422A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送受信装置において、チャンネル選択の操作性の向上を図る一方で、未契約の有料チャンネルが一律に切り替え不可能となることを防止して、使い勝手を向上させる。
【解決手段】チャンネルメモリは、チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報を記憶し、選局手段は選局識別情報に基づいて選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局し、判断手段は、選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを視聴識別情報に基づいて判断し、選択手段は、視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて選局不可能とするか否かをユーザに選択させ、変更手段は、視聴不可能と判断されたチャンネルについて、選局不可能とすると選択された場合に、チャンネル情報における当該チャンネルの選局識別情報を選局可能から選局不可能に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置に関する。
近年、地上波や、衛星、ケーブル方式による各種デジタル放送の分野において、多チャンネル化が進んでいる。チャンネル数の増大は、視聴者のチャンネル選択の幅を広げるという利点をもたらす一方、チャンネル選択操作の煩雑化を招いている。
例えば、デジタル放送において、配信中のチャンネルのリストは、デジタル放送信号に多重化されて放送局から送信される。このリストには、視聴者が契約していない有料放送のチャンネル等の視聴不可能なチャンネルも含まれているため、視聴者は、所望のチャンネルを容易に探し出して選択することができず、また、視聴不可能なチャンネルを誤って選択してしまう等、チャンネル選択の操作性が非常に悪いという問題があった。
そこで、例えば、特許文献1には、視聴可能且つ受信品質が良好かどうかを判定し、視聴可能且つ受信品質の良いチャンネルを視聴可能チャンネルリストに登録する受信装置が提案されている。この受信装置では、ユーザがチャンネルを選局する際に、視聴可能チャンネルリストに登録されたチャンネルのみを選局させるため、放送停止等の視聴不可能なチャンネルや、受信品質の不良なチャンネルを選局することがなくなる。したがって、ユーザがスムーズに所望のチャンネルを選局することができ、また、選局したチャンネルを視聴できないことや、受信品質の不良なチャンネルを視聴することによる不快感を軽減させることができる。
また、特許文献2のディジタル放送受信装置は、有料放送のみから成るグループと無料放送のみから成るグループ、或いは、契約済み有料放送のみから成るグループと未契約有料放送のみから成るグループ等の多様なグループにグループ化し、グループごとに電子番組ガイド表示やチャンネルリスト表示を行う。これによれば、多チャンネルの放送の中から視聴者が視聴可能な番組を容易に選択することができる。
特開2006−270776号公報 特開2004−336595号公報
しかしながら、放送局は、契約者数の増加を図る目的で、未契約の視聴者に対して、有料放送の番組を一定期間に限って無料で提供する場合がある。ところが、上記特許文献1及び2では、未契約のチャンネルが選局可能なチャンネルのリストから一律に外されてしまうため、このように、契約者以外の視聴者が有料放送のチャンネルを無料で視聴できる場合であっても、未契約の視聴者はそのチャンネルを選局して視聴することができず、不利益が生じてしまう。
更に、ユーザが、ある有料放送のチャンネルを後から契約するため、未契約のままでチャンネルリストに残しておこうと考える場合がある。このような場合にも、上記特許文献1及び2では、そのチャンネルが未契約のチャンネルとして選局可能なチャンネルのリストから除外されてしまうため、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題がある。
本発明の課題は、放送受信装置において、チャンネル選択の操作性の向上を図る一方で、未契約の有料チャンネルが一律に切り替え不可能となることを防止して、使い勝手を向上させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、放送受信装置において、チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段より記憶された前記チャンネル情報の前記選局識別情報に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局する選局手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを、前記視聴識別情報に基づいて判断する判断手段と、
前記判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる選択手段と、
前記判断手段により前記視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、前記選択手段により選局不可能とすると選択された場合に、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における当該チャンネルの前記選局識別情報を、選局可能から選局不可能に変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放送受信装置において、前記受信手段により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における前記視聴識別情報を更新する更新手段を備え、
前記変更手段は、前記更新手段により前記視聴識別情報が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルの前記選局識別情報を選局不可能から選局可能に変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段より記憶された前記チャンネル情報の前記選局識別情報に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局する選局手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における前記視聴識別情報を更新する更新手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを、前記視聴識別情報に基づいて判断する判断手段と、
前記判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる選択手段と、
前記判断手段により前記視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、前記選択手段により選局不可能とすると選択された場合に、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における当該チャンネルの前記選局識別情報を、選局可能から選局不可能に変更する変更手段と、
を備え、
前記変更手段は、前記更新手段により前記視聴識別情報が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルの前記選局識別情報を選局不可能から選局可能に変更することを特徴とする。
本発明によれば、記憶手段により、チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報が記憶され、選局手段により、記憶手段より記憶されたチャンネル情報の選局識別情報に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルが選局され、受信手段により、選局手段により選局されたチャンネルの放送信号が受信され、判断手段により、選局手段により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かが、視聴識別情報に基づいて判断され、選択手段により、判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かがユーザにより選択され、変更手段により、判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選択手段により選局不可能とすると選択された場合に、記憶手段により記憶されたチャンネル情報における当該チャンネルの選局識別情報が、選局可能から選局不可能に変更される。
即ち、ユーザは、選局可能なチャンネルの中からのみチャンネルを選局することができるとともに、視聴不可能なチャンネルについて、そのチャンネルを選局不可能とするか否かを選択することができる。したがって、放送受信装置において、チャンネル選択の操作性が向上する一方で、未契約の有料チャンネルが一律に切り替え不可能となることを防止することができ、使い勝手が向上することとなる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、例えば、ケーブルテレビジョン放送を受信する放送受信装置を例に挙げて説明する。
本実施形態の放送受信装置100は、例えば、図1に示すように、ケーブル回線に接続され、ケーブルテレビジョン放送信号を受信する受信部1、スクランブルされた放送信号に対してデスクランブル処理を行うデスクランブラ部2、デコード処理を行うデコーダ部3、映像信号に対して所定の映像処理を行う映像処理部4、音声信号に対して所定の音声処理を行う音声処理部5、映像処理部4から映像出力部7に入力される映像信号にOSDデータを付加するOSD回路6、映像処理部4から入力される映像信号に基づく映像を表示する映像出力部7、音声処理部5から入力される音声信号に基づく音声を出力する音声出力部8、ユーザが各種指示を受信装置本体に対して送信することにより、受信装置本体を操作するためのリモートコントローラ等を備えるキー入力部9、放送受信装置100全体を統括制御する制御部10等を備えて構成されている。
受信部1は、ケーブル回線に接続され、入力されるケーブルテレビジョン放送信号から、選択されたチャンネルの放送信号を受信し、所定の復調方式(例えば、64QAM: Quadrature Amplitude Modulation, 256QAM, 8VSB: Vestigial Side Band)による復調処理や、誤り訂正処理等を実行し、トランスポートストリーム(TS)を生成して、デスクランブラ部2に出力する。
デスクランブラ部2は、例えば、POD(Point of Deployment)カード21等のICカードと接続される。
放送局から送出される放送信号には、有料チャンネルの番組コンテンツにかけられたスクランブルを解除するための鍵情報や、契約者以外の視聴者が有料チャンネルを一定期間に限り無料で視聴するための無料視聴情報等を含む視聴契約情報(所定のデータ)が多重化されている。各放送受信装置は、デスクランブラ部2において、自身に割り当てられたID番号に基づいて、受信した視聴契約情報から、自己宛の鍵情報及び無料視聴情報を含む視聴契約情報を取得する。視聴契約情報は、例えば、EMM(Entitlement Control Message)、ECM(Entitlement Control Message)等であり、鍵情報としてのワーク鍵やスクランブル鍵の他、契約中の有料チャンネルを識別する情報や、契約者以外でも無料で視聴可能な有料チャンネルを識別する情報、この有料チャンネルを視聴可能な時間帯や視聴するための鍵等の情報が含まれる。
PODカード21では、受信した番組コンテンツがスクランブラされている場合に、予め個々の受信装置毎に設定されたマスタ鍵を用いて、受信したEMMをデスクランブルすることによりワーク鍵を取得する。更に、このワーク鍵をPODカードに格納するとともに、このワーク鍵を用いてECMをデスクランブルし、これにより、TSのスクランブルを解除するためのスクランブル鍵が生成される。
デスクランブラ部2は、受信部1から入力されるTSに対して、PODカード21から入力されるスクランブル鍵を用いたデスクランブル処理を行い、スクランブルが解除されたTSをデコーダ部3に出力する。
デコーダ部3は、例えば、分離部31、ビデオデコーダ32、オーディオデコーダ33、データデコーダ34等を備える。
分離部31は、デスクランブラ部2から入力されるTSを複数のストリームに分離する。TSは、例えば、MPEG−2 Systems方式でビデオデータ、オーディオデータ、番組関連情報(例えば、PSIP(Program and System Information Protocol))等のデータが多重化されている。
CPU101は、番組関連情報に含まれる番組関連情報の各種テーブルを解析することにより、分離したストリームの中から必要なTSパケットを取得して、ビデオストリームをビデオデコーダ32に、オーディオストリームをオーディオデコーダ33に、PSIP等の番組関連情報をデータデコーダ34に出力する。
ここで、例えば、放送信号としてのTSに多重化された番組関連情報には、前述の視聴契約情報が含まれている。CPU101は、番組関連情報から視聴契約情報を取得すると、取得した視聴契約情報の中から自己宛の鍵情報や無料視聴情報等の視聴契約情報を抽出し、抽出した視聴契約情報に基づいて、チャンネルメモリ104のチャンネル情報104aに格納される後述のCA情報(視聴識別情報)を更新する。
ビデオデコーダ32は、分離部31から入力される所定の音声符号化方式(例えば、MPEG−2 Video方式等)で圧縮されたビデオストリームをデコードする。具体的には、ビデオデコーダ32は、ビデオストリームに、可変長復号化、逆量子化、逆DCT、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームを所定のタイミングでデコードし、映像データを生成して映像処理部4に出力する。
オーディオデコーダ33は、分離部31から入力される所定の音声符号化方式(例えば、Dolby AC−3方式等)で圧縮されたオーディオストリームをデコードし、音声データを生成して音声処理部5に出力する。
データデコーダ34は、入力された番組関連情報等のデータをデコードし、制御部10やOSD回路6等に出力する。制御部10に入力された番組関連情報は図示しないEPGメモリに格納され、EPG情報としてユーザに提供されることとなる。
映像処理部4は、入力される映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。音声処理部5は、オーディオデコーダ33から入力された音声データに対して、各種音声処理を施し、音声信号を生成する。生成された映像信号は映像出力部7に出力され、音声信号は音声出力部8に出力される。
OSD回路6は、制御部10からの指示出力に応じて、ROM105に格納された図示しないOSDデータを映像処理部4に入力される映像信号に合成する処理を行う。
映像出力部7は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイ71を備え、映像処理部4から入力された映像信号に基づく映像を所定のタイミングでディスプレイ71に表示させる。
音声出力部8は、例えば、スピーカ等を備え、音声処理部5から入力された音声信号に基づく音声をスピーカにより出力させる。
キー入力部9は、例えば、受信装置本体を遠隔操作するためのリモートコントローラであり、各種操作を行うためのキーを備えて構成されている。キー入力部9では、ユーザによるキーの押下操作に応じて、押下されたキーに対応するリモートコントロール信号(以下、リモコン信号という。)が出力されるようになっている。キー入力部9には、例えば、チャンネル切替操作を行うためのチャンネルアップ/ダウンキー(図示省略)等が備わる。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)101、計時部102、RAM(Random Access Memory)103、記憶手段としてのチャンネルメモリ104、ROM(Read Only Memory)105等を備えて構成されている。
CPU101は、受信装置本体の各部から入力された入力信号や、キー入力部9におけるキー操作によって入力されたリモコン信号等に応じて、ROM105に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて受信装置本体の各部に出力信号を出力することにより、放送受信装置100の動作全般を統括制御する。
RAM103は、CPU101のワークエリアとして用いられ、CPU101によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
チャンネルメモリ104は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリから構成され、チャンネル情報104aを記憶している。
図2は、チャンネルメモリ104に記憶されたチャンネル情報104aを例示する図である。図2に示すように、チャンネル情報104aは、各チャンネルの物理チャンネル(physical channel)、当該物理チャンネルに対応する仮想チャンネル(virtual channel, major channel)、サブチャンネル(sub channel, minor channel)を相互に対応づけて記憶している。
上記物理チャンネルは、受信部1が受信する放送信号の実際の周波数帯域に対応付けられたチャンネル番号である。各物理チャンネルは、例えば、6MHzの帯域幅の周波数に対応付けられている。また、デジタル放送における仮想チャンネルは、放送局やユーザの認識するチャンネル番号であり、各々が物理チャンネルに対応付けられている。更に、デジタル放送における各仮想チャンネルは、論理チャンネルであるサブチャンネルを複数含むことができる。
また、チャンネル情報104aは、各チャンネルのCA情報(視聴識別情報)及びリスト有効/無効情報(選局識別情報)を記憶している。
CA(Conditional Access)情報(視聴識別情報)は、各チャンネルが視聴可能か否かを識別するための情報である。具体的には、CA情報は、視聴契約状況やリスト有効/無効情報(後述)等に関わらず、各チャンネルの番組コンテンツが、本放送受信装置100において、視聴可能であるか(例えば、「可」)、又は、視聴不可能であるか(例えば、「不可」)を示す。CA情報は、例えば、放送局から放送信号に多重化されて送出される視聴契約情報(所定のデータ)に基づいて更新される。
リスト有効/無効情報(選局識別情報)は、各チャンネルが選局可能か否かを識別するための情報である。具体的には、リスト有効/無効情報は、チャンネル切替操作において、そのチャンネルに切り替えるか(例えば、「有効」)、又は、切り替えずにスキップするか(例えば、「無効」)を示す。即ち、チャンネル切替操作が行われた際に、リスト有効/無効情報が「リスト無効(選局不可能)」のチャンネルは、切り替えられずにスキップされ、リスト有効/無効情報が「リスト有効(選局可能)」のチャンネルのみに切り替えられることとなる。
即ち、ユーザは、視聴する可能性の無いチャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト無効(選局不可能)」として、「リスト有効(選局可能)」のチャンネルから除外しておくことにより、残りの「リスト有効(選局可能)」のチャンネル(即ち、視聴する可能性のあるチャンネル)の中から、チャンネルを切り替えることができる。したがって、切り替え可能なチャンネルの総数が減って、チャンネル切替操作が容易化且つ短縮化され、チャンネル切替操作の操作性が向上することとなる。また、視聴する可能性の無いチャンネルに切り替えられることによるユーザの不快感や、チャンネル切替操作の煩雑化を防止することができる。
また、ユーザは、未契約のチャンネルであっても、リスト有効/無効情報を「リスト有効(選局可能)」としておくことにより、そのチャンネルを未契約のままで、チャンネル切替可能なチャンネルとしてチャンネル情報104aに残しておくことができる。したがって、後から視聴契約を行う予定のチャンネルや、一定期間に限って契約者以外の視聴者に対して有料番組が無料で提供されるチャンネル等を、選局可能なチャンネルとして、通常のチャンネル切替操作で切り替えることができ、放送受信装置100の使い勝手が向上することとなる。
また、チャンネル情報104aは、各チャンネルのリスト有効/無効(即ち、選局可能なチャンネルとするか/選局不可能なチャンネルとするか)が、ユーザにより「確認済み」であるか、又は、「未確認」であるかを示す確認情報を記憶している。
更に、チャンネル情報104aは、確認情報が「確認済み」のチャンネルであって、更新前のCA情報が「視聴不可能」、且つ、自動変更前のリスト有効/無効情報が「リスト無効(選局不可能)」であるチャンネルについて、上述したように、CA情報が「視聴不可能」から「視聴可能」と更新され、リスト有効情報が「リスト無効」から「リスト有効」と自動的に変更された場合に、このチャンネルについてのフラグ情報を「オン」とすることにより記憶するフラグレジスタ(図示省略)と対応付けられている。即ち、チャンネル情報104aと対応付けられたフラグレジスタにより、CA情報の更新に合わせて、リスト有効/無効情報が、自動的に「リスト無効(選局不可能)」から「リスト有効(選局可能)」に変更されたチャンネルが記憶されることとなる。
ROM105は、プログラム格納エリアを備え、例えば、選局プログラム105a、受信プログラム105b、更新プログラム105c、判断プログラム105d、選択プログラム105e、変更プログラム105f等を格納している。
選局プログラム105aは、例えば、CPU101に、チャンネルメモリ104(記憶手段)により記憶されたチャンネル情報104aのリスト有効/無効情報(選局識別情報)に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、キー入力部9において行われるチャンネル切替操作に基づいて、チャンネル情報104aに記憶されたチャンネルの中から、リスト有効/無効情報が「リスト有効(選局可能)」のチャンネルを順次選局する。
CPU101は、かかる選局プログラム105aを実行することにより、選局手段として機能する。
受信プログラム105bは、例えば、CPU101に、選局プログラム105aの実行により選局されたチャンネルの放送信号を受信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、前述の選局プログラム105aの実行により選局可能なチャンネルとして選局され、後述する判断プログラム105dの実行により視聴可能と判断されたチャンネルについて、そのチャンネルの放送信号を受信部1に受信させる。
また、CPU101は、前述の選局プログラム105aの実行により選局可能なチャンネルとして選局され、後述する判断プログラム105dの実行において視聴不可能である判断されたチャンネルについて、リスト有効/無効の確認情報が「確認済み」である場合に、図3に示すように、ディスプレイ71にこのチャンネルの番組コンテンツが未契約等の何らかの理由により視聴不可能である旨をユーザに報知するための報知画面を表示させる。
なお、CPU101は、判断プログラム105dの実行において視聴不可能であると判断されたチャンネルであっても、受信部1にそのチャンネルの放送信号の受信を試行させ、放送信号の有無を判断して、実際にそのチャンネルが視聴不可能である場合にのみ、図3の報知画面を表示させても良い。
CPU101は、かかる受信プログラム105bを実行することにより、受信部1とともに受信手段として機能する。
ここで、選局プログラム105aの実行により選局可能なチャンネルとして選局され、後述する判断プログラム105dの実行において視聴不可能である判断されたチャンネルについて、リスト有効/無効の確認情報が「未確認」である場合には、そのチャンネルは受信プログラム105bの対象では無く、後述する選択プログラム105eの対象となる。
更新プログラム105cは、例えば、CPU101に、受信プログラム105bの実行により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、チャンネルメモリ104(記憶手段)により記憶されたチャンネル情報104aにおけるCA情報(視聴識別情報)を更新する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、受信プログラム105bの実行において受信部1により受信される放送信号から、視聴契約情報(所定のデータ)を取得し、取得した視聴契約情報に基づいて、チャンネル情報104aのCA情報を更新する。
CPU101は、かかる更新プログラム105cを実行することにより、更新手段として機能する。
なお、放送信号における所定のデータは、放送局が放送信号とともに送出する視聴契約情報に限られない。例えば、受信部1に放送信号を実際に受信させ、受信部1により受信される放送信号が、視聴可能な放送信号であるか否かの判断に基づいて、CA情報を更新しても良い。例えば、PODカード21からスクランブルを解除するための正規の鍵情報が入力される場合や、放送信号がスクランブルされていない場合、デコード処理が可能である場合等に、視聴可能であると判断される。
判断プログラム105dは、例えば、CPU101に、選局プログラム105aの実行により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを、CA情報(視聴識別情報)に基づいて判断する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、前述の選局プログラム105aの実行により選局可能なチャンネルとして選択されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能であるか否かを、そのチャンネルのCA情報に基づいて判断する。
CPU101は、かかる判断プログラム105dを実行することにより、判断手段として機能する。
選択プログラム105eは、例えば、CPU101に、判断プログラム105dの実行により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、前述の選局プログラム105aの実行により選局可能なチャンネルとして選局され、前述の判断プログラム105dの実行により、視聴不可能であると判断されたチャンネルについて、リスト有効/無効の確認情報が「未確認」である場合に、図4に例示する選択画面を表示させ、このチャンネルを「リスト無効」のチャンネル(即ち、選局不可能なチャンネル)として、「リスト有効(選局可能)」のチャンネル(即ち、選局可能なチャンネル)から除外するか否かをユーザに選択させる。
CPU101は、かかる選択プログラム105eを実行することにより、キー入力とともに選択手段として機能する。
変更プログラム105fは、例えば、CPU101に、判断プログラム105dの実行により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選択プログラム105eの実行により選局不可能とすると選択された場合に、チャンネルメモリ104(記憶手段)により記憶されたチャンネル情報104aにおける当該チャンネルのリスト有効/無効情報(選局識別情報)を、選局可能から選局不可能に変更する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、前述の選択プログラム105eの実行において、ユーザが選択画面(図4参照)上でキー操作を行い、視聴不可能なチャンネルを「リスト無効(選局不可能)」とする旨を選択した場合に、当該チャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト有効(選局可能)」から「リスト無効(選局不可能)」に変更する。
また、変更プログラム105fは、CPU101に、更新プログラム105cの実行により、CA情報(視聴識別情報)が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルのリスト有効/無効情報(選局識別情報)を、選局不可能から選局可能に変更する機能を実現させる。
具体的には、CPU101は、前述の更新プログラム105cの実行において、CA情報が「視聴不可能」から「視聴可能」に更新されたチャンネルであって、且つ、リスト有効/無効情報が「リスト無効(選局不可能)」であるチャンネルが存在すると、そのチャンネルのリスト有効/無効情報を、CA情報の更新に合わせて、「リスト無効(選局不可能)」から「リスト有効(選局可能)」に変更する。
CPU101は、かかる変更プログラム105fを実行することにより、変更手段として機能する。
さらに、CPU101は、前述の更新プログラム105cの実行において、CA情報が「視聴可能」から「視聴不可能」に更新されたチャンネルであって、前述のフラグ情報が「オン」であるチャンネルが存在すると、このチャンネルを、「CA情報の更新に応じて、リスト有効/無効情報が自動的に「リスト無効」から「リスト有効」に変更されたチャンネル」であると判別し、CA情報の「視聴可能」から「視聴不可能」への更新に合わせて、このチャンネルのリスト有効情報を、再び、「リスト有効」から「リスト無効」に変更する。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、上述の各プログラムの実行によるチャンネル切替処理について説明する。
まず、ステップS1において、ユーザが、キー入力部9のチャンネルアップ/ダウンキー等を用いたチャンネル切替操作を行う。すると、CPU101は、ステップS2において、制御部10に入力されるリモコン信号に基づいて、チャンネルメモリ104に記憶されたチャンネル情報104aにおけるポインタのインデックス番号(Index #)を1つ増やす。
ステップS3において、CPU101は、受信部1により受信された放送信号から抽出される視聴契約情報に基づいて、CA情報(視聴識別情報)の確認及び更新を行う。そして、続くステップS4において、ステップS3におけるCA情報(視聴識別情報)の更新に応じて、リスト有効/無効情報(選局識別情報)を更新する。
具体的には、CPU101は、ステップS4において、CA情報が「視聴不可能」から「視聴可能」に変更されたチャンネルであって、リスト有効/無効情報が「リスト無効(選局不可能)」のチャンネルが存在する場合に、更新されたCA情報に合わせて、そのチャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト無効」から「リスト有効」に変更する。さらに、当該チャンネル(即ち、CA情報の更新に合わせてリスト有効/無効情報が「リスト無効」から「リスト有効」に変更されたチャンネル)のうち、確認情報が「確認済み」のチャンネルについて、そのフラグ情報を「オン」とする。
また、CPU101は、ステップS4において、フラグ情報が「オン」であるチャンネルであって、CA情報が「視聴可能」から「視聴不可能」に更新されたチャンネルが存在する場合に、そのチャンネルを「CA情報(視聴識別情報)の更新に応じて、リスト有効/無効情報(選局識別情報)が、自動的に「リスト無効」から「リスト有効」に変更されたチャンネル」であると判別し、CA情報の更新に合わせて、このチャンネルのリスト有効情報を、「リスト有効」から「リスト無効」に変更する。
ここで、図2のチャンネル情報104aを参照しながら、ステップS3、S4の処理の具体例について説明する。例えば、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「1」及び「7」のチャンネルは、CA情報が「視聴不可能」、リスト有効/無効情報が「リスト無効(選局不可能)」のチャンネルである。このチャンネルについて、ステップS3において、CA情報が「視聴不可能」から「視聴可能」と更新された場合、ステップS4において、CPU101は、このチャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト無効(選局不可能)」から「リスト有効(選局可能)」に変更する。また、CPU101は、当該チャンネル(即ち、CA情報の更新に合わせてリスト有効/無効情報が自動的に「リスト無効」から「リスト有効」に変更されたチャンネル)のうち、確認情報が「確認済み」であるチャンネル(例えば、インデックス番号「7」のチャンネル)を、そのフラグ情報を「オン」とすることにより記憶する。
さらに、例えば、図示は省略するが、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「2」のチャンネルのフラグ情報は「オン」であるとする。フラグ情報が「オン」である当該チャンネルについて、ステップS3において、CA情報が「視聴可能」から「視聴不可能」に更新された場合、ステップS4において、CPU101は、このチャンネルを「CA情報の更新に応じて、リスト有効/無効情報が自動的に「リスト無効」から「リスト有効」に変更されたチャンネル」であると判別し、CA情報の「視聴可能」から「視聴不可能」への更新に合わせて、このチャンネルのリスト有効情報を、「リスト有効」から「リスト無効」に変更する。
続くステップS5において、CPU101は、リスト有効/無効情報(選局識別情報)に基づいて、そのチャンネルが「リスト有効(選局可能)」であるか否かを判断する。CPU101は、ステップS5において、「リスト有効(選局可能)」であると判断すると(ステップS5;Yes)、ステップS6に進み、「リスト有効(選局可能)」でないと判断すると(ステップS5;No)、ステップS2に戻る。
ここで、図2のチャンネル情報104aを参照しながら、ステップS5の処理の具体例について説明する。CPU101は、ステップS5において、例えば、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「2」〜「8」のチャンネルのうち、インデックス番号「2」〜「5」のチャンネルを「リスト有効」であると判断し、インデックス番号「6」〜「8」のチャンネルを「リスト無効」であると判断する。
続くステップS6において、CPU101は、CA情報(視聴識別情報)に基づいて、そのチャンネルが視聴可能であるか否かを判断する。CPU101は、ステップS6において、視聴可能であると判断すると(ステップS6;Yes)、ステップS7に進み、視聴不可能であると判断すると(ステップS6;No)、ステップS10に進む。
ここで、図2のチャンネル情報104aを参照しながら、ステップS6の処理の具体例について説明する。CPU101は、ステップS6において、例えば、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「2」〜「5」のチャンネルのうち、インデックス番号「2」及び「3」のチャンネルを「視聴可能」であると判断し、インデックス番号「4」及び「5」のチャンネルを「視聴不可能」であると判断する。
続くステップS7において、CPU101は、受信部1にそのチャンネルの受信処理を行わせ、放送信号が有るか否かを判断する。CPU101は、ステップS7において、放送信号が有ると判断すると(ステップS7;Yes)、ステップS8に進み、放送信号が無いと判断すると(ステップS7;No)、ステップS9に進む。
ステップS8において、CPU101は、受信部1に通常の受信処理を行わせて、受信した放送信号に基づく番組コンテンツの提供を行い、本処理を終了する。
ステップS9において、CPU101は、映像出力部7のディスプレイ71に、視聴が不可能である旨を報知する報知画面(図3参照)を表示させ、本処理を終了する。
ステップS10において、CPU101は、そのチャンネルのリスト有効/無効の確認情報が「確認済み」であるか否かを判断する。CPU101は、ステップS10において、確認情報が「確認済み」であると判断すると(ステップS10;Yes)、ステップS7に進み、一方、「未確認」であると判断すると(ステップS10;No)、ステップS11に進む。
ここで、図2のチャンネル情報104aを参照しながら、ステップS10の処理の具体例について説明する。CPU101は、ステップS10において、例えば、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「4」及び「5」のチャンネルのうち、インデックス番号「4」のチャンネルを確認情報が「確認済み」であると判断し、インデックス番号「5」のチャンネルを確認情報が「未確認」であると判断する。
続くステップS11において、CPU101は、視聴不可能であると判断したチャンネルを、「リスト無効(選局不可能)」とするか否かをユーザに選択させる選択画面(図4参照)を映像出力部7のディスプレイ71に表示させる。
ステップS12において、CPU101は、ステップS11の選択画面において、ユーザにより、「リスト無効(選局不可能)」に変更する旨が選択されたか否かを判断する。CPU101は、ステップS12において、「リスト無効(選局不可能)」が選択されたと判断すると(ステップS12;Yes)、ステップS13に進み、「リスト無効(選局不可能)」が選択されないと判断すると(ステップS12;No)、ステップS14に進む。
ステップS13において、CPU101は、そのチャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト有効(選局可能)」から「リスト無効(選局不可能)」に変更して、ステップS13に進む。
ステップS14において、CPU101は、リスト有効/無効の確認情報を「未確認」から「確認済み」に変更し、本処理を終了する。
ここで、図2のチャンネル情報104aを参照しながら、ステップS12〜S14の処理の具体例について説明する。例えば、図2のチャンネル情報104aにおけるインデックス番号「5」のチャンネルは、CA情報が「視聴不可能」、リスト有効/無効情報が「リスト有効」、確認情報が「未確認」のチャンネルである。このチャンネルについて、ステップS12において、例えば、ユーザが「リスト無効」とすると選択した場合、CPU101は、ステップS13において、そのチャンネルのリスト有効/無効情報を、「リスト有効」から「リスト無効」に変更し、ステップS14において、そのチャンネルの確認情報を「未確認」から「確認済み」に変更する。一方、ステップS12において、インデックス番号「2」のチャンネルについて、例えば、ユーザが「リスト無効」とすると選択しない場合、CPU101は、そのチャンネルのリスト有効/無効情報を「リスト有効」のままとして変更せず、ステップS14において、そのチャンネルの確認情報を「未確認」から「確認済み」に変更する。
以上説明した本実施形態における放送受信装置100によれば、チャンネルメモリ104(記憶手段)により、チャンネル毎に選局可能か否かを識別するリスト有効/無効情報(選局識別情報)と視聴可能か否かを識別するCA情報(視聴識別情報)とを含むチャンネル情報104aが記憶され、CPU101による選局プログラム105a(選局手段)の実行により、チャンネルメモリ104(記憶手段)より記憶されたチャンネル情報104aのリスト有効/無効情報(選局識別情報)に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルが選局され、受信プログラム105b(受信手段)の実行により、選局プログラム105a(選局手段)により選局されたチャンネルの放送信号が受信され、更新プログラム105c(更新手段)の実行により、受信プログラム105b(受信手段)により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、チャンネルメモリ104(記憶手段)により記憶されたチャンネル情報104aにおけるCA情報(視聴識別情報)が更新され、判断プログラム105d(判断手段)の実行により、選局プログラム105a(選局手段)により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かが、CA情報(視聴識別情報)に基づいて判断され、選択プログラム105e(選択手段)の実行により、判断プログラム105d(判断手段)により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かがユーザにより選択され、変更プログラム105f(変更手段)の実行により、判断プログラム105d(判断手段)により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選択プログラム105e(選択手段)により選局不可能とすると選択された場合に、チャンネルメモリ104(記憶手段)により記憶されたチャンネル情報104aにおける当該チャンネルのリスト有効/無効情報(選局識別情報)が、選局可能から選局不可能に変更される。また、変更プログラム105f(変更手段)の実行により、更新プログラム105c(更新手段)によりCA情報(視聴識別情報)が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルのリスト有効/無効情報(選局識別情報)が、選局不可能から選局可能に変更される。
したがって、放送受信装置100において、選局不可能なチャンネルを除く選局可能なチャンネルの中から、チャンネルが選局できることとなるため、チャンネル選択の操作性が向上する。また、視聴不可能なチャンネルについて、そのチャンネルを選局不可能とするか否かをユーザが選択することができるため、未契約の有料チャンネルが一律に切り替え不可能となることを防止することができ、使い勝手が向上する。
具体的には、ユーザは、視聴する可能性の無いチャンネルの選局識別情報を選局不可能として、選局可能なチャンネルから除外しておくことにより、視聴する可能性のあるチャンネルの中からチャンネルを切り替えることができる。したがって、チャンネル切替操作により切り替え可能なチャンネルの総数が減ることとなって、チャンネル切替操作が容易化且つ短縮化され、チャンネル切替操作の操作性が向上することとなる。また、視聴する可能性の無いチャンネルに切り替えられることによるユーザの不快感や、チャンネル切替操作の煩雑化を防止することができる。
また、ユーザは、未契約のチャンネルであっても、選局識別情報を選局可能としておくことにより、そのチャンネルを未契約のままでチャンネル情報104aに残しておくことができる。したがって、未契約の有料チャンネルが一律に切り替え不可能となることを防止することができるとともに、後から視聴契約を行う予定のチャンネルや、一定期間に限って契約者以外の視聴者に対して有料番組が無料で提供されるチャンネル等を、選局可能なチャンネルとして、通常のチャンネル切替操作で切り替えることができ、放送受信装置100の使い勝手が向上することとなる。
また、変更プログラム105fの実行により、更新プログラム105cの実行によりチャンネル情報104aにおける視聴識別情報が更新され、視聴識別情報が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルの選局識別情報が選局不可能から選局可能に変更される。
即ち、選局識別情報が選局不可能なチャンネルについて、視聴識別情報が視聴不可能から視聴可能と更新された場合に、選局識別情報が自動的に選局不可能から選局可能と変更され、チャンネル切替操作による切り替えが可能となる。したがって、選局識別情報が選局不可能であるチャンネルは、当該チャンネルが視聴不可能から視聴可能となった場合に、選局不可能なチャンネルから選局可能なチャンネルに自動的に変更されて、チャンネル切替操作による切り替えが可能となる。よって、ユーザにとって更に使い勝手の良いものとなる。
更に、チャンネルメモリ104のチャンネル情報104aにおいて、各チャンネルのリスト有効/無効(即ち、選局可能なチャンネルとするか/選局不可能なチャンネルとするか)が、ユーザにより「確認済み」であるか、又は、「未確認」であるかを示す確認情報が記憶され、更に、チャンネル情報104aは、視聴識別情報の更新に合わせて、選局識別情報が、自動的に選局不可能から選局可能に変更されたチャンネルを記憶するフラグレジスタと対応付けられている。そして、変更プログラム105fの実行により、フラグレジスタにおけるフラグ情報が「オン」である当該チャンネルについて、更新プログラム105cの実行により視聴識別情報が視聴可能から視聴不可能に更新された場合に、当該チャンネルの選局識別情報が選局可能から選局不可能に変更される。
即ち、選局識別情報が選局不可能なチャンネルについて、視聴識別情報が視聴不可能から視聴可能に更新され、当該更新に応じて、選局識別情報が自動的に選局不可能から選局可能に変更されることにより、チャンネル切替操作による切り替えが可能となったチャンネルは、当該チャンネルが、再び視聴不可能なチャンネルに戻った場合に、その選局識別情報が選局可能から選局不可能なチャンネルに自動的に変更されて、再び、チャンネル切替操作による切り替えが不可能となる。したがって、更新前の視聴識別情報が視聴不可能であり、且つ、視聴識別情報の更新に応じて自動的に変更される前の選局識別情報が選局不可能であるチャンネルについて、ユーザは、当該チャンネルの確認情報を確認済みとすることにより、そのチャンネルが視聴可能な間だけ、チャンネル切替操作により切り替えることができ、そのチャンネルが視聴不可能な間は、切り替え可能なチャンネルから除外して切り替え不可能とすることができる。よって、ユーザは、所望のチャンネルを、視聴可能な間のみ切り替え可能なチャンネルとすることができ、放送受信装置100の使い勝手が非常に良いものとなる。
なお、本発明の範囲は、本実施形態で例示した形態に限られることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本実施形態では、チャンネル情報に選局可能/選局不可能の確認情報を設け、確認情報が「未確認」である場合にのみ、選択手段により、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる構成とした。しかしながら、チャンネル情報に確認情報を設けずに、判断手段により視聴不可能であると判断されたチャンネルは全て、選択手段による選局不可能とするか否かの選択の対象としても良い。
また、確認情報を設けず、常に、視聴識別情報の更新に応じて、選局識別情報が自動的に変更されるように構成しても良い。或いは、視聴識別情報が更新された場合であっても、選局識別情報が変更されないように構成しても良い。
また、例えば、チャンネル情報は、OSD画面において編集可能であっても良い。これにより、各ユーザは、チャンネル情報の各項目(視聴識別情報、選局識別情報、確認情報等)を任意のタイミングで自在に変更して、独自にチャンネル情報を編集することができ、チャンネル情報を、それぞれのユーザにとって常時最適なものとすることができる。
また、チャンネル情報は、本実施形態において例示したチャンネル情報104aの形態に限られず、例えば、各チャンネルの契約情報を記憶するものであっても良い。
また、視聴識別情報の更新に合わせて、リスト有効/無効情報が自動的に選局不可能から選局可能に変更されたチャンネルを記憶するフラグ情報は、視聴識別情報が再び視聴可能から視聴不可能に更新され、選局識別情報が自動的に選局可能から選局不可能に戻った場合に「オフ」にリセットされても良い。
本発明を適用した本実施形態における放送受信装置の要部構成を例示するブロック図である。 チャンネルメモリに記憶されるチャンネル情報を例示する図である。 視聴不可能である旨をユーザに報知するための報知画面を例示する図である。 視聴不可能と判断されたチャンネルを、選局不可能とするか否かをユーザに選択させるための選択画面を例示する図である。 チャンネル切替処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 放送受信装置
1 受信部(受信手段)
9 キー入力部(選択手段)
101 CPU(選局手段、受信手段、更新手段、判断手段、選択手段、変更手段)
104 チャンネルメモリ(記憶手段)
104a チャンネル情報
105a 選局プログラム(選局手段)
105b 受信プログラム(受信手段)
105c 更新プログラム(更新手段)
105d 判断プログラム(判断手段)
105e 選択プログラム(選択手段)
105f 変更プログラム(変更手段)

Claims (3)

  1. チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段より記憶された前記チャンネル情報の前記選局識別情報に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局する選局手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを、前記視聴識別情報に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる選択手段と、
    前記判断手段により前記視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、前記選択手段により選局不可能とすると選択された場合に、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における当該チャンネルの前記選局識別情報を、選局可能から選局不可能に変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記受信手段により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における前記視聴識別情報を更新する更新手段を備え、
    前記変更手段は、前記更新手段により前記視聴識別情報が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルの前記選局識別情報を選局不可能から選局可能に変更することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. チャンネル毎に選局可能か否かを識別する選局識別情報と視聴可能か否かを識別する視聴識別情報とを含むチャンネル情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段より記憶された前記チャンネル情報の前記選局識別情報に基づいて、選局可能なチャンネルの中からチャンネルを選局する選局手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される放送信号における所定のデータに基づいて、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における前記視聴識別情報を更新する更新手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルの番組コンテンツが視聴可能か否かを、前記視聴識別情報に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、選局不可能とするか否かをユーザに選択させる選択手段と、
    前記判断手段により前記視聴不可能と判断された番組コンテンツのチャンネルについて、前記選択手段により選局不可能とすると選択された場合に、前記記憶手段により記憶された前記チャンネル情報における当該チャンネルの前記選局識別情報を、選局可能から選局不可能に変更する変更手段と、
    を備え、
    前記変更手段は、前記更新手段により前記視聴識別情報が視聴可能と更新されたチャンネルについて、当該チャンネルの前記選局識別情報を選局不可能から選局可能に変更することを特徴とする放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235292A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Toshiba Corp 電子機器、番組表表示方法、及び番組表表示プログラム

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