JP2009138828A - 車両用自動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速用プラネタリギヤユニットからラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットを廃止して機械伝達効率を高めながら、各変速段のレシオの設定自由度を高める。
【解決手段】前進7段、後進1段の自動変速機Tは、シングルピニオン型の減速用プラネタリギヤユニットPUrと、共にシングルピニオン型の第1、第2プラネタリギヤユニットPU1,PU2の組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニットPUsと、湿式多板型あるいはバンドブレーキ型の6個の摩擦係合要素Ca,Cb,Cc,C1,B1,B2とを備える。前記6個の摩擦係合要素のうちの3個を選択的に締結して前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立する。ラビニヨ式のプラネタリギヤユニットを用いていないために機械伝達効率が高く、しかも各変速段のレシオの設定自由度を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、3個の差動回転要素を備える減速用プラネタリギヤユニットと、第1プラネタリギヤユニットおよび第2プラネタリギヤユニットの組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニットと、湿式多板型のクラッチあるいはブレーキよりなる少なくとも5個の摩擦係合要素とを入力軸の軸線まわりに配置した車両用自動変速機に関する。
減速用プラネタリギヤユニットと、ラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットと、湿式多板型のクラッチあるいはブレーキよりなる6個の摩擦係合要素とを組み合わせることにより、前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立可能にした自動変速機が下記特許文献1および下記特許文献2により公知である。
特許第3736481号公報 特開2005−54824号公報
ところで上記特許文献1、2で用いられているラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットは、シングルピニオン型の第1プラネタリギヤユニットとダブルピニオン型の第2プラネタリギヤユニットとを組み合わせたものであって、ダブルピニオン型の第2プラネタリギヤユニットの一方のピニオンと、シングルピニオン型の第1プラネタリギヤユニットのピニオンとが共通部材で構成されているか、あるいは一体に回転し得るように結合されて構成されているため、その機械伝達効率が低いという問題があった。
また上記特許文献1、2で用いられているラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットは、合計6個の差動回転要素のうち、二つのキャリヤが共有化され、かつ二つのリングギヤが共有化されているため、残った4個の差動回転要素の結合関係が定まってしまい、各変速段のレシオの設定自由度が低くなる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、変速用プラネタリギヤユニットからラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットを廃止して機械伝達効率を高めながら、各変速段のレシオの設定自由度を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、3個の差動回転要素を備える減速用プラネタリギヤユニットと、第1プラネタリギヤユニットおよび第2プラネタリギヤユニットの組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニットと、湿式多板型のクラッチあるいはブレーキよりなる少なくとも5個の摩擦係合要素とを入力軸の軸線まわりに配置した車両用自動変速機であって、前記第1プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素と前記第2プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素とを出力軸に接続し、前記第2プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素と、前記第1プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素および第1差動回転要素との間にそれぞれ第1、第2クラッチを配置し、前記入力軸に接続された前記減速用プラネタリギヤユニットの減速出力が入力される前記第2プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素と、前記第1プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素との間に第3クラッチを配置し、前記第1プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素と、前記入力軸およびハウジングとの間にそれぞれ第4クラッチおよび第1ブレーキを配置し、前記減速用プラネタリギヤユニットの速度線図における3個の差動回転要素が、第1差動回転要素、第2差動回転要素および第3差動回転要素の順番に配置され、前記第1差動回転要素および前記第2差動回転要素間の距離を、前記第2差動回転要素および前記第3差動回転要素間の距離よりも大きく設定し、前記第3差動回転要素を入力軸からの入力要素とし、前記第2差動回転要素を前記変速用プラネタリギヤユニットへの出力要素とし、前記第1差動回転要素とハウジングとの間に第2ブレーキを配置したことを特徴とする車両用自動変速機が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第2プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素とハウジングとの間に第3ブレーキを配置したことを特徴とする車両用自動変速機が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第2ブレーキを廃止して前記減速用プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素をハウジングに常時拘束したことを特徴とする車両用自動変速機が提案される。
請求項1の構成によれば、変速用プラネタリギヤユニットを、構造が複雑で機械伝達効率が低いラビニヨ式のプラネタリギヤユニットで構成する必要がないため、ラビニヨ式のプラネタリギヤユニットを用いる場合に比べて機械伝達効率を高めることができる。また第1〜第3クラッチの選択的な締結によって変速用プラネタリギヤユニットの4個の差動回転要素の結合関係を3種類に変化させ、各変速段のレシオの設定自由度を高めることができる。しかも6個以上の摩擦係合要素を持つものでは、各変速段の確立時に3個の摩擦係合要素が締結するので、従来の2個の摩擦係合要素が締結するものに比べて、オイルの引きずり抵抗が発生する開放した摩擦係合要素の数を減らし、オイルのフリクションによる損失を低減することができる。また減速用プラネタリギヤユニットをシングルピニオン式のプラネタリギヤユニットで構成できるので機械伝達効率を高めることができ、しかも入力軸の回転を減速して変速用プラネタリギヤユニットに伝達する減速用プラネタリギヤユニットにおける減速比を小さくすることができるので、高速変速段側をクロスレシオに設定することができる。
また請求項2の構成によれば、第2プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素とハウジングとの間に第3ブレーキを配置したので、前進7段の自動変速機に第3ブレーキを付加するだけで前進8段の自動変速機を得ることができる。
また請求項3の構成によれば、第2ブレーキを廃止して減速用プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素をハウジングに常時拘束したので、前進7段の自動変速機から第2ブレーキを廃止することで前進6段の自動変速機を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は車両用自動変速機のスケルトン図、図2は車両用自動変速機の速度線図である。
図1に示すように、自動車用の前進1速〜前進7速および後進1速の自動変速機Tは、シングルピニオン型プラネタリギヤユニットで構成された減速用プラネタリギヤユニットPUrと、何れもシングルピニオン型プラネタリギヤユニットよりなる第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2で構成された変速用プラネタリギヤユニットPUsとを備える。
減速用プラネタリギヤユニットPUrは、サンギヤSfと、キャリヤCfと、リングギヤRfと、キャリヤCfに支持されてサンギヤSfおよびリングギヤRfに同時に噛合する複数のピニオンPfとを備える。第1プラネタリギヤユニットPU1は、サンギヤSmと、キャリヤCmと、リングギヤRmと、キャリヤCmに支持されてサンギヤSmおよびリングギヤRmに同時に噛合する複数のピニオンPmとを備える。第2プラネタリギヤユニットPU2は、サンギヤSrと、キャリヤCrと、リングギヤRrと、キャリヤCrに支持されてサンギヤSrおよびリングギヤRrに同時に噛合する複数のピニオンPrとを備える。
図示せぬ動力源、例えばエンジンにより駆動される入力軸ISは、減速用プラネタリギヤユニットPUrのリングギヤRfに常時接続され、図示せぬ車輪を駆動する出力軸OSは、第1プラネタリギヤユニットPU1のリングギヤRmおよび第2プラネタリギヤユニットPU2のキャリヤCrに常時接続される。
入力軸ISは第4クラッチC1を介して第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmに結合可能であり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmは第1クラッチCaを介して第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrに結合可能であり、第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrは第2クラッチCbを介して第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmに結合可能であり、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmは第3クラッチCcを介して減速用プラネタリギヤユニットPUrのキャリヤCfおよび第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrに結合可能である。
また第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmは第1ブレーキB1を介してハウジングHに結合可能であり、減速用プラネタリギヤユニットPUrのサンギヤSfは第2ブレーキB2を介してハウジングHに結合可能である。
前記第1〜第4クラッチCa,Cb,Cc,C1はいずれも湿式多板型のもので構成され、前記第1、第2ブレーキB1,B2は湿式多板型あるいはバンドブレーキ型のもので構成される。
図2は自動変速機Tの速度線図を示しており、上段の速度線図は減速用プラネタリギヤユニットPUrのものであり、中段の速度線図は変速用プラネタリギヤユニットPUsの第1プラネタリギヤユニットPU1のものであり、下段の速度線図は変速用プラネタリギヤユニットPUsの第2プラネタリギヤユニットPU2のものである。
Figure 2009138828
表1におけるi,j,kは、それぞれ減速用プラネタリギヤユニットPUr、第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2の、リングギヤおよびサンギヤの歯数比を表している。
減速用プラネタリギヤユニットPUrにおいて、リングギヤRfの歯数をZRfとし、サンギヤSfの歯数をZSfとしたとき、歯数比iはZRf/ZSf=1.400に設定される。
第1プラネタリギヤユニットPU1において、リングギヤRmの歯数をZRmとし、サンギヤSmの歯数をZSmとしたとき、歯数比jはZRm/ZSm=2.000に設定される。
第2プラネタリギヤユニットPU2において、リングギヤRrの歯数をZRrとし、サンギヤSrの歯数をZSrとしたとき、歯数比kはZRr/ZSr=1.700に設定される。
図2の減速用プラネタリギヤユニットPUr、第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2の速度線図において、キャリヤの縦線とリングギヤの縦線との距離を1.000としたとき、キャリヤの縦線とサンギヤの縦線との距離が、それぞれ前記歯数比i,j,kに設定される。
図1において、変速用プラネタリギヤユニットPUsの第1プラネタリギヤユニットPU1はサンギヤSm、キャリヤCmおよびリングギヤRmの3個の差動回転要素を備え、第2プラネタリギヤユニットPU2はサンギヤSr、キャリヤCrおよびリングギヤRrの3個の差動回転要素を備えているが、第1プラネタリギヤユニットPU1のリングギヤRmと第2プラネタリギヤユニットPU2のキャリヤCrとは常時結合されている。
また第1クラッチCaを締結すると、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、第2クラッチCbを締結すると、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、第3クラッチCcを締結すると、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmと第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrとが一体化される。このように、第1プラネタリギヤユニットPU1の3個の差動回転要素および第2プラネタリギヤユニットPU2の3個の差動回転要素の合計6個の差動回転要素のうち、その二つを常時一体化し、かつ他の二つを選択的に一体化することにより、変速用プラネタリギヤユニットPUsは4個の差動回転要素を持つことになる。
図2において、「締結状態a」は第1クラッチCaを締結した状態、「締結状態b」は第2クラッチCbを締結した状態、「締結状態c」は第3クラッチCcを締結した状態を示しており、第1〜第3クラッチCa〜Ccの締結状態により、変速用プラネタリギヤユニットPUsの速度線図の形状を3種類に変化させることができる。
Figure 2009138828
表2は第1の実施の形態の自動変速機Tの作動表であり、左欄の1〜7は前進1速変速段〜前進7速変速段を表し、Rは後進変速段を表す。また○印は摩擦係合要素が締結状態にあることを表し、(○)は摩擦係合要素が相対回転しない状態を示している。摩擦係合要素が相対回転しない場合には、それを締結しても締結しなくても作用上の差異はないが、オイルポンプで発生する油圧の消費量や、その油圧を制御するソレノイドバルブの電力の消費量の削減の観点からは締結しない方が経済的である。
また表2において、「公比」は隣接する前進変速段のレシオの比であり、「レシオレンジ」は前進1速変速段および前進7速変速段間のレシオの比である。
次に、表2に示す自動変速機Tの作動表を参照しながら、各変速段の確立について説明する。
表2から明らかなように、前進1速変速段〜前進7速変速段および後進変速段のうち、前進6速変速段を除く変速段では、第2ブレーキB2が締結する。従って、減速用プラネタリギヤユニットPUrのサンギヤSfがハウジングHに拘束されるため、入力軸ISの回転が減速用プラネタリギヤユニットPUrのリングギヤRfに入力されると、減速用プラネタリギヤユニットPUrのキャリヤCfと、それに直結された第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrとが、入力軸ISの回転数(以下、全速回転数N1という)に対して減速された所定の回転数(以下、減速回転数N2という)で回転する。本実施の形態では、全速回転数N1を1.00としたとき、歯数比i=1.400によって減速回転数N2は0.58となる。
前進1速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第2クラッチCbおよび第1ブレーキB1が締結する。
第2クラッチCbの締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態bとなる。また第1ブレーキB1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmがハウジングHに拘束されて回転を停止する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が0になることで、レシオが4.739の前進1速変速段が確立する。
前進2速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第1クラッチCaおよび第1ブレーキB1が締結する。
第1クラッチCaの締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態aとなる。また第1ブレーキB1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmがハウジングHに拘束されて回転を停止することで、第1クラッチCaを介してキャリヤCmに接続された第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrも回転を停止する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrの回転数が0になることで、レシオが2.723の前進2速変速段が確立する。
前進3速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第1クラッチCaおよび第2クラッチCbが締結する。
第1クラッチCaおよび第2クラッチCbの締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmと、第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrと、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmとが一体化される。第1プラネタリギヤユニットPU1はキャリヤCmおよびサンギヤSmが一体化されることで差動回転が不能なロック状態となり、リングギヤRmも一体化される。そして、このリングギヤRmは第2プラネタリギヤユニットPU2のキャリヤCrと常時一体化されているため、第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrおよびキャリヤCrが一体化されることで差動回転が不能なロック状態となり、リングギヤRrも一体化される。つまり前進3速変速段では第1、第2プラネタリギヤユニットPU1,PU2が共にロック状態になり、締結していない第3クラッチCcも相対回転しない実質的な締結状態となる。その結果、減速回転数N2で回転する第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転がそのまま出力軸OSに出力され、レシオが1.714の前進3速変速段が確立する。
前進4速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第1クラッチCaおよび第4クラッチC1が締結する。
第1クラッチCaの締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態aとなる。また第4クラッチC1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmが入力軸ISに接続されることで、キャリヤCmは入力軸ISと同じ全速回転数N1で回転する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が全速回転数N1になることで、レシオが1.356の前進4速変速段が確立する。
前進5速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第2クラッチCbおよび第4クラッチC1が締結する。
第2クラッチCbの締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmと第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態bとなる。また第4クラッチC1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmが入力軸ISに接続されることで、キャリヤCmは入力軸ISと同じ全速回転数N1で回転する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が全速回転数N1になることで、レシオが1.177の前進5速変速段が確立する。
前進6速変速段の確立時には、例外的に前記第2ブレーキB2が開放し、第2クラッチCb、第3クラッチCcおよび第4クラッチC1が締結する。
第2クラッチCbおよび第3クラッチCcの締結により、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrとサンギヤSrとが一体化されることで、第2プラネタリギヤユニットPU2は差動回転が不能なロック状態となる。また第2クラッチCbの締結により、第2プラネタリギヤユニットPU2のサンギヤSrと第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmとが一体化され、かつ第2プラネタリギヤユニットPU2のキャリヤCrは第1プラネタリギヤユニットPU1のリングギヤRmと常時一体化されているため、第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmおよびリングギヤRmが一体化されることで、第1プラネタリギヤユニットPU1も差動回転が不能なロック状態となる。つまり前進6速変速段では第1、第2プラネタリギヤユニットPU1,PU2が共にロック状態になり、締結していない第1クラッチCaは相対回転しない実質的な締結状態となる。そして第4クラッチC1の締結により、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmに入力軸ISの全速回転数N1が入力することで、そのキャリヤCmの回転がそのまま出力軸OSに出力され、レシオが1.000の前進6速変速段が確立する。
前進7速変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第3クラッチCcおよび第4クラッチC1が締結する。
第3クラッチCcの締結により、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrと第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態cとなる。また第4クラッチC1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmが入力軸ISに接続されることで、キャリヤCmは全速回転数N1で回転する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が全速回転数N1になることで、レシオが0.828の前進7速変速段が確立する。
後進変速段の確立時には、前記第2ブレーキB2に加えて、第3クラッチCcおよび第1ブレーキB1が締結する。
第3クラッチCcの締結により、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrと第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図2の締結状態cとなる。また第1ブレーキB1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmがハウジングHに接続されることで、キャリヤCmは回転を停止する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が減速回転数N2になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が0になることで、レシオが−3.429の後進速変速段が確立する。
以上のように、本実施の形態によれば、変速用プラネタリギヤユニットPUsを構成する第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2が共にシングルピニオン型のプラネタリギヤユニットで構成されており、ラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットを用いていないので、その機械伝達効率を高めてエンジンの燃料消費量を節減することができる。
しかも、第1〜第3クラッチCa〜Ccを選択的に締結することで、変速用プラネタリギヤユニットPUsの速度線図の形状を3種類に変化させ、各変速段のレシオの設定自由度を高めることができる。通常、そのためには変速用プラネタリギヤユニットPUsを4個のプラネタリギヤユニットで構成する必要があるが、本実施の形態によれば、それを第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2の2個のプラネタリギヤユニットで達成することができるため、自動変速機Tの小型化に寄与することができる。
更に、前進1速変速段〜前進7速変速段および後進変速段を確立時に、合計6個の摩擦係合要素のうちの3個の摩擦係合要素が必ず締結するため、開放状態にあってオイルによるフリクションが大きくなる摩擦係合要素の数を、前記引用文献1および引用文献2に記載されたものに比べて1個減らし、その分だけフリクションを低減してエンジンの燃料消費量を節減することができる。
更にまた、減速用プラネタリギヤユニットPUrは、サンギヤSfを固定要素とし、キャリヤCfを出力要素とし、リングギヤRfを入力要素としたので、その減速比が比較的に小さくなり、出力要素であるキャリヤCfの回転数(減速回転数N2)を入力軸ISの回転数(全速回転数N2)に対して比較的に高めにすることができるため、高速変速段側でクロスレシオ(変速段間の公比が小さい状態)の特性を得ることができる。
次に、図3および図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態は、4個のクラッチCa,Cb,Cc,C1および2個のブレーキB1,B2を用いて前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立可能にしたものであるが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態に第3ブレーキB3を付加することで前進1速〜前進8速および後進1速の変速段を確立可能にしている。つまり第1の実施の形態の自動変速機Tは合計6個の摩擦係合要素を備えて前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立可能にしているが、第2の実施の形態の自動変速機Tは合計7個の摩擦係合要素を備えて前進1速〜前進8速および後進1速の変速段を確立可能にしている。
図3から明らかなように、第3ブレーキB3は、変速用プラネタリギヤユニットPUsの第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrを、つまり前記リングギヤRrと一体の減速用プラネタリギヤユニットPUrのキャリヤCfをハウジングHに対して拘束するものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同一である。
Figure 2009138828
但し、第1の実施の形態では第2プラネタリギヤユニットPU2の歯数比k=ZRr/ZSr=1.700であったものが(表1参照)、表3に示すように、第2の実施の形態では歯数比k=ZRr/ZSr=2.000に変更されている。
Figure 2009138828
第2の実施の形態の作動表である表4と、第1の実施の形態の作動表である表2とを比較すると明らかなように、第2の実施の形態の前進8速変速段の確立時以外の作動は同一である。この前進8速変速段の確立時には、第2ブレーキB2が開放し、第3クラッチCc、第4クラッチC1および第3ブレーキB3が締結する。
第3クラッチCcの締結により、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrと第1プラネタリギヤユニットPU1のサンギヤSmとが一体化され、変速用プラネタリギヤユニットPUsは図4の締結状態cとなる。また第4クラッチC1の締結により第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmが入力軸ISに接続されることで、キャリヤCmは全速回転数N1で回転する。かつ第3ブレーキB3の締結により第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrがハウジングHに拘束されて回転を停止する。よって速度線図において、第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRrの回転数が0になり、第1プラネタリギヤユニットPU1のキャリヤCmの回転数が全速回転数N1になることで、レシオが0.667の前進8速変速段が確立する。
このように、第2の実施の形態では、減速用プラネタリギヤユニットPUrのキャリヤCf(つまり第2プラネタリギヤユニットPU2のリングギヤRr)をハウジングHに拘束する第3ブレーキBを追加するだけで前進8速変速段を確立することが可能になる。
第2の実施の形態のその他の作用効果は、前述した第1の実施の形態の作用効果と同一である。
次に、図5および図6に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態は、4個のクラッチCa,Cb,Cc,C1および2個のブレーキB1,B2を用いて前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立可能にしたものであるが、第3の実施の形態は、第1の実施の形態の第2ブレーキB2を廃止して減速用プラネタリギヤユニットのサンギヤSfをハウジングHに常時拘束することで、前進1速〜前進6速および後進1速の変速段を確立可能にしている。つまり第1の実施の形態の自動変速機Tは合計6個の摩擦係合要素を備えて前進1速〜前進7速および後進1速の変速段を確立可能にしているが、第3の実施の形態の自動変速機Tは合計5個の摩擦係合要素を備えて前進1速〜前進6速および後進1速の変速段を確立可能にしている。
尚、第3の実施の形態における減速用プラネタリギヤユニットPUr、第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2の、リングギヤおよびサンギヤの歯数比i,j,kは、第2の実施の形態と同じである。
Figure 2009138828
第3の実施の形態の作動表である表5と、第1の実施の形態の作動表である表2とを比較すると明らかなように、第3の実施の形態では、第1の実施の形態の前進6速変速段が削除され、前進7速変速段が前進6速変速段に繰り上げられている。
第3の実施の形態のその他の作用効果は、前述した第1の実施の形態の作用効果と同一である。但し、第3の実施の形態では各変速段において締結する摩擦係合要素の数が2個であるため、開放状態にあってオイルによるフリクションが大きくなる摩擦係合要素の数を減らし、その分だけフリクションを低減してエンジンの燃料消費量を節減するという作用効果は期待することができない。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、各実施の形態における歯数比i,j,kの数値やレシオの数値は一例にすぎず、適宜変更することが可能である。
第1の実施の形態に係る車両用自動変速機のスケルトン図 第1の実施の形態に係る車両用自動変速機の速度線図 第2の実施の形態に係る車両用自動変速機のスケルトン図 第2の実施の形態に係る車両用自動変速機の速度線図 第3の実施の形態に係る車両用自動変速機のスケルトン図 第3の実施の形態に係る車両用自動変速機の速度線図
符号の説明
PUr 減速用プラネタリギヤユニット
PUs 変速用プラネタリギヤユニット
PU1 第1プラネタリギヤユニット
PU2 第2プラネタリギヤユニット
Sf サンギヤ(減速用プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素)
Cf キャリヤ(減速用プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素)
Rf リングギヤ(減速用プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素)
Sm サンギヤ(第1プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素)
Cm キャリヤ(第1プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素)
Rm リングギヤ(第1プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素)
Sr サンギヤ(第2プラネタリギヤユニットの第1差動回転要素)
Cr キャリヤ(第2プラネタリギヤユニットの第2差動回転要素)
Rr リングギヤ(第2プラネタリギヤユニットの第3差動回転要素)
Ca 第1クラッチ
Cb 第2クラッチ
Cc 第3クラッチ
C1 第4クラッチ
B1 第1ブレーキ
B2 第2ブレーキ
B3 第3ブレーキ
IS 入力軸
OS 出力軸
H ハウジング

Claims (3)

  1. 3個の差動回転要素を備える減速用プラネタリギヤユニット(PUr)と、
    第1プラネタリギヤユニット(PU1)および第2プラネタリギヤユニット(PU2)の組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニット(PUs)と、
    湿式多板型のクラッチあるいはブレーキよりなる少なくとも5個の摩擦係合要素(Ca,Cb,Cc,C1,B1,B2,B3)と、
    を入力軸(IS)の軸線まわりに配置した車両用自動変速機であって、
    前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第3差動回転要素(Rm)と前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第2差動回転要素(Cr)とを出力軸(OS)に接続し、
    前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第1差動回転要素(Sr)と、前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第2差動回転要素(Cm)および第1差動回転要素(Sm)との間にそれぞれ第1、第2クラッチ(Ca,Cb)を配置し、
    前記入力軸(IS)に接続された前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の減速出力が入力される前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第3差動回転要素(Rr)と、前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第1差動回転要素(Sm)との間に第3クラッチ(Cc)を配置し、
    前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第2差動回転要素(Cm)と、前記入力軸(IS)およびハウジング(H)との間にそれぞれ第4クラッチ(C1)および第1ブレーキ(B1)を配置し、
    前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の速度線図における3個の差動回転要素が、第1差動回転要素(Sf)、第2差動回転要素(Cf)および第3差動回転要素(Rf)の順番に配置され、前記第1差動回転要素(Sf)および前記第2差動回転要素(Cf)間の距離を、前記第2差動回転要素(Cf)および前記第3差動回転要素(Rf)間の距離よりも大きく設定し、
    前記第3差動回転要素(Rf)を入力軸(IS)からの入力要素とし、前記第2差動回転要素(Cf)を前記変速用プラネタリギヤユニット(PUs)への出力要素(Cf)とし、前記第1差動回転要素(Sf)とハウジング(H)との間に第2ブレーキ(B2)を配置したことを特徴とする車両用自動変速機。
  2. 前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第3差動回転要素(Rr)とハウジング(H)との間に第3ブレーキ(B3)を配置したことを特徴とする、請求項1に記載の車両用自動変速機。
  3. 前記第2ブレーキ(B2)を廃止して前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の第1差動回転要素(Sf)をハウジング(H)に常時拘束したことを特徴とする、請求項1に記載の車両用自動変速機。
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