JP2009141098A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電極支持型セパレータでは形状変化を起こし達成することができない、優れた機械的強度を有した薄肉のセパレータを実現し電気二重層キャパシタ装置全体の小型化やセパレータ肉厚低減による低抵抗化および静電容量増加を達成することを目的とする。
【解決手段】電極2に直接支持されるセパレータ3の材料にアルミナやマグネシアを用いることにより、電極2の表面へ薄肉のセパレータ3を形成した場合であってもセパレータ3が非常に強固に電極2へ固定される。これは、電極2とセパレータ3の間に水素結合が生じるためだけでなく、アルミナやマグネシアの粒子が分極性電極5に含まれる活性炭5aの隙間に入り込むことが可能であり、それが打ち込み効果として作用するためである。
これにより、セパレータ3の優れた機械的強度および静電容量増加の効果が得られるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器や複数個積むことにより車載用のバックパップ電源として使用される電気二重層キャパシタに関する発明である。
従来、電気二重層キャパシタは急速充放電の高い信頼性から多くの電子機器のバックアップ電源として用いられてきた。
しかし、従来からキャパシタ素子にはセルロース系材料の紙状セパレータが主に使われてきたが、このセパレータが強度を維持するためには十分な膜厚を有する必要があり、装置全体の小型化の妨げとなっていた。
これに対して従来では以下のような改善策が考えられていた。
図3は従来において改善策として電気二重層キャパシタに用いられるキャパシタ素子の電極10の概略図である。
図3において、11は集電体を示す。この集電体11には厚み20μmのアルミニウム箔を用いた。
12は分極性電極層を示す。この分極性電極層12は活性炭及び結着剤から構成され、活性炭80重量%に対して10重量%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)と10重量%のアセチレンブラックを混合したペーストを集電体11の表面へ塗布した。この分極性電極層12を前記集電体の表裏面の中で正・負極が対向する面に正・負極両極の集電体11に塗布する様にしたものである。
13はポリマー層で構成されたセパレータを示す。このセパレータ13は材料として主にポリプロピレンを用いる。これは、このポリプロピレンはポリマーの中で高い機械的強度と優れた電気化学特性を有しているからである。セパレータ13はこのポリマーを正極あるいは負極のどちらか一方の電極表面上に形成したものである。
以上の構成により、セパレータ13が個別に配設されるのではなく電極に直接塗布されているため、装置全体の小型化、さらには、単位体積当たりの静電容量が向上する。同時に、電極にセパレータ13を直接塗布することにより、セパレータ13が電極10に支持されることになり機械的強度が向上する。さらに、前記分極性電極層12とセパレータ13が密に接合を為しているため、電気二重層キャパシタの充放電サイクルに伴う電極の膨張(外形寸法変化)に対応することが可能となった。これにより、キャパシタ素子全体の性能を高めた。
以上の構成を有した前記セパレータ13が付いた前記電極10に、この図面には表示さ
れていないが、プロピレンカーボネート(PC)溶媒にテトラエチルアンモニウムフルオロボーレイト(Et4NBF4)を濃度0.5Mに調整した駆動用電解液を含浸して外部接続端子を有した外装ケースなどに収納することで、電気二重層キャパシタとして機能することが可能であった。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特表平9−510045号公報
上記の改善策により、従来より薄膜のセパレータを設けることができた。
しかしながら、電気二重層キャパシタに設けられた多孔質性を有する前記ポリマー層を用いたセパレータ13を直接塗布した電極10では電気二重層キャパシタとして使用する場合、セパレータ13を構成する前記ポリプロピレンの厚みは最小20μm程度であった。これは、ポリプロピレンは膜厚を20μm以下にした場合シート状を維持することができず、膜全体が脆くなる特性を有しているからである。例えば、メルトブローン製法などにより生成されたこの繊維状ポリマー層を前記電極に付着させたとしても、分極性電極との水素結合や分子結合などの化学的な結合力及びセパレータの電極への食い込み程度などの物理的な結合力の不足により電極からセパレータが剥がれてしまうことがあり内部短絡の要因となっていたのである。これが従来のポリプロピレン製のセパレータを有した電気二重層キャパシタの課題であった。
本発明は、従来の電気二重層キャパシタが抱える課題を解決し、電極により支持されたセパレータの更なる膜厚低減による電気二重層キャパシタ全体の小型化を達成することを目的とする。
電極に支持されたセパレータの更なる肉厚低減による電気二重層キャパシタ全体の小型化を達成するために本発明は、金属箔からなる集電体の表面に分極性を示す活物質とこの活物質どうしを接着させる結着物との混合物の層を形成した構成であり正極と負極の2種類の極性を有し一対を成す電極を、この一対の電極間に介在し前記電極どうしを絶縁するセパレータと共に巻回状にしたキャパシタ素子と、駆動用電解液を含浸した前記キャパシタ素子を収納した外装ケースと、前記キャパシタ素子と外部回路を電気的に接続する外部接続端子と、前記外装ケースの開口部を封止する封止板を備えた電気二重層キャパシタにおいて、前記セパレータが微粒子状の無機酸化物により構成され、このセパレータを前記電極の表面へ直接塗布することにより、電極自体がセパレータを支持する構成にしたものである。
本発明により、前記セパレータの材料として微粒子状の無機酸化物を使用し電極へ直接塗布しているため、微粒子状の無機酸化物と分極性電極内の活性炭との間に水素結合が作用する。この結合力によりセパレータは厚肉の層を形成する必要なく信頼性の高い機械的強度を有することが可能である。さらに、このセパレータの肉厚低減により電解液内のイオンのセパレータを透過する距離が低減され、セパレータ内の電解液に含まれるイオンの往来が容易になり、その結果、キャパシタ素子内部の低抵抗化が可能となる。
これらにより、セパレータの膜厚を低減させ更に電気二重層キャパシタの単位体積当たりの静電容量を高めることが可能である。
以下、図面を参照しながら請求項1〜請求項4および実施の形態について説明を行っていく。
(実施の形態)
図1は本発明の実施形態における電気二重層キャパシタの構成を示した、一部切り欠き斜視図である。
図2は本発明の実施形態における電気二重層キャパシタに使用される電極及びセパレータの概略を示した断面図である。
図1において1はキャパシタ素子を示す。このキャパシタ素子1は図2に示されているように、電極2とこの電極2に直接塗布されたセパレータ3によって構成されている。電極2はアルミニウム製の集電体4の表面に、キャパシタ素子1に充電の際、電位差を生じさせる分極性電極5をコンマコーターなどの公知の方法で塗布するようなものとなっている。この分極性電極5は活物質として活性炭5aと、この活性炭5aどうしを結合させる結着剤5bと、活性炭に導電性を付与する導電剤5cとで構成されている。この分極性電極5の上にセパレータ3の層を形成する構成となっている。セパレータ3は主にキャパシタ素子1内で生じる短絡を防ぐ役割を担う。このセパレータ3は微粒子状の無機酸化物と水とを混合させたものを塗布し、乾燥させることで混合物から水を除去して形成するものである。
このセパレータ3の配設位置において、キャパシタ素子1は、前記電極2を正極・負極の一対として有し、その一対の電極2を巻き径10mm、幅40mmとなるように巻回状にしたものであり、電気二重層キャパシタとして用いた場合、少なくとも、一対の電極において対向するそれぞれの面の内どちらか一面にセパレータ3を塗布し、前記一対の電極の一面と、この面と対向する他の一対の電極の一面とを絶縁するようにセパレータ3を塗布した構成とする。
前記セパレータ3に用いられる無機酸化物は、コスト面および電極2との付着力の面などを考慮するとアルカリ土類金属の酸化物か遷移金属の酸化物が好ましい。その中で本実施の形態ではアルミナかマグネシアを用いた。これは、無機酸化物に特有である前記電極2との水素結合による化学的な結合力の強さに加えて、アルミナやマグネシアの粒子の粒子径は、電極2へ塗布する際に分極性電極5の活性炭間にある隙間へ入り込むことが可能であり、その入り込んだアルミナやマグネシアの粒子が分極性電極5の表面に打ち込み効果をもたらし、分極性電極5とセパレータ3の物理的な結合力も高めることが可能であるからである。ここが従来のセパレータ13と比較し優れている点である。
また、従来技術で示したポリプロピレン製のセパレータ13ではなくセルロース系の材料で構成されたセパレータと比較しても、セルロース製のセパレータはセパレータ内に含まれる微量の水分などの不純物によって、有機系の駆動用電解液の働きを妨げ耐圧性能を下げるということもあったが、無機粒子によるセパレータ形成の際に水を完全に除去するため、セパレータ由来の水などの不純物を低減させることができ、それにより劣化抑制、耐電圧向上の点で優位性がある。
以上より、本発明は従来のポリマー層のセパレータ13と比較して格段に優れた機械的強度を有した薄肉のセパレータ3を実現することができる。
なお、前記電極2の構成に関して、以上で述べた構成だけに限らない。例えば、負極直近にリチウムを薄膜状にして蒸着させる構成が考えられる。この場合、負極には前記セパレータ3を負極表面に配設させることができないため、正極の両面にセパレータ3を配設させる構成が好ましい。また、セパレータ3として電極2に塗布されたアルミナどうし間の結着力を高めるためにアルミナへカルボキシメチルセルロース(CMC)あるいはPTFEなどの結着剤を2〜20重量%程度含ませる構成でも良い。
本実施の形態では、無機酸化物を分極性電極5へ塗布する際にまず無機酸化物を水に混合してから塗布を行ったが、本実施の形態にて水を使用した理由は、本発明の実施形態において水は無機酸化物に対して影響が少なく使用後の処理が容易であるからである。
因みに、セパレータ素子の残り各部材に関する具体的な構成要素は以下のようになっている。
集電体4には厚みが30μmのアルミニウム箔を用いる。
分極性電極5には結着剤5bとしてPTFE等のバインダを8.1重量% 、導電剤5cとしてアセチレンブラック等を10 .8重量% 混入させた活性炭を用い、適量の水分を含ませて混練した後、圧力ホモジナイザーを用いて均一粒径化することにより調製され集電体4に塗布される。その後、電極密度を上げて強度を高めるためにプレス形成を行う。
ここで再び、電気二重層キャパシタの構造の説明を図1を用いて行う。
図1における6はリード線を示す。このリード線6は一対をなす前記電極2において、前記キャパシタ素子1の前記集電体4上に前記分極性電極5およびセパレータ3未塗布部分を正極・負極それぞれ一箇所ずつ設け、その集電体4が露出した部分とリード線6の一部分とが電気的接続を行う。また、リード線6は外部回路とも電気的接続を行い、電気二重層キャパシタと外部回路との中継の役割を担う。なお、本実施の形態では、リード線6を用いてキャパシタ素子1から正極・負極の電気的極性を取り出したが、電気的極性を取り出す方法はこれに限らない。例えば、前記集電体4へ前記分極性電極5や前記セパレータ3を塗布する際に、幅方向の一方端部に分極性電極5とセパレータ3の未塗布を正極・負極それぞれ設けた電極2を、その未塗布部分が露出するように正極・負極それぞれ逆方向にずらした状態で巻回することによりキャパシタ素子1を形成し、そのキャパシタ素子1の両端にある集電体4の未塗布部分の両端面と外装ケースとが電気的接続を行いキャパシタ素子1から電気的極性を取り出す方法である端面集電と呼ばれる方法が考えられる。
7はアルミニウム製で内径18mm、高さ150mmなどの有底円筒状の外装ケースを示す。この外装ケース7は前記リード線6と接続した前記キャパシタ素子1とキャパシタ素子1に含浸され図1には表示されていない駆動用電解液を収容するようなものである。因みに、駆動用電解液は例えばPCとジメチルカーボネート(DMC)の混合溶液にEt4NBF4を0.69Mを溶解させたもの等である。
8は封止板を示す。この封止板8は前記外装ケース7の開口部に収容し、外装ケース7側面及び開口端部にそれぞれ外装ケース内側方向への絞り込み加工とカーリング加工(曲げ加工)を施すことにより、外装ケース7の外部から封止板8を圧迫し、封止を行うという構成になっている。また、封止板は前記リード線6が前記外装ケース7外部へ露出するために、外装ケース7底面に対して略垂直方向に設けられた貫通孔を有している。
なお、本実施の形態では、前記外装ケース7に前記キャパシタ素子1を巻回状にして収容したが、これに限らず、例えば前記電極2を正極・負極それぞれを積層状にして外装ケース7内へ収容した電気二重層キャパシタの構成も考えられる。
また、本実施の形態では電極の正極・負極の構成は集電体4に分極性電極5を塗布したものとなっており、これを2つ使用する構成になっている。しかしこれに限らず、集電体表面の活性炭の代わりに黒鉛系材料を塗布した負極側の分極性電極5上にリチウム薄膜を形成した構成のキャパシタにもこのセパレータ3を使用することは可能である。しかし、その際にはリチウム薄膜を形成した負極にはセパレータを塗布せず、正極の両面にセパレータを塗布する構成が好ましい。なぜなら、負極の分極性電極上にリチウム薄膜を形成時と形成後から組み立て時まではリチウム膜が非常に空気中の水分と反応し易いため厳重な湿度管理を行わなければならず、負極の加工工程を増やすことはコスト面で好ましくないからである。
以上のように本発明の実施形態による電気二重層キャパシタは、内部短絡を防ぐために図1における電極2の少なくとも一面、対向する電極と向かい合う面へ水と混合した微粒子状の無機酸化物を塗布し乾燥させ電極2表面に打ち込み効果をもたらすセパレータ3を形成した構成になっている。これにより、セパレータ3の肉厚が薄くても電極2と十分に結合し、従来の電気二重層キャパシタより信頼性の高い機械的強度を得ることが可能である。そして、セパレータ3の肉厚が薄くなることによって、セパレータ3におけるイオン透過活発化による低抵抗化が可能となり、電気二重層キャパシタ全体の省スペース化を図ることができ同時に電気二重層キャパシタの単位体積当たりの静電容量を向上させることが可能である。
(容量および抵抗測定試験)
以上の本発明の実施形態で用いられた巻回状電気二重層キャパシタを10個作製し、これらを実施例とする。セパレータの材料はアルミナを用いる。
また、セパレータがポリプロピレン製であることを除いて構成されている部材とキャパシタ素子の巻回数が実施例と同様である電気二重層キャパシタを10個作製し、これらを比較例とした。
実施例と比較例の電気二重層キャパシタを、以下に示す方法にて評価した。
前記総計20個の電気二重層キャパシタを1Aの定電流で充電電圧が2.5Vになるまで充電した後、2.5Vの定電圧で10分間充電した後、充電電圧が0.8Vになるまで
1Aの定電流で放電を行う。放電を行う際に放電開始直後の初期電圧降下状況と放電中の1.5V〜1.0V間の電圧の降下状況を計測し、そこから各電気二重層キャパシタの内部抵抗および静電容量をそれぞれ算出した。そして、それらの算出した値の平均値を基に評価を行った。
その結果を(表1)に示す。
Figure 2009141098
(表1)に示すように、セパレータがポリプロピレン製である比較例に対して、セパレータがアルミナ製である実施例は静電容量では些細な変化しか見られないが、内部抵抗において、性能が向上したことが確認できる。これは、セパレータにアルミナを材料として用いたため、セパレータを比較例より薄くすることができ、セパレータが薄くなったことにより、セパレータ間をイオンが通過し易くなったことによるものであると考えられる。
これより、本実施例のようにセパレータにアルミナを用いたことにより、従来の電気二重層キャパシタよりセパレータの厚みを薄くすることにより装置内部の低抵抗化が可能となった。また、セパレータの膜厚低減により装置全体の小型化を図ることができ、同時に単位体積当たりの静電容量を高めることが可能である。
本発明にかかる電気二重層キャパシタによれば、機械的強度の向上や電気二重層キャパシタ全体の省スペース化、単位体積当たりの静電容量の向上が可能である。
これにより、従来の電気二重層キャパシタより急激な電力供給に対応が可能となり幅広い分野の電子機器のバックアップ電源として使用することが期待される。
本実施の形態における電気二重層キャパシタの部分切り欠き斜視図 本実施の形態における電気二重層キャパシタに用いられている電極の断面図 従来の電気二重層キャパシタに用いられる電極の断面図
符号の説明
1 キャパシタ素子
2 電極
3 セパレータ
4 集電体
5 分極性電極
5a 活性炭
5b 結着剤
5c 導電剤
6 リード線
7 外装ケース
8 封止板

Claims (4)

  1. 金属箔からなる集電体の表面上に、分極性を示す活物質とこの活物質どうしを接着させる結着物との混合物の層を形成した構成であり、正極と負極とで一対を成す電極を、この一対の電極間に介在して前記電極どうしを絶縁するセパレータと共に巻回状にしたキャパシタ素子と、
    駆動用電解液を含浸した前記キャパシタ素子を収納した外装ケースと、
    前記キャパシタ素子と外部回路とを電気的に接続する外部接続端子と
    前記外装ケースの開口部を封止する封止板とを
    備えた電気二重層キャパシタにおいて、
    前記セパレータが微粒子状の無機酸化物により構成され、前記電極の表面に塗布された電気二重層キャパシタ。
  2. 前記セパレータに含まれる前記無機酸化物を電極表面へ水を介して塗布した請求項1に記載の電気二重層キャパシタ。
  3. 前記無機酸化物がアルカリ土類金属の酸化物または遷移金属酸化物である請求項1および2のいずれか一つに記載の電気二重層キャパシタ。
  4. 前記無機酸化物がアルミナまたはマグネシアである請求項3に記載の電気二重層キャパシタ。
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