JP2009139513A - 光学機器 - Google Patents

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JP2009139513A
JP2009139513A JP2007314214A JP2007314214A JP2009139513A JP 2009139513 A JP2009139513 A JP 2009139513A JP 2007314214 A JP2007314214 A JP 2007314214A JP 2007314214 A JP2007314214 A JP 2007314214A JP 2009139513 A JP2009139513 A JP 2009139513A
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Yasushi Yoshibe
耕史 吉部
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】ねじ穴を塞ぐための作業工数を削減する。
【解決手段】貫通する複数のねじ穴(1b〜1b)を有する円筒部材(1)を備え、円筒部材(1)の内周面に複数のねじ穴(1b〜1d)を一体的に覆うシート(9)が取り付けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は光学機器に関する。
従来、レンズ移動のためのフォーカス、ズーム用のモータ等を備える鏡筒が知られている(下記特許文献参照)。
フォーカスモータ等の部材を鏡筒にねじ止めするため、鏡筒に半径方向へ貫通する複数のねじ穴が設けられている。そのねじ穴にねじを締め込んだとき、鏡筒内に切り粉等のごみが入り込むことがある。切り粉等のごみが鏡筒内に入り込むと、レンズを介して切り粉等のごみが見えてしまう。これを防止するため、複数の各ねじ穴に遮光テープが予め個々に貼り付けられている。
特開平11−72690号公報
しかし、遮光テープで一つひとつねじ穴を塞ぐ作業は煩雑であり、ねじ穴が多いときには多くの作業工数が必要であり、非常に手間がかかるという問題がある。
この発明の課題はねじ穴を塞ぐための作業工数を削減することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、貫通する複数のねじ穴を有する円筒部材を備え、前記円筒部材の内周面に前記複数のねじ穴を一体的に覆うシートが取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の光学機器において、前記シートに、前記円筒部材に形成された長溝との干渉を回避するための逃げ部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の光学機器において、前記シートに前記円筒部材との位置決めを行うための第1の位置決め部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の光学機器において、前記円筒部材に設けられた第2の位置決め部は前記長溝の端部に形成された穴部であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の光学機器において、前記シートは前記円筒部材の内周面に形成された全てのねじ穴を覆うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の光学機器において、前記光学機器はカメラに取り付け可能なレンズ鏡筒であることを特徴とする。
この発明によれば、ねじ穴を塞ぐための作業工数を削減することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の断面を示す概念図である。
このレンズ鏡筒(光学機器)LBは円筒部材1とMF環2とフォーカス移動部材3とフォーカス回転部材4とを備えている。
MF環2は手で光軸Lを中心に回転させてフォーカシングを行うための環状の操作部材であり、円筒部材1の外周面に回転可能に嵌合している。MF環2は金属製でも、プラスチック製でもよい。
円筒部材1の後端部にはカメラCのマウント(図示せず)に装着するためのマウント部材8がビス15で取り付けられている。円筒部材1には固定レンズ群L1,L3が保持されている。
円筒部材1の外周面にはフォーカス回転部材4が摺動可能に嵌合している。円筒部材1の外周面に形成されためねじ部(ねじ穴)1dには固定ピン13のねじ部13cがねじ込まれている。固定ピン13の頭部13bはフォーカス回転部材4の内周面に形成された円周溝4cに対して摺動可能に係合している。そのため、フォーカス回転部材4は光軸L方向へ移動することなく光軸Lを中心に回転する。フォーカス回転部材4には光軸L方向へ延びる3本の直進溝4aが形成されている。3本の直進溝4aは円筒部材1に設けられた3本のリード溝(長溝)1eとそれぞれクロスする。
円筒部材1の内周面にはフォーカス移動部材3が摺動可能に嵌合している。フォーカス移動部材3はフォーカスレンズ群L2を保持する。
フォーカス移動部材3に形成されためねじ3aにはフォーカス用のピン14のねじ部14cがねじ込まれている。ピン14の頭部14bはリード溝1eを通って直進溝4aに達し、両溝4a,1eに対して摺動可能に係合している。フォーカス回転部材4が回転したとき、フォーカスレンズ群L2が回転しながら光軸L方向へ移動し、フォーカス動作が行われる。
フォーカス移動部材3の内周面には遮光シート10が貼り付けられている。遮光シート10によって、ピン14をめねじ3aにねじ込んだときに切り粉等のごみがフォーカス移動部材3内に入り込むのを阻止することができる。なお、遮光シート10は円筒部材1内での反射によるゴーストを防止できる反射率の低い黒色のシートである。
円筒部材1の外周面に形成されためねじ部(ねじ穴)1cには固定ピン12のねじ部12cがねじ込まれている。固定ピン12の頭部12bはMF環2の内周面に形成された円周溝2cに対して摺動可能に係合している。そのため、MF環2は光軸L方向へ移動することなく光軸Lを中心に回転する。
MF環2には超音波モータが装着されている。超音波モータはステータ7、ロータ5等からなる。ロータ5は回転連動部材16を介してフォーカス回転部材4と結合しており、ロータ5の回転力は回転連動部材16を介してフォーカス回転部材4に伝達される。
また、円筒部材1の外周面には超音波モータに電力を供給する2つの電力供給ブラシ6(図1では一方の電力供給ブラシ6だけが見える)が、円筒部材1の外周面に形成されためねじ部(ねじ穴)1bにねじ込まれた固定ビス11によって固定されている。
円筒部材1の内周面にはすべてのめねじ部1b,1c,1dを一体的に覆う遮光シート(シート)9が貼り付けられている。遮光シート9によって固定ビス11、固定ピン12及び固定ピン13をめねじ部1b,めねじ部1c及びめねじ部1dにそれぞれねじ込んだときに切り粉等のごみが円筒部材1内に入り込むのを阻止することができる。
図2は図1のA方向から見た円筒部材の展開図、図3は1つのねじ穴に1枚の遮光シートを貼り付けた状態を説明する展開図である。なお、図3において、図2と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略した。また、めねじ部1b,1c,1dは実際には遮光シート9で覆われて見えないが、説明の都合上実線で示した。
遮光シート9の後端部9eを円筒部材1の段差部1−1に当接させることにより、遮光シート9の光軸L方向の位置決めを行うことができる。段差部1−1は旋盤加工によって形成されている。
遮光シート9にはピン14が貫通する部分にリード溝1eとの干渉を回避するための逃げ部9bが設けられている。
遮光シート9にはリード溝1eの端部に形成された穴部(第2の位置決め部)1fに合致可能であって逃げ部9bに通じる穴部(第1の位置決め部)9aが形成されている。穴部1fと穴部9aとを合致させることにより、遮光シート9の円周方向の位置決めを行うことができる。遮光シート9を円筒部材1の内周面に貼り付ける作業は、円筒部材1が単体のときに行われる。穴部1fと穴部9aとを合致させ、穴部9aに例えばピン(図示せず)を挿入し、このピンに合わせて遮光シート9を段差部1−1に当接するように円筒部材1の内周面に貼り付ける。
なお、図3では複数のねじ穴に遮光シート9A〜9Iがそれぞれ貼り付けられているが、この場合上述のように1枚の遮光シート9ですべてのめねじ部1b,1c,1dを覆う場合より多くの工数が必要である。
上記実施形態では1枚の遮光シート9でめねじ部1b,1c、1dを一体的に覆ったが、この発明はこれに限られるものではなく、複数のめねじ部を2枚以上の遮光シートで覆うようにしてもよい。
次に、レンズ鏡筒の動作について説明する。
MF環2を手で回転させる。MF環2と超音波モータとは一体的に結合しているので、超音波モータがMF環2と一体に回転する。超音波モータのロータ5は回転連動部材16を介してフォーカス回転部材4に結合しているので、フォーカス回転部材4にMF環2の回転力が伝達される。フォーカス移動部材3に固定されたピン14は直進溝4aとリード溝1eとに摺動可能に係合しているので、MF環2が光軸Lを中心に回転したとき、フォーカス移動部材3は回転しながら固定レンズ群L2と一体にリード溝1eに沿って光軸L方向へ移動し、フォーカシングが行われる。
この実施形態によれば、1枚の遮光シート9で全てのめねじ部1b,1c,1dを覆うようにしたので、遮光シート9でめねじ部を塞ぐ際の作業工数を削減することができる。
また、円筒部材1の段差部1−1に遮光シート9を当接させ、穴部1fと穴部9aとを合致させるだけで、遮光シート9を精度良く円筒部材1の内周面に貼り付けることができる。
図1はこの発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の断面を示す概念図である。 図2はA方向から見た円筒部材の展開図である。 図3は1つのねじ穴に1枚の遮光シートを貼り付けた状態を説明する展開図である。
符号の説明
1:円筒部材、1b,1c、1d:めねじ部(ねじ穴)、1e:リード溝(長溝)、1f:穴部(第2の位置決め部)、9:遮光シート(シート)、9a:穴部(第1の位置決め部)、9b:逃げ部、LB:レンズ鏡筒(光学機器)。

Claims (6)

  1. 貫通する複数のねじ穴を有する円筒部材を備え、
    前記円筒部材の内周面に前記複数のねじ穴を一体的に覆うシートが取り付けられていることを特徴とする光学機器。
  2. 前記シートに、前記円筒部材に形成された長溝との干渉を回避するための逃げ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学機器。
  3. 前記シートに前記円筒部材との位置決めを行うための第1の位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の光学機器。
  4. 前記円筒部材に設けられた第2の位置決め部は前記長溝の端部に形成された穴部であることを特徴とする請求項3記載の光学機器。
  5. 前記シートは前記円筒部材の内周面に形成された全てのねじ穴を覆うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の光学機器。
  6. 前記光学機器はカメラに取り付け可能なレンズ鏡筒であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の光学機器。
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