JP2009139531A - 音声再生時間算出方法 - Google Patents
音声再生時間算出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009139531A JP2009139531A JP2007314501A JP2007314501A JP2009139531A JP 2009139531 A JP2009139531 A JP 2009139531A JP 2007314501 A JP2007314501 A JP 2007314501A JP 2007314501 A JP2007314501 A JP 2007314501A JP 2009139531 A JP2009139531 A JP 2009139531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- audio
- reproduction
- amount
- compressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【解決手段】圧縮ファイルのデータ先頭位置Aから音声出力開始時間Dに対応する再生開始時のデータ位置Bまでのデータ量をオフセットCとし、再生中のデータ位置EからオフセットCを差し引いたデータ量に基づいて、一定の更新間隔で再生中の表示時間Fを計算して表示する。圧縮ファイルのデータ末尾位置Gに達した後は、実際の音声出力終了時間Hまでの間、圧縮ファイルの読み出しは行わず、このデータ末尾位置GからオフセットCを差し引き、その後の経過時間に応じた補正値Kを加算したデータ量に基づいて、一定の更新間隔で再生中の表示時間Fを計算して表示する。
【選択図】図1
Description
MP3形式の圧縮データファイルは、フレームに区分された構成になっており、各フレームは、ヘッダ情報と圧縮データ本体とで構成されている。ヘッダ情報は、同期符号、ビットレート(データ転送速度)、サンプリングレート、チャネル数等を含む32ビットの情報である。圧縮データ本体は、MP3形式で圧縮された音声データで、1500バイト程度のサイズとなっている。
このMP3再生装置は、記憶装置10、マイクロコントローラ(以下、「マイコン」という)20、音声再生IC30、音声出力装置40及び表示装置50等で構成されている。記憶装置10は、MP3形式の圧縮データを記憶するもので、ハードディスクやフラッシュメモリ等が用いられる。マイコン20は、記憶装置10から圧縮データを順番に読み出して音声再生IC30に与えると共に、表示装置50に対して音声出力開始からの経過時間等を表示するものである。音声再生IC30は、マイコン20から与えられる圧縮データを伸長し、アナログの音声信号に変換してスピーカやヘッドホン等の音声出力装置40に与えるものである。
再生時間(s)=データ量/(ビットレート/8)
A:データ先頭位置=MP3ファイルの先頭データ位置(単位:バイト)
B:再生開始時のデータ位置=データ検出部35からPCMデータが存在する旨の検出信号DETが出力されたときに、マイコン20から音声再生IC30へ転送しているMP3ファイルのデータ位置(単位:バイト)
C:オフセット=データ先頭位置Aから再生開始時のデータ位置Bまでに、音声再生IC30へ転送したMP3データ数(単位:バイト)
D:音声出力開始時間=PCMデータが存在する旨の検出信号DETが出力された時間(単位:秒)
E:再生中のデータ位置=再生中にマイコン20から音声再生IC30へ転送しているMP3ファイルのデータ位置(単位:バイト)
F:再生中の表示時間=再生中のデータ位置EからオフセットCを減算したMP3データ位置に基づいて算出した再生時間(単位:秒)、なお、再生中の表示時間Fは、一定の更新間隔(例えば300ms)で更新される。
G:データ末尾位置=MP3ファイルの終端位置(単位:バイト)
H:音声出力終了時間=PCMデータが無くなった旨の検出信号DETが出力された時間(単位:秒)
I:補正バイト数=表示時間の更新間隔(例えば300ms)で消費されるMP3データのバイト数
J:補正開始位置=音声再生IC30へ転送するMP3ファイルのデータが無くなった状態で、初めて表示時間の更新間隔が経過した位置(単位:バイト)
K:補正値=補正開始位置J以後の補正バイト数Iを更新間隔毎に加算した値
補正バイト数I=(ビットレート/8)×表示時間の更新間隔
ステップS8において、記憶装置10から読み出すべきMP3データがまだ存在するか否かを判定する。読み出すべきMP3データがまだ存在する場合は、ステップS9へ進む。読み出すべきMP3データが無くなった場合は、補正処理を行うためのステップS10へ進む。
再生時間=(データ転送数−オフセットC+補正値K)/(ビットレート/8)
なお、データ転送数は、開始時点から現在までの間に、音声再生IC30へ転送したデータ量(単位:バイト)の累計である。
(a) 圧縮音声データとしてMP3ファイルを例に説明したが、固定ビットレートの圧縮音声データであれば、WMA(Windows Media Audio)形式等にも同様に適用可能である。
(b) 図4のフローチャートは一例である。例えば、ステップS6では、表示時間の更新間隔が経過したか否かを判定しているが、タイマーを用いて更新間隔毎にステップS7を起動するようにしても良い。
(c) ステップS12における再生時間の算出式中の補正値Kは、読み出すべきMP3データが終了した時点からの経過時間に(ビットレート/8)を掛けたものであり、再生時間は補正値Kを(ビットレート/8)で割り算している。即ち、この算出式で計算される再生時間は、データ末尾位置Gに対応する再生時間に、それ以後の経過時間を加算したものである。従って、ステップS12における再生時間の計算方法をそのように変更しても良い。
(d) 通常の実時間再生の場合は、音声再生IC30に実際に転送したデータ量に応じて再生時間を計算するが、早送りや早戻しの場合には、MP3ファイルのデータ読み出し位置に基づいて再生時間を計算することにより、早送りや早戻しでの再生時間表示も可能である。
20 マイクロコントローラ
30 音声再生IC
31 入力バッファ
32 デコーダ
33 出力バッファ
34 DAC
35 データ検出部
40 音声出力装置
50 表示装置
Claims (1)
- 与えられた圧縮音声データを伸長して音声信号に変換する音声再生回路と、記憶装置から前記圧縮音声データを読み出して前記音声再生回路に転送する制御回路とを備えた音声再生装置において音声出力開始からの経過時間を表示するための音声再生時間算出方法であって、
前記音声再生回路から前記音声信号が出力されるまでの間に、前記制御回路から該音声再生回路に転送した前記圧縮音声データの量を第1データ量として算出する処理と、
前記制御回路から前記音声再生回路に転送した前記圧縮音声データの量の累計を第2データ量として求める処理と、
前記記憶装置に読み出し対象の圧縮音声データが存在する間、前記第2データ量から前記第1データ量を差し引いたデータ量に基づいて音声再生時間を算出する処理と、
前記記憶装置から読み出し対象の圧縮音声データをすべて読み出して前記音声再生回路に転送した後、その時点からの経過時間に再生されるべき圧縮音声データの量に対応する第3データ量を計算し、前記第2データ量から前記第1データ量を差し引いて該第3データ量を加算したデータ量に基づいて音声再生時間を算出する処理とを、
行うことを特徴とする音声再生時間算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007314501A JP2009139531A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 音声再生時間算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007314501A JP2009139531A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 音声再生時間算出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009139531A true JP2009139531A (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=40870217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007314501A Pending JP2009139531A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 音声再生時間算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009139531A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09179598A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-11 | Olympus Optical Co Ltd | 音声記録装置 |
JP2005502921A (ja) * | 2001-09-06 | 2005-01-27 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | 可変ビット・レートのディジタル符号化オーディオ・データ・ファイルの経過再生時間を計時する方法および装置 |
-
2007
- 2007-12-05 JP JP2007314501A patent/JP2009139531A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09179598A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-11 | Olympus Optical Co Ltd | 音声記録装置 |
JP2005502921A (ja) * | 2001-09-06 | 2005-01-27 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | 可変ビット・レートのディジタル符号化オーディオ・データ・ファイルの経過再生時間を計時する方法および装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006006714A1 (ja) | 映像再生同期信号生成方法、映像再生同期信号生成プログラム、タイミング制御装置、映像音声同期再生方法、映像音声同期再生プログラム及び映像音声同期再生装置 | |
WO2008035164A8 (en) | Method and apparatus for reproducing an audio video sequence | |
EP1071294A2 (en) | System, method and recording medium for audio-video synchronous playback | |
JP2002351466A5 (ja) | ||
US20100189130A1 (en) | Data processing apparatus and method and encoding device | |
JP2009139531A (ja) | 音声再生時間算出方法 | |
WO2003096691A1 (fr) | Dispositif et procede de traitement des signaux, programme et support d'enregistrement | |
JP2004341430A (ja) | 再生装置および再生方法、記録媒体、並びにプログラム | |
JP2004072217A5 (ja) | ||
JP2006114181A (ja) | 再生装置および再生方法 | |
JP4619131B2 (ja) | オーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器 | |
JP2008011328A (ja) | Spdifデータ受信装置 | |
JP4784597B2 (ja) | 記録再生装置、およびプログラム | |
JP4264814B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2008084382A (ja) | 圧縮データ再生方法 | |
JP2005276273A (ja) | デジタル記録再生装置及びそれにおける記録可能時間演算方法 | |
JP2006155817A (ja) | 信号出力装置及び信号出力方法 | |
JP5002968B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2003316390A (ja) | 移動平均値算出方法及び移動平均値算出装置及びデータ再生装置 | |
JP2007293973A (ja) | 圧縮データ再生方法 | |
JP2000261764A (ja) | 映像信号再生装置 | |
JP4739898B2 (ja) | エンコードデータの再生時刻表示方法及びそれを用いた再生装置 | |
JPH11341059A (ja) | 圧縮符号復号装置 | |
JP2002150666A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2004118948A (ja) | 再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090316 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110927 |