JP2009134348A - 情報記録装置、情報処理装置、およびアクセス制御方法 - Google Patents
情報記録装置、情報処理装置、およびアクセス制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】記録装置に複数のレンジが設定された場合のデータのアクセスを実現することが可能な情報記録装置、情報処理装置、およびアクセス制御方法を提供する。
【解決手段】ホストからのアクセス要求に対し、隣接するレンジ間にレンジが設定されていない番地が存在するか否かを示す情報が隣接するレンジ間毎に記述されている隣接レンジギャップ情報を用いて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスの可否を判定する。
【選択図】図9
【解決手段】ホストからのアクセス要求に対し、隣接するレンジ間にレンジが設定されていない番地が存在するか否かを示す情報が隣接するレンジ間毎に記述されている隣接レンジギャップ情報を用いて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスの可否を判定する。
【選択図】図9
Description
本発明は、データの記録および読み出しが行われるデータ記録部に、レンジが設定される情報記録装置、情報処理装置、およびアクセス制御方法に関する。
非特許文献1では、記録装置のアクセス制御方法について規定しており、その5.8節’Locking Template’では、記録メディア上の領域をいくつかのレンジに分割し、レンジ毎にリード・ロック(ロックされているそのレンジのデータ読み出し禁止)、ライト・ロック(ロックされているとそのレンジへの書き込み禁止)することを規定している。
TCG 記憶装置アーキテクチャのコア仕様書 1.0版 0.9改訂版(TCG Storage Architecture Core Specification Version 1.0 Revision 0.9 draft)、5.8節'Locking Template'、[online]、2007年5月24日、Trusted Computing Group、インターネット<URL:https://www.trustedcomputinggroup.org/specs/Storage/TCG_Storage_Architecture_Core_Specification_v01.9.pdf>
TCG 記憶装置アーキテクチャのコア仕様書 1.0版 0.9改訂版(TCG Storage Architecture Core Specification Version 1.0 Revision 0.9 draft)、5.8節'Locking Template'、[online]、2007年5月24日、Trusted Computing Group、インターネット<URL:https://www.trustedcomputinggroup.org/specs/Storage/TCG_Storage_Architecture_Core_Specification_v01.9.pdf>
ただし、上述した文献には、その実現方法については触れられていない。
本発明の目的は、記録装置に複数のレンジが設定された場合のデータのアクセスを実現することが可能な情報記録装置、情報処理装置、およびアクセス制御方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる情報記録装置は、複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する磁気ディスクと、前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報と、前記複数のレンジのそれぞれに対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報と、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報と、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報とが格納される記憶部と、ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲、前記レンジ外番地情報を用いて判定する判定部と、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止するアクセス制御部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、情報記録部に複数のレンジが設定された場合のデータのアクセスを実現することが可能になる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、タッチパッド15、タッチパッドコントロールボタン16、およびスピーカ19などが配置されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、High Definition Digital Versatile Disc(HD DVD)/DVDドライブ(ODD)112、カードコントローラ113、無線LANコントローラ114、IEEE 1394コントローラ115、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116等を備えている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム、および各種アプリケーションプログラムを実行する。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。CPU101によって実行されるオペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムがHDD111に対して、データのリード・アクセス要求、およびライト・アクセス要求を発行する。
ノースブリッジ102はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、表示信号は、コンピュータ本体11に設けられたインタフェース3、4をそれぞれ介して外部のTV1、外部のHDMIモニタ2に送出することもできる。
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD111、ODD112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ19に出力する。
カードコントローラ113は、PCカード、SD(Secure Digital)カードのようなカードを制御する。無線LANコントローラ114は、たとえばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。IEEE 1394コントローラ115は、IEEE 1394規格のシリアルバスを介して外部機器との通信を実行する。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
次に、図3を参照してハードディスクドライブ111の構成について説明する。
ハードディスクドライブ111は、
一定サイズ毎に番地が振り分けられた磁気ディスクに対して情報の記録および読み出しが行われる磁気記録ディスク131、ディスク131へ情報を書き込み・ディスクから情報を読み出すヘッダ132、ディスクを回転させるモータ133、それらを制御するハードディスクコントローラ134、ハードディスクコントローラ134内のCPUの動作コードを格納するROM136、作業用領域のRAM135等から構成される。
ハードディスクドライブ111は、
一定サイズ毎に番地が振り分けられた磁気ディスクに対して情報の記録および読み出しが行われる磁気記録ディスク131、ディスク131へ情報を書き込み・ディスクから情報を読み出すヘッダ132、ディスクを回転させるモータ133、それらを制御するハードディスクコントローラ134、ハードディスクコントローラ134内のCPUの動作コードを格納するROM136、作業用領域のRAM135等から構成される。
また、ハードディスクコントローラの構成を図4を参照して説明する。
ハードディスクコントローラ134は、ROM136に格納された動作コードを実行するCPU141、ホストからPATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストを受信するホストアクセス制御部142、ホストアクセス制御部142が受け取ったデータアクセスのリクエストに対してロック判定を行うロック判定部143、RAM135とのデータの送受信およびROM136からのデータ読み出しを行う外部メモリ制御部144、磁気記録ディスク131へのデータの記録および読み出し制御を行うディスクアクセス制御部145等を有する。
ハードディスクコントローラ134は、ROM136に格納された動作コードを実行するCPU141、ホストからPATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストを受信するホストアクセス制御部142、ホストアクセス制御部142が受け取ったデータアクセスのリクエストに対してロック判定を行うロック判定部143、RAM135とのデータの送受信およびROM136からのデータ読み出しを行う外部メモリ制御部144、磁気記録ディスク131へのデータの記録および読み出し制御を行うディスクアクセス制御部145等を有する。
磁気記録ディスク131に情報を書き込む場合、HDD111外部に存在するホスト(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム)から、PATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストがホストインタフェースを介してハードディスクコントローラ134に伝えられる。リクエストは、ハードディスクコントローラ134内のホストアクセス制御部142で受け取られる。ホストアクセス制御部142は、リクエストがあった書き込み開始番地と終端番地をロック判定部143に出力する。ロック判定部143はロック判定結果をホストアクセス制御部142に返す。ライト・ロックされていた場合はアクセス制御部としてのホストアクセス制御部142はその書き込みアクセスをアボートする。ライト・ロックされていない場合は、ディスクアクセス制御部に書き込み動作をリクエストし、ディスクアクセス制御部145はホストインタフェースを介してホストより受け取ったデータを磁気記録ディスク131上の指定された番地に書き込む。
情報を読み出す場合、HDD111外部に存在するホスト(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム)から、PATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストがホストインタフェースを介してハードディスクコントローラ134に伝えられる。リクエストは図4に示すホストアクセス制御部142で受け取られる。ホストアクセス制御部142は読み出し開始番地と終端番地をロック判定部143に出力する。ロック判定部143はロック判定結果をホストアクセス制御部142に返す。リード・ロックされていた場合はホストアクセス制御部142はその読み出しアクセスをアボートする。リード・ロックされていない場合は、ディスクアクセス制御部145に読み出し動作をリクエストし、ディスクアクセス制御部145は指定された番地のデータを読み出し、ホストインタフェースを介してホストへ渡す。
以上のロック判定部143の処理は、HW回路、及びCPU141がROM136及び磁気記録ディスク131に記録されるコードに従って動作するファームウェアにより実現され、必要に応じてRAM135を作業領域として利用する。ROM/RAMへのアクセスは外部メモリアクセス制御部144を介して実現される。
また、ホストアクセス制御部142がロック判定部に渡すアクセス情報は、アクセス終端アドレスの替わりに、アクセス長でもよい。
次に、ロック判定部143のロック判定をより詳細に説明する。
・ロック判定
<準備>
磁気記録ディスク131に割り当てられるレンジを、番地の若い順にレンジ0、レンジ1、と順に呼ぶこととする。レンジの設定最大設定可能数Mは2以上とする。つまり、レンジは最大でレンジM−1まで設定できる。例えば、M=2の場合であれば、レンジ0,レンジ1のみ設定可能となる。レンジ毎にレンジの有効/無効を設定できるようにすることで、有効なレンジ数はMより小さくともよく、レンジによるアクセス制御を行わない場合は、全てのレンジを無効と設定する。レンジの番号は若い番号から順に使用するものとし、途中の番号を飛ばして設定することはしない。また、異なるレンジ間で番地が重複する設定もしないが、隣接レンジ間の番地が連続でなく、レンジの設定されない番地が存在してもよい。このレンジの設定は、CPU101で実行されるアプリケーションプログラムによって行われる。
<準備>
磁気記録ディスク131に割り当てられるレンジを、番地の若い順にレンジ0、レンジ1、と順に呼ぶこととする。レンジの設定最大設定可能数Mは2以上とする。つまり、レンジは最大でレンジM−1まで設定できる。例えば、M=2の場合であれば、レンジ0,レンジ1のみ設定可能となる。レンジ毎にレンジの有効/無効を設定できるようにすることで、有効なレンジ数はMより小さくともよく、レンジによるアクセス制御を行わない場合は、全てのレンジを無効と設定する。レンジの番号は若い番号から順に使用するものとし、途中の番号を飛ばして設定することはしない。また、異なるレンジ間で番地が重複する設定もしないが、隣接レンジ間の番地が連続でなく、レンジの設定されない番地が存在してもよい。このレンジの設定は、CPU101で実行されるアプリケーションプログラムによって行われる。
予め、ファームウェアにより各レンジについて、レンジ先頭番地、レンジ終端番地、レンジの有効/無効(1が有効、0が無効)、リード・ロック(1がリード・ロックする、0がリード・ロックしない)、ライト・ロック(1がライト・ロックする、0がライト・ロックしない)、及び一つ前のレンジとの連続性を記述する連続設定レジスタ(1が連続しない、0が連続する)が、例えばSRAMで構成される記憶装置としてのレンジ設定レジスタ143Aに設定される。非稼働時において、これらの設定は、例えば磁気記録ディスク131に格納される。
ただし、レンジ0のみは先行するレンジが存在しないため、先行レンジ連続設定レジスタは持たない。また、予め、ファームウェアによりレンジが設定されていない設定レンジ外アドレスについてリード・ロック(1がリード・ロックする、0がリード・ロックしない)、ライト・ロック(1がライト・ロックする、0がライト・ロックしない)が設定される。
レンジ設定レジスタ143A内の各レジスタはCPUバスと接続され、バス上の番地が設定されており、CPUはその番地を指定することで各レジスタへのリードアクセス、ライトアクセスを実行する。
<判定手順>
1.ロック判定
ロック判定部143が行うリード・ロック判定については、図5に示すように、論理積演算器201が「設定レンジ外転送判定結果」と「設定レンジ外リード・ロック設定レジスタ」の論理積を演算する。また、論理積演算器211〜21Mが、レンジx(x=0、…、M−1)における「レンジx転送判定結果」と「リード・ロック設定レジスタ」との論理積を演算する。そして、論理和演算器221が、論理積演算器201の演算結果と論理積演算器211〜21Mの各演算結果の論理和を演算することでリード・ロック判定を実現する。
1.ロック判定
ロック判定部143が行うリード・ロック判定については、図5に示すように、論理積演算器201が「設定レンジ外転送判定結果」と「設定レンジ外リード・ロック設定レジスタ」の論理積を演算する。また、論理積演算器211〜21Mが、レンジx(x=0、…、M−1)における「レンジx転送判定結果」と「リード・ロック設定レジスタ」との論理積を演算する。そして、論理和演算器221が、論理積演算器201の演算結果と論理積演算器211〜21Mの各演算結果の論理和を演算することでリード・ロック判定を実現する。
レンジx(x=0、…、M−1)における「レンジx転送判定結果」とは、レンジxがアクセス範囲に含まれるか否かを示す(1がアクセス範囲に含まれる、0がアクセス範囲に含まれない)。レンジxにおける「転送判定結果」と「リード・ロック設定レジスタ」との論理積は、レンジxがアクセス範囲に含まれ、且つリード・ロック設定レジスタが“1”(リード・ロックする)の場合にのみ、“1”となる。
「設定レンジ外転送結果」は、設定レンジ外の番地が転送に含まれるかどうかを判定結果である(1がアクセス範囲に含まれる、0がアクセス範囲に含まれない)。
「設定レンジ外転送結果」と「設定レンジ外リード・ロック設定レジスタ」の論理積は、設定レンジ外のアドレスがアクセス範囲に含まれ、且つ設定レンジ外の設定レンジ外リード・ロック設定レジスタが“1”(リード・ロックする)の場合にのみ1となる。
従って、論理和(リード・ロック判定家結果)が“1”となるのは、、アクセス範囲内に含まれるいずれかのレンジのリード・ロック設定レジスタが“1”(リード・ロックする)である場合に、または設定レンジ外のアドレスがアクセス範囲に含まれ、且つ設定レンジ外の設定レンジ外リード・ロック設定レジスタが“1”(リード・ロックする)の場合である。
ロック判定部143が行うライト・ロック判定については、図6に示すように、第1論理積演算器としての論理積演算器301が「設定レンジ外転送結果」と「設定レンジ外ライト・ロック設定レジスタ」の論理積を演算する。また、第2論理積演算器としての論理積演算器311〜31Mが、各レンジの「転送判定結果」と「ライト・ロック設定レジスタ」の論理積を演算する。そして、論理和演算器321が、論理積演算器301の演算結果と論理積演算器311〜31Mの各演算結果の論理和を演算することでライト・ロック判定を実現する。
2.レンジ転送判定
次に、図5および図6の「レンジx転送判定結果」を演算するレンジx転送判定部(x=0〜M−1,総数はM)について図7を参照して説明する。
次に、図5および図6の「レンジx転送判定結果」を演算するレンジx転送判定部(x=0〜M−1,総数はM)について図7を参照して説明する。
比較器401が、ホストアクセス制御部より与えられる「転送開始番地」が「レンジ終端番地」以下であるかどうかを判定する。また、比較器402が、ホストアクセス制御部より与えられる「転送終了番地」が「レンジ開始番地」以上であるかを判定する。そして、論理積演算器403が、二つの比較器401,402の演算結果とレンジ「x有効化レジスタ」の値の論理積を演算する。論理積演算器403の出力が「レンジx転送判定結果」となる。
3.レンジ外転送判定
次に、図5および図6の「設定レンジ外転送判定結果」を演算するレンジ外転送判定部について図8を参照して説明する。
次に、図5および図6の「設定レンジ外転送判定結果」を演算するレンジ外転送判定部について図8を参照して説明する。
レンジに含まれない番地は、転送開始番地がレンジ0の開始番地未満の値か、有効と設定されているレンジのなかで最も大きな番地を持つレンジの終端番地を超えた値か、隣接レンジ間が連続でない場合のレンジ間の番地のいずれかである。
図8に示すように、論理和演算器501が「レンジ0,1間ギャップ転送判定結果」〜「レンジM−2,M−1間ギャップ転送判定結果」(「レンジn−1,n間ギャップ転送判定結果」[n=1〜M−1,総数はM−1])と「レンジ無し転送判定結果」と「レンジ0未満番地転送判定結果」と有効レンジ超番地転送判定結果」との論理和を演算する。論理和演算器の出力が設定レンジ外転送判定結果となる。
「レンジn−1,n間ギャップ転送判定結果」は、隣接するレンジ間のレンジ外領域(以下レンジ間ギャップ)がアクセス領域に含まれるか否かを示す(1が含まれる、0が含まれない)。
「レンジ無し転送判定結果」は、有効なレンジが1つも設定されていない場合の設定レンジ外転送判定結果を示す(1が有効なレンジが1つも設定されていない、0が有効なレンジが設定されている)。
「レンジ0未満番地転送判定結果」は、レンジ0先頭番地未満の番地が転送に含まれるか否かを示す(1が含まれる、0が含まれない)。
「有効レンジ超番地転送判定結果」は、有効なレンジ中で最大の番地が設定されているレンジの終端番地より大きい番地が転送に含まれるか否かを示す(1が含まれる、0が含まれない)。
3-1.レンジn−1,n間ギャップ転送結果(n=1〜M−1、総数はM−1)
図8の「レンジn−1,n間ギャップ転送結果」を演算する判定部としてのギャップ転送判定部について図9を参照して説明する。
図8の「レンジn−1,n間ギャップ転送結果」を演算する判定部としてのギャップ転送判定部について図9を参照して説明する。
図9に、隣接するレンジ間のレンジ外領域(以下レンジ間ギャップ)が転送に含まれるかどうか判定する方法を示す。nが1,2,3,4,…,M−1のそれぞれについて判定回路が存在する。M=2の場合は、n=1の判定回路のみとなる。
比較器601が「レンジn−1終端番地レジスタ」の値がホストアクセス制御部より与えられる「転送終了番地」未満であるかどうか判定する。また、判定器602が、「レンジn先頭番地レジスタ」の値がホストアクセス制御部より与えられる「転送開始番地」より大きいかを判定する。否定演算器603が、「レンジn連続設定レジスタ」の値の否定演算を行う。論理積演算器604が、二つの比較器601,602の演算結果と否定演算器603の演算結果との論理積を演算することにより、n−1,n間ギャップ転送を判定する。
なお、比較器601と比較器602との論理積の演算結果が、前記アクセス範囲内の番地が、前記隣接する二つのレンジを跨る状態、および前記隣接するレンジ間の番地を含む状態の二つの状態の何れかの状態であるか前記二つの状態以外であるかの判定結果に相当する。
3-2.レンジなし転送判定結果
図8の「レンジ無し転送結果」を演算するレンジ無し転送判定部について図10を参照して説明する。
図10に有効なレンジが1つも設定されていない場合のレンジ外転送判定方法を示す。「レンジ0有効化レジスタ」の値の否定がレンジのない場合の転送判定となる。レンジは若い番号から順に使用するため、最も若い番号であるレンジ0が無効であれば有効なレンジは存在せず、転送はすべてレンジ外転送となる。
図8の「レンジ無し転送結果」を演算するレンジ無し転送判定部について図10を参照して説明する。
図10に有効なレンジが1つも設定されていない場合のレンジ外転送判定方法を示す。「レンジ0有効化レジスタ」の値の否定がレンジのない場合の転送判定となる。レンジは若い番号から順に使用するため、最も若い番号であるレンジ0が無効であれば有効なレンジは存在せず、転送はすべてレンジ外転送となる。
3-3.レンジ0未満番地転送判定結果
図8の「レンジ0未満番地転送判定結果」を演算するレンジ0未満番地転送判定部について図11を参照して説明する。
比較器701が、ホストアクセス制御部142より与えられる「転送開始番地」の値がレンジ0先頭番地レジスタ」より小さいかどうかを判定する。論理積演算器702が、比較器701の比較結果と「レンジ0有効化設定レジスタ」の値の論理積を演算することにより、レンジ0未満番地転送を判定する。
図8の「レンジ0未満番地転送判定結果」を演算するレンジ0未満番地転送判定部について図11を参照して説明する。
比較器701が、ホストアクセス制御部142より与えられる「転送開始番地」の値がレンジ0先頭番地レジスタ」より小さいかどうかを判定する。論理積演算器702が、比較器701の比較結果と「レンジ0有効化設定レジスタ」の値の論理積を演算することにより、レンジ0未満番地転送を判定する。
3-4.有効レンジ超番地転送判定結果
図8の「有効レンジ超番地転送判定結果」を演算する有効レンジ超番地転送判定部について図12を参照して説明する。
レンジは若い番号から順に使用するから、レンジnの終端番地がレンジが設定されている番地の中で最大番地である場合、レンジn+1は無効である。つまり、レンジnの終端番地がレンジが設定されている番地の中で最大番地であるか否かは、「レンジn有効化レジスタ」値と「レンジn+1有効化レジスタ」の否定値との論理積により判定できる。
図8の「有効レンジ超番地転送判定結果」を演算する有効レンジ超番地転送判定部について図12を参照して説明する。
レンジは若い番号から順に使用するから、レンジnの終端番地がレンジが設定されている番地の中で最大番地である場合、レンジn+1は無効である。つまり、レンジnの終端番地がレンジが設定されている番地の中で最大番地であるか否かは、「レンジn有効化レジスタ」値と「レンジn+1有効化レジスタ」の否定値との論理積により判定できる。
よって、図12に示すように、比較器7(n+1)1(n=0〜M−1)が、「レンジn終端番地レジスタ」の値がホストアクセス制御部より与えられる転送終了番地の値未満であるか否かを判定する。論理積演算器7(n+1)2(n=0〜M−1)が、比較器の演算結果と「レンジn有効化レジスタ」値と「レンジn+1有効化レジスタ」値との論理積を演算する。論理和演算器721が、各レンジn(n=0〜M−1)の論理積演算結果の論理和を演算することで、有効レンジ超番地転送判定結果が得られる。
なお、n=M−1の場合は、レンジM−1が設定可能な最大のレンジであるから、レンジM−1が有効であればレンジM−1が最大番地を含むことになる。レンジn+1有効化レジスタ、つまりレンジM有効化レジスタは存在せず、判定にも必要ないから点線で示した部分は存在しない。
4.ロック判定例
以下に、ロック判定部で判定されるロックエラーの例について説明する。
図13(A)に示すように、転送終了開始番地および転送終了番地がレンジ0内にあり、レンジ0が該当アクセスに関してロックされていたらロックエラーになる。
以下に、ロック判定部で判定されるロックエラーの例について説明する。
図13(A)に示すように、転送終了開始番地および転送終了番地がレンジ0内にあり、レンジ0が該当アクセスに関してロックされていたらロックエラーになる。
図13(B)に示すように、転送開始番地がレンジ0内、転送終了番地がレンジ2内の場合、レンジ0,1,2のいずれかが該当アクセスに関してロックされていたらロックエラーになる。
図13(C)に示すように、転送開始番地がレンジ0未満の番地、転送終了番地がレンジ0内の場合、レンジ0若しくはレンジ外が該当アクセスに関してロックされていたらロックエラーになる。
図13(D)に示すように、転送開始番地がレンジ0内、転送終了番地がレンジ0とレンジ1との間のレンジ外の場合、レンジ0若しくはレンジ外が該当アクセスに関してロックされていたらロックエラーになる。
レンジ間にレンジが設定されていない番地があるかないかを示すレジスタが無い場合、レンジ間にレンジ外番地があるか否かを検出する必要があった。ところが、レンジ間にレンジが設定されていない番地があるかないかを示すレジスタを導入することで、設定されたレンジには含まれない、レンジとレンジの間の番地へのアクセスについても効率的にロック判定することが可能となった。
なお、情報処理装置として、ノート型パーソナルコンピュータの例を説明したが、図14,15に示す音楽等を再生するメディアプレーヤであっても良い。
図14,15を参照してメディアプレーヤの構成を説明する。
図14は、主として携帯して用いられるメディアプレーヤ(情報処理装置)の主要な構成を説明する概略ブロック図である。
図14は、主として携帯して用いられるメディアプレーヤ(情報処理装置)の主要な構成を説明する概略ブロック図である。
図14に示すメディアプレーヤ(音楽/画像/ビデオ情報記録再生装置)801は、ユーザ(利用者)からの制御信号の入力や選択指示信号の入力に用いられる操作部803、例えば現在再生中の音声/音楽プログラムのファイル名や音声プログラム中に含まれる文字情報あるいは映像データを再生した動画もしくは静止画が表示可能なLCDパネル(液晶表示装置)805、例えば数G(ギガ)バイトないし数10Gバイトの記憶容量が与えられたハードディスク装置(以下HDDと表示する)807、および主として携帯して用いられる際の電源であるバッテリ(二次電池)809、および主制御部であるCPU811等を有する。なお、HDD807は、プレーヤ801から取り外すことが可能にユニット化されている「モバイルディスク」、SD・MMCメモリカード、メモリスティックであってもよい。HDD807は、FLASH ROM、SSD(SolidStateDisk)であってもよい。
CPU811には、ユーザによる操作部803の操作により入力される制御信号を受け付けるI/O(入出力)ポート813、LCDパネル805に表示すべき画像や文字列を表示させるためのディスプレイドライバ(LCD駆動回路)815、HDD807に保持されている映像データや音声/音楽データをアナログ出力に変換する出力部817、およびバッテリ809により提供される電力すなわち所定の電圧および許容される電流を管理する電源制御IC(Power Management integrated circuit)819等が接続されている。
CPU811にはまた、HDD807に記憶されたデータの再生およびHDD807へのデータの記録、ならびにHDD807の起動あるいは図示しない主電源のオン/オフ等の制御に利用されるシステムメモリであるROM(Read Only Memory)821、(入力された)制御信号に対応する制御情報やコマンド等が一次的に保持するとともに、HDD807から読み出された一定量のデータをバッファするワークメモリ、すなわちRAM(Random Access Memory)823が、制御バス825を経由して接続されている。
電源制御IC819は、バッテリ809により提供される電力すなわち所定の電圧および許容される電流を管理する。バッテリ809には、充電部(charger)833が接続されている。なお、充電部833は、商用電源(AC100V)を直接受け入れる構造とすることも可能であるが、この例では、プレーヤ801の小型化のため、通常は図示しない外部電源装置により、5V前後の直流(DC)に減圧/変換された直流電圧が電源入力部833Aから入力される。
CPU811にはまた、映像データ(文字データを含む)や音楽データ(音声データを含む)の供給元となる、例えばパーソナルコンピュータとの間で、データの受け渡しに用いられるUSB(Universal serial Bus)ポート841、並びに無線ネットワーク(Wireless Local Area Network)ユニット(通信部)843、および通常のアナログ出力に利用される入出力端子845等が接続されている。
USBポート841は、USBコネクタ841Aを介して、プレーヤ801から、半導体メモリを収容したオーディオ専用再生装置(USBフラッシュメモリプレーヤ)やUSBスピーカ等の外部装置への音楽データ(音声データ)の転送、あるいはマイク(外部入力)からの音楽/音声信号の入力に利用される。
無線ネットワークユニット843は、2.4GHz帯の電波を用いた(高速)通信規格のプロトコルに準拠したブルートゥース(Bluetooth(登録商標))のみが設けられてもよいし、IEEE802.11a/b/gに準拠した汎用の無線LAN装置のみが設けられてもよいし、両者が併用されてもよいことはいうまでもない。すなわち、無線LAN装置あるいはブルートゥースが組み込まれることで、例えば家庭内もしくは所定の条件を満足する特定の範囲に位置されたサーバコンピュータやパーソナルコンピュータとの間で、データの受け渡しが可能である。
アナログ出力に利用される出力端子845には、出力部817に設けられたオーディオコーデック(Audio codec)847によりアナログ信号に復調された音楽あるいは音声が供給される。従って、出力端子845に、例えばヘッドホン(Head phone)あるいは増幅機能付きスピーカを装着することで、音楽または音声が再生される。もちろん、出力端子845からの出力を図示しないアンプ装置に入力し、アンプ装置に図示しないスピーカを接続して、より大きな音量を得ることも可能である。なお、オーディオコーデック847は、図示しないマイクまたはライン入力(外部入力)端から直接入力されるアナログ信号をAD変換してデジタル信号として入力することも可能である。
出力端子845には、出力部817に設けられたビデオエンコーダ(Video encoder)849も設けられている。これにより、例えばHDD807に保持されている映像データを、図示しないモニタ装置やテレビ受像機に転送して再生させることも可能である。
上述したメディアプレーヤ801においては、HDD807には、予め圧縮された音楽データや画像データ、ビデオデータ等の(コンテンツ)が、所定の規則に従って記録される。なお、データの圧縮において、音楽データの圧縮には、例えばMP3(MPEG−1 audio layer 3)、WMA(Windows Media Audio)等の方式が、画像データの圧縮には、例えばJPEG、GIFあるいはBMP−RLE等の方式が、ビデオデータの圧縮には、例えばWMV(Windows Media Video)、MPEG等の方式が、それぞれ用いられる。
なお、操作部803は、図15にプレーヤ801の外観を示すが、音楽/画像/ビデオの再生の開始や停止の指示、LCD805に表示される情報の切り換え、LCD805に表示された歌詞やプログラムの文字情報をスクロールする、等の制御コマンドの入力に利用される多機能ボタン803Aを含む。多機能ボタン803Aは、例えば中央部のボタンが押された場合は、上述の再生の開始や停止の指示のためのオン信号を入力可能で、4方向(一般に「上下左右」と呼称される)のいずれかのボタンが押されることで、例えばLCD805に表示されている画像や文字列を、力が加えられているボタンの方向にスクロールさせる制御コマンド(指示)を入力させることができる。また、プレーヤ801の所定の位置には、無線ネットワークユニット843と、外部との無線通信に用いられるアンテナ801aが設けられている。なお、アンテナ801aは、例えばLCD805の周囲や、プレーヤ801の側面の図示しない主電源スイッチの近傍等、プレーヤ801を構成する部材のうちの、非金属材料が用いられている部分に設けられることが好ましい。
本メディアプレーヤは、HDD807の代わりにNAND型フラッシュメモリを用いた情報記録装置を用いても良い。次に、図16,17を参照してNAND型フラッシュメモリを用いた情報記録装置の構成を説明する。
次に、図16を参照してNAND型フラッシュメモリを用いた情報記録装置(SSD:Solid State Device)911の構成について説明する。
情報記録装置911は、NAND型フラッシュメモリ931、それらを制御するNAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934、NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ内のCPUの動作コードを格納するROM936、作業用領域のRAM935等から構成される。
情報記録装置911は、NAND型フラッシュメモリ931、それらを制御するNAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934、NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ内のCPUの動作コードを格納するROM936、作業用領域のRAM935等から構成される。
また、NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934の構成を図17を参照して説明する。
NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934は、ROM936に格納された動作コードを実行するCPU941、ホストからPATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストを受信するホストアクセス制御部942、ホストアクセス制御部942が受け取ったデータアクセスのリクエストに対してロック判定を行うロック判定部943、RAM935とのデータの送受信を行う外部メモリ制御部944、NAND型フラッシュメモリ931へのデータの記録および読み出し制御を行うNAND型フラッシュメモリアクセス制御部945等を有する。
NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934は、ROM936に格納された動作コードを実行するCPU941、ホストからPATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストを受信するホストアクセス制御部942、ホストアクセス制御部942が受け取ったデータアクセスのリクエストに対してロック判定を行うロック判定部943、RAM935とのデータの送受信を行う外部メモリ制御部944、NAND型フラッシュメモリ931へのデータの記録および読み出し制御を行うNAND型フラッシュメモリアクセス制御部945等を有する。
NAND型フラッシュメモリ931に情報を書き込む場合、情報記録装置911外部に存在するホスト(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム)から、PATA/SATA等のプロトコルに従ったリクエストがホストインタフェースを介してNAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934に伝えられる。リクエストは、NAND型フラッシュメモリアクセスコントローラ934内のホストアクセス制御部942で受け取られる。ホストアクセス制御部942は、リクエストがあった書き込み開始番地と終端番地をロック判定部943に出力する。ロック判定部943はロック判定結果をホストアクセス制御部942に返す。ライト・ロックされていた場合はホストアクセス制御部942はその書き込みアクセスをアボートする。ライト・ロックされていない場合は、NAND型フラッシュメモリアクセス制御部945に書き込み動作をリクエストし、NAND型フラッシュメモリアクセス制御部945はホストインタフェースを介してホストより受け取ったデータをNAND型フラッシュメモリ931上の指定された番地に書き込む。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
201…論理積演算器,211〜21M…論理積演算器,221…論理和演算器,301…論理積演算器,311〜31M…論理積演算器,321…論理和演算器,401…比較器,402…比較器,403…論理積演算器,501…論理和演算器,601…比較器,602…比較器,603…否定演算器,604…論理積演算器,701…比較器,702…論理積演算器,711,721〜7M1…比較器,712,722〜7M2…比較器,721…論理和演算器。
Claims (10)
- 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する磁気ディスクと、
前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報と、前記複数のレンジのそれぞれに対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報と、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報と、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報とが格納される記憶部と、
ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲、前記レンジ外番地情報を用いて判定する判定部と、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止するアクセス制御部とを具備することを特徴とする情報記録装置。 - 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する記憶装置と、
前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報と、前記複数のレンジのそれぞれに対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報と、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報と、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報とが格納される記憶部と、
ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲内の番地、前記レンジ外番地情報を用いて判定する判定部と、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止するアクセス制御部とを具備することを特徴とする情報記録装置。 - 前記判定部は、前記アクセス範囲内の番地と、前記複数のレンジの番地範囲の情報とを用いて、前記アクセス範囲内の番地が、前記隣接する二つのレンジを跨る状態、および前記隣接するレンジ間の番地を含む状態の二つの状態の何れかの状態であるか前記二つの状態以外であるか判定し、この判定結果と前記レンジ外番地情報とを用いてアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の情報記録装置。
- 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する磁気ディスクを有する情報記録装置と、
前記情報記録装置のアクセス範囲内の番地に対してアクセス要求を発行するホストと
を具備し、
前記情報記録装置は、
前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報と、前記複数のレンジのそれぞれに対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報と、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報と、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報とが格納される記憶部と、
前記ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲、前記レンジ外番地情報を用いて判定する判定部と、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止するアクセス制御部とを具備する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する記憶装置を有する情報記録装置と、
前記情報記録装置のアクセス範囲内の番地に対してアクセス要求を発行するホストと
を具備し、
前記情報記録装置は、
前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報と、前記複数のレンジのそれぞれに対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報と、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報と、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報とが格納される記憶部と、
前記ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲内の番地、前記レンジ外番地情報を用いて判定する判定部と、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止するアクセス制御部とを有する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記判定部は、前記アクセス範囲内の番地と、前記複数のレンジの番地範囲の情報とを用いて、前記アクセス範囲内の番地が、前記隣接する二つのレンジを跨る状態、および前記隣接するレンジ間の番地を含む状態の二つの状態の何れかの状態であるか前記二つの状態以外であるか判定し、この判定結果と前記レンジ外番地情報とを用いてアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項4または請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記磁気ディスク記録部に前記レンジを設定する手段を更に具備することを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する磁気ディスクを有する情報記録装置のアクセス範囲内の番地に対してホストからアクセス要求を発行し、
ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報を用いて判定し、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応するレンジのアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止する
ことを特徴とするアクセス制御方法。 - 複数の番地が割り当てられた記憶領域を有する記憶装置を有する情報記録装置のアクセス範囲内の番地に対してホストからアクセス要求を発行し、
ホストによってアクセス要求されたアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを、前記複数の番地を分割する複数のレンジの番地範囲の情報、前記アクセス範囲、隣接する二つのレンジ毎に当該二つのレンジの間に前記レンジ外番地が含まれるか否かを示すレンジ外番地情報を用いて判定し、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が少なくとも含まれている場合、前記複数の番地の中で前記複数のレンジの何れにも属さないレンジ外番地に対するアクセスの可否を指定する第1のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止し、
前記アクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれていない場合、前記複数のレンジの内で前記アクセス範囲内に属する番地に対応するレンジのアクセスの可否を指定する第2のアクセス制限情報に基づいて、前記アクセス要求されたアクセス範囲に対するアクセスを許可または禁止する
ことを特徴とするアクセス制御方法。 - 前記アクセス範囲内の番地と、前記複数のレンジの番地範囲の情報とを用いて、前記アクセス範囲内の番地が、前記隣接する二つのレンジを跨る状態、および前記隣接するレンジ間の番地を含む状態の二つの状態の何れかの状態であるか前記二つの状態以外であるか判定し、この判定結果と前記レンジ外番地情報とを用いてアクセス範囲内に前記レンジ外番地が含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項8または請求項9の何れか1項に記載のアクセス制御方法。
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