JP2009135020A - ドームシートとドームシートの製造方法 - Google Patents

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Koichiro Uno
浩一郎 宇野
Tatsuaki Komatsu
達明 小松
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Abstract

【課題】 製造が容易であり、又、表面抵抗を低く抑えて電子部品を保護する効果を向上させることがきるように工夫したドームシートと、そのようなドームシートを製造する製造方法を提供すること。
【解決手段】 PET基材と、上記PET基材の内側面に設置されたドーム接点と、を具備してなるドームシートにおいて、上記PET基材の表面にアルミ箔フィルムを設置したものであり、それによって、製造が容易化されて製造に要するコストも低減されると共に、表面抵抗も小さく抑えられるので高いESD(静電気放電)遮蔽効果を期待できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドームシートとドームシートの製造方法に係り、特に、製造を容易にし、且つ、表面の抵抗値を低く抑えて、ESD(electro−static discharge、静電気放電)から電子部品を保護する効果を向上させることがきるように工夫したものに関する。
ドームシートを使用した従来のスイッチは、例えば、図2に示すような構成になっている。まず、基板101があり、この基板101上には各種電子部品103が実装されていると共に、固定接点105が設置されている。
上記基板101上にはドームシート107が対向・配置されている。上記ドームシート107は次のような構成になっている。まず、PET基板109があり、このPET(ポリエチレンテレフタレート)基板109の裏面にはアクリル系粘着剤111が塗布されていて、そのアクリル系粘着剤111にはドーム接点113が接着・固定されている。又、上記PET基板109の表面には、銀(Ag)ペースト膜115が印刷によって設置されている。この銀(Ag)ペースト膜113によってESD(静電気放電)から上記各種電子部品103を保護しているものである。
又、上記ドーム接点113は押圧されることにより反転して上記固定接点105に接触する。それによって、電気的導通が得られることになる。すなわち、ドーム接点113の外周部は固定接点105の外側接点105bに常接されていて、押圧されることによりトーム接点113の中央部が固定接点105の中央接点105aに接触し、それによって、上記電気的導通が得られることになる。
尚、この種のドームシートの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2がある。
特開2001−143570号公報 特開2004−31185号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
銀(Ag)ペースト膜115としては、銀(Ag)自体が高価な金属であるために、メッシュ状の印刷パターンを採用している。ところが、そのようなメッシュ状の印刷パターンを採用した場合には、表面の抵抗値が高くなってしまい、ESD(静電気放電)から各種電子部品103を保護する効果が低下してしまうという問題があった。
すなわち、銀(Ag)ペースト膜115の抵抗値が低い場合には静電気はそこに帯電することになるので、各種電子部品103への電気的衝撃を回避することができるが、銀(Ag)ペースト膜115の抵抗値が高い場合にはそこに帯電される静電気の量は減少し、その分各種電子部品103に影響することになってしまうものである。
又、銀(Ag)ペースト膜115を印刷によって設ける場合には、複数の工程を経る必要があり作業が面倒であるという問題があった。具体的には、印刷から乾燥に至る複数の工程である。
又、その際、銀(Ag)の経時変化による変色を防止するための管理が必要になり、それも作業を面倒にする大きな要因になっていた。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、製造が容易であり、又、表面抵抗を低く抑えて電子部品を保護する効果を向上させることがきるように工夫したドームシートと、そのようなドームシートを製造する製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるドームシートは、PET基材と、上記PET基材の内側面に設置されたドーム接点と、を具備してなるドームシートにおいて、上記PET基材の表面にアルミ箔フィルムを設置したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるドームシートは、請求項1記載のドームシートにおいて、 上記アルミ箔フィルムの厚みは5μm〜15μmであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるドームシートの製造方法は、PET基材の表面にアルミ箔フィルムを加熱・加圧により一体化し、次いで上記PET基材の内側面にドーム接点を設置するようにしたことを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1によるドームシートは、PET基材と、上記PET基材の内側面に設置されたドーム接点と、を具備してなるドームシートにおいて、上記PET基材の表面にアルミ箔フィルムを設置するようにしたので、まず、高価な銀(Ag)ペースト膜ではなく比較的安価なアルミ箔フィルムを使用しているのでコストを低減させることができる。又、製造工程も単純であり、又、銀(Ag)ペースト膜のときのような変色を防止するための管理も不要であるので、製造が容易化されて製造に要するコストも低減されるものである。又、アルミ箔フィルムの場合には、表面の抵抗も増大することはなく、よって、高いESD(静電気放電)遮蔽効果を期待できる。
又、請求項2によるドームシートは、請求項1記載のドームシートにおいて、 上記アルミ箔フィルムの厚みを5μm〜15μmの範囲で構成しているので、上記効果を確実なものとすることができる。
又、請求項3によるドームシートの製造方法は、PET基材の表面にアルミ箔フィルムを加熱・加圧により一体化し、次いで上記PET基材の内側面にドーム接点を設置するようにしたので、簡単な作業によって所望のドームシートを得ることができる。
以下、図1を参照して本発明の一実施の形態を説明する。まず、基板1があり、この基板1上には各種電子部品3が実装されていると共に、固定接点5が設置されている。
上記基板1上にはドームシート7が対向・配置されている。上記ドームシート7は次のような構成になっている。まず、PET基板9があり、このPET基板9の厚みは、例えば、25μmである。上記PET基板9の裏面にはアクリル系粘着剤11が塗布されていて、そのアクリル系粘着剤11にはドーム接点13が接着・固定されている。上記アクリル系粘着剤11の厚みは、例えば、35μmである。又、上記PET基板9の表面には表面熱硬化粘着剤15を介してアルミ箔フィルム17が設置されている。このアルミ箔フィルム17によってESD(静電気放電)から上記各種電子部品3を保護しているものである。上記表面熱硬化粘着剤15の厚みは、例えば、5μmであり、上記アルミ箔フィルム17の厚みは、例えば、10μmである。
又、上記ドーム接点13は押圧されることにより反転して上記固定接点5に接触する。それによって、電気的導通が得られることになる。すなわち、ドーム接点13の外周部は固定接点5の外側接点5bに常接されていて、押圧されることによりトーム接点13の中央部が固定接点5の中央接点5aに接触し、それによって、上記電気的導通が得られることになる。
次に、上記ドームシート7の製造方法について説明する。まず、上記アルミ箔フィルム17に上記表面熱硬化粘着剤15を塗布する。次に、上記表面熱硬化粘着剤15を塗布された上記アルミ箔フィルム17と上記PET基板9を一対の加圧ローラ間に送り込む。上記表面熱硬化粘着剤15を塗布された上記アルミ箔フィルム17と上記PET基板9は上記一対の加圧ローラ間を通過することにより接着・固定される。次に、接着・固定された上記アルミ箔フィルム17と上記PET基板9にプレスを施す。次いで、上記PET基板9の裏面側にドーム接点13をアクリル系粘着剤11を介して固定する。以上の工程を経ることにより上記ドームシート7を得ることができる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、高価な銀(Ag)ペースト膜ではなく比較的安価なアルミ箔フィルム17を使用しているのでコストを低減させることができる。
又、製造工程も単純であり、又、銀(Ag)ペースト膜のときのような変色を防止するための管理も不要であるので、製造が容易化されるものであり製造に要するコストも低減されるものである。
因みに、製品コスト及び製造コストは従来の半分程度になる。
又、アルミ箔フィルム17の場合には、表面の抵抗も増大することはなく、よって、高いESD(静電気放電)遮蔽効果を期待できる。例えば、人間の手等から発生した静電気が機器の内部にて放電した場合、突入電圧が10kvにもなるが、それは上記アルミ箔フィルム17によって遮蔽され、内部の電子部品3に至るようなことはなく、電子部品3の損傷を確実に防止することができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば、アルミ箔フィルム17の厚みについては10μmに限定されるものではなく、例えば、5μm〜15μmの範囲で任意に選択すれば所望の効果を期待できる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、ドームシートとドームシートの製造方法に係り、特に、製造を容易にし、且つ、表面の抵抗値を低くして、ESD(静電気放電)から電子部品を保護する効果を向上させることがきるように工夫したものに関し、例えば、携帯電話に組み込まれるトームシートに好適である。
本発明の一実施の形態を示す図で、ドームシートを使用したスイッチの構成を示す一部断面図である。 従来例を示す図で、ドームシートを使用したスイッチの構成を示す一部断面図である。
符号の説明
1 基板
3 電子部品
5 固定接点
7 ドームシート
9 PET基材
11 アクリル系粘着剤
13 ドーム接点
15 熱硬化粘着剤
17 アルミ箔フィルム

Claims (3)

  1. PET基材と、上記PET基材の内側面に設置されたドーム接点と、を具備してなるドームシートにおいて、
    上記PET基材の表面にアルミ箔フィルムを設置したことを特徴とするドームシート。
  2. 請求項1記載のドームシートにおいて、
    上記アルミ箔フィルムの厚みは5μm〜15μmであることを特徴とするドームシート。
  3. PET基材の表面にアルミ箔フィルムを加熱・加圧により一体化し、次いで上記PET基材の内側面にドーム接点を設置するようにしたことを特徴とするドームシートの製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11345532A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Shin Etsu Polymer Co Ltd 照光式押釦スイッチ装置
JP2007273321A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可動接点体の製造方法

Patent Citations (2)

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