JP2009140779A - 車両用信号灯 - Google Patents

車両用信号灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2009140779A
JP2009140779A JP2007316453A JP2007316453A JP2009140779A JP 2009140779 A JP2009140779 A JP 2009140779A JP 2007316453 A JP2007316453 A JP 2007316453A JP 2007316453 A JP2007316453 A JP 2007316453A JP 2009140779 A JP2009140779 A JP 2009140779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal lamp
lens cut
cut portion
lens
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007316453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5165352B2 (ja
JP2009140779A5 (ja
Inventor
Hidetaka Okada
英隆 岡田
Nao Nakano
奈緒 中野
Tetsuhide Todoroki
哲秀 轟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2007316453A priority Critical patent/JP5165352B2/ja
Priority to DE102008060551A priority patent/DE102008060551A1/de
Priority to US12/330,493 priority patent/US8007154B2/en
Publication of JP2009140779A publication Critical patent/JP2009140779A/ja
Publication of JP2009140779A5 publication Critical patent/JP2009140779A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165352B2 publication Critical patent/JP5165352B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/40Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the combination of reflectors and refractors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/10Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the light source
    • F21S43/13Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S43/14Light emitting diodes [LED]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/20Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S43/26Refractors, transparent cover plates, light guides or filters not provided in groups F21S43/235 - F21S43/255

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】左右対称であって上下対称な配光パターンを容易に形成する。
【解決手段】光源1a,1b,1c,1dから放射された光がリフレクタ2a,2b,2c,2dの放物系反射面によって概略平行な光に反射され、レンズ3のレンズカット部3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3Hによって拡散せしめられる車両用信号灯において、車両用信号灯の主光軸線Lを概略四角形のレンズ3の中心に配置し、主光軸線Lのまわりの概略放射状の稜線3I,3J,3K,3Lによってレンズ3を各レンズカット部3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3Hに分割する。レンズカット部3A,3Bとレンズカット部3C,3Dとが互いに鏡像関係になり、レンズカット部3E,3Fとレンズカット部3G,3Hとが互いに鏡像関係になり、リフレクタからの光を、レンズカット部3A,3B,3C,3Dによって少なくとも左右方向に拡散させ、レンズカット部3E,3F,3G,3Hによって少なくとも上下方向に拡散させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源と、反射光が概略平行な光になるように光源から放射された光を反射するための放物系反射面を有するリフレクタと、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を拡散させるための複数のレンズカット部を有するレンズとを具備する車両用信号灯に関する。
特に、本発明は、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面に対して左右対称であって、車両用信号灯の主光軸線を含む水平面に対して上下対称な配光パターンを容易に形成することができる車両用信号灯に関する。
従来から、光源と、反射光が概略平行な光になるように光源から放射された光を反射するための放物系反射面を有するリフレクタと、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を拡散させるための複数のレンズカット部を有するレンズとを具備する車両用信号灯が知られている。この種の車両用信号灯の例としては、例えば特開2001−266614号公報の図1および図2に記載されたものがある。
特開2001−266614号公報の図1および図2に記載された車両用信号灯では、上下方向に延びている複数の稜線によって、概略四角形のレンズが、複数のレンズカット部に分割されている。
詳細には、特開2001−266614号公報の図1および図2に記載された車両用信号灯では、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光が、各レンズカット部によって左右方向に拡散せしめられている。
ところで、特開2001−266614号公報の図1および図2に記載された車両用信号灯では、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)が概略四角形のレンズの中心に配置されていない。更に、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)を含む鉛直面の右側の複数のレンズカット部と、その鉛直面の左側の複数のレンズカット部とが互いに鏡像関係になっていない。
つまり、特開2001−266614号公報の図1および図2に記載された車両用信号灯では、概略四角形のレンズのうち、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)を含む鉛直面の右側の部分と、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)を含む鉛直面の左側の部分とが、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)を含む鉛直面に対して左右対称に構成されていない。
そのため、特開2001−266614号公報の図1および図2に記載された車両用信号灯では、車両用信号灯の主光軸線(光源の光軸)を含む鉛直面に対して左右対称な配光パターンを形成することができない。
特開2001−266614号公報の図1および図2
前記問題点に鑑み、本発明は、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面に対して左右対称であって、車両用信号灯の主光軸線を含む水平面に対して上下対称な配光パターンを容易に形成することができる車両用信号灯を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源と、反射光が概略平行な光になるように光源から放射された光を反射するための放物系反射面を有するリフレクタと、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を拡散させるための複数のレンズカット部を有するレンズとを具備する車両用信号灯において、車両用信号灯の主光軸線を概略四角形のレンズの中心に配置し、車両用信号灯の主光軸線のまわりに概略放射状に延びている複数の稜線によって、概略四角形のレンズを少なくとも第1レンズカット部と、第2レンズカット部と、第3レンズカット部と、第4レンズカット部とに分割し、車両用信号灯の主光軸線を含む水平面の下側の第1レンズカット部と、その水平面の上側の第2レンズカット部とが互いに鏡像関係になり、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面の左側の第3レンズカット部と、その鉛直面の右側の第4レンズカット部とが互いに鏡像関係になり、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を第1レンズカット部および第2レンズカット部によって少なくとも左右方向に拡散させ、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を第3レンズカット部および第4レンズカット部によって少なくとも上下方向に拡散させることを特徴とする車両用信号灯が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、レンズカット部の前側表面を後側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の後側表面を後側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を左右方向および/または上下方向に拡散させることを特徴とする請求項1に記載の車両用信号灯が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、レンズカット部の後側表面を前側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の前側表面を前側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を左右方向および/または上下方向に拡散させることを特徴とする請求項1に記載の車両用信号灯が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、稜線を隔てて一方の側に位置するレンズカット部と、他方の側に位置するレンズカット部とを、その稜線の位置で互いに接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用信号灯が提供される。
請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、光源と、反射光が概略平行な光になるように光源から放射された光を反射するための放物系反射面を有するリフレクタと、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を拡散させるための複数のレンズカット部を有するレンズとが、設けられている。
更に、請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、車両用信号灯の主光軸線が概略四角形のレンズの中心に配置されている。また、車両用信号灯の主光軸線のまわりに概略放射状に延びている複数の稜線によって、概略四角形のレンズが、少なくとも第1レンズカット部と、第2レンズカット部と、第3レンズカット部と、第4レンズカット部とに分割されている。
詳細には、請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、車両用信号灯の主光軸線を含む水平面の下側の第1レンズカット部と、その水平面の上側の第2レンズカット部とが互いに鏡像関係になっている。更に、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面の左側の第3レンズカット部と、その鉛直面の右側の第4レンズカット部とが互いに鏡像関係になっている。
更に、請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光が、第1レンズカット部および第2レンズカット部によって、少なくとも左右方向に拡散せしめられる。また、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光が、第3レンズカット部および第4レンズカット部によって、少なくとも上下方向に拡散せしめられる。
そのため、請求項1〜3に記載の車両用信号灯によれば、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面に対して左右対称であって、車両用信号灯の主光軸線を含む水平面に対して上下対称な配光パターンを容易に形成することができる。
好ましくは、請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、レンズカット部の前側表面を後側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の後側表面を後側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光が、左右方向および/または上下方向に拡散せしめられる。
あるいは、好ましくは、請求項1〜3に記載の車両用信号灯では、レンズカット部の後側表面を前側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の前側表面を前側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光が、左右方向および/または上下方向に拡散せしめられる。
請求項4に記載の車両用信号灯では、稜線を隔てて一方の側に位置するレンズカット部と、他方の側に位置するレンズカット部とが、その稜線の位置で互いに接続されている。
つまり、請求項4に記載の車両用信号灯では、稜線を隔てて一方の側に位置するレンズカット部と、他方の側に位置するレンズカット部との間に前後方向(奥行き方向)の段差が存在しない。
そのため、請求項4に記載の車両用信号灯によれば、レンズが樹脂材料の成形によって形成される場合であって、稜線を隔てて一方の側に位置するレンズカット部と他方の側に位置するレンズカット部との間に前後方向(奥行き方向)の段差が存在する場合よりも、レンズを成形用金型から容易に押し出す(エジェクトする)ことができる。
以下、本発明の車両用信号灯の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の車両用信号灯を示した図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態の車両用信号灯の正面図、図1(B)は第1の実施形態の車両用信号灯の斜視図、図1(C)は図1(A)のA−A線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)に示すように、例えばLEDのような光源1a,1b,1c,1dが設けられている。第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)に示すように、4個の光源1a,1b,1c,1dが設けられているが、第2の実施形態の車両用信号灯では、4個以外の任意の個数の光源を設けることも可能である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(C)に示すように、光源1aから放射された光が、リフレクタ2aの放物系反射面によって概略平行な光になるように反射される。また、光源1bから放射された光が、リフレクタ2bの放物系反射面によって概略平行な光になるように反射される。同様に、光源1cから放射された光が、リフレクタ2cの放物系反射面によって概略平行な光になるように反射され、光源1dから放射された光が、リフレクタ2dの放物系反射面によって概略平行な光になるように反射される(図1(B)参照)。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)、図1(B)および図1(C)に示すように、リフレクタ2a,2b,2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、例えば8個のレンズカット部3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3Hを有するレンズ3によって拡散せしめられる。
詳細には、図1(C)に示す断面(水平面)内においては、光源1aから放射され、リフレクタ2aの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図1(C)の上側)に照射される。また、光源1aから放射され、リフレクタ2aの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図1(C)の上側)に照射される。更に、光源1bから放射され、リフレクタ2bの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LBとして車両用信号灯の前側(図1(C)の上側)に照射される。また、光源1bから放射され、リフレクタ2bの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Hによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LHとして車両用信号灯の前側(図1(C)の上側)に照射される。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)および図1(C)に示すように、光源1a,1b,1c,1dと、リフレクタ2a,2b,2c,2dと、レンズ3とが、ハウジング4によって接続されている。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、車両用信号灯の正面から見た時に概略四角形(詳細には、概略正方形)に見えるように、レンズ3が構成されている。また、車両用信号灯の主光軸線Lが、概略四角形のレンズ3の中心に配置されている。更に、車両用信号灯の主光軸線Lのまわりに概略放射状に延びている稜線3I,3J,3K,3Lによって、概略四角形のレンズ3が、8個のレンズカット部3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3Hに分割されている。
図2は図1に示したレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図2(A)はレンズカット部3Aの正面図、図2(B)は図2(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図2(C)は図2(A)のA2−A2線に沿った断面図、図2(D)は図2(A)のA3−A3線に沿った断面図、図2(E)は図2(A)のA4−A4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図2(B)および図2(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図2(B)および図2(C)の下側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図2(B)および図2(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図2(B)および図2(C)の上側)に照射される。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図2(D)および図2(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図2(D)および図2(E)の右側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図2(D)および図2(E)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図2(D)および図2(E)の左側)に照射される。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(B)に示すように、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。更に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)、図1(B)および図1(C)に示すように、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LBとして車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。更に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(B)に示すように、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。更に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
図3は図1に示したレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図3(A)はレンズカット部3Fの正面図、図3(B)は図3(A)のF1−F1線に沿った断面図、図3(C)は図3(A)のF2−F2線に沿った断面図、図3(D)は図3(A)のF3−F3線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)、図3(E)は図3(A)のF4−F4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図3(B)および図3(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図3(B)および図3(C)の上側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図3(B)および図3(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図3(B)および図3(C)の下側)に照射される。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図3(D)および図3(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図3(D)および図3(E)の左側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図3(D)および図3(E)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図3(D)および図3(E)の右側)に照射される。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)、図1(B)および図1(C)に示すように、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。更に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(B)に示すように、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。更に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(B)に示すように、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。更に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
つまり、第1の実施形態の車両用信号灯によれば、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して左右対称であって、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して上下対称な配光パターンを容易に形成することができる。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(C)に示すように、稜線3Iを隔てて左側に位置するレンズカット部3A,3Cと、右側に位置するレンズカット部3B,3Dとが、その稜線3Iの位置で互いに接続されている。つまり、稜線3Iを隔てて左側に位置するレンズカット部3A,3Cと、右側に位置するレンズカット部3B,3Dとの間に車両用信号灯の前後方向(奥行き方向、図1(C)の上下方向)の段差が存在しない。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(C)に示すように、稜線3Jを隔てて左上側に位置するレンズカット部3F,3Dと、右下側に位置するレンズカット部3A,3Gとが、その稜線3Jの位置で互いに接続されている。つまり、稜線3Jを隔てて左上側に位置するレンズカット部3F,3Dと、右下側に位置するレンズカット部3A,3Gとの間に車両用信号灯の前後方向(奥行き方向、図1(C)の上下方向)の段差が存在しない。
更に、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)に示すように、稜線3Kを隔てて上側に位置するレンズカット部3E,3Gと、下側に位置するレンズカット部3F,3Hとが、その稜線3Kの位置で互いに接続されている。つまり、稜線3Kを隔てて上側に位置するレンズカット部3E,3Gと、下側に位置するレンズカット部3F,3Hとの間に車両用信号灯の前後方向(奥行き方向)の段差が存在しない。
また、第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図1(C)に示すように、稜線3Lを隔てて左下側に位置するレンズカット部3B,3Eと、右上側に位置するレンズカット部3H,3Cとが、その稜線3Lの位置で互いに接続されている。つまり、稜線3Lを隔てて左下側に位置するレンズカット部3B,3Eと、右上側に位置するレンズカット部3H,3Cとの間に車両用信号灯の前後方向(奥行き方向、図1(C)の上下方向)の段差が存在しない。
そのため、第1の実施形形態の車両用信号灯によれば、レンズ3が樹脂材料の成形によって形成される場合であって、稜線3I,3J,3K,3Lを隔てて一方の側に位置するレンズカット部と他方の側に位置するレンズカット部との間に車両用信号灯の前後方向(奥行き方向)の段差が存在する場合よりも、レンズ3を成形用金型から容易に押し出す(エジェクトする)ことができる。
以下、本発明の車両用信号灯の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第3の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図4は第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図4(A)は第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図4(B)は図4(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図4(C)は図4(A)のA2−A2線に沿った断面図、図4(D)は図4(A)のA3−A3線に沿った断面図、図4(E)は図4(A)のA4−A4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)、図1(C)、図2(B)、図2(C)、図2(D)および図2(E)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成されているが、第3の実施形態の車両用信号灯では、図4(B)、図4(C)、図4(D)および図4(E)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第3の実施形態の車両用信号灯では、図4(B)および図4(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図4(B)および図4(C)の下側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第3の実施形態の車両用信号灯では、図4(B)および図4(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図4(B)および図4(C)の上側)に照射される。
また、第3の実施形態の車両用信号灯では、図4(D)および図4(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図4(D)および図4(E)の右側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第3の実施形態の車両用信号灯では、図4(D)および図4(E)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図4(D)および図4(E)の左側)に照射される。
更に、第3の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、図4に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。また、図1(A)に示すように、図4に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図5は第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図5(A)は第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fの正面図、図5(B)は図5(A)のF1−F1線に沿った断面図、図5(C)は図5(A)のF2−F2線に沿った断面図、図5(D)は図5(A)のF3−F3線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)、図5(E)は図5(A)のF4−F4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)、図1(C)、図3(B)、図3(C)、図3(D)および図3(E)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が平面によって構成されているが、第3の実施形態の車両用信号灯では、図5(B)、図5(C)、図5(D)および図5(E)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第3の実施形態の車両用信号灯では、図5(B)および図5(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図5(B)および図5(C)の上側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第3の実施形態の車両用信号灯では、図5(B)および図5(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図5(B)および図5(C)の下側)に照射される。
また、第3の実施形態の車両用信号灯では、図5(D)および図5(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図5(D)および図5(E)の左側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第3の実施形態の車両用信号灯では、図5(D)および図5(E)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図5(D)および図5(E)の右側)に照射される。
更に、第3の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、図5に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。また、図1(A)に示すように、図5に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第4の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図6は第4の実施形態の車両用信号灯を示した図である。詳細には、図6(A)は第4の実施形態の車両用信号灯の正面図、図6(B)は図6(A)のB−B線に沿った断面図である。
図7は第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図7(A)は第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図7(B)は図7(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図7(C)は図7(A)のA2−A2線に沿った断面図、図7(D)は図7(A)のA3−A3線に沿った断面図、図7(E)は図7(A)のA4−A4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)、図1(C)、図2(B)、図2(C)、図2(D)および図2(E)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成され、レンズカット部3Aの後側表面3A2が凸状面によって構成されているが、第4の実施形態の車両用信号灯では、図6(B)、図7(B)、図7(C)、図7(D)および図7(E)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凸状面によって構成され、レンズカット部3Aの後側表面3A2が平面または凹状面によって構成されている。
詳細には、第4の実施形態の車両用信号灯では、図7(B)および図7(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図7(B)および図7(C)の上側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第4の実施形態の車両用信号灯では、図7(B)および図7(C)に示すように、リフレクタ2a(図6(B)および図1(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図7(B)および図7(C)の上側)に照射される。
また、第4の実施形態の車両用信号灯では、図7(D)および図7(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図7(D)および図7(E)の左側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第4の実施形態の車両用信号灯では、図7(D)および図7(E)に示すように、リフレクタ2a(図6(B)および図1(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図7(D)および図7(E)の左側)に照射される。
更に、第4の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、図7に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。また、図6(A)に示すように、図7に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図8は第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図8(A)は第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fの正面図、図8(B)は図8(A)のF1−F1線に沿った断面図、図8(C)は図8(A)のF2−F2線に沿った断面図、図8(D)は図8(A)のF3−F3線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)、図8(E)は図8(A)のF4−F4線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(B)、図1(C)、図3(B)、図3(C)、図3(D)および図3(E)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が平面によって構成され、レンズカット部3Fの後側表面3F2が凸状面によって構成されているが、第4の実施形態の車両用信号灯では、図6(B)、図8(B)、図8(C)、図8(D)および図8(E)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が凸状面によって構成され、レンズカット部3Fの後側表面3F2が平面又は凹状面によって構成されている。
詳細には、第4の実施形態の車両用信号灯では、図8(B)および図8(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの前側表面3F1が、レンズカット部3Fの後側表面3F2を前側(図8(B)および図8(C)の下側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3F2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第4の実施形態の車両用信号灯では、図8(B)および図8(C)に示すように、リフレクタ2a(図6(B)および図1(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図8(B)および図8(C)の下側)に照射される。
また、第4の実施形態の車両用信号灯では、図8(D)および図8(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Fの前側表面3F1が、レンズカット部3Fの後側表面3F2を前側(図8(D)および図8(E)の右側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3F2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第4の実施形態の車両用信号灯では、図8(D)および図8(E)に示すように、リフレクタ2a(図6(B)および図1(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図8(D)および図8(E)の右側)に照射される。
更に、第4の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、図8に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。また、図6(A)に示すように、図8に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図9は第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図9(A)は第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図9(B)は図9(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図9(C)は図9(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第5の実施形態の車両用信号灯では、図9(B)に示す断面(水平面)内において、図2(B)に示した第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図9(B)の下側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、図2(B)に示した第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図9(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図9(B)の上側)に照射される。
一方、第1の実施形態の車両用信号灯では、図2(D)および図2(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図2(D)および図2(E)の右側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられているのに対し、第5の実施形態の車両用信号灯では、図9(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図9(C)の右側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’と一致せしめられている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、図9(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図9(C)の左側)に照射される。
また、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
更に、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)および図1(C)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LBとして車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光LBとして車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に照射される。
また、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
図10は第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図10(A)は第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fの正面図、図10(B)は図10(A)のF1−F1線に沿った断面図、図10(C)は図10(A)のF2−F2線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)である。
第5の実施形態の車両用信号灯では、図10(C)に示す断面(鉛直面)内において、図3(D)に示した第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図10(C)の左側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、図3(D)に示した第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図10(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図10(C)の右側)に照射される。
一方、第1の実施形態の車両用信号灯では、図3(B)および図3(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図3(B)および図3(C)の上側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられているのに対し、第5の実施形態の車両用信号灯では、図10(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図10(B)の上側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’と一致せしめられている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、図10(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LFとして車両用信号灯の前側(図10(B)の下側)に照射される。
また、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
更に、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)および図1(C)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
また、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第5の実施形態の車両用信号灯では、第1の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
以下、本発明の車両用信号灯の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第5の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第6の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第5の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図11は第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図11(A)は第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図11(B)は図11(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図11(C)は図11(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第5の実施形態の車両用信号灯では、図9(B)および図9(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成されているが、第6の実施形態の車両用信号灯では、図11(B)および図11(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯の図9(B)に示す断面(水平面)内と同様に、図11(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図11(B)の下側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図11(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図11(B)の上側)に照射される。
また、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯の図9(C)に示す断面(鉛直面)内と同様に、図11(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図11(C)の右側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’と一致せしめられている。そのため、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図11(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図11(C)の左側)に照射される。
更に、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、図11に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。また、図1(A)に示すように、図11に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図12は第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図12(A)は第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fの正面図、図12(B)は図12(A)のF1−F1線に沿った断面図、図12(C)は図12(A)のF2−F2線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)である。
第5の実施形態の車両用信号灯では、図10(B)および図10(C)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が平面によって構成されているが、第6の実施形態の車両用信号灯では、図12(B)および図12(C)に示すように、レンズカット部3Fの前側表面3F1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯の図10(C)に示す断面(鉛直面)内と同様に、図12(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図12(C)の左側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図12(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図12(C)の右側)に照射される。
また、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯の図10(B)に示す断面(水平面)内と同様に、図12(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの後側表面3F2が、レンズカット部3Fの前側表面3F1を後側(図12(B)の上側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3F1’と一致せしめられている。そのため、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図12(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図1(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LFとして車両用信号灯の前側(図12(B)の下側)に照射される。
更に、第6の実施形態の車両用信号灯では、第5の実施形態の車両用信号灯と同様に、図1(A)に示すように、図12に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。また、図1(A)に示すように、図12に示したレンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。更に、図1(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第7の実施形態について説明する。第7の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第4の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第4の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図13は第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図13(A)は第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図13(B)は図13(A)のA1−A1線に沿った断面図(レンズカット部3Aの下側の端面図)、図13(C)は図13(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第7の実施形態の車両用信号灯では、図13(B)に示す断面(水平面)内において、図7(B)に示した第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図13(B)の上側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、図7(B)に示した第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図13(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図6(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図13(B)の上側)に照射される。
一方、第4の実施形態の車両用信号灯では、図7(D)および図7(E)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図7(D)および図7(E)の左側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられているのに対し、第7の実施形態の車両用信号灯では、図13(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図13(C)の左側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3A2’と一致せしめられている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、図13(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図6(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図13(C)の左側)に照射される。
また、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Cとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
更に、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)および図6(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LBとして車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図6(B)の上側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光LBとして車両用信号灯の前側(図1(B)の左側、図6(B)の上側)に照射される。
また、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Bと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
図14は第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。詳細には、図14(A)は第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fの正面図、図14(B)は図14(A)のF1−F1線に沿った断面図、図14(C)は図14(A)のF2−F2線に沿った断面図(レンズカット部3Fの左側の端面図)である。
第7の実施形態の車両用信号灯では、図14(C)に示す断面(鉛直面)内において、図8(D)に示した第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Fの前側表面3F1が、レンズカット部3Fの後側表面3F2を前側(図14(C)の右側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3F2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、図8(D)に示した第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図14(C)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図6(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LFとして車両用信号灯の前側(図14(C)の右側)に照射される。
一方、第4の実施形態の車両用信号灯では、図8(B)および図8(C)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの前側表面3F1が、レンズカット部3Fの後側表面3F2を前側(図8(B)および図8(C)の下側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3F2’よりも前側に突出せしめられているのに対し、第7の実施形態の車両用信号灯では、図14(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Fの前側表面3F1が、レンズカット部3Fの後側表面3F2を前側(図14(B)の下側、リフレクタ2aの反対側)にオフセットさせた面3F2’と一致せしめられている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、図14(B)に示すように、リフレクタ2a(図1(B)および図6(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Fによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LFとして車両用信号灯の前側(図14(B)の下側)に照射される。
また、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Hとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)および図6(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1bおよびリフレクタ2bの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2bの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Hによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
更に、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Fと、レンズカット部3Eとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1aおよびリフレクタ2aの放物系反射面と、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2cの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Eによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
また、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、図6(A)に示すように、レンズカット部3Eと、レンズカット部3Gとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図1(B)に示すように、光源1cおよびリフレクタ2cの放物系反射面と、光源1dおよびリフレクタ2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。一方、第7の実施形態の車両用信号灯では、第4の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Gによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図1(B)の左側)に照射される。
以下、本発明の車両用信号灯の第8の実施形態について説明する。第8の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第1から第7の実施形態の車両用信号灯のいずれかとほぼ同様に構成されている。そのため、第8の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第1から第7の実施形態の車両用信号灯のいずれかとほぼ同様の効果を奏することができる。
図15は第8の実施形態の車両用信号灯の正面図である。第1から第7の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)および図6(A)に示すように、車両用信号灯の正面から見た時に概略正方形に見えるように、レンズ3が構成されているが、第8の実施形態の車両用信号灯では、図15に示すように、車両用信号灯の正面から見た時に縦長または横長の概略長方形に見えるように、レンズ3が構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第9の実施形態について説明する。第9の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第1の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図16は第9の実施形態の車両用信号灯を示した図である。詳細には、図16(A)は第9の実施形態の車両用信号灯の正面図、図16(B)は第9の実施形態の車両用信号灯の斜視図、図16(C)は図16(A)のC−C線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用信号灯では、図1(A)、図1(B)および図1(C)に示すように、リフレクタ2a,2b,2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、8個のレンズカット部3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3Hを有するレンズ3によって拡散せしめられるが、第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)、図16(B)および図16(C)に示すように、リフレクタ2a,2b,2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、例えば4個のレンズカット部3A,3B,3C,3Dを有するレンズ3によって拡散せしめられる
詳細には、図16(C)に示す断面(水平面)内においては、光源1a,1cから放射され、リフレクタ2a,2cの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図16(C)の上側)に照射される。また、光源1a,1bから放射され、リフレクタ2a,2bの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図16(C)の上側)に照射される。更に、光源1b,1dから放射され、リフレクタ2b,2dの放物系反射面によって反射された概略平行な光の一部が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LDとして車両用信号灯の前側(図16(C)の上側)に照射される。
更に、第9の実施形態の車両用信号灯では、車両用信号灯の主光軸線Lのまわりに概略放射状に延びている稜線3J,3Lによって、概略四角形のレンズ3が、4個のレンズカット部3A,3B,3C,3Dに分割されている。
図17は図16に示したレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図17(A)はレンズカット部3Aの正面図、図17(B)は図17(A)のA1−A1線に沿った断面図、図17(C)は図17(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図17(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図17(B)の下側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図17(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図17(B)の上側)に照射される。
更に、第9の実施形態の車両用信号灯では、図17(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図17(C)の右側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図17(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図17(C)の左側)に照射される。
また、第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)および図16(B)に示すように、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。更に、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。
図18は図16に示したレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図18(A)はレンズカット部3Cの正面図、図18(B)は図18(A)のC1−C1線に沿った断面図、図18(C)は図18(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図18(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図18(B)の上側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図18(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図18(B)の下側)に照射される。
更に、第9の実施形態の車両用信号灯では、図18(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図18(C)の左側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図18(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図18(C)の右側)に照射される。
また、第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)に示すように、レンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)、図16(B)および図16(C)に示すように、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側、図16(C)の上側)に照射される。更に、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側、図16(C)の上側)に照射される。
以下、本発明の車両用信号灯の第10の実施形態について説明する。第10の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第10の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図19は第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図19(A)は第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図19(B)は図19(A)のA1−A1線に沿った断面図、図19(C)は図19(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(B)、図16(C)、図17(B)および図17(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成されているが、第10の実施形態の車両用信号灯では、図19(B)および図19(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第10の実施形態の車両用信号灯では、図19(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図19(B)の下側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第10の実施形態の車両用信号灯では、図19(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図19(B)の上側)に照射される。
また、第10の実施形態の車両用信号灯では、図19(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図19(C)の右側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第10の実施形態の車両用信号灯では、図19(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図19(C)の左側)に照射される。
更に、第10の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、図19に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図20は第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図20(A)は第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cの正面図、図20(B)は図20(A)のC1−C1線に沿った断面図、図20(C)は図20(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(B)、図16(C)、図18(B)および図18(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が平面によって構成されているが、第10の実施形態の車両用信号灯では、図20(B)および図20(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第10の実施形態の車両用信号灯では、図20(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図20(B)の上側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第10の実施形態の車両用信号灯では、図20(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図20(B)の下側)に照射される。
また、第10の実施形態の車両用信号灯では、図20(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図20(C)の左側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第10の実施形態の車両用信号灯では、図20(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図20(C)の右側)に照射される。
更に、第10の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、図20に示したレンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第11の実施形態について説明する。第11の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第11の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図21は第11の実施形態の車両用信号灯を示した図である。詳細には、図21(A)は第11の実施形態の車両用信号灯の正面図、図21(B)は図21(A)のD−D線に沿った断面図である。
図22は第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図22(A)は第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図22(B)は図22(A)のA1−A1線に沿った断面図、図22(C)は図22(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(B)、図16(C)、図17(B)および図17(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成され、レンズカット部3Aの後側表面3A2が凸状面によって構成されているが、第11の実施形態の車両用信号灯では、図21(B)、図22(B)および図22(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凸状面によって構成され、レンズカット部3Aの後側表面3A2が平面または凹状面によって構成されている。
詳細には、第11の実施形態の車両用信号灯では、図22(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図22(B)の上側、リフレクタ2a,2bの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第11の実施形態の車両用信号灯では、図22(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図21(B)および図16(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図22(B)の上側)に照射される。
また、第11の実施形態の車両用信号灯では、図22(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図22(C)の左側、リフレクタ2a,2bの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第11の実施形態の車両用信号灯では、図22(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図21(B)および図16(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図22(C)の左側)に照射される。
更に、第11の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図21(A)に示すように、図22に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図23は第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図23(A)は第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cの正面図、図23(B)は図23(A)のC1−C1線に沿った断面図、図23(C)は図23(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第9の実施形態の車両用信号灯では、図16(B)、図16(C)、図18(B)および図18(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が平面によって構成され、レンズカット部3Cの後側表面3C2が凸状面によって構成されているが、第11の実施形態の車両用信号灯では、図21(B)、図23(B)および図23(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が凸状面によって構成され、レンズカット部3Cの後側表面3C2が平面又は凹状面によって構成されている。
詳細には、第11の実施形態の車両用信号灯では、図23(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの前側表面3C1が、レンズカット部3Cの後側表面3C2を前側(図23(B)の下側、リフレクタ2a,2cの反対側)にオフセットさせた面3C2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第11の実施形態の車両用信号灯では、図23(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図21(B)および図16(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図23(B)の下側)に照射される。
また、第11の実施形態の車両用信号灯では、図23(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Cの前側表面3C1が、レンズカット部3Cの後側表面3C2を前側(図23(C)の右側、リフレクタ2a,2cの反対側)にオフセットさせた面3C2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第11の実施形態の車両用信号灯では、図23(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図21(B)および図16(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図23(C)の右側)に照射される。
更に、第11の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図21(A)に示すように、図23に示したレンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第12の実施形態について説明する。第12の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第9の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図24は第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図24(A)は第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図24(B)は図24(A)のA1−A1線に沿った断面図、図24(C)は図24(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第12の実施形態の車両用信号灯では、図24(B)に示す断面(水平面)内において、図17(B)に示した第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図24(B)の下側、リフレクタ2aの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、図17(B)に示した第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図24(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図24(B)の上側)に照射される。
一方、第9の実施形態の車両用信号灯では、図17(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図17(C)の右側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられているのに対し、第12の実施形態の車両用信号灯では、図24(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図24(C)の右側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’と一致せしめられている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、図24(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図24(C)の左側)に照射される。
また、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。一方、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。
図25は第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図25(A)は第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cの正面図、図25(B)は図25(A)のC1−C1線に沿った断面図、図25(C)は図25(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第12の実施形態の車両用信号灯では、図25(C)に示す断面(鉛直面)内において、図18(C)に示した第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図25(C)の左側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、図18(C)に示した第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図25(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図25(C)の右側)に照射される。
一方、第9の実施形態の車両用信号灯では、図18(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図18(B)の上側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられているのに対し、第12の実施形態の車両用信号灯では、図25(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図25(B)の上側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’と一致せしめられている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、図25(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LCとして車両用信号灯の前側(図25(B)の下側)に照射される。
また、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、レンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。一方、第12の実施形態の車両用信号灯では、第9の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。
以下、本発明の車両用信号灯の第13の実施形態について説明する。第13の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第12の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第13の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第12の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図26は第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図26(A)は第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図26(B)は図26(A)のA1−A1線に沿った断面図、図26(C)は図26(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第12の実施形態の車両用信号灯では、図24(B)および図24(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が平面によって構成されているが、第13の実施形態の車両用信号灯では、図26(B)および図26(C)に示すように、レンズカット部3Aの前側表面3A1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯の図24(B)に示す断面(水平面)内と同様に、図26(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図26(B)の下側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図26(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図26(B)の上側)に照射される。
また、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯の図24(C)に示す断面(鉛直面)内と同様に、図26(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの後側表面3A2が、レンズカット部3Aの前側表面3A1を後側(図26(C)の右側、リフレクタ2a,2bの側)にオフセットさせた面3A1’と一致せしめられている。そのため、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図26(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図26(C)の左側)に照射される。
更に、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、図26に示したレンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。
図27は第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図27(A)は第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cの正面図、図27(B)は図27(A)のC1−C1線に沿った断面図、図27(C)は図27(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第12の実施形態の車両用信号灯では、図25(B)および図25(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が平面によって構成されているが、第13の実施形態の車両用信号灯では、図27(B)および図27(C)に示すように、レンズカット部3Cの前側表面3C1が凹状面によって構成されている。
詳細には、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯の図25(C)に示す断面(鉛直面)内と同様に、図27(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図27(C)の左側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’よりも後側に突出せしめられている。そのため、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図27(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図27(C)の右側)に照射される。
また、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯の図25(B)に示す断面(水平面)内と同様に、図27(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの後側表面3C2が、レンズカット部3Cの前側表面3C1を後側(図27(B)の上側、リフレクタ2a,2cの側)にオフセットさせた面3C1’と一致せしめられている。そのため、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図27(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図16(C)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LCとして車両用信号灯の前側(図27(B)の下側)に照射される。
更に、第13の実施形態の車両用信号灯では、第12の実施形態の車両用信号灯と同様に、図16(A)に示すように、図27に示したレンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。
以下、本発明の車両用信号灯の第14の実施形態について説明する。第14の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第11の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様に構成されている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第11の実施形態の車両用信号灯とほぼ同様の効果を奏することができる。
図28は第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。詳細には、図28(A)は第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aの正面図、図28(B)は図28(A)のA1−A1線に沿った断面図、図28(C)は図28(A)のA2−A2線に沿った断面図である。
第14の実施形態の車両用信号灯では、図28(B)に示す断面(水平面)内において、図22(B)に示した第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図28(B)の上側、リフレクタ2a,2bの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、図22(B)に示した第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、図28(B)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図21(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光LAとして車両用信号灯の前側(図28(B)の上側)に照射される。
一方、第11の実施形態の車両用信号灯では、図22(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(22(C)の左側、リフレクタ2a,2bの反対側)にオフセットさせた面3A2’よりも前側に突出せしめられているのに対し、第14の実施形態の車両用信号灯では、図28(C)に示す断面(鉛直面)内において、レンズカット部3Aの前側表面3A1が、レンズカット部3Aの後側表面3A2を前側(図28(C)の左側、リフレクタ2a,2bの反対側)にオフセットさせた面3A2’と一致せしめられている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、図28(C)に示すように、リフレクタ2a,2b(図16(B)および図21(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Aによって上下方向に拡散せしめられられることなく、水平面内を進む光LAとして車両用信号灯の前側(図28(C)の左側)に照射される。
また、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、図21(A)に示すように、レンズカット部3Aと、レンズカット部3Bとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)に示すように、光源1a,1bおよびリフレクタ2a,2bの放物系反射面と、光源1c,1dおよびリフレクタ2c,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む水平面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって左右方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。一方、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2c,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Bによって上下方向に拡散せしめられることなく、水平面内を進む光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。
図29は第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。詳細には、図29(A)は第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cの正面図、図29(B)は図29(A)のC1−C1線に沿った断面図、図29(C)は図29(A)のC2−C2線に沿った断面図である。
第14の実施形態の車両用信号灯では、図29(C)に示す断面(鉛直面)内において、図23(C)に示した第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、レンズカット部3Cの前側表面3C1が、レンズカット部3Cの後側表面3C2を前側(図29(C)の右側、リフレクタ2a,2cの反対側)にオフセットさせた面3C2’よりも前側に突出せしめられている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、図23(C)に示した第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、図29(C)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図21(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光LCとして車両用信号灯の前側(図29(C)の右側)に照射される。
一方、第11の実施形態の車両用信号灯では、図23(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの前側表面3C1が、レンズカット部3Cの後側表面3F2を前側(図23(B)の下側、リフレクタ2a,2cの反対側)にオフセットさせた面3C2’よりも前側に突出せしめられているのに対し、第14の実施形態の車両用信号灯では、図29(B)に示す断面(水平面)内において、レンズカット部3Cの前側表面3C1が、レンズカット部3Cの後側表面3C2を前側(図29(B)の下側、リフレクタ2a,2cの反対側)にオフセットさせた面3C2’と一致せしめられている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、図29(B)に示すように、リフレクタ2a,2c(図16(B)および図21(B)参照)の放物系反射面からの概略平行な光L2が、レンズカット部3Cによって左右方向に拡散せしめられられることなく、鉛直面内を進む光LCとして車両用信号灯の前側(図29(B)の下側)に照射される。
また、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、図21(A)に示すように、レンズカット部3Cと、レンズカット部3Dとが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されると共に、図16(B)および図21(B)に示すように、光源1a,1cおよびリフレクタ2a,2cの放物系反射面と、光源1b,1dおよびリフレクタ2b,2dの放物系反射面とが、車両用信号灯の主光軸線Lを含む鉛直面に対して鏡像関係に構成されている。そのため、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯と同様に、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって上下方向に拡散せしめられ、拡散光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。一方、第14の実施形態の車両用信号灯では、第11の実施形態の車両用信号灯とは異なり、リフレクタ2b,2dの放物系反射面からの概略平行な光が、レンズカット部3Dによって左右方向に拡散せしめられることなく、鉛直面内を進む光として車両用信号灯の前側(図16(B)の左側)に照射される。
以下、本発明の車両用信号灯の第15の実施形態について説明する。第15の実施形態の車両用信号灯は、後述する点を除き、上述した第9から第14の実施形態の車両用信号灯のいずれかとほぼ同様に構成されている。そのため、第15の実施形態の車両用信号灯によれば、上述した第9から第14の実施形態の車両用信号灯のいずれかとほぼ同様の効果を奏することができる。
図30は第15の実施形態の車両用信号灯の正面図である。第9から第14の実施形態の車両用信号灯では、図16(A)および図21(A)に示すように、車両用信号灯の正面から見た時に概略正方形に見えるように、レンズ3が構成されているが、第15の実施形態の車両用信号灯では、図30に示すように、車両用信号灯の正面から見た時に縦長または横長の概略長方形に見えるように、レンズ3が構成されている。
第16の実施形態では、上述した第1から第15の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
第1の実施形態の車両用信号灯を示した図である。 図1に示したレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 図1に示したレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第3の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第4の実施形態の車両用信号灯を示した図である。 第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第4の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第5の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第6の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第7の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Fを詳細に示した図である。 第8の実施形態の車両用信号灯の正面図である。 第9の実施形態の車両用信号灯を示した図である。 図16に示したレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 図16に示したレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第10の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第11の実施形態の車両用信号灯を示した図である。 第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第11の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第12の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第13の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Aを詳細に示した図である。 第14の実施形態の車両用信号灯のレンズ3のレンズカット部3Cを詳細に示した図である。 第15の実施形態の車両用信号灯の正面図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d 光源
2a,2b,2c,2d リフレクタ
3 レンズ
3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H レンズカット部
3I,3J,3K,3L 稜線
4 ハウジング
L 主光軸線

Claims (4)

  1. 光源と、
    反射光が概略平行な光になるように光源から放射された光を反射するための放物系反射面を有するリフレクタと、
    リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を拡散させるための複数のレンズカット部を有するレンズとを具備する車両用信号灯において、
    車両用信号灯の主光軸線を概略四角形のレンズの中心に配置し、
    車両用信号灯の主光軸線のまわりに概略放射状に延びている複数の稜線によって、概略四角形のレンズを少なくとも第1レンズカット部と、第2レンズカット部と、第3レンズカット部と、第4レンズカット部とに分割し、
    車両用信号灯の主光軸線を含む水平面の下側の第1レンズカット部と、その水平面の上側の第2レンズカット部とが互いに鏡像関係になり、車両用信号灯の主光軸線を含む鉛直面の左側の第3レンズカット部と、その鉛直面の右側の第4レンズカット部とが互いに鏡像関係になり、
    リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を第1レンズカット部および第2レンズカット部によって少なくとも左右方向に拡散させ、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を第3レンズカット部および第4レンズカット部によって少なくとも上下方向に拡散させることを特徴とする車両用信号灯。
  2. レンズカット部の前側表面を後側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の後側表面を後側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を左右方向および/または上下方向に拡散させることを特徴とする請求項1に記載の車両用信号灯。
  3. レンズカット部の後側表面を前側にオフセットさせた面よりもレンズカット部の前側表面を前側に突出させることにより、そのレンズカット部によって、リフレクタの放物系反射面からの概略平行な光を左右方向および/または上下方向に拡散させることを特徴とする請求項1に記載の車両用信号灯。
  4. 稜線を隔てて一方の側に位置するレンズカット部と、他方の側に位置するレンズカット部とを、その稜線の位置で互いに接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用信号灯。
JP2007316453A 2007-12-06 2007-12-06 車両用信号灯 Expired - Fee Related JP5165352B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316453A JP5165352B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 車両用信号灯
DE102008060551A DE102008060551A1 (de) 2007-12-06 2008-12-04 Fahrzeugsignalleuchte
US12/330,493 US8007154B2 (en) 2007-12-06 2008-12-08 Vehicle lamp

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316453A JP5165352B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 車両用信号灯

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009140779A true JP2009140779A (ja) 2009-06-25
JP2009140779A5 JP2009140779A5 (ja) 2011-01-13
JP5165352B2 JP5165352B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=40719543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007316453A Expired - Fee Related JP5165352B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 車両用信号灯

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8007154B2 (ja)
JP (1) JP5165352B2 (ja)
DE (1) DE102008060551A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155902A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2016110818A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 市光工業株式会社 車両用灯具
KR20180078754A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 에스엘 주식회사 차량용 램프

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5150336B2 (ja) * 2008-03-28 2013-02-20 スタンレー電気株式会社 Ledランプ
DE102011001865B4 (de) * 2011-04-07 2021-10-21 HELLA GmbH & Co. KGaA Beleuchtungsvorrichtung
JP6131571B2 (ja) * 2012-11-13 2017-05-24 市光工業株式会社 車両用灯具
JP5792217B2 (ja) * 2013-03-22 2015-10-07 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2016181388A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP7023780B2 (ja) * 2018-04-19 2022-02-22 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103202A (en) * 1980-12-19 1982-06-26 Yamada Daybright Kk Light transmitting prism cover with rectangular light distribution pattern
JP2001266614A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Stanley Electric Co Ltd 車両用信号灯具
JP2004233788A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光装置
US20050135109A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Guide Corporation, A Delaware Corporation Light blade

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1991866A (en) * 1933-08-31 1935-02-19 Ben Kapner Light projection lamp
US3532871A (en) * 1968-05-20 1970-10-06 Ford Motor Co Combination running light-reflector
FR2608733B1 (fr) * 1986-12-23 1991-08-09 Cibie Projecteurs Feu de signalisation de faible profondeur pour vehicule automobile
JPH01146202A (ja) * 1987-12-01 1989-06-08 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具
US4812955A (en) * 1988-04-12 1989-03-14 Truck-Lite Co., Inc. Modular shock resistant/sealed multi-function lamp
DE19647357A1 (de) * 1996-11-15 1998-05-20 Hella Kg Hueck & Co Fahrzeugleuchte
US6053623A (en) * 1998-03-03 2000-04-25 New Option Lighting, Llc Waterproof light with multi-faceted reflector in a flexible enclosure
JP2001047453A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Honda Motor Co Ltd フレネルレンズの製造方法
JP2001229710A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Stanley Electric Co Ltd 重連型車両用灯具
JP2002093209A (ja) * 2000-09-11 2002-03-29 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103202A (en) * 1980-12-19 1982-06-26 Yamada Daybright Kk Light transmitting prism cover with rectangular light distribution pattern
JP2001266614A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Stanley Electric Co Ltd 車両用信号灯具
JP2004233788A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光装置
US20050135109A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Guide Corporation, A Delaware Corporation Light blade

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155902A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2016110818A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 市光工業株式会社 車両用灯具
KR20180078754A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 에스엘 주식회사 차량용 램프
KR101987287B1 (ko) * 2016-12-30 2019-06-11 에스엘 주식회사 차량용 램프

Also Published As

Publication number Publication date
US8007154B2 (en) 2011-08-30
JP5165352B2 (ja) 2013-03-21
US20090201694A1 (en) 2009-08-13
DE102008060551A1 (de) 2009-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5165352B2 (ja) 車両用信号灯
US9400089B2 (en) Vehicle lighting unit
JP5049539B2 (ja) 自動車用ヘッドライトモジュールを製造する方法、およびモジュール、並びにヘッドライト
JP6963380B2 (ja) レンズ体および車両用灯具
JP6560514B2 (ja) 車両用灯具
JP2014067715A (ja) 車用照明装置
JP5707661B2 (ja) 車両用灯具ユニット及び車両用灯具に用いられる導光体
JP2009032564A (ja) 車両用灯具、及び、車両用灯具に用いられる導光レンズ
JP6688153B2 (ja) レンズ体および車両用灯具
JP2012028156A (ja) 車両用灯具ユニット
CN108730909B (zh) 透镜体及车辆用灯具
US11067725B2 (en) Multi-focal collimating lens and headlight assembly for an automotive low beam
JP6747886B2 (ja) 車両用灯具
JP2011025820A (ja) 車両用灯具
JP2014149963A (ja) 車両用灯具
JP7143932B2 (ja) 導光板の製造方法、導光板、車両用灯具、および金型
US10502384B2 (en) Optical assembly comprising reflectors provided with discontinuities
JP2014167879A (ja) 車両用灯具
CN114484371A (zh) 用于汽车的灯和包括该灯的汽车
JP6119241B2 (ja) 車両用灯具
JP6162418B2 (ja) 灯具ユニットおよび投影レンズ
JP2016039141A (ja) 反射鏡および反射鏡を備えた照明装置
JP2014127412A (ja) 車両用灯具
KR102118140B1 (ko) 차량용 램프
JP3985651B2 (ja) 光束反射プリズム及び光束反射プリズムを用いた車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5165352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees