JP2009141104A - エンコーダの受光素子構造 - Google Patents

エンコーダの受光素子構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009141104A
JP2009141104A JP2007315680A JP2007315680A JP2009141104A JP 2009141104 A JP2009141104 A JP 2009141104A JP 2007315680 A JP2007315680 A JP 2007315680A JP 2007315680 A JP2007315680 A JP 2007315680A JP 2009141104 A JP2009141104 A JP 2009141104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
encoder
elements
receiving elements
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007315680A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Shimodaira
勝紀 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2007315680A priority Critical patent/JP2009141104A/ja
Publication of JP2009141104A publication Critical patent/JP2009141104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、基板又はチップ上の各受光素子の数を少なくとも16個とし、光軸のずれによる光電流のアンバランスの低減を目的とする。
【解決手段】本発明によるエンコーダの受光素子構造は、各受光素子(A+,A-,B+,B-)を1組として、縦方向に4組と横方向に4組となるように、少なくとも16個の前記受光素子を正四角形状となるように配列し、同一受光素子(A+,A-,B+,B-)同志を互いに並列接続することにより出力電流を得る構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンコーダの受光素子構造に関し、特に、チップ又は基板上に少なくとも4個の受光素子を一組として、縦方向に4組、横方向に4組配設し、同一受光素子同志を並列接続することにより、光軸ずれによる光電流アンバランスを低減させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のエンコーダの受光素子構造として、例えば、特許文献1に開示されたエンコーダに採用されている構成は、図2に示される構造が採用されていた。
図2において符号1で示されるものは基板(又はチップの場合もある)であり、この基板1には4個の受光素子A+、A−、B+、B−が1組2素子の構造で構成され、各受光素子A+、A−、B+、B−は、各相1組2素子での受光を行っていた。
特開昭62−278408号公報
従来のエンコーダの受光素子構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各受光素子の応答速度、オフセット等を補正するため、各1組2素子で受光を行っていたため、各受光素子に入射する光の光軸にずれが生じた場合、各素子間の光電流にアンバランスが生じるため、このアンバランスを調整するために、可変抵抗器等からなる調整抵抗を用いて調整を行う必要があった。
本発明によるエンコーダの受光素子構造は、1チップ又は基板上に複数の受光素子A+、A−、B+、B−を設け、前記各受光素子に入射する光に応じて前記各受光素子から互いに位相が異なる二相出力信号を得ることができるようにしたエンコーダの受光素子構造において、前記各受光素子A+、A−、B+、B−を1組として、縦方向に4組と横方向に4組となるように、少なくとも16個の前記受光素子を正四角形状となるように配列し、同一受光素子同志を互いに並列接続することにより出力電流を得る構成であり、また、前記縦方向における前記4組の前記各素子の配列順序は各々異なり、前記横方向における前記4組の前記各素子の配列順序は各々異なる構成であり、また、前記チップ又は基板上の同一の前記受光素子を結ぶ線は、各々V字型となるように配列されている構成である。
本発明によるエンコーダの受光素子構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、1チップ又は基板上に複数の受光素子A+、A−、B+、B−を設け、前記各受光素子に入射する光に応じて前記各受光素子から互いに位相が異なる二相出力信号を得ることができるようにしたエンコーダの受光素子構造において、前記各受光素子A+、A−、B+、B−を1組として、縦方向に4組と横方向に4組となるように、少なくとも16個の前記受光素子を正四角形状となるように配列し、同一受光素子同志を互いに並列接続することにより出力電流を得るようにしているため、1相あたり4組すなわち8素子を少なくとも有して配置しているため、光軸のずれによる光電流のアンバランスを低減し、調整抵抗の低減化、もしくは、調整レスを実現化できる。
また、前記縦方向における前記4組の前記各素子の配列順序は各々異なり、前記横方向における前記4組の前記各素子の配列順序は各々異なるため、前述の効果をより一層向上させることができる。
また、前記チップ又は基板上の同一の前記受光素子を結ぶ線は、各々V字型となるように配列されていることにより、より一層前述の効果を向上させることができる。
本発明は、チップ又は基板上に少なくとも4個の受光素子を一組として、縦方向に4組、横方向に4組配設し、同一受光素子同志を並列接続することにより、光軸ずれによる光電流アンバランスを低減させるようにしたエンコーダの受光素子構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるエンコーダの受光素子構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号1で示されるものは基板(又はチップの場合もある)であり、この基板1には16個の受光素子A+、A−、B+、B−が、1組4個で、基板1の縦方向Aに沿って4組、横方向Bに沿って4組の構成で配設されている。
前記受光素子A+、A−、B+、B−は、同一の前記各受光素子A+同志、A−同志、B+同志、B−同志は、互いに並列接続されると共に、各同一の素子同志を結ぶ線は各々V字状となるように構成され、入射する光軸のずれによる光電流のアンバランスを低減させ、調整量の低減もしくは調整レスを実現させることができるように構成されている。
従って、各素子A+、A−、B+、B−同志を互いに並列接続しているため、合計すると各素子A+、A−、B+、B−は各々均等な出力信号である光電流を得ることができ、安定した2相のエンコーダ信号を得ることができる。
尚、通常、エンコーダとして分解能を得るためには、図示しない周知の回転するスリット板と対応した固定スリットを用いるが、受光素子A+〜B−の位置に合せて固定スリットを合せさえすれば、スリット間隔の変更等により分解能変更も受光素子A+〜B−の変更なく従来通り可能である。尚、前述の各受光素子A+〜B−は、合計16個の場合について述べたが、16個以上とし、より受光精度を向上させることも可能である。
本発明によるエンコーダの受光素子構造を示す構成図である。 従来のエンコーダの受光素子構造を示す構成図である。
符号の説明
1 基板(又はチップ)
A+、A−、B+、B− 受光素子
A 縦方向
B 横方向

Claims (3)

  1. 1チップ又は基板(1)上に複数の受光素子(A+,A-,B+,B-)を設け、前記各受光素子(A+,A-,B+,B-)に入射する光に応じて前記各受光素子(A+,A-,B+,B-)から互いに位相が異なる二相出力信号を得ることができるようにしたエンコーダの受光素子構造において、
    前記各受光素子(A+,A-,B+,B-)を1組として、縦方向(A)に4組と横方向(B)に4組となるように、少なくとも16個の前記受光素子(A+,A-,B+,B-)を正四角形状となるように配列し、同一受光素子(A+,A-,B+,B-)同志を互いに並列接続することにより出力電流を得ることを特徴とするエンコーダの受光素子構造。
  2. 前記縦方向(A)における前記4組の前記各素子(A+,A-,B+,B-)の配列順序は各々異なり、前記横方向(B)における前記4組の前記各素子(A+,A-,B+,B-)の配列順序は各々異なることを特徴とする請求項1記載のエンコーダの受光素子構造。
  3. 前記チップ又は基板(1)上の同一の前記受光素子(A+,A-,B+,B-)を結ぶ線は、各々V字型となるように配列されていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンコーダの受光素子構造。
JP2007315680A 2007-12-06 2007-12-06 エンコーダの受光素子構造 Pending JP2009141104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007315680A JP2009141104A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 エンコーダの受光素子構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007315680A JP2009141104A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 エンコーダの受光素子構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009141104A true JP2009141104A (ja) 2009-06-25

Family

ID=40871448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007315680A Pending JP2009141104A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 エンコーダの受光素子構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009141104A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155320U (ja) * 1980-04-21 1981-11-19
JPH0783704A (ja) * 1993-09-09 1995-03-31 Nikon Corp 光学式エンコーダ
JPH085331A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Canon Inc 光学式変位測定装置
JP2004340612A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Mitsutoyo Corp 光電式エンコーダ
JP2005257381A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sharp Corp 光電式エンコーダ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155320U (ja) * 1980-04-21 1981-11-19
JPH0783704A (ja) * 1993-09-09 1995-03-31 Nikon Corp 光学式エンコーダ
JPH085331A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Canon Inc 光学式変位測定装置
JP2004340612A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Mitsutoyo Corp 光電式エンコーダ
JP2005257381A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sharp Corp 光電式エンコーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7301142B2 (en) Optical encoder photodetector array with multiple resolutions
US7943897B2 (en) Optical encoder and electronic equipment
JP4002581B2 (ja) 光電式エンコーダおよび電子機器
JP4951885B2 (ja) エンコーダ装置
ATE336025T1 (de) Dynamisch veränderliche diffraktive optische elemente
WO2005114639A3 (en) Optical positioning device using different combinations of interlaced photosensitive elements
US20120292493A1 (en) Optical Position-Measuring Device
TWI691702B (zh) 用於光學編碼器的可配置光偵測器陣列圖案化的方法及設備
RU2011149548A (ru) Система измерения аксиального положения вала
US7276687B2 (en) Optical encoder and electronic equipment using the same
US7223963B2 (en) Optical encoder
JP5200550B2 (ja) 検出ユニット及びエンコーダ
JP2009141104A (ja) エンコーダの受光素子構造
JP2007248302A (ja) 光電式インクリメンタル型エンコーダ
US20050072912A1 (en) Absolute encoder
JP5979033B2 (ja) エンコーダ
JP2007218603A (ja) 光学式エンコーダ装置
US9448089B2 (en) Optical encoder
JPS60230018A (ja) 光電型エンコ−ダの基準位置検出装置
US20070138382A1 (en) Optical encoder
JP2008232705A (ja) 光電式エンコーダ
JP4672542B2 (ja) 光電式エンコーダおよび電子機器
JP2003240607A (ja) エンコーダの電気分割回路
JP2017111068A (ja) 光エンコーダ
JP2006242716A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205